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2019-11-12 13:11

共産主義国家のインテリジェンスと超限戦

 先週、you tubeで柏原竜一先生の「日本人だけが知らないインテリジェンス」を見ていたら、その中でヴェノナ文書とソ連の情報工作について取り上げ、「ソ連が建国20年足らずで高度な情報機関を完成させていた事は驚異だ。」という意味の事をおっしゃっていました。

 柏原先生の「日本人だけが知らないインテリジェンス」は、インテリジェンス、つまり情報機関の活動と言う面から世界史を解説していて非常に興味深いので、ワタシも毎週楽しみにしています。

 しかし全くの素人であるワタシがこんな事をいうのもなんですが、ソ連が建国20年足らずで高度な情報機関を持っていたのは、当然でないかと思ったのです。

 なぜなら共産主義国家とは、共産主義者による情報工作によってできた物です。
 革命家とは情報工作を駆使して国家を転覆させ乗っ取った人間です。 
 その情報工作が成功して国家乗っ取りに成功した時、工作員の中で最高の人間が独裁者して君臨する国家なのです。

 だから共産主義国家が軍隊や外交官を持つのは、革命成功以降ですが、情報工作はその遥か前から継続していたのです。
 
 これは普通の国家とは真逆です。

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 普通の国家、例えば日本や柏原先生がこのシリーズの初期に取り上げたヴェネツィア共和国などとは、完全に逆なのです。

 ヴェネツィア共和国は近代以前に高度な情報機関を持った国家として知られていますが、これはヴェネツィア共和国が国家として完成したのちにできたものです。

 古代ローマが崩壊する前から、アドリア海の干潟に人間が住み始め、彼等が海運や商業に乗り出して成功するようになりました。
 しかしローマ帝国が崩壊に向かい、イタリア半島全域が蛮族の侵入で混乱で混乱する中、彼等は自分達の生命と財産を守る為に団結し、国家を作りました。

 そしてその国家を守る為に軍隊を持ちました。
 しかし軍隊だけでは、自分達の安全も、また地中海一円に広がった商業権益も守れません。

 国家と国益を守る為には、外国の情報を収集し、更に進んで自分に都合の良い情報を拡散したり、他国の君主や高位聖職者などを取り込むような工作も必要である事がわかってきます。

 それでヴェネツィア共和国は情報工作機関を作り、それを地道に発達させ続けたのです。
 幸いヴェネツィア共和国は800年間もの間、同じ共和政体を守り続けました。 だから情報工作機関もその間に連綿と発達し続けたのです。

 逆にいえば地道に情報工作活動を続けて、その成果を有効に活用し続けたので、人口15万の小国が、法王庁やオスマントルコ帝国と言った強大な敵と対峙しながら800年間も安定して存続できたのです。

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 しかし共産主義国家と言うのは、そもそも国家としては存在していませんでした。

 共産主義国家と言うのは、軍隊も外交官も、それどころか国民も領土もなく、あるのは共産主義と言うツールを使って国家を我が物として権力を得たいという人間だけでした。

 なぜなら共産主義により国家権力を簒奪すれば、無限の権力を得る事ができます。

 絶対王政の君主も、古代エジプトのファラオやローマ帝国の皇帝も、このような権力は持てません。
 
 絶対王政の君主や古代エジプトのファラオは、神を恐れ神に従わねばなりませんでした。
 ローマ帝国の皇帝に至っては、終身ではあるものの、アメリカ大統領とさして違わない存在でした。 そしてチョイチョイ、暗殺されたのです。

 しかも彼等が支配できるのは、所詮現実の世界だけです。
 人間の精神を支配する事はできませんでした。

 しかし共産主義は神の存在も、魂の存在も否定したので、共産主義国家の支配者になれば、神も恐れず、人間の精神のすべてを支配する事ができるのです。

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 しかし共産主義革命で得られる権力がいかに絶大であろうとも、革命に成功しなければタダの人。
 何の権力もありません。

 その彼等ができるのは、情報工作だけです。

 そこで彼等は共産主義の宣伝工作を行い、自分達同様に権勢欲に燃える人間や、更に純真無垢だけれど現実認識能力の弱い若者達を共産主義者にしていきました。

 そうやって人数が増えると、それが組織になり、大学や言論界、そして政治家などへの浸透工作を図るようになりました。
 
 そういう浸透工作の結果、いろいろな情報が得られるようになると、その情報から政治家の弱みを握り、それを梃に利権を獲得して、工作資金を得るようになりました。

 因みにこれは日本共産党もやっていて、有名女優や大企業の幹部や高級官僚の中にも秘密党員がいて、共産党の宣伝活動や企業や政府の重要情報を共産党にリークしたりしていると言われます。

