昨日も快晴で、買い物がてらまた自転車で近所を駆け回りました。
もう辛夷は満開で、遠くの山にも白粉をはいたように白く咲くのがわかります。
遠くで咲く辛夷は上手く撮れないのですが、でも間近に見るのと同様に美しいです。
そして何と桜が咲きました。
勿論、まだ2分咲きにもなりません。
しかし樹全体が紅色に染まって、もう明らかに咲いているのです。
この桜の木は、いつもこの公園では真っ先に咲くのです。
でもこうなったら、他の樹だってドンドン咲いていくでしょう。
エゾエンゴサクなど他の花もドンドン咲いていきます。
寒さも収まったので、もう春爛漫の気分です。
これから札幌は花の爆発への秒読みになるのです。
思えば二月の下旬から、ひたすら本州の花の便りを聞かされるばかりでした。
毎日、雪景色を見ながら花の便りを聞くのは、何とも情けない気分でした。
そんなにひがむなよ・・・・・。
その分、札幌の花の季節は豪勢なんだからさ。
そうですね。
これから一カ月程は本当に豪勢な季節です。
これから梅も桜もモクレンも全部まとめて一発で咲くのですから。
心が浮き立っておろおろしてしまうような季節になるのです。
琴似まで行ってみると、区役所の桜が咲いていました。
この桜はきっと毎年、西区で一番先に咲くのだと思います。
区役所の桜だから区民に春告げる責任感を感じているのでしょうか?
でも他の桜も結構頑張っていたのです。
しかし浮かれて歩いているうちに、日は傾てきました。
桜の蕾は夜の間も膨らみ続けるのでしょうか?
春の夕暮れは甘くたおやかでした。