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2022-05-09 12:06

臆病な大国 ロシアのウクライナ侵略

 安倍総理の北方領土交渉は完全な失敗だったようです。
 ワタシは安倍総理を支持していますし、できたら今すぐにでも岸田総理の代わりに総理になってほしいですが、しかしプーチン相手の北方領土交渉は完全に失敗だったと認めざるを得ません。
 
 安倍総理とすばアメリカからの沖縄返還が話し合いで解決したので、北方領土も話し合いでの解決が可能と思ったのでしょう。
 しかしアメリカとロシアでは国家の性質が根源的に違ったのです。

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 プーチン氏に対する致命的な誤解 北方領土交渉、日本側は「どん底」(5月7日 朝日新聞)
>竹内行夫元外務事務次官「ロシアは冷戦で敗北したにもかかわらず「自分たちは大国だ」という意識が抜けなかったのです。迷惑なことです。」 
>「ロシアは国際社会における自国の位置を客観視できません。大国意識とともに「自分たちは侵略されるかもしれない」という被害妄想も持っています。」

 なんだかなあ・・・・・。
 でも現在のウクライナ侵略を見ても、それ以前のロシアと言う国家の外交を見ても、この通りだと思います。
 そしてなんでロシアがこんな風なのか、ワタシは何となくわかる気がします。

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 ロシアって大国なのですが、しかし周りから何度も侵略されて、蹂躙されています。
 近代以降のナポレオン戦争や第二次大戦も悲惨だったのですが、しかし近代以前にも周辺国から散々な目に遭わされています。

 ロシアの歴史は7~8世紀頃に生まれたキエフ大公国から始まります。
 10世紀末にこのキエフ大公国のウラジミール大公が、キリスト教(正教)に改宗し、臣下達も改宗させて、正教を国家理念としたのです。
 そしてここからロシアが歴史時代に入るのです。
 
 日本で言えば大和朝廷がキエフ公国、ウラジミール大公が聖徳太子になります。
 だからウラジミール・ウラジミロビッチ・プーチンはウクライナに執着しているのだと思います。
 
 凄く気持ち悪いんだけれど、プーチンはウラジミール大公の再来としてウクライナとベラルーシとロシアを束ねてキエフ大公国の再興し、その君主になる事を夢見ているのではないかと思ってしまうのです。

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 でもキエフ公国って建国前から、ペチェネッグ人やタタール人など、イスラム教徒の遊牧民の攻撃を受け続けました。
 ロシアは中国から続く草原の道の西の端なのです。
 しかもキエフ大公国の国土は、ひたすら広い平原ですから、騎馬軍団には絶好の戦場なのです。
 だからこうした騎馬民族との防戦が、国家の最重要課題でした。

 中国だって広大な国土を持ち、さらにキエフ大公国などとは比べ物にならないほどの大人口と豊かな経済、そして古い文明を持っていましたが、何度も騎馬民族に征服されています。
 しかしキエフ大公国にはさらにもう一つの敵がいました。
 ドイツ騎士団など西側の敵とも戦わなくてはならないのです。

 キエフ大公国って現在のウクライナ・ロシア・ベラルーシを全域に相当する国で、国土だけなら非常に広いのだけれど、やっと10世紀に文明化したような国で、生産力も乏しいし、人口だって希薄なのです。
 それでこんなに敵に囲まれてホントに大変だったと思います。

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 それでも何とか頑張り続けていたのですが、13世紀にジンギスカンの東征で崩壊してしまいます。 そして現在のロシアにあたる地域はキプチャック汗国に組み込まれ、その後400年間支配されたのです。
 ロシア人はこれを「タタールの頸木」と言って、ロシア史最大の屈辱とみなしています。
 白人キリスト教国でモンゴルの支配を受けたのはロシアだけですし・・・・。