 また北朝鮮の主体思想派も、同様に日本で工作活動を続け、浸透工作と利権で政治家に入り込み、アイヌ新法なんてモノまで成立させています。

 こうやって組織を拡大して、力をつけたところで、戦争などの混乱が起きた時に、それに乗じて国家を乗っ取ろうというのです。

 そしてロシアや中国ではそれに成功したのです。

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 だから国家ができて、外交や国防の必要ができてから、それに必要な情報を得る為に、情報機関ができて情報工作活動を始めたのではないのです。

 共産主義者が情報工作組織を作り、その活動を続けて、最終目標を達成してできたのが共産主義国家なのです。

 軍隊や外交官やその他の官僚は、国家乗っ取りに成功してから得た物ですが、情報機関は革命前から連綿と存続し発展してきた物です。

 勿論それが国家組織として認知されたのは、革命成功の後です。
 しかしそれは政府そのものも同じです。
 
 革命家の組織が革命に成功して、政府になり、そして国家の情報機関になったのです。
 その政府と情報機関って、実は不可分と言うか中身の人間が殆ど同じでしょう?

 そしてその仲間内で熾烈な権力闘争を続けて、そこでお互いが情報工作や謀略を駆使して仲間を陥れようと争い、最後に生き残った人間が共産主義国家の最高権力者になったのです。

 つまり共産主義国家の最高権力者と言うのは、情報工作や謀略活動の大天才なのです。

 だからソ連のような国では、国家成立とともにで情報工作活動を始める事ができるのです。

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 というより、共産主義国家のインテリジェンス活動と言うのは、革命に成功して権力を得た人間達は、それまでやってきたことをそのまま続けているだけなのです。

 違いと言えば、革命成功で国家を我が物にしたので、国家権力と国家予算を潤沢に使えるようになったことぐらいです。

 それを考えれば、ソ連が成立して間もなく、強大な情報機関が成立して、それが全世界で工作活動を始めた事は、当然ではありませんか?

 そもそもソ連の工作活動に協力したアメリカや日本などの共産主義者や、その親派などは、ソ連が成立する前から同志です。
 
 仲間が革命に成功したのだから、オレタチも続けとばかりに喜んで協力するし、ソ連側にも助ける義理があるのです。

 だから共産主義者のネットワークだって、昔からあった物が、ロシア革命成功で資金力を得てパワーアップしただけではないでしょうか?

 これは例えば、共産主義国家でない国が、共産主義国家のインテリジェンスに対抗するためには、自国内で活動する共産主義者の実態を知るところから始めなければならないのと比べたら、大変な優位です。

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 そしてソ連が対独戦でアメリカの支援を得ながらも、アメリカへの敵意を捨てず執拗に工作活動を続けるのも当然でしょう。

 だってコイツラ、自分達の祖国にも敵意を抱いて国家乗っ取りをやったのです。

 コイツラ、自分達の皇帝一家を子供まで皆殺しにして、硫酸で焼きつくしたのです。
 コイツラ、自分達の農民を意図的に大量に餓死させたのです。
 コイツラ、自分達の軍隊の軍人達を徹底的に粛清して、優秀な将軍をあらかた殺したのです。

 共産主義では、共産主義が世界を征服しなければならないことになっています。
 そしてそうなれば、自分達は世界の支配者になれます。
 それが共産主義の正義です。

 だから一般アメリカ人がいくら対独戦の仲間だと信じて、善意でソ連を支援しても、そのアメリカ人達に工作活動を仕掛けて、アメリカを破壊しようとすることに、良心の呵責など感じるはずもないのです。
 
 だからソ連政府の中では冷戦は、実は独ソ戦の最中から始まっていたのです。
 と、言うよりそもそも共産主義が成立した時から、資本主義国家は敵なのです。
 でもドイツとの戦争で困っているからアメリカを利用しただけなのです。
 利用している間も、利用し終わった後から、相手を倒す事を考えているのです。

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 これは中国だって同じでしょう?
 中国だって共産主義で世界を征服するべきだと考えている国なのです。

 だからいくら日本が善意で経済支援をしても関係ないのです。
 
 日本が中国共産党の支配下に服するべきでアル。
 日本人が勝手に自分達の政府を作っているのが間違いアル。

 彼等は本気でこう考えているのではありませんか?

 しかしこれは共産主義国家だけではなく、イデオロギーや宗教により作られた国家、そしてイデオロギーや宗教による組織、イデオロギーや宗教に生きる個人はみな同じではありませんか?

