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2023-04-20 21:18

法の下の平等と結社の自由 会員制ゴルフ場入会拒否

 今日こんな記事を拾いました。
 これはチョッと驚きのニュースです。

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 元外国籍であることを理由に入会を断られ精神的苦痛を受けたなどとして、三重県桑名市の40代男性が愛岐カントリークラブ(岐阜県可児市)に対し、慰謝料など約330万円の損害賠償を求めた訴訟で、津地裁四日市支部は19日、男性の請求を棄却した。私的団体であるゴルフクラブが元外国籍であることを理由に入会を拒否することに違法性はないと判断した。男性は控訴する方針。

 判決によると、元韓国籍で2018年に日本国籍を取得した男性は22年2月、知人と同クラブでプレーし、入会を申し込んだ。その後、クラブ側から「元外国籍を含む外国籍の会員の枠に空きがないためすぐに入会することはできない」として入会を断られた。男性は「法の下の平等」を定めた憲法14条に抵触する、などと主張していた。

 判決理由で升川智道裁判長(日比野幹裁判長代読)は、「元外国籍であることが入会拒否の唯一の理由ではない」というクラブ側の主張を退け、入会拒否は元外国籍であることが理由だと認めた。一方で、クラブは会員となるために正会員2人の紹介と理事会の承認を得る必要があるなど「会員同士の人的つながりが強い閉鎖的かつ私的な団体」だと指摘。「平等の権利への侵害の程度は憲法の趣旨に照らし、社会的に許容しうる限界を超えるとは認められない」とした。

 原告代理人の尾市淳二弁護士は「非常に残念。時代の流れとも逆行する」と話した。男性は「まったく納得できない。差別を受け精神的苦痛を受けることも私的団体内であれば許されるのか」と述べた。【寺原多恵子】

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 原告男性は元在日コリアンでしたが、日本国籍を取得していました。
 しかしゴルフ場側は元外国人である事を理由に入会拒否をしました。
 入会拒否の理由が元外国籍だったことは、裁判所も認めています。
 しかし裁判所はそれでも「会員同士の人的つながりが強い閉鎖的かつ私的な団体」「平等の権利への侵害の程度は憲法の趣旨に照らし、社会的に許容しうる限界を超えるとは認められない」として原告敗訴になりました。

判決では、私人である団体は、憲法21条で結社の自由が保障されており、構成員の加入条件について原則として自由に決められると指摘。団体内の問題に法の介入が許されるのは、個人への権利侵害の程度が「社会的に許容し得る限界を超えるような例外的な場合に限られる」との判断枠組みを示しています。

 因みに2002年にも同様の裁判があって、最高裁でも原告が敗訴しています。 

2002年 ゴルフダイジェスト社

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 おそらくこの判例が影響したのでしょうね。
 ここでも津地裁の判決と同様、ゴルフ場側の結社の自由が重視された形です。

 理論的には当然の判決だと思います。
 
 会員制ゴルフ場始め、会員制クラブなどは、会員になるのに所得制限、他の会員から紹介が必要などの条件を課しています。
 法の下の平等を言えば、こうした条件だって憲法違反です。

 さらに言えば、会員と会員以外の客で、料金やクラブハウスの使用などに差をつけている所もあります。
 これだって法の下の平等に反します。

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 しかし会員の「質」も選べない、まして会員と会員以外で待遇の差もつけられないとなると会員制のゴルフ場やクラブなど存在できないのです。
 むしろ会員制のクラブのような物に、法の下の平等を強制する事自体がオカシイとしか言えません。
 そんなことをしたら「結社の自由」など吹き飛んでしまいます。

 法の下の平等を守る為に、結社の自由がなくなれば、政党や政治団体、宗教団体のような物でも、構成員を選べない事になり、こうした団体は存続できなくなります。
 そしてそうなると民主主義その物が存続できないのです。

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 自由と平等は民主主義の根幹ですが、しかし残念だけれど両立は不可能です。
 全体の状況を見て、お互いが折り合う所を探すだけです。
 