 しかしモンゴルから独立した後、ロシアは強力な中央集権体制り、皇帝の専制支配になるのです。 
 この体制は現代人の感覚から凄くイヤなんですが、でもこれ国防など危機対応には結構効果的なんですよね。
 実際、ロシアが東欧最大の強国として存続できたのは、この皇帝の専制支配体制のお陰だと思います。

 例えばポーランドなんて凄く民主的と言うか、王様だって選挙で選ぶような国でした。
 但し一般国民のほとんどは農奴で、農奴を支配する封建領主達による選挙で王様を選ぶのです。
 しかもその王様にはほとんど権限がないのです。
 だから自由と言えば自由なんですが、国家としてのまとまりはなく、危機対応が不可能なのです。
 それで18世紀には周辺国に分割されて消滅したりしました。

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 しかし専制国家になったロシアだって安泰だったわけでもなく、その後も周辺騎馬民族の攻撃は受けるし、スウェーデンやオスマントルコからも侵略されるし、常に国防に苦労し続ける事は変わりません。

 文字通り周辺民族からタコ殴りです。
 
 しかも防戦する場合に、防衛の拠点になるようなところがないんですよね。 
 これはポーランドも同じなのですが、ポーランドからロシアまで延々と平地で、精々なだらかな丘や川がある程度です。
 だから何とか敵が首都など国家の心臓部に到達する前に消耗させたり、殲滅したりするしか防衛の方法がないのです。

 でもこれは国境から首都までの距離が近いと難しいです。
 だからロシアとしてはできる限り国境を首都から遠ざけたい。 
 だから他国を征服してでも回りを自分の領土にしたい。
 ロシアはこれをずうっとやり続けてきたのです。
 で、今もやっているのです。

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 でもこれはこれで大変です。
 天嶮に頼れない分、軍事力を強化するしかないのでロシアは常に多額の軍事費を必要としました。 
 しかしこうやって領土を増やせば、そこの反乱を鎮圧し、守る為にまたその分の軍事費が必要です。
 だから日露戦争の頃になってもロシアの軍事費って他国に比べて異様に多く、しかもそれが日露戦争時もそれほど増えないのです。
 つまりこれって常に臨戦態勢の軍事費を維持し続けたという事です。

 これってホントに大変でしょう。
 司馬遼太郎が「坂の上の雲」で日露戦争時の日本が、当時の陸海軍を揃えたことを、田舎の小さな村が一流のプロ野球の球団を持つ程の負担と書いていました。

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 それじゃ「大国」ロシアは、陸海軍を楽々と維持していたのでしょうか?
 ロシア帝国の領土ほぼ旧ソ連と変わらず、人口は2億人ぐらいでした。
 だからロシア帝国って国土はともかく人口は日本に比べてベラボウに多いわけではなかったのです。 そして日露戦争直前まで農奴制が続いた国で、生産性は非常に低いのです。

 こういう国で日露戦争時の規模の陸海軍を揃えるのは、やはり「人口は日本村の倍だけれど、日本村より貧しい村が、一流のプロ野球の球団を二つ維持するようなもの」ではないでしょうか?
 しかもロシアは常にこの軍備を維持し続けなければならないのです。

 その分は結局、ロシアの一般国民の生活レベルが下がり、軍事以外の国家のインフラのレベルが下がる事になります。
 だから日露戦争時、日本では完璧に行われていた義務教育制度も、ロシアには最後までなく、兵士のほとんどは文盲でした。

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 因みにロシアはピョートル大帝時代に徴兵制になり、農奴にも兵役義務を課しました。
 これは凄く異常な話です。
 なぜなら兵役は本来参政権の対価で、兵士達は国家の運命を決める権利を持ち、その権利を持つ国の為に戦うのです。
 でも農奴は農家付属の奴隷で、参政権どころか自分自身の生殺与奪も主人に握られているのです。
 
