現実よりもプロパガンダを信じる人間の見本が、朝日新聞に出ていました。
これって現実が見えない人間の見本です。
朝日新聞の読者からの投稿です。
2019年11月16日12時00分
同居する80代の祖母が、ある近隣の国について、いつもバカにするようなことを言うので困っています。
祖母は戦争中に親の仕事の関係でその国に暮らしており、終戦で日本に帰る際、嫌な目にあわされたそうです。「自分や家族はその人たちに親切にしていたのに、裏切られたようで心外だ」と語ります。
私にはその国の知り合いもいるので仲良くしたいと思っていますし、戦争で反省すべきところは反省し、お互いを受け入れて仲良くやっていくのが両国のために重要だと思っています。
ところが祖母は聞き入れてくれません。テレビでそういう話題が出てくるとすぐ「変な民族」とか「見るのも嫌」とか悪口を始めます。特に最近はテレビでわざわざその国を悪く言うことがはやっているせいか、同調して以前よりも悪口を言うことが多くなった気がします。
最近ではそういう祖母を見るたびに嫌な気持ちになります。私のことをいつもかわいがってくれて、頭もよく、ずっと大好きで尊敬していました。しかし、これではネトウヨと同じです。最近では顔を合わせるのも避けたくなってきました。
祖母が悪口をいうのを止められないか母に相談しても、「もう年だから考えを変えさせるのは難しい」と言われました。何か良い方法はないか、アドバイスをいただけないでしょうか?
祖母は戦争中に親の仕事の関係でその国に暮らしており、終戦で日本に帰る際、嫌な目にあわされたそうです。「自分や家族はその人たちに親切にしていたのに、裏切られたようで心外だ」と語ります。
私にはその国の知り合いもいるので仲良くしたいと思っていますし、戦争で反省すべきところは反省し、お互いを受け入れて仲良くやっていくのが両国のために重要だと思っています。
ところが祖母は聞き入れてくれません。テレビでそういう話題が出てくるとすぐ「変な民族」とか「見るのも嫌」とか悪口を始めます。特に最近はテレビでわざわざその国を悪く言うことがはやっているせいか、同調して以前よりも悪口を言うことが多くなった気がします。
最近ではそういう祖母を見るたびに嫌な気持ちになります。私のことをいつもかわいがってくれて、頭もよく、ずっと大好きで尊敬していました。しかし、これではネトウヨと同じです。最近では顔を合わせるのも避けたくなってきました。
祖母が悪口をいうのを止められないか母に相談しても、「もう年だから考えを変えさせるのは難しい」と言われました。何か良い方法はないか、アドバイスをいただけないでしょうか?
ワタシはこのお祖母さんの言う事は、真実だと思います。
実はワタシも間接的ですが、戦前朝鮮に在住してきた人達が同様の体験をした話を聞いた事があるからです。
本来であれば日本が敗戦して朝鮮の領有権を喪った時点で、それを引き継いだアメリカなり、南北朝鮮政府が民間人を保護して、安全に日本に送還する義務がありました。
しかしアメリカも南北朝鮮政府も、そういう義務は一切果たさず、日本人を保護しなかったので、朝鮮在住の日本人たちは、何とか集団を作って命からがら徒歩で引き揚げるという事態になりました。
その帰路に朝鮮人達が野盗化して彼等を襲いました。
それで命を落とした人も、強姦された女性も多数います。
だから身ぐるみはがされても、生きて帰れた人は幸運でした。
日韓併合時代、日本人と朝鮮人との関係は良好でした。
そして両親から聞いて今したが、日韓併合時代、日本は朝鮮に膨大なインフラを建設し、また近代教育始め、近代組織の基礎を作って朝鮮の近代化に貢献したのです。
しかもその原資はすべて日本の国家予算です。
これで関係が悪化するんですか?