 ゴルフ場と言うのは、唯の娯楽施設だし、しかも会員にならなければ生活に困るわけでもない、だからゴルフ場側の結社の自由が法の下の平等に優先したのです。
 
 尤もワタシはチョッと以外でした。
 とりあえず「差別が~~!!」と喚けば、自由権が蹂躙される例ばかり見ていましたから。

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 ゴルフ場会員の問題での裁判について解説しているサイトがありました。


 ワタシとしてはここに出てくる性同一障害による入会拒否で、ゴルフ場側が敗訴した方が気になりました。

Hカントリークラブ事件(東京高判平成27年7月1日)
B氏は、性同一性障害により男性から女性へ性別変更しており、これを理由に入会及びゴルフ場経営会社の株式譲渡承認を拒否されました。

そこで、B氏は、Hカントリークラブとゴルフ場経営会社に対して慰謝料等の支払いを求めて訴えを提起しました。

クラブ側は①性同一性障害者(性転換者)の入会は、会員(特に女性会員)がロッカールーム、浴室等を使用する際などに不安感を抱き、クラブ競技の出場資格などに疑義を生じ、親睦、交流のクラブ目的に反する結果となる、②50年以上皆で築いてきたクラブの親睦、交流の一体感を傷つけたくない等と主張しました。

しかしながら、裁判所は、性同一性障害が本人の意思に関わりなく生ずる疾患であることが社会的にも認識されており、被告らが構成員選択の自由を有することを考慮しても、憲法14条などの趣旨に照らし、社会的に許容しうる限界を超え、違法であると判断し、原審の静岡地裁浜松支部、東京高裁ともに、慰謝料100万円、弁護士費用10万円の損害を認めました。

本件は、医学的疾患である性同一性障害が問題となった特殊な事例であって、①B氏が戸籍のみならず声や外性器を含めた外見も女性であったこと、②B氏が女性用の施設を使用した際特段の混乱等は生じていないことからすれば、被告らが危惧するような事態が生じるとは考え難いこと、といった事情が影響したものであって、一般化することは困難であろうと思われます。

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 女性としたら外国人の男性が入会するより、性適合手術を受けて戸籍変更をしていても、前は男だったとわかっている人と更衣室や浴室で一緒になる方が嫌です。
 前は男性だったと知らなければ気にならないけれど、男性だったことを知ってしまえばやっぱり違和感はあります。 
 だから女性会員の気持ちを尊重して、入会を拒否したゴルフ場側の対応が当然だと思うのです。

 但しこちらは「法の下の平等」が優先して、原告が勝訴しています。
 こうした裁量の基準はどこにあるのでしょうか?
  1. 差別ニダ!!
  2. TB(0)
  3. CM(16)

コメント

紳士クラブ

欧米には会員制の紳士のクラブというのが昔は結構あって会員は全員男性。(キャバクラではありません。)しかもある程度の階級の人しか入会できないというものでした。従業員も全員男性で女人一切禁止です。

昔私の上司がそういうクラブで顧客とランチをしていた時、肝心の書類を忘れたことを思い出し、私に持ってきてくれと電話がありました。私はクラブの受付までは行けたのですが、中へは入れてもらえませんでした。上司はここが女人禁制であったことをすっかり忘れていたのです。男性なら会員と同伴なら入れましたが、私は女なので駄目。結局受付の人に上司を呼び出してもらうか、給仕の人に手渡すかするしかありませんでした。

こういうクラブでは商談が普通に行われていたため、ビジネスウーマンが増えたことで廃れました。

ふと思ったんですが、そういう時代だったら、上記の女性自認男性は無理に女性になろうとしたでしょうか?疑わしいです。
  1. 2023-04-20 23:11
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  3. 苺畑カカシ #-
  4. 編集

Re: 紳士クラブ

> 欧米には会員制の紳士のクラブというのが昔は結構あって会員は全員男性。(キャバクラではありません。)しかもある程度の階級の人しか入会できないというものでした。従業員も全員男性で女人一切禁止です。
>
> 昔私の上司がそういうクラブで顧客とランチをしていた時、肝心の書類を忘れたことを思い出し、私に持ってきてくれと電話がありました。私はクラブの受付までは行けたのですが、中へは入れてもらえませんでした。上司はここが女人禁制であったことをすっかり忘れていたのです。男性なら会員と同伴なら入れましたが、私は女なので駄目。結局受付の人に上司を呼び出してもらうか、給仕の人に手渡すかするしかありませんでした。

