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2019-04-19 12:43

フランスよお前もか!! ノートルダム寺院修復寄付金

 パリのノートルダム寺院の火災復興には、既に1000億もの寄付金が集まっているそうです。
 このような莫大な寄付金が早々と集まったのは、火災直後からフランスを代表する大富豪達が数百億単位での寄付を申し出たからのようです。

 ところがそれに対して奇妙な事を言う人達が出てきました。

 寄付と再建方法で論争 ノートルダム火災、仏社会結束ならず
 2019年4月19日 7時28分


 AFP=時事】「私は、この大惨事を結束の機会とする必要があると、強く信じている」──。エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は、パリのノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)で今週起きた大火災を受けたテレビ演説でこう表明したものの、この連帯感は2日と持たなかった。
 フランスでは15日夜に起きた火災を受け、各政党が欧州議会選に向けた選挙活動を停止した一方、大聖堂再建に向け集まった寄付をめぐる論争が17日までに勃発した。集まった寄付金8億5000万ユーロ(約1070億円)については、その一部が貧困層支援に使われるべきではないかとの声が上がっている。
 フランク・リーステール(Franck Riester)文化相は18日、仏ラジオ・モンテカルロ(RMC)に対し、「この無意味な議論は、『他に必要とされているところがある時に、ノートルダムに使うには多すぎる資金だ』というもの。社会システムや健康、気候変動対策のための資金が必要なのは当然だ」と指摘した上で、「だが、この並外れた寛大な行為の成り行きを見守ろう」と呼び掛けた。
 大聖堂の再建に対しては、フランソワ=アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)氏やベルナール・アルノー(Bernard Arnault)氏をはじめとするフランスの大富豪や大企業がそれぞれ1億ユーロ(約130億円)を超える寄付を表明。しかし、「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」運動の抗議デモが5か月にわたり続くフランスでは、富の不平等と低所得者層の窮状に注目が集まっており、巨額の寄付は批判を呼んだ。
 寄付により大規模な税額控除を受けられることも反発の一因となっており、これを受けてピノー氏は、税額控除の権利を放棄すると表明。一方のアルノー氏は、18日の株主総会で寄付をめぐる論争について問われた際、「フランスでは(公益となる)何かをする時でさえ批判され、非常に悩ましい」と語った。
 また、保守派の政治家らは18日、大聖堂に近代的な建築物が加わる可能性に懸念を示した。政府はこれに先立ち、新しい屋根と尖塔(せんとう)のデザインを公募する計画を発表。マクロン氏は再建を5年で完了する目標を定め、「近代建築の要素も想像できる」と述べていた。
 極右政党「国民連合(National Rally)」のジョルダン・バルデラ(Jordan Bardella)氏は仏ニュース専門局LCIに、「この狂気の沙汰を止めよう。私たちはフランスの文化財を絶対的に尊重する必要がある」と述べ、「現代アートとやら」が加えられるかもしれないとの考えを一蹴した。

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その一部が貧困層支援に使われるべきではないかとの声が上がっている。

 多額のお金ですから、こうしたお金を欲しい団体や個人は多いと思います。
 そして寄付に対する税制に不満を持つのも自由です。

 でもこのお金は、ノートルダム寺院を修復するためと言う事で、寄付されたわけで、税収でも国家予算でもないのです。
 それを誰がどんな権限で他の目的に流用するのでしょうか?

 ノートルダム寺院の修復に一体どの程度の予算が必要かは、今のところ全く見当がつかない状況でしょう?
 
 現代の工法と素材を使って形だけ元通りにするなら、短期間に安上がりにできるでしょう。
 しかし消失した屋根と屋根組を、創建当時そのままの工法で、オーク材を使って組みなおし、さらに火災の熱で脆弱化した部分の石材もまた、中世そのままの工法で加工して、組み立てるなどと言う事にしたら、時間も費用もどれだけかかるかわかりません。 1000億でも全然足りなく可能性だってあるのです。

 いずれにせよ、他人がノートルダム寺院の修復の為に寄付したお金を、勝手に他所へ回せと言う発想も、また多額の寄付に腹を立てるという感覚にも呆れます。

 この人たちは他人のお金と自分のお金を区別できないのでしょうか?

