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2022-11-22 12:30

3000年反省しろ? FIFA会長

 カタールのワールドカップが始まりました。
 ここでFIFAの会長がこんなことを言っていました。

11月20日 クーリエジャパン

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長は、ワールドカップ(W杯)カタール大会の開幕を翌日に控えた11月19日の会見で、同国での外国人労働者の扱いに対する批判の声を「偽善」だと断じた。

 欧州では開催国カタールにおける外国人労働者問題やLGBT(性的少数者)に関する権利などについて批判が高まっており、インファンティノ会長は時折怒りを込めた口調で欧州側の批判の声を非難した。

「私は欧州の人間だが、欧州の人間は道徳的な教えを説く以前に、世界中で3000年にわたりやってきたことについて今後3000年謝り続けるべき」とコメント。

 さらに「困っている人々を助けるためにこそ教育に投資し、よりよい未来と希望を与えなければならない。完璧でないことはいくつもあるが、改革と変化には時間がかかることをわれわれ自身が学ぶべき」とも主張。「一方的に道徳的な教えを説こうとするのは単なる偽善だ」と語った。

 同会長は「12年前にカタールでのW杯開催を決定したことをいま批判されても受け入れがたい」とし、「カタールは大会への準備ができており、史上最高のW杯となるだろう」と述べた。

 ここでこの会長が言う欧州でのカタールでのワールドカップ開催についての批判については日本ではあまり報道がないようです。
 ワタシもわかりません。
 
 しかし会長の発言からすると、欧州ではカタールでの外国人労働者の取り扱いについて、人権侵害などの批判が出ており、それを理由にカタールでの開催に反対する声が出ていたのでしょう。

 カタールでの外国人労働者の扱いにどんな問題があるのかワタシは知りませんが、カタールだけでなく中東産油国はどこでも、随分と過酷な扱いをしていたのは知っています。
 これら中東の産油国はどこも人口は非常に少ないのに、大量の石油が出るので、国民生活は大変豊です。

 そこで豊かになった国民はこぞって外国から労働者を雇いました。 メイドなど家事使用人、建設労働者、医師、看護師、教師など、あらゆる職種で外国人労働者を大量に受け入れていました。
 そして家事使用人や建設労働者などは、文字通り低賃金での奴隷労働を強いていました。
 
 その一方でこうした労働者が勝手に仕事を止めて、他で就職して国に居ついたりしないように、日本人の感覚では勿論、外国人労働者の扱いに慣れた欧米人の想像を絶するような厳しい管理を行っていました。

 しかし中東諸国は産油国以外は、殆どが貧困に苦しみ、更にシリアやレバノンのように長期間内戦状態で難民の流出が続いているような状況ですから、産油国で働きたい人は幾らでも湧いてくるのです。
 しかもアラブ諸国は皆、アラビア語なので使い勝手は凄く良いのです。

 更にフィリピンやインドなど、人口過剰で失業者の多かった国々からもこぞって中東産油国へ出稼ぎに行っていました。
 韓国人も随分行っていました。
 金賢姫の大韓航空機爆破事件であの大韓航空機に搭乗していた人々は、建設労働者として中東に出稼ぎに行っていた韓国人なのです。

 日本人は外国人労働者の流入に非常にナーバスなのですが(実はワタシも非常にイヤです)、しかし中東の人々には全然そういう抵抗感がなかったのか、第二次大戦後独立し石油収入が入りだした直後から、ドンドン外国人労働者を入れています。

 一方、出稼ぎに行く方も、これまた外国への出稼ぎに、殆ど抵抗がないらしく、これまたドンドンと行くのです。 
 これは考えてみれば当然ですが、産油国の代表格サウジ・アラビアにはメッカがあり、古来イスラム教徒は生涯に一度はここに巡礼したいと願っていました。

 だからサウジアラビアやその周辺産油国に行くことに、抵抗感があるはずもないのです。
 一方サウジアラビアや周辺国もこうした巡礼を昔から受け入れて来たのですから、外国人への抵抗感もないのでしょう。

 しかしそれだけではなくこれらの国々には、古代から奴隷制度が存在し続けて、労働者が必要なら奴隷を買うと言う文化だったからでしょう。
 ワタシは以前「イスラーム史の中の奴隷」と言う本を読んだ事があります。 これは中世アラビアの知識人が書いた「奴隷購入の書」を元に、アラブ世界での奴隷を描いています

 それにしてもこのネタ本である「奴隷購入の書」って、現代式に言うと車やパソコンなどの商品購入の為の手引書みたい本なのです。
 車やパソコンなどの購入手引書には、車種やメーカー別にその長所・短所、値段などが書かれているでしょう?
 