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 例えばサウジアラビアはアメリカとはきわめて親しい同盟国ですが、しかしあの国はイスラム過激派への資金提供をやめません。

 そもそもイスラム過激派が生まれた一因は、サウジアラビアが金に飽かせてイスラム諸国の若者達を招聘して、極めて原理主義的なイスラム神学を教え込んだ事です。 そしてサウジアラビアは今もそれを続けています。

 だってあの国は、元来ワッハーブ派と言う極めて厳格なイスラム教の一派が作った宗教国家です。

 国家の理念からは、世界中をイスラム化しなければならないのです。

 これはイランも同様です。

 そしてオウム真理教だって同じ事を考えたけれど、国家を作る前に挫折しちゃったのです。

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 イデオロギー国家や宗教国家は、宗教やイデオロギーの違う国とは常に戦い続けるのです。

 ヴェネツィア共和国のような、日本やアメリカのような国は、現在自国の国民が安全に平和に、そして豊に暮らせればそれで満足なのです。
 そしてそれが危うくなった時、経済や安全保障で、他国との対立がどうしようもなくなった時に、初めて戦争を考えます。
 
 そしてそれで戦争になっても戦争が終われば、また友好関係を回復します。

 戦争は意見の対立の調整が不可能になった場合にそれを突破する非常手段の一つとして有効だと考えていますが、しかしリスクが大きすぎるので、できるだけ避けるべきだと考えています。

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 しかしイデオロギーや宗教により成立した国家は、経済も安全保障も関係なく、イデオロギーや宗教が違う国は敵なのです。

 なぜならそういう国にとって、自国のイデオロギーや宗教は人類普遍の真理であり、人類はすべてその宗教やイデオロギーで統一されるべきと言う理念で成り立っているのです。

 だからどんなに経済援助や技術援助を受けても、関係ないのです。

 そしてどんなに経済関係その他が良好でも、イデオロギーや宗教が異なる国は常に敵国であり、そのような国は滅ぼさなければならないのですから、常に戦争状態と言う事になります。

 勿論、ミサイルや大砲を撃ち合うような戦争を常に続ける事は不可能なので、相手国を破壊するための情報工作を続ける事になるのです。
 
 これは最初に戻りますが、革命家達が自国乗っ取る為にやってきたことを、そのまま他国相手に続けるという事です。
 そしてその国を乗っ取るまで永遠に続けるのです。

 こうなると戦争と平和の間に境界はなくなります。

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 中国では今、超限戦と言うのをやっていると言います。
 これはまさに戦争を軍事だけに限定せずに、経済活動や文化活動などあらゆる分野で、ありとあらゆる手段を用いて、敵国に浸透しその国を侵略するという物だそうです。

 これは孫子の兵法に由来すると言われます。

 しかしそれだけでなく共産主義者が革命を起こす為に、過去に自国内でやってきた事と同じでしょう?
 そして革命に成功し権力を得た後、自国民相手にやっていることでしょう?

 日本の隣国はそういう国なのです。
 本当に怖い話ですが・・・・・。

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 勿論、ワタシはインテリジェンスの知識などほとんどありません。 柏原先生などのインテリジェンスや中国の浸透工作に関する動画を見ただけです。

 で、それを元に自分で考えると、イデオロギー国家や宗教国家はホントに怖いと思ったのでこのエントリーを書きました。

 皆様はどうお考えですか?

 よかったらご意見をコメントしてください。
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  1. 2019-11-12 18:22
  2. #
  3. 編集

共産主義や左翼は、諜報・情報工作・プロパガンダに非常に長けていると思います。

筑波大学の掛谷氏によると、保守層の人間は正直すぎる、「政策論争においても、理路整然と語ればわかってもらえる」、「イメージよりも中身で勝負」というような思考で、それは、お花畑だと批判しています。

それに対し、左翼(共産主義者)は、印象・イメージを大切にする。大衆は、政策などに興味を持たずに、イメージや印象操作に弱いという人間の認知バイアスを、左翼は、よく理解しており、様々な汚い手段を講じてでも、民衆に対し、イメージ・印象操作を行い、論戦を制していると述べています。これらの指摘は、日本のマスコミ・特定野党の行いや反日連中の慰安婦問題のでっちあげのやり方などを見ると、的を射ていると思います。

以下、掛谷氏の記事ですが、よろしかったら、読んでみてください。

「左翼を論破する方法(後編)」
ttps://www.epochtimes.jp/p/2019/10/48356.html

「プロパガンダに乗せられない人間になるために」
ttps://www.epochtimes.jp/p/2019/11/48808.html
  1. 2019-11-13 00:23
  2. URL
  3. スカイネット #-
  4. 編集

