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2021-12-23 11:38

専制君主は外国人大好き 武蔵野市長の外国人参政権推進

 オスマントルコ帝国で精鋭中の精鋭として知られたイエニチェリは、「外国人」でした。
 オスマントルコ帝国の支配下にあったバルカン諸国のキリスト教徒から、知性や体力や容姿に優れた少年を強制的に連行して、イスラム教に改宗させた上で、エリート教育をほどこしオスマントルコ帝国皇帝の近衛兵としてしたのがイエニチェリです。

 近衛兵と言うのは皇帝な国王など国家元首を守る兵士や軍団で、当然ですが唯兵士として優秀なだけではなく、何よりも元首への忠誠心を要求されます。
 それなのになんでわざわざオスマントルコ帝国の支配に敵意と不満を持つキリスト教徒の子供達を集めて近衛兵にしたのか?

 でも歴史を学ぶとオスマントルコ帝国皇帝に限らず専制君主が近衛兵や親衛隊に外国人を使ったり、臣下として外国人を重用した例は非常に多いのです。
 むしろ中東の王朝では、皇帝直属の軍団は殆ど外国人や異民族で、サウジアラビアなど今も外国人の傭兵を多数使っています。

 これは中東の王朝周辺にいた騎馬民族やクルド人などが、精強で人件費も安いと言う理由もありますが、しかし近代まで続けたのは、専制君主にとっては、自国の封建勢力より外国人や異民族の方が信頼できる存在だったと言う事情があります。

 専制君主としてはできる限り自分の権力を拡大たいのですが、しかし譜代の家来と言うか同じ民族・同じ部族の封建諸侯だって自分の権力や権益を維持したいのです。
 だからそれが国家の為の改革であっても、自分達の不利益になるモノ、なりそうなモノには徹底的に抵抗します。
 
 そしてこうした封建諸侯の側も武力を持っていますから、専制君主がこれを抑え込むには専制君主に無条件で従う軍隊や家臣が必要なのです。
 
 この点、外国人は非常に便利なのです。
 外国人には国内に地縁も血縁もなく、場合によって言葉もできないので、国内の情報を得る事さへもできません。
 だから自分の主人である専制君主だけが頼りなのです。
 こういう立場であれば、君主に忠誠を尽くすしか生きる術がありません。

 フランス革命時に国王の近衛兵だったスイス傭兵は、全員国王を守って戦死しました。 これはスイス兵の信義の厚さ誠意と勇気の証として今も賞賛されています。
 
 しかし穿った見方をすれば、スイス傭兵は最後まで国王の為に戦う以外に生きる道がなかったのです。
 なぜならスイス傭兵の多くはドイツ語圏出身で、フランス語も上手ではなく容姿でもフランス人区別できました。
 だから軍服を脱いでも一目でスイス傭兵だと見分けられました。 また言葉ができないのでフランス国内情勢も正確に知る事はできません。 

 これでは革命が起きた事も、国王側の不利もよくわからないし、脱走してもフランス国内には彼等をかくまってくれるような友人・知人もいないのです。 
 だったらもう最後まで命令通り戦うしかないではありませんか?

 ましてイエニチェリのような立場では、少年時代に故郷との縁も切れて、帰るべき家も国もないのです。 そしてトルコ人の間にも受け入れてくれる仲間はいないのです。
 つまり彼等の生存を保障してくれるのは、皇帝だけなのです。
 だから皇帝に忠誠を尽くすしか生きる術はないのです。

 これはスイス傭兵やイエニチェリのような軍人に限らず民間人でも同様です。 
 専制君主によりその才能を見込まれて重用される外国人と言うのは多いです。 例えばオスマントルコ帝国ではアルメニア人の官僚が重用された事があります。
 
 しかし彼等も皇帝以外に寄る辺ない身であり、またそもそも国内には皇帝以外の地縁も血縁もなく自分と利益分け合う仲間もいないのですから、ひたすら皇帝の利益の為に働くのです。

