維新の足立康史衆議院議員です。
足立議員が自分のチャンネルで質問者に回答している時に、暇空茜さんが直接質問したのす。
この状況は足立議員、暇空さん双方が動画を挙げています。
なぜ暇空さんが足立議員に質問をしたかは?この動画の概要欄でわかります。
ここに足立議員のツィートのコピペが貼られてますので、そのままコピペしますね。
**足立議員のツィート**
コラボ問題って、もう終わったの…かな…
今夜の魚屋のおっチャンネルで、触れたいことあるんですが、タイミング悪いかな。
自民都議のYouTubeとか、須田慎一郎さんのYouTubeとか見たけど、論点か違うと思うのよね。
とにかくね、自民都議が仰ってた4600万円増額問題は厚労省が決めたことで、コラボの責任でもなければ東京都の責任でもない。有識者会議に仁藤氏は個人として参加しているので、これ以上切り込めない。須田慎一郎さんが取り上げてられた厚労省の通知も補助金の対象が被らないようにするための規定。
以上のような雑音は議論の焦点から除外して、その上で、本件に、大騒ぎする価値のある「本質的な論点」があるかどうか。私は、あると思いますが、ネット上で騒がれている諸論点は何れも「本質的」とは思えないので、もう終わりましたか、と揶揄しました。残る本質的な論点は、NPO法人の政治性です。
なんか、コラボ問題関係者がいろいろ仰ってるみたいですが、触れられない可能性はあると申し上げていましたので、ご理解下さい。本当にコラボ問題の本質を正していきたいなら、私と正面から向き合った方がいいですよ。これからスペースやるし、明後日のYouTubeライブ #あだトーク にご参加下さいませ。
で、暇空さんがあだトークで、足立議員に足立議員の言う「本質的な問題とは何か?」と言う事について質問したのです。
しかし何とも足立議員の回答が何とも奇妙なのです。
なんだか必死になってColabo問題を矮小化して、話をそらそうとしているようにしか見えません。
非常に長い動画なのですが、しかし中身の結局、青字で示した、足立議員のツィートと同じことをです。
動画ではこれに加えて以下のようなことを言っていました。
* Colaboのような杜撰さは、行政では普通の事で、国会議員は誰もこの問題に関心を持っていない。
* 自分(足立議員)はこの問題に一番関心があり理解している議員である。
* Colabo問題をモリカケにしてはならない。 モリカケで国会のエネルギーは大きく削がれ、行政改革は頓挫した。
しかし有権者としては全然納得がいきません。
実はワタシはこれまで足立議員に対して悪い印象は持ってきませんでした。
それどころか国会がモリカケで空転し続けた時にも、野党議員としては殆ど唯一、常に政策について的を得た質問を続けた議員として評価していました。
因みに青字の足立議員のツィートで名前の出ている須田氏も、足立議員を「よい質問をする国会議員」のトップにしていました。
しかしそれでもやっぱり、足立議員の話には全然賛同できないのです。 そもそも言っている事がオカシイでしょう?
だって「Colabo問題をモリカケにしてはならない」と言うけれど、そもそもモリカケが騒ぎになり国会が空転し続けたのは、野党議員が殆ど全てが質問時間をモリカケに費やし続けたからです。
しかし国会議員の誰もこの問題に興味がなく、マスコミもほとんど報道しないのであれば、そもそもモリカケにはなりようがないのです。
しかしそれは別としてColaboの会計の杜撰さと、その杜撰な会計報告書を鵜呑みにして予算を増やし続ける東京都や国の対応は問題ではないのでしょうか?
何でここまで杜撰な事が許されるのか?
こんな杜撰なやり方で公金を支出し続けてきたのなら、それは十二分に大問題ではないのか?