私はいろいろな国のムスリムと交流する機会がありましたが、ほぼ全員が「ムスリムが世界を支配する」という強固な信念を持っていました。かなり親しくならないとそんなこと言わないのですけど。優秀で性格のよい人ほどその信念が強いのです。今後は共産主義とムスリムの戦いになるのでしょうね。
  1. 2019-11-13 00:29
  2. URL
  3. +++ #-
  4. 編集

う~ん

 よもぎねこさんからの難しいお題に、一晩悩んでしまいました。単純なshowacho脳にとりましては、あまりにも難題であります。なにせ、インテリジェンスを知らない代表的日本人ですので。
 で、きわめて的外れなことを申し上げてしまうのですが・・・。勤め人時代、様々な上司、同僚と関わりました。いろいろな人が、今でも折に触れてよみがえりますが、「価値観にとらわれすぎて、排他的な人」は、やはり付き合いにくかったなあという印象があります。もちろん、だれにでもおのれの信ずる価値観はあるはずですが、それを一方的に主張し、そこから外れる他者を、かなり遠慮なく蔑んだり、はっきりと攻撃する、というタイプの人間が、割と珍しくなくいたなあと思います。私からすると、それらの人は、「守備範囲が狭い」とも感じられました。そうしたタイプの中でも、計算力(情報収集力)があって、仲間勢力を作ることができる相手には、とても苦労させられたものでした。私も変わり者でしたので、納得いかなければ群れるより孤立を、というタイプでしたので、そうした勢力のターゲットになることもよくありました。が、「一人も気楽でいいか」と割り切って過ごしたせいか、なんとか退職までたどり着くことができました。そして心の中で「どうして、あなたたちは、じぶんと人との違いに対し、そこまで不寛容なのですか?」といつも不思議に思っておりました。今にして思えば、あちらの国の人民のように「粛清」されず生存でき、まあ、日本人でよかったなあと。(^.^)
 一神教ではなく多神教、単一イデオロギーではなく、複数信条を許容する。今の日本は、世界の中でも、かなりこの実現がなされている国なんだろうと、私は感じています。ただ、今ふと思ったのですが、地勢状、島国ですので、世界情勢、常識感覚に鈍いという国民気質は、われわれ日本人にはやはりあるかも。最近受け入れが進んできた外交人労働者たちにすれば「日本ってなんて、排他的。」と感じさせてしまう側面が、日本の側にもあるかも。
他を受け売れる度量(守備範囲を広げる心)を持つということは、思う以上に難しいことかもしれません。
  1. 2019-11-13 10:13
  2. URL
  3. showacho #r6uSoc5A
  4. 編集

訂正

受け売れる → 受け入れる

ごめんなさい。
  1. 2019-11-13 10:16
  2. URL
  3. showacho #4A9T8td.
  4. 編集

>それに対し、左翼(共産主義者)は、印象・イメージを大切にする。大衆は、政策などに興味を持たずに、イメージや印象操作に弱いという人間の認知バイアスを、左翼は、よく理解しており、様々な汚い手段を講じてでも、民衆に対し、イメージ・印象操作を行い、論戦を制していると述べています。

これは、当然と考えるべきでしょうか、残念ながら。
庶民・・・忙しい中で”好悪”を反射的につけさせ、そこから発想させる訳ですから。
その意味で、旧民主党の連中がやっている印象操作と同じでしょう。
国民として、そんな事より”成果”だけが問題なんですけどね。

その意味では、日本の教育を受けた人にとっては、扇動する連中ってのは、救いようがない連中と思ってしまいます。
徹底して排除にはならないことが問題。
インテリジェンスの意味では、戦略に基づいた謀略が現在の日本人の考えに無い(少ない)事が、恐らく問題なのでしょうか。
  1. 2019-11-13 11:17
  2. URL
  3. #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 共産主義や左翼は、諜報・情報工作・プロパガンダに非常に長けていると思います。
>
> 筑波大学の掛谷氏によると、保守層の人間は正直すぎる、「政策論争においても、理路整然と語ればわかってもらえる」、「イメージよりも中身で勝負」というような思考で、それは、お花畑だと批判しています。
>
> それに対し、左翼(共産主義者)は、印象・イメージを大切にする。大衆は、政策などに興味を持たずに、イメージや印象操作に弱いという人間の認知バイアスを、左翼は、よく理解しており、様々な汚い手段を講じてでも、民衆に対し、イメージ・印象操作を行い、論戦を制していると述べています。これらの指摘は、日本のマスコミ・特定野党の行いや反日連中の慰安婦問題のでっちあげのやり方などを見ると、的を射ていると思います。
>
> 以下、掛谷氏の記事ですが、よろしかったら、読んでみてください。
> 「
> 「左翼を論破する方法(後編)」
> ttps://www.epochtimes.jp/p/2019/10/48356.html
>
> 「プロパガンダに乗せられない人間になるために」
> ttps://www.epochtimes.jp/p/2019/11/48808.html

 ありがとうございます。 見てみます。

 共産主義者や左翼はプロパガンダや情報戦に長けているというより、そもそもプロパガンダとイメージがすべてではないでしょうか?