 だから専制君主側からすれば、外国人と言うのは非常に便利な存在なのです。
 専制君主は外国人大好きなのです。

 外国人を排斥するのはむしろ民主主義国家です。
 これは古代ギリシャで民主主義が確立したときからの原則です。

 アテネには元来アテネ市民だけではなく、ペリオイコイと呼ばれる定住外国人も多数いました。
 しかしアテネでは民主主義が確立し、一般市民の権利が拡大するにつれて外国人の権利は制限されて行きます。
 そして最後には両親共にアテネ市民でないと、アテネの市民権も得られなくなってしまいます。 
 勿論外国人には参政権もないし、まして国政への関与なんか絶対に認めません。

 これはベネツィア共和国などその後の共和制国家も同様で、国家全体が外国人に対して強烈な不信を持ち厳しい監視体制を維持したのです。
 しかもアテネもベネツィアも元来が貿易立国なので、外国との商取引なしに国家の維持はできないし、国内には多数の外国人が居住しているのです。
 それで定住外国人の安全や私有財産権のようなモノは国家がキッチリと守るのですが、しかしだからと言って外国人には国政に関わらせないのです。 

 逆に言えば貿易立国だから外国や外国人との交流は絶対に欠かせない、在留外国人も非常に多いと言う体制で、国益を守っていく為には、国政と経済・文化交流の間にキッチリと線を引いて、国政から外国の影響を排除することが絶対に必要だったのです。
 その為には国政から外国人を排除するしかないのです。

 そもそも民主主義国家の権力とは国民の意思によるのです。 だったら国民ではない人が、その意思決定に関わる事などありえないでしょう? 

 これが専制君主と民主主義国家の違いです。
 専制君主は自分の権力を守る事を最大の目的にしているので、自身の権力に奉仕する外国人を重用するのです。
 しかし民主主義国家は国民の総意こそが権力なので、権力は外国人を必要としないのです。
 
 それで思い出すのは先日の武蔵野市の外国人参政権条例です。
 
 あの条例を持ち出した武蔵野市長のやり方は極めて専制的でした。
 彼女は条例案を議会に提出する直前に行われた武蔵野市長選では、この条例について一切言及していません。 
 また市長就任後、この条例案を市議会に提出するに当たっても、武蔵野市民の殆どはこの条例の事を知らされていません。

 彼女と彼女の仲間のごく少人数だけを相手にした「パブリックコメント」や、仲間内500人程のアンケート結果だけを元にこれを市議会にかけたのです。
 そしてこの条例に対する反対意見は「ヘイトスピーチ」と断定して封殺しようとしました。

 これは条例そのものの内容以前に民主主義を踏みにじるやり方です。
 凡そ民主義国家の首長とは思えない専制的対応でした。

 思うに彼女もまたオスマン帝国皇帝と同様、専制政治を目指していたのでしょう。
 専制政治を目指す場合、自分の手足としては外国人の方が使い勝手が良いのです。 なぜなら日本人の有権者は正規の参政権を持っていますから、イザとなれば彼女のような専制的な首長はリコールでもなんでもして放り出します。
 しかし正規の参政権のない外国人なら、自分の後ろ盾になってくれる専制市長を支持するしかないではありませんか?

 更に彼女の後ろにつく外国人はイエニチェリやスイス傭兵と違ってその後ろには強大な専制国家がついています。
 彼女は彼等の力、彼等の後ろにいる専制国家の力を借りて、自身も専制政治を行おうとしているのではありませんか?

 因みに彼女の仲間である福島みずほのいた旧社会党は、ソ連が日本を侵略支配することで、自分達はその傀儡政権として日本を支配することを目標にしていました。 彼等はその為に「非武装中立」つまり日米安保条約破棄と憲法改正反対を唱え続けたのです。
 これは実は旧社会党の書記長だった田辺誠が自著に明記していました。

 左翼と言うのは反民主主義の専制政治を目指します。
 だから外国人が大好きなのです。

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コメント

武蔵野市長の外国人参政権推進

>仲間内500人程のアンケート結果だけを元にこれを市議会にかけたのです。

この市長は札付きの左だったんですね。
少数の意見が有るといって市長の独断で議会に図って決めてしまう事が出来るのだから、民主主義政治の穴なんですね、危なかった。
こんな市長を選んでしまう武蔵野市も呆けていると言うか、殆どが無関心な所で合法的なテロが起こせるんですね。

