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2023-06-04 14:10

差別大好き♡朝日新聞 名古屋城天守閣

 差別が大好きな朝日新聞が、また差別問題を焚きつけて喜んでいます。

障害者への差別発言相次ぐ 名古屋城復元めぐる市主催の討論会 河村市長「広い気持ちで考えるのが普通」
2023年6月3日 朝日新聞

 名古屋市が復元をめざす名古屋城木造天守のバリアフリー化をめぐり、市が主催した3日の市民討論会の中で、エレベーター(EV)の設置を求める意見を述べた身体障害がある男性に対し、他の参加者から差別発言があった。

 市民討論会は名古屋市中区内で開かれ、市側が住民基本台帳から無作為に選んだ18歳以上の参加希望者が出席した。河村たかし市長も参加した。

 現計画のバリアフリー化案では、地階から少なくとも1階まで車いすの人が利用できる小型の昇降機を設置するとしている。それより上層階の具体的な整備案は定まっていない。だが「史実に忠実な復元」をめざす河村市長は昨年12月、天守最上階まで昇降機を設置しないことを許容する発言をし、障害者団体が「障害者に対する人権侵害で到底承服できない」と抗議していた。

 討論会では、車いすの男性(70)が天守最上階まで車いすも運べるEVが設置されなければ、「障害者が排除されているとしか思えない」と市側に訴えた

 その直後、EV不要の立場から2人の男性が発言した。最初の男性は車いすの男性に対し、「河村市長が作りたいというのはエレベーターも電気もない時代に作ったものを再構築するって話なんですよ。その時になぜバリアフリーの話がでるのかなっていうのは荒唐無稽で。どこまでずうずうしいのかっていう話で。我慢せえよって話なんですよ。お前が我慢せえよ。エレベーターを付けるなら再構築する意味がない」などと話した。

 次に発言した男性は身体障害がある人への差別表現を使った上で、「エレベーターは誰がメンテナンスするの。どの税金でメンテナンスするの。その税金はもったいないと思うけどね。毎月毎月メンテナンスしないといけない。本当の木造を作って」などと話した。

 この2人の男性の発言の後には会場の一部からは拍手も起きた。

 河村市長は報道陣から差別発言があったことへの見解を問われ、一部は「よう聞こえなかった」とした上で、「自由に言ってもらうのが前提で、広い気持ちで考えるのが普通ではないですか」と話した。一方、市の担当者は差別発言があったことを認めた上で、「個人の勢いで言われたことで、制止することはしなかった。今後の運営の課題としては受け止める」と話した。

 車いすの男性は「頭が真っ白になるくらい傷ついた。市には発言を止めて欲しかった」と話した。(寺沢知海)

 名古屋城は第二次大戦時の名古屋大空襲で全焼しました。
 名古屋城は戦後間もなく、コンクリートで復元されました。 ワタシも小学生時代、名古屋で暮らしていた時に行った事があります。
 但しこの名護屋城は城の形だけ真似たコンクリートの近代建築で、中はホールや展望台などになっていました。

 日本のお城の多くが県庁所在地の中心にあったために、多くが空襲で焼かれました。 そしてそれらのお城の多くが、名古屋城同様にコンクリートで復元されたのですが、しかし近年、漸くこれを木造で空襲前の姿に復元する試みがなされるようになったのです。

 名古屋城は実は空襲の前に、空襲に備えて金の鯱始め、城内の襖絵等外せるものは全部外して城外で保管していました。 また城の設計図である城郭縄張り図も、保管されていました。
 これらはコンクリートでの復元では使われず、長く眠り続けていたのですが、今回の復元で漸く名古屋城のあるべき場所に戻る事ができるようになりました。

 で、これ差別発言だと思いますか?

