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2023-10-25 12:31

国家を作るとは? アラブとイスラエル

 もしもアッラーが奇跡を起こして、イスラエルと言う国がこの世から消滅させ、現在イスラエルに居住しているユダヤ人が全部消えてしまうか、他国に移住したら、パレスチナ人は幸せになるでしょうか?

 ワタシはそうは思えません。 
 パレスチナ全域で、イスラム原理主義テロ組織同士の勢力争いが始まり、ガザ地区やヨルダン川西岸t地区に住んでいるパレスチナ人も全部「難民」として避難する嵌めになるでしょうね。
 そしてその中の最強のテロ組織が、パレスチナを征服支配するようになれば、今度は近隣諸国への侵略戦争を始めるでしょう。

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 だってハマスなどパレスチナで暴れているテロ組織が理想とするのは、ISと同じでカリフによる独裁制です。
 これはムハンマドが生前彼の信者と彼が征服した地域を支配していた政治制度です。
 ムハンマドの生前は勿論、ムハンマドがカリフでした。
 カリフはイスラム教の教理に基づいて信者を指導し支配します。
 信者たちはカリフのもとで世俗と信仰を区別せずに、精神生活も経済活動など現実の日常生活も、完全に一人の指導者が完全に支配されると言う体制です。

 イスラム教ではイスラム教の教理が唯一絶対の真理で、人間はひたすらそれに服従しなければならないと言う事になっていますから、そのカリフがイスラム教によって国を支配し、国民はこれに絶対服従しなければならないと言う理屈です。
 そしてムハンマドの生前はそれでやっていたのです。

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 でも現実にこんなことできるんでしょうか?
 そもそも誰がどうやってカリフを選ぶんですか?
 それだけで大問題が起きます。 
 実はムハンマドの死後、即これで大戦争になっています。

 それを現代社会で実現しようなんて無茶苦茶じゃないですか?
 現実の生活や政治と信仰は分けて考えるべきじゃないですか?
 でもイスラエルとアラブの問題を見ていると、結局アラブ側は未だに政治と信仰を区別できないです。 
 実際、サウジアラビアやイランのように、宗教政治をやっている国もありますし、エジプトやトルコなど完全な世俗国家でも、国内には信仰と政治を一致させるべきと言う狂信者が多く、どの国の政府もコイツラの扱いには苦労しているのです。

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 この感覚はまるで十字軍時代のヨーロッパです。
 十字軍を繰り返したいた時代も、キリスト教の狂信や狂信に便乗して権力を拡張しようと言う法王庁には辟易している人は多数いました。
 しかし何しろ当時のヨーロッパではキリスト教が、国民倫理の基盤だし、国王の権威もキリスト教によっていたのですから、王様と雖もローマ法王を批判するとか、十字軍の愚かさを公言するような事は絶対にできませんでした。
 その為、軍事的にも政治的に全く合理性のない十字軍遠征を繰り返したのです。

 そもそも何でパレスチナの地にイスラエルが建国されて、アラブ人の国は建国できなかったのでしょうか?
 この話になると必ずイギリスの三枚舌外交と言う話になります。
 勿論、イギリスの外交はイギリスの国益だけを考えた極めて狡猾な物でした。
 しかしそれではアラブ諸国は一体、パレスチナにどんな国を作る気だったのでしょうか?

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 ワタシは19世紀末から第一次世界大戦後ぐらいのこの地域の探検記と言うのを色々読んだ事があります。
 この地域は元来、アラブ人とユダヤ人だけでなく、実に様々な民族が混在する地域でした。 
 パレスチナは交通の要衝で、古代から多くの民族が往来したのです。 だからこの地に国を作ったユダヤ人も苦労に苦労を重ねてきたのです。

 しかし遂にローマ帝国に支配されてしまいました。
 尤もローマの支配下でもユダヤ人の国は存続したのです。
 ローマ帝国としては、ここに親ローマ安定政権ができればそれで良かったのです。 ところがユダヤ人達はこの「安定政権」が作れないのです。
 その上、再々ローマへの反抗を繰り返しました。

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 それでハドリアヌス帝がブチ切れてしまいました。 このハドリアヌス帝ってローマ史上最高の名君で、彼の治世がローマの黄金時代です。
 しかしユダヤ人はこの名君相手に反乱を起こし、名君はこの反乱を鎮圧した後、エルサレムからユダヤ人を追放しました。
 そしてユダヤ国家も消滅しました。
 これがいわゆるディアスポラです。

 でも追い出されたのはエルサレムだけだし、ローマ帝国の覇権はハドリアヌス帝の時代を頂点に凋落していきました。 
 ハドリアヌス帝の死後、1世紀も立たない頃から、ゲルマン人の侵攻が深刻化して、ローマ帝国としては、パレスチナどころじゃなくなったのです。

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 そんなわけでユダヤ人はこれ以降、ユダヤ人の国は建国できなかったけれど、この地域に暮らし続けたのです。
 だからムハンマドがジハードでこの地域を征服した時は、ムハンマドともめました。
 イスラム教の神様アッラーは実はユダヤ教の神様と同じです。 更にキリストもイスラム教の「預言者」です。
 キリスト教やユダヤ教と違うのは、ムハンマドもキリストや旧約聖書の預言者同様の預言者で、しかも最後の預言者だと言う事です。

 これって文鮮明みたいな立場じゃないですか?
 だからムハンマドとしては、ユダヤ人にも自分を「最後の預言者」と認めさせようとしたんですが、ユダヤ人は拒否したのです。
 そしてユダヤ人ともめたまま、エルサレムで死にました。
 だからムハンマドが昇天した地なので、エルサレムはイスラム教の聖地なのです。

