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2019-03-28 12:13

学校雑感 小学校は工場?

 夕べ「小学校教諭「炎上覚悟で言います…学校の本質は工場です」と言う記事を見ました。
 小学校の教諭がツィートで、そういっているのです。

 それで自分の学校時代、また学習塾の講師だった頃を思い出しました。
 
 文科省の姿勢からも明らかですが、工場かどうかは別として、公立の小中学校と言うのは、基本的には子供が日本で生きていくことを前提に、それに必要な知識を教える所です。
 
 個性を伸ばすとか、コミュニケーション能力を養うなどと言う事は、目的にしていません。

 理想としては生徒全員が、教科書に書かれている事を完全に理解する事です。

 現実には全ての生徒が教科書レベルの事を完璧に理解できているとは到底言えないのですが、しかしそれでも日本の学校教育は、全体としては大変成功していると言うべきでしょう。

 だって成人力、つまり成人として必要な文章読解力や計算能力が、ダントツの世界一なのですから。

 マジかよ?? 日本人読解力、数的思考力世界一!!

 ワタシはできの悪い子ばかりの学習塾の講師をしてので、底辺高に行く子や、その高校にさへ行けない子のレベルを大勢見ましたから「日本の25~34歳の中卒者は、スペインやイタリアの同年代の大卒者よりもはるかに高い読解力を持っていることが分かった」なんて記事を読んだ時は、肝が潰れそうでした。

 大卒であれより酷いって‥‥大丈夫か?

 ともあれこういう結果から見ると、日本の学校は「工場」としは非常に優秀だというしかありません。

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 但し前記のように個性を伸ばすとか、コミュニケーション能力を伸ばすとかについては、全く目的外ですから、それについては他国と比べてどうなのかは、全くわかりません。

 しかしワタシはそれで良いと思っています。
 ワタシは学校が子供の個性やコミュニケーション能力などと言う、個人の人格に関わるような事にまで介入するべきじゃないと思うのです。

 ワタシはネトウヨですから、国家は大切だと思うし、国防始め国家がやるべきことは、断固やるべきだと思っています。

 しかし日本は民主主義国家であって、全体主義国家ではないのです。
 だから国家の国民の人格への介入は、必要最小限にとどめるべきだと思うのです。

 学校がを生徒一人一人に配慮して、個性やコミュニケーション能力を伸ばすというのは、一見非常に優しく親切です。 
 でもそれはつまり学校が生徒の人格に深く介入してくると言う事です。
 そして公立学校と言うのは、つまりは国家権力が運営している機関で、国家権力その物なのです。
 しかも富裕層を除く一般国民は、教育は公立学校に頼るしかないのです。

 ワタシはこの手の意見を見ていつも不思議に思うのですが、日本では国家に否定的で反権力を標榜する人に限って、実は国家への依頼心が非常に強い事です。
 国家に否定的であるなら、国家にきめ細かな福祉や教育などは期待するべきではありません。

 国家が何かをしてくれるというのは、つまりは国家がその何かを通じて個人の生活に介入する事なのですから。
 しかもその為の経費は、結局国民が税金として支払わされることになるのです。

 国家権力を否定して、反権力を標榜するなら、アメリカの極右のようにひたすら小さな政府での自由主義を社会を求めるべきなのです。
 逆に国家が国民の全てに介入し、支配するのが共産主義社会です。

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脱線してすみませんでした。
本題に戻ります。

この記事で「学校は工場」とツィートしている人は、教師一人が教壇で話をして、40人の生徒がそれを聞くという現在の小学校の授業を教師中心主義として、忌み嫌っているようです。

 でもこの方式だと、生徒はとりあえず授業中は大人しく座っていれば良いわけで、本当にイヤな授業でも、イヤな教師でも、それ以上関わる必要はありません。
 
 実はワタシは今でもそうだけれど、人と付き合ったりするの苦手だし、全体的に完全に規格外の人間なので、学校時代はこれで随分助かりました。
 
 ワタシは家庭教師のバイトも結構やったけれど、でも自分が生徒の立場になる事を想像すると、ゾッとしたのです。 
 ああやって自分が問題を解いている所を、後ろから逐一見られるって、凄く嫌なのです。

 勿論、授業で聞いただけではわからない事もありました。
 でもそれは自分で何とかするしかないと思っていました。

 自分では何ともならなければ?
 そりゃ放っておきます。

 そもそも子供の側にだって、自分には全くわかららず、全く興味も持てない事ぐらいは、学ぶのを拒否する権利ぐらいあるでしょう?

 自分も散々行使してきたからわかりますが、今の日本の学校の授業方式って、こういう権利を行使するには、結構都合がよいんですよね。

 それに人に聞かないと学べない。
 人とのコミュニケーションがなければ学べない。
 と言うんじゃ、本を読んで独学なんて絶対にできません。

 元来、人間は本当に必要な事や、自分が知りたい事は、結局自分で学ぶしかないので、子供の時から何かを学ぶ為にひたすら学校を宛にするようになったら、後からとても困るのです。

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 一方、人と人とのコミュニケーションを通じて、実社会での体験を通じて人を教育するのが、実は昔の職人や商人の教育でした。

 学校教育が一般化する前は、一般庶民の子供達は物心つく頃には、職人や商人のところに、弟子入りしたり、丁稚奉公したりして、それから成人するまで、兄弟子や主人から、技術だけではなく、職人や商人としての、作法や生活習慣、生活技術まできっちりと仕込まれました。

