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2019-01-16 10:43

敵は中国 北方領土と対露外交

 最近、北方領土の話が繰り返し出ています。
 そしていましも北方領土が返りそう、しかし返らないのは「安倍が悪い」ような話になっています。
 なぜならこのところ安倍総理がまた頻繁にプーチンと会談しているからです。

 しかしワタシは北方領土は今の状況では絶対に動かないと思います。
 
 北方領土の返還はロシア側から言えば、領土の喪出です。
 しかしロシア人は「領土は寸土も喪うな」を文字通り信奉している人達ですから、北方領土返還でロシアがどのような利益を得ようとも、そんな交渉は絶対に認めないでしょう。

 これをロシア人に呑ませる事ができるのは、スターリンのような強大な独裁者だけです。

 今のプーチンにそんな力はありません。 今のプーチンは大統領の地位を守るのに手いっぱいなのです。
 
 この状態でプーチンが返還に同意しても、プーチン政権は崩壊、その後の政権と揉め続ける事になります。

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 一方、日本側はどうでしょうか?

 例えば奇跡が起きて、北方領土が返ってきたとしたして、北方領土に移住する人はいるのですか?

 現在、北方領土にはロシア人が住み、ロシアの世界を作っています。
 平和的交渉での返還では、この人たちを追い出す事は難しいでしょう。

 そして北方領土が返還されても、この住民たちが残ったらどうでしょうか?
 幾ら日本領になっても、日本人が移住して、ロシア人住民を圧倒しなければ、日本経済に取り込む事ができなければ、領有権は非常に不安定な物になります。

 しかし北方領土へ移住したい日本人はどれほどいるのでしょうか?
 稚内や網走や釧路など、道東の都市さへ過疎化が進んでいる状況で、北方領土へ移住して、そこで新しい生活を始める人などいるのでしょうか?
 ワタシは返還運動にかかわってきた熱心な活動家を除いて皆無だと思います。 

 だって生活の手段がありませんから。

 だから今、北方領土を返されても管理が大変なのです。 

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 それではなぜ安倍総理が、やたらにプーチンにすり寄るのか?
 
 それはロシアを対中包囲網に加えたいからでしょう。 
 と言うより対中包囲網を作る上で、ロシアが中国側についていては絶対に困るのです。

 これはロシアの軍事力と、地理的な位置を見れば明らかです。

 ところでロシアは米ソ冷戦時代も、中国とは険悪でした。
 それでも双方社会主義国として、団結して資本主義国家と対決するという建前は顕示していました。

 だからアメリカはソ連に勝つために中国と国交正常化をして、中国を支援(ミサイル技術まで教えた!!)し続けました。

 それでソ連が崩壊したら、今度は中国が化け物になってしまったわけです。
 
 だったらこの化け物に対抗するには、ロシアを支援して化け物と戦わせる方向に持って行くべきでしょう。
 そして対中囲網を作る為には、ロシアを包囲網側に取り込みたい、少なくともロシアを中国側に着けてははイケナイのです。

 ワタシはこれが安倍総理やトランプ大統領の対露外交の根底にあると思います。
 
 だから安倍総理もトランプ大統領も、プーチンとの関係は大事にするのでしょう。

 一方、プーチンも強か者ですから、それを承知でできる限り、対露友好を高く売りつけようと頑張るのです。
 その為には、態々中国と軍事演習などやって「オレに冷たくするなら、中国側へ行っちゃうからね。 オマイラ、それでもいいのかい?」とアピールしたりもするわけです。

 マジに食えない奴ですね。

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 でも、ロシアだって本当に中国と仲良くできるわけもないのです。

 だって中国は現在ロシア領になっているロシア沿海州は勿論、あわよくばシベリアまでも奪う気満々です。
 そして現実に中国人の不法移民がロシア沿海州やシベリアにまで大量に入り込んで、人口侵略が着々と進んでいるという現実があります。

 因みにロシアの沿海州が中国側の手に渡るのは、日本にとっては大変な脅威です。

 例えばウラジオストークが中国の手に渡るのと、このままロシアが持っているのとどちらが危険だと思いますか?

