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2023-05-28 12:02

外国人の国保食いつぶしについて

 外国人の国保ほ不正使用や国保料未払いが問題になっています。

 性善説に基づく出産一時金42万円等 健康保険を外国人が乱用

 日本人としては大変腹立たしい事ですが、しかしこれは起きて当然と思います。 実は福祉国家に外国人が押し寄せて、医療費を食いつぶすと言う事態は、世界中で起きていました。

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 ワタシの記憶では一番最初にこれが起きたのは、1960年代のクェートです。 
 この国は「石油に浮かぶ国」と言われた金満国家です。 それで医療費は完全に無料だったのですが、まだアラブ諸国の間で国境意識が曖昧だったので、クェートの国境管理も甘かったのでしょうか?
 大量の病人がクェートに押し寄せて大変な事になりました。 
 さすがのクェート政府も溜まり兼ねて、今は外国人に無限に医療を施すのはやめたようです。

 しかしイギリスなどヨーロッパの福祉国家も同様でした。
 イギリスは1950年代には労働党政権時に「ゆりかごから墓場まで」の高福祉政策を取っていたのですが、その過程で医療費は外国人まで完全無料に定めていました。
 それでも当時は航空運賃が高く、近隣のヨーロッパ諸国も総じて医療福祉水準が高い為、他国からイギリスの医療にタカリに来る外国人もいなかったのです。
 それでイギリス人は外国人にも自国民と同様に医療を無料にすると言う制度を誇りました。

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 しかしその後、イギリス経済の悪化でこの高福祉政策はドンドン後退し、今に至っています。
 それでも今もが医療費無料の制度は守られており、外国人であってもイギリスに居住すれば無料で医療が受けられます。

 けれども70年代以降イギリス経済の悪化と共に、この無料の医療の水準が下がり、また無料で受ける為には予約等、様々の面倒があり、日本人の感覚ではできたらイギリスでは医療は受けたくない水準になっているようです。
 因みに我が尊敬するベヒモスさんはロンドン在住当時、腫瘍の手術の為に日本に帰国されました。 そして郷里の札幌近郊の病院で手術を受けられました。 ベヒモスさんはこういう事もあろうかと、イギリス在住中も国保料を支払い続ていらしたのです。

 退院後の感想など読んでいると、日本の故郷の過疎化と日本の医療の問題も深刻なのですが、しかしロンドンの病院ではなく、北海道の病院に入院して手術を受ける事を選んだのだから、イギリスの現在の医療水準が思いやられます。

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 しかしそれも当然でしょう。
 イギリスは70年代以降、経済を立て直したたのですが、しかし一方で大量の移民・難民を受け入れれました。
 こうした人々の医療費も全部無料で、イギリス政府が負担しています。
 尤もこの移民の中には医師や看護師も多く、旧植民地・英国連邦から医師や看護師ゴッソリと引き抜いているのです。
 これはイギリス人の医師や看護師の給与水準を下げているだけでなく、医師や看護師を持っていかれた国々の医療水準も下げているのです。

 それでもなかなか大変で、診察を受けるには予約がいるのですが、しかしその予約がなかなか取れず、子供が痛みで泣き叫んでいても、予約の日まで待たされると言う事が普通にあるようです。
 そういう中でも外国人の医療も無料で続けているのですから、釈然としない英国人も多いでしょう。

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 こういう事例が随分と昔からあるのですから、外国人に国保を適用する場合は十分考えるべきだったのに、日本政府は何でこんな馬鹿な事をしたのでしょうか?
 国保適用の理由は半分はわかります。
 完全に保険に未加入で資産もない外国人が、日本で病気や病気をして病院に担ぎ込まれた場合、その治療費は完全に病院の負担になってしまうからです。
 だからこういう事例が増えてくれば、この対応策として、保険加入を義務付けるしかないのです。

 しかしこれで外国人に国保加入を認めても、不正使用や国保料の未払いが起きるのは当然だと思います。
 そもそも日本の健康保険制度について、外国人がどの程度理解しているのでしょうか?
 類似の制度がある国は、韓国と台湾ぐらいです。
 他は国家による保険制度など全くなく、完全に自費か或いはイギリスのように完全に無料だったりするのです。