と、思うのですが、足立議員はどうやらこれを問題にしたくないようなのです。
そこでこの動画の中では、足立議員は経理の杜撰さより、政治資金規正法の問題、つまり都から事業を委託されている団体が、政治活動をやりまくっている事の方が問題だと言うのです。
勿論それは大問題なのですが、一有権者、一都民でしかない暇空さんにはこれを追求する手段はありません。
一都民である暇空さんにできるのは住民監査請求と住民訴訟、情報開示請求と情報開示訴訟ぐらいです。
で、これについては暇空さんはやりつくしているわけですが、政治資金規正法などは追及する術はないのです。
実は暇空さんは住民監査請求をやった時に、この追及もしようとして資料を集めたそうですが、しかしこれは住民監査請求の対象外として棄却されてしまいました。
それを足立議員がやってくれるなら、この資料を足立議員に送ると言いました。
これで足立議員との会話は終わったのですが、しかし後に暇空さんが足立議員にこの資料を送ったところ、足立議員は「これじゃダメ」と言ってマトモに読み込む事もしていません。
国会議員は忙しいので、議員に動いてほしいなら、もっとちゃんと資料をまとめておくようにと言うのです。
これでもうこの男には、実は政治資金規正法の面からColabo問題を追及する意思など皆無である事がわかってしまいました。
なるほど暇空さんは政治活動の経験もない一有権者・一都民ですから、国会議員への働きかけのやり方など知らないと思います。
しかし国会議員には議員秘書がついています。 給料は国費で払っています。
また政務調査費と言う経費も出ています。
暇空さんはColaboの件で住民監査請求をするために、数か月を費やし、自費で弁護士も雇いました。
それで住民監査請求が受理されると、今度はColabo側からスラップ訴訟を仕掛けられています。
さらに何者かが暇空さんの住所を漏らし、それがネットに貼られると言う事態も起きました。 その為暇空さんは引っ越しせぜると得なくなりました。
そしてさらに殺人予告も受けました。
文字通り命がけでやっているのです。
このような一有権者に対して、国会議員が「オレに動いてもらいたければ、オレの都合を考えろ」と言うですから、のけぞってしまいます。
因みに足立議員はColabo問題に関心を持っている国会議員は自分一人と言っていますが、これは間違いです。
実はN党の濱田議員と、自民党の杉田議員が既に動き始めています。
濱田議員の議員秘書、末永ゆかり氏は議員秘書として、東京都に情報開示請求をしたり、厚労省に問い合わせたりして、暇空さんが発見した問題についての情報を集め始めています。
そして吉永ゆかり氏が東京都に、暇空さんと全く同じ情報の開示請求をしたところ、東京都はその資料を破棄したと答えました。
暇空さんはこの情報の開示請求をしたところ、完全に黒塗りだったので、開示請求訴訟を開始したのです。
それが破棄?
もう滅茶苦茶です。
東京都は一体何を隠したいのでしょうか?
こんなことをして、暇空さんからの情報開示訴訟にどう対応する気なのでしょうか?
もう一つ驚くのは、暇空さんがColabo問題を通じて発見した「困難な問題を抱える女性支援法案」の問題です。
吉永氏はこれについても厚労省に質問して、資料を得ているのですが、これはやはり暇空さんが最初に推定したような公金チューチュースキームでした。
つまりこの法案では、「困難な問題を抱える女性を支援する」と言う名目で、Colaboなどこれを行うとされている4つの民間団体(若草プロジェクト、ぱっぷす、BOND、Colabo)が、この事業を独占し、その事業の委託費を受け取り続けると言う構造ができてしまうのです。
そしてこの法案作成と施行の為の「有識者会議」にはこの4つの団体の代表、更に若草プロジェクト代表の村木厚子氏の夫が参加しているのです。
因みに実はこのメンバーは、現在東京都の若年女性支援事業を受注しているのですが、東京都への事業報告書や会計報告書を見る限り、杜撰さではColabo以上です。
何でそんな連中が「有識者」なのか?
何でそんな連中が勝手に法案を作っていたのか?
これを「ネオ同和」と言った人がいましたが、全くその通りです。
一有権者としては唯々驚くばかりです。
因みにこの有識者は実は、AV新法を推進した連中でもあります。
この法案は「騙されてAVに出演させられた女性カワイソウ」と言う事で、それを防ぐ為に成立したのですが、結果はAV業界に大打撃になり、自分の意思でAVに出演して生活していた女優さんたちの生活まで破壊しました。
で、ここで驚いたのですが、このAV新法を推進していた議員の一人が足立康史議員なのです。
そして今、足立議員は必死になって「Colabo問題をモリカケにするな」と騒いでいるのです。
本人としては「Colabo問題をモリカケにしないために水をかけている」心算のようです。
しかしColabo問題ってリチウムイオン電池で、これに水をかけると物凄い高温の炎を挙げます。 足立議員のやっている事はEV車の火災に放水しているような物なのです。
実際、あれから連日、足立議員関連の疑惑がドンドン掘り出されて大炎上しています。
だって足立議員の双子の兄がNGOを主催していて公金を1億5千万も得ているのですから、これでColabo問題の矮小化の為に必死って、李下に冠を正すその物じゃないですか?
要するにこの男が、何とか自分の方に火が回らないようにと消火に来たのですが、完全に消火法を間違ってしまったのです。
しかし足立議員をめぐる炎上を見ていると、この問題の根深さがわかって慄然とします。
けれどもこうして奇跡のように問題が発覚した以上は、これを梃にこうした公金チューチュースキームを廃絶できるように頑張るしかありません。