「私が朝鮮半島でしたこと1928年‐1946年」などを読むと、当時の朝鮮半島での日本人と朝鮮人との関係がよくわかります。
少し脱線するけど、この本を紹介します。
この本の著者は、小学校卒で朝鮮に渡り、親族の土建業を手伝いながら、終戦まで自身も朝鮮で土建業を営み、その体験を綴っているのです。
日本の朝鮮統治を象徴するのが、この本の裏表紙です。
この本の裏表紙には、著者が建設工事に参加した橋の渡り初めの写真が使われています。
神主の先導で三夫婦を先頭に、関係者が橋を渡る様を映した写真です。
橋のたもとには大勢の見物人が集まっています。 地元の朝鮮人達です。
彼等も三夫婦に続いて橋を渡るつもりなのでしょう。
ところでこの三夫婦は朝鮮人で、朝鮮式の礼装をしているのです。
李朝時代、朝鮮では道路も作らなければ、橋を架ける事もありませんでした。
だから「わたり初め」などと言う儀式もなかったのでしょう。
そこで橋が完成した時、日本式の渡り初めをやったのですが、その時先導の三夫婦は地元から選び、彼等には朝鮮式の礼装で参加してもらったのでしょう。
日本式なら男性は紋付羽織袴、女性は留袖にあたる衣装でしょうね。
この橋を造る予算は全部日本政府から出ています。
今のように機械化されていない時代ですから、橋の建設などの土木工事には、大勢の人力が必要でしたので、工事現場周辺の朝鮮人を雇いました。
工事期間中だけの臨時雇用ですが、それでも農家などは良い副収入になるので、喜んで多数の人達が応募しました。
また身寄りのない老人などを、工事現場の番人や掃除など、体力のいらない仕事に雇い、彼等もいくばくかの収入が得られるようにするなどの配慮もしていました。
そしてそのまま常雇になる人達も出てきて、朝鮮人からも熟練した土木作業員が生まれつつありました。
現在の日本でも公共工事は地方の有力な産業です。
これで地域のインフラが整備されるうえ、地元企業に金が落ちて、雇用も生まれるのですから、どの当該自治体に一部負担があっても、どの自治体も必死で公共工事を誘致しています。
朝鮮の場合、朝鮮人による地域の土建業までなかったけれど、公共工事の費用は全額日本政府の負担で、それまで全くなかったインフラが整備され、それまであり得なかった形で雇用が生まれて金が落ちるのですから、その地域住民から歓迎されないわけがないでしょう?
だから朝鮮での日本人と朝鮮人の関係は極めて良好だったのです。
それで日華事変が始まり、日本の軍人を乗せた汽車が、朝鮮半島を抜けて中国本土へ向かう時は、多くの朝鮮人達が駅に出て万歳三唱で見送りました。
日本軍が朝鮮人志願兵を募ると、募集人員の何十倍もの朝鮮人青年が志願しました。
朴正煕は青年時代、血書まで書いて、陸軍士官学校への入学を希望しました。
以前このブログで紹介した朝鮮人の慰安所の帳場人などは、新年には一人で宮城を遥拝して皇室の弥栄を祈るほどでした。
その朝鮮人達は日本の敗戦で豹変したのです。
それまで善良な親切な隣人、正直で働き者の使用人と信じていた人達が、突然居丈高に暴力をふるって金品を奪うようになったのです。
そして前記のように、日本に引き揚げようとした人達を、集団で襲うようになったのです。
こういう体験をした人が朝鮮人に不信感を持つのは当然でしょう?
これは実は日本にいた朝鮮人も同様です。
彼等は日本に出稼ぎに来ていたのですが、それが敗戦で「朝鮮進駐軍」を名乗り、略奪や暴行を恣にするようになりました。
GHQは最初は朝鮮人を戦勝国民でもないが敗戦国民でもない第三国として優遇していたのですが、朝鮮人の暴力があまりにもエスカレートして、遂にMP(アメリカ憲兵)の手にも負えなくなったので、優遇をやめたのです。
敗戦後に朝鮮人への嫌悪が高まったのは、この時期の朝鮮人の言動が原因です。
当時、朝鮮人と同じく「日本人」だったのが台湾人ですが、彼等もまた朝鮮人の豹変には、驚き呆れたようです。
それでもGHQとしては、アメリカが韓国を独立させた以上、「日本は朝鮮で悪い事をした」と言うプロパガンダは続ける必要がありました。
そしてそのプロパガンダは今も、朝日新聞などの大手マスコミや、日教組など韓国・朝鮮に近い左翼団体が続けているのです。
そのプロパガンダにはまっているのが、上記の記事の投稿者なのです。
祖母は80代と言う事ですから、この祖母が祖母が朝鮮から引き揚げたのは10代の時でしょう。
そして孫である投稿者は10~20代でしょうか?
