昨日は素晴らしい快晴でした。
昨日のエントリーで書いた通り、一昨日は一日寝込んでいたのですが、昨日は元気になって、午後からパンと野菜を買いに行きました。
それにしても素晴らしい快晴です。
それにどこに行ってもリンゴの花が咲いています。
リンゴはパチンコ玉のように小さな物から、ちゃんと食べられる大きな物まで、いろいろな種類があります。
食べられるように育てているリンゴは、人間が摘花して、むやみに花をつけないようするそうですが、パチンコ玉とかピンポン玉とかいうサイズの物は、そもそも人間が食べるわけではないので、花は咲くに任せてあります。
花は純白から薄紅色までいろいろあり、花の大きさや形も微妙に違います。
でも皆、つぼみは紅色で、花が開くと白くなり、そして木全体が真っ白に咲きます。
ワタシはリンゴの花は桜に劣らず美しいと思います。
そして島崎藤村の詩「初恋」そのままの清楚さです。
紅色の蕾が開いていく様が、初恋に恥じらい頬を染める乙女そのままなのです。
リンゴの花が咲くころには、山もすっかり緑になります。
萌え始めたばかりの明るく柔らかい緑です。
萌える緑とリンゴの花。
どこへ行ってもリンゴの花。
野生のリンゴは美しい花を咲かせ、秋には可憐な実をつけ、あちこちに植えられているし、勝手に自生もしています。
だからどこへ行ってもリンゴの花がさいています。
リンゴの花が満開になると、木全体からほのかにリンゴの香りがします。
萌える緑とリンゴの香り。
これが札幌の初夏の香りです。
因みに山の上の農家の直販店は少し前から営業を開始しています。
それで昨日も大根菜、白菜、ニラなどを買う事ができました。
このところ野菜がバカ高いので助かります。
パンも買ったけれど、途中でお腹が空いてカレーパンを一つ食べてしまいました。
できたホヤホヤのカレーパンはすごくおいしかったです。
満開のリンゴの花の下で出来立てのカレーパンを食べるって、すごく幸せでした。
しかしこの寒さは何とかならないのだろうか?
空が綺麗に晴れて、空気は澄み切って綺麗なのですが、まるで氷水の中にいるようです。
こんなに美しい中、まだまだ家に帰りたくはなかったのだけれど、寒くて我慢できなくなってきました。
薄手のダウンを着て、皮手袋をはめているのに、それでも寒いです。
でもこんなに美しい日をくださった神様には感謝しています。
この寒さならリンゴの花もまだしばらくは散らずにいてくれるでしょう?