 だって現実に共産主義の制度を見れば、実現性は怪しいのです。
 これはマルクスが共産主義を発明した時から、指摘されていました。

 それでも「平等」「搾取のない社会」のイメージだけでこれが拡散して、遂にはソ連始め共産主義国家の出現となったのです。

 現実の政治制度としては、いろいろ問題を抱えていても、失業や貧困で苦しむ人々が増えると、労働者は資本家に搾取されているとか、人間の不平等についてもっともらしく説明されると、妙に説得力を持ってしまうのです。

 社会制度としての全体像はインチキでも部分的には、凄く綺麗な理想世界を描けるのです。
 だから浸透するのでしょうね。

 逆に保守と言うのは、今の生活、昔から続いた生活をそのまま守りたいという立場ですから、人を説得するとかそういう話は元来何も考えていないのです。

 そして今の生活で幸福なのですから、それをひっくり返そうなんて人間は、結局理解できないのです。

 それでもなかなか革命が起きないのは、つまりは「今の生活を守りたい」人が、共産主義によって権力を得たい人よりはるかに多いからでしょう?

 でも戦争や大不況で混乱すると、共産主義のプロパガンダにはめられてしまう人が増えるのです。
  1. 2019-11-13 12:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 私はいろいろな国のムスリムと交流する機会がありましたが、ほぼ全員が「ムスリムが世界を支配する」という強固な信念を持っていました。かなり親しくならないとそんなこと言わないのですけど。優秀で性格のよい人ほどその信念が強いのです。今後は共産主義とムスリムの戦いになるのでしょうね。

 飯山陽さんがイスラム教を解説した「イスラム教の論理」と言う本を書いていますが、それによるとイスラム教の教理ではイスラム教が神の真理、人類普遍の真理なので、全て人類はイスラム教徒にならねばならないし、現在イスラム教徒である人間は、異教徒をイスラム化するために努力しなければならないことになっているそうです。

 世界征服はイスラム教徒の義務である
 http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-6416.html

 だからイスラム法やイスラムの戒律は、イスラム教徒以外も守るべきと言う事になっているそうです。

 しかもこれがコーランとイスラム法がセットになって、厳密に明記されており、イスラム教徒はこれを否定できないというのです。
 
 怖いですね。
  1. 2019-11-13 12:24
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: う~ん

>  よもぎねこさんからの難しいお題に、一晩悩んでしまいました。単純なshowacho脳にとりましては、あまりにも難題であります。なにせ、インテリジェンスを知らない代表的日本人ですので。
>  で、きわめて的外れなことを申し上げてしまうのですが・・・。勤め人時代、様々な上司、同僚と関わりました。いろいろな人が、今でも折に触れてよみがえりますが、「価値観にとらわれすぎて、排他的な人」は、やはり付き合いにくかったなあという印象があります。もちろん、だれにでもおのれの信ずる価値観はあるはずですが、それを一方的に主張し、そこから外れる他者を、かなり遠慮なく蔑んだり、はっきりと攻撃する、というタイプの人間が、割と珍しくなくいたなあと思います。私からすると、それらの人は、「守備範囲が狭い」とも感じられました。そうしたタイプの中でも、計算力(情報収集力)があって、仲間勢力を作ることができる相手には、とても苦労させられたものでした。私も変わり者でしたので、納得いかなければ群れるより孤立を、というタイプでしたので、そうした勢力のターゲットになることもよくありました。が、「一人も気楽でいいか」と割り切って過ごしたせいか、なんとか退職までたどり着くことができました。そして心の中で「どうして、あなたたちは、じぶんと人との違いに対し、そこまで不寛容なのですか?」といつも不思議に思っておりました。今にして思えば、あちらの国の人民のように「粛清」されず生存でき、まあ、日本人でよかったなあと。(^.^)
>  一神教ではなく多神教、単一イデオロギーではなく、複数信条を許容する。今の日本は、世界の中でも、かなりこの実現がなされている国なんだろうと、私は感じています。ただ、今ふと思ったのですが、地勢状、島国ですので、世界情勢、常識感覚に鈍いという国民気質は、われわれ日本人にはやはりあるかも。最近受け入れが進んできた外交人労働者たちにすれば「日本ってなんて、排他的。」と感じさせてしまう側面が、日本の側にもあるかも。
> 他を受け売れる度量(守備範囲を広げる心)を持つということは、思う以上に難しいことかもしれません。