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 でも文化財や美術品に関する寄付をすると、こういう目に遭う事が多いようです。
 日本でもこういう事はあったのです。

 山口県立美術館には日本で最高、世界有数の浮世をコレクションした浦上記念館と言うのがあります。
 これは山口県出身の浮世絵コレクターである浦上敏朗氏が、自身のコレクションと記念館の建設費を寄付して作られました。

 浮世絵は日本を代表する美術品なのですが、しかし元々が純然たる商業美術で、一般庶民が気楽に買う事ができるポスターやブロマイドのような物だったので、日本国内では大切にされる事はなく、幕末から明治初年にかけて、アッと言う間に西欧に流出しました。

 それで本格的な浮世絵コレクションを持っているのは、西欧人ばかりと言う状況でした。

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 それを私費を投じてせっせと買い集めて、日本では最高、世界有数のコレクションを作ったのが、浦上敏朗氏でした。
 
 浦上氏は元々は実業家で、一部上場企業の社長だったのですが、しかしそれで裕福になって絵画のコレクションを始めました。
 しかしそのうちそれにはまりプロの画商になってしまいました。

 こうして画商として様々な絵に接しているうちに、浮世絵の魅力に憑りつかれました。
 そしてその本格的なコレクションが日本にない事の問題に気付き、浮世絵のコレクションを始めたのです。

 海外に散逸した浮世絵を買い戻すのには、単にお金だけでなく、大変な労力がかかります。
 しかし彼はそれをライフワークとしてやり続けました。

 そして完成した自分のコレクションの散逸を防ぎ、長く日本の宝とするために、故郷の山口県の山口県立美術館に寄付する事にしたのです。
 その時、浮世絵の他にも陶磁器など浦上氏所有の美術品と、さらに美術品を展示収蔵するための、浦上記念館の建設費も寄付したのです。

 この経緯は浦上氏自身の著書「あるコレクターの生活」に書かれています。
 これは美術品のコレクションや価格に決定のメカニズムなどについても、色々書かれていて非常に面白い本です。

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 しかし驚いたのは、浦上記念館寄付の後に起きた事に関する顛末です。

 浦上氏としては、純粋に日本の宝である浮世絵を、日本で守り続ける事を意図して、この寄付をしたのです。

 少なくとも日本ではこうして寄付で、税金が大幅に控除されるとかそういう制度はないし、また浦上氏自身、浦上記念館と浮世絵のコレクションの価値に相当するような、税を払うほどの大富豪ではないのです。
 と言うより浦上コレクションは、浦上氏の資産の相当部分を占めるのです。

 そういう寄付であったにもかかわらず、この寄付が報道されて以降の社会の反応は、浦上氏にとって実に不愉快な物でした。

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 報道直後から浦上氏が聞いた事もない団体や個人から、寄付の依頼が相次ぎ、拒否すると激怒されました。

 そしてこのノートルダム寺院修復への寄付金騒動のように、「こんな事に使う金があるなら、もっと困った人を助けろ」と言う抗議の電話も多数来ました。

 中には「自分の息子が大学に合格したので、入学金を支払え」と言って、大学の口座番号を知らせた来た人間までいたそうです。

 そして遂には奥様が怯えて、警察に相談するような事態にまでなってしまいました。

 だから浦上氏もこの件については完全にブチ切れていて、「自分としては日本の為に、社会の為になると思って、かなり無理をして私財を寄付した心算だけれど、これで褒められた事も、良い思いしたことも一切ない」と書いていました。

 そうです。
 これじゃブチ切れて当然でしょう?

 ワタシとしては浦上氏の行為は、非常に立派な事で、100%称賛されるべきと思っていたので、この寄付に対する社会反応を書いた顛末は大変ショックでした。
 
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 しかしこれ日本だけじゃないんですね。

 「フランスよ、お前もか?!」

 「文化国家」フランスで、しかもフランス文化を象徴するノートルダム寺院修復への寄付に対する反応がこれですからね。

 この種の反応は、日本だけではなく世界共通なのでしょう。

 そしてこういう反応を見ると、文化事業だけではなく慈善事業に対する寄付でも、寄付をした人が匿名の望むのもわかります。
 高額の寄付をすると、同様の反応はいつでも起きるのでしょう。
 
