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2023-05-15 13:46

髭面の男でも女子トイレに入れる 岩手県庁

 今朝、こんな記事を拾ったので山形県庁に直接電話しました。

 【岩手県庁】自称女の トイレ利用に「苦情が出たら理解を 求めろ」職員向け パンフの 仰天指導!

 記事では東北地方の自治体でのLGBTの問題が幾つか取り上げられていますが、特に驚くのは岩手県庁の「多様な性の在り方を尊重する為の職員ガイドライン」です。
 トイレについて以下のように明記されています。

・当事者が性自認に合ったトイレを利用することで、他の利用者から苦情が出る場合もあり得ます。様々な方が利用する施設であることを説明し、苦情を出された方に理解を求めましょう。

 つまり「当事者」が女子トイレに入った事で、女性が苦情を言ったら、女性の方が当事者を理解するように圧力をかけられるのです。
 それでワタシも記事を読んで驚愕して、岩手県庁に電話しました。 
 すると岩手県庁でこのガイドラインを作成した「女性若者共同推進室」の責任者の方が出てくだいました。
 因みにこの方は声からするとまだ30代と思える女性でした。
 但しこのガイドラインは令和3年にできた物で、電話に出てくださった方が、作ったわけではなく前任の方が作ったそうです。

 そこでこのトイレの件を率直に聞いてみました。 
 そしてそれに関してトランスジェンダーとはどういう人達を想定しているのかも、聞いてみました。

 因みにこのガイドラインでいう「当事者」つまりトランスジェンダーとはGID(性同一障害)で性適合手術をした人とは限りません。
 
 国連によるトランスジェンダーとは以下の図のような人達です。

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 トランスジェンダーの中には女装家やオートガイネフィリアのような変質者、またノンバイナリーと言われる人達も含まれます。
 ノンバイナリーとは、自分の性自認がコロコロ変わる人や、自分の性別を自分で男とも女とも認識できない人達です。
 そしていずれにせよ、こうした人達が「自分は女性」だと言えば、トランス女性になるのです。

 これにつては電話の方のご存知でした。
 で「髭面の男性が女子トイレに入っても、苦情を言ったら苦情を言った女性が説得される事になるのか?」と聞いてみました。
 すると電話の方は「トランスジェンダーを容姿で決める事はできないので、そういう事になる」と答えてくださいました。

 ノンバイナリーなら男性として勤務していても、尿意を催した時だけ「自分は女性」と認識すれば女子トイレに行く事になります。
 この場合も苦情を言った女性が「説得」されます。

 これなら男性職員が特定の女性職員の嫌がらせ目的で、その女性職員がトイレに行く度について行って、一緒に入る事だってできてしまうのですが、その場合も女性職員は苦情を言えないようです。
 これじゃ女子職員は仕事を辞めるしかなくなりますが、こうした問題が起きた場合の対策を聞いても答えていただけませんでした。

 ワタシが「これでは女性の人権蹂躙、女性職員の迫害ではないのか?」と聞くと「そういう意思はない。」と明言されるのですが、しかしそれなら「上記のような問題が起きた場合に、女性の人権を守る方策はあるのか?」と聞いても沈黙されるだけです。
 
 これを総合すると岩手県庁でこのガイドラインを作った「若者女性共同推進室」は、トランスジェンダーがどういう人達が承知の上で、このガイドラインを作り、一方それで想定される性犯罪や嫌がらせから女性を守る方策は、最初から考えていなかったし、今も全く考えていないと思わざるを得ません。

 尤も今の所、岩手県庁職員でも。このガイドラインを知っている人は、どの程度いるのか疑問です。
 ワタシはこの点についても電話で聞いてみたのですが、「若者女性共同推進室ではこのガイドラインを県庁職員全員に知らせている。」と答えて頂きました。
 
 でもね。
 実はワタシが岩手県庁に電話をしたら、まず県庁内の電話交換手の方が出たのですが、ワタシが「多様な性の在り方を尊重する為の職員ガイドラインについてお伺いしい事があります。」と言った時、このガイドラインの存在をご存知なかったようで、少し調べてから若者女性協働推進室へ繋いでくださったのです。
 因みに交換の方も女性でした。