 おお、showachoさんってワタシの同類だったんですね。
 ワタシも人付き合いが苦手で、学校でも職場でもいつも浮くタイプだったのです。

 ワタシの場合は、単純に自己中で性格が悪いという事大きかったのですが。

 しかし自分が常に「浮き」排除される立場だったから、ワタシ自身排他的な人間ではないのですが、しかし逆にだからこそ今のパヨクの言う多文化主義や多文化共存には違和感を感じます。 
  1. 2019-11-13 12:35
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 訂正

> 受け売れる → 受け入れる
>
> ごめんなさい。

 どうぞお気になさらずに。

 誤字と脱字はワタシも大得意ですから。
  1. 2019-11-13 12:36
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >それに対し、左翼(共産主義者)は、印象・イメージを大切にする。大衆は、政策などに興味を持たずに、イメージや印象操作に弱いという人間の認知バイアスを、左翼は、よく理解しており、様々な汚い手段を講じてでも、民衆に対し、イメージ・印象操作を行い、論戦を制していると述べています。
>
> これは、当然と考えるべきでしょうか、残念ながら。
> 庶民・・・忙しい中で”好悪”を反射的につけさせ、そこから発想させる訳ですから。
> その意味で、旧民主党の連中がやっている印象操作と同じでしょう。
> 国民として、そんな事より”成果”だけが問題なんですけどね。

 マジに左翼ってイメージ戦しかないんですよ。

 共産主義が破綻した以上、本当に論理を積み重ねると、惨敗必定なのです。
 だからひたすらイメージ戦略で、現体制を攻撃するのです。

 例えば普天間基地の辺野古移設を「新基地建設」と言い換えて、ひたすらその言葉を使い続けるとか、自分達に反論する意見は「ヘイトスピーチ」と言って封殺するとかです。

 しかしさすがに国民の側も免疫ができてきましたけどね。
>
> その意味では、日本の教育を受けた人にとっては、扇動する連中ってのは、救いようがない連中と思ってしまいます。
> 徹底して排除にはならないことが問題。
> インテリジェンスの意味では、戦略に基づいた謀略が現在の日本人の考えに無い(少ない)事が、恐らく問題なのでしょうか。

 要するに日本人は、他国や他人が悪意で日本と言う国や、日本人の生活を破壊しようとしてるとは考えていないのです。

 オレオレ詐欺の被害者と同じです。

 オレオレ詐欺って実に単純な詐欺なのですが、被害者は「自分が我が子の声を間違えるわけはない」と信じているから、コロリと騙されてしまうのです。

 だから日本人はまず他国や自国内の左翼は、日本と日本人の生活を破壊しようとしていることを、認識するべきなのです。
  1. 2019-11-13 12:46
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

共産主義とカルトって親和性があるのでしょうね。
洗脳って、インテリであればあるほど解きにくいって聞いたことがあります。あのオウムの幹部たちは皆超一流大学卒でしたよね。だから,共産主義と言うカルトに染っている人達は、超一流大学を卒業してる人が多いのも納得いく感じがします。
  1. 2019-11-13 22:48
  2. URL
  3. 雄の三毛猫 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 共産主義とカルトって親和性があるのでしょうね。
> 洗脳って、インテリであればあるほど解きにくいって聞いたことがあります。あのオウムの幹部たちは皆超一流大学卒でしたよね。だから,共産主義と言うカルトに染っている人達は、超一流大学を卒業してる人が多いのも納得いく感じがします。

 凄く親和性が高いです。
 と言うか共産主義ってカルトの一つでしょう?

 インテリがカルトに弱いのもわかります。

 インテリって理屈に弱いのです。
 インテリって文章読解力、文章記憶力の強い人達なのですが、これは逆にいえば尤もらしく理屈を並べて書いた物にコロリと騙されてしまう事にもなります。

 特に現実認識能力が弱く、文章理解力だけが強い人の場合は、本の中で綺麗に理論が完結すると、完全にそれにはまってしまうのでしょう。

 そして共産主義もカルトも、その理屈が綺麗に作られているのです。
 だからインテリ程簡単にはまるのでしょうね。
 
 そして自分でその理屈の問題を見つけられない限り、そこから出る事ができないのでしょう。
  1. 2019-11-14 12:10
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

現実主義者が甘い?

