9月20日には近所の家具店まで行ってベッドをみてきました。
家具店の駐車場の周りに、姫リンゴの木が沢山あって、その実が真っ赤になっていました。
それでもうホントに引っ越しの時期が迫ったのだと実感しました。
凄く素敵だと思うようなベッドはなかったのですが、しかし値段は手ごろです。
ワタシは木製フレームの安いベッドが気に入ったのですが、しかしこれを製造しているベトナム工場がコロナで休業中なので、納入は数か月先になるのだと言います。
デルタ株の蔓延で、これまで結構感染が抑えられていた東南アジア諸国が深刻な状況だとは知っていましたが、まさか工場が長期の操業停止にまでなっているとは思いませんでした。
北海道は実はデルタ株の第5波の感染者数は、第4波の7~8割にとどまり、死者に至っては10分の1以下で済みました。
北海道は一応緊急事態宣言の対象地域なのですが、しかし第5波の時は夏で開放的な気分になったせいか、みんな完全に緩んでいて、発寒川の河原では天気の良い日は、バーベキューと水遊びを楽しむ人で一杯でした。
2020年は丸一年、河原でバーベキューをする人なんかいなかったのに・・・・・。
それでも死者が第4波の10分の1以下で済んだのは、つまりはワクチンの威力です。
国家がワクチンを確保する政治力と、冷蔵輸送網を構築する財力を持つかどうかで、ベトナムと日本にこれだけ差がついてしまったのですね。
なんか気の毒です。
お陰でワタシもベトナム製の木製フレームベッドは諦めなければならなくなりました。
だから金属フレームのベッドにしようかと思っています。
とにかく一応ベッドの種類と相場がわかったので、今度もう一度言って決めようと思います。
通販とかもあるのですが、しかしマットレスの硬さとかあるので、実物を見られる所で買おうと思っています。
家具店を出て、帰り道に近くにあった丸亀製麺でキツネうどんを食べて帰宅しても、まだ十分明るかったので、散歩に出ました。
この日は素晴らしい秋晴れでした。
しかし家を出たら直ぐに日が傾いてきました。
ワタシは快晴の夕方の光が大好きなのですが、その光に照らされた木々は少しずつ黄葉し始めています。
だってもう9月も終わりです。
引っ越しまで一か月少しになってしまったのです。
しかしとにかくこうやって物事が前に進んでいるので、西野神社に参拝して神様にお礼を言う事にしました。
西野神社に向かって自転車を漕いでいると、お日様が競争のように手稲山の向こうへ急ぎます。
薄の花はもう全部開花して穂はふわふわの綿状になっていました。
この前見たときはまだ開花しいなかったので、穂は細い絹紐のようだったのです。
季節も前に進むのです。
お日様との競争はお日様の勝でした。
ワタシが西野神社にたどり着く前に、お日様は手稲山の向こうに行ってしまいました。
神社に行き着くと、もう明かりに火が入り、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだようでした。
そう言えば先週も久しぶりにお狐様に会いました。 春先からずうっと見てなかったのですが、先週夜中によもちゃんの散歩に付き合ったら、お狐様にお会いできたのです。
春先から何度か見かけたお狐様と同じお狐様です。
やっぱりこの辺りはおとぎ話の世界なのです。
だからワタシもこのまま西野神社の近くで暮らせるように引っ越し先を決めたのです。