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2023-06-30 13:34

不法移民の洪水で思う事

 アメリカの不法移民問題が益々深刻化しているようです。 元々トランプ政権時代から非常に深刻でした。 それでトランプ政権はそれを防止する為に、結構効果的な対策をしていた。 その中にはメキシコ国境での塀の建設などオバマ政権時代から構想された物もあったのですが、トランプ政権は有効な政策であればそのまま引き継ぎました。
 ところがバイデン政権はトランプ憎しで、こうした政策に絶対反対し、更に有効な物を次々と骨抜きにした行きました。

 政策の変更って即効果が出るわけじゃないのですが、それでも元々必死で流入防止をしていた政策を無効化したのだから、数年も経てば明確に効果が出ます。
 お陰で不法移民の数はこれまでにないほどに増え、更にその中には100名を超えるテロリストや大量の犯罪者が含まれていると言う状態です。

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 そりゃね、自称リベラリストが不法移民を支援する気持ちはわかりますよ。 とにかく彼等は貧しい祖国、治安も滅茶苦茶で社会福祉も全く機能しないような祖国を捨てて、何とかアメリカで豊な生活をしたいのです。
 元々アメリカと言う国は、こういう移民が集まってできた国なのです。
 現在、アメリカで成功している人達も、実は親の代には不法移民、或いは本人も幼児期に不法移民として入国した人も多数いるのですから。

 だから今、米墨国境でひしめいている人達だって、歓迎するべきだ!!
 彼等はアメリカで働いてアメリカの豊な暮らしをしたいだけなのだから!!
 それなのに不法移民の逮捕とか酷い!!!
 人権侵害!!!
 カワイソウ!!!

 カワイソウな人達の同情して、カワイソウな人達の嫌がる事をする人を責めていたら、いかにも自分が善人だと言う気分になれるじゃないですか?
 だから本物の善人は勿論、善人だと思われたい人や、自分を善人の立場に置いて他人を責めたい人達は、カワイソウな人達を応援するのです。

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 しかしいかにアメリカが豊な国で広大な国であっても、無限の雇用と無限の福祉予算があるわけではないのです。
 まして犯罪者やテロリストが無制限に入れる状態は余りに危険でしょう?
 それに不法移民と言う事は、検疫もできないわけで、これで中南米で伝染病で出たらどうするのでしょうか?
 だから移民は歓迎するけれど、きちんと正規の就労ビザを取ってきてくださいね、と言う事でした。
 だからオバマ大統領だって国境に壁を建設する計画を立てていたんでしょう?

 ところがそういう話ぜ~~んぶ放り出して、ひたすら不法移民の流入防止措置を無効化してきた結果、大量に入り込んだ不法移民の為に、収容施設が満杯になり、ホテルや学校の体育館などにまで収容しなければならない状況になり、経済や市民生活に明らかに悪影響が出ている状況になりました。

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 不法移民と言うか自称難民の流入はヨーロッパでも深刻でもドンドン深刻化しているようです。
 所謂難民危機と言うのが起きたのが2015年です。
 あれはドイツのメルケル政権が難民を歓迎すると言ってしまった事から始まりました。 結局これがメルケル政権の命取りになったのですが、しかし自称難民の方はメルケル退陣後もまだまだドンドン押し寄せているのです。

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 そしてこうして押し寄せた自称難民の半数が未だに無職で、公的な支援で生活しています。
 そりゃそうでしょうね。
 ヨーロッパだってやはり無限の雇用があるわけじゃないのです。 それなのに鉄砲水のように押し寄せた「難民」のすべてが就職できる仕事など提供できるわけもないのです。
 そもそも彼等の大多数は移民先の言葉はできないのだし、それどころか母語の読み書きも怪しい人達も多いのです。

 先進国でそういう人達ができる仕事など限られているし、またそういう人達では就労しても給与は、生活保護費など公的支援での収入と殆ど変わりません。 そうなると彼等も就労する気はないのです。
 だから福祉で生活し続けるし、そうなると言葉も覚えないので就労は未来永劫不可能になります。
 
 しかしヨーロッパ諸国はこうした「難民」を歓迎してしまった以上、今後も彼等に「文化的な生活」を保障していかなければならないのです。 
 しかもこういう「難民」はドンドン押し寄せているのです。

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 大変ですね。
 実はワタシがヨーロッパに押し寄せる移民の話を始めて知ったのは70年代です。 その時NHKの番組か何かで、イタリア半島の南端からヨーロッパに入り込む不法移民の話を知りました。
 その時、ワタシが連想したのは「ローマ帝国の滅亡」でした。
 ローマ帝国はゲルマン人の侵攻によって滅亡しました。

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 しかし何でゲルマン人はローマ帝国に侵攻したのか?
 ローマ帝国とゲルマン人の確執は、ユリウス・カエサルがガリア(現在のフランス)を征服した直後から始まりました。
 これでローマ帝国領とゲルマン人の世界が接するようになったのです。
 そしてその直後からゲルマン人はローマ帝国に入り込もうとし始めました。

 けれどもゲルマン人側にローマ帝国に対抗するような国家はありませんでした。 またモンゴル軍を率いたジンギスカンのような強力な指導者がいた事もありません。
 一方ローマ側がゲルマン人の侵入防止のために、ガリアとゲルマニア、現在の独仏国境沿いに強力な防衛ラインを作り、要所毎に軍団を配備しました。
 ローマ軍は軍隊としての練度も高く、武器も優れていたし兵站も完璧でした。

