この3日間、素晴らしい快晴で、気温がドンドン上がっているのです。
お陰で雪はドンドン溶けています。
今は自転車で行ける範囲は、道路の雪は全部綺麗に溶けました。
今、雪が残っているのは公園遊歩道や山の中などだけです。
公園の遊歩道など雪の残っている所は、ゴム長、それも膝まである長い物を履かないと歩けません。
雪は結構深い上、グジュグジュになっているので、ゴム長でないと直ぐに浸水するからです。
それでずうっと気になっていたロシアのウクライナ侵略戦争でのロシア兵の凍死の話を思い出しました。
ロシアのウクライナ侵略戦争が始まってから少し経った3月から4月にかけて、ロシア兵が凍死していると言う話が出ていました。
そして11月になるとまた凍死の話の話が出てきました。
ロシア兵の装備が不十分だから、凍死すると言うのです。
しかしこれは奇妙でした。 ウクライナは旧ソ連領では最も暖かい地域です。
ウクライナ侵攻前に長々ロシア軍が「演習」を続けたベラルーシよりも暖かいのです。
真冬のベラルーシで演習できた軍隊が、早春のウクライナで凍死?
またプーチンはブリヤート人など中央アジアやシベリアなどの非ロシア民族を大量に動員したのと言うのですが、彼等からも凍死者が多数出たと言われます。
でもブリヤート共和国は、3月になっても-20℃を割る寒さです。 そして11月になるとまた-20℃割れになるのです。
こういう地域の部隊だと、-20℃で行動できる装備がないと、野外に整列して行進するとか、軍隊として最低限の行動もできません。
だから彼等が冬の装備を持っていないとは思えないのです。
一方、ウクライナって精々北海道程度の寒さです。
去年の夏から激戦が続いているバフムト周辺は、丁度札幌と同じぐらいか少し暖かい程度です。
だから唯寒いから凍死すると言うのは、不可解です。
ワタシはむしろ暖かいから凍死したのだと思うのです。
-10℃以下なら、ホントに全てが凍りつきます。
だから靴も防水など一切必要ありません。
ロシアにはフェルト靴と言うのがあります。 これは分厚いフェルトを靴の形に成型した物で、大変暖かく-30℃でも平気なのだそうです。
でもこれ-5℃以上になったら水浸しになるでしょう。
そして濡れてしまった靴って凄く冷たいのです。
これはワタシも経験があるのですが、0℃前後の日にお洒落をして皮のブーツなど履いて出かけて、靴が水浸しになり、足が冷え切ってしまうのです。
しかし家に帰る事ができなければ、濡れた靴を履き続けるしかなく、足はドンドン冷えていきます。
衣類も防寒=防水ではないの、衣類も濡れます。 濡れた衣類は重く、防寒の機能も激減します。
10℃以下の気温で濡れた衣類を着て、濡れた靴を履いたままでは、ドンドン体温を奪わます。
そういう状態で何日も過ごすと、幾ら健康な若者でも低体温症になるのでしょう。
ブリヤートなどロシアの寒冷地に住む民族は、モンゴロイドの仏教徒です。 プーチンのロシア民族主義なんかには全く関係ない人達です。
そういう人達が、こんな風に死んでいく事になったのはホントに悲惨です。
プーチンはいつまでこの戦争を続け、いつまで自国民を死なせ続けるんでしょうか?
西野神社の上をドンドン登っていくと、道路脇の家の庭で福寿草が咲いていました。 そして更に登ると、雪捨て場があり、そこから雪解け水が流れていました。
凄い速さで春になっています。