 だってこんなトンデモな内容なら、岩手県庁で働く女性はみんな大パニックです。
 地位も職務内容も関係ありません。 勤務中トイレに行かないで済ませられる女性は、人工透析を受けている重症の腎臓病の人ぐらですから。
 だからこんなトンデモガイドラインについて知らないわけないでしょう?
 でも、ガイドラインを印刷したパンフレットは配っても、誰も中身は読まないので、このガイドラインが出た令和3年から二年間は無事で済んできたのです。

 しかしこうしたガイドラインが既に出ているのですから、LGBT理解増進法案が通っても。男性が女子トイレに入っても不法侵入になると言う話こそ完全なデマだったことになります。

 一体何でこんな愚かしい話を県庁が真面目にやっているのか?
 そして国が法案化しようとしてるのか?
 ホントに奇怪です。

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  3. CM(9)

コメント

心の内なんて誰にもわからないんですから変えようのない事実である肉体的性別で分けろと。
最低限股間のもの取れ、できねえなら諦めろとしか。
大便器なら男子トイレにもあるんですから機能も全く同じで無意味に女子トイレ入る意味ないでしょうが。
どうしても男子トイレに入りたくなきゃ障害者用トイレなり使えと。
  1. 2023-05-16 00:33
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  3. 太朗 #cRy4jAvc
  4. 編集

トランス許容トイレで問題がおきないというトリック

これはアメリカで最初にトランス許容トイレが出来た頃と状況がにています。公園の公衆トイレやYMCAの更衣室など、職員や使用者には全く知らされずに条令を通してしまう。そして特に張り紙などをするでもないので、私用者達はそんな条令があったことなど全くしらずに2~3年が過ぎてしまうのです。そうしておいて、その条令のことが話題に上り始めると、この施設ではもう2年も前から実施しているが何の問題も起きていない、となるわけです。

よもぎねこさんもよくご存じですが、LGBTQ+の作戦は誰も気が付かないうちにおかしな法律をどんどん通してしまうことです。アメリカの学校内における男子生徒の女子競技参加にしても10年以上前から許可されていたのです。でもそんなこと誰も知らなかったし、それを悪用しようなどという人がでてきたのもつい2~3年前のことです。

それで人々が何も知らないうちにおかしな法律があちこちで成立し、気が付いた時には女湯に露出狂が登場しても女たちには何の文句も言えないという状況が発生するのです。

日本も急速にその方向に向かっています。
  1. 2023-05-16 00:33
  2. URL
  3. 苺畑カカシ #-
  4. 編集

この、とんでもないガイドラインを作成した担当者の性別は不明ですが、ブログ主さんと会話した「女性若者共同推進室」なる部署の責任者は明らかに“女性”なわけですよね?
ということは、この方は自身がトイレを使用中に、男性の身体機能を有する自認「女性」が公然と入り込んで来たら、どうなさるつもりなのでしょうね? 
エントリーの内容の通りなら、この方はガイドラインに従うとしか解釈できませんけど本当にそんなこと実行できるつもりなのでしょうか?
いや、おそらく何もマトモに考えられない、思考停止、または逃避状態だろうと思いますがね。
職員のほとんどが知らないでいるのをいいことに、面倒で厄介な問題に向き合うのを忌避して思考停止しているのでしょう。

この責任者の女性のみならず、稲田朋美議員にしても、常々思うのですが、自身も女性である以上、この件で何らかの事件や支障、不自由を被る可能性の対象外ではありますまいに。
況してや稲田議員にはたしか娘さんがおられるはず。ご自身の秘書だかを務められておられるはずですが、もしもその娘さんが、トイレにしろ、何処かの何かの施設の女性スペースで、そういう男性の身体機能を持つ自認「女性」と空間を同一にせざるを得ない状況になったとして、母として何も不安を感じないのでしょうか?
まさか自分たち母娘は別です、なんてわけには行きますまい。

件の女性若者共同推進室責任者の女性も、稲田朋美議員も、刹那的な保身や利権に頭を冒され、大人として当然働かせるべき想像力、思考力が停止し、現実逃避して、公人としての自覚と責任を放棄しているのでしょう。
  1. 2023-05-16 02:01
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  3. 温泉猫 #-
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それにしてもつくづく思うのは、差別云々を含めて、自由や平等、人権・人道、平和や友愛等々、そういう美しい「言葉」はいまや呪文、恐ろしき言霊と化して、実に多くの人々を迷わせ、呪縛していますな。