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 そしてムハンマド死後もこの地の征服者・支配者は入れ替わり、その間に様々な民族が入り込みました。
 ワタシが読んだ探検記には十字軍の末裔と言う連中も出てきました。 十字軍の末裔と言われる部族は、イスラム教徒でベトウィンと殆ど同じ生活をしているのですが、しかし瞳や肌の色が明らかに薄いのです。

 こういう地域で「アラブ人の国を作る」とは、どういう国を目指していたのでしょうか?
 「アラブ人の国」を作った場合は、この地にいたユダヤ人をどうする心算だったのでしょうか?
 現代式に考えると、国内の民族や宗教の多様性を認めて、それぞれの民族が独自の宗教を守って生きていく権利を認める国であるべきです。

 因みに現在のイスラエルは「ユダヤ人の国家」と言いながら、国内に住む非ユダヤ人、非ユダヤ教徒にも参政権等の市民権は平等に与えています。 
 イスラエル人口の25%ぐらいはこうした非ユダヤ人・非ユダヤ教徒なのです。

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 しかしイスラエル建国に関する歴史を見る限り、アラブ諸国は「アラブ人の国を作る」と言うだけでビジョンが見えません。
 けれどもこの件については一切の妥協を認めませんでした。
 国連がここにアラブ人と国とイスラエルの両方を作る話を出した事もありますが、しかしアラブ側はこれを蹴飛ばしました。

 そしてイスラエルを潰すべく3回も中東戦争を仕掛けたのですが、三回とも惨敗します。
 人口でも領土でも、アラブ側がイスラエルを圧倒しているのに、何でこんなに弱いんだろうか?
 でも考えてみたら、アラブ側も実はそれまでアラブ人の国と言える物は作った事がないのです。
 だから最初はアラブ連合とか言って、エジプト・シリア・イラクが一緒になって国を作ろうとして、直ぐに分解したり、混乱ばっかりしているんですよね。

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 そしてパレスチナ問題で見えてきた一番の問題は、宗教と民族と国家を分離できないと言う事です。
 だから本来ならイスラエルとは国家対国家で合理的に話し合い、領土分割なども止めたら良いのにそれができないのです。
 
 エジプトのサダト大統領は第4次中東戦争で、イスラエルに大損害を与えて、それまでの中東戦争で奪われたシナイ半島を奪還しました。
 だから彼は申し分なくエジプトの英雄のはずなのですが、しかしこの問題でイスラエルと交渉したり、和平条約を締結したことで「裏切り者」と言われ、イスラム原理主義者に暗殺されました。

 イスラエルの建国が幾ら不満でも、ホントにパレスチナ国家を建国する気があるなら、イスラエルとは国家対国家として交渉するしかないのです。
 ところがイスラム原理主義者達はこれを拒否して、シナイ半島を奪還した英雄を暗殺しました。

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 これではイスラエルとマトモに対抗できるわけもないし、ましてパレスチナ国家なんか建設できるわけもないのです。
 パレスチナ国家建設の目途も立たないのに、ひたすらイスラエルを憎み、テロを繰り返し、テロリストを称賛しているのです。
 こうなるとイスラム原理主義者の反イスラエル活動は、現実的な政治活動ではなく、十字軍のような宗教活動としか思えません。
 
 神の為に戦う。
 戦死すれば殉教者。 
 イスラム教徒は大感激。
 
 宗教活動ですから、領土奪還のような現実的な目的は達成しなくても良いのです。
 だから「神の為に戦う」テロリスト達が、真面目に国造りなんてするはずもないのです。

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 今回のハマスのテロに対して、イスラエル政府はガザ地区の電気を止めました。
 ワタシはこのニュースを聴いて驚きました。
 イスラエル政府が電気を止められると言う事は、そもそもガザ地区を支配していたハマスも、それ以前支配していたパレスチナ解放戦線も、自前の発電所も作らなかったと言う事です。
 ライフラインをイスラエルに依存して、イスラエルと戦うなんてナンセンスでしょう?

 因みにガザ地区は水道設備が不十分で、住民は水の問題で苦労していたそうです。
 しかし実はガザの水道設置には海外から莫大な支援金が出ているのです。 日本も出しています。
 ところがこうやって海外の支援で設置された水道管をハマスが掘り出して、ロケット弾に使っているのです。 
 ハマスはこうやって水道管を掘り出して、ロケット弾にする所を自分達で宣伝動画にして拡散しているのです。

 そ、そんな事をしたら住民が困るだろう!!
 そもそも、水道管なんか掘り出さなくても、ハマスにはイランやトルコ始め、多くの国から多額の支援金が出ているのです。
 鉄パイプがいるなら、支援金で買えばよいでしょう?

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 因みにハマスのボスの個人資産は6000億円です。
 これってニトリの創業者の資産と同じです。
 
 ニトリは親中企業として評判が悪いけど、でも昔から札幌近辺で大規模な家具店を経営していて、家具工場もベトナムなど広く海外に展開しています。
 ワタシのベッドとカーテンも近所のニトリで買いました。
 
 で、そのニトリの創業者とハマスのボスの個人資産が同じなのです。 
 ついでに言うとガザ地区って人口は200万人で札幌と同じですが、面積は札幌の3分の1です。
 これで世界中から支援金を貰いながら、何で水道も満足に作れないんですか?
 水道管を掘り出してロケット砲にするんですか?

