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2023-08-30 11:19

生活保護の不正受給はしていた Colabo生活保護タコ部屋訴訟

 現在、暇空茜さんが関わっている裁判は30ぐらいあるのですが、しかし一番最初の裁判はColabo側から、暇空さんを名誉棄損で提訴した物でした。

 女性支援団体Colaboを「誹謗中傷」 投稿繰り返した男性を提訴
 2022年 11月29日 朝日新聞

 Colabo側は暇空茜さんがブログサイトnoteで「男性はブログサイトnoteで9月9日、「Colaboは10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月一人65000円ずつ徴収している」などと書いた記事を投稿。ツイッターやユーチューブでも同様の投稿を繰り返し、法人や代表の仁藤夢乃さん(32)の名誉を傷つけたとされる。」として暇空さんを1100万円の損害賠償請求をしたのです。

 コラボはこの裁判の為に7人の弁護士からなる弁護団を結成して、提訴当日、衆議院会館で記者会見を行いまでした。

 この裁判は「Colaboは10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月一人65000円ずつ徴収している」と言うのが、全くの嘘であれば、当然ですが暇空さん敗訴になります。
 
 で、ワタシはこれなかなか難しいと思っていました。 と言うのは暇空さんは全く一般個人であって、彼がColaboに関して集められる情報は、都に情報開示された物、情報開示義務がある物、後はColaboやその関連団体がSNS等で発信している情報だけです。
 
 しかし生活保護の受給についての情報など、完全に受給者個人の情報ですから、こんな物は絶対に一般都民に情報開示されるわけありません。 また受給している事がわかっても、それが不正かどうかと言うのは、警察等が関わって初めて証拠を得られる話です。
 だから暇空さんにはColaboの生活保護不正受給の証拠など出す事は不可能なのです。

 但しこの手の名誉棄損裁判では、名誉棄損とされる事実が事実でなくても、客観的に見て「事実と思い込んでしまう」のも仕方がないと看做されたら、敗訴しなくて済むようです。
 で、ワタシとしては暇空さんはこれを狙って戦うしかないと思っていました。

 ところが何と、暇空さんはColaboの生活保護不正受給の証拠を提出したのです。
 動画の14分ごろかです。



 但し動画で暇空さんが解説しているように、この証拠部分は裁判でも公開されません。 つまり原告・被告・裁判官以外は見られないようになっています。
 これは当然でしょう。
 だってこれには明らかに不正受給をしているColabo入所者の氏名や住所が明記されているでしょうから。

 それにしても暇空さんは一体どこからこんな情報を得たのでしょうか?
 このColaboの生活保護不正受給問題は、川崎市の浅野市議が追及していました。 また都議会議員にもColaboを追求している議員います。 だからこうした議員達からの情報でしょうか?
 ともあれ原告・被告・裁判官以外には公開されていない証拠ですから、その内容や出どころは我々部外者には全くわかりません。 
 だから証拠を見て、それが正しいかどうかの判断もできません。

 けれどもColabo弁護団の反論書を見る限り、暇空さんの出した証拠はColabo弁護団側も全く否定できない物だったのです。
 Colabo弁護団はこの「証拠」がよほどショックだったのか、即反論書を出したのですが、しかしその反論書では一切この「証拠」の内容に反論していないのです。
 ホントに必死に反論したらしく誤字脱字の訂正をする余裕もなかったようです。

 で、反論書では「生活保護の不正受給があったとしても、これはColabo入所者がやっているのであって、Colaboがやったわけじゃない。」「この裁判の目的は生活保護の不正受給の話じゃなくて、貧困ビジネス云々を言われた話だ。」と言ってるんですよ。

 しかしこれあんまりじゃないですか?
 暇空さんも、またColaboの生活保護不正受給問題を追及していた浅野川崎市議等も、生活保護不正受給の件で、当事者になる女性達が罪に問われないように、極力配慮していたのです。
 
 生活保護の不正受給は詐欺罪で、完全な刑事犯です。 だから有罪になれば執行猶予なしの実刑です。
 でもColaboに「保護」された女性達は、最初から生活保護の不正受給などする意図があったはずもなく、受給申請等の手続も、Colabo側で全部やっていたのです。
 それで申請が通れば、生活保護費は女性の口座に入ります。
 だから不正受給が問題になれば、まずが彼女達が有罪になってしまいます。 
 浅野市議がColaboの生活保護不正受給追及で、一番苦労したのは、いかに彼女達守るかでした。

 ところがColabo側弁護団はアッサリと「生活保護不正受給をしたのは、Colaboが収容した女性達。 Colaboには責任はない。」と言い出したのです。
 暇空さんが問題にしているのは、生活保護を不正受給させたことだけでなく、Coiabog側が彼女達からその生活保護費の殆んどを巻き上げていた事です。
 それなのにイザとなったら彼女達を守る意志は皆無なのです。
 これを見るとColaboにとって「少女達」は食い物以外の何物でもなかったのがわかります。

 これはホントにすごい話ですから、ワタシはこの後結構長い事、この続報と言うか? これに対するColaboやその支持者側の反応を知りたいと思っていました。
 ところがコイツラからは全然これと言った反論がありません。

 しかしColabo弁護団はまたトンデモな事を言っているのです。 
 つまり「暇空さんが提出した証拠の閲覧制限を解き、誰でも見られるようにしろ!!」と言い出しているのです。
 


 ???
 そ、そんな事をしたらシェルターの住所や、生活保護を受給している女性達の氏名まで公開される事になるじゃないですか?
 彼女達に何かあったらどうするんですか?

