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2019-12-05 12:14

中村哲医師への追悼を込めて

 ペシャワール会の中村医師がなくなりました。

 アフガニスタン内に留まって活動を続けたら、こういう事になるのも覚悟の上だったのでしょうが、それにしても人生の全てをアフガニスタンの貧しい人々の治療に尽くした末に、このような最期を迎えると言うのは、余りに無残です。
 
 現在のアフガニスタンと国際社会の厳しさを象徴するような最後になってしまいました。

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 実はワタシは90年代の初頭から9・11後のアメリカのアフガン侵攻の少し後ぐらいまで、ペシャワール会の会員でした。

 そのころはワタシも全然ネトウヨではなく、むしろ完全なリベラルでした。(ワタシ自身の認識では今も正統派リベラルですが)
 
 ペシャワール会に入会したのは、朝日新聞に掲載されていた中世ドイツ史の権威・阿部 謹也のエッセイを読んだからです。(我が家ではワタシが生まれる前から朝日新聞を購読していたので、慰安婦強制連行捏造を続けて愛想が尽きるまでは朝日新聞を読んでいました)

 そのエッセイで阿部 謹也は中世そのものの世界であるアフガニスタンで活動するペシャワール会の事に触れていたのです。
 阿部 謹也自身もまたペシャワール会の会員であり、会報にも寄稿しているそうでした。

 ワタシは中世の世界とアフガニスタンの非常に興味があったし、また自身が難病患者なので、医療を受ける事もできずに苦しむ人達を、少しは助けたいという気持ちもありました。

 そこでペシャワール会に入会し、年会費5000円を払い込み続け、また時々それとは別途に寄付もしました。 
 それで二か月に一度ぐらいの割合で来る会報を読む事ができるようになりました。
 また入会時に阿部 謹也の寄稿した記事が掲載されている過去の会報が欲しいと我が儘を言ったら、それも送ってくれました。

 当時はパソコンは結構普及していたけれど、ネットはまだ未発達なので、ペシャワール会に限らずこうした会で、会と会員を繋ぐ唯一の方法は会報の郵送でした。
 そしてこれは結構お金がかかるらしく、集めた会費の大半がこの会報の発行と郵送費に消えていたようです。

 しかしこの会報を通して、ワタシはマスコミでは絶対に知ることのできないアフガニスタンの現実と、途上国の生活の厳しさを知ることができました。
 そしてマスコミ報道と現実の乖離も感じる事ができました。

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 例えば当時からマスコミでは、日本がプロミン発見以降も長くハンセン氏病強制隔離政策を続けた事に対してひたすら非難一辺倒でした。

 けれどもペシャワール会ではこの強制隔離施設であるライ院の元職員だった人達が、ボランティアで検査技師など職務を行っていました。
 因みにペシャワール会は元々ハンセン氏病の治療を本業にしていました。 そしてペシャワールとその周辺にはまだ多数のハンセン氏病患者がいたのです。

 会報で中村医師はこうしたライ院の職員達を非常に高く評価していました。 
 彼等は皆定年退職者で高齢なのですが、しかし戦中・戦後の厳しい時代に勤務した経験があるので、アフガニスタンやパキスタンのトライバルエリアと言う非常に厳しい環境でも、自分達で工夫をして難しい仕事をこなしてくれるというのです。

 若いボランティアは最新機器を使えるのだけれど、停電や断水が日常と言う世界ではすぐにギブアップしてしまう、でも高齢のボランティア達はそんなことにはめげずに、何とかそれでも仕事を遂行できるように工夫するというのです。

 そしてこういう世界での医療の厳しさも知ることができました。
 ペシャワール会は原則として貧しい人々は無料で治療していました。

 しかしそれでも治療を受ける為に来院できない人が多数いるというのです。
 ペシャワール会の病院は当初は、パキスタンのペシャワールだけにしかありませんでした。

 すると少しペシャワールから離れた地域からくるには、バス等を使いその後しばらく入院しなければなりません。
 けれどもそのバス代(日本円で数百円)が出せない、仕事をしなければ生活ができない人は治療を受けに来ることができないのです。

 だから来院するのは「そこそこ裕福な家のご隠居さんのような人ばかり。 女性は一切来院できない。」と言うのです。

 医療だけでは済まない問題があるのです。
 そしてこうした問題は実は経済大国になるまでは、日本にもあったのです。 だから強制隔離政策をひたすら非難するマスコミには違和感ばかり感じるようになりました。

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 さらに職員として働く現地人とのトラブルについても結構書かれていました。
 そして中村医師は職員が、職務命令に従わなかったり、トラブルを起こせば、殆ど即座に解雇しました。
 それで会報には殆ど毎回職員を解雇した話が出ていました。

 それは日本でこれをやれば、左翼系の労働組合が騒ぎ、マスコミが便乗して非難囂々になるのは請け合いと言えるレベルの厳しさです。

 尤も現地人職員側も日本人には想像を絶するような奴がゾロゾロいるので、こうしないと管理不能になるのです。

 例えば若く非常に優秀な現地人医師の人格と能力を見込んで、病院を支える医師に育てようと会の費用でイギリスの熱帯学研究所に長期間留学させ、更に帰国後は最新機器の使用法も積極的に教え込んだところ、一通り学び終わるとさっさと退職して、自分で開業するなんて事があるのです。

 門番や掃除夫から医師まで、現地人はみな一筋縄ではいかない連中ばかりのようでした。

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 さらに厳しいのは患者の命を助ける事が、患者の幸せに繋がるとは限らないという現実です。

 福祉の全くない世界では、命が助かっても障害を抱え込んで働けなくなる、介護なしに生きられなくなるような状況になると、本人だけではなく家族全員の生活が破綻します。

 だから重い後遺症が残ると思われる場合や、治療を続ければ患者家族の生活が破綻すると判断した場合は、家族や本人には「もう手の施しようがない」と言って、あえて治療せず患者を死なせるような事も再々やっていました。

 メンタルの弱い人には絶対に耐えられない世界です。
 そしてこうした世界を知ることで、日本に生まれた事のありがたさを思い知りました。

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 それでも中村医師は頑張り続けて、会の組織も大きくなり、ペシャワールに自前の本院を持ったばかりか、アフガニスタンのカンダハール周辺などに幾つかの分院を持つまでになりました。

 その分院の一つは屋上に重機関銃を装備していたのだけれど、ある時、その機関銃をオーバーホールに出したら、直ぐに強盗団に襲われる自動車始め金目の物をすべて奪われるという事件がありました。

 しかし重機関銃が使えなくなったのを見澄まして襲ってきた事から、強盗団はこの分院の状況をよく知っている人間だと見当をつけて、犯人を捜しました。
 するとやはり犯人は近隣の集落の不良青年達でした。
 
 彼等は親族や近所の人達が、この分院で治療を受けたり、また働いていたりしたことから、機関銃が修理中で使えない事を知って襲ったのです。

 そこで中村医師は近隣の長老達と談判して「犯人を処罰して、奪われた物を返さなければ、分院は閉鎖する」と言ったところ、長老達は犯人達を処罰するととともに彼等が奪った物を返しました。
 そして中村医師の前で、今後二度と分院に危害が及ばないようにするとコーランに誓いました。

 近隣にはこの分院以外に一切医療機関がありません。 
 近隣の集落の住民は、集落ごとにそれぞれ部族や民族が違うのですが、しかし全員この分院の厄介になっていました。

 だから出ていかれては絶対に困るのです。
 そこでそれぞれの部落の長老達が皆で分院を守るとコーランに誓ったのです。
 部族や民族は違ってもこのコーランへの誓いだけは絶対に守られるのです。

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 中村医師がペシャワールで医療活動を始めた頃は、ソ連軍のアフガン侵攻中でした。
 アフガン人達はソ連軍さへ追い出せば、アフガニスタンが平和になると信じて戦ったのです。
 そして遂にソ連軍を追い出す事に成功し、更にその後まもなくソ連自体が崩壊しました。

 しかしアフガニスタンは平和にはなりませんでした。
 ソ連軍を追い出した後、アフガニスタンは完全な無政府状態の中で、アフガン人自身にも説明不能な勢力争いが深刻化して、ソ連侵攻時以上に悲惨な状況になりました。

 元々アフガニスタンは多民族国家で、阿部 謹也の言うようにドイツの中世初頭のような世界でした。
 だから中世に生きる人々がそうであったように、ソ連侵攻前から自由民の男性は常に武器を携帯していました。 因みに「不自由民」と言える奴隷か農奴に近い人々もいるのですが、そういう人達は武器を携帯できません。

 そして集落ごとに民族や部族が違い、その部族や集落間の間でもめ事が起きれば、当事者同士が武力行使を行う事も普通と言う世界でした。

 そういう世界で全ての人々に唯一共通した倫理がイスラムと言う宗教でした。
 司法制度が未整備では法は意味がないし、そもそも個々の部族全体を完全に支配できるような権力も存在しません。
 
 だからイスラムだけが、全ての人々に共通する倫理道徳であり、それにより最低限の社会秩序と人間性を確保する事ができたのです。

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 そういう世界に地雷やスティンガーロケットなど近代兵器が大量に流れ込み、争いが深刻化する中で、人々がより深く信仰にすがるようになったのは当然でしょう?