>
> こういうクラブでは商談が普通に行われていたため、ビジネスウーマンが増えたことで廃れました。


 こういうクラブ、昔の欧米の小説にはよく出てきますね。
 欧米だと男性同士ではレストランなど入りにくいと言う話を聞いていたので、ビジネスランチはどうするのか?と思っていたのです。

 でもこの手のクラブが、ビジネスランチに使われていたわけですね。
 男性しか入店できない。 しかも店の客層を一定レベル以上にしてあると言う事で、ビジネスランチなど商談には便利ですよね。

 こういうクラブに法の下の平等で客を選ぶなと言ったら、クラブその物が崩壊します。
 
>
> ふと思ったんですが、そういう時代だったら、上記の女性自認男性は無理に女性になろうとしたでしょうか?疑わしいです。

 そうですね。

 ワタシも思ったのですが、中高年の男がいきなり女装をして、「自分は女」だと言い出すのは、女性でもそのまま仕事や地位を維持できる時代になったからではないでしょうか?

 女性の地位が低くて、女性の実業家や大学教授が僅少な時代なら、こんなことはできないはずです。
  1. 2023-04-21 10:32
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  3. よもぎねこ #-
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>会員同士の人的つながりが強い閉鎖的かつ私的な団体

ゴルフの会員制クラブのような平和的なものとは異なるのですが、数ヶ月前に自分が読んだ本人『実録・ドイツで決闘した日本人』という本があります。
著者は菅野瑞治也という方で、1980年代にドイツの大学に留学中にタダ酒に釣られて、とある集会に誘われて、そこでドイツの学生団体で行われている決闘「メンズーア」に遭遇し、何と自分もそれを留学中に三度も体験するはめになった体験記です。

ブログ主さんはヨーロッパの歴史・文化等にとても関心があるようですから、このドイツ学生のメンズーアについてもご存知かもしれませんが、19世紀頃から盛んになりだし、学生同士がフェンシングの剣で斬り合い、相手の頭部・顔面を負傷させることで勝敗を決するもので、その決闘で受けた顔面の傷は勇気と剛毅の証明として、ワザと傷跡が目立つように縫合され、それが所謂“男の勲章”となり、尊敬されたとか。

自分はこのメンズーアに関しては、ドイツの大宰相ビスマルクについて書かれた何かの本で読んだ時に初めて知りましたが、それでもビスマルクの時代ならともかく、1980年代になって、まだ一部の団体とはいえ、これが存続しているなんて、この菅野瑞治也氏の体験記を読んで驚きました。

そして著者の菅野氏によればこのメンズーアを行う学生団体も女性の入会は勿論、会員男性と同伴であっても、その集会等に出入りできない完全な男性社会だそうで、そしてこのメンズーア経験者が現在でもドイツ社会のエリート層に少なくないとのこと。それに日本の学校の体育会系部活動の如く、上級生と下級生との序列が厳格だとか。
まあ、古代から何かの争訟事には”決闘“でその是非を決するのはゲルマン社会の伝統風習だったらしいですが、このゲルマンの武侠精神がWW2での大敗と国家分割という屈辱を受けてなお、東西冷戦期に西側陣営の最前線でNATOの地上軍の中核として頑張り抜いた西ドイツ軍を支えていたであろうかと考えたりもします。

  1. 2023-04-21 11:35
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  3. 温泉猫 #-
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追加コメント

>裁量の基準は

それと追加で、しょ~もない質問をして大変恐縮ですが、ブログエントリーのジャンル分けの表記で、差別に関して


『差別ニダ!』と、
『シェベツニダ!』

の二通りありますが、その使い分けの基準は何でしょうか?
もしかして単なるその時の気分やノリですか?
それとも何かの基準がありますか?
  1. 2023-04-21 11:43
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  3. 温泉猫 #-
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Re: タイトルなし