 ワタシは絶対前者だと思います。

 なぜなら現在、ロシア沿海州は人口希薄地です。
 だからウラジオストークは孤立した軍港で、ここに艦船を補給するには、バルチック艦隊の時と同様、ロシアのヨーロッパ側から、世界を一周して送り込むしかありません。

 でも中国からなら簡単に艦隊を補給できます。
 それどころか満州の工業地帯から人間と工場が押し寄せ、ウラジオストークとその近辺もまた工業化されて、そこでドンドン軍艦を作る事だってできるのです。

 中国の恐ろしさは無数の貧民がいて、彼等が常に移住する先と職を求め続けている事です。 だから現在でも既にロシア沿海州は中国人の不法移民に進攻侵略されつつあるのです。

 こういう事を考えると、ロシアにもそれなり頑張ってもらわないと困るのです。

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 それで日本もアメリカも、こうしたロシアの弱みも知った上で、「でもオマイ、中国なんか信じて大丈夫か? アイツはもうオマイの東側に入り込んで、奪う気満々なんだぜ。 アイツに東側奪われたくなかったら、オレタチと一緒に中国と戦った方がいいと思うよ。」と言っているわけです。

 しかしアメリカがロシアを支援するにあたっては、中国を支援した時には無かった厄介ごとがあります。

 なぜならロシアは東側では中国と対峙しているけれど、西側ではヨーロッパと対峙しているからです。
 しかもロシアにとっては、人口希薄地帯である東側より、元々のロシアの中心地であり人口密集地に近い西側の方がより重要なのです。

 だからアメリカや日本がロシアを支援すれば、ロシアはその支援で得た物を、西側での活動に使うでしょう。

 これはヨーロッパ諸国にとっては大変な脅威です。
 一方、ヨーロッパ諸国にとって中国は遠い国で、直接軍事的脅威にはなりません。

 だからトランプ大統領がプーチンと親しく、対中包囲網形成に熱心となると、それだけで十分トランプ大統領を警戒する理由になるでしょう?

 そしてアメリカとてもロシアがヨーロッパ側にのしてきて、再度「共産圏」を作る事など容認できるわけもないでしょう。

 そうなるとロシアへの支援もどの程度してよい物か?

 アメリカと雖も、ロシアと中国を敵に回しての二正面作戦はとれない。
 しかしロシアをアメリカ側に引き付ける為に支援をすると、ヨーロッパが危険になってしまう。

 つまり対中包囲網形成の為のロシア支援は、非常に微妙なバランスを取りながら行うしかない事なのです。 

 こうした状況を考えれば、安倍総理が頻繁にプーチンと会談するのはわかります。

 日本としてはロシアを中国側につかせない、ロシア沿海州を中国の手に渡さない、しかしあんまりロシアにのさばってもらっても困る、この方針でロシアを支援するしかないのです。

 この方策を実行する為には、ロシア側との緊密な連絡が不可欠なのです。 何しろこれは殆ど曲芸なのですから。

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 さてここまで長々書いたけど、何が言いたいかわかりますか?

 つまり今は北方領土どころじゃない!!と、言うことなのです。
 今の日本は北方領土より尖閣諸島と沖縄を守る事に専心するしかないのです。

 面積では尖閣と北方領土は比べ物にはなりません。
 しかし今現在ロシアがここを押さえている事で、日本への軍事的な危険は限られています。 
 つまり今のままなのです。

 けれども尖閣諸島を奪われると、日本のシーレーンが脅かされます。
 また尖閣諸島に軍港が作られると、中国軍艦、特に潜水艦が自由に太平洋に出られるようになります。

 そうなるとアメリカの太平洋制海権が脅かされる事になり、日米同盟にとって極めて危険です。

 だから中国が侵略的姿勢を変えない限り、北方領土よりも尖閣を優先するしかないのです。

 でも諦める必要はないでしょう。

 だって何百年経とうとも北方領土はなくなりません。

 けれども中国共産党が何百年も続くわけじゃないし、ロシアだって定期的に不安定状態になります。
 例えばプーチンが死ねば、どうでしょうか?

 プーチンはワタシや安倍総理より2歳年上です。
 彼がマレーシアのマハティール首相並みに、90過ぎでも権力を維持し続けたとしても、後30年ではありませんか?