 しかし今度はそこにサウジアラビアやエジプトなどから、イスラム原理主義者が入り込み、イスラムそのものが戦争を深刻化させていくことになったのです。

 そして更にそれがアメリカの介入を招きました。
 こうなるともう無間地獄です。

 ワタシはソ連軍を追放してもアフガニスタンが平和にならず、その紛争に宗教が絡み始めた時に直ぐに連想したのが「ドイツ三十年戦争」です。

 「ドイツ三十年戦争」だけでなくヨーロッパの近世初頭に起きた宗教戦争は、どれも皆「酸鼻を極める」としか言いようもない無残な物になりました。 しかもそれが延々と続いたのです。

 「信仰の自由」「言論の自由」「個人の尊厳を認め、国家は人の心に入ってはイケナイ」などと言う現代の人権思想の基盤になるウェストファリア体制の発想は、この無間地獄を潜った西洋人達が「このままだと、オレタチは最後の一人になるまで殺し合う事になる。」と言うところまで追い込まれた末に行き着いた結論なのです。

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 しかしアフガニスタンが戦争状態になってから既に30年を遥かに超えているのです。
 そして三十年戦争の時代にはなかった地雷や機関銃が溢れているのです。

 アフガニスタンの人々が自身のウェストファリア体制を作るまでに、一体どれほどの人が死ななければならないのでしょうか?

 だからペシャワール会の組織がいくら大きくなり、資金も増えて活動の範囲が広がっても、現地の人々の救済には追い付きませんでした。

 それどころか戦争で現地の治安は悪化するばかりで、会の病院付近の長老達がいくら頑張っても、彼等にも病院の安全を保障できなくなったのです。

 そして遂にペシャワール会はアフガニスタンから日本人職員を引き上げざるを得なくなりました。
 
 しかしその後も尚状況は悪化し続けて、遂に中村医師殺害と言う事態に至ったのです。

 今後中村医師に代わってペシャワール会を率いていく人がいるのでしょうか?
 そしてアフガニスタンはどうなるのでしょうか?

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 因みにワタシがペシャワール会をやめたのは、アメリカのアフガン侵攻の少し後ぐらいです。

 9・11の後、アメリカはオサマ・ビン・ラディンを保護するタリバン政権と戦う為に、アフガニスタンに侵攻しました。
 
 実はペシャワール会は会の分院のある地域のタリバンとは良好な関係にありました。
 関係が悪ければ、とても活動できないのだから当然ですが、それ以前にペシャワール会はイデオロギー・宗教・政治の一切に関係なくただ現地の人々の医療だけに徹するという活動方針だったのです。

 だからしペシャワール会の病院では、タリバンの兵士とそれに敵対する勢力の戦闘員が、仲良く並んで診療の順番待ちをしているというのは、日常の光景でした。

 ワタシはそういう活動方針を非常に好ましく思っていました。
 だから当時、アルバイト程度の仕事しかなかった身には過分の寄付も喜んでしたのです。

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 しかし米軍のアフガン侵攻に対して、中村医師が明確に反対し、それを日本のマスコミが大々的に取り上げてから、会の性格がおかしくなっていったのです。

 ペシャワール会の活動状況から言っても、また米軍侵攻後のアフガニスタンを見ても、中村医師が米軍のアフガニスタン侵攻に反対したのは当然だし、実際アメリカにとっても大失敗だと思います。
 
 だからワタシも中村医師が、国会にまで行ってアメリカを非難した事自体は今も支持しています。

 しかしこの事でペシャワール会の名声は一気上がりました。
 そしてそれが「反戦左翼」を呼び込んだのです。

 そしてこれ以降、ペシャワール会の会報や中村医師の言動に、9条教徒の影がちらつくようになり、政治にも宗教にもイデオロギーにも関らないとしていた会の性格が変わっていったのです。

 ワタシがネトウヨになるのは2007年にパソコンを買ってからで、それまでは普通にリベラルだったのですが、しかしそれでも何だか違和感がありました。

 それで結局、会をやめました。

 会をやめる時に手紙で「ペシャワール会は何でこんな変な風に政治的なってしまったのですか?」と書いたら「政治的にはなっていません。」と言う返事がきました。

 でもその頃にはペシャワール会に「沖縄平和クリニック」なんて物ができていたのです。

 当時はワタシは沖縄の反基地活動なんて全く知らなかったのですが、それでも「なんでペシャワールに沖縄ナントカなんて命名した病院を作るの?」と凄くイヤな感じでした。

 だから止めたのです。
 尤もそのころには会も巨大化して資金も潤沢になっていたのですから、ワタシの寄付金なんて意味もないと思ったので、気は楽でした。(もともと意味があるほどの寄付金を出す資金力もないのですが)

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 ともあれ中村医師が純粋にひたすらアフガニスタンとパキスタンの辺境に暮らす貧しい人々を救おうとして生涯をささげた事実は変わりません。

 中村医師のご冥福を祈ります。
 中村医師はキリスト教徒だったので、確実に天国に行けるでしょう。

  1. 個人的体験から
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コメント

中村医師の殺害訃報を今頃になって聞くとは思いませんでした。

シャプラニールの活動を知ったのは、1981年か82年頃で、仕事関連で会発行の本を通してでした。その後の発言から好感は持てなかったのですが、広大な土漠地帯に用水路を引き、農民を呼び込み、数年後には緑地に変えるなど、日本政府の資金援助があったとは云え、中々個人が成し得ることではありません。中村医師だからこそ成し得た偉業と云ってよいと思います。

氏のご冥福を祈ります。
  1. 2019-12-05 15:58
  2. URL
  3. chengguang #DibDBv7k
  4. 編集

中村医師の死を聞いて、よもぎねこさんのブログを思い出しました。
確か、田嶋陽子の「自衛隊は丸腰でアフガンに行って、ペシャワール会を手伝え」という発言を、「現状も知らないで、命を軽んじる発言」だと非難した内容だったかと。

そのブログにも、このブログと同じように現地の現状が書かれていました。
ペシャワール会の病院は武装しているとか、
襲撃事件があれば、現地の部族の長老と話をつけるとか。

今回のブログで、中村医師が、現地人を解雇していた話がありました。
そりゃそうでしょうネ。

こういう生々しい、現実の話は、大変貴重だと思います。
本来、メディアがその役割を果たすべきなのでしょうが、9条に引っ付けることばかりに熱心で、全く役に立ちません。

先日、国境なき医師団という団体から、寄付要請がありました。
イデオロギー色が薄い、数少ない団体らしいので、私も少し寄付しました。
通信欄に「他の政治的活動は、やらないでいただきたい」とメモしましたが、どうなることやら。
  1. 2019-12-05 16:45
  2. URL
  3. 道草人 #-
  4. 編集

>先日、国境なき医師団という団体から、寄付要請がありました。

小生宛にも届きました。しかし、日本ユニセフ協会の実態とかを知って保留しています。昔は日本ユニセフ協会からも随分と来ていましたよ。ただ、ネット界を知らない時なら進んで寄付したでしょうね、でも今は完全に無視!!
募金ビジネスには加担しません。