> >会員同士の人的つながりが強い閉鎖的かつ私的な団体
>
> ゴルフの会員制クラブのような平和的なものとは異なるのですが、数ヶ月前に自分が読んだ本人『実録・ドイツで決闘した日本人』という本があります。
> 著者は菅野瑞治也という方で、1980年代にドイツの大学に留学中にタダ酒に釣られて、とある集会に誘われて、そこでドイツの学生団体で行われている決闘「メンズーア」に遭遇し、何と自分もそれを留学中に三度も体験するはめになった体験記です。
>
> ブログ主さんはヨーロッパの歴史・文化等にとても関心があるようですから、このドイツ学生のメンズーアについてもご存知かもしれませんが、19世紀頃から盛んになりだし、学生同士がフェンシングの剣で斬り合い、相手の頭部・顔面を負傷させることで勝敗を決するもので、その決闘で受けた顔面の傷は勇気と剛毅の証明として、ワザと傷跡が目立つように縫合され、それが所謂“男の勲章”となり、尊敬されたとか。
>
> 自分はこのメンズーアに関しては、ドイツの大宰相ビスマルクについて書かれた何かの本で読んだ時に初めて知りましたが、それでもビスマルクの時代ならともかく、1980年代になって、まだ一部の団体とはいえ、これが存続しているなんて、この菅野瑞治也氏の体験記を読んで驚きました。
>
> そして著者の菅野氏によればこのメンズーアを行う学生団体も女性の入会は勿論、会員男性と同伴であっても、その集会等に出入りできない完全な男性社会だそうで、そしてこのメンズーア経験者が現在でもドイツ社会のエリート層に少なくないとのこと。それに日本の学校の体育会系部活動の如く、上級生と下級生との序列が厳格だとか。
> まあ、古代から何かの争訟事には”決闘“でその是非を決するのはゲルマン社会の伝統風習だったらしいですが、このゲルマンの武侠精神がWW2での大敗と国家分割という屈辱を受けてなお、東西冷戦期に西側陣営の最前線でNATOの地上軍の中核として頑張り抜いた西ドイツ軍を支えていたであろうかと考えたりもします。

 おお、そういう団体があったのですね。
 
 「クラブ」については、サマーセット・モームなどでも何となく知っていたのですが。
 英米系のクラブは本来は気のあった仲間達で自分達の「居場所」と言うか飲食のできる店を作り、仲間だけが使えるようにするのです。
 やはり女人禁制です。
 そして運営が商業化し行った例も多いのでしょう。

 カカシさんのコメントにあったように、これを商談などにも使うのでしょう。
 欧米の普通の飲食店は男性だけでは入りにくいそうですから、ビジネスランチなどどうしていたのか?と不思議だったのですが、「クラブ」で商談すると知って謎が解けました。

 欧米の話は、こういう身内と表の乖離が大きいですね。
 
 
  1. 2023-04-21 12:27
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 追加コメント

> >裁量の基準は
>
> それと追加で、しょ~もない質問をして大変恐縮ですが、ブログエントリーのジャンル分けの表記で、差別に関して
>
>
> 『差別ニダ!』と、
> 『シェベツニダ!』
>
> の二通りありますが、その使い分けの基準は何でしょうか?
> もしかして単なるその時の気分やノリですか?
> それとも何かの基準がありますか?

 ノリと言うか、全く適当です。
  1. 2023-04-21 12:28
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  3. よもぎねこ #-
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ゴルフは紳士のスポーツ

ずっと以前、昭和の時代には女性はゴルフクラブ会員になれなかった時代もあります。ゴルフは欧米から入ってきた新しい娯楽ですからシステムもそのまま習ったのでしょう。でも、欧米のゴルフ場は男性キャディーが普通だと思うのですが、何故かキャディーさんは女性だったような?バブルの頃は田舎の主婦がキャディーになってガッポリ稼いだりしてました。