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 理解できない制度について「料金を払え」と言われれも払う気にはならないでしょう。
 そして若く健康であれば、病気や怪我の心配などしません。
 日本人でも若く健康な人で、高額医療費の払い戻し制度など、知らない人は沢山いるのです。

 そして日本に来る外国人の多くは若く健康な人なのです。 若く健康だから、渡航の為の膨大な費用の元を取るだけ稼ぐ自信があるのです。
 こうした人達にすれば、病気や怪我に備えて保険に入れと言われても、そんな金は出したくないでしょう?
 そもそも「保険って何?」と言う国から渡航者だって多いのですから。

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 そしてこの記事にあるように、日本の国保制度自体が完全に性善説と言うか、日本国内での適用しか想定していないのです。
 だから家族を置いて出稼ぎに来た外国人が入国して国保に加入すれば、本国にいる家族の分まで国保対応になると言う馬鹿げた事になるのです。
 外国の病院での医療など、日本側には全く審査する事は不能なので、幾らでも不正ができます。

 また長期滞在ビザさえ取れたら、国保に加入できるので、高額治療が必要な老人が留学ビザなどを取って国保に加入する事も可能です。
 これでは外国人に好き放題食いつぶされて当然でしょう?

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 ワタシは何でこんな馬鹿げた事を続けるのか理解不能です。
 勿論、保険に入っていない外国人が日本で病気や怪我をしたら困ります。 本人も医療機関も困ります。
 でも別に国保に加入させる必要はないのです。
 この世には民間の保険会社が沢山あります。

 だから日本で長期滞在ビザを取る場合、そういう保険会社の保険への加入を義務付けたら良いではありませんか?
 長期ではなく観光でも保険加入か、短期滞在旅行保険の保険料に相当する入国料を払わせるべきです。
 ビザを取る条件として、保険加入させて、保険料を支払わせておけば、国保料の未払いとかそういう問題は一切起きないし、医療費未払いも起きません。
 病人が医療目的で国保加入するなどの、不正使用は保険加入時に、保険会社が健康診断をすることで防げます。

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 そしてきちんと不正使用をふせいでいれば、そんなに高額にはなりません。
 保険料と言うのは、保険加入者の中で保険金の支払いのリスクと保険料の支払い総額を統計的に計算し、そこに保険会社の事務手数料を加えて決まります。
 日本で国保に入る人達の大多数は、「留学」等名目で来日するのですから、大多数は若く健康な人達です。 真面目に国保料を払って、不法滞在などせずに帰国するなら、むしろ国保料を支払うばかりと言う事になります。
 だからむしろ国保料より安くなるかもしれません。

 外国人のビザ取得に、保険加入が義務付けられたら、保険会社も利益になります。
 だから官僚が天下っても良いから、外国人には外国人の為の来日医療保険の加入を義務付けて、ちゃんと利益を出せばよいのです。
 外国人を受け入れる為に、日本の国保や医療機関が負担を強いられる方がオカシイのです。

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 ついでいうけど、日本にいる外国人の子供に出産祝い金を出すのは、どう考えてもオカシイです。
 まして日本国内ではなく、本国で生まれた子供など、ホントに生まれたかどうも確認できないのですから。
 この制度も一刻も早く改善するべきです。

 前述のクェートやイギリスだけでなく、外国人の大量受け入れをやったヨーロッパの高福祉国家は皆、福祉水準、医療水準の低下が止まらなくなっています。
 幾ら豊な国でもフリーライダーばかり増えたら、いつまでも豊かではいられません。
 今後日本の医療水準と国保制度を守る為にも、安易な外国人受け入れやその為の福祉制度の外国人へのバラマキは絶対にやめるべきです。
 

 
 
 
  1. 差別ニダ!!
  2. TB(0)
  3. CM(12)

コメント

「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」

ご存知のように、かつてのドイツの大宰相ビスマルクの名言ですが、今回のエントリーにおける我が国にピタリ当てはまる言葉でしょう。

歴史から学ぶ、ということは自己の経験だけでなく、「他人の経験」からも学ぶことができるということで、クエートやイギリス、その他ヨーロッパ諸国が既に経験して、結果を見せてくれておりながら、それを学ばず、エエ格好しい(北海道方言ならイイ振りこき)、お花畑脳的お友達思想で、無分別に外国人にまで医療や福祉の、ばら撒きをして、その結果を実体験してからヤバイことに気がつく辺り、我が国の政治家諸氏は「経験から学ぶ愚者」に他なりませんな。
いや、おそらくこの現在進行中のヤバイ経験からも学ばない政治家諸氏が民主党のなれの果ての政党辺りに多数いるのでしょう。
其奴等は、自身がエエ格好できたのであれば、できたと思えれば、それだけでヨシ!後のことは知らねーよ!という、「愚者」を越えた「外道」なのですな。
  1. 2023-05-28 15:29
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

