昨日、左翼的な、余りにも左翼的な記事を拾ったので紹介します。
これは有料記事なので全部は読めません。
でも無料で読める部分だけでも、左翼式プロパガンダの典型なので、貼ってみました。
毎日新聞 2023/3/15 05:30(最終更新 3/15 05:30) 有料記事 2741文字
岸田政権が「異次元の少子化対策」を打ち出す中、地方自治体は新年度を前に発表した予算案で相次いで、少子化対策として「結婚支援」を掲げた。「官製婚活」の問題に詳しい富山大非常勤講師の斉藤正美さん(社会学)は、「幸せのお手伝い」という行政の無邪気さが、誰かを傷付けていることにあまりに無自覚だと嘆く。背景に何があるのか。
――国や自治体が結婚を支援する「官製婚活」はどのようにして広まったのでしょうか。
◆2013年に第2次安倍政権が結婚と出産を促進する取り組みを提案し、交付金をつけたことで「官製婚活」が広がる契機になりました。いま岸田政権が異次元の少子化対策と言っているが、実際には経済対策だと見ています。行政はお金を出すけれども、実際に事業を行うのは委託された結婚情報産業です。新型コロナウイルス禍などで厳しくなった業界に対する支援に、私たちの税金が回っているということだと思います。
――自治体に取材すると「幸せをお手伝いすることに何の問題があるのか」という反応です。でも、結婚したカップルに子供ができるかどうかはわからない。子供が経済的、精神的に支えのある環境で育てるかどうかの保証もない。婚活支援が少子化対策だと言うことに違和感があります。
◆4月に発足する「こども家庭庁」の新年度予算案では、結婚支援として約2億円をかけて、結婚をテーマにしたテレビ番組の製作や電車内の動画広告など、幅広い媒体で結婚の機運醸成がうたわれています。それによって「結婚いいね」「子供を持つのが素晴らしい」という考えを、社会のあらゆるところで目にしたら、子供を持つ可能性がない人や、持ちたいと思っても持てない人、LGBTなど性的少数者で異性との結婚という法制度に入りたくても入れない人にとっては生き地獄ではないでしょうか。
「この世の中みんなこう思っているんだな」ということを常に突きつけられます。それはすごくつらい。自分は異端だと思い込んでしまう。子供を持ちたくない、子供を持てない人は、社会から置いてけぼりにされたという気持ちになるでしょう。自分を責める人もいるでしょう。そういう政策をとるべきではないと思います。
LGBTなどを排除する政策をとるべきではないことと同じ理由です。荒井勝喜元首相秘書官の差別発言で、多くの人が傷付き、つらい思いをしました。行政が「結婚いいね」という素朴な気持ちで結婚支援をうたうのは、それに近いことではないでしょうか。結婚というプライベートなことに行政が介入するのは控えるべきです。
――とはいえ、結婚支援に取り組む自治体は「あくまで結婚したい人の希望をかなえるだけ」「希望しない人には決して強制しない」と慎重な姿勢も見せます。
◆社会の雰囲気や規範は、その人を縛る。社会の価値観が一律になってしまうこと、「結婚した方がいい」という空気を作ることが、どれだけ罪なことか。政府が「希望出生率1・8」を掲げ、自治体が政策として結婚支援をすることは、最初から子供を産めない人や結婚しない人たちをはじくことになります。「子供を持たなくてはいけない」ということを無意識にすり込まれることにもつながります。
結婚はしても、しなくてもいいものです。…
もう何というか・・・・・。
ワタシは独身だし、結婚しなかった事は全然後悔していません。 持病とかの問題もあったけれど、そもそも他人とペースを合わせるのが嫌なので、持病がわかる前から結婚はしたくないと思っていました。
だから結婚はしてもしなくても良い物だいう事には同意します。
そして管制の結婚支援は結局、公費が婚活関連の企業に流れるだけで、効果が疑わしいと言う事も同意です。 つまりこの結婚支援は東京都の若年女性支援と同様の公金チューチューになる可能性も高いです。
しかし「結婚いいね」「子供を持つのが素晴らしい」と言う考えを目にしたら傷つく人がいるから、管制の結婚支援を止めろってあまりにナンセンスです。
傷つく人がいるから、管制結婚支援を止めろと言うなら、ハローワークのような管制の就職支援も止めるべきでしょう?