実は私の小さな町でも、議会が「脱原発宣言」と言うのを出したんですよ、何の意味が有るのか、法的に何が出来るのかしりませんが,この町は原発も放射能も別世界ですから。しかし、これで原発関連の仕事とか言えば町内での協力を拒否できますよね。
町民はほとんど誰も知らないで後で知りました、これって問題ですよね。これこそ住民投票をすべきですよね。
一人の左の古参議員がいて、他の数人の議員を丸めこんだんしょうね、反対はし辛い。この古参議員は何処かの筋から指令を受けて遣ったのでしょうね。

武蔵野市でこの法案が通ったら、それら外人からの要求を世界に向かって好きなことを発信することになり武蔵野市はそれを守らなければいけないでしょうね。
選挙で議会をとれないなら、市長を落とせば何でも決めてしまえる、という穴をこれからも突いて来るのでしょうね。
こりゃなー民主党の手口ですな。
  1. 2021-12-23 18:20
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  3. トラウマ #RWLNmTs6
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外国人参政権成立の危機が一番強かった2009年の民主党政権樹立から12年。その危機は2012年12月26日(つまり明日で、ちょうど満9年)自民党政権復活により、何とか回避されて、長い年月が過ぎ、いつの間にか、愛国保守やネトウヨ諸氏にも、そのかつての危機への油断や忘却が生じていたりはいないでしょうか?
外国人参政権は、つまり「間接侵略」です。 間接侵略を企む敵は、一個人ではありませんから、時間に拘束されません。
我が方が世代交代して、過去の記憶がなくなるまで、工作の機会を見はからっています。 記憶の短い国民は、敵対的な外国と、その走狗の悪意と脅威から自由ではありません。
  1. 2021-12-23 18:40
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  3. 温泉猫 #-
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前コメ一部訂正

失礼! 日時を間違えておりました。
明日はまだ12月24日だから、満9年に2日早いですな。
  1. 2021-12-23 18:59
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  3. 温泉猫 #-
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狡兎死して走狗烹らるとも言いますし古今東西そういう例はたくさんありますからね。
外人参政権得たら自分たちにより都合のいい人間に取り替えると思うのですがね。
壁に穴を開けるための道具にされてるのに気付かないのか気付いててやってるのか。
まあ彼らの内心などに関係なく国民の権利を脅かすものは認める必要はないのですけど。
  1. 2021-12-23 21:42
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  3. 太朗 #cRy4jAvc
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Re: 武蔵野市長の外国人参政権推進

> >仲間内500人程のアンケート結果だけを元にこれを市議会にかけたのです。
>
> この市長は札付きの左だったんですね。
> 少数の意見が有るといって市長の独断で議会に図って決めてしまう事が出来るのだから、民主主義政治の穴なんですね、危なかった。
> こんな市長を選んでしまう武蔵野市も呆けていると言うか、殆どが無関心な所で合法的なテロが起こせるんですね。
>
> 実は私の小さな町でも、議会が「脱原発宣言」と言うのを出したんですよ、何の意味が有るのか、法的に何が出来るのかしりませんが,この町は原発も放射能も別世界ですから。しかし、これで原発関連の仕事とか言えば町内での協力を拒否できますよね。
> 町民はほとんど誰も知らないで後で知りました、これって問題ですよね。これこそ住民投票をすべきですよね。
> 一人の左の古参議員がいて、他の数人の議員を丸めこんだんしょうね、反対はし辛い。この古参議員は何処かの筋から指令を受けて遣ったのでしょうね。
>
> 武蔵野市でこの法案が通ったら、それら外人からの要求を世界に向かって好きなことを発信することになり武蔵野市はそれを守らなければいけないでしょうね。
> 選挙で議会をとれないなら、市長を落とせば何でも決めてしまえる、という穴をこれからも突いて来るのでしょうね。
> こりゃなー民主党の手口ですな。

 思うに左翼活動家は「脱原発」とか「平和都市宣言」とか、一見綺麗ごとで内容のない「宣言」と決議が大好きです。
 それで地方議員の場合、保守派でも左翼との喧嘩を避ける為に、安易に賛同しちゃうんじゃないですか?