河村市長が作りたいというのはエレベーターも電気もない時代に作ったものを再構築するって話なんですよ。その時になぜバリアフリーの話がでるのかなっていうのは荒唐無稽で。どこまでずうずうしいのかっていう話で。我慢せえよって話なんですよ。お前が我慢せえよ。エレベーターを付けるなら再構築する意味がない

 きつい言い方だとは思います。 
 特に「どこまでずうずうしいのかっていう話で。我慢せえよって話なんですよ。お前が我慢せえよ。」の部分は一言多いでしょう。

 しかし他の部分は全くその通りです。
 空襲前の名古屋城にはエレベーターもないし、そもそもバリアフリーじゃないのです。 そもそもお城ですから。 お城ってそれ自体が堅固なバリアーで、そのバリアーで攻め込む敵を撃退する為の施設なのです。

 だから空襲を免れて現在も残っているお城、例えば姫路城や松本城にもエレベーターなんかないですよ。
 むしろ天守閣に登るには、現代人なら健康な人で怖いような狭い急峻な階段の上り下りを覚悟しなければなりません。
 「天守最上階まで車いすも運べるEVが設置されなければ、「障害者が排除されているとしか思えない」」と言うのであれば、姫路城や松本城など現在残っているお城は全て障碍者を排除しています。

 因みにこれはお城だけではないし、日本だけでもありません。
 近代以前の建築ではバリアフリーなんて概念自体ないし、車椅子もないので、お城以外の建築でもバリアフリーではありません。
 ヨーロッパでも教会の入り口に階段があったりするし、その階段に車椅子用のスロープがついているわけでもありません。
 お城に至っては、完全に要塞の体ですから、中の移動は健脚の人間でも足元に気を使います。

 車椅子対応が全くゼロと言うわけではないようですが、しかし建物の保存や文化的価値の維持とバリアフリーを天秤にかけると、保存や文化的価値の維持に重きが置かれている印象でした。
 
 で、今回の名護屋城復元も空襲前の名護屋城の再現に価値を置く修復ですから、完全バリアフリー化はあり得ないと思います。
 むしろ城内の移動には急峻な階段の上り下りが必要で、城内の生活は結構厳しいと言う事も理解する事に価値のある復元なのです。

 勿論これは復元ですから、現在残っているお城とは違うと言う考え方もあります。
 実際、完全復元と言っても、スプリンクラーなどの防火施設や清掃やトイレの為の水道の配管などは絶対しなけれならないでしょうから、本当に江戸時代のままとはなりません。
 だったらバリアフリーだってと言うのも言うの一つの考え方です。

 しかしそれはそれとして、だったらどこまで復元するべきか? と言う問題について率直に討論するしかありません。
 ところがこの記事を見るとわかりますが、朝日新聞はこの率直な議論を必ず妨害するのです。 その時持ち出すのが「差別」です。

 文化的価値や城郭の意味も無視して、バリアフリーでなければ差別だ!!

 そしてバリアフリーに対する反対意見に対して、「市には発言を止めて欲しかった」と言うのです。
 バリアフリーへの反対意見を全部差別として禁止するのでは、公聴会を開いて市民に自由な意見を述べてもらう意味がありません。
 
 でも朝日新聞の意図はわかります。
 朝日新聞って差別が大好きなのです。 朝日新聞のやり口っていつもそうですが、特定の集団を差別されている弱者として、その集団に反対する意見を全て差別として猛烈に非難して封殺しようとするのです。
 そうやって不都合な意見を封殺して、その集団に関わる利権団体を太らせてきたのです。
 
 これって同和利権と同じやり方です。
 さらに言えば、河村市長のように朝日新聞にとっては気に入らない政治家を糾弾するには差別ってホントに格好の口実です。
 だから朝日新聞は差別がこうやって差別を愛用するのです。

 ワタシは差別自体は悪い事だと思いますが、しかしそもそも定義も曖昧な言葉をこのように濫用するのは大問題だと思います。 だから今後このように差別を持ち出すなら、差別と言う言葉の意味をきちんと定義するべきだと思うのです。

 因みに「市には発言を止めて欲しかった」と言う男性には申し上げます。
 他人の意見を聞く事ができないなら、公聴会などには出ない方が良いです。
 貴方には貴方の言いたい事を言う権利がありますが、しかし他人もまた同様の権利があるのですから。 

  
  1. 差別ニダ!!
  2. TB(0)
  3. CM(12)