 なんかもう胸糞の悪い話としか言えません。
 これは要するにハマスにもそれを支援する人々も、パレスチナ国家なんか作る気はない。 
 そもそも国家の意味が理解できていないと言う事でしょう?
 コイツラ、全部国家・民族・宗教の区分ができないのです。
 だからイスラム諸国はどこも安定した国家が作れないのです。 何とか独裁で国家を纏めているのです。

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 因みに十字軍の時代でも、ベネツィア共和国は安定した共和制を続けました。
 そのベネツィア人のモットーは「ベネツィア人、そしてキリスト教徒」でした。 ベネツィア人も一応皆キリスト教徒だったし、市内には素晴らしい教会も多数あるのですが、しかし常にベネツィア人であることをキリスト教徒であることに優先していました。
 
 イスラム世界にそのような国ができるのはいつの事でしょうか?
  1. テロリスト
  2. TB(0)
  3. CM(20)

コメント

10何年か前に日本人と結婚したキリスト教徒(カトリック)のレバノン人の書いた本を読んだら、あちらでは、同じレバノン人、同じアラブ人という概念はなくて、ムスリムか異教徒(キリスト教徒・ユダヤ教徒)で人を区別するのだ。と言っておりました。
また中東・アフリカ地域を中心に取材していた経験を持つ某日本人ジャーナリストも、イラクその他の取材体験で、現地の人らは、自分の同一の宗派の人間以外は同国人でも無関心。オリンピックやその他、世界的な名声を受けた同国人が出ても、他の宗派の者なら知らん顔だと驚いて書いていました。
外国と濃密な接触が不可避な超上流層以外、西欧社会が創り上げた国民国家の概念ではなく、宗教と血族以外に自他との関係を理解する概念が無いのでしょうな。
  1. 2023-10-25 13:12
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  3. 温泉猫 #-
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アラブ人やらイスラム教徒やらと言っても宗派とか色々いますしね。
ユダヤだってアシュケナジムとかセファルディムとかいますし。
私の考えとしてはやはり君主なりなんなりの権威がないと人はまとまれないんじゃないかなと。
アラブやらアフリカだのあの辺のグダグダはそのせいだと思いますよ。
米国だってアメリカ人という建前でまとめてきましたがそれを破壊しています。
権威の価値がわかってない人間はいともたやすく破壊してしまいますが大体ろくなことになってない。
  1. 2023-10-25 14:25
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  3. 太朗 #cRy4jAvc
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イスラム教も一つではないし

近代国家を知らないアラブ、でもユダヤ教キリスト教イスラム教は、同じ経典の民、ただモハメッドは狡くて頭がいいから、ユダヤ教キリスト教の教えを切り貼りして、自分が預言者だと言い出す、頭はいいしユダヤ教やキリスト教は研究したみたいですね、でも聖俗分離をしなかった、キリスト教なら神の物は神に皇帝の物は皇帝に、まあカリフも世俗派ではいいかげんで、東南アジア諸国にイスラム教が広まったのは、交易で地元の有力者がカリフ名乗って広まりました、中共の寧波回族自治区は、漢人だけどイスラム教に帰依した人々、ただこれもいいかげんで、コーランは訳してはならないのに、漢字のコーラン拝んでいます、シーア派とスンニ派が有名ですが、調べたら山程宗派がある、シーア派すら幾つか宗派がある、隠れイマームは同じようですが、誰が正統かで揉める、近代国家が作れないなら、オスマントルコの支配下で暮らせばいい、せっかく近代国家を作りはじめたのに、邪魔をするのはテロリスト、今のサウジアラビア王太子は、事実上のサウジアラビア代表、一応国王がいますが認知症だとか、色々悪い噂がありますが、解明派で女性の運転免許を認めたり、石油がでなくなった場合を考え、工業や農業はじめたりしています、近代国家が作れないなら、オスマントルコ支配下で暮らせばいい、近代国家作りたいなら、ビジョンを作りきちんと国民国家を、学んで国作りに勤しめばいい、どっちも嫌ならわがままですよ、
シリア、昔のイラク、パーレビ王国時代のイランは、一応近代国家、まあ訳もわからず、イスラム教と言ったも、どの宗派?どのカリフ?
と私なんか思いますが
  1. 2023-10-25 15:41
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  3. 名主 #zdvXpt9s
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承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2023-10-25 16:59
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いいかげんなイスラム教と最後は宗派大戦争

イスラム教っていっても、いいかげんです、厳格ではありません、写真や映画やテレビが放送されていますが、コーランでは偶像はいけないはず、イスラム法学者が解釈改憲してしまう、あれは影です影はどこにでも現れますから、偶像ではありませんと、一見厳格なサウジアラビアやイランもなぜだか、国王やイランなら最高指導者ハメネイの写真が、北朝鮮のように掲げられています、偶像はよくないのでは?あと聖廟個人崇拝はコーランでは禁止では?でも人気のあったイスラム法学者を祀って拝む、なんだかいいかげんですよ、タリバンがまず町を支配すると、電気屋と映画館と散髪屋を破壊するのは、原理主義者には偶像だし髭そるなと、ただ世俗派は酒は呑みますし、トルコのケマルアタチュルクは、お酒好きで肝硬変でなくなっています、あと原理主義者も不思議なのは、ジハードでしねば天国に行ける、しかしその天国美人が何人もいてなんどしてもしょじだとか、汲めども尽きぬ泉はお酒の泉これも変ですよね、女性には厳格、酒は飲まない、でも原理主義者の天国は、ハーレムでお酒呑み放題、我慢してジハードでしねば、姉ちゃん綺麗で呑み放題、まるで昔のオラはしんじまっただ、って歌がありましたが、そのまんまですなんなんでしょうか?
まあ宗派大戦争で強い者が最後には勝つ、お互いの国々が戦争はじめて、テロリストけしかけて、しんでこいよ天国行けるぞと、まあ大混乱で迷惑ですよ、追記リビアも近代国家で女性は大学に行ける、学費無料、医療費無料だったらしいです、石油の富をきちんと国民に還元していたそれをおバカが、アラブの春でカダフィさつがいしたら内戦で政府が二つ、なんなんだろうか?まあもしイスラム教の教えといっても、トルコは意外に軍事大国、オスマントルコに戻りエルドアンカリフが、支配する気がします。
  1. 2023-10-25 17:09
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  3. 名主 #zdvXpt9s
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また不正な投稿だと