 ワタシの母方の祖父は小学校を卒業してすぐの12歳で、神戸の麦稈真田を扱う貿易商のところに丁稚奉公しました。 
 その丁稚奉公の間に貿易商としての仕事だけでなく、生活技術もきっちり仕込まれていたので、掃除一つとっても祖母より遥かに上手かったと、母は言っていました。
 店の掃除は丁稚の仕事なので、その時に店内を隅々まで完璧に掃除できるように仕込まれたのです。

 猪子文六の「大番」などを読むと、戦前は証券業界でさへ、小学校卒の丁稚上がりが仕切っていた事がわかります。
 そしてこれは日本だけではありません。 欧米もそうでした。

 しかしこういう教育では、読み書き算盤のような事は手に負えないので、江戸時代から丁稚奉公には寺子屋でそれを習い終えている事が必要条件になっていました。

 そして産業が近代化するにつれて、こうした教育では教えきれない事がどんどん増えて、高学歴化が進んでいったのです。

 そもそも学校ってコミュニケーションや現実の生活では教えきれない事を教える為にできたのです。
 
 店の掃除や客あしらいなら、実地で学べますが、金融工学は実地じゃ学べないでしょう?

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 ホントに学校で学んだ事は、一体何の役に立つのでしょうか?

 この記事の教諭は

 学校での知識というのは 学校以外で使われることが極端に少ない 学校での学びは生活に活きにくい

 と、ツィートしています。
 そういえば最近、橋下徹が三角関数を「死んだ知識」と言ってましたよね?

 でもこの人達の言う「学校以外」の社会って一体どういう世界なのでしょうか?

 どんな分野であれエンジニアであれば、高校数Ⅲレベルの数学は絶対に必要な基礎知識です。
 高校数Ⅲの数学が理解できないと、エンジニアとしての専門教育課程が理解できないからです。

 そして反原発トンデモ裁判官なんぞを見ると、法曹界で働く人間は絶対に数Ⅲを勉強すべきだと思うのです。
 そうでないと原発の安全性など技術関係の、裁判はお手上げでしょう?

 被告企業の技術者は何とか素人の裁判官でもわかるように、安全性の証明必死で説明する書類を書いているのです。
 それでも安全性を数値で説明するとなると、高校レベル以下では無理でしょう?

 お前、商売なら高校の教科書引っ張り出して復習しろよ!!
 国民はその為に税金から高給を払ってるんだぞ!!

 それを「わからないから読まない」なんていうのは、完全に被告人の人権を侵害しています。

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 高橋洋一は、高校化学、高校の数学で、理解できる事を完全に無視して、訳の分からない事を言う、訳の分からない政策をとる高学歴者を「ド文系馬鹿!!」と罵っていますが、ワタシはこの点、高橋洋一を完全に支持します。

 幾ら文系でも東大始め一流大学なら、理系科目にも入試で高得点を取らなければなりません。
 だから高校時代に学んだ事を生かす意思があるなら、「ド文系馬鹿!」などと罵られるような事はないはずです。

 学校で学んだことが役に立たのではないのです。 
 学校で学んだことを役に立てる意思を持たない事が問題なのです。

 でもそういう人がやたらに多いのは、この教諭のように、そもそも学校以外の社会に出た事もないのに「学校で学んだことはテストを解く事にしか役立たない」と信じ込んでいる教師が多いからではないでしょうか?

 そういう姿勢で教えられたら、生徒は不幸です。
 自分が生徒達に教えている事の価値を理解できないのでは、そりゃ学校の価値を理解できるわけもないのです。

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 因みにワタシは学校時代は勉強は総じてダメ子でした。
 特に小学校時代の成績は常に中の下と下の上の間を行き来していました。
 そして必死に努力した結果が三流工科大卒ですからね。

 それにワタシは友達付き合いが苦手で、集団行動が凄く嫌いで、嫌いな事はトコトンやりたくないタイプでした。
 だからアスペを疑われるタイプの子でした。
 イヤ、ホントにアスペかもしれません。

 それでも登校拒否も起こさず無事に学校生活を終えられたのは、「教師中心主義」の授業で、教師が生徒個人に介入する事が少ない教育法だったからと思っています。

 そして全体として学校で学んだ事は、殆どの物が非常に役に立っています。
 お金にはなりませんけどね。

 例えばこのブログで憲法について色々書いているけど、この知識は中学公民で習った事が基本ですからね。
 だって憲法なんて、一般人は学校で教えられず、テストで暗記を強制されなければ、興味を持つわけもなければ、まして条文なんか覚えるわけもないのです。

 まして子供が自発的に憲法の条文なんか覚えますか?
 
 でも憲法は現実の社会にとって、やっぱり重要だし、そして主な条文ぐらいはうろ覚えでも覚えていなければ、憲法に関する議論はできません。
 ワタシは大体うろ覚えなので、ブログに書く時には検索して正確な条文をコピペするのだけれど、うろ覚えがないと検索もできないのです。

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 そして世の人が一番無意味な暗記だという歴史の年表も、実は覚えたお陰で随分助かっています。
 だってワタシは歴史の本を読むのが大好きなのですが、でも歴史年表をある程度覚えているから、大体どのぐらい前の話であるか? 同じ時代の日本はどうだったか? などが直ぐにわかるんですよね。

 ついでに地理もすごく役に立っています。

 年代と地理がわからないと歴史小説や歴史の本で、詳しい話を色々知っても、世界と日本全体の中での時間と空間の位置づけはできないので、ファンタジー小説と同じになってしまうのです。

 でも歴史年表なんてモノは、記憶力の良い子供時代に、無理矢理教え込まれたから覚えているのであって、大人になってから覚えるのは無理じゃないかと思うのです。

 ワタシは元来記憶力が悪く、特に細かい事を正確に覚えるというのがダメなので、この手の暗記物のテストではホントに泣きました。
 でも今にして思えば、あのお陰で大好きな塩野さんの本を読んでいて「織田信長はチェーザレ・ボルジアの生まれ変わりでは?」などと考えて楽しめるのは、歴史年表を暗記したお陰なのです。