前半の外国人籍で会員になれないっていうのは、おそらく過去にもめ事があったんでしょう。嫌がられるにはそれなりの理由があるものです。
ところで、後半の性同一性障害の方の場合ですけど、この方は心身共に(戸籍も)女性になったんですから女性として認めないのはやはり法律違反になるのではありませんか?
一緒にコースを回るようなお友達なら当然理解しているでしょうし、心身ともに女性なら、私は納得できますけど。
  1. 2023-04-22 13:35
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  3. 月の猫 #-
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そうそう、書き忘れました。
昔会社勤めしていたころ、上司のお供でメンバーズクラブ(女の人のいるお酒を飲むところ)に行ったことがあります。そんな高級な店ではなくよくあるスナックで、何で会員制なのか不思議でした。会員証があるわけでもなく、はじめてのお客さんも普通に飲んでいる様子でした。
で、いろいろ世間話のついでに聞いてみたら、会員制というのは来てほしくないお客を断る口実なんだそうです。

考えてみたら、会員制というのは排除の制度なんでしょうね。
女性の権利が盛んに叫ばれていたころ、男性限定の会員制の場所に女も入れろとあちこちで訴訟やらなにやら起こりましたけど、会員の男性はさぞかし迷惑だったでしょう。だって、逆に考えたら女性限定の会に男も入れろとなったら・・・絶対に嫌ですもの。
  1. 2023-04-22 15:41
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  3. 月の猫 #-
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Re: ゴルフは紳士のスポーツ

> ずっと以前、昭和の時代には女性はゴルフクラブ会員になれなかった時代もあります。ゴルフは欧米から入ってきた新しい娯楽ですからシステムもそのまま習ったのでしょう。でも、欧米のゴルフ場は男性キャディーが普通だと思うのですが、何故かキャディーさんは女性だったような?バブルの頃は田舎の主婦がキャディーになってガッポリ稼いだりしてました。
>
> 前半の外国人籍で会員になれないっていうのは、おそらく過去にもめ事があったんでしょう。嫌がられるにはそれなりの理由があるものです。
> ところで、後半の性同一性障害の方の場合ですけど、この方は心身共に(戸籍も)女性になったんですから女性として認めないのはやはり法律違反になるのではありませんか?
> 一緒にコースを回るようなお友達なら当然理解しているでしょうし、心身ともに女性なら、私は納得できますけど。

 元々「クラブ」って仲間内だけの会である事が基本ですから。
 気の合った仲間だけで飲食できる店とかゴルフをやるゴルフ場などを作ったのです。

 尤もこんなことができるのは、上流階級だけなので、クラブに入会する事=上流階級に入れると言う事なのですね。

 そういう由来からすれば、会員制ゴルフ場が、色々条件を付けて会員を選ぶのはわかりますが、しかしバブル期の前ぐらいからゴルフブームが起きると共に、ゴルフ場の会員券が投機の対象になっていました。
 ワタシの父も結構山っ気あるので、少し買っていたのを覚えています。

 2002年最高裁で結審したケースも、原告の元在日コリアンはこの頃に会員券を買っているのです。
 1995年に2900万円で会員券を買っているのですから、凄く高く買ってかなり損をしたのでは?と思います。 
 しかも買ってみたら入会拒否されたのだから、非常に腹立たしく思ったのでしょうね。
 
 会員券が投機の対象になっているのに、入会拒否と言うのは、やはり違和感がありますよね?
 尤も株だって外国人が議決権を持てない物もあるのだから、それを承知で買うべきなのですが。

 だからワタシとしてはこの判決は原則は賛成だけれど、他の差別案件に比べると違和感があります。
 
 性同一障害の件は、それまでの生活状況と他に女性会員との関係を見ての判断かもしれませんね。
 今まで男性と思っていた人が、突然女性になってシャワー室等に入れば、パニックですが、しかし女性になってから知りあったりすれば、そんなに抵抗はないのかも?
  1. 2023-04-22 22:00
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> そうそう、書き忘れました。
> 昔会社勤めしていたころ、上司のお供でメンバーズクラブ(女の人のいるお酒を飲むところ)に行ったことがあります。そんな高級な店ではなくよくあるスナックで、何で会員制なのか不思議でした。会員証があるわけでもなく、はじめてのお客さんも普通に飲んでいる様子でした。
> で、いろいろ世間話のついでに聞いてみたら、会員制というのは来てほしくないお客を断る口実なんだそうです。
>
> 考えてみたら、会員制というのは排除の制度なんでしょうね。
> 女性の権利が盛んに叫ばれていたころ、男性限定の会員制の場所に女も入れろとあちこちで訴訟やらなにやら起こりましたけど、会員の男性はさぞかし迷惑だったでしょう。だって、逆に考えたら女性限定の会に男も入れろとなったら・・・絶対に嫌ですもの。