 対してゲルマン人はそもそも軍隊と言えるかどうか・・・・。
 ゲルマン人は統一国家は勿論、部族国家さへない程原始的な生活をしていたわけで、部族毎に女や子供まで引き連れてローマへの侵入試み、妻子を後方に置いて、男達が戦うと言うようなことをやっているのです。 
 で、たまたまローマ側が手薄だとそのまま国境を越えて入り込み周辺を略奪すると言う事をやるのです。
 こういう事が延々と続くうちに、ローマ側が屁垂れてしまい、遂にはローマが陥落したのです。

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 何で? 何で?
 何でローマが負けるわけ?
 軍隊も国家組織もゲルマン人とは比べ物にならない程強力なのに。
 そもそも何でゲルマン人は性懲りもなくローマへの侵入を繰り返したの?
 侵入する度にゲルマン人側がやられて、大変な死傷者を出したはずなのに・・・・・。

 これについては歴史家はフン族のヨーロッパ侵入、ヨーロッパの気候の寒冷化などの理由を挙げます。
 しかしワタシは今のヨーロッパやアメリカで起きている不法移民の侵入を見ていると、凄くわかります。

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 ゲルマン人はローマの豊な生活が欲しかったのです。
 だったら武力で侵攻などしないで、ローマ領内で就労するとか、ローマ側の優れた技術を学んでゲルマニアを豊かにするとかすればよいと思います。
 でも彼等にはそんな発想はなく、目の前に豊な世界があれば、そこに侵入して欲しい物を略奪しました。
 彼等にはそういう発想しかなかったのです。

 彼等が働いたり技術を学んだりして国を豊かにすると言う発想ができるようになったのは、1500~2000年以上も後の話です。
 それまでは欲しい物は暴力で奪う、その為に死傷者が出る事なんか気にしませんでした。

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 で、豊になったローマ側はこれに耐えられず滅亡したのです。
 イヤ、だから豊かな生活を守りたいなら、必死で戦って防衛するべきでしょう?
 ローマはカルタゴ始め、自国よりも遥かに強大な敵国と戦って国を守る事で、大帝国になったのでしょう?
 だったら何で戦わなかったの?

 実際、五賢帝時代以降のローマって「オマイ、真面目に国防やる気あるのか?」と聞きたくなるような情けなさです。
 因みにローマ人の経済が衰亡してローマが貧しくなって軍事費を出せなくなったわけじゃないのです。

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 例えばローマの遺跡で五賢帝時代以降と以前の建築を見分ける基準の一つが、五賢帝時代以前の建物なら白大理石だけで作らているが、それ以降の物は色大理石が使われいる事です。
 石材の価格って要する輸送費です。 だから遠くから運んだ石材は高価で、近くで取れた石材は安いのです。 
 で、ローマ周辺で取れるのは白大理石だけ、色大理石は色によって産地が違うのですが、ローマから遥か遠くから運ばなければなりません。
 
 五賢帝時代までの建築物は白大理石だけを使った純白の建物。
 それ以降は様々な色大理石を使った極彩色の建物。
 と、言う事は明らかに五賢帝時代以降の方が、ローマ人の生活は豊になっているのです。
 しかしローマ人はこの頃から完全に軍務から離れ、軍事は国境周辺で生まれ育った「蛮族出身者」に任せきりになります。

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 この頃から度々繰り返される、ゲルマン人の大規模な侵攻にも、ローマ人が奮起する事もなく、むしろなんか慣れっこになって、殆ど何もしないで放置と言う状態が続きます。
 因みにこの頃ローマ国内で勢力を拡大していたキリスト教は「ローマ帝国は悪の帝国なので早く滅びるべき」と言うスタンスでした。
 ローマ国内ではこのキリスト教を徹底的に取り締まると言う気力もなくなっていきました。

 何で? 
 何で?
 でも、今ヨーロッパやアメリカで起きている不法移民の大量流入を見ていると、古代ローマ帝国で起きた事が、そんなに不思議でもなく、むしろ凄くわかる気がします。
 
 そしてヒョッとして古代ローマでも現在の左翼政党みたいに、国防を邪魔したり、ゲルマン人の流入をむしろ歓迎したりした連中がいたり、防衛やゲルマン人排除を言えない雰囲気があったんじゃないのだろうか?などと思ってしまいます。

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 因みにキリスト教が「悪の帝国」として憎み、そしてゲルマン人が豊を求めて押し寄せたローマ帝国が滅亡しても、ゲルマン人が豊になったわけではないし、キリスト教の信仰が守られるようなったわけではありません。
 ローマ帝国の滅亡で領内がすべてカオス化して、弱肉強食の世界になりました。 7世紀にサラセン帝国が生まれるとサラセンの海賊が海岸線を荒らすようになりました。 
 国家を喪ったキリスト教世界には、この海賊を防ぐ武装組織はなく、海賊は暴虐を恣にしたのです。

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 ローマがローマとして豊で強大な国だったのは、ローマ人がローマ人として強い愛国心、公徳心などをもって頑張っていたからです。 
 それがなくなれば、どんな豊で強大な国家でも、何も残らないのですね。

 だからワタシは確信しています。
 今のヨーロッパやアメリカ、そして日本が滅亡しても、それで良い事は何もないでしょう。
 しかしそうは思わない人も沢山いるから、この状況になっているのでしょうね。
  1. シェベツニダ!!
  2. TB(0)
  3. CM(20)