 だから謙遜の為でも、また「右手で善行をしても、左手に言うな」と言うキリスト教の教えの為でもなく、寄付した人の安全を守る為には、こうした行為は匿名にするのです。

 哀しいですね。
 でもそれが人間なのです。

 そしてこうしてみると、金持ちが金を手放さない理由も、何となくわかります。
 だって寄付なんかしなければ、金がある事も目立たないし、そうなると文句も言われないのです。
 
 この世には、金を自分の為に使う分には、至って寛大だけれど、他人の為、公共の為に使うとなると、「それなら何でオレに寄こさないんだ!!」と思う人が多数いるという事でしょうか?

 或いは他人の金でも金を見てしまうと、それが自分の物と勘違いする人間が多いという事でしょうか? 

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 だったら「迂闊に金を手放す物じゃない」と思いますよね。

 金を手放せば金がある事が、可視化されてしまいます。
 そうなるとろくな目に遭わないのです。

 実際、このノートルダムの寄付金騒動でも、槍玉に上がるのは、高額の寄付をした人だけで、同じ金持ちでもそういう寄付をしない人達は、何も言われていないでしょう?

 それなら寄付なんかしない方が安全です。
  
 なるほどこれでは持てる者が善意を見せる事もできないのです。
 こういうのを見ると富の不均衡を産んでいるのは、持てる者の強欲ばかりではないのだと思わざるを得ません。


  1. 古本
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コメント

こうゆう意見は出るだろうな。とぼんやり思ってました
金があるなら俺等に寄越せ…
人権派が増えると無駄な意見が出ると思いますね。

大阪中之島の図書館は住友家が造りました。慶応、早稲田の大学も私立ですし。
フランスは官立が多いですね。原発のアレバは株主の99%が政府ですしルノーも20%ぐらいは政府のはずです。国に対して個人の資産への意識が違うのかも知れません。

再建には伊勢神宮を思うと木材等の確保を考えると時間がかかるでしょうに石材も…
フリーメーソンが活躍するのかも
  1. 2019-04-19 14:30
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  3. are #-
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私も春信や歌麿、写楽あたりの浮世絵は大好きで、刷り物もいくつか持ってますけど、浦上さんの話は悲しいというか、憤りを感じるものですねえ。

目的を明示した寄付を、他に流用せよというのが通るのなら、寄付を募る際の口上は詐欺に近いことになりませんかね?
東北の大地震の際、韓国で雀の涙の寄付集めがあり、すぐさま反日団体が騒ぎ、竹島防衛宣伝だかなんだかに流用されたのを記憶してますけど、同じ理屈。

日清戦争後、対露戦が避けられなくなってきた時期に、国家予算歳出の3割超が海軍建艦費となり、それでもロシアとの海軍増強競争に間に合わず、増税に次ぐ増税にもかかわらず、民間からの寄付も多額に上ったわけです。
しかも、南洋、印度洋あたりにまで遠征している、からゆき女郎さんたちからも、体を張って稼いだ貴重な外貨での寄付も多くあり、こういった寄付が、他に流用されでもしたら、大問題だったでしょうねえ。
明治人の方がある面ではよほど良識があるかも。
  1. 2019-04-19 14:36
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  3. 二郎 #-
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貧しい人を救うのは結構ですが、貧しい人は無数にいるので救い続けても砂漠に水を撒くようにお金が吸い込まれて、形になるものは何も残らないでしょう。中3息子には、これは難しい問題で、これまで人類に王様や家族やお金持ちがいなかったら、この世に眼を見張るような素敵なものがほとんどないということになるんだよと説明しています。
  1. 2019-04-19 19:36
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  3. こきち #97nXsu5.
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ごめんなさい

アレヴァのフランス政府の持ち株は45.2%になってますね
以前より下がってますが国策会社ですね
  1. 2019-04-20 04:33
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  3. are #-
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シバくんも雪の感触を楽しんでる!
そうだよね、しばらくは肉球のヒエッとした感じも味わえないし。
なにか掘ってる?


