それなのになぜかすごく気温は上がり、蒸し暑く不快になりました。
それでワタシは今朝から扇風機を回しっぱなしです。
快晴の空のもと、涼風が吹き抜ける爽やかな夏を絵にかいたような日々とは、全く別物の夏になってしまいました。
せっかく体調が戻ったのに・・・・・。
ワタシは実は7月28日ぐらいまでは、絶好調でブログの更新はさぼったけれど、前々から作ろうと思っていたシャツを縫い上げたりして、すこぶるご機嫌だったのです。
このシャツの布地は数年前にフリーマーケットで買ったのですが、3.8mで400円でした。
それでその時は布団のカバーかパジャマにでもするつもりでした。
しかしよく見るとすごく高級な布地だし、非常に涼し気な布なので、半袖シャツにすることにしたのです。
けれどもシャツを作るとなると、結構まとまった気力と体力がいるので、なかなかタイチョウ殿の許可が下りませんでした。
ところが先日遂にその許可が下りたのです。
それですっかりご機嫌になって、丸2日ほどかけて縫いあげました。
元の布地が上質だったのか、凄く縫いやすかったし、仕上がりも大満足でした。
ワタシはこれでもうすっかり舞い上がって、他にもストックしている布をドンドン使って更にシャツ何着もシャツを作る心算になりました。
因みにこのシャツを作ったイギリス製の布だって、まだ3m余り残りましたから、デザインを変えてももう2着はシャツを作る心算でした。
しかしそんな調子こいて無事に済むはずもないのです。
シャツを仕上げた翌日ぐらいは、何となく疲れたというだけでした。
しかし2日後ぐらいから眼痛が始まりました。
それでワタシはとりあえず一日二日休む事にしたのです。
しかし眼痛は益々ひどくなって、遂に目玉を保冷剤で冷やしながら七転八倒というレベルになりました。
あ~あ、遂に来ちゃった!!
ワタシは実は30前からこの眼痛に苦しむようになりました。
原因はワタシの目玉の構造にあるようです。
ワタシの目玉は右目は正常なのですが、しかし左目にかなり強い乱視と外斜視があるのです。
その為、右目と左目できちんと焦点を合わせて物を見る時に、特に近くの物を見る時には、左目に非常強いストレスがかかるのです。
だから読書とか勉強って実は、目玉にすごい負担になっていたのです。
特に勉強の場合、問題文を読んでその解答をノートに書く、などという事を繰り返すので、始終両眼の焦点をリセットすることになります。
それを続けるとストレスで頭がクラクラしてくるのです。
でも若いころは体力と気力があったし、そもそも激痛や眩暈の原因もわからなかったので、根性で数検一級や英検二級も取ったし、読書だってやりまくったのです。
持病で札幌医大に通院して、診察を待つ間、左目が燃えるように、錐で刺されるように痛むので、左目を押さえながら右目だけで読書をするなんてことをやっていました。
塾講師の仕事をしている時、通勤中、痛みで両目を開けていられず、一瞬だけ右目を開けて道を確認して目をつぶって10~20m歩き、それからまたまた一瞬、右目だけ開けて道を見て、また目をつぶって進むなんてことをしていました。
でも段々と気力と体力は尽きてくるし、眼痛はひどくなるばかりなので、勉強もそして読書もだんだんとしなくなりました。
そして仕事もやめてしまいました。
それでも生活の心配をせずに済んだ事については、両親に感謝しています。
あのまま働くって、永遠に続く拷問みたいなものでしたから・・・・・。
それで仕事には全然未練はなかったのですが、しかし読書ができなくなったのは悲しかったです。 実は、ワタシは読書は大好きで、読書ができなくなったら死んだほうがマシと本気で考えていました。
でもできないものはできないのです。
しかし幸いというべきか読書ができなくなった頃に、パソコンとインターネットが普及したので、ワタシもネットを始めました。
お陰でほどなく立派なネトウヨになりました。
パソコンのモニターの方が、読書するときの本よりはるかに目から離れているし、文字も大きいので読書よりも大分楽なんですね。
それから老眼になったのを機会に眼鏡を作ったのですが、その時、上記のようなワタシの目玉が抱える問題がわかりました。
それで眼鏡で少し乱視を矯正したりして、目への負担も大分減らす事ができるようになったのです。
その為、読書など危険行為さへ慎んでいれば、眼痛に苦しむ事も殆どなくなりました。
それであの眼痛の辛さも大方忘れました。
そして今年になってから眼痛がほとんどでなくて、「ヒョッとしてもう永遠に眼痛からはおさらばできるのかも?」と期待していたのです。
しかしそれは甘かったのです。
眼痛からおさらばどころか、今回は縫物で眼痛です。
今まで縫物で眼痛は起きなかったのに・・・・・・。
縫物って実はほどんどの時間が、裁断とかミシンの使用とかで、あんまり細かく目は使わないので、それほど目への負担はないのです。
でもなぜか今回はやられました。
あ~~あ!!
まだ縫いたい布が沢山あるのに!!
あの布どうすればよいんだ??
でも仕方ありません。
とにかく痛くてそれどころじゃなかったのです。
結局7月29日・30日・31日、そして8月1日・2日・3日と寝込む羽目になったのです。
その間、毎日毎日素晴らしい快晴だったのに・・・・・。
それでも何とか少しずつ回復して、最後の2~3日は七転八倒は免れて、少し気力も戻り、家事や買い物ぐらいはできるようになりました。
そして昨日からはブログを更新する気力も戻ったのです。
そしたら天候が崩れてしまい、蒸し暑く不快な雨です。
天気予報だとこの天気はしばらく続くようです。
なんだかなあ・・・・・・。
眼痛再発の心配さへなければ、こういう日は家で裁縫デモするのが一番だと思うのですが・・・・。
因みにワタシが眼痛で七転八倒している間、よもちゃんはずうっと傍にいてくれました。
お外にもほとんど行かず、ワタシが寝込んでいる間、よもちゃんもずうっとワタシの寝室で一緒に寝て、時々ワタシの様子を見るように寄ってきてくれました。
いつも我儘一杯よもちゃんとは別猫でした。
というわけで眼痛と永遠におさらばできるという希望はなくなったけれど、人生そう悪いことばかりではないのですね。
それに永遠に裁縫ができなくなったわけでもないでしょう?
もう少し様子を見て、また元気になれば、またシャツだって縫えるようになります。
それでまた眼痛が出たって、ワタシの事ですから懲りずに縫いますよ。
だから眼痛とおさらばできなかったことだって、そんなに悔やむ必要のないのです。