3月も終わりになって雪解けも大分進みました。
この冬は雪が多かったので、雪捨て場になっている公園や空き地、それに歩道の脇にできた雪の土手などは、まだまだ凄い雪です。
でも3月からの気温が馬鹿に高かったのか、除雪や排雪の行き届いた道路は、早々と雪も氷もなくなりました。
それでワタシも10日あまり前から自転車を使っています。
こんなに早々と自転車を使えた年は初めてです。
自転車を使うと一気に移動範囲が広がり、先日は琴似まで野菜を買いに行きました。 琴似には安い八百屋さんがあるのです。
これからはもう琴似でもどこでも好きな所に行けます。
雪はまだチラチラ降るけれど、氷点下になる事は殆どないので、積雪が戻る事はないでしょう。
ところで先日、ロシアのウクライナ侵略の情報を見ていたら「ロシア軍の兵士が凍傷になっている」と言うのがありました。
これはしかしあまりに違和感がありました。
だって少し前にウクライナも雪解けが始まり、大地が泥濘化しているという情報があったのです。 雪解けになり大地が泥濘化しているなら、現在の札幌とそう変わらない気温です。
雪解けが進んだ状態で凍傷はあり得ません。
だって凍傷って手足が完全に凍る事で起きます。 でも冷蔵庫を見ればわかりますが、肉は冷蔵室では凍りません。 冷凍室に入れて初めて凍るのです。
しかし冷凍室の気温が続いているなら雪解けにはなりません。
これはなんかオカシイ?
そう思ってキエフの気温を調べてみました。
するとびっくり!!
10℃越えの日がずらっと続いています。(キエフの天気)
何と札幌より遥かに暖かいのです。
因みにハリコフはキエフよりは寒いです。 だってキエフより少し北で少し内陸だもんね。
でも最低気温が0℃を割る日は殆どなくなっています。 それに札幌より暖かいし。
なにこれ??
一年を通した気候を見ても、北海道より暖かく穏やかな感じです。
キエフやハリコフでこれだと、黒海沿岸のオデッサやマウリポリなどは、もっと温かくて快適な気候でしょう。 だってこの辺りは元来保養地として知られたところなのです。
ついでにモスクワの気温も調べましたが、こっちはさすがにまだ随分と寒いです。 最高気温はともかく最低気温はまだ札幌の2月並みです。
でもモスクワってロシアの中では特に寒い所ではないです。
こうなるとロシア兵凍傷説は完全なガセじゃないかと思います。
ウクライナでもロシア軍の侵略が始まった2月末なら、凍傷になる気温ではあったのですが、でもロシアはウクライナより遥かに寒いのです。
特にキエフやハリコフの包囲に送られた兵士は極東から動員したと言われます。 極東ってモスクワなどロシア中部より遥かに寒いです。
こういう地域に駐屯していた部隊なら、日常着でもウクライナで凍傷なんてありえないでしょう?
但し凍傷ではなくとも低体温症ならありえます。
また寒さでゲンナリしてるというのはわかります。
これは北海道の人間もそうなのですが、ホントに寒さの厳しい所に住む人間って、寒さを我慢する発想がないのです。
寒さは暖房で凌ぐべきで、室内では厚着をしようと言う事さへ考えません。
厳しい寒さが続く土地で、寒さを我慢し続けたら、ストレスがたまるばかりだからでしょうね。
だから何日も戸外で厚着で寒さに耐えなければならない状況が続くと、ブチ切れるのかも?
しかしね・・・・。
札幌はキエフやハリコフより寒かったなんて・・・・・。
ウクライナは北海道より暖かかったなんて・・・・・。
やっぱりイメージだけでものを考えたらダメですね。
ともあれ札幌はキエフに大分遅れて雪解けと言うわけです。
ロシア軍の戦車でなくても雪解けの道は嬉しくないです。
歩きにくいのは勿論だけれど、雪がグチャグチャに汚れて、景色が汚らしく見えます。
でも木々の枝先が少し青んできました。
間もなく一年で一番美しい季節になります。
だからその前に暫く我慢するしかありません。
今日はこれからホーマックに電子レンジを買いに行かなくてはなりません。
夕べ、夕食用に冷凍した菜の花のお浸しを解凍しようしたら、プラスチックが焦げるようなイヤな臭いがしました。 それで一旦止めて、もう一度スイッチを入れたら、もうダメでした。
もう5~6年以上前に買ったのだし、中の塗装も剥げて汚らしくなっていたので、これで捨てる事にします。
どんなに便利な物でも、新しく買えば済むものって、壊れても懐が少し痛むだけで終わりです。