コメント

歴史的な文化財やら遺跡だのは、それが創られ、使用されていた時代の雰囲気を偲んだり体験できたりすることで来訪、参観する価値があるのだから、いくら自分に何らかの不都合・不具合があるとはいえ、そういう価値その物を自分の都合で蔑ろにしてよい、という考えや主張は批判や顰蹙を買ってもやむを得ないでしょう。
そもそもこの世にすべての人間にとって不都合不具合の無いモノなんて、施設にせよ道具にせよサービスにせよ、何処にも存在しない。
障害者ではない、健常者だって何処かしらで某かの不都合不具合は、被っています。
この車椅子の男性がどういう原因で車椅子の生活になったのかは知りませんが、自身の日常生活に必要なサービスにおいてなら、その身体上の不自由を理由に健常者よりもいささか優遇して欲しい旨、要求するのは有りでしょうが、日常生活上、必需ならざるサービスまで、身障者を盾にして際限なき奉仕、優遇を要求できる「特権財」とでも思っているのでしょうか?
そしてその主張を煽る朝日新聞は、そういう「特権」を推奨しているのでしょうか?

弱者や不遇の人を救済・扶助することは、それを為す側の好意・善意によるものであるから「美談」になるのであって、それを「強迫」「強要」するのであれば、心有る人からは嫌悪と顰蹙を買うだけで、賛同されはしません。
  1. 2023-06-04 15:17
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  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

エントリーとは少し逸れるのですが、身障者の福祉について考える、自分の知る、とある一例を。

自分の友人で名古屋出身のヤツの父親の話なのですが、10年ほど前の話だったか、大工をしていたその友人の父親が、仕事中の事故で足を負傷し、歩行に障害を負ってしまったそうなのです。
ただ、車椅子を使用するほどでもなく、少々の不自由はあれど、なんとか歩行はできるのですが、大工仕事を続けるのは不可能ではないが困難だということで、モノは試しで生活保護を申請したそうです。
申請時にはその父親当人はあまり期待はしていなかったらしいそうですが、意外なことにスンナリ申請が通ったそうです。
どうやら、それまで税金や社会保険料をキチンと払っていたことと、暴走族その他の不良少年たちを大工仕事の弟子に引き受け、何人も更生させた実績が考慮されたらしい(あくまで友人の推測で真相は知りません)です。
普通ならそれでメデタシメデタシですが、
そこから話しがオカシクなったのです。

それまでマジメに働き、不良少年たちの更生までさせたその人が、生活保護が貰えるようになった途端に、ガラッと人が変わってしまったらしいのです。
生活保護費を受け取るや、それまでは金額も回数も慎ましやかにやる程度だった競馬やパチンコ等のギャンブルを無分別にやり出し、金が無くなると、役所に金を無心しに行き、当然ながら支給額は決まっているから、断られたり窘められたりすると、怒鳴り、騒ぎ、暴れることさえあったそうです。当然、息子である友人がそれを引き取りに行くわけですが、タダで金が貰えることに味を占めると抑えが効かなくなったようです。
その後しばらくして、或る病気で今度は完全に寝たきりになり、それから1年ほどで故人となったようですが、その息子である友人曰く
「俺に親父の面倒をみる甲斐性が無かったのは恥じるけど、それにしてもあのマジメな親父がなんであんなに人が変わってしまったのか判らない………」
とボヤイておりました。

福祉や弱者救済について考える一例になればと………。
  1. 2023-06-04 16:14
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  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 歴史的な文化財やら遺跡だのは、それが創られ、使用されていた時代の雰囲気を偲んだり体験できたりすることで来訪、参観する価値があるのだから、いくら自分に何らかの不都合・不具合があるとはいえ、そういう価値その物を自分の都合で蔑ろにしてよい、という考えや主張は批判や顰蹙を買ってもやむを得ないでしょう。
> そもそもこの世にすべての人間にとって不都合不具合の無いモノなんて、施設にせよ道具にせよサービスにせよ、何処にも存在しない。
> 障害者ではない、健常者だって何処かしらで某かの不都合不具合は、被っています。
> この車椅子の男性がどういう原因で車椅子の生活になったのかは知りませんが、自身の日常生活に必要なサービスにおいてなら、その身体上の不自由を理由に健常者よりもいささか優遇して欲しい旨、要求するのは有りでしょうが、日常生活上、必需ならざるサービスまで、身障者を盾にして際限なき奉仕、優遇を要求できる「特権財」とでも思っているのでしょうか?
> そしてその主張を煽る朝日新聞は、そういう「特権」を推奨しているのでしょうか?
>
> 弱者や不遇の人を救済・扶助することは、それを為す側の好意・善意によるものであるから「美談」になるのであって、それを「強迫」「強要」するのであれば、心有る人からは嫌悪と顰蹙を買うだけで、賛同されはしません。