本当に貧しい人が「建材買う前におれのパンをなんとかしてくれ!」と言ってるのかしら?
コリぽれ中間層が言ってるような気もするんですが。。

木造部分が燃えてる場面を空撮していましたが、丁度十字架の形になっていて尖塔が崩れ落ちるよりそのほうがゾクッとしました。

燃える十字架なんて神さまの怒りそのもののようです。
  1. 2019-04-20 08:15
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  3. 鳴子百合 #-
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Re: タイトルなし

> こうゆう意見は出るだろうな。とぼんやり思ってました
> 金があるなら俺等に寄越せ…
> 人権派が増えると無駄な意見が出ると思いますね。

 自称人権派ですからね。
 人権の名を借りて、利権獲得に励む連中ですから、金が自分以外のところへ流れるのが許せないのでしょうね。
>
> 大阪中之島の図書館は住友家が造りました。慶応、早稲田の大学も私立ですし。
> フランスは官立が多いですね。原発のアレバは株主の99%が政府ですしルノーも20%ぐらいは政府のはずです。国に対して個人の資産への意識が違うのかも知れません。

 結局国民性の違いが国家の形を決めますからね。

> 再建には伊勢神宮を思うと木材等の確保を考えると時間がかかるでしょうに石材も…
> フリーメーソンが活躍するのかも

 ええ、木材の確保はホントに大変、或いはもう殆ど不可能かも?

 伊勢神宮など日本の建築の場合は、杉やヒノキなど針葉樹が使われています。 そしてそういう木々は、植林されており、建築材として古くから保護されていました。

 でもノートルダムの屋根を支えていた骨材は、オークです。
 オークは堅くて丈夫なので、ヨーロッパでは造船などにも使われてきましたが、でもオークの植林は聞いた事もありません。

 ノートルダムの天井裏は「森」と言われる程大量のオークが使われているのですが、今天然林からそれだけのオークを切り出せるかどうか?
 
 またそういう素材を加工して使用する技術を持つ職人がどの程度いるのか?

 中世の技術での復元となると、大変な費用と時間がかかるのではないかと思います。
  1. 2019-04-20 10:26
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 貧しい人を救うのは結構ですが、貧しい人は無数にいるので救い続けても砂漠に水を撒くようにお金が吸い込まれて、形になるものは何も残らないでしょう。中3息子には、これは難しい問題で、これまで人類に王様や家族やお金持ちがいなかったら、この世に眼を見張るような素敵なものがほとんどないということになるんだよと説明しています。

 そうなんですよね。
 
 貧しい人の救済は勿論良い事ですが、しかしホントに飢餓に苦しむとでもいうならともかく、貧しい人に幾ばくかの余分の金を与えて、幾ばくかの贅沢を・・・・・と言うだけの使い方をしてると、結局将来への資産になる物が何も残らず、いつまでも貧しいままになってしまうのです。
  1. 2019-04-20 10:29
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> シバくんも雪の感触を楽しんでる!
> そうだよね、しばらくは肉球のヒエッとした感じも味わえないし。
> なにか掘ってる?

 ここは冬中近所の人が雪を捨ていた場所らしくて、まだシッカリ雪山が残っていたのですが、シバ君はそれが凄く気持ちよいらしくて、ご主人が引っ張っても、動かないで頑張り続けていました。
 
 こういうの見ると、ホントに犬は寒さに強くて、雪が降ったら「犬は喜び庭駆け回り」だと思います。
 でもカワイソウだけど、これから半年、雪はお預けです。>
>
> 本当に貧しい人が「建材買う前におれのパンをなんとかしてくれ!」と言ってるのかしら?
> コリぽれ中間層が言ってるような気もするんですが。。

 ポリコレ中間層と貧しい人を食い物にしている活動家の意見でしょうね。
>
> 木造部分が燃えてる場面を空撮していましたが、丁度十字架の形になっていて尖塔が崩れ落ちるよりそのほうがゾクッとしました。
>
> 燃える十字架なんて神さまの怒りそのもののようです。

 ワタシもこれは神様の悲鳴だと思いました。
 
 文化財としての価値以上に、ノートルダムは信仰の場なのです。
 信仰を喪うと文化も喪うと思ったんですけどね。
  1. 2019-04-20 10:34
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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ギリシャ「最終手段」 ドイツ資産差し押さえ検討 戦争賠償で~ネットの反応「さすが半島国家」「バル韓半島www」「そのうち紀元前499年にギリシャを攻めたアケメネス朝ペルシア帝国に賠償を請求し始める」
https://anonymous-post.mobi/archives/6546