そうそう我が家も昔から朝日新聞でしたよ。
亡き父親の自慢は「我が家は明治時代より朝日新聞だった」と言うこと。
でも、亡くなる5.6年前なぜか地方新聞に替えたのです。理由は来きませんでしたけど。
  1. 2019-12-05 18:53
  2. URL
  3. 田舎じじい #-
  4. 編集

余話です

新聞は北海道新聞でした、就職して日経にしましたが

病院は膝から下が違和感あったので整形外科に行ったのですが最初の先生はレントゲンと触診で引継いだ先生はMRIとCTで身体に触りませんでした。
データ重視なんでしょうけど、原因不明で又行くはめに
MRIやCTはそれなりの規模の病院でないと導入出来ないでしょうねぇ
三次元内視鏡でたらい回しにされた事もあるし
装置があっても使える医者がいないと
ズレた話でm(_ _;)m
  1. 2019-12-05 19:33
  2. URL
  3. are #-
  4. 編集

道草人さんといなかじじいさん。
国境なき医師団から寄付要請が来たことを書かれていますが、以前海外に住む日本人のブログにも、国境なき医師団からの寄付要請が来たそうです。そこには日本海のところを『East sea or sea of Japan』って書かれていたので寄付をしませんでしたと書いてました。おそらく日本以外の国ではこのように記載されているのではないでしょうか。


  1. 2019-12-05 20:22
  2. URL
  3. 雄の三毛猫 #-
  4. 編集

まずは、中村哲医師のご冥福をお祈りいたします。
氏を知ったのは以前、TVでアフガニスタンで水路工事し、畑を現地の人に与えている日本人がいる、という番組でした。
その時にも、”9条があるから教われない”という話をしており、”9条なんざ日本の国内だけしか通じないわ、ボケが!”と鼻白じらんだ記憶があります。
当然、その手腕が有るからやっているのでしょうが、恐らく現地人の中には相当嫌っている人も多いはず、と勝手に想像したおりました。
襲撃した犯人が”全員の死亡を確認”という記事を見て、”やっぱり”と思い出しました。

中世の話が出ておりましたが、実は”巡礼の旅”ってのは、業病に取り付かれ、治療すら不能の人が”野垂れ死ぬ”目的で、出るものでした。
中世ヨ-ロッパといえば、浪漫を感じる人もいるかと思いますが、実はかなりドラスティックな世界です。
何せ、十字軍、魔女狩り、黒死病(わずか数年でヨーロッパ全体に広がり、人口の60パーセントが死亡)他、童話などが、当時の実態を伝えているかと思います。
童話も、何世代も伝わる事によって、次第に洗練され”夢とファンタジー”物語になっておりますが、現実に起きた事件の警鐘として語り継がれたものです。
例をとれば、ハーメルンの笛吹き男(1284年6月26日、現実の事件の舞台となったもの(と想定できる)も残っていたりします)。
  1. 2019-12-05 21:49
  2. URL
  3. 特亜はだけ好きになれない #-
  4. 編集

らい予防法

母(大正9年生まれ)が、テレビで久米宏が眼を吊り上げて、らい予防法を非難しているのを見て、変なことを言ってるね~と言っていました。
戦後まで、お祭りで近くの神社に行くとイザリがいっぱい いたそうです。おばあさんに言われて、5円か10円入れて来たと言っていました。
それが隔離政策であっという間にいなくなった。らい病患者の家族も大喜びしていたとの事です。

それが 知っている人が少なくなったことをいいことに、政府批判ができるなら何でもありです。もりかけも花見もおんなじです。
  1. 2019-12-06 08:44
  2. URL
  3. 八目山人 #4lXsiBFM
  4. 編集

ニュースによると、アフガニスタン ダニ大統領が中村医師に与えた勲章や名誉市民権が一種の優位な立場を与えたとして、結果的に利権争いに巻き込まれたようです。
中世的武力勢力=現代風に言えば”マフィア””ヤクザ”の抗争です。
下記の新聞もパヨク的夢想優先、現実から逃避している点が、”如何にも”という気がします。
https://www.tokyo-np.co.jp/Tokyo-np › jp › article › column › editorial
東京新聞:中村哲さん死亡 憲法の理念を体現した:社説・コラム ...

イラク特措法に基づいて派遣された自衛官たちの武装・縛り等も”殺されて来い!”というような酷いモノでした。
襲撃され反撃死者が出たら、訴訟する気満々で、やる気すら奪おうとするのが日本のパヨク、破壊活動防止法対象団体では?
今後の法的整備・国内対策は、喫緊の問題です。
https://www.nikkei.com/
https://www.nikkei.com/Nikkei.com › article

自衛隊270人を中東派遣へ 政府、期限1年で調整: 日本経済新聞
  1. 2019-12-06 11:09
  2. URL
  3. 特亜だけは好きになれない #-
  4. 編集

>戦後まで、お祭りで近くの神社に行くとイザリがいっぱい いたそうです。おばあさんに言われて、5円か10円入れて来たと言っていました。

戦後生まれ(昭和20年代生まれ)の兄の記憶では、飴玉一個1銭とかの世界ですから、昭和30年代の話でしょうね。(仮に戦前のは話だと、当時の10円では算出方法にもよるが、約7~8千円位でも却って相手が遠慮してしまう金額かも)
ちなみに、昭和20年(敗戦の年)の銀行員の大卒初任給 80円です。

祭り・初詣等では昭和30~40年代では、白衣を着た”戦傷者”が居り、私も喜捨した記憶があります。
今では信じられませんが、自宅まで乞食が小銭を恵んでくれと来るような、敗戦後の日本が復興し始めたまだ貧しい時代です。
  1. 2019-12-06 11:41
  2. URL
  3. 特亜だけは好きになれない #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 中村医師の殺害訃報を今頃になって聞くとは思いませんでした。
>
> シャプラニールの活動を知ったのは、1981年か82年頃で、仕事関連で会発行の本を通してでした。その後の発言から好感は持てなかったのですが、広大な土漠地帯に用水路を引き、農民を呼び込み、数年後には緑地に変えるなど、日本政府の資金援助があったとは云え、中々個人が成し得ることではありません。中村医師だからこそ成し得た偉業と云ってよいと思います。
>
> 氏のご冥福を祈ります。

 ワタシは2003年にペシャワール会をやめたし、テレビも捨てたので、中村医師とペシャワール会のその後を殆ど知らないのですが、会は軸足を農業支援に移して頑張り続けたようですね。

 しかしこんな結果になったのは本当に残念です。
 中村医師のご冥福を祈るしかありません。
  1. 2019-12-06 14:06
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 中村医師の死を聞いて、よもぎねこさんのブログを思い出しました。
> 確か、田嶋陽子の「自衛隊は丸腰でアフガンに行って、ペシャワール会を手伝え」という発言を、「現状も知らないで、命を軽んじる発言」だと非難した内容だったかと。
>
> そのブログにも、このブログと同じように現地の現状が書かれていました。
> ペシャワール会の病院は武装しているとか、
> 襲撃事件があれば、現地の部族の長老と話をつけるとか。
>
> 今回のブログで、中村医師が、現地人を解雇していた話がありました。
> そりゃそうでしょうネ。
>
> こういう生々しい、現実の話は、大変貴重だと思います。
> 本来、メディアがその役割を果たすべきなのでしょうが、9条に引っ付けることばかりに熱心で、全く役に立ちません。

 実はワタシがマスコミ報道を信用しなくなった理由の一つが、ペシャワール会の会報なのです。
 
 マスコミはひたすらペシャワール会を都合よく平和主義の広告塔に使っていたのですが、しかし会報を読む限り、そんな甘い話は通用しないという事を痛感させられたのです。

 そしてマスコミと安易な平和主義への疑念を持つようになったのです。

 その意味でもワタシはペシャワール会と中村医師には感謝しています。
>
> 先日、国境なき医師団という団体から、寄付要請がありました。
> イデオロギー色が薄い、数少ない団体らしいので、私も少し寄付しました。
> 通信欄に「他の政治的活動は、やらないでいただきたい」とメモしましたが、どうなることやら。
  1. 2019-12-06 14:13
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >先日、国境なき医師団という団体から、寄付要請がありました。
>
> 小生宛にも届きました。しかし、日本ユニセフ協会の実態とかを知って保留しています。昔は日本ユニセフ協会からも随分と来ていましたよ。ただ、ネット界を知らない時なら進んで寄付したでしょうね、でも今は完全に無視!!
> 募金ビジネスには加担しません。