コメント

我が国でも少子化の進行による人口減少が危ぶまれて久しいですが、それの解決策として必ず「移民の受け入れ」が論じられるわけですが、自分は、それは解決策にならないと思います。
何故なら少子化・人口減少で一番の問題点は、「自国民」が減少することに問題が在るのであって、単なる労働力や消費者人口の減少の問題ではないのです。

「日本」という国家の存続に義務と責任を負う「日本人」が減少することが真の問題点であり、その解決には、日本に帰属意識を持つ「日本人」の数が増える、少なくともある一線より減らない必要があるから悩んでいるのであって、日本に帰属意識を持たず、日本の存続に義務も責任も問われない、単なる労働者や消費者に過ぎない「外国人」がいくら増えても、刹那的な息継ぎにはなっても、日本の「将来」を救うことにはなりません。
何しろ外国人の中には、日本どころか自国にすら義務や責任を感じない、国家意識を持たず、その責任感の範囲が部族・血族や自身の信仰集団の域にしかない輩が21世紀になった現在でも少なくないのです。

また、日本に在住する外国人の中には、あたかも日本の為に良かれ、という風の口ぶりで「移民受け入れ」を勧める者がおりますが、それを真に受けてはいけません。

いくら親切ぶって話していても、其れ等の本音は、日本社会において、少数派で部外者である故に感じている自身のストレスから来るものです。
どんなに日本に親しもうと努力しても、元々が異質な文明圏に生まれ育って、成熟してから来日した者は、異なる文明の衝突から感じるストレスにどうしても悩まされます。そのストレスを、自身の同胞、狭義においては同国人や同一の信教の徒。
広義においては、自分同様の異質な文明圏の人間、つまり外国人を増やすことで稀釈したい、というのが“本音”です。

そんな手前勝手な本音を、我々日本人はもちろん自分自身さえも騙し、誤魔化す為に、少子化対策やら労働人口の減少問題やら、さらには国際化だの反差別だのを持ち出し、一見、綺麗に見えるように”化粧“して語っているわけです。

決して日本の為を思っての言葉なんかじゃありません。あくまで自身の“都合”による言葉です。
  1. 2023-06-30 14:36
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

日本に来れる人は助けるが
日本に来れない本当の貧困層は助けない。
これっておもいっきり差別じゃないですか!
日本ができることは後進国への経済的支援や技術支援でその国の経済を底上げすることがよいのではないですかね。
  1. 2023-06-30 15:44
  2. URL
  3. #YgUVdW1s
  4. 編集

ローマの廃退は蛮族出身者に軍務をまかせ、ローマ人がローマ人として強い愛国心、公徳心などをもって頑張らなくなった、とのお説はそうだろうな、と思います。

日本では労働力不足を声高に叫んで外国人技能実習生なる「傭兵」を入れて産業界に組み込みました。日本人は3Kはしない、という風潮を生みました。そして外国人が犯罪を犯す事件が増えて・・・。蛮族ゲルマンの侵入と同じじゃないですか。

日本人は五体健全な若者がニートだの対人関係が築けないだのと言って何もしなくなった感があります。「傭兵」がいれば自分が汗をかく必要がない。

これを30年間続ければ、日本は日本でなくなるのではないか?「日本を取り戻す」は安倍さん一人のスローガンではありません。
  1. 2023-06-30 16:53
  2. URL
  3. 相模 #-
  4. 編集

私も欧州の移民問題、難民騒ぎをみると、ローマ帝国末期の「蛮族の侵入」を思い出しますね。本当にローマ帝国の興亡って古代の話とは思えません。

苦笑してしまうのは、2000年後の現在、侵入される側なのが、かつて侵入する側だった「蛮族」の末裔たちの国々だってことですね。
2000年前にあのゲルマン人の国が世界の富裕国の一員になっているなんて誰が想像したことでしょう?
  1. 2023-06-30 20:14
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

ローマ衰退と欧米の衰退

外国から武力で攻めて来る相手には抵抗のしようがある、というか国民も一丸となれますが、外国から難民とか出稼ぎで押し寄せる人々を止めるという行為は内部の人には難しい。なぜかというと、彼等が侵略者であるという意識を多くの国民が認識できないからです。

アメリカでは前々から国境に州軍を送って違法移民の波を食い止めようと提案する人はいましたが、多くの左翼リベラルがそれに反対して国民の支持を得られません。

テキサスのように国境沿いの州知事が頑張ってるところもありますがカリフォルニアのように知事が全く不能なところもある。

それと国境が近くない州の人たちは他人事のように思ってる節があります。よもさんのおっしゃるローマ帝国の構図ですね。

欧米はこうやって野蛮俗の侵入によって暗黒時代に戻るのでしょうか?



  1. 2023-07-01 02:15
  2. URL
  3. 苺畑カカシ #-
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ローマ衰退と欧米の衰退とバイキングの末

私は、英国、ヨーロッパに侵入した、ディーン人、バイキングの侵略が似てるなと感じました。netfrix には多くのバイキングの物語が有ります。
彼らは、家族一族郎党で他国に住み付き、武力で勢力を拡げ、イングランドの半分以上、ヨーロッパのイタリアまで侵入しています(800-1050)。

>通俗的には、ヴァイキングは角のある兜を被った海賊や略奪を働く戦士であるとされるが、このイメージは後世の想像の影響が強く、実際には略奪を専業としていたのではなく交易民でもあり、故地においては農民であり漁民であった。
各地に進出し、北ヨーロッパの歴史に大きな影響を残したが、次第に各地に土着してゆくとともに海上の民としての性格を失い、13世紀までには、殆どのヴァイキングは消滅した。