だって「就職いいね」と言われたら、失業者が傷つきます。 就職氷河期は、就職内定を取れなかった若者達が、この言葉にどれほど傷ついた事か・・・・。
同様に国公立の高校大学も廃止するべきです。
だって合格発表や入学式のシーズンには、「進学いいね」とか「合格いいね」と言う言葉が溢れます。
あれをみて合格できなかった人達や、進学できなかった人達はどれほど傷ついているでしょうか?
またハローワークの支援で就職しても、期待外れの職場だったので辞職する人も多いし、進学しても学校生活に馴染めず登校拒否になったり、退学する人も多数いるのです。
これは結婚と同様ですね。 結婚しても離婚する人も多いし、子供だって生まれるかどうかもわかりませんし、子供がいるから幸せだと言う保障もありませんから。
高校や大学は義務教育ではありません。 だから進学なんてしても、しなくてもいいものです。
就職だって自身が生活に困らなければしても、しなくてもいいものです。
だからこの記事の富山大学の非常勤講師先生の理論なら、管制の就職支援や国公立の高校大学も全部廃止するべきなのです。
それどころかこの先生は「この世の中みんなこう思っているんだな」ということを常に突きつけられます。それはすごくつらい。とまで言っています。
これだと世の中でみんなが「いいね」と思う事や「素晴らしい」と思う事を、表現してはいけない事になります。
これじゃ毎日新聞は広告を掲載できませんよね?
新聞広告には旅行とか不動産とか、世の中のみんなが「いいね」と思うような物が一杯じゃないですか?
世の中には旅行どころじゃない人も、不動産なんて買えない人も多数いるのです。
忙しくて旅行に行けない時、安い賃貸で不満が一杯の時に、新聞を広げたら楽しそうな旅行や素敵なマンションの広告が一杯だったら?
世の中にはこんな楽しい旅行に行けるのに、広い綺麗なマンションが買えるのに自分は買えないと思ったら?
新聞を見た人はどんなに傷つくでしょう?
この先生はなぜ毎日新聞に公告の掲載を止めるように言わないのでしょうか?
いやもう新聞記事自体書いちゃダメですね。
新聞がいつもやっているのは「この世の中みんなこう思っているんだな」と言うキャンペーンです。
新聞はいつも、同性婚とか反原発とかを「この世の中みんなこう思っているんだな」と思わせようと言う意図で記事を書いているのです。
そしてそれに同調しない人を「自分は異端だと」思い込ませようとしています。
だからもう新聞なんかとるのは止めるべきです。
先生も新聞購読に反対するべきでしょう?
ホントこれ左翼式プロパガンダの典型ですよね。
彼等は自分の気に入らない事を妨害する為にも、また自分達の利権を拡張する為にも必ず利用するのが「傷ついた」と言う言葉です。
まず「差別されるカワイソウな人」に焦点を当てて、その人に「傷ついた」と言わせて、その意見に反対し辛いムードを作るのです。
そしてカワイソウな人の目線と言う事にして、自分達に不都合な事のすべてを異常にマイナスに表現します。
で、カワイソウな人がこんなに苦しんでいるのだから、彼等を傷つく事を言うな、彼等の要求を聞くべきだと言うのです。
因みに左翼は婚姻と言う制度が非常に嫌いです。
そして何とかこの制度を破壊し、そして家族と言う物を破壊したいようです。
だから管制結婚支援にも大反対なのです。
ワタシはこの心理はわかりません。
前記のようにワタシは独身で自分は結婚する気はなかったし、それで十分幸せだったのですが、でも人の結婚は心から祝福してきました。
特に就職氷河期に大変な苦労した甥が数年前に結婚して子供ができた事は、ホントに良かったと思っています。
友達の結婚式も喜んで出席しました。
勿論、離婚して辛い思いをしている人や、婚約解消などで結婚予定が壊れた人の前で、結婚の幸せを吹聴するのは悪趣味で思いやりのない事だと思いますよ。
また、流産した人や、不妊治療が上手くいかず子供ができずに悩んでいる人の前で、子供の事を話すのも慎むべきだと思います。
でもそういう人がいるからと言って、結婚その物、結婚して子供を産む事を全否定するのってアタマオカシイでしょう?
でも左翼って何が何でも婚姻制度を破壊したいので、こんな馬鹿な記事を書いちゃうんですよね。
しかしこういう人間については、ワタシも結婚しない方が良いと思います。
他人の幸せを祝福できないような人は、配偶者を幸せにすることもできないし、自分も幸せにはなれないのです。
こういう人が結婚すると、相手を不孝にするだけです。
だから一人で他人を妬み、嫉み、僻み続けるのが一番良いですね。