しとか、しけい、しょじょなどNGワードみたいですね
  1. 2023-10-25 17:12
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  3. 名主 #zdvXpt9s
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ユダヤ人がパレスチナ人の国を奪った?

上念司氏も動画の中で指摘していたけど、「もともとパレスチナ人の国があった場所に、ユダヤ人がやって来て、侵略した」 と、なんとなく思っている人が多いみたいですね。
そんな史実は存在しないので、そういう事を言う人は 「日本は武力で韓国を侵略した」 と言ってる人と同じ歴史修正主義者ですね。

この地域は、16世紀にアラブ人のマムルーク朝がトルコ人のオスマン帝国に滅ぼされてからは、第一次世界大戦までの間は 「オスマン帝国の領土」、第一次世界大戦から第二次世界大戦までの間は 「イギリスの委任統治領」 でした。
よく 「ユダヤ人は聖書を根拠にして、何千年も前の領土を主張している」 と言われるけど、それを言ったらアラブ人 (パレスチナ人) の国だって500年以上、存在していないんですよね。

The History of the Middle East: Every Year - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5eIADs7Ct-Q

マムルーク朝 - 世界史の窓
https://www.y-history.net/appendix/wh0502-026.html
>1250年、マムルーク出身者がエジプトで建てたイスラーム教国。都カイロはイスラーム世界の中心地として栄える。十字軍とモンゴルの侵入を撃退したが、14世紀半ばから衰え、1517年にオスマン帝国に滅ぼされた。

第一次世界大戦後のパレスチナ (1923年) (『山川詳説世界史図録 第5版』P249) | 山川&二宮ICTライブラリ
https://ywl.jp/content/25UmS

【追記】
マムルーク朝は、アラブ人の王朝ではなくて、トルコ人の王朝でした。それじゃあ、この地域は、マムルーク朝が成立した13世紀には、もうアラブ人の土地じゃないじゃん!

マムルーク - 世界史の窓
https://www.y-history.net/appendix/wh0502-002.html

>イスラーム各王朝に仕えたトルコ人などの奴隷兵士。次第に政治面でも台頭し、13世紀にはエジプトを中心にマムルーク朝を成立させた。
>イスラーム社会には多数の家内奴隷や軍事奴隷が存在した。軍事奴隷は戦争の捕虜が充てられ、アラブ人以外の異教徒が多かった。
>アフリカ東海岸から売られてきた黒人奴隷も存在したが ~ トルコ人やギリシア人、スラヴ人、チェルケス人、クルド人などが 「白人奴隷兵」 とされ、「マムルーク」 (所有されるもの、の意味) と言われるようになった。彼らはイスラーム教に改宗してマワーリーになり、解放されることもあった (解放奴隷)。
>イスラーム帝国では、アラブ人の正規の軍隊のほかに、このようなマムルーク軍団を持っていたが、彼らは戦闘集団として次第に重要な存在となっていった。

↑トルコ人を奴隷兵士にしていたら、イスラム帝国を乗っ取られちゃったんですね。🤣 アラブの文化には、そもそも 「国を統治する」 という発想自体がないのかもしれません。当然、「国家」 や 「民族」 などの概念も希薄でしょう。(「エルサレムはイスラエルとパレスチナのどちらに帰属するか」 の問題なんて、パレスチナ側の主張も完全に宗教的な理由で、「イスラエルは聖書を持ち出して~」 なんて非難できないですよ。)

現代でも産油国では 「労働は外国人にやらせるから、国民はひたすら神に祈ってろ」 という事をやっていて、石油が出ない同族の国を助けるどころか、それらの国からの出稼ぎ労働者に奴隷労働をさせているわけだから、イスラム帝国の時代と変わってないですね。
  1. 2023-10-25 21:52
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: タイトルなし

> 10何年か前に日本人と結婚したキリスト教徒(カトリック)のレバノン人の書いた本を読んだら、あちらでは、同じレバノン人、同じアラブ人という概念はなくて、ムスリムか異教徒(キリスト教徒・ユダヤ教徒)で人を区別するのだ。と言っておりました。
> また中東・アフリカ地域を中心に取材していた経験を持つ某日本人ジャーナリストも、イラクその他の取材体験で、現地の人らは、自分の同一の宗派の人間以外は同国人でも無関心。オリンピックやその他、世界的な名声を受けた同国人が出ても、他の宗派の者なら知らん顔だと驚いて書いていました。
> 外国と濃密な接触が不可避な超上流層以外、西欧社会が創り上げた国民国家の概念ではなく、宗教と血族以外に自他との関係を理解する概念が無いのでしょうな。