※これはまったく別な話ではあるんですが、構図としては似てますね。
「お前は金持ちなんだろう。俺たちは貧乏なんだから金をよこせ。」
ギリシャはフォースの暗黒面ならぬフォースの韓国面に陥るのか?
  1. 2019-04-20 17:52
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> ギリシャ「最終手段」 ドイツ資産差し押さえ検討 戦争賠償で~ネットの反応「さすが半島国家」「バル韓半島www」「そのうち紀元前499年にギリシャを攻めたアケメネス朝ペルシア帝国に賠償を請求し始める」
> https://anonymous-post.mobi/archives/6546

 ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、それやるとアレクサンドロス大王の東征について賠償請求されるかも? 
>
> ※これはまったく別な話ではあるんですが、構図としては似てますね。
> 「お前は金持ちなんだろう。俺たちは貧乏なんだから金をよこせ。」
> ギリシャはフォースの暗黒面ならぬフォースの韓国面に陥るのか?

 そうなんです。
 金を出しそうな相手なら、何でも良いからたかってみるのです。

 マジにドイツに賠償請求するなら、その前のトルコ支配に対してトルコに賠償請求するべきなんですけどね。
  1. 2019-04-21 10:02
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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少し遅レスにはなるが誰も言ってないんで書きますよ。

この話はフランス人にも無理からぬ事はあるんだと思いますよ。

フランスの社会保障における国民負担率は現在44%に達しおそらく世界一です。これは北欧のまで含めてであり、具体亭に言えば日本人が負担してる全ての国民負担を税金だけで負担してる状態です。その上、今年の1月から所得税の完全な源泉徴収が始まりました。もう一般な国民には逃げ場はないんですよ。

この上で連中は国民に環境負荷が軽いと称してクリーンディーゼルなるものを推奨しつつ、フランスの事情でCO2対策のための炭素税を払わされているのです。現在日本のマスゴミは燃料税と称していますが、調べるとなんのことはない、炭素税です。フランスは原子力主体なんでCO2削減には自動車の利用の抑制しかないんですよ。

この状態でノートルダムの補修費です。フランスの税制は大衆課税たる消費税主体です。そのうえで金持ち連中だってそのまま金をポケットから出せるわけではない、基本は会社の金です。こちらは株主総会の決議を経なければなりません。そのうえで個人名義で出そうとしてるのです。まあ個人企業のようなものだからできることではありますが、この寄付は当然課税の対象にはなりません。要は公然たる税金逃れという側面もあるのですよ。

これを怒ってるの黄色ペスト共なんです。

この上での西欧諸国の若年者の失業率を見るならば小生は賛成はしませんが同情はしますね。
少なくとも自分に金出せなんて言ってませんからね。

日本国には寄付の文化がありません。その上で個人の寄付も、少なくとも税制上は推奨されてるとも言えませんでした。浦上氏のような行為は普通ではありません。全くの個人的な経済上も有利とは言えない行為です。そのいみがわからぬ馬鹿な連中が馬鹿をやっただけです。無視して良いのです。少なくともマスゴミがそういう馬鹿を批難しなくてはいけないのです。

閑話休題

ノートルダムの補修だってこれ本気でやったらいくら掛かるんでしょうか、お馬鹿な論調では金で問題はないくらいの言い方ですが木材の質を考えオーク材を集めることすれば相当厳しいでしょう。日本だって興福寺の金堂とかの歴史的建造物の債権が難しいのは、カシやケヤキのような一般には植林されないような大木の材木が必要になるから調達が難しいことが原因の一つです。スギトヒノキで全て片がつくと思ってた考えの浅さが、問題のほとんど全てですが、同情すれば他の材木じゃあおそらく林業として成り立ちにくかったこともあるんでしょう。

これは日本の事情ですが杉や檜を植えた上で外材に負けて山を放置というのが日本実情です。

その上で春先の花粉症です。そして保水能力のない杉林は集中豪雨で簡単に氾濫を起こします。これはもっと怒って良いことだと思うんですがね。




  1. 2019-04-27 23:24
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: タイトルなし