 で「奴隷購入の書」も完全にその感覚で、当時のイスラム世界の商業圏全域から得られる奴隷を、人種や民族別に奴隷の特性や使用法が解説されているのです。
 この当時のイスラム世界の商業圏は非常に広く、アメリカ大陸とオセアニアを除く全世界をほぼ網羅していました。
 
 それでフランク人と呼ばれるヨーロッパ白人、中央アジアの遊牧民、サハラ以南の黒人、インド人、中国人、そしてイラン人やアラビア人など、同じイスラム教徒で同一民族の奴隷までいるので、実に多種多様な人種・民族の奴隷がいました。

 「奴隷購入の書」では、これらの奴隷を民族・人種といった属性で分類して、属性ごとに用途や特徴を解説し、使用する場合の取り扱いの注意を書いています。

 例えば「イラン人は高度は技術を持ち優秀だけれど、惨めな待遇に耐えられないから注意しするように」「黒人は厳しい労働にも耐えるが、女性でも体臭がキツイいので、性的な使用には向かない」とか、今なら大問題になるようなことが延々と書かれています。

 奴隷の仕事も多岐にわたり、農作業や鉱山労働など我々現代人が「奴隷労働」から連想する単純肉体労働から、職人仕事などの技能労働、医師や秘書や経営管理などの現代なら高学歴エリートと言われる人々の仕事も奴隷にやらせています。
 
 しかしよくもまあ、ここまで徹底的に人間を「物」扱いできるものかと呆れますが、しかしこの書は当時、結構重宝されたようです。

 因みに中東諸国は軍隊まで奴隷で済ませていました。
 中央アジアの遊牧民は騎兵としては抜群に強いので、こういう遊牧民の奴隷を買い込んで国防に利用していました。
 
 で、でも他の用途はともかく、奴隷に武器を持たせるってどうなの? 
 そんなことをしたら直ぐに反乱されて自分達が奴隷にされるのでは?

 実際、反乱は再々起きて、奴隷による御家乗っ取りも実際にありました。
 例えばエジプトにマムルーク朝と言うのがあったのですが、このマムルークと言うのは、実は黒人以外の奴隷を指します。 
 遊牧民出身の騎兵奴隷が、エジプトの王家を乗っ取ってエジプトの支配者になったのです。

 しかしこんなことが再々起きても、アラブ人は自分では戦わず、軍隊に奴隷を使うか、或いは遊牧民の傭兵を雇うかで済ませていました。
 現在もサウジアラビアの軍隊は外国人傭兵で成り立っています。

 こういう文化と歴史を持つ国々ですから、奴隷制度は1970年代ぐらいまで残ったし、外国人労働者の受け入れにも何の抵抗もなく、更に受け入れ当初から外国人労働者を奴隷並に厳しく管理しています。
 つまりこれはカタールなど中東諸国の文化と伝統なのです。

 これは勿論、現代の欧米人の人権感覚からすれば絶対に許せませんから、欧米の自称人権団体が騒ぐのは当然でしょう。

 尤も欧米も第二次大戦まではアジア・アフリカ諸国の植民地支配をしていたし、黒人奴隷狩りはやったし、LGBTは迫害したし、色々問題があったのは確かです。

 それを悪い事だと反省して止めたのは立派だとは思いますが、しかしだからと言ってすぐに他に国に「オレが止めたんだから、オマイラも止めろ!!」とふんぞり返ってお説教するのはいかがなものでしょうか?
 この点はワタシもFIFA会長に同意します。

 しかしそれじゃFIFAの会長は、中東諸国が古代から延々と続けてきた奴隷制度や奴隷狩りはどう思うんですか?