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 ワタシは中学になっても成績は悪かったのですが、特にダメなのが英語でした。
 ホントに英語の授業がなければ、もっとずっと明るい学生時代を過ごせたと思えるぐらい嫌いでした。

 とにかくスペリングが覚えられないんです。
 今もブログで時々間違ったスペリングを書いて、コメントで教えてもらってこっそり訂正したりする有様です。
 
 でも考えたらそれでも学校で英語を教えられたお陰でフリッカーなど海外のサイトも何とか使えるし、簡単な物なら英語のyou tube動画も見る事ができます。
 これこそホントに学校に感謝するべきでしょうね。

 だって好きな物は、自分から学ぶ事もあったでしょうが、嫌いな物は、人から強制されない限り絶対学ばないでしょう?
 英語のスペリングなんかテストで脅されない限り金輪際覚えなかったでしょう。

 でも好きな物しかやらないでいると、世界がどんどん狭くなってしまうのです。

 そして子供が将来、どんな仕事をしたいか? どういう事に適性があるか?知るためにも、好きな物、嫌いな物関係なく、社会に出て必要な基本知識を強制的に学習させるしかないのです。

 そうしないとホントに何が得意で何が不得意かさへわかりません。
 また他の人達が、どんな知識を持ち、どのような仕事をしているかもわかりません。

 だからワタシは日本の学校のシステムは、色々問題はあるにせよ、基本的には良い物だと思っています。
 しかも世界的には大変成功していると思っています。

 だからこそ教師達には、自分自身が教えている事の価値をちゃんと理解してほしいです。
 少なくとも子供の前で、「この知識はテスト以外では役に立たない」などと言ってほしくないです。

 ワタシだったこんな教師がいたらホントに登校拒否しちゃったかも?

  1. 個人的体験から
  2. TB(0)
  3. CM(57)

コメント

平均的な人類の知能キャパシティーが教育が理想する水準を満たしていないことが諸悪の根源。知的エリートにとって、それ以外の人類なんてチンパンジー同然。チンパンジーに数学は無用というか、教え込むことは物理的に不可能。これはもう仕方がない。人類に数学は必要だが、チンパンジーには必要ない。
  1. 2019-03-28 15:15
  2. URL
  3. 竹槍 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 平均的な人類の知能キャパシティーが教育が理想する水準を満たしていないことが諸悪の根源。知的エリートにとって、それ以外の人類なんてチンパンジー同然。チンパンジーに数学は無用というか、教え込むことは物理的に不可能。これはもう仕方がない。人類に数学は必要だが、チンパンジーには必要ない。

 そうですね。

 でも何よりチンパンジーを裁判官や市長にしないでほしいです。
  1. 2019-03-28 15:23
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

なかなかの考察、管理人さんが勉強ダメ子だったなどと自白されても、なかなか信じられませぬよ(笑)
それとも、今回の論考もよも嬢の入れ知恵?(笑)

以前であれば、家庭内や放課後の学校外で覚えたり、教わったりして身に着けていくことが、今は学校に求められたりもするので、どうなのかなあと思いますね。
そういうのを見につけないで成人する子も増えていそうで、高校大学くらいで就職用に教え込むところもあるんでしょう。
勉強嫌いな子でも、義務教育期間内に、その辺は学校がやらざるをえない時代なのか、押し付けはダメとかで、道徳もどきのものは、忌避されるのか、ちょっと判断つきかねますね。
ちょっと内容から外れたようで、すみません。
  1. 2019-03-28 16:28
  2. URL
  3. 二郎 #-
  4. 編集

教育の問題は難しいですね
地学があったり非常勤講師の世界史講義があったりと、いい加減な高校を卒業しました
家庭教師も教育実習もしましたが「この科目苦手な子に教えるのは難しい」でしたね
小学校から英語やプログラミング教育との話ですが反対です。
日本語と算数(読み書き算盤)をきちんと教えるのが先でしょう

学校教育とは違いますが入社後に後輩指導教育等をしてると「一人の秀才より全体のレベルアップ」と考えてます
企業での研修は技術だけでは無く財務会計(財務諸表ぐらいは読めないと)、貿易(関係ない部門も)、セキュリティ(個人情報保護etc)など基本的なものですが実施します
同和問題もこっそり受けました。関西転勤後ですが
中国の科挙やフランスのバカロレアみたいのは?と思ってます
韓国の受験熱も?と
知識が無いと応用も出来ないんですが枠にはめるだけでは何にもならないです
  1. 2019-03-28 18:39
  2. URL
  3. are #-
  4. 編集

私も以前は日本の学校ってつまらないもの。外国はもっと個性を伸ばして自分の意見が言えて…と盲信していました。でもツイッター見てたら欧州在住の人が、フランスの公立校の激しいザルさや、ドイツなどで10歳そこそこで学業への将来を選別されるとか呟いてて、そりゃ大学無償化もできるでしょう、そんなに少数の優秀な人しか行けないなら…と思いました。日本人は出来るだけ幅広い階層に幅広く同じ教育を施して貧困の挽回が大いにではなくとも少しは可能な社会にしてるのだなと理解しました。良いことです。

茶色い髪を黒く染めろとか、くせ毛を矯正しろとか、白い下着しかだめとか、まだ習っていない漢字を書くとバツにするとか、そういうのはもうやめようよと思います。多分髪型を自由にしたらあの年頃の野生の本能で他校の生徒と小競り合いが起きたりするんでしょうけど…それは親の責任でいいじゃないですか…
  1. 2019-03-28 19:06
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  3. こきち #97nXsu5.
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個性を伸ばす?