人間は言葉を用いるようになって、緻密かつ効率的な情報の伝達・交換できることで、猿から分かれて文明を作り上げて、現在の繁栄を得られたのですが、その文明を作り上げた原動力の「言葉」の一部が、いまや暴走して、その作り上げた「文明」を「腐敗」させ、「滅亡」させようとしているように思えます。
「差別」にしろ、「人権」その他にしろ、呪文、言霊と化した「言葉」は、言うなれば文明という我が身を蝕み、死に致らしめる「癌細胞」でしょうか。
  1. 2023-05-16 02:32
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
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Re: タイトルなし

> 心の内なんて誰にもわからないんですから変えようのない事実である肉体的性別で分けろと。
> 最低限股間のもの取れ、できねえなら諦めろとしか。
> 大便器なら男子トイレにもあるんですから機能も全く同じで無意味に女子トイレ入る意味ないでしょうが。
> どうしても男子トイレに入りたくなきゃ障害者用トイレなり使えと。

 常識的に考えれば全くその通りです。
 元来、権利を主張する場合は、その権利を持つ事を客観的に証明する事が必要でしょう?

 そして性別の判定から肉体的条件を消して、内心の問題で判断するべきとなると、本人が言った性別を性別とするしかないのです。
 
 だから髭面の男が、排泄したくなった時だけ「今は自分は女だと思う」と言えば、女性と認めて女子トイレを使うと言う事を認めければ「差別だ」と言う事になってしまうのです。

 普通に考えたらこれは女性に対する究極のセクハラですが、しかし日本学術会議や関東弁護士連合会などがこれを支持しているのです。
  1. 2023-05-16 10:36
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  3. よもぎねこ #-
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Re: トランス許容トイレで問題がおきないというトリック

> これはアメリカで最初にトランス許容トイレが出来た頃と状況がにています。公園の公衆トイレやYMCAの更衣室など、職員や使用者には全く知らされずに条令を通してしまう。そして特に張り紙などをするでもないので、私用者達はそんな条令があったことなど全くしらずに2~3年が過ぎてしまうのです。そうしておいて、その条令のことが話題に上り始めると、この施設ではもう2年も前から実施しているが何の問題も起きていない、となるわけです。
>
> よもぎねこさんもよくご存じですが、LGBTQ+の作戦は誰も気が付かないうちにおかしな法律をどんどん通してしまうことです。アメリカの学校内における男子生徒の女子競技参加にしても10年以上前から許可されていたのです。でもそんなこと誰も知らなかったし、それを悪用しようなどという人がでてきたのもつい2~3年前のことです。
>
> それで人々が何も知らないうちにおかしな法律があちこちで成立し、気が付いた時には女湯に露出狂が登場しても女たちには何の文句も言えないという状況が発生するのです。
>
> 日本も急速にその方向に向かっています。

 なるほど欧米でも一般国民が知らないうちに、異常な法案が通っていて、後から国民がビックリと言うパターンだったのですね。
 ワタシはこのLGBT法の異常さをカカシさんの所で何年も前から知っていたので、今回の日本の法案にも大反対なのですが、しかしもしカカシさんに教えて頂けなかったら、全く関心がなかったかもしれません。

 日本の国会でも毎年多数の法案が通っているのですが、そのほとんどを国民は知りません。 実際多くは行政上必要なだけで一般国民の生活には殆ど関係ないのです。
 でもそれに紛れてトンデモ法案も通る事があるのです。

 そしてLGBT法の推進派の議員達の話を聞いていても、女子トイレ問題など深刻な問題については、全く認識してなくて、むしろこの法案でばら撒かれる公金と利権に目が行ってるようです。 だから法案が通って女子トイレや女湯に男が入り込んで問題になった時、彼等は「そんなの知らなかった」と言うんじゃないでしょうか?

 しかしホントにまずいです。
 
 実は自民党内の反対にもかかわらずこの法案が国会に出そうなので、道内の自民党議員事務所に電話したのですが、何とも不安です。
  1. 2023-05-16 10:46
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> この、とんでもないガイドラインを作成した担当者の性別は不明ですが、ブログ主さんと会話した「女性若者共同推進室」なる部署の責任者は明らかに“女性”なわけですよね?