 例えば欧州諸国が黒人奴隷狩りを始めたのは、17世紀からで19世紀には非人道的行為だとして止めたのです。
 でもカタールなどイスラム圏では、少なくとも欧州より1000年前から黒人奴隷狩りを始めました。 イスラム圏が黒人奴隷狩りを止めたのは、アフリカ諸国や中東諸国自体が欧州に植民地化されてからです。

 しかしコーランでもイスラム法でも奴隷制度は禁じていないので、ISがイラク周辺を支配していた時は、支配地の女性達を奴隷として売買していました。 
 
 欧州との違いは、イスラム圏の奴隷狩りには人種差別はなく、イスラム教徒は黒人奴隷狩りだけでなく、白人や東洋人の奴隷狩りもやっていたことです。
 だから「奴隷購入の書」にも多種多様な人種・民族の奴隷の用途が書かれているのです。

 しかしこれでは欧州が謝罪するような話ではないでしょう?
 因みにFIFAの会長は「世界中で3000年にわたりやってきたことについて今後3000年謝り続けるべき」っていうけど、そもそも欧州が欧州以外の国々に何か加害するとか、影響力を持つようになったのって、近々400~500年の話です。
 
 それ以前の欧州って世界的にもむしろ貧しい後進地域で、特に世界に貢献したわけじゃないけれど、害をなす程の力はありませんでした
 それで一体何を反省しろというのでしょうね?

 現在の欧米人にはFIFA会長のような自虐史観丸出しで、自国民に謝罪や反省を促す人間がぞろぞろ出てきました。
 しかし現実の歴史を見ると、ワタシはこういう人間こそ鼻もちならない偽善者だと思ういますけど。

  1. ヨーロッパ
  2. TB(0)
  3. CM(14)

コメント

エントリーの内容とは直接の関係が無いので恐縮ですが、自分は最近、イスラムについてある疑問が頭にあります。
それは最近読んだ2冊の本によるものですが、ひとつは『移民の宴~日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活』(高野秀行/講談社刊)で、サブタイトルどおり日本在住外国人コミュニティの食生活の様子が著されている本ですが、その中に日本人男性と結婚したイラン人女性姉妹が紹介されているのですが、そのイラン人姉妹は当然どちらもイスラム教徒なのですが、確かイスラム教徒の女性と異教徒との男性は結婚できないはず。だから異教徒の男性側がイスラム教に改宗する必要があるはずですが、著書の内容からはそんな様子は無し。
もう一つは『誇れる国・インドと日本』(塩谷サルフィマクスーダ/PHP刊)で、インドのカシミール出身の女性がモンゴル留学中に、同じくモンゴルに留学中の日本人男性と知り合い、結婚して石川県に住むようになり、30年以上の日本在住の経験を綴った本ですが、このインド人女性もイスラム教徒で、伴侶の日本人男性は改宗していません。なのに著書の内容からは結婚自体はインドの家族(当然イスラム教徒) から反対された様子がありません。
イスラム教の戒律による禁止事項でも、飲酒に関しては、結構アバウトで、非イスラム教圏に居る時には、戒律に従わず飲酒するイスラム教徒がわりと存在するという話は聞きますが、さすがに婚姻は飲酒の比ではないと思いますが………。
どういう事情なのでしょうかね?
まあ他人事ですから、どうでもいい、といえばそれまでなんですが…………。
自分のイスラム教に関する知識に間違いがあったのか? ブログ主さん、その辺の事情についてご存知でしょうか?
  1. 2022-11-22 14:45
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  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

個人的には多かれ少なかれ残酷な事をどこもやってきたものでいつまでも言うのはどうなのかなと。
  1. 2022-11-22 18:31
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  3. 太朗 #cRy4jAvc
  4. 編集

Re: タイトルなし

> エントリーの内容とは直接の関係が無いので恐縮ですが、自分は最近、イスラムについてある疑問が頭にあります。
> それは最近読んだ2冊の本によるものですが、ひとつは『移民の宴~日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活』(高野秀行/講談社刊)で、サブタイトルどおり日本在住外国人コミュニティの食生活の様子が著されている本ですが、その中に日本人男性と結婚したイラン人女性姉妹が紹介されているのですが、そのイラン人姉妹は当然どちらもイスラム教徒なのですが、確かイスラム教徒の女性と異教徒との男性は結婚できないはず。だから異教徒の男性側がイスラム教に改宗する必要があるはずですが、著書の内容からはそんな様子は無し。
> もう一つは『誇れる国・インドと日本』(塩谷サルフィマクスーダ/PHP刊)で、インドのカシミール出身の女性がモンゴル留学中に、同じくモンゴルに留学中の日本人男性と知り合い、結婚して石川県に住むようになり、30年以上の日本在住の経験を綴った本ですが、このインド人女性もイスラム教徒で、伴侶の日本人男性は改宗していません。なのに著書の内容からは結婚自体はインドの家族(当然イスラム教徒) から反対された様子がありません。
> イスラム教の戒律による禁止事項でも、飲酒に関しては、結構アバウトで、非イスラム教圏に居る時には、戒律に従わず飲酒するイスラム教徒がわりと存在するという話は聞きますが、さすがに婚姻は飲酒の比ではないと思いますが………。
> どういう事情なのでしょうかね?
> まあ他人事ですから、どうでもいい、といえばそれまでなんですが…………。
> 自分のイスラム教に関する知識に間違いがあったのか? ブログ主さん、その辺の事情についてご存知でしょうか?