 ワタシも最近はこの手の募金ビジネスは相手にしないことにしました。
>
> そうそう我が家も昔から朝日新聞でしたよ。
> 亡き父親の自慢は「我が家は明治時代より朝日新聞だった」と言うこと。
> でも、亡くなる5.6年前なぜか地方新聞に替えたのです。理由は来きませんでしたけど。

 あらら。若者だけでなく年配者からも見捨てられているんですね。
  1. 2019-12-06 14:15
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 余話です

> 新聞は北海道新聞でした、就職して日経にしましたが

 ワタシは朝日の後日経にしたのですが、ネットを始めたのでそれも止めちゃいました。
 でも仕事をしている人には日経は必要かも?
>
> 病院は膝から下が違和感あったので整形外科に行ったのですが最初の先生はレントゲンと触診で引継いだ先生はMRIとCTで身体に触りませんでした。
> データ重視なんでしょうけど、原因不明で又行くはめに
> MRIやCTはそれなりの規模の病院でないと導入出来ないでしょうねぇ
> 三次元内視鏡でたらい回しにされた事もあるし
> 装置があっても使える医者がいないと
> ズレた話でm(_ _;)m

 あらら、随分厄介な事になっていたんですね。
 どうかお大事に。
 
 何とか良い病院に行って、確実に治してください。
  1. 2019-12-06 14:18
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 道草人さんといなかじじいさん。
> 国境なき医師団から寄付要請が来たことを書かれていますが、以前海外に住む日本人のブログにも、国境なき医師団からの寄付要請が来たそうです。そこには日本海のところを『East sea or sea of Japan』って書かれていたので寄付をしませんでしたと書いてました。おそらく日本以外の国ではこのように記載されているのではないでしょうか。

 これで思ったのですが、こういう慈善団体って、韓国や中国の工作機関からすれば狙い目なのでしょう。

 政治に無関心という事は、情報工作には免疫がないという事です。 
 そして普段は善意での寄付者しか相手にしていないので、寄付をしてくれるなら安心して受け取ってしまいます。

 そこで幾ばくかのまとまった寄付をして、その寄付がないと組織が動かないようにしてしまえば?
 国家の工作資金なら、幾ら小国で貧乏国でも、個人の善意の寄付なんかとは比べ物にならない金を出します。

 それで金で縛り動けなくしたうえで、自分達の政治宣伝に使うのです。

 実はワタシは2003年頃にペシャワール会を抜けてから、中村医師とペシャワール会の活動は全く見ていなかったのですが、しかし今ネットでの中村医師の9条発言を見ていると、凄く違和感があるのです。

 過去の中村医師の言動からすると凄い違和感があるのです。

 でも考えてみれば、2002年9・11の後、ペシャワール会が非常に有名になってから、日本の国防を邪魔したい韓国・中国・北朝鮮などが「これは安く使える広告塔」になると思って工作したのでしょうね。
  1. 2019-12-06 14:25
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> まずは、中村哲医師のご冥福をお祈りいたします。
> 氏を知ったのは以前、TVでアフガニスタンで水路工事し、畑を現地の人に与えている日本人がいる、という番組でした。
> その時にも、”9条があるから教われない”という話をしており、”9条なんざ日本の国内だけしか通じないわ、ボケが!”と鼻白じらんだ記憶があります。
> 当然、その手腕が有るからやっているのでしょうが、恐らく現地人の中には相当嫌っている人も多いはず、と勝手に想像したおりました。
> 襲撃した犯人が”全員の死亡を確認”という記事を見て、”やっぱり”と思い出しました。
>
> 中世の話が出ておりましたが、実は”巡礼の旅”ってのは、業病に取り付かれ、治療すら不能の人が”野垂れ死ぬ”目的で、出るものでした。
> 中世ヨ-ロッパといえば、浪漫を感じる人もいるかと思いますが、実はかなりドラスティックな世界です。
> 何せ、十字軍、魔女狩り、黒死病(わずか数年でヨーロッパ全体に広がり、人口の60パーセントが死亡)他、童話などが、当時の実態を伝えているかと思います。
> 童話も、何世代も伝わる事によって、次第に洗練され”夢とファンタジー”物語になっておりますが、現実に起きた事件の警鐘として語り継がれたものです。
> 例をとれば、ハーメルンの笛吹き男(1284年6月26日、現実の事件の舞台となったもの(と想定できる)も残っていたりします)。

 イスラム世界でも同じです。

 イスラム教は一神教ですが聖者信仰はあって、その聖者廟や聖者に関る名所があります。
 ペシャワールの近くにもあって、80年代になってもハンセン氏病患者達が、そういう聖者廟を巡礼していたのです。
  1. 2019-12-06 14:27
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: らい予防法

> 母(大正9年生まれ)が、テレビで久米宏が眼を吊り上げて、らい予防法を非難しているのを見て、変なことを言ってるね~と言っていました。
> 戦後まで、お祭りで近くの神社に行くとイザリがいっぱい いたそうです。おばあさんに言われて、5円か10円入れて来たと言っていました。
> それが隔離政策であっという間にいなくなった。らい病患者の家族も大喜びしていたとの事です。
>
> それが 知っている人が少なくなったことをいいことに、政府批判ができるなら何でもありです。もりかけも花見もおんなじです。

 ワタシも母から「ライ乞食」の話は聞きました。

 普通に考えて乞食をしたり巡礼をしたりして野たれ死ぬのと、療養所に入って対処療法だけでも受けられるのとどちらが良いか?

 考えるまでもない事だし、それにハンセン氏病への差別なんか古代からあったのですから、国の強制収容政策が差別を生んだなんて主張は完全にナンセンスなのです。
  1. 2019-12-06 14:30
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> ニュースによると、アフガニスタン ダニ大統領が中村医師に与えた勲章や名誉市民権が一種の優位な立場を与えたとして、結果的に利権争いに巻き込まれたようです。
> 中世的武力勢力=現代風に言えば”マフィア””ヤクザ”の抗争です。
> 下記の新聞もパヨク的夢想優先、現実から逃避している点が、”如何にも”という気がします。
> ・https://www.tokyo-np.co.jp/Tokyo-np › jp › article › column › editorial
> 東京新聞:中村哲さん死亡 憲法の理念を体現した:社説・コラム ...
>
> イラク特措法に基づいて派遣された自衛官たちの武装・縛り等も”殺されて来い!”というような酷いモノでした。
> 襲撃され反撃死者が出たら、訴訟する気満々で、やる気すら奪おうとするのが日本のパヨク、破壊活動防止法対象団体では?
> 今後の法的整備・国内対策は、喫緊の問題です。
> https://www.nikkei.com/
> https://www.nikkei.com/Nikkei.com › article
>
> 自衛隊270人を中東派遣へ 政府、期限1年で調整: 日本経済新聞

 自分が殺されるわけじゃないから何とでもいえるんでしょうね。
  1. 2019-12-06 14:32
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> >戦後まで、お祭りで近くの神社に行くとイザリがいっぱい いたそうです。おばあさんに言われて、5円か10円入れて来たと言っていました。
>
> 戦後生まれ(昭和20年代生まれ)の兄の記憶では、飴玉一個1銭とかの世界ですから、昭和30年代の話でしょうね。(仮に戦前のは話だと、当時の10円では算出方法にもよるが、約7~8千円位でも却って相手が遠慮してしまう金額かも)
> ちなみに、昭和20年(敗戦の年)の銀行員の大卒初任給 80円です。
>
> 祭り・初詣等では昭和30~40年代では、白衣を着た”戦傷者”が居り、私も喜捨した記憶があります。
> 今では信じられませんが、自宅まで乞食が小銭を恵んでくれと来るような、敗戦後の日本が復興し始めたまだ貧しい時代です。