 タイで外国人専用のバーとかが皆「会員制」の看板を上げているのと言う話を聞いた事があります。
 やはりタイの一般客を排除する為です。
 
 排除=悪みたいに言うけれど、でも店だてって客を選ぶ権利はあるのだし、仲間内で集まりたい所に他人が入り込むのは嫌だし、排除の権利は一定程度認めるべきだと思います。
  1. 2023-04-22 22:03
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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外国人は別の理由では?

>> 前半の外国人籍で会員になれないっていうのは、おそらく過去にもめ事があったんでしょう。嫌がられるにはそれなりの理由があるものです。

外国人でも違和感とか不都合が無ければ、このクラブも認めていたのではないでしょうか? 元々ゴロフは社交場でもあり、自分のグループ以外の他のクルーには興味を示さない・持たないのが、ゴロフと言う娯楽ですから。
外国人が理由に持ち上がるのは別の理由が、ハッキリと言えない理由があるのではないでしょうか?
やたら他のグループにちょっかい出すとか、話しかけるとか、ビジネスその他で関係を露骨に求めるとか、どっちみち他の会員に嫌われた事が大きな原因じゃないでしょうかね。
近隣のゴルフ場も、決まって銀行から天下りが入っています。金融関係で嫌われているとか・・・・

  1. 2023-04-23 08:14
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  3. トラウマ #RWLNmTs6
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>トラウマ様

>> 前半の外国人籍で会員になれないっていうのは、おそらく過去にもめ事があったんでしょう。嫌がられるにはそれなりの理由があるものです。

この「もめ事」というのは、今回訴訟を起こした個人に限らず「外国籍(特に在日)の方」全般についてのことだと考えています。
愛岐カントリークラブは文字通り愛知県と岐阜県の境辺りにありまして、愛知県には在日の方も多くまた、ヤ〇ザの大きな組があることでも知られています。そのあたりのもめ事を避けるために最初から「外国人お断り」にしていたのではないか、と想像しました。(あくまで想像です)
また、よもぎねこ様の仰るように会員権投資でももめたかもしれませんね。
  1. 2023-04-23 09:24
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  3. 月の猫 #-
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Re: 外国人は別の理由では?

> >> 前半の外国人籍で会員になれないっていうのは、おそらく過去にもめ事があったんでしょう。嫌がられるにはそれなりの理由があるものです。
>
> 外国人でも違和感とか不都合が無ければ、このクラブも認めていたのではないでしょうか? 元々ゴロフは社交場でもあり、自分のグループ以外の他のクルーには興味を示さない・持たないのが、ゴロフと言う娯楽ですから。
> 外国人が理由に持ち上がるのは別の理由が、ハッキリと言えない理由があるのではないでしょうか?
> やたら他のグループにちょっかい出すとか、話しかけるとか、ビジネスその他で関係を露骨に求めるとか、どっちみち他の会員に嫌われた事が大きな原因じゃないでしょうかね。
> 近隣のゴルフ場も、決まって銀行から天下りが入っています。金融関係で嫌われているとか・・・・

 まあ色々あったのでしょうね。
 
 会員券が投機の対象になっていたのを知っている世代としては、外国人排除は少し違和感があるのですが、しかし一応は民間の団体だし、それに会員券が投機の対象であればこそ、会員の質が問題になるのかもしれません。
  1. 2023-04-23 10:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: >トラウマ様

