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2023-02-18 11:37

NHKの虚偽報道 ラトビアのロシア人

 夕べ、寝る前にベッドでiPadでYou tubeを見ていたら、こんな動画を拾いました。
 動画はブログに貼ってもNHKが公開を拒否しているので見られません。
 リンク先で見てください。


 内容はタイトル通りなのですが、しかしこのタイトルに凄い違和感があります。
 NHKのタイトルでは「ロシア系住民」と書かれていますが、これは虚偽です。
 ロシア系住民ではなくロシア人です。

 ロシア系住民と言うと、アメリカ日系人などと同様、出身地或いは民族がロシアでも、国籍はラトビアと思ってしまいます。
 しかし彼等はロシア国籍であって、ラトビア国籍ではありません。
 彼等がラトビアに移住したのは、ソ連の侵略支配後で、ソ連崩壊、ラトビア独立後も未だにラトビアから引き揚げていないのです。

 1939年8月、ソ連はロシアと独ソ不可侵条約を締結し、更にモロトフ=リッペンドロップ密約と言われる秘密協定を締結し、ポーランド始め東欧諸国を分け取りにする事を決めました。
 この協定に従ってソ連はポーランド侵攻以前に、フィンランドやバルト三国など周辺諸国への侵略を開始したのです。

 フィンランドは徹底抗戦をしてソ連を退ける事ができましたが、ラトビアなどバルト三国は瞬殺され、そのままソ連崩壊までソ連に占領支配されました。
 このソ連占領時代に、ラトビア人の3割が強制収容所に収容されるなどして殺害されました。
 占領下で政治指導層や知識人などを抹殺すると言うのは、珍しい事ではありませんが、しかし総人口の3割と言うと、そういうレベルではない虐殺です。
 それは同様の虐殺をリトアニアやエストニアでも行い、リトアニア・エストニアもそれぞれ人口の数割を喪いました。

 そしてソ連はバルト三国それぞれに、虐殺した人数をほぼ同数のロシア人を移住させたのです。
 これがNHKが報道している「ラトビアのロシア系住民」なのです。
  
 勿論、これは今後のバルト諸国の独立を阻止、これらの国々を永遠にソ連の支配下に置くためです。

 因みにソ連は各地で同様の事をやっています。
 ソ連は多民族国家ですから、ソ連国内には多数の民族がいます。 当然ですが、どの民族もソ連の支配を喜んでいたわけではありません。
 そこでスターリン時代にソ連国内でソ連にとって危険と思われた民族を、強制移住等で虐殺し、その後にロシア人を送り込みました。
  
 こうやってスターリン時代に粛清された人の数は未だにわかりません。
 実は独ソ戦のソ連の死者数が2000万説から7000万説まであって、ものすごくいい加減なのですが、しかしこれはどうやらスターリンの粛清の被害者がわからないためにこういう事になっているようです。
 スターリンの粛清の被害者数を独ソ戦の死者に紛れ込ませているのです。

 それにしてもラトビア一国を見ても、想像を絶するような話です。
 それでも幸いラトビアは独立できました。
 しかし独立後も、ラトビアに入り込んだロシア人は帰国しないのです。

 一方、ラトビアはこのロシア人達にラトビア国籍を与えていません。 これは当然でしょう?
 だって人口の25%にもなるロシア人にラトビア国籍を与えたりしたら、彼等が選挙等を通じてラトビアの独立を無効化しようとするのは眼に見えています。
 実際、もしロシア人にラトビア国籍を与えたりしたら、ラトビアのNATO加盟なんて絶対にできなかったでしょう。

 そしてもしこれでウクライナがロシアに支配されるようになったら、ラトビア内のロシア人がどのような行動をとるのか?
 ロシアの武力を背景に、ラトビア内で蜂起し、その支援を口実にロシア軍が侵入すると言う事態も十分あり得るのです。

 ところがNHKはこのラトビアのロシア人を「ロシア系住民」と虚偽報道をすることによって、問題の深刻さを韜晦しようとしているのです。
 一体何の為にこんな虚偽を報道するのでしょうか?

