とても楽しかったのですが、夕方から4時過ぎから空模様が怪しくなってきたので帰りました。
途中、雨がぱらつきだしたのですが、必死に自転車を漕いだら、殆ど濡れずに帰りつきました。
そして夜には本降りになり、翌16日は一日中雨でした。
冷たい雨のせいか気温も低いままで、一日中窓も開けずに家の中にいても、扇風機を使う必要もありませんでした。
でも雨は夜中にはやんだのでしょう。
今朝起きると、空は綺麗に晴れていました。
そしてとても涼しいです。
それでもう夏は終わったのだと思いました。
例年、札幌では8月に本降りの雨になると、それでもう夏は終わるのです。
雨が上がると綺麗な青空になって、爽やかな風が吹きます。
そして暑さはそれで終わって、それ以降真夏日になる事は稀です。
尤もこの数年、9月の上旬までヘンな残暑が続く年が続いていました。
でも今年はこれでもう暑さは終わるんじゃないかと思います。
天気予報を見ても、8月中にもう真夏日はないし、最低気温もずうっと20℃以下です。
6月の終わりに真夏日が来たので、今年の夏は猛暑?と思ったのですが、7月も8月も雨と曇りの日が多くて、暑い日は少なったかったです。
ワタシは雨も曇りも好きです。
部屋に引きこもって雨の音を聞いていると心が休まります。
尤も今年は体調を崩して散々だったから特に雨が救いでした。
5月までは凄く体調が良くて、持病の多発性硬化症の症状も全くでなくなっていて、それで5月に医大で診察を受けた時に、「もう痛みも痺れも全然でないので、薬を止めたいです。」と言ったのです。
そしたら医者は「それでは薬を半分にしましょう。 次の診察日までそれで問題がなければ、その次は薬を止めましょう。」と言ってくれました。
それでしばらくは薬を半分にしてルンルンにしていたのですが、6月に入る頃に痛みで寝込みました。
最初は「まあ、一日二日は仕方ないや」と気楽に考えていたのですが、それから結局10日近く寝込んでしまいました。
それで思ったのです。
薬を減らしたのがまずいのでは?と。
で、薬の量を元に戻しました。
幸い前々から余分にもらって残っていた薬があったので、薬の量を戻しても、次の診察予約日まで間に合いそうです。
それで安心して、薬を増やしました。
しかし体調は良くなりません。
長々寝込んで、やっとよくなっても、またすぐに長々寝込むと言う事を繰り返しました。
10年前ぐらいまでは、いつもこんな調子でした。
でもそれから大分よくなって、寝込むとしても1日か2日で済むようになり、一週間とか10日寝込むと言う事はなくなっていました。
それなのにこれじゃ10年前に逆戻りです。
長々寝込んだ後、何とか起きて動けるようになって、家事を片付けたり、散歩に出たりして、このまま行けると思っていると、また寝込んでしまいます。
もうね・・・・。
もう、絶対10年前の生活に戻りたくない・・・・。
でも戻ってしまうのだろうか?
そういう暗く悲しい日々だったので、雨と曇りは心が休まりました。
でもこの1週間は寝込まずに済んでいます。
6月に寝込んでから1週間、寝込まずに過ごせたのは初めてです。
と言う事は何とか10年前に戻ると言う地獄からは脱出できたのでしょうか?
実は8月15日は医大の診察日でもあったので、医者に状況を話すと医者は「薬を減らしたのはやはりまずかったので元の量に戻しましょう。」と言いました。
尤もそれ以上の治療も対策もありません。
元々そういう病気だから仕方ありません。
薬の量を自分で勝手に元に戻したのは、6月半ば過ぎでしたが、とりあえず元気になったのは8月に入ってからです。
だから薬の量だけの問題だったかは今一不明です。
でも他に治療法とか対処法があるかと言えば、そんなものはないのです。
だから薬を増やすぐらいしか対策はないのです。
それでも今のところとりあえず元気になっています。
だからこれ以上文句を言う筋合いでもないのです。
そんなわけでワタシの夏は、寝込んでいる間に終わりました。
雨と曇りの日々が続く間、ホントはこういう日は縫物がしたかったのに・・・・・と、思い続けました。
夏用のシャツを作るつもりで、布地も型紙も用意してあったのです。
でも寝込んでばかりなので、シャツは作れませんでした。
寝込んでいる間、アイパッドで動画ばかり見ていました。
目が痛むので動画を見ると言うより、音だけ聞いていたのですが・・・・・・。
夏物のシャツは作れなかったけれど、夏中寝込んでばかりいたので夏物のシャツなんて殆どいらなかったのです。
こうしてワタシの夏は終わりました。
体調が戻って暫く経つけれど、長い間ヘロヘロ生活だったので、生活リズムが元に戻りません。
長々寝込んだ後はいつもそうだけれど、遠い旅から帰ったような奇妙な感覚になります。
その感覚が今も続いています。
それでも秋が来る頃には、ちゃんと生活のリズムも戻るでしょう。