いや、自民党の中にも外国人、特に中・韓辺りに大甘ベッタリの輩(2F某先生とか)や、稲田某先生みたいなトランスジェンダー云々のようなイカガワシイ世界の潮流に流される軽薄分子も蟠踞していることから、民主党のなれの果ての某政党だけを責めるのもアレかな? 現在の我が国の政界は愛国右派と売国左派ではなく、売国党Aと売国党Bという構図といえるのかも。
  1. 2023-05-28 16:11
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

今の仕組みは矛盾だらけで、もう限界

海外では・・・
イギリスに限らず、欧州諸国では 「国の医療保険制度を使うなら、受けられる治療のレベルは低いけど、文句言うな!」 という感じらしいですね。左翼が 「高福祉」 と持ち上げる北欧諸国もそんな感じで、「癌が見つかっても、手術は数年待ち」 とかザラで、「待たされているうちに癌が進行してしまって、手遅れに・・・」 という事もよくあるとか。

そのため、富裕層は自己負担でプライベート・ドクターにかかるのが普通になっていて、医師もプライベート・ドクターになったほうが稼げるので、腕の良い医師ほどプライベート・ドクターになるんだとか。そうなると、プライベート・ドクターにかかるための民間の保険も出来るだろうし、アメリカとあまり変わらないような・・・。🤔

日本では・・・
もともと市区町村単位で運営されていた国民健康保険が 「過疎化や高齢化の進む田舎の町村では、もう無理。破綻する。」 ということで、都道県単位の運営になったのが2018年。でも、未だに手続きや問い合わせは市区町村役場だから 「ヘンだな」 と思っていたんですけど、調べてみたら、保険料の徴収も未だに市区町村単位で、同じ都道府県の中でも格差があるみたいです。

あなたの国民健康保険料は高い?安い?地域間格差3倍超の現実 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20230109-XMQ5MTMSNFOLVHCSUJHE6UY5LE/

>実は、住んでいる市町村によって加入者が支払う保険料が異なることはあまり知られていない。地域ごとの所得や医療の水準などを加味した算定方法であることが主な原因だ。京都府の場合は市町村格差が1.8倍近くにのぼっている。
>国は平成30年度に財政運営の主体を市町村から都道府県に移管させ、財政運営の規模を広げることで保険料の安定を図っているが、地域間格差は解消できていないのが現状だ。

国民健康保険料は、なぜ地域や自治体によって違うの? | ファイナンシャル フィールド
https://financial-field.com/insurance/entry-149974

>関東を始めとする東日本の都道府県は比較的安く、九州地方の多くの都道府県は高い傾向にあります。
>同じ都道府県の中でも自治体によって差があります。自治体レベルでみると、北海道の天塩町が年間19万870円で最も高く、東京都の御蔵島村が年間5万6234円で最も安くなっています。年間10万円以上の差があり、格差は約3倍です。

2017年度の市町村国保の保険料、最高の徳島県と最低の埼玉県との間に1.42倍の格差 ― 厚労省 | GemMed | データが拓く新時代医療
https://gemmed.ghc-j.com/?p=31825

>保険料の設定方法は市区町村で異なるため、比較する際には 「標準化」 が必要となります。厚労省は、▼応能割指数 (応能割の比重が大きい中高所得者の保険料水準を示す) ▼応益割指数 (所得や資産のない低所得者の保険料水準を示す) ▼標準化指数 (平均所得者の保険料水準を示す) ― の3つの指数を用いて保険料の地域差を分析しました。
>都道府県別の標準化指数を見ると、「西高東低」 となっており、医療費の地域差と同様の傾向があることが分かります。(日本地図)


これって大票田である高齢者の生活に直結する問題だし、野党が制度の矛盾と抜本的改革を唱えて選挙の争点にすれば、票になりそうな気がするんだけど、なんでやらないんですかね?🤔
  1. 2023-05-28 23:09
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

イギリス皆保険のおそろしさ

もうだいぶ昔ですが、主人の友人夫婦がイギリスに住んでいました。奥さんのほうが呼吸器の難病を抱えていたのですが、肥満であることを理由に治療が受けられず、結局苦しみながらお亡くなりになりました。イギリスの皆保険は保険なしの自費による治療は違法です。それで、わざわざ外国へいって治療を受ける人までいるのです。外国人に医療を提供しておいて、国民をこんな風に扱うってどういう国なんでしょうか?