 ラトビアのロシア人を「ロシア系住民」と虚偽の報道をすることで、共産主義国家の支配の恐怖を誤魔化そうとしているのでしょうか?

 だってこのソ連侵略後のラトビアの惨状を見たら、共産主義国家に侵略されると言うのが、そして国家主権を奪われると言うのが、どれほど恐ろしい事かが明白ではありませんか?
 ラトビアは国民の3分の1が殺されたところで、何とか独立できたけれど、しかし総人口の25%はその侵略者の仲間なのです。

 もしソ連が崩壊せずにもう半世紀も続いていたら、ラトビア人は完全に消滅させられていたかもしれません。
 そしてもし、ウクライナが降伏して、ロシアの侵略がラトビアに及べば、今度こそラトビア人は抹殺されるかもしれません。

 今回のロシアのウクライナ侵略戦争について、日本の自称反戦平和論者たちは、ロシアに抵抗するウクライナを非難しています。
 しかしこれは彼等の殆んどが、実はこうしたソ連の支配の現実を知らないからでしょう?
 
 彼等は戦争に負ける事について、アメリカの日本における占領政策しかイメージできないのです。
 しかしソ連の支配はアメリカの政策とは全く違うのです。

 でもNHKはこの事実を絶対に知らせたくないのでしょうね。
 
  1. マスコミ
  2. TB(0)
  3. CM(8)

コメント

Non-Citizens (非市民、非国籍者) は、在日コリアンみたいなもの?

Wikipediaの記事なので、完全には信用できませんが↓ラトビアの独立以来、細かい制度変更が何度も行われているみたいです。

ラトビア - Wikipedia #非国籍者問題とロシア語
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%A2#%E9%9D%9E%E5%9B%BD%E7%B1%8D%E8%80%85%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A8%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E

>ソ連時代から帰化せずに永住してきた移民は非国籍者 (無国籍) という扱いになっており2018年時点で約23万人いる。

>ソ連時代にラトビアへ移民してきたロシア語を母国語とするロシア人に (ラトビアのパスポートは) 付与されなかったが、ラトビアで産まれた彼らの子供には片親の要請だけで国籍が付与されている。彼らは帰化せずに永住し続けてソ連政府が発給した旅券をそのまま使用していたが、1997年から、ラトビア政府が発給する 「Alien Passport (非国籍旅券)」 への切り替えが義務づけられ、「非国籍者」 と定義されるようになった。

>2020年の1月1日以降にラトビアで生まれた者は両親の同意を条件にラトビアに市民権を付与されている。またロシア系住民はビザ無し訪露が可能である。


約189万人の人口のうち非国籍者が約23万人なら 「約12%」 だけど、NHKも 「24%がロシア系住民」 と言ってますね。帰化者と非国籍者を一緒くたにしてるんですかね?

「ラトビア国籍かどうか」 というのも重要だけど、ロシア系帰化人が、自分のことをラトビア国民だと思っているかどうかも大事ですね。もしロシア系帰化人が 「自分はラトビア国籍のロシア人」 と『自認』していたら、「自分は日本国籍の在日コリアン」 とか言ってる、しばき隊/のりこえねっと界隈の韓国/朝鮮系帰化人と変わらないし。

NHK記者はきっとパチンコ・マルハンの会長と一緒で、「国籍なんて免許証みたいなもの」 と思っているんでしょう。以前、朝鮮学校についてのドキュメンタリーで 「朝鮮学校に通っているのは朝鮮籍の子供ばかりではありません。韓国籍や日本国籍の子供もいます。」 と言ってたし。(←日本に帰化した上で、子供を朝鮮学校に通わせているコリアンがいるという事なのに・・・。)

ここまで書いて・・・英語版のWikipediaに、独立した項目があるのを見つけました。

Non-citizens (Latvia) - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Non-citizens_(Latvia)

丸ごと日本語に翻訳したのが、こちら↓

非市民 (ラトビア) - ウィキペディア
https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/Non-citizens_(Latvia)?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp

ラトビア居住者の市民権 (人口登録簿、2022年1月)
ラトビアの市民 (1,748,550) 85.65%
ラトビアの非市民 (195,159) 9.56%
ロシアの市民 (51,495) 2.52%
ウクライナの市民 (9,790) 0.48%
リトアニアの市民 (5,124) 0.25%
ベラルーシの市民 (4,340) 0.21%
その他、主に他国の市民 (27,084) 1.33%

>ラトビアの 「非市民」 は、ビザなしでシェンゲン圏とロシアの両方に旅行できるという、市民には与えられていない利点を享受しています (ラトビア非市民のビザ要件を参照)。

※URLを貼っても、リンクが張られていない事があるみたいです。その場合はURLを手動でコピペしてください。
  1. 2023-02-18 18:26
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

Re: Non-Citizens (非市民、非国籍者) は、在日コリアンみたいなもの?

> Wikipediaの記事なので、完全には信用できませんが↓ラトビアの独立以来、細かい制度変更が何度も行われているみたいです。
>
> ラトビア - Wikipedia #非国籍者問題とロシア語
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%A2#%E9%9D%9E%E5%9B%BD%E7%B1%8D%E8%80%85%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A8%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E
>
> >ソ連時代から帰化せずに永住してきた移民は非国籍者 (無国籍) という扱いになっており2018年時点で約23万人いる。
>
> >ソ連時代にラトビアへ移民してきたロシア語を母国語とするロシア人に (ラトビアのパスポートは) 付与されなかったが、ラトビアで産まれた彼らの子供には片親の要請だけで国籍が付与されている。彼らは帰化せずに永住し続けてソ連政府が発給した旅券をそのまま使用していたが、1997年から、ラトビア政府が発給する 「Alien Passport (非国籍旅券)」 への切り替えが義務づけられ、「非国籍者」 と定義されるようになった。
>
> >2020年の1月1日以降にラトビアで生まれた者は両親の同意を条件にラトビアに市民権を付与されている。またロシア系住民はビザ無し訪露が可能である。
>
> 約189万人の人口のうち非国籍者が約23万人なら 「約12%」 だけど、NHKも 「24%がロシア系住民」 と言ってますね。帰化者と非国籍者を一緒くたにしてるんですかね?
>
> 「ラトビア国籍かどうか」 というのも重要だけど、ロシア系帰化人が、自分のことをラトビア国民だと思っているかどうかも大事ですね。もしロシア系帰化人が 「自分はラトビア国籍のロシア人」 と "自認" していたら、「自分は日本国籍の在日コリアン」 とか言ってる、しばき隊/のりこえねっと界隈の帰化人と変わらないし。
>
> NHK記者はきっとパチンコ・マルハンの会長と一緒で、「国籍なんて免許証みたいなもの」 と思っているんでしょう。以前、朝鮮学校についてのドキュメンタリーで 「朝鮮学校に通っているのは朝鮮籍の子供ばかりではありません。韓国籍や日本国籍の子供もいます。」 と言ってたし。(←日本に帰化した上で、子供を朝鮮学校に通わせているコリアンがいるという事なのに・・・。)
>
> ここまで書いて・・・英語版のWikipediaに、独立した項目があるのを見つけました。
>
> Non-citizens (Latvia) - Wikipedia
> https://en.wikipedia.org/wiki/Non-citizens_(Latvia)
>
> 丸ごと日本語に翻訳したのが、こちら↓
>
> 非市民 (ラトビア) - ウィキペディア
> https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/Non-citizens_(Latvia)?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
>
> ラトビア居住者の市民権 (人口登録簿、2022年1月)
> ラトビアの市民 (1,748,550) 85.65%
> ラトビアの非市民 (195,159) 9.56%
> ロシアの市民 (51,495) 2.52%
> ウクライナの市民 (9,790) 0.48%
> リトアニアの市民 (5,124) 0.25%
> ベラルーシの市民 (4,340) 0.21%
> その他、主に他国の市民 (27,084) 1.33%
>
> >ラトビアの 「非市民」 は、ビザなしでシェンゲン圏とロシアの両方に旅行できるという、市民には与えられていない利点を享受しています (ラトビア非市民のビザ要件を参照)。