 文化財とされる建築ができた時代は、バリアフリーなんて概念もないし、近代的な防火設備や照明もありません。
 だから一般公開する場合には、一定の近代化は必要でしょう。

 それをどこまでやるかと言う話ですね。

 防火設備のようなモノは絶対に必要ですが、しかしバリアフリー化となると、建物その物の設計を大幅に変える事になります。
 だから真剣に正面から議論するべきなのですが、その時に「差別」と言う言葉を持ち出して、議論を封殺すると言うのでは、議論の意味がありません。

 しかし朝日新聞としては、この議論の封殺と更に進んで河村市長への非難が、この報道の目的ではないでしょうか?
 差別は悪い事ではありますが、差別と言う言葉が絶対悪とされると、必ずこのような形で利用する勢力が出てくるのです。
  1. 2023-06-05 10:41
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> エントリーとは少し逸れるのですが、身障者の福祉について考える、自分の知る、とある一例を。
>
> 自分の友人で名古屋出身のヤツの父親の話なのですが、10年ほど前の話だったか、大工をしていたその友人の父親が、仕事中の事故で足を負傷し、歩行に障害を負ってしまったそうなのです。
> ただ、車椅子を使用するほどでもなく、少々の不自由はあれど、なんとか歩行はできるのですが、大工仕事を続けるのは不可能ではないが困難だということで、モノは試しで生活保護を申請したそうです。
> 申請時にはその父親当人はあまり期待はしていなかったらしいそうですが、意外なことにスンナリ申請が通ったそうです。
> どうやら、それまで税金や社会保険料をキチンと払っていたことと、暴走族その他の不良少年たちを大工仕事の弟子に引き受け、何人も更生させた実績が考慮されたらしい(あくまで友人の推測で真相は知りません)です。
> 普通ならそれでメデタシメデタシですが、
> そこから話しがオカシクなったのです。
>
> それまでマジメに働き、不良少年たちの更生までさせたその人が、生活保護が貰えるようになった途端に、ガラッと人が変わってしまったらしいのです。
> 生活保護費を受け取るや、それまでは金額も回数も慎ましやかにやる程度だった競馬やパチンコ等のギャンブルを無分別にやり出し、金が無くなると、役所に金を無心しに行き、当然ながら支給額は決まっているから、断られたり窘められたりすると、怒鳴り、騒ぎ、暴れることさえあったそうです。当然、息子である友人がそれを引き取りに行くわけですが、タダで金が貰えることに味を占めると抑えが効かなくなったようです。
> その後しばらくして、或る病気で今度は完全に寝たきりになり、それから1年ほどで故人となったようですが、その息子である友人曰く

> 「俺に親父の面倒をみる甲斐性が無かったのは恥じるけど、それにしてもあのマジメな親父がなんであんなに人が変わってしまったのか判らない………」
> とボヤイておりました。
>
> 福祉や弱者救済について考える一例になればと………。

 何とも凄い話ですね。

 実はワタシも生活保護を勧められたことがあります。 父が死んで、ワタシの難病が分かった時、母の知り合いの方が民生委員と親しかったので、難病で無職なら世帯を別にすれば生活保護の受給が可能だと言われました。
 でも必要ないので断ったのですけどね。

 それにしても凄い話ですね。
 ワタシもあの時生活保護を受けていたら、人格が破綻したのかも?
 想像すると恐ろしいです。
  1. 2023-06-05 10:45
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  3. よもぎねこ #-
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二階が見られない豪邸

実はうちの近所にとある大金持ちが建てた巨大な庭園があります。その家族は先代が亡くなった時にその豪邸を市に売ったか寄付したかで、今やその庭園は一般市民が見学できる有料公演となっています。そしてその庭園の丘のてっぺんに先代が住んでいた豪邸があるのですが、一階は一般公開になっているのに二階は階段のところにロープがはってあって上がることができません。