> 少し遅レスにはなるが誰も言ってないんで書きますよ。
>
> この話はフランス人にも無理からぬ事はあるんだと思いますよ。
>
> フランスの社会保障における国民負担率は現在44%に達しおそらく世界一です。これは北欧のまで含めてであり、具体亭に言えば日本人が負担してる全ての国民負担を税金だけで負担してる状態です。その上、今年の1月から所得税の完全な源泉徴収が始まりました。もう一般な国民には逃げ場はないんですよ。
>
> この上で連中は国民に環境負荷が軽いと称してクリーンディーゼルなるものを推奨しつつ、フランスの事情でCO2対策のための炭素税を払わされているのです。現在日本のマスゴミは燃料税と称していますが、調べるとなんのことはない、炭素税です。フランスは原子力主体なんでCO2削減には自動車の利用の抑制しかないんですよ。
>
> この状態でノートルダムの補修費です。フランスの税制は大衆課税たる消費税主体です。そのうえで金持ち連中だってそのまま金をポケットから出せるわけではない、基本は会社の金です。こちらは株主総会の決議を経なければなりません。そのうえで個人名義で出そうとしてるのです。まあ個人企業のようなものだからできることではありますが、この寄付は当然課税の対象にはなりません。要は公然たる税金逃れという側面もあるのですよ。
>
> これを怒ってるの黄色ペスト共なんです。
>
> この上での西欧諸国の若年者の失業率を見るならば小生は賛成はしませんが同情はしますね。
> 少なくとも自分に金出せなんて言ってませんからね。
>
> 日本国には寄付の文化がありません。その上で個人の寄付も、少なくとも税制上は推奨されてるとも言えませんでした。浦上氏のような行為は普通ではありません。全くの個人的な経済上も有利とは言えない行為です。そのいみがわからぬ馬鹿な連中が馬鹿をやっただけです。無視して良いのです。少なくともマスゴミがそういう馬鹿を批難しなくてはいけないのです。
>
 少し前に面白い記事がありました。
 フランスはフランス革命で平等を徹底しようとしたら、科挙同然のテストで優秀な成績を取ったエリートが特権を握る国になったというのです。

 実に皮肉な話だけれど、平等と言う物の実現の難しさを象徴していると思いました。

 フランスの格差と国民負担の重さについての問題は、kazkさんの仰る通りだと思いますよ。
 そしてkazkさんの話を読んでいると何で中産階級と言う物が没落するか? そして中産階級が没落すると何で国家が没落するかがわかります。

 つまり国家を支える税負担のような物が全部中産階級にかかり、福祉などを進めべ進むほどそれが過重になって、遂に絶えれなくなるんですね。
 一方上流階級は、ゴーンがやっているみたいに抜け道がイクラでもあるのです。
 
 しかし負担できる層が負担を避けて、真面目に負担する層が没落するのでは、そりゃ国家は没落します。

> 閑話休題
>
> ノートルダムの補修だってこれ本気でやったらいくら掛かるんでしょうか、お馬鹿な論調では金で問題はないくらいの言い方ですが木材の質を考えオーク材を集めることすれば相当厳しいでしょう。日本だって興福寺の金堂とかの歴史的建造物の債権が難しいのは、カシやケヤキのような一般には植林されないような大木の材木が必要になるから調達が難しいことが原因の一つです。スギトヒノキで全て片がつくと思ってた考えの浅さが、問題のほとんど全てですが、同情すれば他の材木じゃあおそらく林業として成り立ちにくかったこともあるんでしょう。
>
> これは日本の事情ですが杉や檜を植えた上で外材に負けて山を放置というのが日本実情です。
>
> その上で春先の花粉症です。そして保水能力のない杉林は集中豪雨で簡単に氾濫を起こします。これはもっと怒って良いことだと思うんですがね。

 そうなんですよね。
 植林と言えば専ら針葉樹です。

 でもノートルダムで燃えた天井部分は「森」と言われる程大量のオーク材が使われていたのです。
 しかし今のヨーロッパでこの大量のオーク材をどこから手に入れるのか?

 北米など探してもないのでは?
 だからこの修復は非常に大変だし、膨大な費用が掛かると思うんですけどね。
  1. 2019-04-29 09:32
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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