 これ何千年も前からですね。
 しかも同じユダヤ教徒同志でも、宗派が違うと完全に没交渉です。

 でも世界的にはそういう地域は世界的には普通です。 ユーゴ紛争なんてやはり宗教が違うと民族が違うと言う発想で、深刻な内戦になったのですからね。
  1. 2023-10-26 09:05
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> アラブ人やらイスラム教徒やらと言っても宗派とか色々いますしね。
> ユダヤだってアシュケナジムとかセファルディムとかいますし。
> 私の考えとしてはやはり君主なりなんなりの権威がないと人はまとまれないんじゃないかなと。
> アラブやらアフリカだのあの辺のグダグダはそのせいだと思いますよ。
> 米国だってアメリカ人という建前でまとめてきましたがそれを破壊しています。
> 権威の価値がわかってない人間はいともたやすく破壊してしまいますが大体ろくなことになってない。

 ユダヤ教の場合、その君主も否定したので、厄介でした。
 ユダヤ教の理想はやはり宗教政治だったのですが、しかし宗派争いが深刻で全然まとまらないのです。
 ローマ帝国とすればイスラエルは親ローマ安定政権でありさえすればよく、ユダヤ人の国は温存する気だったのですが、しかしユダヤ人は宗派争いを止めないし、ローマへの反抗を止めないのです。

 それでハドリアヌス帝はユダヤ人の国を潰し、ユダヤ人をエルサレムから追放しました。 するとそれでピタリとユダヤ人の反抗は止まりました。

 しかしユダヤ人は流石にこの状態は完全に卒業し、今は立派な国を作り、民主主義で国家を運営しています。

 ところがイスラム側は全然進歩していないわけです。


  1. 2023-10-26 09:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: イスラム教も一つではないし

> 近代国家を知らないアラブ、でもユダヤ教キリスト教イスラム教は、同じ経典の民、ただモハメッドは狡くて頭がいいから、ユダヤ教キリスト教の教えを切り貼りして、自分が預言者だと言い出す、頭はいいしユダヤ教やキリスト教は研究したみたいですね、でも聖俗分離をしなかった、キリスト教なら神の物は神に皇帝の物は皇帝に、まあカリフも世俗派ではいいかげんで、東南アジア諸国にイスラム教が広まったのは、交易で地元の有力者がカリフ名乗って広まりました、中共の寧波回族自治区は、漢人だけどイスラム教に帰依した人々、ただこれもいいかげんで、コーランは訳してはならないのに、漢字のコーラン拝んでいます、シーア派とスンニ派が有名ですが、調べたら山程宗派がある、シーア派すら幾つか宗派がある、隠れイマームは同じようですが、誰が正統かで揉める、近代国家が作れないなら、オスマントルコの支配下で暮らせばいい、せっかく近代国家を作りはじめたのに、邪魔をするのはテロリスト、今のサウジアラビア王太子は、事実上のサウジアラビア代表、一応国王がいますが認知症だとか、色々悪い噂がありますが、解明派で女性の運転免許を認めたり、石油がでなくなった場合を考え、工業や農業はじめたりしています、近代国家が作れないなら、オスマントルコ支配下で暮らせばいい、近代国家作りたいなら、ビジョンを作りきちんと国民国家を、学んで国作りに勤しめばいい、どっちも嫌ならわがままですよ、
> シリア、昔のイラク、パーレビ王国時代のイランは、一応近代国家、まあ訳もわからず、イスラム教と言ったも、どの宗派?どのカリフ?
> と私なんか思いますが

 イスラム側も宗派争いは深刻ですからね。

 先日アメリカの空母が、イエメンのフーシ派がイスラエルに向かって撃ったミサイルを落としました。

 ワタシは「唯のゲリラ討伐の手伝いになんで空母なんか?」と思ったのですが、アメリカはこうした攻撃を想定していたわけです。
 
 しかしフーシ派ってサウジアラビアの油田も攻撃しています。
 このフーシ派対策ってサウジアラビアにとっても厄介なテロ組織です。

 調べたらフーシ派はイスラム教シーア派で、サウジアラビア王家はイスラム教スンニ派の本家を自認しているので、サウジアラビアを攻撃するんですね。

 またムスリム同胞団はスウーフィーと言うイスラム教神秘主義の宗派のモスクなどににテロを繰り返しています。
 
 イスラム教内の宗派争いは、単に仲が悪いのレベルではなく、テロの応酬をやっているのです。

 こういう状況を見ると、日本人の感覚でイスラム教の世界を理解する事はできないんでしょうね。
  1. 2023-10-26 09:29
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 実はいいかげんなイスラム教と最後は宗派大戦争