 普通はこういう隷属民には兵役は課しません。
 全く無権利なので「兵士になれ」と言われたら拒否はできないのですが、でもそれでホントに兵士になって戦う事を覚えたら、主人に反抗するようになるかもしれません。
 だから専制君主は実は徴兵は嫌いなのです。

 でもロシアの場合は農奴にも兵役を課しました。 
 だってそうでもしないと兵士の数が揃わないです。

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 これソ連時代も今も同じでしょう?
 ソ連時代も現在のロシアも、国民は農奴と同じく完全な無権利なのです。
 でも兵役は課せられるのです。
 農奴にすれば、兵役期間中は衣食住が保証されるし、そもそも主人の命令に逆らう権利はないので兵役を拒否はできないのです。

 で、なんか制服を着せられて、農作業の代わりに、なんかわからない訓練をいろいろさせられるのですが、農作業に比べて特に辛いわけでもないからまあいいや。
 で、ホントに戦場に送り込まれたら、一応命令には従うけれど、ホントに危険だと思ったら逃げる、降伏するになるのです。 それから鉄砲もって強くなるので、チャンスがあれば略奪とか強姦とかを気楽にやります。
 自分達には何の関係もない話で戦場に連れて来れられて怖い思いをさせられるんだから、そのぐらいやらないと割に合いません。

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 それでもナポレオン戦争や独ソ戦のように、ロシアが戦場になり、自分達の国土が蹂躙されるようになれば、農奴だって本能的な危機感から必死で戦うのです。
 今だって同じでしょう?

 こうやって長い歴史の中で作られてきた感覚って、簡単には変わらないのでしょう。
 だから兵器が変わり、国際情勢が変わり、ロシア自身の国力が変わっても、常に侵略されるという恐怖と、その侵略を防ぐためには、周りの国を自分の支配下に置きたいという発想は今も同じなのでしょう。

 イヤ、今はNATOの軍事力は激減したし、ドイツ始めNATO諸国はエネルギー源をロシアに依存しているのだから、NATO側から侵略なんかできないんだよ。

 でもそれでロシアの不安は消えないし、逆にNATOがロシアに逆らえないなら、今のうちにウクライナを取ってしまえと言う発想になってしまうんでしょうね。

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 ワタシはロシアを見ていると、虐待されて育った子供を思い出します。
 虐待されて育ったので、周りの人間への不信感は非常に強く、いつも怯えています。
 そして相手が弱いとなると、実に安易に暴力を使うのです。

 「ロシアは国際社会における自国の位置を客観視できません。大国意識とともに「自分たちは侵略されるかもしれない」という被害妄想も持っています。」

 虐待されて育ち、暴力団員になった人間そのまんまじゃないですか?

 「ロシアは冷戦で敗北したにもかかわらず「自分たちは大国だ」という意識が抜けなかったのです。迷惑なことです。」 

 それでなくても回りから侵略されると怯えているのに、自分は大国だと意識がないと、怖くてたまらないでしょう?

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 逆にこういうロシアの本性を見ていると、日本が平和ボケから覚めない、9条妄想に嵌ったのもよくわかります。

 だって日本はロシアとは大違い、いや世界中の国の中でも非常に稀なのですが、世界的に見ても非常に長い歴史を持ちながら、その歴史上異民族や外国の侵略支配を受けた事がほとんどありません。
 
 日本が外国の侵略を受けたのは二回の元寇だけですが、これはロシアと違って文字通り水際で撃退しました。
 そして日本が占領されたのは、第二次大戦後に一度だけですが、しかしこの占領で日本人の生活が苦しくなることも不自由になる事もありませんでした。

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 だから日本人は経験や感覚で他国からの侵略の恐怖を感じる事ができないのです。

 他国の脅威を感じる為には、国際情勢や他国の軍事力、他国の言動を見て、冷静に考えていくしかないのです。
 これを思うと幕末に日本の置かれた立場を冷静に理解して、国防ができる体制を作った明治の人々は凄いと思います。