教育者が良く言う「個性を伸ばす」とは何でしょうね?個性って伸びたり縮んだりするんでしょうか?伸縮自在の個性。それはそれで面白い概念ですが。

「個々人の知性の発達の速度に違いがあるが、社会の仕組みはそれを考慮してくれない。」
「今、君が学校で良い成績をとれないとしても、この、個々人の知性の発達速度の違いであるに過ぎないかもしれない。」
「だから、今できないからと言ってそれを恥じることは無いんだ」
そのように教師だけでなく、親や、会社の先輩がいつも言い聞かせてやれば良いのではないかと。
  1. 2019-03-28 21:00
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  3. 出雲の乙 #-
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>そういえば最近、橋下徹が三角関数を「死んだ知識」と言ってましたよね?

橋下徹氏については好き嫌いが分かれ、いろいろと毀誉褒貶がある方ではありますが、高学歴だし弁護士だし、勉強とか教養にはもっと理解のある人かと思っていましたが、これ聞いて「こらアカン」と思いましたね。

自分語りで恐縮ですが、現在仕事の関係で電気主任技術者の勉強をしていますけど、三角関数抜きで交流電力の理解なんて不可能ですけどね。
まさか、交流電気が世の中に必要ないもの・・なんて思ってないですよね?(笑)

そんなもん、専門家だけが知っておればいい?でも、そんな考え方をつきつめていくと、知識や教養というものをカトリック教会の司祭、僧侶だけが独占し、それ以外は無学な人々が圧倒的多数だった中世ヨーロッパのような世界になるかと思いますけどね、極端な話。
そんな中世ヨーロッパは人にもよりますが、当の欧米人には「暗黒時代」と認識されているわけで、そんな世界がいいんですかね?

交流電力で思い出しましたが、現在の交流電力は変圧器で簡単に電圧の上げ下げができて、長距離送電に有利・・ということから普及したもので、その発明者はユーゴスラビア系アメリカ人の二コラ・テスラ。
密度の単位がT(テスラ)なのはこの人の業績を称えてのもの。

それに対し、ご存知エジソンは直流送電にこだわり交流の「危険性」をえげつない動物実験などで訴え続けてその普及を妨害してました。エジソンが直流にこだわったのは実業家として、すでに直流システムに多額の投資をしてしまって引くに引けなくなっていた・・という事情の他に
イジメを食らって学校を追い出され、まともに教育を受けていないエジソンは数学の素養がなく、ある程度の数学の素養がないと理解できない交流電力が苦手だった・・って説もありますね、本当かどうかはわかりませんが。
  1. 2019-03-29 00:27
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  3. prijon #-
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おお、prijonさんも電気主任技術者ですか。小生も3種ですが資格あります。去年2種の二次受けましたが失敗。困ったもんです。でも直流送電は今注目されてる技術ですよ。長距離送電だとインピーダンス分の減少がありませんから有利ですし、将来的に銅は必ず不足するとされてますから、3相3本必要な交流と違い2本(場合によっては1本)で済みますから経済上も有利です。かつてはインバーターの製作が困難でしたから使えませんでしたが今はそれが解消されてますからね。

まあ閑話休題

この教師馬鹿じゃあねえか、と思ったですが案の定。昔不登校児だったオルタネイティブスクールのでですよね。こんなやつがなんで学校の教師になったんだろう。自分の理想が実現できるとか勘違いしなんでしょうか。

学校の目的、なかんずく義務教育のそれは知育、徳育、体育と言いますが知育と体育でした。知育はもちろんよもさんがおっしゃる通りですし国民の体位向上や健康増進には幼少期からの運動が不可欠カダラです。そして集団生活をさせるのだからそれについての最低限のしつけがついて回ります。

それ以上は期待してはいけないし期待できるもんじゃあないんです。そして不登校児というのはこの程度のトレーニングについていけない連中のことなんです。学校不適応は昔からありました。よもさんなんか今なら不適応なんてレッテルはられたかもしれません。でも昔の子供は我慢が効きましたから案外やり過ごせたんです。小生がガキの頃学校行きたくないんてこと言ったら親父から本気でぶん殴られましたからね。だからやり過ごすという知恵があったんです。

個性との重視とかなんとか、全く覚えはありませんでしたね。各人が勝手に伸ばすのです。まあ小生などは知育なんてのもはっきり言って飽き飽きでした。勝手に知識を身につけるのですよ、ある程度のガキは。小学校5年のときには当時の流行であった原子力関係の本を図書館で読みふけっていました。それをあらかた読み終わったあと大学生までほっときましたが新規の知識は殆どなし、福島原子力災害のときも昔の知識を超えることなんてありませんでしたね。

小生のような例外は別としても、現実知育の段階でどう仕様もない奴らは多いでしょう。
そこでコミュニケーション力やら個性のなんたらやらできるわけがない。

その上で家庭の教育力崩壊というやつで躾ができてない奴らが多い。こんなところでどうして集団生活ができるのですか。彼らの境遇には同情しますが言ってることには理解しかねますね。どう考えても学校というものに期待し過ぎなんです。馬鹿としか言いようがない。

悪いがこの先生工場労働者を馬鹿にしてるようですが工場労働者以下ですね。

だって工場労働者は一定の品質を保つことを保証されてますよね。それができねばラインから外され再教育です。でも先生というのはこの義務がないでしょう。小生思うに小6の段階で教科書に書いてあることを理解してる生徒はせいぜいが6割でしょう、というより教科書を理解できるか否かは別として記述を理解できてるのが6割じゃあないかと思います。