> イスラム教っていっても、実はいいかげんです、厳格な人々ではありません、写真や映画やテレビが放送されていますが、コーランでは偶像はいけないはず、イスラム法学者が解釈改憲してしまう、あれは影です影はどこにでも現れますから、偶像ではありませんと、一見厳格なサウジアラビアやイランもなぜだか、国王やイランなら最高指導者ハメネイの写真が、北朝鮮のように掲げられています、偶像はよくないのでは?あと聖廟個人崇拝はコーランでは禁止では?でも人気のあったイスラム法学者を祀って拝む、なんだかいいかげんですよ、タリバンがまず町を支配すると、電気屋と映画館と散髪屋を破壊するのは、原理主義者には偶像だし髭そるなと、ただ世俗派は酒は呑みますし、トルコのケマルアタチュルクは、お酒好きで肝硬変で亡くなっています、あと原理主義者も不思議なのは、ジハードで死ねば天国に行ける、しかしその天国美人が何人もいてなんどしても処女だとか、汲めども尽きぬ泉はお酒の泉これも変ですよね、女性には厳格、酒は飲まない、でも原理主義者の天国は、ハーレムでお酒呑み放題、我慢してジハードで死ねば、姉ちゃん綺麗で呑み放題、まるで昔のオラは死んじまっただ、って歌がありましたが、そのまんまですなんなんでしょうか?
> まあ宗派大戦争で強い者が最後には勝つ、お互いの国々が戦争はじめて、テロリストけしかけて、死んでこいよ天国行けるぞと、まあ大混乱で迷惑ですよ、追記リビアも近代国家で女性は大学に行ける、学費無料、医療費無料だったらしいです、石油の富をきちんと国民に還元していたそれをおバカが、アラブの春でカダフィ殺害したら内戦で政府が二つ、なんなんだろうか?まあもしイスラム教の教えといっても、トルコは意外に軍事大国、オスマントルコに戻りエルドアンカリフが、支配する気がします、テロリストはもちろん死刑ですけどね。

 マジにいい加減だと思いますよ。

 だってイランもタリバンも中国と仲良しじゃないですか?
 現在の世界で一番イスラム教徒を殺しているのは中国なのに。
 
 イスラム原理主義を振り回しながら、金を貰えばイスラム教徒へのジェノサイトをやっている国とは友好関係を維持するのです。

  1. 2023-10-26 09:33
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: いいかげんなイスラム教と最後は宗派大戦争

> イスラム教っていっても、いいかげんです、厳格ではありません、写真や映画やテレビが放送されていますが、コーランでは偶像はいけないはず、イスラム法学者が解釈改憲してしまう、あれは影です影はどこにでも現れますから、偶像ではありませんと、一見厳格なサウジアラビアやイランもなぜだか、国王やイランなら最高指導者ハメネイの写真が、北朝鮮のように掲げられています、偶像はよくないのでは?あと聖廟個人崇拝はコーランでは禁止では?でも人気のあったイスラム法学者を祀って拝む、なんだかいいかげんですよ、タリバンがまず町を支配すると、電気屋と映画館と散髪屋を破壊するのは、原理主義者には偶像だし髭そるなと、ただ世俗派は酒は呑みますし、トルコのケマルアタチュルクは、お酒好きで肝硬変でなくなっています、あと原理主義者も不思議なのは、ジハードでしねば天国に行ける、しかしその天国美人が何人もいてなんどしてもしょじだとか、汲めども尽きぬ泉はお酒の泉これも変ですよね、女性には厳格、酒は飲まない、でも原理主義者の天国は、ハーレムでお酒呑み放題、我慢してジハードでしねば、姉ちゃん綺麗で呑み放題、まるで昔のオラはしんじまっただ、って歌がありましたが、そのまんまですなんなんでしょうか?
> まあ宗派大戦争で強い者が最後には勝つ、お互いの国々が戦争はじめて、テロリストけしかけて、しんでこいよ天国行けるぞと、まあ大混乱で迷惑ですよ、追記リビアも近代国家で女性は大学に行ける、学費無料、医療費無料だったらしいです、石油の富をきちんと国民に還元していたそれをおバカが、アラブの春でカダフィさつがいしたら内戦で政府が二つ、なんなんだろうか?まあもしイスラム教の教えといっても、トルコは意外に軍事大国、オスマントルコに戻りエルドアンカリフが、支配する気がします。

 マジに宗教議論と言うのは厳格にやればやるほど、実は出鱈目になって行くと言う典型でしょうね。
 
 イスラム教では偶像崇拝は禁止で、絵画や彫像も殆ど作られなかったのに、インターネットにはイスラム原理主義のテロ組織はプロパガンダ映像をネットにバンバン流すし、またコーランの翻訳は禁止されていたのに、機械翻訳やその解釈はネットに溢れていて、それが原理主義を煽る原因になっています。

 イスラム法はムハンマドの生前に作られたのに、その後の技術の進歩で、その当時には想像もつかなかった技術が開発されて、宗教議論では追い付かなくなっているのです。

 宗教議論って厳密化すればするほど矛盾が出てきて大混乱になり、宗派が乱立して、それが熾烈に対立する事になります。
 これって実は2000年前のイスラエルも深刻で、結局彼等はそれで国家を喪ったのです。

 しかし現代のイスラム教がこの2000年前のイスラエルのレベルなのだと思います。
  1. 2023-10-26 09:44
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  3. よもぎねこ #-
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Re: また不正な投稿だと

> しとか、しけい、しょじょなどNGワードみたいですね

 ワタシもよくわからないのですが、「死」「殺」などがNGワードになるようです。
  1. 2023-10-26 09:46
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  3. よもぎねこ #-
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Re: ユダヤ人がパレスチナ人の国を奪った?