 北方領土奪還はその後でも良いのではありませんか?
 
 その前に中国との冷戦に勝利していれば、もうロシアへの気遣いも無用なのですから。
  1. 安倍
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2019-01-14 20:24

今年最初の散歩

 今日は午後から散歩に出ました。

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 今年になって初めての散歩です。

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 昨年からの体調不良が年明けまで尾を引いていた上、このブログの画像の件でパニックを起こして、もう滅茶苦茶の年明けになりました。

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 それでもようやく何とか、散歩をする元気が出てきました。

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 形あるもの必ず壊れるのです。

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 クヨクヨしても仕方ありません。

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 気温が低くて、夕べ降った雪の結晶が、午後になってもまだ綺麗に輝いています。

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 拡大するとわかるでしょう?
 雪はホントに雪印の形の薄片なのです。

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 快晴の空と雪の輝きにつられて歩くうちに、西野神社まで来てしまいました。
 神社は明日のどんと焼きの松飾を持ち寄る人達で賑わっていました。

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 ワタシは神様に今度からネット絡みでパニックを起こさないで済むようにお願いしました。

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 そしてお札を買って帰りました。

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 今度パニックになったらお祓いをお願いするべきかも?

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 日は少し長くなりました。

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 太陽の光が力を取り戻し始めています。

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 これから季節は春に向かうのです。



  1. 札幌の四季
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2019-01-12 13:16

知恵を貸す 自称徴用工裁判

来日の韓国議員「政府は判決尊重せざるを得ず」
2019年01月11日 20時54分 読売新聞

 超党派の国会議員でつくる「日韓議員連盟」の額賀福志郎会長ら幹部は11日、来日中の韓日議連の姜昌一カンチャンイル会長ら韓国国会議員と東京都内で会食し、徴用工訴訟問題などで悪化した日韓関係について意見を交わした。


 出席者によると、額賀氏は、請求権問題の「完全かつ最終的解決」を確認した1965年の日韓請求権・経済協力協定について「日韓関係の原点であり、守られるべきだ」と訴えた。姜氏は「韓国政府は、韓国大法院(最高裁)の判決を尊重せざるを得ない」と主張した上で、「互いに知恵を出し合うべきだ」と述べたとい。


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 この問題は日韓条約の請求権協定により、自称徴用工への「賠償」は全て韓国側の問題です。

 韓国大法院がそれに違反するトンデモ判決を出したのも、韓国の国内問題です。


 だから日本がこれに関わる必要はありません。


 しかし韓国内にこれを解決する「知恵」がないなら、ワタシ(よもちゃん)が貸してあげます。


 どうしたらこの問題を解決できるか?


 簡単です。


 韓国政府が被告の日本企業に変わって、この判決で定められた「慰謝料」を原告に支払えばよいのです。

 

 或いは被告の日本企業が原告に「慰謝料」を支払うと同時に、韓国政府が同額を、被告日本企業に払い戻せば良いのです。


 具体的に言えば、新日鉄住金の経理係と、韓国政府の係官が一緒に銀行に行き、新日鉄住金の経理係は原告の口座に、韓国政府の係官は新日鉄住金の口座に、それぞれ判決で定められた金額を振り込めば良いのです。


 振込手数料は勿論全部、韓国政府の負担です。

 本来なら新日鉄住金の経理係の人の人件費も韓国政府が負担するべきでしょうが、そのぐらいは新日鉄住金だって負担してくれるのではないでしょうか?


 これで判決も、日韓請求権協定も、完全に守れます。

 韓国はこれで条約も、司法判断も尊重する一流国になれます。


 シンプルでしかも完璧な解決法でしょう?


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 そもそもこうした判決が出てしまったのは、つまりは韓国政府が日韓請求権協定による、朝鮮人「被害者」への賠償義務を、誠実に履行してこなかったからです。

 

 日韓請求権協定では、韓国政府は日韓併合中に日本政府や日本企業等から被害を受けた韓国人への賠償金を全額自分が立て替える事を条件に、日本から経済支援金(韓国側の表現では賠償金)を受け取りました。


 ところが韓国政府が受け取ったお金を猫糞したため、こうした問題が起きてきたのです。


 だからちゃんと猫糞したお金を「被害者」に返しましょう。


 それで全て解決します。


 猫糞は元来、猫の生理現象であって、人間が真似してよい事ではないのです。

 まして主権国家の政府がやるなんてトンデモない事です。


 国際社会に生きる以上、韓国政府もこのぐらいは理解するべきでしょう?