 でもそうやって安易に賛同すると、後々それが枷になってその後の地域の経済活動に色々厄介な問題が起きるのです。
 
 この種の左翼手口をよく勉強するべきなんですけどね。
  1. 2021-12-24 11:21
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 外国人参政権成立の危機が一番強かった2009年の民主党政権樹立から12年。その危機は2012年12月26日(つまり明日で、ちょうど満9年)自民党政権復活により、何とか回避されて、長い年月が過ぎ、いつの間にか、愛国保守やネトウヨ諸氏にも、そのかつての危機への油断や忘却が生じていたりはいないでしょうか?
> 外国人参政権は、つまり「間接侵略」です。 間接侵略を企む敵は、一個人ではありませんから、時間に拘束されません。
> 我が方が世代交代して、過去の記憶がなくなるまで、工作の機会を見はからっています。 記憶の短い国民は、敵対的な外国と、その走狗の悪意と脅威から自由ではありません。

 むしろ現在の方が危険でしょう。
 だって中国は日本侵略の意図をイヨイヨ明確化しています。
 
 例えば地方参政権なんか認めたら南西諸島の離島なんか直ぐ乗っ取られてしまうでしょう。 これは軍事的には極めて危険です。

 西表島なんて総人口2000人です。 地価も安いです。
 だから中国人が土地を買って、リゾートにすると言って1000人余移り住んで半年後に議会で「日本離脱中国帰属宣言」なんてやらるのは凄く簡単なんですよ。
  1. 2021-12-24 11:26
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 前コメ一部訂正

> 失礼! 日時を間違えておりました。
> 明日はまだ12月24日だから、満9年に2日早いですな。

 どうもご丁寧に。
  1. 2021-12-24 11:26
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  3. よもぎねこ #-
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なるほど、バビロンの捕囚ユダヤ人も同じだったのか。日本人はハーメルン武蔵野市長の誘導でユダヤ人やウィグル人チベット人の道を歩ませられるのか。
  1. 2021-12-24 11:36
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  3. ごじた #LkZag.iM
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Re: タイトルなし

> 狡兎死して走狗烹らるとも言いますし古今東西そういう例はたくさんありますからね。
> 外人参政権得たら自分たちにより都合のいい人間に取り替えると思うのですがね。
> 壁に穴を開けるための道具にされてるのに気付かないのか気付いててやってるのか。
> まあ彼らの内心などに関係なく国民の権利を脅かすものは認める必要はないのですけど。

 中東の専制君主は外国人の傭兵を自分の親衛隊にするのです。 それで外国人を使って自国民を弾圧させて専制権力を確保するのですが、それで何世代かするとその外国人の傭兵が主君を倒して王朝を乗っ取ります。

 イランなんかこれが古代から延々と続き、最後の外国人傭兵の王朝がパーレビ王朝でした。 因みにパーレビ王朝は元はロシアのコサック騎兵です。 

 因果応報と言うか、自分の先祖が外国人傭兵で、謀反を起こして王国を乗っ取ったのだから、外国人傭兵だって信用してはいけないと思うんですけど、でも乗っ取りに成功すると仲間の同じ民族の傭兵ではなく、別な民族の外国人傭兵を引っ張りこんで自分の親衛隊にするのです。

 それで結局また自分もそいつらの謀反で倒されるのです。

 これを紀元前から延々と続けたところを見ると、数世代先はともかく今現在の権力維持には十二分なメリットがあると言うか・・・・他に方法がないのかもしれません。

 勿論こういう中東の事例が今の左翼にどこまでつながるかはわかりませんが、しかし大変興味深いでしょう?
  1. 2021-12-24 11:44
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> なるほど、バビロンの捕囚ユダヤ人も同じだったのか。日本人はハーメルン武蔵野市長の誘導でユダヤ人やウィグル人チベット人の道を歩ませられるのか。

 バビロン捕囚のユダヤ人はおそらく純然たる強制労働だったので、イエニチェリやスイス傭兵とは全く待遇が違うと思います。
 しかし専制君主にすれば厚遇するのも、奴隷として強制労働を課すのも思いのままなのが外国人だと言う意味では同じでしょうね。
  1. 2021-12-25 09:41
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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