 ワタシ達はこの明治の先人たちの子孫なのですから、これからもこれができないわけはないのです。

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 ロシアは虐待されて育ったので、大人になった今も回り恐怖と不信を持ち続ける人です。
 日本は幸福に育って、人を疑う事も、人に怯える事も知らない人です。

 でもどちらももう大人なのだから、生まれ育ちを理由に、暴力をふるう事は許されないし、同じく我と我が身は自分で守る義務があるのです。
 だからお互いに理性を失わないように頑張るしかありません。

 現在ロシアは理性を失っています。 
 しかし日本は理性を失わずにロシアに対応していくべきです。

  1. ウクライナ
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コメント

少し前のエントリーで、1980年代半ばに『ソ連は強いものには手を出さない』(ゴマ書房)を著した、元外務官僚で国際政治学者だった伊藤憲一氏(故人)のことを紹介する書き込みをいたしましたが、その著書の中に、ソ連が侵略をする際の思考方式、(正確には「クレムリン」の思考方式)を、ヤクザのみかじめ料の喩えを用いて説明していました。
40年くらい前に読んだ内容を記憶に頼って書くので、著述そのままではなくて、自分流に整理し直して書かせていただきますが。ちなみに(ヤクザの親分=クレムリン)、子分(軍部)としてお読み下さい


(1) ソ連一家のシマに新しいパチンコ屋が出来て、そこからミカジメ料を取りたい

(2)親分(クレムリン)「あの店は警察との関係はどうだ?」
 子分(軍部)「警察の受けはよくないです。 それならヤリますか?」

(3)親分「待て待て!あそこの親父(店主)、腕っぷしの方はどうだ?柔道五段とか空手三段とかだと面倒だぞ!」

(4)「それより店主と従業員との関係はどうだ?つけ込む隙は無いか?」

(5)「他の店の親父たちの様子はどうだ?無関心か?それとも協力しそうか?」

これは上述したように伊藤氏の文章を自分が整理したものですが、とにかく以上がソ連(クレムリン)の「侵略」の際の基本思考なのだと。 まあ実際、ソ連じゃなくとも、侵略戦争なんて大層なことをする場合、何処の国なり政府なりでも、このくらいは慎重でないかとは思うのですが、果たして今回のウクライナ侵攻におけるプーチン大統領は、この基本思考において、どうだったのでしょうかね? 




  1. 2022-05-10 12:25
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

補足コメント

書き忘れ失礼! 
上述の(1)の「警察」とは、アメリカの事で、「他の店の親父たち」とは、当然ながら、ソ連と侵略対象国以外の第三国です。
  1. 2022-05-10 12:32
  2. URL
  3. 温泉猫 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 少し前のエントリーで、1980年代半ばに『ソ連は強いものには手を出さない』(ゴマ書房)を著した、元外務官僚で国際政治学者だった伊藤憲一氏(故人)のことを紹介する書き込みをいたしましたが、その著書の中に、ソ連が侵略をする際の思考方式、(正確には「クレムリン」の思考方式)を、ヤクザのみかじめ料の喩えを用いて説明していました。
> 40年くらい前に読んだ内容を記憶に頼って書くので、著述そのままではなくて、自分流に整理し直して書かせていただきますが。ちなみに(ヤクザの親分=クレムリン)、子分(軍部)としてお読み下さい
>
>
> (1) ソ連一家のシマに新しいパチンコ屋が出来て、そこからミカジメ料を取りたい
>
> (2)親分(クレムリン)「あの店は警察との関係はどうだ?」
>  子分(軍部)「警察の受けはよくないです。 それならヤリますか?」
>
> (3)親分「待て待て!あそこの親父(店主)、腕っぷしの方はどうだ?柔道五段とか空手三段とかだと面倒だぞ!」
>
> (4)「それより店主と従業員との関係はどうだ?つけ込む隙は無いか?」
>
> (5)「他の店の親父たちの様子はどうだ?無関心か?それとも協力しそうか?」
>
> これは上述したように伊藤氏の文章を自分が整理したものですが、とにかく以上がソ連(クレムリン)の「侵略」の際の基本思考なのだと。 まあ実際、ソ連じゃなくとも、侵略戦争なんて大層なことをする場合、何処の国なり政府なりでも、このくらいは慎重でないかとは思うのですが、果たして今回のウクライナ侵攻におけるプーチン大統領は、この基本思考において、どうだったのでしょうかね? 