> >> 前半の外国人籍で会員になれないっていうのは、おそらく過去にもめ事があったんでしょう。嫌がられるにはそれなりの理由があるものです。
>
> この「もめ事」というのは、今回訴訟を起こした個人に限らず「外国籍(特に在日)の方」全般についてのことだと考えています。
> 愛岐カントリークラブは文字通り愛知県と岐阜県の境辺りにありまして、愛知県には在日の方も多くまた、ヤ〇ザの大きな組があることでも知られています。そのあたりのもめ事を避けるために最初から「外国人お断り」にしていたのではないか、と想像しました。(あくまで想像です)
> また、よもぎねこ様の仰るように会員権投資でももめたかもしれませんね。

 それはあり得ますね。
 
 現実に関わりたくない存在である事は事実でしょうから。
 尤もそれだと企業だって採用はしたくないわけですが、こっちは採用拒否をすると「差別」の判決が出ていますから、凄く違和感があります。

 民間企業だって「私的」な組織だし、従業員の質はゴルフ場の会員の質以上に重要ですから。
  1. 2023-04-23 10:21
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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社会規範

移民で外国人を入れて社会を活性化する、というパヨクの妄想が在りますけど。
外国人が他の国で活躍できるのは、その国で培われて社会を安定に保ってきた社会規範も概念をも持たない外国人が、他の国で活躍できるのは当然なんですよね。米国で壁を破って活躍するアフリカ系、中国系、インド系が多くいますが、伝統のある規範を持ってる民族は、天井を破るような突破的な活躍は出来ないようです

社会が活性化するのは、つまり社会規範を護ってきた元からの住民には不利なんですよね、良いか悪いかは別として。
代償として、長年守って社会とその人間が安定に創り上げてきた規範を壊して、社会を変革して意味があるかと云う事も考えないといけない。

かって、在日が戦後に財を築き上げたのは社会規範どころか法まで無視して、私財を積み上げ、日本人は指をくわえてみていただけ。孫正義、日本人ではあるがホリエモン。
むかし、川崎の市役所に裁判をしてまで求職したいと言う在日がいて、理由を聞いたところ「生活保護と言う素晴らしい権利を全ての在日に与えたいから」との事でした。
だから会員権の帰化人も目的が有って、例えばキャディーに知人を雇えとか、その様な要求は当然、予想できますよね。
ちょっと纏まっていなけど、判って貰えるだろうか?
  1. 2023-04-23 10:59
  2. URL
  3. トラウマ #UWPql7dQ
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Re: 社会規範

> 移民で外国人を入れて社会を活性化する、というパヨクの妄想が在りますけど。
> 外国人が他の国で活躍できるのは、その国で培われて社会を安定に保ってきた社会規範も概念をも持たない外国人が、他の国で活躍できるのは当然なんですよね。米国で壁を破って活躍するアフリカ系、中国系、インド系が多くいますが、伝統のある規範を持ってる民族は、天井を破るような突破的な活躍は出来ないようです
>
> 社会が活性化するのは、つまり社会規範を護ってきた元からの住民には不利なんですよね、良いか悪いかは別として。
> 代償として、長年守って社会とその人間が安定に創り上げてきた規範を壊して、社会を変革して意味があるかと云う事も考えないといけない。
>
> かって、在日が戦後に財を築き上げたのは社会規範どころか法まで無視して、私財を積み上げ、日本人は指をくわえてみていただけ。孫正義、日本人ではあるがホリエモン。
> むかし、川崎の市役所に裁判をしてまで求職したいと言う在日がいて、理由を聞いたところ「生活保護と言う素晴らしい権利を全ての在日に与えたいから」との事でした。
> だから会員権の帰化人も目的が有って、例えばキャディーに知人を雇えとか、その様な要求は当然、予想できますよね。
> ちょっと纏まっていなけど、判って貰えるだろうか?

 確かに外国の文化や違う価値観に触れる事で、社会が活性化される面はあるとは思います。
 でも違う価値観が入ると言うのはその社会の破壊につながりかねないリスクもはらんでいますからね。

 左翼がやたらに外国人を入れたがるのは、そもそも彼等が日本を破壊したいからでしょう。
  1. 2023-04-23 12:44
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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