アメリカには日本のような皆保険はありません。それで保険にはいっていない違法移民などの治療は普通のお医者では出来ません。それでどうなるかというと、そういう人は救急病院へ行くのです。急患は法律で拒否できないことになっているため、移民の多い地区の救急病院は急病でもないのに無料医療をうけにくる患者でごったがえしになっており、本当に治療が必要な市民は何時間も待たされます。そしてこれらの人びとにかかった医療費はアメリカ人の税金から払われるのです。それでいて保険もあり支払い能力のある人は膨大な医療費を請求されるのですから理不尽です。

中国では日本の国保を利用するための旅行客が多く、医療観光のためのブローカーまで居るそうです。日本は食い物にされてますよ。


  1. 2023-05-29 02:16
  2. URL
  3. 苺畑カカシ #-
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>外国人に医療を提供しておいて、国民をこんな風に扱う

↑この苺畑かかし様の言葉で、ふと思い浮かんだことがあります。
歴代シナ帝国の朝貢貿易システムです。

中華であるシナの歴代皇帝に、化外の地の野蛮人(夷狄戎蛮)が貢納物を持って朝貢してくると、中華の皇帝は、遠路はるばる来朝してきたその労いと、中華の皇帝を慕う心を汲み、夷狄のショボい貢納物を、遥かに上回る下賜の品を与える、というシステム。

いくら中華(シナ)が地大物博を誇っていて、華夷の序列という精神的優越感を得られるとしても、物的・財政的には自国(中華)側が一方的に損をして、経済的には外人である夷狄が一方的に得をして、国民である自国(中華)の民が苦しむだけのシステムが何故創られたか?
匈奴や契丹の時のような軍事的脅威の対策の為にやむを得ない場合もあったでしょうが、そうでない相手にも基本はこれです。




ずいぶん昔に読んだ本、いったい誰の著書だったか忘れましたが……多分、岡田英弘氏(歴史学者)だったかな? そこのところ記憶が不確かですけど、とにかく昔読んだ或る本に、

「このような文明を果つる遥か化外の地からでさえも、皇帝の徳を慕って貢納してくる者たちがいるのだ。夷狄戎蛮ですら皇帝の大いなる徳を知っているのだから、中華の民たる汝等は、それ以上に皇帝の徳を知り、讃えるのだぞ!」
という、夷狄(外国人)を利用した、自国民に対する示威システムが朝貢貿易だったのである、という説です。

↑この説の当否はわかりませんが、苺畑かかし様の挙げられたイギリスの例や、今回のエントリーでの我が国の国保を含めた外国人への福祉ばら撒き等、自国民の財政的犠牲を強いてまで続けることの不可解の淵源に、このシナ帝国の朝貢貿易に通ずる、我が国や欧米先進国の政治家たちの自国民への意識・感覚があるのでは? つまり外国人を利用した自国民への示威、卑俗な言い方なら「エエ格好しい」を思い浮かべてしまいました。


  1. 2023-05-29 05:16
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
>
> ご存知のように、かつてのドイツの大宰相ビスマルクの名言ですが、今回のエントリーにおける我が国にピタリ当てはまる言葉でしょう。
>
> 歴史から学ぶ、ということは自己の経験だけでなく、「他人の経験」からも学ぶことができるということで、クエートやイギリス、その他ヨーロッパ諸国が既に経験して、結果を見せてくれておりながら、それを学ばず、エエ格好しい(北海道方言ならイイ振りこき)、お花畑脳的お友達思想で、無分別に外国人にまで医療や福祉の、ばら撒きをして、その結果を実体験してからヤバイことに気がつく辺り、我が国の政治家諸氏は「経験から学ぶ愚者」に他なりませんな。
> いや、おそらくこの現在進行中のヤバイ経験からも学ばない政治家諸氏が民主党のなれの果ての政党辺りに多数いるのでしょう。
> 其奴等は、自身がエエ格好できたのであれば、できたと思えれば、それだけでヨシ!後のことは知らねーよ!という、「愚者」を越えた「外道」なのですな。

