このBLMという運動は随分前からあって、「黒人の命は大切だ」と訳されていました。
例えば7月1日の日本テレビでは「トランプタワーの前で『黒人の命は大切だ』」というタイトルのニュースを放映してます。
また毎日新聞は8月1日には「黒人の命こそ大切だ」と訳すべきとまで報道しています。
実際、敢えて「Matter」という単語を使うからには、「黒人の命こそ大切だ」という、訳の方が正確だと思います。
それがこの8月半ばくらいからなぜか「黒人の命も大切だ」に変わったのです。
9月14日 「サンデーモーニング」で放映された画像
ワタシは英語ダメ子ですから、そもそも「Black Lives Matter」の正確な日本語訳はわかりません。
しかし英検2級の知識からすれば、「Black Lives Matter」には日本語で「も」を意味する単語はどこにありませんよね?
だからこれまでずうっと「Black Lives Matter」は「黒人の命は大切だ」と訳されてきました。
そして実際の運動を見ても「黒人の命は大切だ」と訳するのが正確だと思います。
「黒人の命も大切だ」というなら黒人以外の人間の命も大切であるはずです。
しかし現実には「Black Lives Matter」のデモに対する抗議として「All Lives Matter 」というデモが起きました。
「Black Lives Matter」が「黒人の命も大切だ」であれば、「All Lives Matter」とも反しないので「All Lives Matter」では抗議になりません。
ところが「Black Lives Matter」の運動家達は、「All Lives Matter」に猛烈に反発して、この発言を行った人を殺すという事件まで起こしました。
殺されたのは3歳の子供を抱えた若い母親でした。
こういう事実を考えると「Black Lives Matter」は、「黒人の命は大切だ」ではなく、まして「黒人の命も大切だ」でもなく、「黒人の命だけが大切だ」と訳すべきだと思ってしまいます。
つまり「Black Lives Matter」は人種差別への抗議ではなく、黒人の特権を求めるスローガンなのです。
ところが実際に日本のマスゴミは「Black Lives Matter」の運動が凶悪化し、暴動や略奪、そして批判や反対をする人たちの殺害という事件が頻発するようになってから、「Black Lives Matter」の日本語訳を「黒人の命は大切だ」から「黒人の命も大切だ」に変えたのです。
この日本語訳の変更をだれがどういう経緯で指示したのかはわかりません。
アメリカのBLM運動の活動家達が、日本の仲間に翻訳変更を指示したのか?
それとも日本の左翼が勝手に変えたのか?
しかしいずれにせよ、彼等はBLM運動の凶悪な本質が日本人にバレそうになった事に気づき、それを隠蔽する為にやっている事だけは間違いありません。
しかしいずれにせよ左翼って常にこの種の言葉のすり替え、ごまかしをやるのですね。
だから本当に連中の使う言葉には本当に気を付けないといけないと思いました。