このアンケートを誰がやっているのかはわかりません。
回答数が非常に少ない所を見ると、殆ど誰からも相手にされていないのかもしれません。
しかしマスゴミのコロナ報道と共産・立民・社民など反日野党のコロナに関する主張その物です。
彼等の思考法が見事に出ています。
それにしても科学性・合理性・論理性が完璧に欠如しているのが凄いです。
とても現代人のは発想とは思えません。
まず「完全に破たんしたコロナ対策。」というのですが、破綻の定義は何でしょうか?
日本は現在も人口比で死者感染者共に、世界でも最下位です。 それどころか2020年の「超過死」がマイナスになっています。 このような国は日本を含めて世界数か国しかありません。
また日本の死者数全体も11年ぶりに減少しました。
勿論コロナでこれまで1万5千人余の方が亡くなったのは事実です。
しかし未知にウィルスによる感染症で、世界中の誰一人確定的な対応策がわからず、どの国も手探りで対応しました。
そういう中で、死者をここまで抑え込んだ事を「完全に破綻したコロナ対策」というなら、このアンケートの主は一体どのような結果を期待していたのでしょうか?
そしてこのアンケートの条項一つ一つがなんとも凄いです。
マジに安倍前総理の金銭問題がなかったらコロナ感染が抑制できたって、どういう発想でしょうね?
世界的にみると政権の清潔度では世界最上位を誇る北欧諸国は、全部人口比で日本より1桁から2桁多い死者・感染者を出しています。
逆に政権の腐敗が深刻なベトナムなど、死者数・感染者数共に世界最小レベルです。
近代以前、中国や朝鮮など儒教世界では、疫病などの天災は君主に徳がない事の現れと考えられました。
安倍前総理に金銭問題があるから、コロナ感染が深刻化したというのは、こうした近代以前の儒教世界の発想です。
元々、反日野党の主張には、前近代的・非科学的な物が多かったのですが、今回のコロナ報道や反日野党の主張は、ホントに前近代儒教そのもので、彼等が特亜諸国と同類同質であることがよくわかりました。
創価学会がコロナについてどんな話をしたかは知りません。 しかし創価学会の会員は創価学会側の主張でも日本の総人口の5%程です。
この全員が「法話で免疫が上がる」と信じたからと言っても、感染拡大への影響は限られています。
しかもそもそも現在、そういう熱心な会員は僅少なのです。
そういう落ち目のカルト教団の嘘が、日本全体の防疫に影響を与えるという発想が理解不能です。
電通にもIOCにも日本のコロナ対策には全く関与していません。
オリンピックの商業主義や電通には大きな問題がありますが、しかしコロナ対策には何の権限もないのです。
感染防止に関係するのは、ワクチンの接種率であり、ワクチンについての政府の主張は関係ありません。
そしてこれまで死者・重症者の大多数を占めていた高齢者が、ワクチンにより激減したことで、感染者の激増にも拘らず死者と重症者は増えていません。
現場の医師からのこんなツィートもありました。
完全にフェーズが変わった.高齢者はほとんど入院してこないし,まれに見ると諸事情でワクチン未接種の方のみだ.1年半に及ぶ自粛が無理なことはある程度仕方ないけど,それでも我慢できる知性と自己管理能力があれば生き残れる.そうじゃない場合は覚悟したほうが良さそう.
https://twitter.com/ogatan_nd5rc/status/1419601834247786498 因みに日本政府はワクチンを3億人分も予約しており、その意味では「充分にある」のです。 但しワクチンは生ものですから、3億人が一度に送られてくるのではありません。
接種した数と見合う分を追加で送られるという方式です。 そして急速に接収数が増えた事で一時的に混乱したことは事実です。
ここでいう1年半の猶予って何でしょうか?
武漢で新型コロナウィルスが発見されたのは、2019年12月です。 以降世界各国はコロナ対策を始めました。
しかし最も早く新型コロナウィルスに対する情報を得て対応をしていたと言われる台湾やベトナムでも、対策を取り始めたのは2020年の年明けからです。
日本の場合は武漢から日本人を連れ戻したり、ダイアモンドプリンセス号の騒動が起きた2020年2月前後から、本格的な対策を取り始めています。
そもそも2019年の年末に発見されたウィルスですから、それ以前には対策は取りようがないのです。 それなのに「1年半も猶予があった」ってなんでしょうね?
これは前出のIOCの件もそうですが、このアンケート主はオリンピック開催とコロナ感染を完全に混同しているのです。
このアンケート主の言う「1年半も猶予」ってつまり新型コロナウィルス発見から、オリンピック開催までの期間でしょう?
しかしオリンピックの開催と、コロナ感染には何の関係もありません。
そもそも現在の感染者数は、2週間前の感染状況を示しているですから、今現在出ている感染者数はオリンピックの影響を受けていないのです。
ところがこのアンケート主はオリンピックとコロナ感染の区別もついていないのです。
しかしとにかく自分の気に入らない話を、理屈も何もなくグチャグチャにして全部コロナの原因とするという思考法はいかにも反日左翼です。
なるほどこういう思考法なら、どんなに科学的・合理的な説明をしても無駄なのだとわかります。
因みに現在、PCR検査陽性者数は激増しています。
これはしかし感染力の強いデルタ株出現が原因です。
実はこれは世界的な傾向で、ベトナムやタイなどこれまで感染を非常に低く抑えてこんでいたいた国々でも感染者数が激増しています。
イスラエルのようにワクチン接種が進んだ国でも、感染者数だけは増えています。 但しワクチン接種の進んだ国では死者や重症者は増えていません。
そして日本も感染者数の激増にも拘らず死者も重症者も増えていません。 死者数は何と昨年の夏、GOTOキャンペーンをやっていたころとほぼ同じ水準なのです。
これは新型コロナでの死亡率の高い高齢者のワクチン接種がほぼ終わったからです。
当然、重症者病床も十二分に余裕があるのです。
こういう状況を踏まえて東京都の福祉局長もマスコミに「いたずらに不安を煽らないで」と要請しているのです。
ところが反日左翼は、マスコミも政党もその支持者達も、いたずらに不安を煽り続けているのです。
しかし安倍前総理の金銭問題が感染拡大の原因だと信じる人間に、こういう話を理解するのは無理なのですから、どうしようもないです。
外交防衛や雇用経済政策やその評価には、評価する人のイデオロギー・価値観・理念が深く関係します。
「貧しさを憂うのではなく、等しからざるを憂う」人には、通常の資本主義的な経済政策はいかに合理的でも成功しても受け入れられないでしょう。
「敵を殺すよりも、自分や自分の家族が殺される事を選ぶべき」「日本民族程悪い民族はいないのだから、他国から何をされても抵抗するべきではない」と信じる人には、防衛政策など考えようもありません。
しかし感染症対策というのは、純粋に医学的・科学的な話で、本来であればイデオロギーや哲学など入り込む余地がないとワタシは思っていました。
けれどもこれは違いました。
左翼の脳内には、そもそも科学的合理的な思考は存在しないのです。
彼等の脳内では気に入らない政治体制や政権は、古代人のとって「天」や悪魔と同じで、疫病をも発生させるようです。
結局この人達は21世紀ではなく、10世紀以前を生きているんでしょうね。
ホイジンガ―なら言うでしょう。
「中世に生きる人々」だと・・・・・。
こういう人が左翼なのですね。
良い勉強になりました。 このアンケート主様には感謝しています。