 イスラム法やコーランに従うと、イスラム教徒の女性はイスラム教徒としか結婚できません。
 イスラム教徒の男性はユダヤ教徒やキリスト教徒の女性とも結婚できますが、しかし多神教徒はダメです。 多神教徒はイスラム教徒からすると、絶対的に許せない邪教の扱いですから。

 でもイスラム教の原理主義化が進むまでは、こうしたイスラム教の戒律も随分と適当だったようです。

 例えばインドネシアはヒンズー教や土着宗教の多神教とイスラム教がそのまま共存しているような所でした。 70年代の大統領でスハルトと言うのがいたのですが、彼の自宅の庭にはインドネシア土着の多神教の祠があって、彼は外遊する前にはいつもその祠に参拝していたと言われます。 それで祠に参拝してからイスラム諸国会議に出席したりしていたのですが、特に問題にもされなかったようです。

 だから結婚でも宗教など問題にしないイスラム教徒も多かったようです。

 それが世界的にイスラム圏がドンドン原理主義化して、インドネシアも完全に様変わりしているようです。 
 いつまでこの原理主義化が進行するのかわかりませんが、何とも不気味です。
  1. 2022-11-22 19:25
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 個人的には多かれ少なかれ残酷な事をどこもやってきたものでいつまでも言うのはどうなのかなと。

 ええ、その通りです。
 なるほど近代ヨーロッパは帝国主義全開でしたが、しかしそれを言えばサラセン帝国だってモンゴル帝国だって世界征服を目論んだのだし、奴隷制度始め人権無視の制度を維持していました。

 だからいつまでも過去の話を持ち出しすのはやめるべきなのです。
  1. 2022-11-22 19:39
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  3. よもぎねこ #-
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>他人事ですからどうでもいい、といえばそれまでなんですが

>福島6人死傷暴走事故 97歳運転手は「著名な独居歌人」だった
>波汐容疑者は、前述の歌集「警鐘」でこう歌っていた。
>《ああ我ら何にも悪きことせぬを「原発石棺」終身刑とぞ》

歴史的に歌人とかリベラリストというのは教養があるとイメージを持っているのですけど、
例えば原発にしても、社会・人類の幸福に貢献してる英知の産物ですよね、歌人も電力・原発により生きて自分の生活が成り立ち多くの恩恵を被っていたのですよね。
事故が起これば、手のひら返して厚顔な被害者になりきって、こんな迷惑なものはないと口汚く罵るって、歌人たちに称賛される歌を詠んでいてもこの無責任な心情はいかがでしょうかね。
自分がこんな迷惑な事故を起こして、どんな歌を詠むんでしょうかね聞きたいものだ。
追伸
原発も人間社会の生成物ですから、悪意も損得も利害関係も当たり前に包含するんですよね。芭蕉とか山頭火とかにはこんなに他人とか社会に対する無責任で軽薄な句は見当たりませんよね、詳しくは知りませんけど。
今どきの高名な俳人とはこの程度なのかな。

  1. 2022-11-22 20:24
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  3. トラウマ #RWLNmTs6
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>世界中で3000年にわたりやってきたこと

こういう 「明らかに史実とは異なる発言」 って、左翼リベラルによく見られる 「歴史修正」 ですね。彼らは史実を話す人を 「歴修正主義者」 呼ばわりするけど・・・。ま、この人の場合は、批判の矛先がFIFAに向かうのを牽制しただけだろうけど。