 ありがとうございます。
 ワタシはこの辺りの制度変更について知りませんでした。

 ラトビアのロシア人についていえば、仰るように問題は彼等の帰属意識がロシアなのかラトビアなのかでしょうね。
 
 因みに第二次大戦時のアメリカでは日系人もドイツ系もイタリア系も、アメリカに明確な帰属意識があったので、アメリカの為に戦いました。
 アイゼンハワーとかドイツ系ですからね。
 
 ラトビアのロシア人もラトビアに帰属意識があればラトビア人も安心でしょうが、どうもこの辺りは微妙なようですね。

 一方、ウクライナでも今プーチンが執着している東部4州の住民は、帝政時代からロシア系でした。 でもだからプーチンはクリミアだけでなく、これらの地域でも分離独立運動を焚きつけたのですが、失敗しました。 それで結局現在の侵略戦争を行っているのです。

 しかし結局、この地域のロシア系住民も、ウクライナ人としてロシアに抗戦しています。
 
 この辺りの感覚は、他国からは簡単にわからない事情があるのでしょうね。

 
  1. 2023-02-18 18:37
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

>彼らは戦争に負ける事においてアメリカの占領政策しかイメージできない

そもそも我が国は開闢以来、異国、異民族による情け容赦ない殺戮・収奪と民族丸ごと奴隷化という過酷な歴史的体験がありませんからね。
 日本の都市にせよ村落にせよ城壁で囲んでいない事がよく指摘されますよね。これが西洋やその他ユーラシア大陸では都市は城壁都市なのに我が国は違います。
西洋の都市民が外敵の襲来にその城壁都市に丸ごと籠城して抗戦したし、バグダッドの住民だってモンゴル軍団の襲来に対して同じくその城壁都市丸ごと籠城して戦ったのに、我が国は戦うのは一部の武士だけで民衆は逃げ隠れしていればよかった。
民衆にとって戦乱は台風や洪水等と同じでとりあえず逃げて、やり過ごせばよかった。 我が国が西洋諸国と比べて「自由」の概念が希薄乃至曖昧なのは、「自由」とは凶暴残忍な外敵・征服者によって「奴隷化」されたくない!されて堪るか!!!
というその住民一同の総意が「自由」なわけですから、そういう悲惨な体験を持たない我が国の民が、たった一度だけ体験したアメリカの占領政策を、「戦争に負けた事による」統治のスタンダードと勘違いしてしまっているわけです。
そのアメリカ様の占領政策にしたところで、結果的には穏便なものになったにせよ、はじめのうちは我が国の国体を解体しかねない危険性を持っていて、それが朝鮮戦争と、それに続く東西冷戦によるアメリカ様の「ご都合」で救われた形になったわけです。
国も民も生き残る為には歴史を学ぶべきです。それも自国史だけではなしに、外国のソレも含めてね。
でもしかし、実体験が無ければやはり理解し難いのでしょうかね。
  1. 2023-02-18 21:13
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >彼らは戦争に負ける事においてアメリカの占領政策しかイメージできない
>
> そもそも我が国は開闢以来、異国、異民族による情け容赦ない殺戮・収奪と民族丸ごと奴隷化という過酷な歴史的体験がありませんからね。
>  日本の都市にせよ村落にせよ城壁で囲んでいない事がよく指摘されますよね。これが西洋やその他ユーラシア大陸では都市は城壁都市なのに我が国は違います。
> 西洋の都市民が外敵の襲来にその城壁都市に丸ごと籠城して抗戦したし、バグダッドの住民だってモンゴル軍団の襲来に対して同じくその城壁都市丸ごと籠城して戦ったのに、我が国は戦うのは一部の武士だけで民衆は逃げ隠れしていればよかった。
> 民衆にとって戦乱は台風や洪水等と同じでとりあえず逃げて、やり過ごせばよかった。 我が国が西洋諸国と比べて「自由」の概念が希薄乃至曖昧なのは、「自由」とは凶暴残忍な外敵・征服者によって「奴隷化」されたくない!されて堪るか!!!
> というその住民一同の総意が「自由」なわけですから、そういう悲惨な体験を持たない我が国の民が、たった一度だけ体験したアメリカの占領政策を、「戦争に負けた事による」統治のスタンダードと勘違いしてしまっているわけです。
> そのアメリカ様の占領政策にしたところで、結果的には穏便なものになったにせよ、はじめのうちは我が国の国体を解体しかねない危険性を持っていて、それが朝鮮戦争と、それに続く東西冷戦によるアメリカ様の「ご都合」で救われた形になったわけです。
> 国も民も生き残る為には歴史を学ぶべきです。それも自国史だけではなしに、外国のソレも含めてね。
> でもしかし、実体験が無ければやはり理解し難いのでしょうかね。

