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2019-10-29 21:03

鮭とお狐様

 昨日また農試公園に鮭を見に行きました。

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 快晴の空の下、黄葉が見事でした。

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 白樺や銀杏の黄色、楓やナナカマドの赤など、凄いばかりの色彩の洪水です。

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 しかし黄葉は春の花よりも儚いです。

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 一昨昨日ぐらいから、高い山の上は明らかに枯れ木の色になって、落葉が終わったのがわかるようになりました。

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 街中でも葉を殆ど落とし、スカスカになっている木が少なくありません。

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 それでもまだ紅葉の真っ最中の木が多いので、絢爛たる彩なのです。

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 天気は良いけれど風は冷たく、ウールのオーバーを着ていたのですが、自転車を漕ぐと体が冷えます。

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 しかしこうして紅葉を見られるのも後わずかだし、そもそも自転車を乗り回せるのだって、後一か月半ほどです。

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 だから寒くても、天気さへ良ければ、出かけます。

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 農試公園へ行く途中の道端の柿の実が色づいていました。
 
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 札幌でも柿の木は育ちます。
 そして実も成るのです。

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 けれども熟さないうちに冬になる年が多いようです。
 今年は熟したのでしょうか?

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 農試公園の中は黄葉で豪華絢爛でした。
 ここには沢山の桜が植えられていて、春は花見の名所なのですが、しかし色彩の艶やかさだけなら秋の黄葉の方が華やかです。

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 桜が咲くころはまだ殆どの木は芽吹き始めたばかりで、桜の他は淡い緑しかありません。
 けれども秋は全ての木々が、黄葉を競うからです。

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 橋の上から見ると鮭は結構いました。
 それで近くで鮭を撮ろうと思って川辺まで下りてみたけれど、安物のデジカメでは全然撮れません。

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 水面ではマガモのカップルがデート中でした。
 雄カモは綺麗な婚姻色になっていました。

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 マガモの雄は夏の間は雌と似たような茶色の羽毛なのですが、秋になると頭はエメラルドのような緑に、体は銀ネズミ色へと変身します。
 
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 マガモは秋から冬にかけて恋愛し、カップルになるので、雄はこうやって男性美を競うのです。

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 しかしデート中を盗撮すると嫌がられるので、川面を離れました。

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 農試公園は元々が農業試験場だった公園で、公園の中を発寒川が流れているのです。

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 そして毎年、鮭はこの公園のあたりまで遡上してくるのです。

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 もっと上流まで遡上する鮭もいるようですが、この公園の中の橋の上からだと、遡上する鮭がよく見えるのです。

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 こうやって少し公園の中をうろうろしていると、みるみる日が陰ってきました。

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 気が付くと4時前です。

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 今の季節、4時になったらもう薄暗くなるのです。

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 帰る前にもう一度、橋の上から川を見下ろすと、何とか鮭の写真が撮れました。

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 鮭は海からこの川を遡ってここまで来たのです。

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 これで満足して帰ろる事にしました。 
 しかし日暮れはドンドン迫ってきます。
 
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 いよいよ公園の出口まで来たところで、通りすがりの人に「あの木の向こうにキツネがいますよ。」と、教えられました。

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 居ました。
 ホントにお狐様です。

 でももう薄暗くなっていて、なんとか撮れたのはこれ一枚です。

 それにしても一体どこから来たのでしょうか?
 背景からもわかる通り、この辺りは完全な住宅地です。
 公園の中は完全に整地されていて、お狐様が住めるようなところはありません。

 尤も発寒川を4~5キロ遡れば、川の片側には原生林が連なっています。
 またもう少し下ると、川の両側に柳などの灌木が茂る河原が続きます。

 それにしてもこんなところでお狐様に会えるなんて!!

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 お狐様の姿が消えた後、公園の楓の林の向こう側だけが、夕日で明るく輝いていました。
 なんだか別な世界への入り口のように思えたけれど、行き着いた頃には、もうその光は消えていました。
  1. 札幌の四季
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コメント

野生の狐!大沼公園で出会った事があります
ここらは夕方に多量のスズメや生ゴミの日にカラスがうるさいくらいです
公園で犬を抱っこしてる人が「目が駄目だけど抱っこしてると大人しい、部屋にこもってるのも嫌なんで散歩がてら出てくるんだよ」と
飼い主の匂いが薄れると鳴くんだそうです
ペット飼うのも大変でしょうが、それを愉しめる余裕がある人なんだろうな
  1. 2019-10-29 23:05
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  3. are #-
  4. 編集

私の今日の一枚は「逆光のコスモス」・・透明な秋の空気が写ってますね。

きつねはね、手袋を買いに来たんだと思うな。
  1. 2019-10-30 09:40
  2. URL
  3. 鳴子百合 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 野生の狐!大沼公園で出会った事があります

 ワタシはキツネを見るのは3度目です。 3回とも公園の中でした。
 キツネに会うとおとぎ話の世界に入ったみたいで凄く嬉しいです。

> ここらは夕方に多量のスズメや生ゴミの日にカラスがうるさいくらいです
> 公園で犬を抱っこしてる人が「目が駄目だけど抱っこしてると大人しい、部屋にこもってるのも嫌なんで散歩がてら出てくるんだよ」と
> 飼い主の匂いが薄れると鳴くんだそうです
> ペット飼うのも大変でしょうが、それを愉しめる余裕がある人なんだろうな

 そうですね。
 でもペットを飼うのは、そうやっていろいろ面倒を見る事が楽しくて飼うのですから。
  1. 2019-10-30 20:03
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  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 私の今日の一枚は「逆光のコスモス」・・透明な秋の空気が写ってますね。

 もう5度を割る日もあるのに、それでも頑張って咲き続けているので健気です。
>
> きつねはね、手袋を買いに来たんだと思うな。

 おお、そうですね。
 ワタシは鮭の死骸を食べに来たのだと思ったけれど、鮭を食べて帰りに手袋を買って帰るのでしょう。
  1. 2019-10-30 20:15
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

ユーモア

> きつねはね、手袋を買いに来たんだと思うな。

よもぎねこさんと読者が、こんな夢の中の会話のようなやりとりがあると、知性の高さが窺えて嬉しくなります。日本人はユーモアがない、と批判されることがありますが、表出の頻度が少ないだけです。

さりとて大阪芸人の騒がしい駄洒落がユーモアな訳ではないし、更に名古屋の「不自由展」の出し物は笑えない。(在特会のパロディは笑えたが)。

ユーモアは「笑い」ではないんですね。花を育てるような機知か?
  1. 2019-11-01 15:57
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  3. 相模 #-
  4. 編集

Re: ユーモア

> > きつねはね、手袋を買いに来たんだと思うな。
>
> よもぎねこさんと読者が、こんな夢の中の会話のようなやりとりがあると、知性の高さが窺えて嬉しくなります。日本人はユーモアがない、と批判されることがありますが、表出の頻度が少ないだけです。
>
> さりとて大阪芸人の騒がしい駄洒落がユーモアな訳ではないし、更に名古屋の「不自由展」の出し物は笑えない。(在特会のパロディは笑えたが)。
>
> ユーモアは「笑い」ではないんですね。花を育てるような機知か?

 鳴子百合さんはいつも機知横溢で、しかもその機知が何とも愛らしいのです。
  1. 2019-11-01 19:56
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  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

うわー、お二人とも恐れ入ります・・。
  1. 2019-11-02 10:07
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  3. 鳴子百合 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> うわー、お二人とも恐れ入ります・・。

 どういたしまして。
 
  1. 2019-11-02 18:46
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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