 ワタシもあの傷痍軍人は覚えています。
 因みに最後に見たのは北海道に着た年ですから、1967年になります。
 北海道神宮の花見で見ました。
  1. 2019-12-06 14:33
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  3. よもぎねこ #-
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中村さんのご遺族が現地に到着されたニュースを見ました。お嬢様は賢明にお母様をお支えになり、棺のお父様に「お疲れさまでした」と小さくいって一礼されていました。

そして「このようにたくさんの皆様に悼んでいただき父も感謝していると思います」とおっしゃっていました。
その凛とした美しさに心打たれました。

毎回相当の御覚悟の上で送り出されていたことでしょうが
それでも取り乱さず美しい挙措での振る舞いに、最後の最後まで娘らしく父を守るご心情が垣間見えご家族の愛情の深さを感じました。

中村さんが灌漑して緑あふれる大地を作ったことで、無価値のものに価値が生まれてしまい利権争いができてしまったようですね。

私の苦手な加藤登紀子ともご親交があったようで、彼女も画面に出てきました。
ある年の12月季節がら気軽に「メリークリスマス!」と電話で言ったら中村さんが号泣されたそうです。
そのことをきいたとき、私は初めて泣きました。


よもぎねこさん、ペシャワール会を応援していられたのですね。
ご立派なことだと思います。
ますます敬愛の気持が深くなりました。
そのうえで九条がらみの矛盾を感じられたこと、なるほどなと思います。

いまはただ、中村さんが作った緑の大地が荒れ地に戻ってしまわないように祈るばかりです。。。

それと、私も「国境なき医師団」」来たんです~~~!
ボールペン送り返すだけにしようかな。。


  1. 2019-12-07 10:23
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  3. 鳴子百合 #-
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Re: タイトルなし

> 中村さんのご遺族が現地に到着されたニュースを見ました。お嬢様は賢明にお母様をお支えになり、棺のお父様に「お疲れさまでした」と小さくいって一礼されていました。
>
> そして「このようにたくさんの皆様に悼んでいただき父も感謝していると思います」とおっしゃっていました。
> その凛とした美しさに心打たれました。
>
> 毎回相当の御覚悟の上で送り出されていたことでしょうが
> それでも取り乱さず美しい挙措での振る舞いに、最後の最後まで娘らしく父を守るご心情が垣間見えご家族の愛情の深さを感じました。
>
> 中村さんが灌漑して緑あふれる大地を作ったことで、無価値のものに価値が生まれてしまい利権争いができてしまったようですね。
>
> 私の苦手な加藤登紀子ともご親交があったようで、彼女も画面に出てきました。
> ある年の12月季節がら気軽に「メリークリスマス!」と電話で言ったら中村さんが号泣されたそうです。
> そのことをきいたとき、私は初めて泣きました。
>
>
> よもぎねこさん、ペシャワール会を応援していられたのですね。
> ご立派なことだと思います。
> ますます敬愛の気持が深くなりました。
> そのうえで九条がらみの矛盾を感じられたこと、なるほどなと思います。
>
> いまはただ、中村さんが作った緑の大地が荒れ地に戻ってしまわないように祈るばかりです。。。
>
> それと、私も「国境なき医師団」」来たんです~~~!
> ボールペン送り返すだけにしようかな。。

 ワタシは2003年頃にペシャワール会をやめてその後テレビも捨てたので、ペシャワール会のその後の活動についていは全然知りませんでした。

 ワタシが辞める少し前ぐらいから、会では井戸の掘削や農地の灌漑を初めていたのですが、ワタシとして主旨は良いけれど、しかし農地の灌漑まで手を出すと一NGOとしては、手に余るのではないかと危惧していました。

 しかしそれでも中村医師はやり遂げたのですね。
 尤も農地の灌漑まで行うと、資金やその他から、否応なしに政治的にならざるを得ないし、また現地での影響力も絶大になるから、それが中村医師の命取りになったのでしょうね。

 現アフガニスタン政権からの手厚い対応は、逆にいえばそれに反対する勢力にとって目障りな存在だったという事の証拠ですから。

 ともあれ彼が灌漑した農地はこれからも現地の人々の生活と命を支え続けるのです。 だからその灌漑を可能にした資金の出どころや政治的支援なんかどうでもよい事です。

 メリークリスマスと言われて号泣したという話で、ワタシも涙が出そうになりました。

 12月にメリークリスマスと言われて何で号泣するのか?
 
 論理的には理解不能なのですが、しかし論理を超えた何かで中村医師は自分の死を予感したのかも?
  1. 2019-12-07 13:19
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  3. よもぎねこ #-
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>農地の灌漑まで手を出すと一NGOとしては、手に余るのでは

ああ、そういうこともあるのですね。。。
中村さんとしてはごく単純に「目の前の命を救いたい」という思いが発展し、必然的にそこに行きついてしまったのでしょうか?

加藤さんとの電話で「私クリスチャンなんですよ」とその時言われたそうです。

映像の中村さんは気弱そうなほほ笑みを浮かべながら、ぎこちなく重機を運転していました。。。

  1. 2019-12-07 13:52
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  3. 鳴子百合 #-
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Re: タイトルなし

> >農地の灌漑まで手を出すと一NGOとしては、手に余るのでは
>
> ああ、そういうこともあるのですね。。。
> 中村さんとしてはごく単純に「目の前の命を救いたい」という思いが発展し、必然的にそこに行きついてしまったのでしょうか?

 90年代末頃から、気候変動なのかアフガニスタン全体が猛烈に乾燥化し始めて、ヒンズークシ山脈の雪がなくなるという状況になっていったようです。
 万年雪に覆われた白銀の山々が、赤茶けてしまい、低地でも雪が降らなくなったのです。

 アフガニスタンは元来乾燥地なのですが、高地で寒冷地なので、冬には結構雪が降り、その雪で供給される水で、農業ができたのです。
 ところがこの乾燥化で、雪が降らなくなり水の供給が断たれて、農業どころか飲料水にも事欠くところがでてきました。

 それで井戸堀から始まって、灌漑にまで活動を広げたのです。

 しかし灌漑となると大土木事業ですから、資金その他の面で、これまでのようにワタシのような純然たる個人の寄付では、全然足りなくなったのだと思います。

 で、そのころからペシャワール会が変な風に政治的になっていったのです。
 しかし9条教徒や実は中国や北朝鮮の資金であっても、とにかく現地の人達の福祉に役に立ったのなら良かったと思います。
>
> 加藤さんとの電話で「私クリスチャンなんですよ」とその時言われたそうです。
>
> 映像の中村さんは気弱そうなほほ笑みを浮かべながら、ぎこちなく重機を運転していました。。。

 ペシャワール会はもともとはキリスト教の団体の資金をバックに活動を始めたのです。
 しかし活動は最初は、無宗教でイデオロギーや政治には絶対に関係しない方針でした。

 それで中村医師は、西欧のキリスト教系のNGOの露骨な布教活動には、極めて批判的でした。
 そしてそれが現地のイスラム教徒達に受け入れられる原因でもありました。

 しかしどうも米軍のアフガン侵攻以降、ウリスト教がバックに入ったのかもしれません。
 
 ワタシはそれまでのリアリストで、しかしひたすら現地の人々に尽くす中村医師が、911を契機に、なんかおかしくなって、9条教徒や共産党や加藤登紀子に持ち上げられるのを見ていて、きっと何か事情があるのだろうなあ・・・・、とは思っていたんですけどね。
  1. 2019-12-07 23:40
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  3. よもぎねこ #-
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>イスラム教は一神教ですが聖者信仰はあって、その聖者廟や聖者に関る名所があります。

単純に人間がやることですから、同じ条件が揃えば似たような事しかしません、文化度の違いがあろうが。
だから、それぞれの宗教ごとに聖地巡礼ってのは世界共通。
しかし、幾ら世界の文化度が上がったといっても、それは表面上だけのこと、以前と最貧国など中世以前の民度・社会だから、”野たれ死ぬ”目的の巡礼が、その信者には必要悪だが必要なのでしょう。

