だって今のペースだとワタシのところにワクチンの接種券が届く前に、第6波はピークアウトして終息してしまうでしょう。
そして第6波の主役オミクロン株は感染力は滅茶苦茶強くて、第5波の主役デルタ株なんか目じゃないのですが、重症化率も致死率も非常に低いです。
第6波の感染爆発が始まったのは年明けからですが、どの県でも、また全国のデータを見ても、死者も重症者も驚くほど少ないのです。
だって死者はずうっと全国で0から十数人を行き来しているレベルです。
勿論、後暫くは感染者数は増えるだろうし、現在感染している人達が、重症化したり死んだりするので、死者や重症者は増えていくでしょうし、今ワタシが概算した重症化率や致死率はもう少し上がるでしょう。
しかしそれでもインフルエンザに届きそうもありません。
これじゃタダの風邪です。
風邪にワクチンはいらないです。
ところが今頃になって5歳の子供にまでワクチンを接種すると言う話まででいます。
マジか??
だって今現在でも高齢者のブースター接種も殆ど進んでいません。 日本の三回目ワクチン接種率は世界でも最低レベルで1%台なのです。
これじゃこれから菅政権並みに頑張って一日100万回のワクチン接種をしても、来月末までに高齢者のワクチン接種が終わるかどうかと言うレベルです。
一日100万回で100万人の接種、一か月で3000万人、日本の人口は1憶2千万人ですから、65歳以上、50台、40台とリスクに応じて一日100万回接種を続けても、子供に順番が回ってくるのは、5月になります。
2月中にも第6波がピークアウトすると言うのに、5月のワクチン接種って何?
しかも重症化率もインフルエンザ以下のオミクロン株にワクチンって?
勿論、今後更にウィルスが変異して、新しい株が生まれ、その株による感染爆発が起きる可能性はあります。
しかしウィルスの変異は感染力は強まり、弱毒化する方向に進むのです。
だから今度第7波でさらなる感染爆発が起きても、その時は更に弱毒化したウィルスになっています。
コロナウィルスと言うのは元来風邪のウィルスでしたが、新型コロナも変異を繰り返した末に仲間と同じ風邪のウィルスになるのです。
尤もオミクロン株でも既に風邪ですから、第7波での主役になる変異株は、風邪ともいえない軽い風邪になるでしょう。
これをワクチンで予防する意味がありますか?
木村盛代氏は若くて健康な人は、オミクロンに感染して、免疫を得た方がワクチンを接種するより良いと言っています。
そうだよね?
こんなの天然ワクチンでしょう?
岸田政権が本気でブースター接種をするなら、昨年末から始めるべきでした。
オミクロン株が南アで出現したのは昨年10月末ごろからです。 WHOがこの新し変異種の存在を認定し「オミクロン」と命名したのが11月24日です。
そしてそのころには感染力の強さと弱毒化がわかっていました。
元来、日本のブースター接種は二回目終了後8カ月後と定められていたので、高齢者のブースター接種は、何事もなければ2月上旬から始まる予定でした。
しかし8カ月というのは最初にブースター接種を始めたイスラエルを参考にしての話で、その後、オミクロン株の拡大とそれに伴う感染者の激増と共に、殆どの先進国がブースター接種までの期間を前倒ししています。
だから岸田政権に感染防止の意思があるのなら、オミクロン出現と共にブースター接種の前倒しを行うべきでした。
緊急でワクチンの供給が間に合わないなら、タダ高齢者に接種するのではなく、呼吸器や免疫系に既往症のある人など、特にリスクの高い人にピンポイントで接種させるべきでした。
重い既往症のある人は、皆主治医がいて病院通いをしていますから、医師の指名で優先的に接種させたらよいのです。
また年始から感染爆発を見れば沖縄や山口など特定の県から始まったわけですから、そういう県を優先でやればよいのです。
しかし岸田政権はワクチン接種は放置して、代わりに「水際作戦」と称する外国からの流入制限はやりました。 挙句に日本人の帰国までできなくなりました。
でもこれではオミクロン流入防止には何の意味もありません。
元来「水際作戦」が可能な感染症は、エボラ出血熱など感染直後からその感染症に特異な症状が出るようなモノだけです。
ところがコロナには風邪と同症状しかないばかりか、無症状でも感染するのですから。
しかしながら「水際作戦」とか「隔離」は、隔離されたり入国を拒否されたりする人達以外には、何の負担もないので大人気政策なのです。
尤も「何の負担もない」と言うのは、直接感じる負担がないだけで、現在の社会でこんな鎖国をやれば、実際には経済活動に大きな支障がでます。
でも岸田政権とすれば、大人気で簡単にできる「水際作戦」はやったけれど、ブースター接種は漫然と放置しました。
ワクチンの在庫が900万回分もあったし、最初に感染爆発が始まった地域には、山口県や広島県など、岸田首相や林外務相の地元も含まれていましたから、ホントにただ漫然と放置したのでしょう。
こういうの見ていると、岸田首相ってホントにダメだと思います。
因みに欧米諸国がワクチン接種の義務化など、ワクチン接種に必死なのはわかります。
ワタシはマクロン始め欧米の大統領や首相達が、反ワクチン派の恨みを買いながらも、ワクチン義務化に走る事を支持します。
ワクチンはオミクロンの感染防止には、それほど効果はないのですが、重症化防止の効果は非常に高いのです。
そして欧米諸国は今、膨大な感染者から出てくる重症者の対応に苦慮しています。
大量の重症者の処置に追われて、癌など他の病気や怪我の対応が十分にはできない状態なのです。
しかもその膨大なコロナ重症者の殆どがワクチン未接種です。
これじゃ医療スタッフやコロナ以外の病気や怪我で苦しむ人達が、ブチ切れるのは当然でしょう。
とにかくワクチンを接種させて、コロナの重症者を減らさないと、癌や交通事故などの患者の対応ができない。
ワクチン未接種者が癌や交通事故の患者を死なせている。
だから欧米の状況を見る限り、ワクチン接種は絶対必要だし、オミクロンによる感染爆発にはブースター接種も必要・・・・という事になります。
しかし再度言いますが、日本の場合は未だ重症者も死者も非常に少ないままです。
これだと日本人はオミクロンには強いのだとしか言えません。
コロナパンデミックが始まって以降、ワタシは毎日コロナ関連のデータを見て楽しんできました。
で、気づいたのですが、コロナの感染状況って、ホントに国によってまちまちなんですよね。
遺伝的生物的な特性なのか?
国民性民族性なのか?
医療保険制度の違いなのか?
政府の対応の違いなのか?
全くわかりませんが、感染爆発のグラフの形一つとっても、てんでんばらばらです。 だから他国の状況を見ても、そのまま参考になるところもあるけれど、まったく理解不能な所もあります。
だからオミクロンについても、欧米を見る限りそこそこ致死率も高くて、この致死率でこのまま日本で感染が増え続けたらホントに恐怖の大量死もあり得るのですが、しかし日本の場合はなぜか重症者も死者も全然増えません。
だったらもうワクチンの必要ないし、行動制限もやめちゃっていいと思います。
外国人も入れていいし、何なら観光客も歓迎で構いません。
そしてワタシは今回はワクチンはパスします。
尤もワタシがパスしなくても、ワタシのところにワクチンの接種券が届く頃には、第6波はピークアウトしているでしょうから。