私はそのお屋敷には何度か見学に行ってますが、一度何故二階も公開しないのか聞いたことがあります。すると、カリフォルニアの法律で二階以上ある公共の建物にはエレベーター設置が必要なのだそうです。この家はもともと私人の家ですから二階といえどエレベーターなどついていません。それに建築されたのが100年近く前なのですから当然の話です。

車いすや足の不自由な人はエレベーターがなければ二階の見学は諦めるでしょうし、健常者ならこのくらいの階段はどうということはありません。だいたい庭園全体が丘でハイキングコースのようになっているので、そのてっぺんにあるお屋敷まで登って来れる人は健常者しかいないのです。

裏側には車で登って来れる道路がありますが、そちらは一般公開されていません。

こういうふうに障碍者に気を使いすぎる法律があると、結局一部のひとのためにその他大勢すべてが犠牲になるというおかしなことになるのです。
  1. 2023-06-06 02:25
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  3. 苺畑カカシ #-
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Re: 二階が見られない豪邸

> 実はうちの近所にとある大金持ちが建てた巨大な庭園があります。その家族は先代が亡くなった時にその豪邸を市に売ったか寄付したかで、今やその庭園は一般市民が見学できる有料公演となっています。そしてその庭園の丘のてっぺんに先代が住んでいた豪邸があるのですが、一階は一般公開になっているのに二階は階段のところにロープがはってあって上がることができません。
>
> 私はそのお屋敷には何度か見学に行ってますが、一度何故二階も公開しないのか聞いたことがあります。すると、カリフォルニアの法律で二階以上ある公共の建物にはエレベーター設置が必要なのだそうです。この家はもともと私人の家ですから二階といえどエレベーターなどついていません。それに建築されたのが100年近く前なのですから当然の話です。
>
> 車いすや足の不自由な人はエレベーターがなければ二階の見学は諦めるでしょうし、健常者ならこのくらいの階段はどうということはありません。だいたい庭園全体が丘でハイキングコースのようになっているので、そのてっぺんにあるお屋敷まで登って来れる人は健常者しかいないのです。
>
> 裏側には車で登って来れる道路がありますが、そちらは一般公開されていません。
>
> こういうふうに障碍者に気を使いすぎる法律があると、結局一部のひとのためにその他大勢すべてが犠牲になるというおかしなことになるのです。

 平等を徹底すればそうなりますよね。
 全ての場所をバリアフリーにして、障碍者にも自由に入れるようにするのは理想ですが、しかし古建築の全てをバリアフリー化など不可能なので、障碍者に平等を保障する為には、バリアフリーにできないところは健常者も入れないようにするしかなくなるのです。

 これってホントに仰る通り、少数の為に多数が犠牲になるわけです。
 
 LGBTの話もこれで、同性愛者と言う一部の人達の為に、婚姻と言う人類発生以来、人類の存続に重要な役割を果たしてきた制度を歪めるとか、トランスジェンダーの「気持ち」の為に、全ての女性を性犯罪の危険に晒すとか、そういう事がお壊れようとしています。

 少数の人を多数の犠牲にしてはイケナイと言うのは全くその通りですが、しかし多数の人を少数の人を犠牲にすることだってイケナイはずです。

 ところがその常識が完全に消えているどころか、多数の人の犠牲を問題にすると「差別」として非難されるのです。
 これはいくら何でもオカシイと思います。
  1. 2023-06-06 10:42
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  3. よもぎねこ #-
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アトラクションなら仕方ないんでしょうが歴史文化財ならワガママとしか思えませんねえ。
そもそも発言止めるってのはよくマスコミ様が仰る言論弾圧なんじゃないですか。
様々な意見が伝えられた上で有権者が判断するというのが民主主義なわけですから。
気に入らねえから排除じゃどこの独裁国家だよって話ですよ。
  1. 2023-06-08 18:30
  2. URL
  3. 太朗 #cRy4jAvc
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Re: タイトルなし

> アトラクションなら仕方ないんでしょうが歴史文化財ならワガママとしか思えませんねえ。
> そもそも発言止めるってのはよくマスコミ様が仰る言論弾圧なんじゃないですか。
> 様々な意見が伝えられた上で有権者が判断するというのが民主主義なわけですから。
> 気に入らねえから排除じゃどこの独裁国家だよって話ですよ。