工場労働者ならばその成績で評価されるはずです。でも先生のそれなんてないんですよね。
それさえやれない人が個性重視やらコミュニケーション力やら、へそが茶を沸かしますわ。馬鹿らし。

ちなみに小生が高校の頃、教育課程に複素平面自体がありませんでした。小生文系でしたが理系でも一緒です。欠局電気の勉強始めて初めてやりましたが全部独学で何とかなりましたね。基礎力なんてのはこんなもんです。勝手にガキが身につけるんです。

確かに小学生というのは厳しいと思います。小生の経験から言えば例えば小6は小2と高2の能力があるやつが混在してるカオスですから、まともに成立するほうがおかしいのです。

まあ工場労働者ならば労働環境の整備を訴えるところですが、学校であるならば習熟度別の編成を取るとか原級留置をやるとか方策はあるでしょう。この御仁もおそらくまともな知育ができない教師です。
そのへんから考えねばイカンでしょうね。

こういう青二才がtwitterで一丁前の口を利くのですからどうしようもありません。
馬鹿に付ける薬はありませんからね。
  1. 2019-03-29 10:25
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
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無駄話

私の小学校にはなかよし学級もあり支援もさせられました。中学も底辺校でしたね。
大学進学して面白かったのは専攻以外の興味がありそうな講座を受講できる事です。
比較人類学、西洋文学、西洋史等を好きな様に選べるですから。映画学もあって映画評論家の講義だったけど人気で抽選から漏れたww桂文珍は慶応で講座を持ってた事もあるそうです。

この先生は小学校教諭なので教育学部の卒業でしょう。教育理論などは強いでしょうけど各分野(国語、数学等)の専門知識は学部で専攻した人よりは浅いでしょうね。ですから役に立たないなんて発言が出るわけで。
理工系にとっては微積分や三角関数は必須です。その前にテキストを読める読解力が必須です
又、実験のレポートを纏めるには統計解析の知識も必要です。SやSASを使われた方もいらっしゃるでしょうし、データ量がそこそこならExcelでも統計解析関数が使えます。
経済でも数値モデルを使った予測もありますし、文学でも言葉の利用頻度の解析もあります。
入社すればQC活動や売上分析で統計等が使われます。
入社後も勉強に追われる訳です。その為の基礎なんですけどね
  1. 2019-03-29 11:25
  2. URL
  3. are #-
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Re: タイトルなし

> なかなかの考察、管理人さんが勉強ダメ子だったなどと自白されても、なかなか信じられませぬよ(笑)
> それとも、今回の論考もよも嬢の入れ知恵?(笑)
>
> 以前であれば、家庭内や放課後の学校外で覚えたり、教わったりして身に着けていくことが、今は学校に求められたりもするので、どうなのかなあと思いますね。
> そういうのを見につけないで成人する子も増えていそうで、高校大学くらいで就職用に教え込むところもあるんでしょう。
> 勉強嫌いな子でも、義務教育期間内に、その辺は学校がやらざるをえない時代なのか、押し付けはダメとかで、道徳もどきのものは、忌避されるのか、ちょっと判断つきかねますね。

 そうなんです。
 本来家庭や地域社会でやるべきことを、全部学校に持ってくる人が凄く増えているんですよね。
 でも本来学校で教える事は、知識だけです。

> ちょっと内容から外れたようで、すみません。

 どういたしまして。

 
  1. 2019-03-29 11:50
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 教育の問題は難しいですね
> 地学があったり非常勤講師の世界史講義があったりと、いい加減な高校を卒業しました
> 家庭教師も教育実習もしましたが「この科目苦手な子に教えるのは難しい」でしたね
> 小学校から英語やプログラミング教育との話ですが反対です。
> 日本語と算数(読み書き算盤)をきちんと教えるのが先でしょう

 ワタシもそう思います。
 小学校では、読み書きと計算の基礎をきっちり作るのが第一です。
>
> 学校教育とは違いますが入社後に後輩指導教育等をしてると「一人の秀才より全体のレベルアップ」と考えてます
> 企業での研修は技術だけでは無く財務会計(財務諸表ぐらいは読めないと)、貿易(関係ない部門も)、セキュリティ(個人情報保護etc)など基本的なものですが実施します
> 同和問題もこっそり受けました。関西転勤後ですが

 思うに優秀な資質のある子を伸ばすのと、全体のレベルを上げる事は、一致しませんからね。

 オリンピック選手の育成と、一般人の健康増進が違うのと同じです。

 義務教育は一般人の健康増進を目的にするべきなのです。

> 中国の科挙やフランスのバカロレアみたいのは?と思ってます
> 韓国の受験熱も?と
> 知識が無いと応用も出来ないんですが枠にはめるだけでは何にもならないです

 ワタシもフランスや中国を見ていて思うのですが、試験の結果が権力や収入に直結するという体制を取る国は、知力も政治力も衰退するとしか思えません。
 
 日本の政治も明治時代に教育システムが完成して、そのシステムで育ったエリートが支配するようになってから、ドンドン堕落していますしね。

  1. 2019-03-29 11:59
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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学校だけの問題じゃない

こんにちは。

kazkさんのコメントにある・・・

>自分の理想が実現できるとか勘違いしなんでしょうか。

>その上で家庭の教育力崩壊というやつで躾ができてない奴らが多い。

>どう考えても学校というものに期待し過ぎなんです。

・・・が、全てを物語っている様に、私個人としては思います。

ブログを始めた頃になりましょうか?その頃に、sonoさんのブログにコメントを記したことがあるのですけれど、私自身「どうしようもない問題児」であったことをコメントにて記したことがあります。