 経験から学ぶ事は多いのですが、それだと酷い目に遭ってから初めて対応を考える事になります。 だから過去の歴史や他国の状況を見てあらかじめ用心しろと言う事ですね。

 しかし難民入管法の改正やLGBTを見てもわかりますが、恐らく経験からも絶対に学びたくない今後も公金チューチューを続けたい連中がいるのでしょう。
 外国人の国保問題もこうした連中が絡んでいるのだと思います。
  1. 2023-05-29 11:37
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> いや、自民党の中にも外国人、特に中・韓辺りに大甘ベッタリの輩(2F某先生とか)や、稲田某先生みたいなトランスジェンダー云々のようなイカガワシイ世界の潮流に流される軽薄分子も蟠踞していることから、民主党のなれの果ての某政党だけを責めるのもアレかな? 現在の我が国の政界は愛国右派と売国左派ではなく、売国党Aと売国党Bという構図といえるのかも。

 自民党は巨大与党になったので、よくも悪くもウィングが左右両方に広がっていますから、色々問題のある人間も入っています。
 だから早く立憲民主党が泡沫化して、正常な野党ができないとこういう連中は始末できません。
  1. 2023-05-29 11:39
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 今の仕組みは矛盾だらけで、もう限界

> 海外では・・・
> イギリスに限らず、欧州諸国では 「国の医療保険制度を使うなら、受けられる治療のレベルは低いけど、文句言うな!」 という感じらしいですね。左翼が 「高福祉」 と持ち上げる北欧諸国もそんな感じで、「癌が見つかっても、手術は数年待ち」 とかザラで、「待たされているうちに癌が進行してしまって、手遅れに・・・」 という事もよくあるとか。
>
> そのため、富裕層は自己負担でプライベート・ドクターにかかるのが普通になっていて、医師もプライベート・ドクターになったほうが稼げるので、腕の良い医師ほどプライベート・ドクターになるんだとか。そうなると、プライベート・ドクターにかかるための民間の保険も出来るだろうし、アメリカとあまり変わらないような・・・。🤔
>
> 日本では・・・
> もともと市区町村単位で運営されていた国民健康保険が 「過疎化や高齢化の進む田舎の町村では、もう無理。破綻する。」 ということで、都道県単位の運営になったのが2018年。でも、未だに手続きや問い合わせは市区町村役場だから 「ヘンだな」 と思っていたんですけど、調べてみたら、保険料の徴収も未だに市区町村単位で、同じ都道府県の中でも格差があるみたいです。
>
> あなたの国民健康保険料は高い?安い?地域間格差3倍超の現実 - 産経ニュース
> https://www.sankei.com/article/20230109-XMQ5MTMSNFOLVHCSUJHE6UY5LE/
>
> >実は、住んでいる市町村によって加入者が支払う保険料が異なることはあまり知られていない。地域ごとの所得や医療の水準などを加味した算定方法であることが主な原因だ。京都府の場合は市町村格差が1.8倍近くにのぼっている。
> >国は平成30年度に財政運営の主体を市町村から都道府県に移管させ、財政運営の規模を広げることで保険料の安定を図っているが、地域間格差は解消できていないのが現状だ。
>
> 国民健康保険料は、なぜ地域や自治体によって違うの? | ファイナンシャル フィールド
> https://financial-field.com/insurance/entry-149974
>
> >関東を始めとする東日本の都道府県は比較的安く、九州地方の多くの都道府県は高い傾向にあります。
> >同じ都道府県の中でも自治体によって差があります。自治体レベルでみると、北海道の天塩町が年間19万870円で最も高く、東京都の御蔵島村が年間5万6234円で最も安くなっています。年間10万円以上の差があり、格差は約3倍です。
>
> 2017年度の市町村国保の保険料、最高の徳島県と最低の埼玉県との間に1.42倍の格差 ― 厚労省 | GemMed | データが拓く新時代医療
> https://gemmed.ghc-j.com/?p=31825
>
> >保険料の設定方法は市区町村で異なるため、比較する際には 「標準化」 が必要となります。厚労省は、▼応能割指数 (応能割の比重が大きい中高所得者の保険料水準を示す) ▼応益割指数 (所得や資産のない低所得者の保険料水準を示す) ▼標準化指数 (平均所得者の保険料水準を示す) ― の3つの指数を用いて保険料の地域差を分析しました。
> >都道府県別の標準化指数を見ると、「西高東低」 となっており、医療費の地域差と同様の傾向があることが分かります。(日本地図)
>
>
> これって大票田である高齢者の生活に直結する問題だし、野党が制度の矛盾と抜本的改革を唱えて選挙の争点にすれば、票になりそうな気がするんだけど、なんでやらないんですかね?🤔