それでGHQのプロパガンダだけでなく、現代韓国政府が盛んにやっている韓流のプロパガンダにもはまっているのかもしれません。
少し冷静に考えたら、自分の祖母の話は実体験によるのです。
投稿者によれば祖母は「私のことをいつもかわいがってくれて、頭もよく、ずっと大好きで尊敬していました。」のでしょう?
祖母に孫である投稿者を騙す動機はあるのですか?
だったら少しは祖母の話を真面目に聞き、祖母がなぜこのような事をいうのか考えるべきではありませんか?
自分の祖母は信用していた朝鮮人達に裏切られて、命からがら朝鮮半島から逃れるという痛切な体験をしているのです。
だから朝鮮人は現在いくら愛想よく振舞っていても、イザとなると裏切り、こちらの命まで狙うような人間達であるという事を、身をもって知ったのです。
一方この投稿者は「私にはその国の知り合いもいるので仲良くしたいと思っていますし、戦争で反省すべきところは反省し、お互いを受け入れて仲良くやっていくのが両国のために重要だと思っています。」と言うのですが、このように考える根拠は何でしょうか?
これって朝日新聞や学校の言う事をそのまま信じているだけでしょう?
でも本当に仲良くしたいなら、相手がどういう人間なのかを見極めるべきじゃないですか?
お祖母さんだって朝鮮に暮らしていた時は、朝鮮人と仲良くしていたのに、日本が敗戦すると彼等は速攻で日本と日本人を裏切り攻撃したのですよ。
せっかくお祖母さんが、一般マスコミや学校では教えてくれない貴重な体験を聞かせてくれたのだから、こうしたことを十分考えるべきじゃないですか?
それにしてもこの世にはこの投稿者のように、朝日新聞など一定の権威に煽られると、それを信じ込んで自分の祖母の話さへ聞かない人間がいるのですね。
現実が見えずプロパガンダに乗りやすい人間って、こういう人間なのですね。
現実を見ると言っても、現実と言うのは絵や写真ではないので、ただ「見る」ことはできません。
現実は学校で教えられれる事でもなく、報道機関が報道する事でもありません。
現実は自分自身の体験や、体験できない事柄については身近な人々の話として現れるのです。
だからそういう人々の話を蔑ろにすると、現実は見えないのです。
そして身近な人々の話を蔑ろにすると、報道や学校教育がそこに入り込んでしまいます。
学校教育と言うのは、時の政治勢力のプロパガンダそのものです。
報道と言うのは、実は事実よりプロパガンダを重視します。
実際、朝日新聞など創刊当時から、プロパガンダに徹してきたのです。
だからそんな物だけを信じていたら、脳内プロパガンダで一杯になり、自分で物事を考える事ができなくなります。
朝日新聞が慰安婦強制連行を捏造したころからでしょうか?
NHKなどがやたらに「戦争体験」を特集するようになりました。
そこに出てくるのが、やはりこの手のプロパガンダに乗りやすい人間達でした。
「日本の聖戦」を信じて教え子を特攻隊に志願させようと奔走した教師なんてのがやたらに出てくるのです。
そして敗戦で自分が軍国主義者に利用されて戦争に協力したことを痛烈に反省し、今度は戦争絶対反対なんて言っているのです。
つまり彼等は戦前も戦後も、朝日新聞やNHKが行うプロパガンダに乗せられて、文字通り右往左往しているのです。
イヤイヤ、君達が反省するべきは、戦争に協力したことじゃないよ。
何も考えずに安直にプロパガンダに乗せられた事だよ。
君達の周りにも、あの戦争に懐疑的だった人達は沢山いたはずだよ。
そういう人達の言う事に真剣に耳を傾けなかったこと反省するべきなんだよ。
しかし朝日新聞のようなプロパガンダ機関とすれば、こうやって自分達のプロパガンダに乗ってくれる人間こそが「善良な市民」なのでしょうね?
けれども国家を破綻に導くのは、このような「善良な市民」なのです。