立憲民主党が同性婚を認める為の民放改正案を出しました。
2023年3月6日 テレ朝
「夫婦」「父母」→「婚姻の当事者」「親」に
LGBTなど性的少数者をめぐる議論が活発化するなか、立憲民主党は、同性婚を認める民法の改正案を国会に提出しました。
立憲・西村代表代行
「異性の間であれば、法律的な婚姻が認められているものが、同性間でできないということは私は差別だと思っています」
法案では、「異性又は同性の当事者間で婚姻が成立する」と明記し、同性婚の当事者も特別養子縁組などができるよう規定を整備するとしています。
また、これまでの「夫婦」や「父母」という言葉を、「婚姻の当事者」や「親」など、性的に中立な言葉に改正することが盛り込まれています。
法制化に慎重な姿勢を示す政府・与党に対し、議論を前進させる狙いがあります。
つまり立憲民主党は、同性婚を認める為に、民法の婚姻に対する規定その物を変えようとしているのです。
そして「夫婦」「父母」など家族関係を表す用語自体を、同性婚にあわせて変更すると言うです。
こうなると同性婚を認める為に、夫婦や親子など家族関係その物の概念を変得なければならない事になってしまいます。
実はワタシは同性婚には反対でした。
何で反対かは自分自身でも今一上手く説明できなかったのですが、しかしネット上で同性婚推進派の言動を見ていると、どうも彼等は同性カップルを幸せにするために、やっているのではなく、同性婚を梃に婚姻制度そのものを破壊したいのではないか?と思えたからです。
と言うのも同性婚推進派は「婚姻こそが男尊女卑や個人の圧迫など諸悪の根源だけれど、憲法における平等権を守る為には同性婚を認めるべきだ」などと言っているのです。
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イヤ、婚姻制度がそれほど不幸なら、同性カップルにまで同じ不幸を押し付ける必要はないでしょう?
せめて同性カップルぐらいは婚姻の不幸から守ってあげたら?
こんな連中が推進するのだから、絶対良からぬ下心、同性婚を認める事で婚姻制度は破壊する魂胆なのだと思わざるを得ませんでした。
しかし同性婚でどうやって婚姻制度を破壊するかはわかりませんでした。
けれどもこの立憲民主党の民法改正案で、そのプランが見えてきました。
つまり彼等は前記のように、同性婚を認める為と言う口実で、現行の婚姻制度を同性婚の都合に合わせて変更する、更に「夫婦」「父母」など家族を形作る概念を崩壊させる、こうやって婚姻制度を腐らせて破壊しようと言うのです。
婚姻制度は非常に古く、文化人類学者によると、人類が人類になったころには、既にこの制度は確立していたのではないかと言います。
そして婚姻制度は、男女が共同して子供を産み育てる為の制度です
だからどんな時代でも、その機能を守る事を大前提に、法も宗教も社会習慣も作られてきました。
しかし同性カップルの場合は子供ができません。
カップル双方が同性ですから、その意味ではホントに対等だし、自由です。
けれどもこのようなカップルの都合に合わせたルールをそのまま男女に適用すると、妊娠や出産などのハンディを抱えた妻や幼児を守る事ができるのでしょうか?
このようなルールを男女に適用すれば、結局婚姻と言う物の意味がなくなるのではないでしょうか?
つまり同性婚を認める事で世界は変わるのです。
人類が人類になった時から、延々と守り続けた夫婦や親子の関係が崩壊し始めるのです。
同性婚推進派はそれを熱望しているのです。
その為の同性婚なのです。
だからこそ推進派は、同性婚を認める為の民放改正と言うのです。
もし彼等がホントに同性カップルの幸せの為にだけ、同性婚を推進しているのならこれは奇妙でしょう?
だって「父母」や「夫婦」などと言う言葉を抹殺するような法案では、圧倒的多数の国民が違和感を持ちます。
同性愛者の人達も、殆どの人は「父母」にも「夫婦」にも悪意は持っていません。 むしろ自分の両親は敬愛し感謝しているし、兄弟姉妹の結婚は祝福し、甥や姪を加輪がっています。
性愛の対象が同性と言うだけで、他の面では普通に善良な社会人なのです。
それなのに何で態々こんな違和感のある法改正をするのでしょうか?
もし同性カップルの関係を法的に保障するだけなら、現行の男女の婚姻制度には一切手を加えず、同性カップルの都合に合わせた同性婚制度を作れば良いではありませんか?
例えば同性婚推進派は夫婦別姓にも非常に執着している人達なのですが、男女の婚姻とは別途に同性婚制度を作るなら、そっちは夫婦別姓でも構いません。
夫婦別姓の問題は生まれた子供の姓をどうするかなど、子供の事を考えて起きる問題なのですが、同性婚なら子供は生まれないから無問題です。
貞操義務なども、男女の夫婦のように厳しくする必要はないかもしれません。
そもそも日本は伝統的に同性愛を差別したり迫害したりした歴史はなく、同性カップルが養子縁組で家族になって暮らすことも、普通に行われていました。
だからホントに同性カップルの為なら、現在養子縁組をしているカップル始め、同性愛者の意見を聞いたうえで、より同性カップルに都合のよい養子縁組制度を作るなどの方法を取った方が、余程スムーズに事が進むはずです。
しかし大変奇妙な事な、立憲民主党の民放改正法案を見れば、同性婚を認める為に、現行の男女間の婚姻制度を変更する、更には「父母」「夫婦」と言う用語を抹殺しすると言う、違和感超満載の改正案なのです。
これではどう見ても、彼等の目的は同性カップルの幸福ではなく、婚姻制度の破壊、夫婦・親子関係の破壊、家族制度の破壊としか思えません。
だからワタシは同性婚には断固反対します。
同性カップルのカップル関係の法的保護には、反対はしません。 現在は養子制度が利用されていますが、これを同性カップルほ保護により都合の良いように改正した改正養子制度を作る事なら全面的に賛成します。