  1. 特亜
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2019-01-11 12:16

「あともどりできない平和」 文在寅の本心

 1月10日の文在寅の記者会見は、呆れたものでした。
 国際法も、条約も無視して、自己中丸出しで「ウリは正しいニダ。 日本はウリの言うことを聞くニダ。」と喚くものでした。

 しかしワタシは1月1日の新年のあいさつの方がもっと問題ではないかと思います。

文大統領「後戻りできない平和つくる」
01月01日 00:00
 新年あいさつ【ソウル聯合ニュース】
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、自身のツイッターで、「国民皆さんが豊かに暮らすことを熱望する」と新年のあいさつをした。
 また、「国民が開いた平和の道を胸がいっぱいになるような気持ちで歩んだ」として、「平和が一人一人の人生の助けになるよう、後戻りできない平和をつくる」と強調した。

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 「後戻りできない平和」って何ですか?

 曖昧な表現ですが、しかし文在寅のこれまでの政治活動の経歴とその支持団体の理念を考えれば、これは在韓米軍の撤退と北朝鮮主導の南北統一ではありませんか?

 つまり自分の在任中に在韓米軍を撤退させ、そして北朝鮮主導で南北統一が行われたら、再度朝鮮戦争が起きる心配はないのです。
 そしてそうなってしまえば、もう韓国と言う国が復活し、現在のような形で北朝鮮と対峙する事は不可能なのです。

 だから「後戻りできない平和」なのです。

 そう考えると韓国駆逐艦レーダー照射事件や、自称徴用工判決に対する文在寅の対応にも、合理性があります。

 文在寅としてはこの際、日韓関係は破壊したいのです。

 在韓米軍を撤退させるためには、米韓関係の破壊こそが本命です。 しかしさすがに米韓関係の破壊は、多くの韓国人にとって抵抗があるでしょう。
 
 しかし日韓関係については、今の韓国では結果がどうなろうとも、理非を問わず、一旦日本と揉めたら絶対に譲歩できないという世論があります。

 韓国の親米保守もこの姿勢は変わりません。 
 本心がどうあれ、日本に譲歩や理解を示せば、韓国内で「親日派」として糾弾されて、政治生命も社会的生命も喪いかねないので、彼等もまた反日では文政権に完全に同調するばかりか、政権以上の反日をアピールするのです。

 しかし現実には日韓関係の破綻は米韓関係の破綻とセットです。

 在韓米軍は有事には在日米軍と自衛隊の支援を受けて戦うのです。
 在韓米軍の家族やその他在韓米国人が、有事に避難するのは日本です。

 それなのに日韓関係が破綻してしまえば、在韓米軍は機能しないでしょう?
 だから撤退するしかないのです。

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 そういう意味では今回のレーダー照射事件は極めて深刻でした。

 平時に自衛隊機にレーダーを照射して、しかも謝罪も再発防止もしないばかりか、国家を挙げて逆切れです。

 自衛官は皆、考えたのではありませんか?

 「こんな連中と一緒に戦って大丈夫か?

 ワタシの夫が自衛官なら言っちゃいます。
 
 「お父さん、こんな人達と一緒で大丈夫? 後ろから撃たれない?

 今でも自衛隊OBの人達は、韓国軍にだけは異様なまでに友好的で、今回のレーザー照射事件でも「悪いのは跳ねっかえりの艦長と、韓国国防部」と言って、韓国海軍をかばっています。
 これは今現在、まだ米韓同盟は存続しているので、自分の発言により自衛隊が韓国軍と決定的に不味くなるようになっていはイケナイと言う配慮からでしょう。

 でも今現在、有事に出動しなければならない現場の自衛官の立場はもっと深刻です。

 平時に自衛隊機に火器管制レーダーを照射するような反日の跳ねっかえりがゴロゴロいて、そいつらが処罰もされずのさばっている軍隊と一緒に戦わなくてはならないんですよ。

 そしてこの不安は米軍将兵も、同じでしょう?