何でしょうね? 同じヨーロッパ人だから、当たり前の事なのかな?
  1. 2023-07-01 09:51
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  3. トラウマ #RWLNmTs6
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Re: タイトルなし

> 我が国でも少子化の進行による人口減少が危ぶまれて久しいですが、それの解決策として必ず「移民の受け入れ」が論じられるわけですが、自分は、それは解決策にならないと思います。
> 何故なら少子化・人口減少で一番の問題点は、「自国民」が減少することに問題が在るのであって、単なる労働力や消費者人口の減少の問題ではないのです。
>
> 「日本」という国家の存続に義務と責任を負う「日本人」が減少することが真の問題点であり、その解決には、日本に帰属意識を持つ「日本人」の数が増える、少なくともある一線より減らない必要があるから悩んでいるのであって、日本に帰属意識を持たず、日本の存続に義務も責任も問われない、単なる労働者や消費者に過ぎない「外国人」がいくら増えても、刹那的な息継ぎにはなっても、日本の「将来」を救うことにはなりません。
> 何しろ外国人の中には、日本どころか自国にすら義務や責任を感じない、国家意識を持たず、その責任感の範囲が部族・血族や自身の信仰集団の域にしかない輩が21世紀になった現在でも少なくないのです。
>
> また、日本に在住する外国人の中には、あたかも日本の為に良かれ、という風の口ぶりで「移民受け入れ」を勧める者がおりますが、それを真に受けてはいけません。
>
> いくら親切ぶって話していても、其れ等の本音は、日本社会において、少数派で部外者である故に感じている自身のストレスから来るものです。
> どんなに日本に親しもうと努力しても、元々が異質な文明圏に生まれ育って、成熟してから来日した者は、異なる文明の衝突から感じるストレスにどうしても悩まされます。そのストレスを、自身の同胞、狭義においては同国人や同一の信教の徒。
> 広義においては、自分同様の異質な文明圏の人間、つまり外国人を増やすことで稀釈したい、というのが“本音”です。
>
> そんな手前勝手な本音を、我々日本人はもちろん自分自身さえも騙し、誤魔化す為に、少子化対策やら労働人口の減少問題やら、さらには国際化だの反差別だのを持ち出し、一見、綺麗に見えるように”化粧“して語っているわけです。
>
> 決して日本の為を思っての言葉なんかじゃありません。あくまで自身の“都合”による言葉です。

 国家体制って結局その国の制度などの問題ではなく、その国の国民により守る物なんですよね。
 アメリカがアメリカ人がいるからアメリカなのだし、日本は日本人がいるから日本なのです。

 アメリカは移民国だけれど、これまで移民してきた人達がアメリカの理念や理想に共感していたのでアメリカの力になったのです。
 でもこんな形でドンドン不法移民が来れば、どうにもならないでしょうね。
  1. 2023-07-01 10:18
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 日本に来れる人は助けるが
> 日本に来れない本当の貧困層は助けない。
> これっておもいっきり差別じゃないですか!
> 日本ができることは後進国への経済的支援や技術支援でその国の経済を底上げすることがよいのではないですかね。

 ワタシもそう思います。
 
 違法な手段で日本に来たから助ける、本国で真面目に暮らしている人は助けないって、ホントに差別です。
 
 外国人を助けたいなら、日本にいる人も本国で暮らす人も平等に助けるべきです。
 日本は外国人の生活保護費に1200億円も使っています。

 むしろこれはODAなど海外援助に使うべきです。
  1. 2023-07-01 10:22
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> ローマの廃退は蛮族出身者に軍務をまかせ、ローマ人がローマ人として強い愛国心、公徳心などをもって頑張らなくなった、とのお説はそうだろうな、と思います。
>
> 日本では労働力不足を声高に叫んで外国人技能実習生なる「傭兵」を入れて産業界に組み込みました。日本人は3Kはしない、という風潮を生みました。そして外国人が犯罪を犯す事件が増えて・・・。蛮族ゲルマンの侵入と同じじゃないですか。
>
> 日本人は五体健全な若者がニートだの対人関係が築けないだのと言って何もしなくなった感があります。「傭兵」がいれば自分が汗をかく必要がない。
>
> これを30年間続ければ、日本は日本でなくなるのではないか?「日本を取り戻す」は安倍さん一人のスローガンではありません。

 日本人は別に3K労働を嫌う伝統なんかないです。 但し厳しい労働に見合う賃金を払いたくないから低賃金の外国人を雇用するのです。
 外国人の雇用は結局日本人の賃金を下げて、機械化や合理化を遅らせているのです。
 
 そもそも出生率低下が問題になった時期は、就職氷河期以降のデフレ期です。 日本人の若者に結婚や出産が可能な仕事がなかったから出生率が下がったのです。
 それなのに外国人労働者を入れ続けたのです。

 これでは日本人のジェノサイトと同じです。
  1. 2023-07-01 10:27
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 私も欧州の移民問題、難民騒ぎをみると、ローマ帝国末期の「蛮族の侵入」を思い出しますね。本当にローマ帝国の興亡って古代の話とは思えません。
>
> 苦笑してしまうのは、2000年後の現在、侵入される側なのが、かつて侵入する側だった「蛮族」の末裔たちの国々だってことですね。
> 2000年前にあのゲルマン人の国が世界の富裕国の一員になっているなんて誰が想像したことでしょう?