> 上念司氏も動画の中で指摘していたけど、「もともとパレスチナ人の国があった場所に、ユダヤ人がやって来て、侵略した」 と、なんとなく思っている人が多いみたいですね。
> そんな史実は存在しないので、そういう事を言う人は 「日本は武力で韓国を侵略した」 と言ってる人と同じ歴史修正主義者ですね。
>
> この地域は、16世紀にアラブ人のマムルーク朝がトルコ人のオスマン帝国に滅ぼされてからは、第一次世界大戦までの間は 「オスマン帝国の領土」、第一次世界大戦から第二次世界大戦までの間は 「イギリスの委任統治領」 でした。
> よく 「ユダヤ人は聖書を根拠にして、何千年も前の領土を主張している」 と言われるけど、それを言ったらアラブ人 (パレスチナ人) の国だって500年以上、存在していないんですよね。
>
> The History of the Middle East: Every Year - YouTube
> https://www.youtube.com/watch?v=5eIADs7Ct-Q
>
> マムルーク朝 - 世界史の窓
> https://www.y-history.net/appendix/wh0502-026.html
> >1250年、マムルーク出身者がエジプトで建てたイスラーム教国。都カイロはイスラーム世界の中心地として栄える。十字軍とモンゴルの侵入を撃退したが、14世紀半ばから衰え、1517年にオスマン帝国に滅ぼされた。
>
> 第一次世界大戦後のパレスチナ (1923年) (『山川詳説世界史図録 第5版』P249) | 山川&二宮ICTライブラリ
> https://ywl.jp/content/25UmS
>
> 【追記】
> マムルーク朝は、アラブ人の王朝ではなくて、トルコ人の王朝でした。それじゃあ、この地域は、マムルーク朝が成立した13世紀には、もうアラブ人の土地じゃないじゃん!
>
> マムルーク - 世界史の窓
> https://www.y-history.net/appendix/wh0502-002.html
>
> >イスラーム各王朝に仕えたトルコ人などの奴隷兵士。次第に政治面でも台頭し、13世紀にはエジプトを中心にマムルーク朝を成立させた。
> >イスラーム社会には多数の家内奴隷や軍事奴隷が存在した。軍事奴隷は戦争の捕虜が充てられ、アラブ人以外の異教徒が多かった。
> >アフリカ東海岸から売られてきた黒人奴隷も存在したが ~ トルコ人やギリシア人、スラヴ人、チェルケス人、クルド人などが 「白人奴隷兵」 とされ、「マムルーク」 (所有されるもの、の意味) と言われるようになった。彼らはイスラーム教に改宗してマワーリーになり、解放されることもあった (解放奴隷)。
> >イスラーム帝国では、アラブ人の正規の軍隊のほかに、このようなマムルーク軍団を持っていたが、彼らは戦闘集団として次第に重要な存在となっていった。
>
> ↑トルコ人を奴隷兵士にしていたら、イスラム帝国を乗っ取られちゃったんですね。🤣 アラブの文化には、そもそも 「国を統治する」 という発想自体がないのかもしれません。当然、「国家」 や 「民族」 などの概念も希薄でしょう。(「エルサレムはイスラエルとパレスチナのどちらに帰属するか」 の問題なんて、パレスチナ側の主張も完全に宗教的な理由で、「イスラエルは聖書を持ち出して~」 なんて非難できないですよ。)
>
> 現代でも産油国では 「労働は外国人にやらせるから、国民はひたすら神に祈ってろ」 という事をやっていて、石油が出ない同族の国を助けるどころか、それらの国からの出稼ぎ労働者に奴隷労働をさせているわけだから、イスラム帝国の時代と変わってないですね。

 元々様々な民族が混在して暮らす地域ですから、この地域にユダヤ人の国を作るのが無理なら、アラブ人の国を作るのも無理なのです。
 どうしても作りたいなら双方の民族の居住地を考えて、ユダヤ人の国とアラブ人の国を作るしかありません。
 
 しかしどうもアラブ側は「国を作る」と言う意味を理解していなかったのでしょうね。 
 そもそも近代国家を理解できなかったのでしょう。 だから全く現実的な話し合いができないのです。

 因みに国防を奴隷など異民族に任せるって、実は中東諸国が昔からやっている事です。 奴隷の立場もアメリカの黒人奴隷なんかとはかなり違うんですけどね。

 奴隷とか外国人の傭兵は人件費が安い上に、雇い主の君主以外によりどころがないので、忠誠心を確保しやすいのです。
 相互不信が非常に強く、譜代の家来や親族も信用できない地域では、便利な存在でした。

 しかし長く傭兵に頼り続けると、その傭兵が主人を倒して自分が主人になる事になります。 中東の王朝って殆どこれで王家が変わっているのです。
 それでも主人を倒してできた王家がまた、傭兵を雇うのです。
 
 日本人の感覚では救いがないんですけど。
  1. 2023-10-26 09:57
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  3. よもぎねこ #-
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これは自分のまったくの推測で、別に具体的なソースは無いのですが、
今回のハマスのテロは、裏でプーチンが糸を引いてやらせているのではないでしょうか?

ウクライナ情勢が膠着して自身に好ましい状態での解決がまったく期待できない。
この先、1年か2年かは、わからないが必ず継戦不能になる。
一方ウクライナは、欧米諸国からの援助が今後も続く、少なくともポーランドやバルト三国やフィンランドは、止めるわけにはいかない。だから、自身も必死で援助し、アメリカにもそれを懇請し続ける。
WW2でのレントリースの逆が起きている。


こんな状態でプーチンが状況を何とかしようと思ったら、アメリカや英仏が無視できない、もう一つの箇所に火をつけてやるのが、プーチンが考えそうなことでしょう。
GRUを使ったのかFSBを使ったのかはわかりませんが、旧ソ連時代から対イスラエルでアラブ諸国側を支援してきたのですから、その気になれば容易いことでしょう。

それに中国にとっても悪くない話しです。
あちらでアメリカが無視できない騒ぎが起きて、極東、特に台湾へのアメリカの注意がいくらかでも分散してくれたらありがたいでしょうな。
中国は現在イランとも仲良しみたいだし、だったらイランを通じてそれとなく裏からアメリカをあちらの方面で煩わせる為の手を回しても不思議ではないと思います。