そのどうしようもない問題児だった故に、今大いに話題となっている「児相」に放り込まれ、かつ「施設」にも放り込まれたこともあります。その経験上というか、随分大昔の話になりますけれど、放り込まれた児相や施設で目にしたのは「まともにトイレを使えない」「風呂に入っても自分の体を洗えない」「食事中大騒ぎする」等々ということを行う同年代の子供たちの姿でありました。

親の愛情ということは言いますまい、しかし親が子供に構うこともなくある程度の年齢まで育った子供というのは、学校の勉強ができる・出来ない以前の問題と、同じ問題児であった私自身、幼いながら感じました。

そして、その頃から出でしようか?kazkさんのコメントである様に「学校に何でもかんでも任せる、期待する」という風潮が蔓延したのは・・・その癖、何かあると「学校は何をしている」と「文句・苦情」だけは一人前。
  1. 2019-03-29 12:09
  2. URL
  3. 裏の桜 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 私も以前は日本の学校ってつまらないもの。外国はもっと個性を伸ばして自分の意見が言えて…と盲信していました。でもツイッター見てたら欧州在住の人が、フランスの公立校の激しいザルさや、ドイツなどで10歳そこそこで学業への将来を選別されるとか呟いてて、そりゃ大学無償化もできるでしょう、そんなに少数の優秀な人しか行けないなら…と思いました。日本人は出来るだけ幅広い階層に幅広く同じ教育を施して貧困の挽回が大いにではなくとも少しは可能な社会にしてるのだなと理解しました。良いことです。
>
> 茶色い髪を黒く染めろとか、くせ毛を矯正しろとか、白い下着しかだめとか、まだ習っていない漢字を書くとバツにするとか、そういうのはもうやめようよと思います。多分髪型を自由にしたらあの年頃の野生の本能で他校の生徒と小競り合いが起きたりするんでしょうけど…それは親の責任でいいじゃないですか…

 逆に言うと日本の教育は悪平等が過ぎるんですよね。

 ワタシも中学生の時、校則の問題で散々校長と揉めました。

 ワタシは中学2年の時、名古屋から札幌の中学に転校したので、そのまま名古屋の中学校の制服を着て登校していたのです。
 札幌の中学は転入生が多い中学だったので、転入組は皆元の中学の制服を着ていたのです。

 ところが校長はこれをやめて、札幌の中学の制服を買えと言うのです。

 理由は「他の子が羨ましがる」からと言うのです。 
 
 他人を羨ましがらせたらイケナイって?

 でもこんなバカみたいな悪平等主義が教師の正義なんですよね。

 中学受験で「小学校で習わない事を出題するな」と言っているのも、教師ですし。

 こんな事をするから有名中学の受験問題は、超絶難問奇問になるんですよね。

 しかしこういう悪平等主義を見ていると、日教組が北朝鮮を崇拝するのは当然だと思います。
  1. 2019-03-29 12:18
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 個性を伸ばす?

> 教育者が良く言う「個性を伸ばす」とは何でしょうね?個性って伸びたり縮んだりするんでしょうか?伸縮自在の個性。それはそれで面白い概念ですが。
>
> 「個々人の知性の発達の速度に違いがあるが、社会の仕組みはそれを考慮してくれない。」
> 「今、君が学校で良い成績をとれないとしても、この、個々人の知性の発達速度の違いであるに過ぎないかもしれない。」
> 「だから、今できないからと言ってそれを恥じることは無いんだ」
> そのように教師だけでなく、親や、会社の先輩がいつも言い聞かせてやれば良いのではないかと。

 マジに本当に個性を尊重するなら、別に学校の成績なんか全然気にする必要もないし、社会がどう受け入れてくれるかも、関係ないんですよね。
 
 個性のままにgoing my wayで暮らせば良いわけですから。
 
 そもそも他人に伸ばしてもらう個性なんか個性じゃないですし。
  1. 2019-03-29 12:23
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> >そういえば最近、橋下徹が三角関数を「死んだ知識」と言ってましたよね?
>
> 橋下徹氏については好き嫌いが分かれ、いろいろと毀誉褒貶がある方ではありますが、高学歴だし弁護士だし、勉強とか教養にはもっと理解のある人かと思っていましたが、これ聞いて「こらアカン」と思いましたね。

 ワタシは橋下徹は結局飛田新地のお抱え弁護士以外の何者でないと思います。

 だって思考の全てが、全部弁護士でしかないのですから。

  http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-128.html
>
> 自分語りで恐縮ですが、現在仕事の関係で電気主任技術者の勉強をしていますけど、三角関数抜きで交流電力の理解なんて不可能ですけどね。
> まさか、交流電気が世の中に必要ないもの・・なんて思ってないですよね?(笑)

 物理を学ぶのに三角関数を知らないとお手上げですからね。
>
> そんなもん、専門家だけが知っておればいい?でも、そんな考え方をつきつめていくと、知識や教養というものをカトリック教会の司祭、僧侶だけが独占し、それ以外は無学な人々が圧倒的多数だった中世ヨーロッパのような世界になるかと思いますけどね、極端な話。
> そんな中世ヨーロッパは人にもよりますが、当の欧米人には「暗黒時代」と認識されているわけで、そんな世界がいいんですかね?
>
> 交流電力で思い出しましたが、現在の交流電力は変圧器で簡単に電圧の上げ下げができて、長距離送電に有利・・ということから普及したもので、その発明者はユーゴスラビア系アメリカ人の二コラ・テスラ。
> 密度の単位がT(テスラ)なのはこの人の業績を称えてのもの。
>
> それに対し、ご存知エジソンは直流送電にこだわり交流の「危険性」をえげつない動物実験などで訴え続けてその普及を妨害してました。エジソンが直流にこだわったのは実業家として、すでに直流システムに多額の投資をしてしまって引くに引けなくなっていた・・という事情の他に
> イジメを食らって学校を追い出され、まともに教育を受けていないエジソンは数学の素養がなく、ある程度の数学の素養がないと理解できない交流電力が苦手だった・・って説もありますね、本当かどうかはわかりませんが。

 なるほどこれは発明家エジソンの限界だったけですね。

 ところでワタシは電気が交流が普通なのは、火力発電でも水力発電でも、発電機は磁石を回転させて電力を作るからだと思っていました。

 しかし今も発電機の基本はこれでしょう?