 何で古代ローマ帝国にゲルマン人が侵入したか?
 それは結局ローマが豊で、ゲルマン人が貧しかったからです。
 だから豊かな世界に入り込もうとしたのです。
 それで遂にローマ帝国は崩壊しました。

 今欧米で起きている事も同じでしょう。
 欧米が豊だから不法移民が押し寄せるのです。
 逆に言えばこれを止めないと欧米諸国が破綻する事になります。


  1. 2023-07-01 10:30
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: ローマ衰退と欧米の衰退

> 外国から武力で攻めて来る相手には抵抗のしようがある、というか国民も一丸となれますが、外国から難民とか出稼ぎで押し寄せる人々を止めるという行為は内部の人には難しい。なぜかというと、彼等が侵略者であるという意識を多くの国民が認識できないからです。

 そこが最大の問題ですね。
 違法な侵入は実質的には侵略と同じなのですが、それを「カワイソウ」で誤魔化されている人が凄く多いのです。 それを利用してホントにアメリカを侵略しようとしている国だってあるのに。
>
> アメリカでは前々から国境に州軍を送って違法移民の波を食い止めようと提案する人はいましたが、多くの左翼リベラルがそれに反対して国民の支持を得られません。
>
> テキサスのように国境沿いの州知事が頑張ってるところもありますがカリフォルニアのように知事が全く不能なところもある。
>
> それと国境が近くない州の人たちは他人事のように思ってる節があります。よもさんのおっしゃるローマ帝国の構図ですね。
>
> 欧米はこうやって野蛮俗の侵入によって暗黒時代に戻るのでしょうか?

 ワタシは結構本気で心配しています。
 今、アメリカの年間出生数は375万人だそうですが、不法移民の毎日1万人~1万②000人は入っているそうです。 これだと今年生まれた子供達が成人する頃には、アメリカの総人口の半数弱は不法移民になります。
 
 実はワタシはこの情報をここで知ったのですが、このアカウント主はこれを「アメリカ人が薄まる」と言うのです。

 https://www.youtube.com/@canadiannews_yt

 実際このレベルで不法移民が入り込むと、ドンドンアメリカ人が薄まるのです。

 アメリカは元々移民の国ですから、移民が入って頑張れば成功できるように国ができています。
 でもこんなに大量にドンドン入って大丈夫なのか?他国から見ても心配になります。

 ましてヨーロッパは元来移民国ではないし、ヨーロッパ文明に敵対的なイスラム移民がドンドン入っているのです。
 これはホントに心配です。





 
  1. 2023-07-01 10:49
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: ローマ衰退と欧米の衰退とバイキングの末

> 私は、英国、ヨーロッパに侵入した、ディーン人、バイキングの侵略が似てるなと感じました。netfrix には多くのバイキングの物語が有ります。
> 彼らは、家族一族郎党で他国に住み付き、武力で勢力を拡げ、イングランドの半分以上、ヨーロッパのイタリアまで侵入しています(800-1050)。
>
> >通俗的には、ヴァイキングは角のある兜を被った海賊や略奪を働く戦士であるとされるが、このイメージは後世の想像の影響が強く、実際には略奪を専業としていたのではなく交易民でもあり、故地においては農民であり漁民であった。
> 各地に進出し、北ヨーロッパの歴史に大きな影響を残したが、次第に各地に土着してゆくとともに海上の民としての性格を失い、13世紀までには、殆どのヴァイキングは消滅した。
> <
> 何でしょうね? 同じヨーロッパ人だから、当たり前の事なのかな?

 そうですね。
 ヴィスコンティの代表作「山猫」の主人公の公爵も元来シチリアを征服し、シチリアの支配たノルマン人の末裔です。 イギリスのプランタジネット朝などヨーロッパの王家にも元来ノルマン人の王朝は幾つもあります。

 現在の価値観ならこのような武力征服は侵略で絶対悪なのですが、1000年前の話ですから、善悪を論じても意味はありません。

 そしてこうしたノルマン人に気質が後のヨーロッパの植民地獲得にも影響したのかもしれません。
 
 で今そのお返しが来ているわけです。
 善悪から言えば何とも言えませんが、しかしヨーロッパの国家的危機である事は間違いないでしょう。
  1. 2023-07-01 10:57
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

>豊かな生活を守りたいなら、必死に戦って防衛するべき


文明とは、どれほど高度かつ大規模であっても、決して永遠でも不朽でもありません。
人工物である以上、必ず自然(野生)の力の浸食を受けます。人工物=文明、自然=野蛮、の攻防は、有形であっても無形であっても必ず起きます。

それを自分は東京在住時に実感しました。
道東の田舎町から出てきたばかりの小僧の頃は、大都会の威容に圧倒されて気がつきませんでしたが、鋼とコンクリート、アスファルト等で自然(野生)を完全に排除したようでも、実際には、ネズミやカラス、ゴキブリその他の虫が蠢いています。
植物もコケや各種の雑草があらゆる隙間を見つけて、浸透・浸食して、アスファルト舗装を破壊したり、コンクリートを腐朽させています。鳩も高層ビルから一般の民家まであらゆる建物の隙間に入り込んで糞害をもたらします。
とくに“餌”となる膨大な廃棄食品が其れ等を養って、増殖を促しております。
しかも皮肉なことに、そういう歓迎されざる”野生“は、人間が”自然“を愛でたり、懐かしんだりする為に作った“、それが公園であれ、民家の庭であれ、排除したはずの”自然“を再現させた空間を利用して、繁殖を逞しくしているのです。
東京を離れて10年を過ぎましたから、現在はどうか知りませんが、自分が東京在住時、どんな公園も、その他の緑地も、規模や景観がどうあれ、とてもノンビリ休息したり、近寄って眺めることなんかできませんでしたよ。何故ならそこにある樹木がヤブ蚊の巣になっていて、人にもよるだろうけど、そのヤブ蚊に悩まされないことは、真冬を除けばありませんでしたからね。

だからどんな立派な“文明”でも、野生(野蛮)が浸透する余地は必ずあるのです。
しかも、その文明を作る為に、わざわざ排除した空間を、後になって懐かしんで再現したら、そこが歓迎されざるものたちの巣窟になって日常生活を悩まされ、脅かされるなんて、ほとんど笑い話か悪い冗談ではありませんかね?