 朝日新聞は何とかこれで「差別ニダ!!」と煽りまくって何とか河村市長糾弾に持っていきたいようです。
 
 文化財の古建築ってどこもバリアフリーじゃないです。 桂離宮だって京都御所でも階段があちこちにあるし、茶室なんて車椅子の人は絶対に入れません。
 
 そういうの文句を言われても困るんですよね。
  1. 2023-06-08 22:14
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  3. よもぎねこ #-
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えーと

あれが差別発言ではないということなので、安心して個人の意見を書きます。
わたしからすると、図々しいのは、自分たちの「当時のままの城を再現したい」というロマン(或いは野心)のために、障害のある人を排除しても良しと考える人たちの方だと思います。
税金は障害のある人も払っているのに、なぜあんなことを……自分のことしか考えていないワガママさんたちだなーって。
(これ、差別発言じゃないですよね)
そんなに「当時の名古屋城」にこだわってるなら、観光資源としては一切使えないですね。
そもそも「観光」なんていう生っ白い目的で建てられたもんじゃないし、物販なんてもってのほか、ライトアップなんてあり得ないですね。
もう純粋な研究材料として学者の人だけが出入りするようにしたら良いんじゃないですか?

わたしにとっては障害のある無しに関係なく人々が楽しんでいる姿があってこその「美しい城」です。バリアフリーを放棄した城は、どんなに綺麗でも心ばえの貧しさが隠しきれません。
でも、大丈夫です。
バリアフリーのお城は他にあるから、名古屋に観光に行かなきゃ良いだけですものね。

けれどそれは本当に、名古屋市民の希望に添うのでしょうか?
調査ではバリアフリーを望む市民が多いのに、一部の声が大きいワガママな人たちのせいで名古屋市民は無闇にイメージを悪くされました。
名古屋のこれからの発展、名古屋市民の幸福に、河村市長は責任を持つべきだと思います。
  1. 2023-06-09 19:28
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  3. 浅野 #-
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Re: えーと

> あれが差別発言ではないということなので、安心して個人の意見を書きます。

 あの発言のどこが差別発言なのですか?
 エレベーターの設置や維持に高額の費用が掛かる事お、また空襲前の名護屋城にはエレベーターなんかなかった事も事実です。
 
> わたしからすると、図々しいのは、自分たちの「当時のままの城を再現したい」というロマン(或いは野心)のために、障害のある人を排除しても良しと考える人たちの方だと思います。

 当時のまま再現しないのなら、そもそも再現の必要はないのでは?
 因みにバリアフリーの建物ができたのは近々20年余りの事で、それ以前はそのような建物は存在しませんでした。
 ましてお城と言うのは元来バリアーですから、城主と雖も足が弱れば、天守閣に登る事などできませんでした。 

> 税金は障害のある人も払っているのに、なぜあんなことを……自分のことしか考えていないワガママさんたちだなーって。
> (これ、差別発言じゃないですよね)

 ええ、全然差別発言じゃないです。 障碍者の中には徳洲会会長のような高額の納税者もいますから。
 だから公聴会のような場所では、ストレートに意見を言い合えば良いのです。 しかし他人の意見を「差別発言」として封殺したいような人は公聴会に出るべきじゃないです。
 そういう人が出ると自由な発言ができなくなるので、公聴会の意味がありません。

> そんなに「当時の名古屋城」にこだわってるなら、観光資源としては一切使えないですね。
> そもそも「観光」なんていう生っ白い目的で建てられたもんじゃないし、物販なんてもってのほか、ライトアップなんてあり得ないですね。
> もう純粋な研究材料として学者の人だけが出入りするようにしたら良いんじゃないですか?