 そうなると直流で送電する場合は、発電された電気を直流化しなければならないですよね?
 これはどうなんでしょうか?
  1. 2019-03-29 12:36
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> おお、prijonさんも電気主任技術者ですか。小生も3種ですが資格あります。去年2種の二次受けましたが失敗。困ったもんです。でも直流送電は今注目されてる技術ですよ。長距離送電だとインピーダンス分の減少がありませんから有利ですし、将来的に銅は必ず不足するとされてますから、3相3本必要な交流と違い2本(場合によっては1本)で済みますから経済上も有利です。かつてはインバーターの製作が困難でしたから使えませんでしたが今はそれが解消されてますからね。
>
> まあ閑話休題
>
> この教師馬鹿じゃあねえか、と思ったですが案の定。昔不登校児だったオルタネイティブスクールのでですよね。こんなやつがなんで学校の教師になったんだろう。自分の理想が実現できるとか勘違いしなんでしょうか。
>
> 学校の目的、なかんずく義務教育のそれは知育、徳育、体育と言いますが知育と体育でした。知育はもちろんよもさんがおっしゃる通りですし国民の体位向上や健康増進には幼少期からの運動が不可欠カダラです。そして集団生活をさせるのだからそれについての最低限のしつけがついて回ります。
>
> それ以上は期待してはいけないし期待できるもんじゃあないんです。そして不登校児というのはこの程度のトレーニングについていけない連中のことなんです。学校不適応は昔からありました。よもさんなんか今なら不適応なんてレッテルはられたかもしれません。でも昔の子供は我慢が効きましたから案外やり過ごせたんです。小生がガキの頃学校行きたくないんてこと言ったら親父から本気でぶん殴られましたからね。だからやり過ごすという知恵があったんです。
>
> 個性との重視とかなんとか、全く覚えはありませんでしたね。各人が勝手に伸ばすのです。まあ小生などは知育なんてのもはっきり言って飽き飽きでした。勝手に知識を身につけるのですよ、ある程度のガキは。小学校5年のときには当時の流行であった原子力関係の本を図書館で読みふけっていました。それをあらかた読み終わったあと大学生までほっときましたが新規の知識は殆どなし、福島原子力災害のときも昔の知識を超えることなんてありませんでしたね。
>
> 小生のような例外は別としても、現実知育の段階でどう仕様もない奴らは多いでしょう。
> そこでコミュニケーション力やら個性のなんたらやらできるわけがない。
>
> その上で家庭の教育力崩壊というやつで躾ができてない奴らが多い。こんなところでどうして集団生活ができるのですか。彼らの境遇には同情しますが言ってることには理解しかねますね。どう考えても学校というものに期待し過ぎなんです。馬鹿としか言いようがない。
>
> 悪いがこの先生工場労働者を馬鹿にしてるようですが工場労働者以下ですね。
>
> だって工場労働者は一定の品質を保つことを保証されてますよね。それができねばラインから外され再教育です。でも先生というのはこの義務がないでしょう。小生思うに小6の段階で教科書に書いてあることを理解してる生徒はせいぜいが6割でしょう、というより教科書を理解できるか否かは別として記述を理解できてるのが6割じゃあないかと思います。
>
> 工場労働者ならばその成績で評価されるはずです。でも先生のそれなんてないんですよね。
> それさえやれない人が個性重視やらコミュニケーション力やら、へそが茶を沸かしますわ。馬鹿らし。
>
> ちなみに小生が高校の頃、教育課程に複素平面自体がありませんでした。小生文系でしたが理系でも一緒です。欠局電気の勉強始めて初めてやりましたが全部独学で何とかなりましたね。基礎力なんてのはこんなもんです。勝手にガキが身につけるんです。
>
> 確かに小学生というのは厳しいと思います。小生の経験から言えば例えば小6は小2と高2の能力があるやつが混在してるカオスですから、まともに成立するほうがおかしいのです。
>
> まあ工場労働者ならば労働環境の整備を訴えるところですが、学校であるならば習熟度別の編成を取るとか原級留置をやるとか方策はあるでしょう。この御仁もおそらくまともな知育ができない教師です。
> そのへんから考えねばイカンでしょうね。
>
> こういう青二才がtwitterで一丁前の口を利くのですからどうしようもありません。
> 馬鹿に付ける薬はありませんからね。

 全く仰る通りだと思います。

 この教師のツィートを見ていて思ったのですが、そもそもこの人、全く社会に出ていなんですよね。
 だから自分が教えている事の社会的な意味を理解できないのです。

 そして自分が不登校児だった事のトラウマからくる被害者意識だけで、社会と学校を見ている。
 
 これは教師として一番不味いと思うのです。

 これだと生徒にトラウマを感染させてしまいます。

 

 

 
  1. 2019-03-29 12:41
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  3. よもぎねこ #-
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2019-03-29 12:45
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Re: 無駄話