これは人間vs野生生物に限っての話ではなく、人間同士でも同じことです。

どんなにご立派で完璧に見える国家なり社会体制であっても、その文明の果実を貪ろうとする”野蛮“な分子なり勢力なりが、いつでも何処かにいて、蠢動しているのです。
文明という人工物は、それを守る為に、その果実の享受者たちが、不断に管理・修繕し続けなくては、容易く“野生”によって浸食、腐朽、強奪されることを忘れてはいけないのです。
況してや、自らそんな歓迎されざる野生を引き入れる愚行を行ってはなりません。
  1. 2023-07-01 13:09
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  3. 温泉猫 #-
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  1. 2023-07-01 13:11
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  1. 2023-07-01 13:28
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北欧系と南欧系

トラウマさんのコメントを読んで、思ったことを・・・

同じ白人といっても、北欧系は金髪碧眼なのに対して、古代ローマ人の末裔であるラテン系・南欧系は、髪も瞳も黒か茶色。本来の南欧系は、外見だけなら北欧系より中東系に近いんですよね。なので文化的に同化するまでは、かなりの軋轢があったんじゃないかと思います。

スウェーデン在住のBraさんのブログで知ったんですが、現代の金髪白人女性の多くは、髪の毛を染めて (脱色して?) 金髪にしているそうですね。言われてみると、生え際までは金髪じゃない白人女性、本当に多いですね・・・元々は 「蛮族の外見」 だったのに、現代では白人の 「美人の基準」 になっているのは興味深いですが・・・。

以前に、マンガ 「ベルサイユのばら」 について、海外の反応をまとめたサイトを見たら、フランス人だかイタリア人だかの反応で 「あの時代のフランス人は、ほとんどが黒髪だけどな」 というのがありましたね。

ちなみにノルマンディー地方だけは、その名のとおり、ノルマン人の末裔である金髪碧眼の人が多いそうです。フランスが歴史的に、とにかくフランス語を大事にしてきたのは、血統じゃなくて言語じゃないと、国民を統合できなかったからでしょう。

ノルマンディー/ノルマンディー公国 - 世界史の窓
https://www.y-history.net/appendix/wh0601-112.html

>Episode ヴァイキングの気質
>この地方に移住したデーン人その他は、北ヨーロッパ人の剛毅な精神を、フランスの文化の中に吹き込み、ノルマン人という特殊な気質を産んだ。かれらは、フランス化した北ヨーロッパ人である。フランス語を学び、キリスト教に改宗し、フランス法を採用し、石造建築を始めた。もう一つ、注目すべきことは、騎馬戦の技術を習得したことである。

>南イタリアからシチリア島一帯はイスラーム教勢力の侵攻が続き、苦慮したローマ教皇は、ノルマンディーのノルマン人の武力を利用しようとした。ノルマンディーのノルマン人は土地不足から海外発展の機会を狙っていたので、教皇の意向に沿う形でまず傭兵として南イタリアに赴き、そこで土地を与えられ領主として力を付けた者のなかには地中海進出を図るものも現れた。

↑考えてみれば、南欧はイスラム文化圏だったこともあるし、南欧の人達の外見は北欧系より中東系に近いのに、徹底してイスラム教のことは嫌っていたんですよね。それって、ただの 「偏見」 だったんでしょうか?

現代のフランスでは、早くから公立学校でイスラム教徒の女生徒がスカーフを着用するのを禁止したりして 「フランス人として扱われたければフランス文化を尊重しろ」 という政策を採っていたんですが、少し前に多文化共生主義者たちから 「フランスの傲慢だ!自文化中心主義だ!」 と叩かれていました。その後はどうなったんだろ?
  1. 2023-07-02 00:42
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: タイトルなし

