それで毎日午後から散歩に出ています。
それで一昨日は久しぶりに新川を下ってみました。
新川は明治時代に治水のために作られた人工河川で、発寒川と琴似川の水を石狩湾に導きます。
我が家から行くと、農試公園を少し超えたあたりで、発寒川が新川に合流するのです。
新川の河畔には延々と遊歩道が続いています。
その遊歩道を自転車で走ります。
新川は人工河川なので完全な直線です。
だから遊歩道も一直線に延々と続くのです。
また新川近辺は、完全な平地です。
その為、景色は単調です。
我が家の近くは、発寒川沿いの遊歩道は、手稲山の山裾の扇状地で、山裾のひだが複雑に波打つような地形です。
それで同じ遊歩道でも、景色には変化があるけれど、ここは全く趣が違います。
しかしその単調さは、爽快でもあります。
複雑な物が何もない、一種スカッとした景色です。
ここをずうっと下ると、前田森林公園に行けます。
そしてさらに下ると石狩湾です。
そういえばこの数年は前田森林公園に行っていません。
でもそれまでは、年に数回は行っていたのです。
何しろ真っ平なので、自転車で行くにはラクチンなコースなのです。
それに片道1時間強ですから。
特に電動自転車を買った年は、もうすっかりご機嫌で、前田森林公園を超えて、石狩新港の辺りまで走り回りました。
しかしあれからワタシも自転車もすっかりヘタレました。
今年はやたらにアシストを「強」にしちゃうので、バッテリーの電気がドンドン減っていきます。
この日も前田森林公園のかなり手前で引き返したのですが、バッテリーの残量は70%を切ってしましました。
これじゃ前田森林公園まで行ったら帰りのバッテリーがありません。
この電動自転車を買ったのは2013年です。
第二次安倍政権誕生の直後に買った転換社債で10万円余の利益が出たので、その利益で買ったのです。
だからワタシはこの自転車をアベノミックス号と呼んでいるのです。
しかしあれから7年。
ワタシの体力も、自転車もヘタレました。
そしてアベノミックスもヘタレたし、安倍さんだってヘタレたのでしょうね。
因みにワタシは安倍総理と同じ1954年生まれです。
だから安倍総理と同じ年です。 そして難病を抱えているのも同じです。
それを思えば、安倍総理がヘタレるのもわかります。
あれから7年、ワタシは楽しく電動自転車で近所を駆け回っただけだけれど、安倍総理は総理の激務を続けたのですから・・・・・。
ともかくバッテリーの残量を気にしながら戻ると、日は傾き始めました。
帰り道は上り坂なので、行きより電気を食うのです。
家に着いた時、バッテリーの残量は18%になっていました。
これだともうこれからは以前のように自転車で前田森林公園には行けない事になります。
どうしよう・・・・・。