 しかしそれでも文政権はこうした不安を拭い去るような努力をするどころか、敢えて逆切れして、日韓関係を悪化させているのです。

 これは致命的ではないですか?

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 そしてその在韓米軍ですが、アメリカは昨年末辺りから、何度も米韓同盟解消への警告を出しています。

 昨年11月27日にハリー・ハリス駐韓大使が「米韓同盟を当然視してはいけない」と言いました。
 それで漸く韓国人も、米韓同盟消滅の危険を察知し始めました。
 
 「米韓同盟消滅」にようやく気づいた韓国人(鈴置高史)

 しかしながら肝心の韓国政府の反応は至って鈍いようです。

 元々、米韓同盟は朴槿恵政権のころから揺るぎ始めました。 朴槿恵は米韓同盟を無視して、猛烈に中国にすり寄り始め、2015年には習近平やプーチンと並んで天安門に立って「抗日勝利記念」の軍事パレードを見学して悦に入っていました。

 しかしその後も、朴槿恵政権は明確にアメリカから離反、中国接近としか思えない政策を続けました。

 思い出して下さい。
 朴槿恵政権時の日米の懸念は、韓国が中国の接近する事による米韓同盟の崩壊だったではありませんか?

 文在寅になると、それが北朝鮮への接近による米韓同盟の崩壊への懸念に変わったのです。

 文在寅は米軍の意向を無視して、北朝鮮に大幅な軍事的譲歩を行い、さらに北朝鮮の経済制裁緩和の為に東奔西走し続けたのです。

 保守政権は中国に接近し、左翼政権は北朝鮮に接近。 
 中国も北朝鮮もアメリカの敵である事は同じです。
 そしていずれの政権を支持する韓国国民もアメリカを裏切る事に対して、何の罪悪感も持っていません。

 このような状況であれば、アメリカが文政権だけでなく、韓国と言う国家その物を信頼できなくなるのは当然でしょ?

 これでは米韓同盟は風前の灯なのです。

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 でも文政権は明らかに、自らその灯を吹き消そうとしているとしか思えないのです。

 実際、文在寅はこのようなアメリカの警告に対して一切反応していません。
 もしホントに文在寅が欠片でも米韓同盟に配慮しているなら、少しはアメリカに気を使い、このハリス大使の警告にも、何らかの釈明をするべきでしょう?

 しかし文在寅はそうした釈明も一切していません。

 そして北朝鮮の為に東奔西走を続けるばかりでなく、アメリカ人の感情を逆なでするような事をやり続けています。

 例えば昨年10月10日の韓国海軍の観艦式を覚えていますか?
 あの観艦式では旭日旗の話だけが注目されましたが、あの時韓国側が無礼を働いた相手は日本だけではありません。
 
 あの観艦式にはアメリカの空母ロナルド・レーガンも招待されていたのですが、しかし韓国市民団体の海上デモに妨害されて式場である済州島の港に入港できませんでした。

 これって凄く失礼でしょう?

 アメリカは韓国の招待に応じて、巨大空母ロナルド・レーガンを派遣したのです。
 韓国政府に欠片でも良識があれば、こういう場合はいかなる手段を用いても、「市民団体」なんか排除してアメリカ空母を接岸できるようにする義務があるのです。

 あれがアメリカ国内でどの程度報道されたかはわかりませんが、もし大々的に報道されていたら、多くのアメリカ人が憤激したのではありませんか?

 しかしそれでもアメリカは怒りを自制して、観艦式には参加したのです。

 ところが文在寅は自分のやった数々の無礼もなんのその、観艦式には革ジャンパーで出席して悦に入る始末です。

 これはワタシの個人的感想ですが、本来礼服で出席するような場所に、革ジャンパーなんかで出てくるような人間はそれだけでもう「頭オカシイ」と思われて当然ではありませんか? 

