21日は妹の友達に便乗させてもらって、小樽へ護衛艦「かが」と「すずつき」を見に行きました。
まず「すずつき」の見学を済ませて下船すると、「すずつき」のクルーによる、ラッパの演奏とファッションショーをやっていました。
ファッションショーは海上自衛官の夏の制服の他、消防服などを見せてくれました。
でも前の人の頭が邪魔で良い写真が撮れませんでした。
この後「かが」に向かいます。
「かが」の船腹に巨大な穴が・・・・・。
F35とか大きな物は、ここから入れるようです。
快晴の日曜日とあって、見学者は後から後から押し寄せます。
船腹に沿って長々歩いた後、ようやく入り口にたどり着きました。
入ってみると中は途方もなく広いです。
この中に哨戒ヘリが14機格納できるのだそうです。
これはさっきの大穴を中から見た所です。
全体の広さとあいまって、なんか船の中と言うより巨大な倉庫みたいです。
小樽港の周りには、大きな倉庫が沢山あるのですが、しかしこんな巨大な倉庫はありません。
倉庫の中をうろついていると、船首側のエレベーターが下りてきました。
トランプ大統領が5月に訪日した時に乗ったエレベーターです。
巨大なのに動きは大変早くスムーズです。
モタモタしているとシャッターを切るのが間に合わない速度で降りてきます。
下から上まで普通の建物の3階分はあるんじゃないかと思います。
エレベーターが降りると、ワタシ達も乗り込みました。
エレベーターは実にスムーズに上がっていきます。
因みにこのサイズはF35を乗せるのにピッタリなのです。
だから「かが」と「ひゅうが」ができた時から、ネットの軍オタさん達はF35を乗せて空母化できると言っていました。
そして実際にF35を搭載する事になったのです。
エレベーターが上がりきると、回りの甲板と全く段差がなくなります。
ワタシは以前に「いせ」のエレベーターにも乗った事があります。
「いせ」のエレベーターはオスプレイが乗せられるので、2014年のリムパックではオスプレイを載せていました。
「いせ」のエレベーターも「かが」のエレベーターも、ヘリだけを乗せるなら大きすぎでしょう?
こういうのは軍オタさんなら色々見えてくる物があるんでしょうね。
因みにエレベーターは船首と船尾の二か所にあります。
それにしても「かが」の甲板は、滅茶苦茶広いです。
甲板上の構造物って、これしかありません。
もう唯の飛行場!!
「かが」は全長248m、最大幅38mです。
一方、帝国海軍の空母加賀は全長238m、飛行看板の幅は30mでした。
つまり「かが」はゼロ戦なら楽々と離着陸できるんですね。
うわ~~!! 「すずつき」が小さい!!
しかしこれでも現代では「軽空母」と言うか、本格的な空母とは言えないのです。
現代の空母ってホントに化け物なんですね。
広い広い甲板を一回りしてまた船首に戻ると、エレベーターが降りてきます。
そしてまた上がってきました。
ホントにすごい!!
こんな巨大な物が静かにスルスルと上がってくる!!
つまり空母ってこういう物が全て正確にスムーズに動くように作る技術がないと、作れないのですね。
そしてまた1センチの段差もなく、見事に上がり終えました。
護衛艦の見学は足元が悪くて大変なのですが、「かが」なら車椅子の人でも全く問題ないかも?
これで「かが」の見学は終わりです。
降りてから見上げるとヤッパリ巨大です。
「すずつき」は凄くカッコよかったし。
この日は快晴で本当に気持ちの良い日でした。
帰宅後、選挙に行ったけれど、選挙結果については複雑な気持ちです。