とはいえ、そんな悲惨な巡礼ばかりではなく、完全に遊興になっていた”お伊勢参り”のようなものもある・・・水垢離ではなく”湯垢離=単なる風呂”、伊勢神宮周辺の遊興施設等各種ありますね。
江戸時代では、代参で犬まで行ったというから、面白い社会です。
  1. 2019-12-08 07:24
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  3. 特亜だけは好きになれない #-
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>しかしどうも米軍のアフガン侵攻以降、ウリスト教がバックに入ったのかもしれません。

昔でも有りませんが、ウリスト教徒が中近東に布教に行き、タリバンに拉致された事件を思い出しましたよ。
重機他の支援活動には、莫大な資金が必要となります。
言われるように、活動自体は尊いものです。
私の記憶では、50~60位前のアフガンといえば、緑がきれいな国でしたが、現在では完全に砂漠化しております。
一番心配なのは、その原因ですね、井戸を掘ったとしても水の供給が少ない以上、当然井戸は枯れる=もとの砂漠に戻ります。

個人的に思うのは、昔ユニセフでしたか”アフリカの子供たちの命を救おう”と募金・支援を求めていた事があります。
結果的に、その子供たちが成長し、貧困からゲリラ化しと、貧困の再生産となっていたかと思います。
その意味で言えば、現地人が正業を持てる・・・ゲリラになる人が正業を持つ=武力の弱小化=勢力の縮小です。
中村医師が狙われ、確実に仕留められたは事実だが、BBCによれば”毎日平均74人が殺害”されているような地域らしい。

その背景を考えると、日本人にはちょっと理解し難い独特のイスラムの世界観もあるようです。
考えてみれば、中近東は石油が出る以前の生活に戻らざるを得ないとしたら、昔ならアラブ商人、現在なら教育の高度化で生き延びるしかない筈です、現実にはどうなのかは知りませんが、勢力争いで潰し合っている以上そこまではいってないのかも知れませんね。
  1. 2019-12-08 08:07
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  3. 特亜だけは好きになれない #-
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>中村医師がペシャワールで医療活動を始めた頃は、ソ連軍のアフガン侵攻中でした。
 アフガン人達はソ連軍さへ追い出せば、アフガニスタンが平和になると信じて戦ったのです。
 そして遂にソ連軍を追い出す事に成功し、更にその後まもなくソ連自体が崩壊しました。

>しかしアフガニスタンは平和にはなりませんでした。
 ソ連軍を追い出した後、アフガニスタンは完全な無政府状態の中で、アフガン人自身にも説明不能な勢力争いが深刻化して、ソ連侵攻時以上に悲惨な状況になりました。

中国共産党が崩壊したら、中国国内でも同じようなことが起こるのではないでしょうか。周辺諸国を巻き込まなければいいのですけどもね。
しかし、ペシャワール会の本来の目的は、貧しい人にも医療を施すと言うものだったのに、沖縄にもペシャワール会の病院を作り、沖縄平和ナントカ診療所みたいな命名をすること自体イデオロギーが入っているのは明白ですよね。この診療所は絶対に、米兵やその家族の診療を拒否すると思います。おそらく保守的な思想を持った人の診察も拒否するのではないでしょうか。

>その分院の一つは屋上に重機関銃を装備していたのだけれど、ある時、その機関銃をオーバーホールに出したら、直ぐに強盗団に襲われる自動車始め金目の物をすべて奪われるという事件がありました。

>しかし重機関銃が使えなくなったのを見澄まして襲ってきた事から、強盗団はこの分院の状況をよく知っている人間だと見当をつけて、犯人を捜しました。
>するとやはり犯人は近隣の集落の不良青年達でした。
 
>彼等は親族や近所の人達が、この分院で治療を受けたり、また働いていたりしたことから、機関銃が修理中で使えない事を知って襲ったのです。

>そこで中村医師は近隣の長老達と談判して「犯人を処罰して、奪われた物を返さなければ、分院は閉鎖する」と言ったところ、長老達は犯人達を処罰するととともに彼等が奪った物を返しました。

中村医師は「憲法9条があるからペシャワール会は襲われたことがない」って、語ったことがあるようですけど、上記の事は無かったことになっているのでしょうか?憲法9条があるから大丈夫だと考えていたならば、分院に機関銃を置いておく必要は無いと思うのですが。

たびたび申し訳ございませんが、このブログのリンク、他の人のブログのコメント欄に貼らせてもらいますがよろしいでしょうか?


  1. 2019-12-08 08:46
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  3. 雄の三毛猫 #-
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Re: タイトルなし

> >イスラム教は一神教ですが聖者信仰はあって、その聖者廟や聖者に関る名所があります。
>
> 単純に人間がやることですから、同じ条件が揃えば似たような事しかしません、文化度の違いがあろうが。
> だから、それぞれの宗教ごとに聖地巡礼ってのは世界共通。
> しかし、幾ら世界の文化度が上がったといっても、それは表面上だけのこと、以前と最貧国など中世以前の民度・社会だから、”野たれ死ぬ”目的の巡礼が、その信者には必要悪だが必要なのでしょう。
>
> とはいえ、そんな悲惨な巡礼ばかりではなく、完全に遊興になっていた”お伊勢参り”のようなものもある・・・水垢離ではなく”湯垢離=単なる風呂”、伊勢神宮周辺の遊興施設等各種ありますね。
> 江戸時代では、代参で犬まで行ったというから、面白い社会です。

 ええ、イスラム教でもメッカ巡礼などは、全く意味が違うようですし。
  1. 2019-12-08 19:21
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> >しかしどうも米軍のアフガン侵攻以降、ウリスト教がバックに入ったのかもしれません。
>
> 昔でも有りませんが、ウリスト教徒が中近東に布教に行き、タリバンに拉致された事件を思い出しましたよ。
> 重機他の支援活動には、莫大な資金が必要となります。
> 言われるように、活動自体は尊いものです。
> 私の記憶では、50~60位前のアフガンといえば、緑がきれいな国でしたが、現在では完全に砂漠化しております。
> 一番心配なのは、その原因ですね、井戸を掘ったとしても水の供給が少ない以上、当然井戸は枯れる=もとの砂漠に戻ります。
>
> 個人的に思うのは、昔ユニセフでしたか”アフリカの子供たちの命を救おう”と募金・支援を求めていた事があります。
> 結果的に、その子供たちが成長し、貧困からゲリラ化しと、貧困の再生産となっていたかと思います。
> その意味で言えば、現地人が正業を持てる・・・ゲリラになる人が正業を持つ=武力の弱小化=勢力の縮小です。
> 中村医師が狙われ、確実に仕留められたは事実だが、BBCによれば”毎日平均74人が殺害”されているような地域らしい。
>
> その背景を考えると、日本人にはちょっと理解し難い独特のイスラムの世界観もあるようです。
> 考えてみれば、中近東は石油が出る以前の生活に戻らざるを得ないとしたら、昔ならアラブ商人、現在なら教育の高度化で生き延びるしかない筈です、現実にはどうなのかは知りませんが、勢力争いで潰し合っている以上そこまではいってないのかも知れませんね。

 アフガニスタンは元来乾燥地帯です。

 但しこの数十年それが異常に進行して、これまで農業が可能だったところも、不可能になり、また井戸を掘ってもしばらくすると涸れるという状況になってしまったそうです。

 それで中村医師が本格的な灌漑へと乗り出したのです。

 アフガニスタンの戦争が終わらないのは、こうした自然条件の変化も原因の一つでしょう。
  1. 2019-12-08 19:24
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> >中村医師がペシャワールで医療活動を始めた頃は、ソ連軍のアフガン侵攻中でした。
>  アフガン人達はソ連軍さへ追い出せば、アフガニスタンが平和になると信じて戦ったのです。
>  そして遂にソ連軍を追い出す事に成功し、更にその後まもなくソ連自体が崩壊しました。
>
> >しかしアフガニスタンは平和にはなりませんでした。
>  ソ連軍を追い出した後、アフガニスタンは完全な無政府状態の中で、アフガン人自身にも説明不能な勢力争いが深刻化して、ソ連侵攻時以上に悲惨な状況になりました。
>
> 中国共産党が崩壊したら、中国国内でも同じようなことが起こるのではないでしょうか。周辺諸国を巻き込まなければいいのですけどもね。
> しかし、ペシャワール会の本来の目的は、貧しい人にも医療を施すと言うものだったのに、沖縄にもペシャワール会の病院を作り、沖縄平和ナントカ診療所みたいな命名をすること自体イデオロギーが入っているのは明白ですよね。この診療所は絶対に、米兵やその家族の診療を拒否すると思います。おそらく保守的な思想を持った人の診察も拒否するのではないでしょうか。

 中国共産党政権が崩壊したら、アフガニスタン以上に深刻な状況になるでしょうね。
 恐ろしいのは中国には既に膨大な核兵器と原発があるという事です。

 中国共産党政権が崩壊したら、誰がこれを管理するのか?