> >豊かな生活を守りたいなら、必死に戦って防衛するべき
>
>
> 文明とは、どれほど高度かつ大規模であっても、決して永遠でも不朽でもありません。
> 人工物である以上、必ず自然(野生)の力の浸食を受けます。人工物=文明、自然=野蛮、の攻防は、有形であっても無形であっても必ず起きます。
>
> それを自分は東京在住時に実感しました。
> 道東の田舎町から出てきたばかりの小僧の頃は、大都会の威容に圧倒されて気がつきませんでしたが、鋼とコンクリート、アスファルト等で自然(野生)を完全に排除したようでも、実際には、ネズミやカラス、ゴキブリその他の虫が蠢いています。
> 植物もコケや各種の雑草があらゆる隙間を見つけて、浸透・浸食して、アスファルト舗装を破壊したり、コンクリートを腐朽させています。鳩も高層ビルから一般の民家まであらゆる建物の隙間に入り込んで糞害をもたらします。
> とくに“餌”となる膨大な廃棄食品が其れ等を養って、増殖を促しております。
> しかも皮肉なことに、そういう歓迎されざる”野生“は、人間が”自然“を愛でたり、懐かしんだりする為に作った“、それが公園であれ、民家の庭であれ、排除したはずの”自然“を再現させた空間を利用して、繁殖を逞しくしているのです。
> 東京を離れて10年を過ぎましたから、現在はどうか知りませんが、自分が東京在住時、どんな公園も、その他の緑地も、規模や景観がどうあれ、とてもノンビリ休息したり、近寄って眺めることなんかできませんでしたよ。何故ならそこにある樹木がヤブ蚊の巣になっていて、人にもよるだろうけど、そのヤブ蚊に悩まされないことは、真冬を除けばありませんでしたからね。
>
> だからどんな立派な“文明”でも、野生(野蛮)が浸透する余地は必ずあるのです。
> しかも、その文明を作る為に、わざわざ排除した空間を、後になって懐かしんで再現したら、そこが歓迎されざるものたちの巣窟になって日常生活を悩まされ、脅かされるなんて、ほとんど笑い話か悪い冗談ではありませんかね?
>
> これは人間vs野生生物に限っての話ではなく、人間同士でも同じことです。
>
> どんなにご立派で完璧に見える国家なり社会体制であっても、その文明の果実を貪ろうとする”野蛮“な分子なり勢力なりが、いつでも何処かにいて、蠢動しているのです。
> 文明という人工物は、それを守る為に、その果実の享受者たちが、不断に管理・修繕し続けなくては、容易く“野生”によって浸食、腐朽、強奪されることを忘れてはいけないのです。
> 況してや、自らそんな歓迎されざる野生を引き入れる愚行を行ってはなりません。

 ええ、文明の維持って大変なのです。

 紀元前390年にケルト人の来襲でローマが占領されたことがあります。
 この時はローマ側が全く油断していて、アッと言う間にケルト人がローマの市内に入り込み、ローマ人は子供のいる若夫婦だけがカピトリーノの丘の城壁内に立て籠り、それ以外のローマ人は全部外でケルト人と戦って戦死したのです。
 
 で、結果としてケルト人の完全勝利だったのですが、ケルト人は間もなくローマを放棄するのです。
 ローマって当時から上下水道が完備していて、そういうインフラで都市生活が成り立っていたのです。

 ケルト人はカピトリーノ城外のローマ人を全部殺したので、こういうインフラの意味さへも理解できなくて、勿論維持も不能で、そうなるとローマ城内では飲料水もないのです。
 それで結局占領したローマを放棄せざるを得なくなったのです。

 こういうのを見ると、ホントに文明って文明人がいるから文明なんですよ。
 でもこれを見ていると、現在の欧米だって、「難民」や「不法移民」で占領されたら、結局欧米の文明は維持不能になるでしょう。

 実際、欧米の都市は近年信じがたく不潔になっているます。
 こういうを見ると大量に移民を受け入れた事により、ドンドン文明の劣化が進んでいるとしか思えません。
  1. 2023-07-02 10:32
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 実際に難民の世話をした人が書いていましたが、彼らはまともな教育も躾けも受けておらず、ストレスがたまると暴れたり暴力を振るう、腹が減れば奪い取る、性欲が満たさなければ強姦すると、本能のまま行動するのだそうです。
> このような人間が近代国家に適応できるとは思えませんし、大量に住み着いたら、国そのものが根幹すら危なくなります。
> ところが、この事を口にすると「差別主義者」認定されるので、事実上口を塞がれてしまってい、なし崩しに自称難民を受け入れ、更なる混乱に拍車がかかっているように見えます。

 ええ、ワタシもそれを心配しています。 
 欧米の保守と言われる人達も、それを最も心配しているでしょう。

 別に難民が悪いわけじゃないけれど、人間の適応力には限界があるのです。 そして現在の欧米や日本とは余りに違う社会で生まれ育った人が、いきなり欧米や日本に来て適応するのは無理なのです。
 これは日本人が水道や電気もない、部族長が部落を支配する社会に行っても、簡単には適応できないのと同じです。

 それでも大勢の中に一人だけ入った場合は、否応なしに回りにあわせる努力をするしかないのですが、しかし大量に入ればそういうわけには行かないでしょう。
 
 だから逆に言えばホントに大量の難民を受け入れる心算なら、こうした問題も本気で議論するべきなのです。 
 でもその口を塞ぐと言うのは、実は本気で難民を助ける気もないと言う事です。

> ローマの豊かさはローマ人の民度の高さによって、作られ維持されていたのですから、ゲルマン人がローマの豊かさを維持できるはずがないように、ヨーロッパにワラワラ押しかけている自称難民達は、自国を発展する発想すらなく、国家運営すらまともにできませんから、ユーロッパの豊かさを逆に壊してしまうという、ローマ帝国の二の前伊を演じる事になるのは目に見えています。
> 最近、アフリカはヨーロッパの植民地のままの方がよかったのではないか?南アフリカやジンバブエなどは、白人が国の主導権を握って、黒人達をガチガチに絞めつけたのは、100%正しかったわけではないにしても、必ずしも間違っていなかったのでは?思うようになりました。
> こんなことを言ったら、差別主義者認定を受けるてしまうのでしょうね。

 そういえばあの倉庫爆発の前後にレバノンでフランスの統治を求めるデモが起きていました。 香港でもイギリスの統治を求めている人達がいます。
 
 フランスのレバノン統治もイギリスの香港統治も純然たる植民地支配だったのですが、それでもやっぱり現在の自国民による支配よりマシだったわけです。
 実際マシだったと思います。