 しかし恐らくColabo側は暇空さんが提出した「証拠」を開示させることによって、様々なトラブルが起きる事を期待しているのでしょう。
 それによって例えばシェルターの女性が襲撃されるなどの事件が起きたら、それをまた暇空さんの責任して、盛大に被害者アピールをしたいのではないでしょうか?

 それにしてもホントに醜悪な話です。

 因みに動画の日付を見て頂ければわかりますが、この暇空さんによる「生活保護不正受給」の証拠の提出は2か月余り前の話です。
 あれからこの裁判は全然進んでいません。
  
 幸い、裁判所は暇空さんの「証拠」の閲覧制限は解かなかったのでしょうね。 だからあれからColaboのシェルターが襲われるとかそういう事件は起きていません。
 しかしColabo支持者達はこの件についてだんまりを決め込んでいて、彼等がこの不正受給をどう思っているのか全くわかりません。

  1. Colabo
  2. TB(0)
  3. CM(2)

コメント

まずColabo側の神原弁護士が訴訟記録の閲覧制限解除を申し立てている件については、ブログ主様と同意見で、私にも訳がわかりません。先日こちらにお邪魔した時の相手は堀弁護士でしたが、主様も記事本文中で堀さんは相対的にマトモとおっしゃってましたが、さすがは「しばき隊」の元メンバーである神原弁護士は一筋縄ではいかない(皮肉です)ようです。

生活保護の「不正受給」をしたのは被保護少女であってColaboではないという主張は、形式的な論理ではそのとおりですが、刑法には教唆犯という規定があり、また判例や学説上で間接正犯という考え方も確立しています。

教唆犯というのは、文字どおり他人に犯罪を唆して実行に着手させた者のことで、実行犯と同じ量刑をくらうことになっています(刑法61条1項。なお実際の判決では実行犯の7割くらいが多いようですが)。

間接正犯というのは、他人の知能の未発達などに乗じ、その他人を道具のように使用して犯罪を実行させた場合、現実に犯罪を行った者ではなく、その者を利用した人物を正犯として処断するというものです。母親が幼稚園児に言いつけて万引きをさせた場合、母親を万引き犯とみなすということです。
12歳の養女(本来は善悪を判断できる年齢)を連れて四国遍路をしつつ先々の札所で賽銭泥棒をさせていた養父につき、日頃から煙草の火を押し付けるなど暴行を続けていたことから養女の意思は完全に抑圧されていたと認定し、養父を窃盗犯(窃盗の間接正犯。窃盗教唆犯ではない)として処断した判例があります(最高裁決定S58・9・21)。

暇空氏が紹介している仁藤氏の著作によれば、彼女は役所への生活保護申請に同行することもあったようですし、被保護少女たちの多くはColaboに生計維持を依存していたと思われることから、この点では「Colaboが生活保護費を不正受給していた」とする彼の動画・noteには、それなりの理由があると思います。
ただし、Colaboという法人自体を詐欺教唆に問うことはまず無理です。企業ぐるみの犯罪と思われる事例であっても、処罰されるのは役員・社員であって、企業そのものは処断されない事例がよくあることは、主様もご承知のことと思います。法人への処罰にはそのための条文が必要であり、しかもその適用にはハードルが高いからです。

以上がこの私のコメント主旨なのですが、神原弁護士の指摘にも考慮すべき点があり、私の考えが纏まれば改めてコメントさせていただくかもしれません。
  1. 2023-08-31 17:47
  2. URL
  3. 通りすがり #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> まずColabo側の神原弁護士が訴訟記録の閲覧制限解除を申し立てている件については、ブログ主様と同意見で、私にも訳がわかりません。先日こちらにお邪魔した時の相手は堀弁護士でしたが、主様も記事本文中で堀さんは相対的にマトモとおっしゃってましたが、さすがは「しばき隊」の元メンバーである神原弁護士は一筋縄ではいかない(皮肉です)ようです。

 通りすがりさんのコメントは助かりました。 
 通りすがりさんとのコメントを通じて自分の脳内にあったモヤモヤした物が、整理されてきました。

 ワタシは裁判も法律も完全に素人なので、暇空さんの動画だけだと、内容を最低限理解するので手一杯で、それ以上の事は「???」と思いながら、脳内で上手く整理できなかったのです。

 で通りすがりさんのコメントをいただいて驚くのは、Colabo弁護団や支持者達の倫理観、司法観です。
 
 前回の「実際」にも呆れたけど、これは「実際以上」です。
 ワタシは暇空さんが生活保護不正受給の証拠を出したら、Colabo側としてはこの証拠の不備を突くと思ったのです。
 少なくともワタシがColabo弁護団ならそうします。