 全くその通りです。
 日本で語られる反戦平和論は、日本が敗戦でアメリカに占領されて、アメリカの占領政策が極めて人道的だったと言う経験だけを元にした話で、実はそれ以外のソ連の占領政策などは一切考慮していないのです。

 でも現実には、ソ連の支配下にはいった国は悲惨の極みで、最悪だったのは唯支配下だけでは済まず、国家主権まで奪われたラトビアなどバルト三国でした。

 そして日本の戦後教育ではこの事実を意図的に隠蔽してきたことが、日本の国家観や国防意識を歪めているのです。
 これをきちんと学ばないと大変な事になります。
  1. 2023-02-19 10:06
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

ウクライナを非難しているのは反戦平和主義者だけではありません。ごく普通の日本人で、むしろ保守的な考えの人がそう言っているブログを見てショックだったことは少なからずあります。
それを陰謀論にハマっているからという見方もありますが、それだけではないような気がして何故なのだろうとずっと不思議でした。
この記事を読んでそれが少しわかった気がします。


一方、ロシアの侵略が始まった最初のころ、欧米はウクライナに味方をする振りをしてゼレンスキー大統領を亡命させようとしてましたね。ゼレンスキー大統領がいなくなればロシアがすんなりとウクライナを支配出来てロシア産天然ガスはヨーロッパを潤していたでしょう。
EU諸国は自分たちの利益のためにウクライナを生贄にしようとしていた・・・そんな見方もできます。
ウクライナはソ連の一部だったからこそロシアの支配の恐ろしさが身に染みていたのでしょうね。
  1. 2023-02-19 23:06
  2. URL
  3. 月の猫 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> ウクライナを非難しているのは反戦平和主義者だけではありません。ごく普通の日本人で、むしろ保守的な考えの人がそう言っているブログを見てショックだったことは少なからずあります。
> それを陰謀論にハマっているからという見方もありますが、それだけではないような気がして何故なのだろうとずっと不思議でした。
> この記事を読んでそれが少しわかった気がします。

 戦争ですから単純に善悪で見るのも問題なのですが、しかし今回は絵に描いたような侵略戦争ですからね。
>
> 一方、ロシアの侵略が始まった最初のころ、欧米はウクライナに味方をする振りをしてゼレンスキー大統領を亡命させようとしてましたね。ゼレンスキー大統領がいなくなればロシアがすんなりとウクライナを支配出来てロシア産天然ガスはヨーロッパを潤していたでしょう。
> EU諸国は自分たちの利益のためにウクライナを生贄にしようとしていた・・・そんな見方もできます。
> ウクライナはソ連の一部だったからこそロシアの支配の恐ろしさが身に染みていたのでしょうね。

 ワタシもそう思っています。
 あの時、ゼレンスキー大統領がバイデンの提供した飛行機でトットと逃げていれば、今頃ウクライナではロシアによる大虐殺が起きていたかもしれませんが、ドイツもアメリカも特に問題にせずに、ロシアから天然ガスや石油を買っていたと思いますよ。

