えり・アルフィヤ氏は、自民党千葉県第五選挙区支部長です。
衆議院の補欠選挙での自民党の公認候補です。
ワタシは札幌市民なので千葉県の選挙事情など殆ど知らないし、このえり・アルフィヤ氏の事も殆ど知りません。
しかしどうしても気になる発言があります。
以下の発言です。
動画もあるのですが、ワタシには上手く貼れないのでリンク先で見てください。
「親戚が中国に居るが、日本と中国が戦争状態になった時に中国と戦うことはできますか?」→ えり氏「差別的な質問ですね!日本って多様性がないよね!」
https://sn-jp.com/archives/119028 名前からわかるようにこの方は帰化人です。
ご両親はウィグル人で、ご家族の国籍は中国でした。
中国から一家で日本に移住して、家族で日本国籍を取得されたのです。
ご両親は高学歴エリートでご一家は裕福だったらしく、日本入国も在留や就労も、またその後の帰化手続きでも、全く問題なく合法的な手続きを踏んでおられるようです。
そしてご本人も高学歴エリートです。
現在日本の法律では、一旦帰化すれば翌日からでも全ての公民権が得られますから、国会議員に立候補できます。
しかし中国から帰化一世、しかもウィグル人となると、ワタシもこの事が心配です。
「親戚が中国に居るが、日本と中国が戦争状態になった時に中国と戦うことはできますか?」
だって帰化一世なら、叔父叔母、祖父母、従弟などの結構近い親族が中国にいるのです。
しかも中国は在外中国人に中国在住の親族を人質にして、中国のスパイ活動・防諜謀略活動への協力を要求しています。
勿論、帰化すれば法的には中国人では、ありません。
だから中国政府や中国の法律に従う義務はありません。
しかし近親者が中国にいると言う事実は帰化しようがしまいが関係ありません。 だから中国共産党政権からすれば、帰化人も在外中国人も関係なく人質を取っての脅迫ができるのです。
そしてケバブ屋とか日本語留学生とか、国家権力に無縁な庶民でも、中国は親族を人質に脅迫して、スパイ活動に協力させるのです。 日本だけでなくアメリカなどスパイ活動の監視が遥かに厳しい国でもやっているのです。
一方国会議員になれば、一般国民が知りえない情報も得られるし、また国政や立法にも大きな深く関与できます。
このような人を中国共産党が放置するとは思えません。
こういう現実を考えたら、中国出身の帰化人が、中国にいる親族の安全と、自分自身の良心を守りたければ、中国出身者はできるだけ権力に近づかない、中国政府が欲しがるような情報や影響力とは縁のない仕事を選ぶしかありません。
またこうした帰化人を受け入れた国としても、彼等を権力や情報から遠ざけておくように心がけるべきです。
ワタシはこれを差別だとは思いまえん。
親族が人質になって苦しむような状況に追い込むのは、人道的ではありません。
仮にその帰化人が、親族の生命よりも、帰化した国への忠誠心を優先したとしても、それで無辜の人が殺されるのです。
こういう事は戦時など余程の事態でない限り、絶対避けるべきです。
ところがこの問題について質問されると、えり・アルフィヤ氏は「差別的な質問ですね!日本って多様性がないよね!」と答えるのです。
これはどういう意味でしょうか?
対中防衛は現在の日本の安全保障上最大の問題です。
そしてウィグル人ジェノサイトは国際的な人権問題です。
国会議員になるなら、この問題を無視するわけには行きません。
親族が中国の人質にされる状況で、これに対応できるのか?
有権者としては当然の質問です。
むしろ絶対に質問するべきなのです。
勿論、親族を人質にされいる立場であれば、率直に答えるのは難しいかもしれません。 その場合「回答できない」と言うなら、我々も理由を察します。
しかし「差別的な質問ですね!日本って多様性がないよね!」との答えでは、もうこの人は絶対は信用できません。
確かにこんな質問をするのは、えり・アリフィヤ氏が元中国人だからです。
元アメリカ人やアメリカに親族がいる人にはこんな質問はしません。
でもそれはアメリカは日本の同盟国であり、また親族を人質に取って、在日アメリカ人を脅迫したりしない国だからです。
これは玉城デニー沖縄県知事を見ればわかります。
彼の父親はアメリカ人です。 だからアメリカにも親族がいるはずですが、しかし反米親中のやりたい放題でしょう?
でも、中国は違うでしょう?
えり・アリフィヤ氏は「差別」を持ち出して、有権者にこうした現実を無視する事を強要するのです。
こういう人は民主主義国家の国会議員にふさわしくありません。
彼女は「差別」とか「多様性」とかいう言葉を持ち出して、中国に都合よく日本人の言論を統制しようとしているのと思えてしまいます。
因みに彼女の政策姿勢は以下の通りです。
実際彼女のツィッターやHPにある政策も大体この通りです。
人権とか多様性を非常に重視しておられます。
だったらウィグル人の人権問題を聞くのが何で間違いなんでしょうか?
夫婦同姓でも強制収容所にぶち込まれるわけでもないし、処刑されるわけでもありません。
帰化一世の立候補は合法ですが、しかしそれを批判するのは国民の権利です。
因みに移民国、アメリカやオースラリアでも、帰化一世の公民権は制限しています。 イヤ、移民国だからこそこうした制限を厳密にやるのです。
移民国でなく、移民が僅少なら、態々法律を作って公民権を制限する必要はないからです。
しかし日本も外国人の移民が増えたのですから、アメリカ等移民国を見習ってこうした制限を考えていくべきです。
そしてそれを法や制度として実現するのは国会議員の仕事です。
ところが彼女はこれを提言する事自体「差別」だと言うのです。
これではこの人は民主主義を理解しているのかどうかも疑わしくなります。
勿論これは彼女だけの問題ではありません。
自民党の問題でもあります。
自民党は一体どういう心算でこの人を衆議院候補として公認したのでしょうか?