アラブ人のアレな民族性については、もっと広く知られるべきだと思いますね。私がウォッチした感じでは、コリアンにすごく似てますよ。すぐにファビョるし、加害者でも被害者ヅラするし、肉体労働を蔑視する文化だから、今、国を代表してワールドカップに出場している選手たちも、アフリカから帰化した選手ばっかりだし。アラブ世界って日本から遠いから 「エキゾチックなイメージ」 なんて美化している人も多いけど、危険ですね。

以前にも書いたことがあるかと思いますが、私は、カタール駐在のエンジニア (ドーハの地下鉄の建設にも携わっている人) がやっているニコニコ生放送を前から聞いています。

その人はノンポリで、イスラム教にもアラブの歴史にも興味はなさそうだけど、逆にニュートラルな目で見たカタール事情が聞けます。(最近は慣れちゃったのか、「カタールって、こんな国なんだぜ!」 という話は少なくなってしまったけど。)

Twitterもやっていて、配信の告知やカタール暮らしで思った事をツイートしています。ただ、せっかくカタールに住んでるんだから、今、おもしろいツイートをたくさんすれば、フォロワーも増えて、インフルエンサーになれるのに・・・と思うんだけど、本人にその気はないようですw

餃子大王(@gyuzadaiou)さん / Twitter
https://twitter.com/gyuzadaiou
  1. 2022-11-22 21:17
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

以前コメントで、私の知っている日本人男性と結婚したイスラム教徒の女性の事を書きましたが、日本にいるムスリムの戒律って割と緩いように思います。ハラル食しか口にしてはならないというのも昔はそんな話は聞かなかった。

イスラム教の話は別にして、近代法ではその法律が成立する以前の行為を裁いてはならない、というのがありますし、現代の価値観で過去を断罪するのは間違っていますね。

そんな事もひっくるめてややこしいことを避けるためにFIFAではイデオロギーの主張を試合に持ち込むことはご法度になっているはずです。だって、世界中の歴史も宗教も違う国から、ただでさえ血の気の多いサッカー選手とサポーターが集まるんですから。
  1. 2022-11-22 21:31
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  3. 月の猫 #-
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Re: >他人事ですからどうでもいい、といえばそれまでなんですが

> >福島6人死傷暴走事故 97歳運転手は「著名な独居歌人」だった
> >波汐容疑者は、前述の歌集「警鐘」でこう歌っていた。
> >《ああ我ら何にも悪きことせぬを「原発石棺」終身刑とぞ》
>
> 歴史的に歌人とかリベラリストというのは教養があるとイメージを持っているのですけど、
> 例えば原発にしても、社会・人類の幸福に貢献してる英知の産物ですよね、歌人も電力・原発により生きて自分の生活が成り立ち多くの恩恵を被っていたのですよね。
> 事故が起これば、手のひら返して厚顔な被害者になりきって、こんな迷惑なものはないと口汚く罵るって、歌人たちに称賛される歌を詠んでいてもこの無責任な心情はいかがでしょうかね。
> 自分がこんな迷惑な事故を起こして、どんな歌を詠むんでしょうかね聞きたいものだ。
> 追伸
> 原発も人間社会の生成物ですから、悪意も損得も利害関係も当たり前に包含するんですよね。芭蕉とか山頭火とかにはこんなに他人とか社会に対する無責任で軽薄な句は見当たりませんよね、詳しくは知りませんけど。
> 今どきの高名な俳人とはこの程度なのかな。

 この人は97歳ですから、戦時中既に成人していたはずで、団塊世代の左翼の親世代ですね。 
 それはともかく反原発に乗せられていたのでしょう。

 2019年東京で事故を起こした飯塚は87歳でしたが、上級国民と揶揄され散々なバッシングを受けました。 あれでショックを受けて免許を返上した高齢者も多いでしょうに、この波汐は飯塚より10歳も上で、高齢運転の危険が遥かに切実だったのに、運転を続けていたのに、その割にはバッシングは少ないように思います。