 元アジア太平洋軍司令官ハリー・ハリス大使が、「米韓同盟を当然視するな」と警告したのは、この一カ月後なのです。

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 けれども文在寅は自分の行った数々の無礼や不義理には、全く無関心を決め込んでいます。
 そして相変わらず、日本に喧嘩を売る事や、北朝鮮に経済制裁を破らせる事に熱中しているのです。

 こんな有様だからもう在韓米軍も、韓国軍との共同演習については「韓国側に米軍の手の内をさらす事になるから、もうするべきではない」と言う意見に変わってきたのです。
 
 昨年の3月の米朝会談でトランプ大統領が米韓演習を中止すると決めた時は、「それでは米軍の練度が保てないので、有事に対応できない」として非難轟々だったのに。

 こうした文在寅の行動を、「理性」で説明するとすれば、それはつまり「あともどりできない平和」の為でしかありません。
 
 こうしてひたすら日韓関係、そして米韓関係を破壊していく事により、米軍が辟易して韓国から撤退する事を期待しているのです。
  
 散々嫌がらせをして、嫌気のさしたアメリカから「もう米韓関係は解消する。 在韓米軍は引き上げる。」と言えば、文在寅は韓国民に向かって「ウリが追い出したんじゃないニダ。 アメリカが勝手に出て行ったニダ。」と言えます。
 そして「これは日本の陰謀ニダ。」と言えば、韓国人は信じて、恨みは日本に向かい、文在寅の責任にはなりません。

 そして今までの経過を見れば、「あともどりできない平和」の為の政策は着々と進んでいるのです。

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 しかし文在寅の言動が「理性」によらなくて、天然、或いはその場しのぎの行き当たりばったりであっても結果は同じです。

 なぜならこうした政策が行き当たりばったりでも、「あともどりできない平和」に向かって順調に進行するのは、この政策に対する韓国人の絶大な民意があるからです。

 これは韓国が建国後、ひたすらショービズムとその為の反日教育を行ってきた成果です。
 そしてあの国民性にもよるのでしょう。

 だからどうしようもないのです。

 CIAが陰謀を起こして文在寅政権を潰し、親米政権を作っても無理でしょう?
 
 それより前回のエントリーで書いたように、韓国をそのまま北朝鮮にくれてやり、北朝鮮を中国の盾にした方が簡単です。

 つまり文在寅の「あともどりできない平和」は、アメリカもひそかに容認しているのではないでしょうか?

 そうなったら、日本は統一コリアを承認する条件として、拉致被害者の返還を要求すればよいのです。 そして在日コリアンを全員、統一コリアに帰還させてあげればよいのです。

 在日コリアンの皆様に一部個人資産の持ち帰りを認めたら、祖国も大歓迎してくれるでしょう。

 李信恵さんも辛淑玉も朴一さんも皆うれし涙にくれるのでは?


  1. 特亜
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2019-01-09 20:07

敵は中国 北朝鮮の核兵ミサイル

 昨年末のエントリー「前門のトランプ、後門の習近平 その2」に、こんなコメントをいただきました。

 ブログ主の主張を読んで物足りないのは
 日本の役割が明確でないことだ。
 そもそも、北朝鮮が一番の対象にしているのは
 日本だろう。 

 なるほど、北朝鮮は日本人を多数拉致したし、また四六時中「日本を火の海にする」などと騒いでいますから、「北朝鮮が一番の対象している」つまり北朝鮮が国民を餓死させても核兵器を作るのは、日本を攻撃するためか?と思ってしまいます。

 しかし「前門のトランプ、後門の北朝鮮」でも書いたように、北朝鮮の一番の対象にしているのは日本ではありません。

 北朝鮮が一番に対象にしているのは、中国です。
 次が韓国でしょう。

 次はアメリカでしょうが、しかしアメリカとて中国に比べれば、さしたる意味はありません。

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 理由は簡単です。

 歴代、金政権が一番脅威を感じてきた国は、中国だからです。

 エッ?
 だって中国は北朝鮮の一番同盟国で、支援国でしょう?
 それが何で脅威なの?