 観光資源としてだけなら、現在のコンクリートの名護屋城で無問題です。 しかし名古屋市民が昔から愛し続けた城を元の形に戻したいと言うのが、名古屋市民のロマンであり、夢でした。 
 だから元の形での再現が支持されているのです。
 
 名古屋市民はこのために長い間、襖絵や縄張り図などを守り続けてきたのです。
>
> わたしにとっては障害のある無しに関係なく人々が楽しんでいる姿があってこその「美しい城」です。バリアフリーを放棄した城は、どんなに綺麗でも心ばえの貧しさが隠しきれません。
> でも、大丈夫です。
> バリアフリーのお城は他にあるから、名古屋に観光に行かなきゃ良いだけですものね。

 そうです。
 だから名古屋城は元の形に再現し、バリアフリーの城が見たい人は、そっちへ行けば良いのです。
 それなのに無理矢理、存在しなかったエレベーターをつけて観光資源にしろって、恐ろしく心の貧しく、また自分達障碍者が入れないなら復元するなどと言うのは、恐ろしく心の醜い話です。
>
> けれどそれは本当に、名古屋市民の希望に添うのでしょうか?
> 調査ではバリアフリーを望む市民が多いのに、一部の声が大きいワガママな人たちのせいで名古屋市民は無闇にイメージを悪くされました。
> 名古屋のこれからの発展、名古屋市民の幸福に、河村市長は責任を持つべきだと思います。

 この公聴会で「差別発言」をした人に多くの拍手が送られたことからもわかるように、多くの名古屋市民は完全復元を支持しているのです。
 だって空襲の前から名古屋市民は、襖絵や鯱を疎開させ、何とか名護屋城を守ろうとしてきたのです。 そして今ようやくその努力が実って、本来の名護屋城の姿を取り戻す事ができるようになったのです。

 それなのに一部の障碍者が自分が入れないなら差別だと騒いで妨害するなんて・・・・。
 余りと言えば余りに醜い心根です。
 
 元々お城は敵を排除する為のバリアーですから、城内には急峻な階段始め、敵を防ぐ為のバリアーが様々仕掛けれていました。 だから城主と雖も足が弱れば天守閣など入れなかったのです。 その本来の姿が戻って何が問題なのですか
 
  1. 2023-06-09 20:27
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  3. よもぎねこ #-
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名古屋の古刹の八事興正寺へ行ってきました。墓参りでエスカレーターができたのですが元々あった階段は草がぼうぼうでした。人が通らないからです。デパートの階段も非常口がわりでシャ暗く活気がありません。何処の建物でもエレベーター付けたらそうなります。名古屋城が魂の抜け殻(コンクリートのエレベーター付きと変わらない)にだけはしたくありません。苦労して「登って」こそ戦国武将の縁を体験できます。車椅子の方は遊園地の観覧車の様に楽して「昇ること」しか考えてないから発言者が分かりやすく説明したことに頭が真っ白になったのではないかと思います。
  1. 2023-07-02 18:12
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  3. #-
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Re: タイトルなし

> 名古屋の古刹の八事興正寺へ行ってきました。墓参りでエスカレーターができたのですが元々あった階段は草がぼうぼうでした。人が通らないからです。デパートの階段も非常口がわりでシャ暗く活気がありません。何処の建物でもエレベーター付けたらそうなります。名古屋城が魂の抜け殻(コンクリートのエレベーター付きと変わらない)にだけはしたくありません。苦労して「登って」こそ戦国武将の縁を体験できます。車椅子の方は遊園地の観覧車の様に楽して「昇ること」しか考えてないから発言者が分かりやすく説明したことに頭が真っ白になったのではないかと思います。

 階段だけで天守閣に登るのは、健康な人でも現代人には結構大変でしょう。 
 だから観光客を呼び込みたいなら、エレベーターがあった方が良いです。

 でもエレベーターを設置するとなると建物の構造自体を変えていくことになります。 
 そうなると元々の天守閣を復元すると言う目的から外れてしまいます。

 元々天守閣は無暗に人が登るような所ではありません。 城主だって滅多に上らなかったのだし、まして足腰が弱ればどうしようもなかったのです。

 だから空襲前の名護屋城を復元するなら、天守閣は足弱な人には登れない物として復元すればよいと思います。 
 元来そういう物だったのですから。

 逆に言うけれど障碍者の排除が絶対悪なら、コンサートホールとか美術館や図書館は潰すべきです。
 だって聴覚障碍者は音楽は楽しめません。
 視覚障碍者は美術は楽しめません。
 知的障碍者は読書はできないのです。

 つまり皆障碍者を排除しているのです。
 障碍者の排除が許されないなら、市の文化施設なんか全部潰せと言う事になります。


 
  1. 2023-07-03 09:04
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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