一番、痛い問題、触れられたくない問題です。
いつも問題を読み解く解説で、スカッとするのですが、
本稿を読んで、重い現実をつきつけられて、憂鬱になります。

コメントをするような明確な意見があるわけではないのですが、一言コメントします。

共産主義が宣伝に優れていることは、忌まわしい事実ですネ。
結局、彼らは初めから「戦闘モード」であり、自由民主主義は、自分の国さえよければいいという「受け身モード」だからなのでしょう。

いつの時代にも共産主義にあこがれる人間が生まれてくること、その宣伝に乗せられて共産主義の利益になる行動をしてしまう人間がいること、に憂鬱になります。
それに対抗するためには、昔は悪く感じていた「反共主義」も必要だと感じるようになりました。
マッカーシイズムも一定の役割があったように思います。

神様は人間に、動物的な生き抜く本能のほかに、なぜか「情」というものを与えた。
「憐みの情」とか「正義感」とか「美的感覚」とか。
彼らはそれを巧みに利用するのでしょう。
人間以外の動物の世界には、共産主義(イデオロギー)はないのでしょう。

先日、山口組竹中組長のことを放映していました。
法律や社会のルールを守ることより、
特定の人への恩義とか仁義とかを優先する。
そういう人たちがいるのだ、と解説していました。

結局、現実主義者(対)イデオロギー主義者と、とらえるべきなのかも。
イスラム諸国で「世俗派」という言葉が使われますが、本来は「政教分離派」「現実主義派」というべきものでしょう。
よもぎねこさんがよく言われるように、政治や社会の規範を、宗教ではなく「法」に求めることが近代化の出発点だということです。
インテリジェンスの問題と違うように見えますが、現実主義者が、誰を敵だと明確に意識しないと、負けてしまうという危険があるということです。
  1. 2019-11-14 13:03
  2. URL
  3. 道草人 #-
  4. 編集

Re: 現実主義者が甘い?

> 一番、痛い問題、触れられたくない問題です。
> いつも問題を読み解く解説で、スカッとするのですが、
> 本稿を読んで、重い現実をつきつけられて、憂鬱になります。
>
> コメントをするような明確な意見があるわけではないのですが、一言コメントします。
>
> 共産主義が宣伝に優れていることは、忌まわしい事実ですネ。
> 結局、彼らは初めから「戦闘モード」であり、自由民主主義は、自分の国さえよければいいという「受け身モード」だからなのでしょう。
>
> いつの時代にも共産主義にあこがれる人間が生まれてくること、その宣伝に乗せられて共産主義の利益になる行動をしてしまう人間がいること、に憂鬱になります。
> それに対抗するためには、昔は悪く感じていた「反共主義」も必要だと感じるようになりました。
> マッカーシイズムも一定の役割があったように思います。
>
> 神様は人間に、動物的な生き抜く本能のほかに、なぜか「情」というものを与えた。
> 「憐みの情」とか「正義感」とか「美的感覚」とか。
> 彼らはそれを巧みに利用するのでしょう。
> 人間以外の動物の世界には、共産主義(イデオロギー)はないのでしょう。
>
> 先日、山口組竹中組長のことを放映していました。
> 法律や社会のルールを守ることより、
> 特定の人への恩義とか仁義とかを優先する。
> そういう人たちがいるのだ、と解説していました。
>
> 結局、現実主義者(対)イデオロギー主義者と、とらえるべきなのかも。
> イスラム諸国で「世俗派」という言葉が使われますが、本来は「政教分離派」「現実主義派」というべきものでしょう。
> よもぎねこさんがよく言われるように、政治や社会の規範を、宗教ではなく「法」に求めることが近代化の出発点だということです。
> インテリジェンスの問題と違うように見えますが、現実主義者が、誰を敵だと明確に意識しないと、負けてしまうという危険があるということです。

 現実主義者が甘いというのは事実でしょう。

 普通に考えると理想主義者が甘く、現実主義者がシビアだと思ってしまいますが、逆だと思います。

 現実主義者って相手も現実的に考えると思うので、相手が何の得にもならないことで嘘を吐くはずがないと考えてしまうのです。

 そして現実主義者は現実の生活に満足しているので、現体制をぶち壊そうという人間がいる事を、実は理解していないのです。

 例えば韓国のチェチェ思想派の台頭を見ていると、驚くのです。
 「いくら韓国で格差や失業が問題でも、北朝鮮に比べれば百倍マシなのだから、北朝鮮を支持する人間がいるはずはない」と信じていたのです。

 でも実際には現実を無視してイデオロギーに生きる人間は、北朝鮮を支持するわけです。

 そしてそういう人間達は、イデオロギーこそが正義なので、その正義の為には平気で嘘を吐くのです。

 嘘って相手を疑えば、直ぐ見破れるような嘘でも、疑う気持ちがなければ、簡単に騙されるのです。
 オレオレ詐欺なんか典型ですが、あれは被害者が「自分が息子の声を間違えるはずはない。」と信じているから、簡単に騙されるのです。

 朝日新聞が慰安婦強制連行捏造に成功したのも同じでしょう?