 中国共産党政権の存在は日本だけでなく世界の全体への危険なのですが、しかし崩壊したらしたで厄介な問題が沢山出てきます。
 だからそれも考えて対応するしかありません。
>
> >その分院の一つは屋上に重機関銃を装備していたのだけれど、ある時、その機関銃をオーバーホールに出したら、直ぐに強盗団に襲われる自動車始め金目の物をすべて奪われるという事件がありました。
>
> >しかし重機関銃が使えなくなったのを見澄まして襲ってきた事から、強盗団はこの分院の状況をよく知っている人間だと見当をつけて、犯人を捜しました。
> >するとやはり犯人は近隣の集落の不良青年達でした。
>  
> >彼等は親族や近所の人達が、この分院で治療を受けたり、また働いていたりしたことから、機関銃が修理中で使えない事を知って襲ったのです。
>
> >そこで中村医師は近隣の長老達と談判して「犯人を処罰して、奪われた物を返さなければ、分院は閉鎖する」と言ったところ、長老達は犯人達を処罰するととともに彼等が奪った物を返しました。
>
> 中村医師は「憲法9条があるからペシャワール会は襲われたことがない」って、語ったことがあるようですけど、上記の事は無かったことになっているのでしょうか?憲法9条があるから大丈夫だと考えていたならば、分院に機関銃を置いておく必要は無いと思うのですが。
>
> たびたび申し訳ございませんが、このブログのリンク、他の人のブログのコメント欄に貼らせてもらいますがよろしいでしょうか?

 ええ、どうぞ貼ってください。

 ワタシがペシャワール会の会員だったころは、中村医師はむしろ非情ともいえるぐらいリアリストで、現地の紛争状態にも極めて現実的に対応していました。

 そもそもパキスタンでは外国人の武器の所持は禁止なのですが、しかし中村医師もペシャワール会も違法に武器を持ってい蒔いた。
 なぜなら武装しなければ、僻地には診療に行けないからです。
 
 そして職員も多くがソ連侵攻時にゲリラとして戦った経験のある猛者で、そういう職員とまた診療先にコネのある職員を同行する事で、安全を図っていました。

 それなのに最近の9条礼賛の発言は凄く違和感があります。
 尤もブログ本文に書いた通り、ワタシはその違和感を感じ始めた2003年には会をやめたので、最近の活動は全然知りませんでした。
  1. 2019-12-08 19:33
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  3. よもぎねこ #-
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>それで中村医師が本格的な灌漑へと乗り出したのです。
>アフガニスタンの戦争が終わらないのは、こうした自然条件の変化も原因の一つでしょう。

本格的な感慨は結構ですが、根本の原因の解決をしない限り、同じ事の繰り返しになりますね。
事の主原因は、水の争奪戦です。

同時に、自然条件も結果的に貧困の原因の一つですが、根本的な原因は、中世的部族国家特有の縄張り争い、何せ成人すれば”銃”の所持は当たり前、だから手っ取り早い手法も取られるがちになる。
幾つかの村では、AK47等の小銃が手工業生産され、高くとも1万もあれば入手できる世界です。

>中村医師はむしろ非情ともいえるぐらいリアリストで、現地の紛争状態にも極めて現実的に対応していました。

西洋医学ってのは、精神論もあるかもしれませんが、大部分が科学的思考です。
中途半端な甘い考えでは、原因すら掴めず治療が的外れにしかならない。
だからこそ、9条狂をTVで喋っていたから”このボケが!”となるのですが、精精祈ること位しか出来ない状況だったのでしょうねえ。

が、大国が手を出さないのは正解です、やれば朝鮮半島を日本が併合した時の再来となり、全ての善意が何十倍もの報復となり帰ってくる。
現在ですら、難民で苦労させられるのは、中途半端なな人道主義だからです。

>中国共産党政権が崩壊したら、誰がこれを管理するのか?
管理する必要など有りません、単に中華数千年の歴史を繰り返して居るだけで、軍閥割拠の世界になるだけ。
昔と違うのは、軍閥が核を所有することになる、ですかね。いっそ、中国国内で消費して貰えばいいのでは。
処が、その軍閥が諸外国へ働きかけますから、相手にしない事が重要です

本来の中国の領土ってのは”関中”だけ、大幅に譲っても万里の長城の中だけです。
その他の地域は、昔風に言えば”夷狄”、単純に周辺諸国です。
結局支援は出来ても、それ相応の民度か?次第でしょう。
シナ人にとって、親ですら本質的には”敵”というのは、本質を突いた話かもしれません。
台湾は親日国といいますが、本音の部分ではそれとは全く違った面も多々ある、それが普通の国です。
単純に”性善説”が通じるような世界は無い、位に考えるのが良いかと。
  1. 2019-12-08 22:38
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  3. 特亜だけは好きになれない #-
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かつて上皇上皇后両陛下がご訪問されたこともあるアフガニスタン

私が中村医師やペシャワール会のことを初めて知ったのはテレビのドキュメンタリーで、見たのは10年以上前なんですが、テレビが取り上げるようになってからですから、おそらく会の性質が変わってしまって、よもぎねこさんが退会してしまった後でしょう。

じつはよく覚えているシーンがあって、今回の事件が起こってからYouTubeには過去に撮られた中村医師やペシャワール会のドキュメンタリーがたくさんUPされていたので、探してみたんですが、見つからず・・・
・・・中村医師がインタビューを受けているシーンで、「アフガン人の現地スタッフが、現地の盗賊に襲われて殺されてしまったことがあって、別の現地スタッフが復讐に行こうとしたんだけど、私は止めたんです。復讐はダメだって。」 と、中村医師が淡々と話していたんです。

きっと番組スタッフは、中村医師の 「復讐はダメだ」 という言葉を強調したかったんでしょうが、当時はまだお花畑だった私は 「現地スタッフが殺されている」 「別の現地スタッフが復讐に行こうとした」 という事実と、それを淡々と語る中村医師の姿に、すごいショックを受けたのを覚えています。でもこのエントリで、よもぎねこさんが 「中村医師はむしろ非情ともいえるぐらいリアリスト」 と書かれているのを読んで納得しました。

中村医師が、あのような人生を送られたのは、もちろんご本人の性格もあるでしょうが、クリスチャンであったことも大きいのかな・・・と思っています。たしかに一神教は、独善的で、不寛容で、世界に大きな災いをもたらしましたが、一方で、マザーテレサや中村医師のように、己の信念を貫いて生き、信念に殉じる強さを人に与えてくれるんじゃないかと・・・いや、それが宗教戦争の原因でもあることは、わかってはいるんですが・・・。

YouTubeの中村医師の動画には、アフガン人の書き込みもたくさんありますね。たしかに 「アラーよ、犯人たちに裁きを!」 みたいなコメントも多くて、「あぁ、彼らは中世を生きてるんだなぁ。」 と実感します。(マスゴミだけでなく 「海外の反応」 を紹介しているまとめサイトなどでも、美しく切ないコメントばかり紹介していますが、実際には私が見た範囲だけでも 「復讐」 「呪い」 「皆〇し」 などの物騒な書き込みが、かなりありました。)そんな彼らのパシュトー語の書き込みをグーグル翻訳を使って読めてしまうというのも、なんか不思議・・・。とりとめのない文章ですいません。
  1. 2019-12-13 07:25
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: かつて上皇上皇后両陛下がご訪問されたこともあるアフガニスタン