 店の親父は若くてチャラいので、脅せばすぐビビって逃げるか言いなりになると思ったのでしょう。 
 従業員も親父を信頼していないし、それに前に散々いたぶってやったから、自分には逆らえないと信じていたのでしょうね。

 でも真逆だったので、どうしようもなくなったのです。

 マジに今回のウクライナ侵略戦争は、プーチンは最初からウクライナ侵略に必要な兵力の工面も難しくて、勝てる保障は全くありませんでした。
 だからロシア軍が侵入すれば、ゼレンスキーは逃げて、ウクライナ人は速攻で降伏するというシナリオ以外、プーチンが絶対絶命になるのです。

 ホントにプーチンも焼きが回ったのでしょうね。
  1. 2022-05-10 13:07
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 補足コメント

> 書き忘れ失礼! 
> 上述の(1)の「警察」とは、アメリカの事で、「他の店の親父たち」とは、当然ながら、ソ連と侵略対象国以外の第三国です。

 アメリカは世界の警察を止めたとは言ったけれど、今回のウクライナ侵略戦争を見る限り、アメリカとロシアの国力差、軍事力差は歴然としていて、もうロシアはアメリカの敵とも言えないレベルなのがバレバレになってしまいました。

 これマジにロシアには大変でしょうね。
 暴力団の親分が、実は喧嘩が弱くて臆病なのが分かったのですから、今後いつまで親分でいられるのでしょうか?
  1. 2022-05-10 13:11
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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臆病者の思考

NATOが攻めてくるーとか、ロシア系住民が虐殺されているーとか、被害妄想は臆病者の思考なんでしょうね。
また、「自分たちのやることは相手もやるに違いない」という思考もありますね。
臆病者が武器を持つことは非常に危険です。パ二くって何をするかわかりません。中世に生きているようなロシアには集団的自衛・安全保障は無理だったみたいですね。

プーチン大統領は自分の身を守るためにも権威が欲しいのでしょう。
マジで皇帝になろうとしているのかもしれません。
  1. 2022-05-12 05:51
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  3. 月の猫 #-
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Re: 臆病者の思考

> NATOが攻めてくるーとか、ロシア系住民が虐殺されているーとか、被害妄想は臆病者の思考なんでしょうね。
> また、「自分たちのやることは相手もやるに違いない」という思考もありますね。
> 臆病者が武器を持つことは非常に危険です。パ二くって何をするかわかりません。中世に生きているようなロシアには集団的自衛・安全保障は無理だったみたいですね。

 蟹はその甲羅に似せて穴を掘る

 と言う諺がありますが、まさにロシアは自分達がされたことを他国からされると信じているのでしょうね。
 そして日本も同様です。
 日本は歴史的に虐殺も過酷な占領も経験していないので、話し合えばわかるとか、9条妄想を持ってしまうのでしょうね。
>
> プーチン大統領は自分の身を守るためにも権威が欲しいのでしょう。
> マジで皇帝になろうとしているのかもしれません。

 ワタシはプーチンは本気で皇帝になろうとしていたのではないかと思っています。
 ウクライナを占領したら、キエフ大聖堂でキエフ大公ウラジミール一世の再来として、皇帝になり、ロマノフ王朝に変わる王朝を作る気だったのではないかと思います。
  1. 2022-05-12 09:10
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  3. よもぎねこ #-
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