 国保は実は料金は自治体単位になっているので、高齢者の多い自治体は保険料が高くなります。 そもそも風邪や虫歯にしかならないなら、保険料を支払うより自費で払った方が安くつきます。
 でも癌など厄介な病気になると、途方もない高額医療になる事もあるので、保険が必要なのです。 そして日本人の3割以上は癌などで死ぬので、この最後の闘病で莫大な医療費がかかります。 その多くは高齢者なのですが、しかし治療しないでそのまま死なせる事などできないでしょう。
 
 だからどうしても高齢者の多い地域は保険料が高くなるのです。
 それを是正するには保険料を全国一律にするなどの措置が必要でしょうね。 だって地域の高齢者の医療が地域の若者の負担になり、別の都道府県に移住した息子や娘は知らん顔と言うのも無理ですから。

 しかし根源的な問題ですが、病気は治療できると、その分治療費が必要なのです。 オプシーボスなどの超高額医療だって、そんな治療できなければ治療費もいらないのです。
 だから医療の進歩とともに医療費が増えると言うのは必然かもしれません。

 それを前提で不用な医療費を減らす努力をするしかないでしょう。

 色々海外の様子を見る限り、日本の国保制度は結構うまく言っている方ですから、問題はあってもこれ以上あまり良い方法は考え付きません。 だからこそ大事にしていくべきだと思うし、だからこそ外国人に食いつぶされても困るのです。
  1. 2023-05-29 11:52
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: イギリス皆保険のおそろしさ

> もうだいぶ昔ですが、主人の友人夫婦がイギリスに住んでいました。奥さんのほうが呼吸器の難病を抱えていたのですが、肥満であることを理由に治療が受けられず、結局苦しみながらお亡くなりになりました。イギリスの皆保険は保険なしの自費による治療は違法です。それで、わざわざ外国へいって治療を受ける人までいるのです。外国人に医療を提供しておいて、国民をこんな風に扱うってどういう国なんでしょうか?

 それも怖いですね。
 イギリスは今は自費での治療も可能になったようです。
 しかしそうなると優秀な医者は全部自費治療の病院へ移ってしまい、無料での病院での治療の水準が下がっているし、また診察を受けるにも、治療を受けるにも長々待たされる事になっているようです。

 医療に限らず完全無料などと言う事にしたら、絶対に何らかのトラブルが起きるのは必定でしょう。
>
> アメリカには日本のような皆保険はありません。それで保険にはいっていない違法移民などの治療は普通のお医者では出来ません。それでどうなるかというと、そういう人は救急病院へ行くのです。急患は法律で拒否できないことになっているため、移民の多い地区の救急病院は急病でもないのに無料医療をうけにくる患者でごったがえしになっており、本当に治療が必要な市民は何時間も待たされます。そしてこれらの人びとにかかった医療費はアメリカ人の税金から払われるのです。それでいて保険もあり支払い能力のある人は膨大な医療費を請求されるのですから理不尽です。

 マトモに医療を受ければ高額で、しかし人道主義から救急患者は拒否できないとなると、どうしてもそうなりますよね。
 オバマケアはそういう問題への解決策として提起されたのでしょうが、しかし上手くいかなかったようですね。
>
> 中国では日本の国保を利用するための旅行客が多く、医療観光のためのブローカーまで居るそうです。日本は食い物にされてますよ。