> 私が中村医師やペシャワール会のことを初めて知ったのはテレビのドキュメンタリーで、見たのは10年以上前なんですが、テレビが取り上げるようになってからですから、おそらく会の性質が変わってしまって、もぎねこさんが退会してしまった後でしょう。
>
> じつはよく覚えているシーンがあって、今回の事件が起こってからYouTubeには過去に撮られた中村医師やペシャワール会のドキュメンタリーがたくさんUPされていたので、探してみたんですが、見つからず・・・
> ・・・中村医師がインタビューを受けているシーンで、「アフガン人の現地スタッフが、現地の盗賊に襲われて殺されてしまったことがあって、別の現地スタッフが復讐に行こうとしたんだけど、私は止めたんです。復讐はダメだって。」 と、中村医師が淡々と話していたんです。
>
> きっと番組スタッフは、中村医師の 「復讐はダメだ」 という言葉を強調したかったんでしょうが、当時はまだお花畑だった私は 「現地スタッフが殺されている」 「別の現地スタッフが復讐に行こうとした」 という事実と、それを淡々と語る中村医師の姿に、すごいショックを受けたのを覚えています。でもこのエントリで、よもぎねこさんが 「中村医師はむしろ非情ともいえるぐらいリアリスト」 と書かれているのを読んで納得しました。
>
> 中村医師が、あのような人生を送られたのは、もちろんご本人の性格もあるでしょうが、クリスチャンであったことも大きいのかな・・・と思っています。たしかに一神教は、独善的で、不寛容で、世界に大きな災いをもたらしましたが、一方で、マザーテレサや中村医師のように、己の信念を貫いて生き、信念に殉じる強さを人に与えてくれるんじゃないかと・・・いや、それが宗教戦争の原因でもあることは、わかってはいるんですが・・・。
>
> YouTubeの中村医師の動画には、アフガン人の書き込みもたくさんありますね。たしかに 「アラーよ、犯人たちに裁きを!」 みたいなコメントも多くて、「あぁ、彼らは中世を生きてるんだなぁ。」 と実感します。(マスゴミだけでなく 「海外の反応」 を紹介しているまとめサイトなどでも、美しく切ないコメントばかり紹介していますが、実際には私が見た範囲だけでも 「復讐」 「呪い」 「皆〇し」 などの物騒な書き込みが、かなりありました。)そんな彼らのパシュトー語の書き込みをグーグル翻訳を使って読めてしまうというのも、なんか不思議・・・。とりとめのない文章ですいません。

 ワタシは2003年頃にペシャワール会をやめたので、その後のペシャワール会と中村医師については殆ど知りません。

 しかし今回、中村医師の死で中村医師の9条礼賛発言が一杯ネットに上がっているのを見て、凄い違和感を感じます。

 元々辞めた理由が、ペシャワール会が何だか異様に政治的になった事ですから、オカシナ方向に生き始めたのはその少し前からですが、それにしても一体どうしちゃったんだろう?と思うレベルです。

 でもこれはこれで現地で活動を続ける為の方便だったかも?
 アフガニスタンはアフガン戦争の時代からイギリスと戦ったりした記憶から、英米系にはすごい拒否感があるのです。

 それで日本がアメリカと同調してしまうと、現地での活動に凄い支障が出るのです。
 増してアメリカはタリバン相手に戦争までしてしまいましたからね。

 だから9条礼賛も、中村医師なりの方便だったのかも?

 因みにアフガニスタンってマジに中世の世界で、ホントに中世並みの復讐法なども残っている地域です。

 今の混乱はそういう中世に生きる人々が、スマホ等を使って現代人と交信できるようになったことからきているのかも?

 今欧州ではイスラム移民に辟易しているのですが、しかし同じ欧州人であっても、十字軍の騎士や農民たちが、現代に乱入したらやはり大混乱になると思います。
  1. 2019-12-13 12:11
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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中村哲氏については「医者井戸を掘る」「医者用水路を拓く」の2冊を読みました。

「生きておれ、病はあとから治す」このことしかなかったのでしょう。とにかく食えなければ人が死ぬのですから食えるようにするという一事だけだったのだとおもいます。

ただそれをやれば当然に条件の良いところから用水路を拓くことになるのだからうまく行ったところと手を付けないところで不公平が出るのは目に見えています。まずはとにかくやるしかないという信念でやってたようです。

このときに「なさぬ善よりなす偽善」という言葉を思い出しました。中村氏自身がとにかく不公平が出ることを認めてやってたのです。アフガン地域全体の灌漑なんぞはどんな連中だってできっこありません。確か本の中で一部から理解されず恨まれることも覚悟してるというような趣旨があったと思います。

その危惧が発生したのですがこれはもう手のうちようはないでしょうね。どんな正当化したって他人の繁栄が妬ましいという嫉妬の感情からでしかないのですから。アフガンは中世だという話がありましたが部族意識はあっても国民意識がない、イスラムで統合してると言っても底には部族意識しかない。

まあ連中にとっての30年戦争が必要なんですよ。殺し合いをやり人口が半分以下になって初めて分かることなんだと思います。世界の発展段階なんてことは信じていませんが国家に国民意識があ必要だということ、そして国民国家以外はまともに当地はできないのだということは紛れもない真実でしょう。

アフガンという地は19世紀末の英露のグレート・ゲーム以来、大国の係争地です。もういい加減に学習して干渉を排除すべきなんでしょうがそれが連中にできない。連中が本当に困りきらなければだめなんだと思います。

これを言えばまた問題かもしれませんが、イスラム教徒は殺し合いが足りないのだと思います。西欧はそれをやり抜いてようやく馬鹿らしさに気がついて中世を脱したのですから。
  1. 2019-12-13 13:57
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Re: タイトルなし

> 中村哲氏については「医者井戸を掘る」「医者用水路を拓く」の2冊を読みました。
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> 「生きておれ、病はあとから治す」このことしかなかったのでしょう。とにかく食えなければ人が死ぬのですから食えるようにするという一事だけだったのだとおもいます。
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> ただそれをやれば当然に条件の良いところから用水路を拓くことになるのだからうまく行ったところと手を付けないところで不公平が出るのは目に見えています。まずはとにかくやるしかないという信念でやってたようです。
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> このときに「なさぬ善よりなす偽善」という言葉を思い出しました。中村氏自身がとにかく不公平が出ることを認めてやってたのです。アフガン地域全体の灌漑なんぞはどんな連中だってできっこありません。確か本の中で一部から理解されず恨まれることも覚悟してるというような趣旨があったと思います。
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> その危惧が発生したのですがこれはもう手のうちようはないでしょうね。どんな正当化したって他人の繁栄が妬ましいという嫉妬の感情からでしかないのですから。アフガンは中世だという話がありましたが部族意識はあっても国民意識がない、イスラムで統合してると言っても底には部族意識しかない。
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> まあ連中にとっての30年戦争が必要なんですよ。殺し合いをやり人口が半分以下になって初めて分かることなんだと思います。世界の発展段階なんてことは信じていませんが国家に国民意識があ必要だということ、そして国民国家以外はまともに当地はできないのだということは紛れもない真実でしょう。
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> アフガンという地は19世紀末の英露のグレート・ゲーム以来、大国の係争地です。もういい加減に学習して干渉を排除すべきなんでしょうがそれが連中にできない。連中が本当に困りきらなければだめなんだと思います。
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> これを言えばまた問題かもしれませんが、イスラム教徒は殺し合いが足りないのだと思います。西欧はそれをやり抜いてようやく馬鹿らしさに気がついて中世を脱したのですから。

 30年戦争だって統一国家になる前で弱体だったドイツが、当時のグレートゲームに巻き込まれた結果ですからね。
 
 そういう意味でもアフガニスタンの状況は深刻なのでしょう。

 ところが何とアフガニスタンはこの数十年間に人口が4倍に増えていたのです。
 これだけ戦争をやりながら人口が増えるというもすごいのですが、これもまたペシャワール会のようなNGOの活動の結果でしょうか?

 それでもそれがまた戦争の種になっているというから本当に無間地獄です。

 いずれにせよアフガニスタンのみならずイスラム世界が、近代との折り合いをつけられない限り、紛争は続き、それは勿論イスラム世界だけで済む話ではなく、世界中がそれに巻き込まれるのです。

 ホントに厄介です。
  1. 2019-12-13 18:39
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