 これはマスコミや左翼が波汐の反原発に忖度しているのかもしれませんね。
 
 
  1. 2022-11-24 10:01
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> >世界中で3000年にわたりやってきたこと
>
> こういう 「明らかに史実とは異なる発言」 って、左翼リベラルによく見られる 「歴史修正」 ですね。彼らは史実を話す人を 「歴修正主義者」 呼ばわりするけど・・・。ま、この人の場合は、批判の矛先がFIFAに向かうのを牽制しただけだろうけど。
>
> アラブ人のアレな民族性については、もっと広く知られるべきだと思いますね。私がウォッチした感じでは、コリアンにすごく似てますよ。すぐにファビョるし、加害者でも被害者ヅラするし、肉体労働を蔑視する文化だから、今、国を代表してワールドカップに出場している選手たちも、アフリカから帰化した選手ばっかりだし。アラブ世界って日本から遠いから 「エキゾチックなイメージ」 なんて美化している人も多いけど、危険ですね。
>
> 以前にも書いたことがあるかと思いますが、私は、カタール駐在のエンジニア (ドーハの地下鉄の建設にも携わっている人) がやっているニコニコ生放送を前から聞いています。
>
> その人はノンポリで、イスラム教にもアラブの歴史にも興味はなさそうだけど、逆にニュートラルな目で見たカタール事情が聞けます。(最近は慣れちゃったのか、「カタールって、こんな国なんだぜ!」 という話は少なくなってしまったけど。)
>
> Twitterもやっていて、配信の告知やカタール暮らしで思った事をツイートしています。ただ、せっかくカタールに住んでるんだから、今、おもしろいツイートをたくさんすれば、フォロワーも増えて、インフルエンサーになれるのに・・・と思うんだけど、本人にその気はないようですw
>
> 餃子大王(@gyuzadaiou)さん / Twitter
> https://twitter.com/gyuzadaiou

 アラブ人に限らず中東の人間は、ホントに曲者みたいですね。
 特に中東の中でもシリア・レバノンなんて昔から商業で日本との関わりも多かったのですが、日本人からするとホントに困りものだったようです。

 アラブ人やイラン人もホントに厄介で、コイツラに比べたら西洋人なんか純真無垢と言っても良いぐらいじゃないかと思います。

 逆に言えばだから西洋人が多少武力を持つと、コイツラを簡単に支配できたわけです。
 色々と不満や悪口を言っても、純真無垢な支配者の方が、自分達と同類の支配者よりはずっと信頼できるからです。

 餃子大王はオモシロそうですね。
 チョッと見てみます。
 
  1. 2022-11-24 10:07
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 以前コメントで、私の知っている日本人男性と結婚したイスラム教徒の女性の事を書きましたが、日本にいるムスリムの戒律って割と緩いように思います。ハラル食しか口にしてはならないというのも昔はそんな話は聞かなかった。

 そもそも日本人と結婚する時点で、原理主義的なイスラム教徒ではなかったのでしょう。
 だからイスラム教を公然と批判はしなくても、戒律を守らなくて良い環境で守る気はなかったのだと思います。

 イスラム圏も70年代なら女性解放も盛んで、女性がベールを被っていたのはサウジアラビアなど一部の国と、田舎や貧困層だけだったようです。
 貧困層の女性がベールを被るのは、信心深いからではなく、人に見せられる衣類を持っていないからでした。

 しかしその後、なぜかドンドン原理主義化が進んで、完全に様変わりしてしまいました。 そしてその影響がイスラム圏外に移民した人々にも及ぶようになっているのです。
 この原理主義化がどこまで進み、いつまで続くのかはわかりませんが、しかし我々異教徒から見ると凄く不気味です。
>
> イスラム教の話は別にして、近代法ではその法律が成立する以前の行為を裁いてはならない、というのがありますし、現代の価値観で過去を断罪するのは間違っていますね。
> そんな事もひっくるめてややこしいことを避けるためにFIFAではイデオロギーの主張を試合に持ち込むことはご法度になっているはずです。だって、世界中の歴史も宗教も違う国から、ただでさえ血の気の多いサッカー選手とサポーターが集まるんですから。

 そうなんです。 
 それをやってしまうと、サッカーのワールドカップが、イデオロギーと宗教対立の場、政治的主張のアピールの場になって、肝心のサッカーの試合ができなくなってしまいます。

 だから「そういうの全部ダメ!!」と決めたはずです。

 それに現代の価値で過去を裁いてはならないって、近代合理主義の原則のはずです。
 
 でも思うに欧米諸国の衰退、アジア・アフリカ諸国の台頭とともに、近代合理主義も衰退しているんじゃないかと思います。
 それでFIFA会長自ら近代合理主義とワールドカップの原則を蔑ろにしているんでしょうね。
  1. 2022-11-24 10:19
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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>「私は欧州の人間だが、欧州の人間は道徳的な教えを説く以前に、世界中で3000年にわたりやってきたことについて今後3000年謝り続けるべき」
そもそも、先祖がいくら悪いことをしたとしても本人が悪いことをしていない限りは謝る必要は全くないと思います。考え方が特亜っぽい気がします。
  1. 2022-11-24 17:33
  2. URL
  3. #-
  4. 編集