 レバノン人や香港人に自己統治能力があるかどうかはわかりませんが、しかし統治と言うのは、相応の技術も能力も必要です。 一方レバノンのように一応民主主義の制度を作っても、それを実際に運用するにも国民と官僚システムなどで相応の資質や能力が必要なのです。

 それなしでとにかく植民地支配は悪!!で独立してしまったのですから、それが身につくまでは混乱状態が延々と続くのです。 しかし混乱状態が続けば民主主義の基盤を作るどころではありません。

 なんだかなあ・・・。
 
 でもフランスはもう二度とレバノンを統治する気はないのです。 だって統治ってお金も手間もかかって、しかも被統治者達からは憎まれます。
 これだと他で余程利益が出ない限り、統治なんかするわけないです。

  1. 2023-07-02 10:51
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 北欧系と南欧系

> トラウマさんのコメントを読んで、思ったことを・・・
>
> 同じ白人といっても、北欧系は金髪碧眼なのに対して、古代ローマ人の末裔であるラテン系・南欧系は、髪も瞳も黒か茶色。本来の南欧系は、外見だけなら北欧系より中東系に近いんですよね。なので文化的に同化するまでは、かなりの軋轢があったんじゃないかと思います。
>
> スウェーデン在住のBraさんのブログで知ったんですが、現代の金髪白人女性の多くは、髪の毛を染めて (脱色して?) 金髪にしているそうですね。言われてみると、生え際までは金髪じゃない白人女性、本当に多いですね・・・元々は 「蛮族の外見」 だったのに、現代では白人の 「美人の基準」 になっているのは興味深いですが・・・。
>
> 以前に、マンガ 「ベルサイユのばら」 について、海外の反応をまとめたサイトを見たら、フランス人だかイタリア人だかの反応で 「あの時代のフランス人は、ほとんどが黒髪だけどな」 というのがありましたね。
>
> ちなみにノルマンディー地方だけは、その名のとおり、ノルマン人の末裔である金髪碧眼の人が多いそうです。フランスが歴史的に、とにかくフランス語を大事にしてきたのは、血統じゃなくて言語じゃないと、国民を統合できなかったからでしょう。
>
> ノルマンディー/ノルマンディー公国 - 世界史の窓
> https://www.y-history.net/appendix/wh0601-112.html
>
> >Episode ヴァイキングの気質
> >この地方に移住したデーン人その他は、北ヨーロッパ人の剛毅な精神を、フランスの文化の中に吹き込み、ノルマン人という特殊な気質を産んだ。かれらは、フランス化した北ヨーロッパ人である。フランス語を学び、キリスト教に改宗し、フランス法を採用し、石造建築を始めた。もう一つ、注目すべきことは、騎馬戦の技術を習得したことである。
>
> >南イタリアからシチリア島一帯はイスラーム教勢力の侵攻が続き、苦慮したローマ教皇は、ノルマンディーのノルマン人の武力を利用しようとした。ノルマンディーのノルマン人は土地不足から海外発展の機会を狙っていたので、教皇の意向に沿う形でまず傭兵として南イタリアに赴き、そこで土地を与えられ領主として力を付けた者のなかには地中海進出を図るものも現れた。
>
> ↑考えてみれば、南欧はイスラム文化圏だったこともあるし、南欧の人達の外見は北欧系より中東系に近いのに、徹底してイスラム教のことは嫌っていたんですよね。それって、ただの 「偏見」 だったんでしょうか?
>
> 現代のフランスでは、早くから公立学校でイスラム教徒の女生徒がスカーフを着用するのを禁止したりして 「フランス人として扱われたければフランス文化を尊重しろ」 という政策を採っていたんですが、少し前に多文化共生主義者たちから 「フランスの傲慢だ!自文化中心主義だ!」 と叩かれていました。その後はどうなったんだろ?

 金髪碧眼は元々ノルマン人やゲルマン人の特徴ですね。 でもホントの金髪は彼等の中でもあまりいなくて、だからこそ北欧諸国でも金髪が珍重されるのでしょう。
 でもホントに綺麗ですから。
 
 「アラビアンナイト」を読んでいても、金髪碧眼の女奴隷とかが珍重されています。  
 それでカリフやスルタンのハレムなどにも入ります。

 スペインウマイヤ朝には母親の血を引いて金髪のカリフがいたのですが、当時のイスラム側からすると金髪は野蛮人、野蛮人だから頭が悪いのイメージがあって、そのカリフは金髪をターバンで隠して、人に見せないように苦労していたそうです。

 尤もアメリカでも金髪女はアタマが悪いイメージがあって、マリリン・モンローなんかは実際は茶髪だったのに金髪に染めて売り出したので、敢えて弱い女を演じる事で成功しています。

 しかし金髪の話は別にして、キリスト教世界ではイスラムへの嫌悪は強く当然でしょう。
 
 そもそもキリスト教など一神教は、他の宗教を尊重したり認めたりしてはイケナイのです。 一方それはイスラム教も同じですから、仲良くなれるわけもないのです。
 
 そういう宗教的な理由に加えて、大量に移民として入り込んでいるわけですから、嫌悪されて当然でしょう。
 
 マクロン政権は今は徹底して「ライテシ」つまりフランス式世俗主義を押し通す心算のようです。 実際フランスがフランスであり続けるには「ライテシ」で頑張るしかないけれど、どこまでいけるのでしょうね?
  1. 2023-07-02 11:12
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  3. よもぎねこ #-
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