 それ以前にも朝日新聞は南京大虐殺始め、いくつも捏造に成功しているのですが、ワタシは慰安婦強制連行捏造までは、それを信じていました。

 なぜならそのころまではワタシは「大新聞が意図的に嘘を吐くはずはない」と信じていたので、朝日の捏造を指摘する意見を全く無視していたからです。

 しかし慰安婦強制連行捏造はさすがにオカシイと思い、それで朝日新聞始め、マスコミ報道を疑い始めました。
 
 けれどそれまでに共産主義者はマスコミや大学など言論界に入り込んでいたのです。

 そこで嘘を駆使して日本の世論を操作し続けていたのです。

 それでも嘘に気づく人も多かったので、何とか無事にこれたのです。
  1. 2019-11-14 15:37
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  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

とうとう始まってしまいましたねえ。
現在は、ブルーチームの直接の関与は見られない様ですが、シナ国内へと飛び火する可能性も否定できません。
CIAあたりが、香港へ資金と武器の供与が始まれば・・・・それはそれで面白い展開になりますが、いよいよ戦車の出番となり、学生は全滅でしょうか。
経済的には世界の投資引き上げが始まっており、すでにシナに取れば香港の価値は無くなったと見るべきでしょうか。

・香港警察、大学突入 10時間対峙 デモ隊ら60人負傷 - 毎日新聞
https://mainichi.jp › articles › ddm
2 日前 - 政府への大規模な抗議デモが続く香港では、13日もデモ隊が道路や線路に障害物を置くなどして交通機関が混乱した ... 香港警察、大学突入 10時間対峙 デモ隊ら60人負傷 ... 警察側は大量の催涙弾を発射し、学生は弓などを使って対抗。

・香港デモ隊が弓・槍・弩で武装! : 軍事・ミリタリー速報 彡
blog.livedoor.jp › archives
5 時間前 - 香港の警察は14日朝、デモ隊が警官らに向かって弓矢を引き、植木鉢を投げつけたと発表した。警官らに怪我はなく、これへの報復として際るガスが使用された。香港ではすでに4日にわたってデモ隊と警察との激しい衝突が続いている。
  1. 2019-11-15 19:41
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  3. 特亜だけは好きになれない #-
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Re: タイトルなし

> とうとう始まってしまいましたねえ。
> 現在は、ブルーチームの直接の関与は見られない様ですが、シナ国内へと飛び火する可能性も否定できません。
> CIAあたりが、香港へ資金と武器の供与が始まれば・・・・それはそれで面白い展開になりますが、いよいよ戦車の出番となり、学生は全滅でしょうか。
> 経済的には世界の投資引き上げが始まっており、すでにシナに取れば香港の価値は無くなったと見るべきでしょうか。
>
> ・香港警察、大学突入 10時間対峙 デモ隊ら60人負傷 - 毎日新聞
> https://mainichi.jp › articles › ddm
> 2 日前 - 政府への大規模な抗議デモが続く香港では、13日もデモ隊が道路や線路に障害物を置くなどして交通機関が混乱した ... 香港警察、大学突入 10時間対峙 デモ隊ら60人負傷 ... 警察側は大量の催涙弾を発射し、学生は弓などを使って対抗。
>
> ・香港デモ隊が弓・槍・弩で武装! : 軍事・ミリタリー速報 彡
> blog.livedoor.jp › archives
> 5 時間前 - 香港の警察は14日朝、デモ隊が警官らに向かって弓矢を引き、植木鉢を投げつけたと発表した。警官らに怪我はなく、これへの報復として際るガスが使用された。香港ではすでに4日にわたってデモ隊と警察との激しい衝突が続いている。

 結局中国は金の卵を産む鶏を殺したわけですね。

 香港を見ていると、「植民地支配」に対する考えが変わってきました。

 ワタシは戦後教育しか受けていないので、「植民地支配はとにかく悪」と習っていたのですが、しかし中国のように自国民を完全に奴隷化する国もあるのですから、それに比べればマシじゃないかと思います。

 そして情けない話だけれど、自分達で自国を統治する根性のない国は、優秀な統治者の植民地になっていた方が幸せなのですね。
  1. 2019-11-16 11:48
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  3. よもぎねこ #-
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