以上はあくまで推測です。
  1. 2023-10-26 11:38
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  3. 温泉猫 #-
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Re: タイトルなし

> これは自分のまったくの推測で、別に具体的なソースは無いのですが、
> 今回のハマスのテロは、裏でプーチンが糸を引いてやらせているのではないでしょうか?
>
> ウクライナ情勢が膠着して自身に好ましい状態での解決がまったく期待できない。
> この先、1年か2年かは、わからないが必ず継戦不能になる。
> 一方ウクライナは、欧米諸国からの援助が今後も続く、少なくともポーランドやバルト三国やフィンランドは、止めるわけにはいかない。だから、自身も必死で援助し、アメリカにもそれを懇請し続ける。
> WW2でのレントリースの逆が起きている。
>
>
> こんな状態でプーチンが状況を何とかしようと思ったら、アメリカや英仏が無視できない、もう一つの箇所に火をつけてやるのが、プーチンが考えそうなことでしょう。
> GRUを使ったのかFSBを使ったのかはわかりませんが、旧ソ連時代から対イスラエルでアラブ諸国側を支援してきたのですから、その気になれば容易いことでしょう。
>
> それに中国にとっても悪くない話しです。
> あちらでアメリカが無視できない騒ぎが起きて、極東、特に台湾へのアメリカの注意がいくらかでも分散してくれたらありがたいでしょうな。
> 中国は現在イランとも仲良しみたいだし、だったらイランを通じてそれとなく裏からアメリカをあちらの方面で煩わせる為の手を回しても不思議ではないと思います。
>
> 以上はあくまで推測です。

 ワタシも同じ事を想像しました。
 だって今回の事件で一番利益を得ているのはプーチンですから。

 イランも中国もロシアも元来仲が良いわけではありませんが、しかし反米と言う点では一致しています。 だから示し合わせて何をやったわけではなくても、どこかがアメリカと揉め、アメリカがそれで忙殺されると、その隙に自分も何かやらかそうと言う事になるのでしょう。

 非常に厄介な状況です。
  1. 2023-10-27 10:19
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  3. よもぎねこ #-
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私のあこがれの君、上川さんがヨルダンイスラエルに訪問予定があるとか。

この時点で情報出たのはいい事なのでしょうか?

キッシー陰険だから「不発でしたねーハハ」なんて持って行こうとしてるのでは?と不安。。です。

外務省ちゃんとおぜん立てする気あるかなぁ。
堂上公家みたく上品に足を引っ張らないといいんですが。

一発逆転なんか望むべくもないけど
なんとか存在感示してほしいです。日本のためじゃなく上川さんのために。
  1. 2023-10-27 11:03
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  3. カプチーノ #-
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Re: タイトルなし

> 私のあこがれの君、上川さんがヨルダンイスラエルに訪問予定があるとか。
>
> この時点で情報出たのはいい事なのでしょうか?
>
> キッシー陰険だから「不発でしたねーハハ」なんて持って行こうとしてるのでは?と不安。。です。
>
> 外務省ちゃんとおぜん立てする気あるかなぁ。
> 堂上公家みたく上品に足を引っ張らないといいんですが。
>
> 一発逆転なんか望むべくもないけど
> なんとか存在感示してほしいです。日本のためじゃなく上川さんのために。

 キッシーはホントに何がしたいか?がわからない人ですからね。
 
 それに中東はホントにわかりませんね。 
 
 中東についてこんな話を聞いた事があります。

 ある日ラクダが川を渡ろうとしていたら、サソリが「自分も川を渡りたいので、背中に乗せてくれ」と頼みました。
 ラクダは「そんな事をしたらお前は自分の背中を刺すだろう」と言って断りました。 
 するとサソリは「お前を刺したら、自分だって川で溺れて死ぬのだから、絶対に刺したりしない」と言いました。
 それでラクダはサソリを背中に乗せてやり、川を渡り始めました。
 しかしラクダが川の中ほどに来ると、サソリはラクダを刺しました。
 ラクダは刺されて死ぬ時に「なんでお前は自分を刺したのだ?」と聞くと「ここは中東だ。 俺を信じたお前が悪い。」と答えました。
 でも結局サソリも溺れて死んだのです。

 ホントに何だかやりきれない話ですが、今のパレスチナってこの通りじゃないですか?
  1. 2023-10-27 11:14
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  3. よもぎねこ #-
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全人類は兄弟、仲良く暮らそう、とか?

国境とか民族の区別・差別をなくそう、助け合い、移民を認めろとか、絵空事を口に出す日本にパヨクと言う人種がいますけど、
正直、邪宗ですね。
この類の事を口に出す人は、感情は別にして人間的に信用してはいけない、狂信者、詐欺師の系譜だと胆に銘じましょう。
  1. 2023-10-27 12:02
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  3. トラウマ #RWLNmTs6
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Re: 全人類は兄弟、仲良く暮らそう、とか?

> 国境とか民族の区別・差別をなくそう、助け合い、移民を認めろとか、絵空事を口に出す日本にパヨクと言う人種がいますけど、
> 正直、邪宗ですね。
> この類の事を口に出す人は、感情は別にして人間的に信用してはいけない、狂信者、詐欺師の系譜だと胆に銘じましょう。

 やたら差別を問題にする人って、実際にはむしろ非常に差別的な人間なのだそうです。 
 在日コリアンなど見ていると正にその通りだと思います。

 やたらに綺麗ごとを言う人間は、むしろ非常に汚い人間だと思います。
  1. 2023-10-27 12:27
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  3. よもぎねこ #-
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