 ええ、確かに中国は北朝鮮の一番の同盟国で支援国です。

 北朝鮮が朝鮮戦争で生き残れたのは、中国が参戦して、朝鮮戦争がアメリカ対北朝鮮の戦いではなく、アメリカ対中国の戦になったからです。

 そしてその後も中国は、ソ連と競争で莫大な経済援助を続けてきました。

 更にソ連崩壊後は、専ら中国の支援で生き延びているいる状態です。
 
 もし中国がホントに北朝鮮を見捨てれば、北朝鮮はホントに餓死するしかないでしょう。

 しかしこれは北朝鮮と言う地域が、中国の安全保障上極めて重要な地域なので、中国としてはどんな犠牲を払ってもここを自分の勢力下におかなければならないという事なのです。

 だから中国は膨大な戦死者を出して朝鮮戦争を戦い抜き、その後、自国民を餓死する中でも、北朝鮮への経済支援を続けてきたのです。

 でもこれは逆に言えば、中国はできたらこの地域への支配権を確立したいという事でしょう?
 
 自分の物になってしまえば、朝鮮人を始末して、この地を中国人で埋めてしまえば、一番安心じゃないですか?

 それが不可能としても、金政権のようなキチガイ政権でなく、もっと中国に従順で、扱いやすい政権に変えたいと切望しているでしょう。

 しかもこの10年来、中国は朝鮮戦争時とは比べ物にならないほど強大化して、周辺諸国全てに侵略の意図を明確にしているのです。
 
 そして海洋国家への野心を持ち始めた中国にとって、北朝鮮はこれまで防衛の要衝と言う価値に加えて、日本海への出口、日本とロシア沿海州攻略の要衝としての価値を持ち始めたのです。

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 このような状況で北朝鮮だけが、「ウリは中国の同盟国だから安心ニダ」なんてわけにはいかないでしょう?

 そういう中国に対して、北朝鮮の防衛手段は核兵器しかありません。
 
 だって歴代金政権の下で北朝鮮の経済は衰亡し尽くし、今では北朝鮮軍は兵器どころか、新兵に軍服を支給する事さへできないほどです。

 これではもう金政権は、国民の忠誠心も期待できません。
 
 一方核兵器なら、核開発資金を工面し、核関連の人間の忠誠心さへ確保すれば、その強大な破壊力を政権の意のままに使用できます。 民意など期待しなくて良いのです。

 だから金政権はひたすら核開発に邁進するのです。

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 但し、金政権はこうした意図は絶対に明かす事はできません。
 
 だって今現在、北朝鮮が餓死しないで生きていられるのは中国のお陰です。
 その中国が信頼できないので、核兵器を作っている何てことは、口が裂けても言えるわけがないのです。

 そこで言うのです。

 日本を火の海にする!!
 日帝の植民地支配に無慈悲な復讐をする!!

 だから中国様、この核ミサイルは日本向けニダ!!
 
 勿論中国だって馬鹿じゃないので、こんな事を信じているわけもないのです。
 だから北朝鮮はさらに喚くのです。

 そ、そんな!!
 中国様、ウリを信じるニダ!!
 
 中国様の敵はウリの敵ニダ!!
 だから今度はアメリカに届く核ミサイルを作るニダ!!

 だから中国様、ウリを信じて支援を続けてほしいニダ!!

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 現実的に考えれば、北朝鮮が今アメリカに届く核ミサイルを持たなければならない理由は、至って薄弱です。

 だってアメリカはもう一度朝鮮戦争の危険を冒して、更に米中戦争の危険を冒してまで、北朝鮮を攻撃する意図がないのは自明でしょう?

 それどころかアメリカはこの10年来ドンドン内向きになって、在韓米軍の撤退だって現実味を帯びているのです。

 つまり今のアメリカは北朝鮮にとっては全然脅威ではないのです。

 その状況でアメリカからの軍事攻撃の危険を冒して、アメリカに届く核ミサイルを作るってオカシイでしょう?

 しかし中国の不信をそらして、対中防衛に絶対に必要な中距離核を保持し続けるには、「ウリも中国様の敵と戦うニダ」と喚き続けるしかないのです。

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 そしてこういう事であれば、アメリカも敢えて北朝鮮の非核化の為にリスクを取る必要はないし、在韓米軍を引き揚げも構わないと考えるのもわかります。

 アメリカはあの米朝会談で、とりあえず北朝鮮への経済制裁の継続と、イザとなればいつでも軍事攻撃をできる条件だけは確保したのです。(「前門のトランプ、後門の習近平 その2」で説明しました)

 北朝鮮の主敵が中国で、アメリカに届く核兵器など、所詮は中国向けパフォーマンスであるなら、金政権が国民を餓死させながら頑張って中国と対決し続けるのは、無問題です。
 
 それどころか韓国をくれてやっても良いと思っているかもしれません。

 だって韓国なんか全然信用できないじゃないですか?