 暇空さんの証拠は非公開ですから、この証拠の内容はわかりません。 しかし生活保護の不正受給は詐欺で警察案件ですから、暇空さんの出した証拠に間違いがなくても、現在Colaboの被支援者の女性達が不正受給をしていたとしても、刑事告訴もされておらず、まして有罪にもなっていない以上、この証拠に反論する余地はいくらでもあったはずです。

 ところが何とColabo弁護団側から「生活保護を受給しているのは、女性達だからColaboは関係ない。」と言ってしまっては、彼女達が生活保護の不正受給をしていると、認めたのと同じです。

 ましてこの証拠を公開しろって?
 結局、コイツラは非支援者の女性達を守る意思は最初からゼロなのです。

 一方、仁藤夢乃は今年、都の若年女性支援事業を受託しなかった理由を「都の提示する条件だと、少女達の個人情報を守れないから。」と言っています。
 暇空の都の情報開示請求訴訟でも、都側がColaboの要請で情報開示を拒否するのは、被保護女性達の個人情報が守れないからだと言っています。

 ところが今回の「生活保護タコ部屋訴訟」の原告弁護団からの閲覧制限解除要求は、これらの個人情報を全部丸出しにしろ言っているわけです。

 コイツラ、弁護士のクセに自分達の発言が、完全に自己矛盾である事を理解していないのでしょうか?
 そもそもこんなことを裁判での公式書面で言い続けたら、裁判官や一般社会の人達がどう思うか、考えていないのでしょうか?
 でもきっと連中やその支持者達の仲間内ではきっと「よくやった!!」と言う感覚なんでしょうね。

 
 コイツラを見ていると、どうも自分達だけが絶対正義で、法も証拠も全て超越していると信じ込んでいるとしか思えません。
 弁護士として法を学んだなのに、むしろ法も証拠も超越して自分の正義だけを主張し続ける人間がいるなんて・・・・。
 ホントに呆れています。

 きっと宗教裁判や魔女裁判の裁判官は、コイツラと同類だったのだと思います。
>
> 生活保護の「不正受給」をしたのは被保護少女であってColaboではないという主張は、形式的な論理ではそのとおりですが、刑法には教唆犯という規定があり、また判例や学説上で間接正犯という考え方も確立しています。
>
> 教唆犯というのは、文字どおり他人に犯罪を唆して実行に着手させた者のことで、実行犯と同じ量刑をくらうことになっています(刑法61条1項。なお実際の判決では実行犯の7割くらいが多いようですが)。
>
> 間接正犯というのは、他人の知能の未発達などに乗じ、その他人を道具のように使用して犯罪を実行させた場合、現実に犯罪を行った者ではなく、その者を利用した人物を正犯として処断するというものです。母親が幼稚園児に言いつけて万引きをさせた場合、母親を万引き犯とみなすということです。
> 12歳の養女(本来は善悪を判断できる年齢)を連れて四国遍路をしつつ先々の札所で賽銭泥棒をさせていた養父につき、日頃から煙草の火を押し付けるなど暴行を続けていたことから養女の意思は完全に抑圧されていたと認定し、養父を窃盗犯(窃盗の間接正犯。窃盗教唆犯ではない)として処断した判例があります(最高裁決定S58・9・21)。
>
> 暇空氏が紹介している仁藤氏の著作によれば、彼女は役所への生活保護申請に同行することもあったようですし、被保護少女たちの多くはColaboに生計維持を依存していたと思われることから、この点では「Colaboが生活保護費を不正受給していた」とする彼の動画・noteには、それなりの理由があると思います。
> ただし、Colaboという法人自体を詐欺教唆に問うことはまず無理です。企業ぐるみの犯罪と思われる事例であっても、処罰されるのは役員・社員であって、企業そのものは処断されない事例がよくあることは、主様もご承知のことと思います。法人への処罰にはそのための条文が必要であり、しかもその適用にはハードルが高いからです。
>
> 以上がこの私のコメント主旨なのですが、神原弁護士の指摘にも考慮すべき点があり、私の考えが纏まれば改めてコメントさせていただくかもしれません。

 そもそも困窮した女性達が自分で生活保護を申請できて、受給できるぐらいなら、Colaboも若年女性支援事業もいらないんですけどね。
 どういう事情であれ困難な状況に陥って、生活できない女性は自分で生活保護を申請すれば済むのですから。 生活保護を受給できたら医療だって全額無料なのですから。
 それなのにコイツラ「生活保護の受給は勝手に女性がやりました。」と言うんですから。

 だったらオマイラいなくても、困難女性は生活保護など公的福祉だけで自立できるんでない?
 
 ですよね?
 
 マジにこの辺りの論理矛盾と被保護者の女性達への配慮の欠如には、唯々呆れるしかないのです。
 こういう人間が弁護士になれると言うのが驚きです。

 と言うか弁護士になる為に法学を学んだはずなのに、それが近代民主主義国家の法の意味を全然理解していないのが驚きです。
 ホントにコイツラは中世の異端審問官か魔女裁判官になるべき人間だったのですね。
  1. 2023-09-01 10:27
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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