 その通りです。
 早く対策を考えないとホントに中国人に食いつぶされます。
  1. 2023-05-29 12:00
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >外国人に医療を提供しておいて、国民をこんな風に扱う
>
> ↑この苺畑かかし様の言葉で、ふと思い浮かんだことがあります。
> 歴代シナ帝国の朝貢貿易システムです。
>
> 中華であるシナの歴代皇帝に、化外の地の野蛮人(夷狄戎蛮)が貢納物を持って朝貢してくると、中華の皇帝は、遠路はるばる来朝してきたその労いと、中華の皇帝を慕う心を汲み、夷狄のショボい貢納物を、遥かに上回る下賜の品を与える、というシステム。
>
> いくら中華(シナ)が地大物博を誇っていて、華夷の序列という精神的優越感を得られるとしても、物的・財政的には自国(中華)側が一方的に損をして、経済的には外人である夷狄が一方的に得をして、国民である自国(中華)の民が苦しむだけのシステムが何故創られたか?
> 匈奴や契丹の時のような軍事的脅威の対策の為にやむを得ない場合もあったでしょうが、そうでない相手にも基本はこれです。
>

 シナ皇帝からの贈り物のレベルによりけりです。
 日本のODAなども無暗に怒り狂う連中がいるのですが、一定の支援をしないと、国際会議で議決などを取る時に日本に有利な投票を得る為には、日ごろ金をばら撒いておくしかありません。 
 
 何の見返りもなしに日本に善意をもって貰えるわけもないのですから。
 またODAの援助が日本企業経済進出の突破口になっている場合も多いので、単純にばら撒きとも言えません。

 中国の朝貢貿易も似たような面はあったのだと思います。
>
> ずいぶん昔に読んだ本、いったい誰の著書だったか忘れましたが……多分、岡田英弘氏(歴史学者)だったかな? そこのところ記憶が不確かですけど、とにかく昔読んだ或る本に、
>
> 「このような文明を果つる遥か化外の地からでさえも、皇帝の徳を慕って貢納してくる者たちがいるのだ。夷狄戎蛮ですら皇帝の大いなる徳を知っているのだから、中華の民たる汝等は、それ以上に皇帝の徳を知り、讃えるのだぞ!」
> という、夷狄(外国人)を利用した、自国民に対する示威システムが朝貢貿易だったのである、という説です。

 ワタシも岡田説を支持します。
 豪華な贈り物と言っても、結局国家レベルの予算から言えば、知れたものでしょう。
 だったらその贈り物で良好な関係を維持できるなら安いモノと言う発想でしょう。
>
> ↑この説の当否はわかりませんが、苺畑かかし様の挙げられたイギリスの例や、今回のエントリーでの我が国の国保を含めた外国人への福祉ばら撒き等、自国民の財政的犠牲を強いてまで続けることの不可解の淵源に、このシナ帝国の朝貢貿易に通ずる、我が国や欧米先進国の政治家たちの自国民への意識・感覚があるのでは? つまり外国人を利用した自国民への示威、卑俗な言い方なら「エエ格好しい」を思い浮かべてしまいました。

 外国人への医療バラマキは、昔はそれが現実に国家の負担になるほどではなかったという事実があるでしょう。 70年代ぐらいまではイギリスでも外国人は少なく、その少数の医療費を決めて徴収する方が大変だったのでしょう。
 しかしその後移民の大量流入や医療目的の訪英などの増加で、状況が変わったのです。

 クェートの場合は最初から近隣のアラブ諸国からの来報が大量に来たので、早々と問題になったようです。

 それでも一度無料と言う事で制度を決めてしまうと、簡単に制度を変えるのは面倒だと言うのは、現在の日本の状況と同じでしょう。
 


 
  1. 2023-05-29 12:20
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

私も同意見です。みんなで陳情すべきテーマと思います。
陳情書スタイルでのブログ原稿が増えれば、実現するのではないでしょうか。
  1. 2023-06-03 17:34
  2. URL
  3. 保守主義者 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 私も同意見です。みんなで陳情すべきテーマと思います。
> 陳情書スタイルでのブログ原稿が増えれば、実現するのではないでしょうか。

 陳情書スタイルのブログと言うのはよくわかりません。
 陳情はするべきだと思います。 
 これはしかしむしろ地元の議員等にするべきではないでしょうか?
  1. 2023-06-03 19:39
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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