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 今の文在寅政権だって信用できないけれど、しかし朴槿恵政権だって実は明確に中国に傾斜していました。
 しかも韓国国民世論がそれを後押ししており、しかも韓国軍までが明らかに中国にすり寄っていたのです。

 アメリカ人の意識からすれば、アメリカは第二次大戦で朝鮮半島を日本の植民地支配から解放しました。
 そして朝鮮戦争では膨大な犠牲を払って韓国を守りました。
 さらにその後も在韓米軍を置いて韓国を守り続けたのです。

 そうして韓国が豊な民主主義国家になれるように、陰に陽に莫大な支援を続けたのです。 
 韓国が日本と揉めれば、必ず韓国の側に立って日本を叱ってやりました。

 お陰で韓国はアジアでも有数の経済大国になり、韓国人は自由で豊かな生活を満喫するようになれたのです。
 勿論、韓国にも貧民はいますが、それでも韓国の貧民だって大量餓死を出し続ける北朝鮮に比べれば天国でしょう。

 にも拘らず韓国は、中国が台頭し始めると、早速中国にすり寄りアメリカを裏切ろうとしていました。

 だったらもうこんな国は、元の極貧国に戻して、北朝鮮にくれてやったら良いのでは?
 
 勿論、用心のためにその前に、アメリカがこれまで与えた豊かさは、全て奪い去り、朝鮮半島直後の極貧状態に戻しておくけれど。

 そして今後は朝鮮半島全土で、餓死者を出しながら対中防衛の為の核を維持すればよいのでは?

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 近代以降、朝鮮半島は日本・中国・ロシアの三ヵ国にとって防衛上の要衝であり、戦略的な拠点になりました。

 日本・中国・ロシアの三ヵ国は、だから朝鮮半島が他者の手に渡る事を恐れてきました。

 そして日本が望んだのは、朝鮮が中国やロシアから自力で我と我が身を守る事ができるような国になる事でした。 その為に朝鮮が自ら近代化を進める事でした。

 しかし現実の朝鮮は全くそのような気概はなく、この三ヵ国の間をうろうろするばかりでした。

 そこでついに日本は日韓併合に踏み切ったのです。

 そして戦後は日本に変わってアメリカが、朝鮮半島の半分の面倒を見続けたのです。

 アメリカとしても本来なら、明治の日本と同様、朝鮮半島が豊かな独立国家として中・露から我が身を守れるようになることを期待したのでしょう。

 でも結局、韓国人はアメリカの期待に応える意思はありませんでした。

 だったら中・露の支配下に入らないでちゃんと独立し続けられるなら、別に独裁国家でも良いよね?

 韓国人はこれから金正恩の下で飢えて凍えて暮らせばよいさ。
 それが連中の望みなんだから。

 日本は北朝鮮の核が心配なら、アメリカと各シェアリングするか、日本が独自で核兵器を持てば済む事だしね。
 後あのくだらない平和憲法は何とかしろよ。

 ワタシはこれが現在の北朝鮮とアメリカの思惑だと思います。

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 それでは日本は何をすればよいのか?

 簡単です。
 
 日本は一刻も早く憲法を改正して、核武装、或いは核シェアリングが可能な体制にする事です。
 またミサイル防衛システムに関する技術向上に努める事です。

 そしてアジアの対中防衛網構築をリードできるようにするべきなのです。

 日本にとっても敵は中国です。
 
 北朝鮮の核は「キチガイに刃物」みたいで不気味ですが、しかし日本を核兵器で脅しているのは、北朝鮮だけではないのです。

 中国もロシアも、膨大な核兵器を日本に向けています。
 なかんずく中国は露骨に日本を侵略しようとしているのです。

 だから日本はアメリカと連携して、防衛に努めるしかないのです。


  1. 特亜
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