 この責任者の前任の人が作ったそうです。
 その人の性別は聞いていません。

> ということは、この方は自身がトイレを使用中に、男性の身体機能を有する自認「女性」が公然と入り込んで来たら、どうなさるつもりなのでしょうね? 
> エントリーの内容の通りなら、この方はガイドラインに従うとしか解釈できませんけど本当にそんなこと実行できるつもりなのでしょうか?
> いや、おそらく何もマトモに考えられない、思考停止、または逃避状態だろうと思いますがね。
> 職員のほとんどが知らないでいるのをいいことに、面倒で厄介な問題に向き合うのを忌避して思考停止しているのでしょう。
>
 実は電話中に「髭面の男性でもトランスジェンダーと言えば、女子トイレに入れるのですか?」とか聞いた時に、暫く黙りこんでしまう事がありました。
 これを作成した職員も、活動家の言う通りに適当に作って、後の事は考えていなかったのではないでしょうか?

> この責任者の女性のみならず、稲田朋美議員にしても、常々思うのですが、自身も女性である以上、この件で何らかの事件や支障、不自由を被る可能性の対象外ではありますまいに。
> 況してや稲田議員にはたしか娘さんがおられるはず。ご自身の秘書だかを務められておられるはずですが、もしもその娘さんが、トイレにしろ、何処かの何かの施設の女性スペースで、そういう男性の身体機能を持つ自認「女性」と空間を同一にせざるを得ない状況になったとして、母として何も不安を感じないのでしょうか?

 こうした女性達の本心はわかりません。
 因みに今、お茶の水女子大の教授が、トランス女性の入学を認めて、部活などで部員が入浴する場合も、トランス女性も一緒に入浴するべきだと言っています。
 この教授は女性でレズビアンです。 

> まさか自分たち母娘は別です、なんてわけには行きますまい。
>
> 件の女性若者共同推進室責任者の女性も、稲田朋美議員も、刹那的な保身や利権に頭を冒され、大人として当然働かせるべき想像力、思考力が停止し、現実逃避して、公人としての自覚と責任を放棄しているのでしょう。

 以前、エントリーしたのですが、実はトランスジェンダーの概念の元になったジェンダー論を産んだのも女性なのです。 女性学とかフェミニズムを研究する人達です。

 「ジェンダー」という造語と性別の抹殺 
 http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-7843.html

 簡単に言えば、彼女達は男女の差を全て、後天的なモノ、教育や社会規範によるものとして、これをジェンダーと名付けたのです。
 それで男女の肉体差を全否定したのです。

 しかしこれならジェンダーと言う概念は社会規範や教育の問題ですから、社会全体での女性差別の原因として議論されるべき物で、個人の性自認などとは違うはずです。
 GIDなどは社会規範や教育に完全に反して、自分の肉体の性別による人生を受け入れる事の出来ない人達なのですから。

 ところが奇妙な事に個人についてジェンダーを使う場合は、むしろGIDのように先天的な問題、自分の意思ではどうにならない問題で社会の期待する肉体的な性別に沿わない人々を考えるわけです。

 これでは意味不明です。

 しかし現在先端フェミニストと言われる学者達には、このジェンダーを肉体の性別に優先させて、ジェンダーにより男性と女性を決める、それに社会を従わせようとしているのです。

 だから実に奇怪な話です。
 そもそもこのジェンダーと言う言葉が、学問用語として最低限必要な一貫性を持っていないのです。 だって場合、場合で意味が異なり、皆それぞれ好き放題に使っているのですから。

 
  1. 2023-05-16 11:13
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

山形県じゃなく岩手県の話じゃないの?
混乱が見られるので、訂正か詳細の説明をして欲しい
  1. 2023-05-16 20:53
  2. URL
  3. #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 山形県じゃなく岩手県の話じゃないの?
> 混乱が見られるので、訂正か詳細の説明をして欲しい

 すみません。 ワタシの書き間違いです。
 岩手県庁に電話して、担当の方とのやり取りを書きました。

 間違いを指摘して下さってありがとうございます。 
 書いている途中で間違ってそのあと全然気づきませんでした。
 訂正しておきました。
  1. 2023-05-16 22:07
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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