 さらに言うとロシア軍侵入のタイミングでバイデンがゼレンスキーに亡命を勧めたのは、プーチンと阿吽の呼吸だったんじゃないかと思います。
 
 だってゼレンスキーってバイデンにとって凄く都合の悪い男です。
 バイデンの息子、ハンター・バイデンのウクライナ疑惑の証拠を握っているのがゼレンスキーですから。 バイデンとすればあれでゼレンスキーが亡命していれば、ゼレンスキーを自分の掌のうちに収めて、ハンターの問題を隠滅できましたから。
 
 でもゼレンスキーは亡命を拒否して戦うと言ったので、今度は支援せざるを得なくなったのでしょう。 だって支援を拒むとハンターの件で何を持ち出されるかわかりませんから。
  1. 2023-02-20 20:15
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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ゼレンスキーは亡命を拒否

ゼレンスキ―はユダヤ人だと聞いた事が在ります。ユダヤと言えばイスラエル建国の父とされるダビット・ベン・グリオンを連想します。
イスラエル・パレスチナ問題は英国が手を引き、消滅かどうかの状態になったのですけど、このダビットが強引で執拗な抗争を率いて今のイスラエルが存えているんですよね。
ゼレンスキ―が歴史を知る者なら亡命は考えられない、徹底的な抗戦を選ぶんじゃないでしょか、王国の国王でもない元俳優が亡命して外国から興国の戦いはあり得ませんからね。
  1. 2023-02-21 09:29
  2. URL
  3. トラウマ #RWLNmTs6
  4. 編集

Re: ゼレンスキーは亡命を拒否

> ゼレンスキ―はユダヤ人だと聞いた事が在ります。ユダヤと言えばイスラエル建国の父とされるダビット・ベン・グリオンを連想します。
> イスラエル・パレスチナ問題は英国が手を引き、消滅かどうかの状態になったのですけど、このダビットが強引で執拗な抗争を率いて今のイスラエルが存えているんですよね。
> ゼレンスキ―が歴史を知る者なら亡命は考えられない、徹底的な抗戦を選ぶんじゃないでしょか、王国の国王でもない元俳優が亡命して外国から興国の戦いはあり得ませんからね。

 ゼレンスキーはユダヤ人です。 元来ウクライナなど東欧は反ユダヤ感情が非常に強い地域で、ウクライナが最初に独立国となった時の英雄ポプダン・フメルニツキも盛大なユダヤ人虐殺をやっているし、また第一次大戦の頃から起きたウクライナの民族運動でも、反ユダヤ主義は強く、第二次大戦中はこの民族運動家達がナチと連携して、ユダヤ人虐殺を行いました。
 アゾフ連帯ってこの民族主義者の直系の後継で、だからネオナチと言われるのです。
 でもそういう連中をユダヤ人のゼレンスキーが率いてロシアと戦っているのだからすごいです。

 西欧史を見ると、国家の危険が迫った時に、リーダーが逃げるのはむしろ普通です。 第二次大戦中だってナチに攻められて、負けそうになった国のリーダーの殆んどはとりあえず逃げています。

 だからゼレンスキーも西欧標準なら逃げても全然問題じゃないのです。
 それでも彼が逃げずに踏みとどまった事が、状況を全面的に変えてしまいました。
 プーチンの大誤算でしょうね。

 実はゼレンスキーはコメディアン時代にプーチンに会った事があります。
 ゼレンスキーの母語はロシア語なので、コメディアン時代はロシア語で演技をしていました。 それでロシアでも人気があってロシアでも興行しているのです。
 だからプーチンにも会ったのです。

 それでプーチンはゼレンスキーを「おバカ役者」と馬鹿に仕切っていたのではないでしょうか?
 
 ゼレンスキーが政治家として有能かどうかはわかりません。 でもとにかく現在のウクライナで逃げずに国民を鼓舞し続けているのです。
 そして世界に向けて国家の為に戦う大統領を演じています。 その為には前線に出て、兵士を励ます事も厭いません。

 一方プーチンはモスクワ市内にも出られないのです。
 
 これで勝負がついちゃったのではないですか?

 
 
 
 
  1. 2023-02-21 11:50
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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