ルール

コメント欄で、アラブ人は事実に基づかない話を平然とする、とか性格が特亜に似ている等と指摘されました。戒律が厳しいと言われるのに婚姻の例では実にルーズだとも。

世界最強の商売人はアラビア人だと嘗ては言われていたような記憶があります。上記の話の反映だと思います。

いまサッカーのワールドカップ戦がたけなわですが、サッカーと言えば「アラブ人は試合にキタナイ」との評価が暗黙の(公然の)話にあります。自分で転んでおいて痛がる真似をする、レフリーに大枚を握らせれば「中東の笛」が鳴って金の威力が発揮される等々。

「カタールへの批判は偽善だ」は確かにそうです。でもこれを言い出すと終止が付かない。
昔、テレビの「ここがヘンがよ日本人」という外国人同士が討論するテレビ番組がありました。そこで韓国人が「日本人は36年にわたる過酷な政策を我々に押し付けた」と発言したところ、「30年なんて甘いもんだ、我々アフリカ人は何百年も白人の圧政に苦しんだ」とアフリカ諸国から猛反撃を受けて、韓国人は「そんな問題じゃない!」とグジャグジャになっていました。

ワールドカップがグジャグジャにされては困るし、ここではサッカーのルールのみで話をすべきだと思います。
  1. 2022-11-24 18:54
  2. URL
  3. 相模 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >「私は欧州の人間だが、欧州の人間は道徳的な教えを説く以前に、世界中で3000年にわたりやってきたことについて今後3000年謝り続けるべき」
> そもそも、先祖がいくら悪いことをしたとしても本人が悪いことをしていない限りは謝る必要は全くないと思います。考え方が特亜っぽい気がします。

 この特亜遺伝子、世界中にばら撒かれていたのですね。
 ワタシは日本に特亜遺伝子が多いのは、奈良時代前から特亜からの渡来人が来ていたからだと思っていたのですけどね。
  1. 2022-11-25 11:12
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: ルール

> コメント欄で、アラブ人は事実に基づかない話を平然とする、とか性格が特亜に似ている等と指摘されました。戒律が厳しいと言われるのに婚姻の例では実にルーズだとも。
>
> 世界最強の商売人はアラビア人だと嘗ては言われていたような記憶があります。上記の話の反映だと思います。

 中東の商人にはほとほと苦労すると言う話は、ワタシもよく聞きました。 契約は守らない、金払いは悪い。
 実は中東人同士でも苦労するから、お互い同士で商売をしたくないようです。
>
> いまサッカーのワールドカップ戦がたけなわですが、サッカーと言えば「アラブ人は試合にキタナイ」との評価が暗黙の(公然の)話にあります。自分で転んでおいて痛がる真似をする、レフリーに大枚を握らせれば「中東の笛」が鳴って金の威力が発揮される等々。
>
> 「カタールへの批判は偽善だ」は確かにそうです。でもこれを言い出すと終止が付かない。
> 昔、テレビの「ここがヘンがよ日本人」という外国人同士が討論するテレビ番組がありました。そこで韓国人が「日本人は36年にわたる過酷な政策を我々に押し付けた」と発言したところ、「30年なんて甘いもんだ、我々アフリカ人は何百年も白人の圧政に苦しんだ」とアフリカ諸国から猛反撃を受けて、韓国人は「そんな問題じゃない!」とグジャグジャになっていました。
>
> ワールドカップがグジャグジャにされては困るし、ここではサッカーのルールのみで話をすべきだと思います。

 カタールに人権問題があるなら、カタールのワールドカップをボイコットすればよいのです。

 出場して人権問題アピールと言うのは問題外でしょう?

 ワールドカップはサッカーの試合の場で、人権問題アピールの場ではないのです。
 そういう事を認めたら、サッカーの試合どころじゃなくなってしまいます。

 人権問題は国連人権委員会とか、その他人権問題を論じる場所で論じれば済む話です。
  1. 2022-11-25 11:26
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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