> 私の小学校にはなかよし学級もあり支援もさせられました。中学も底辺校でしたね。
> 大学進学して面白かったのは専攻以外の興味がありそうな講座を受講できる事です。
> 比較人類学、西洋文学、西洋史等を好きな様に選べるですから。映画学もあって映画評論家の講義だったけど人気で抽選から漏れたww桂文珍は慶応で講座を持ってた事もあるそうです。

 羨ましいです。
 ワタシの大学は道東のド田舎で、しかも単科大学ですから、そういう多彩な講義は一切受けられませんでした。
 
 それでワタシは読書ばっかりしていました。
>
> この先生は小学校教諭なので教育学部の卒業でしょう。教育理論などは強いでしょうけど各分野(国語、数学等)の専門知識は学部で専攻した人よりは浅いでしょうね。ですから役に立たないなんて発言が出るわけで。
> 理工系にとっては微積分や三角関数は必須です。その前にテキストを読める読解力が必須です
> 又、実験のレポートを纏めるには統計解析の知識も必要です。SやSASを使われた方もいらっしゃるでしょうし、データ量がそこそこならExcelでも統計解析関数が使えます。
> 経済でも数値モデルを使った予測もありますし、文学でも言葉の利用頻度の解析もあります。
> 入社すればQC活動や売上分析で統計等が使われます。
> 入社後も勉強に追われる訳です。その為の基礎なんですけどね

 本来から言えば統計と確率など、文系でも高級官僚や大きな会社の幹部など、高度な判断を要求される人には絶対必要な知識なんですよね。

 それが不十分だから「子供保険」なんて馬鹿な話をするのです。

 そして人員を削減をするときに、統計の専門職を安易に減らしていくような事をしてしまうんですよね。
  1. 2019-03-29 12:47
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 学校だけの問題じゃない

> こんにちは。
>
> kazkさんのコメントにある・・・
>
> >自分の理想が実現できるとか勘違いしなんでしょうか。
>
> >その上で家庭の教育力崩壊というやつで躾ができてない奴らが多い。
>
> >どう考えても学校というものに期待し過ぎなんです。
>
> ・・・が、全てを物語っている様に、私個人としては思います。
>
> ブログを始めた頃になりましょうか?その頃に、sonoさんのブログにコメントを記したことがあるのですけれど、私自身「どうしようもない問題児」であったことをコメントにて記したことがあります。
>
> そのどうしようもない問題児だった故に、今大いに話題となっている「児相」に放り込まれ、かつ「施設」にも放り込まれたこともあります。その経験上というか、随分大昔の話になりますけれど、放り込まれた児相や施設で目にしたのは「まともにトイレを使えない」「風呂に入っても自分の体を洗えない」「食事中大騒ぎする」等々ということを行う同年代の子供たちの姿でありました。
>
> 親の愛情ということは言いますまい、しかし親が子供に構うこともなくある程度の年齢まで育った子供というのは、学校の勉強ができる・出来ない以前の問題と、同じ問題児であった私自身、幼いながら感じました。
>
> そして、その頃から出でしようか?kazkさんのコメントである様に「学校に何でもかんでも任せる、期待する」という風潮が蔓延したのは・・・その癖、何かあると「学校は何をしている」と「文句・苦情」だけは一人前。

 学校に過剰な期待をするから、学校に批判的になり、更には敵意まで持つようになるんですよね。

 現実にできない事をやってくれて当然と思えば、そりゃ不満ばかりになるのは当然でしょう?

 ワタシはこの種の不満って結局過剰な依頼心の産物だと思います。

 それにしても今は親も、それに左翼の大好きな「地域社会」も宛にできないのだから、学校も本当に大変です。

 今は近所の大人が子供に声をかけただけでも不審者扱いですから、地域社会の人が子供の教育に関わる事なんかできるわけないのに・・・・・。
  1. 2019-03-29 12:56
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  3. よもぎねこ #-
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無駄話 与太話です

無駄話です
私が教職につかなかったのは、自分に合わないと思ったからです(中学・高校の教員免許はあります)同期は教員になったのも居ますが、私立だと採用は殆どコネでした
女子校からの教員募集もありましたがww物理の同期に「兄貴が女子校行ってイロイロ大変。お前なんか行かないほうが良い」と言われる始末ww
生活指導やクラブ活動等をやるほど気力が無かったですし

統計の話がありましたが「反社会学講座」文庫本です。Kindleでも読めますが
詭弁の話もそうですが直感も大事です。それはいろいろな経験等から導き出されると思ってます。部下や協力会社のレポートで「アレ?」と思うのは経験からなんでしょう。理論だけではありません。
MBAをとっても、その数字のバックグラウンドを理解できなければ意味がありません。

公立小学校の先生だと論文も就職してから書くことも少ないでしょうね。
内容も教育理論や生活指導論が中心になりそうですし
こんな教師がコンピュータやプログラミング教育出来るとは思えないんだけど
好きな奴は中学でも相対性理論の解説書やNewtonみたいな本は読んでたけど

複素平面の話がありましたが、幾何学を代数学で解いたりするのはあります。
位相幾何学(トポロジー)は3D CAD等にも使われてますし
サグラダ・ファミリアの曲線を数学的に解析しようとしてる人も居ます(笑)
  1. 2019-03-29 15:29
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  3. are #-
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kazkさん

あ、いや、私は今、電験三種を勉強中でして・・。取得資格としては今のところは第一種電気工事士の段階で・・。いや、参りましたね、電験三種取得者がここにいるなんて、ドヤ顔でコメントしてしまって赤面しそう(笑)。

えらそうなことを言いましたが、高校時代の数学の教科書引っ張り出してベクトル、虚数、複素数をうなりながら思い出してる段階です。
半分マジで、電験三種取得のノウハウを機会があればご指南していただきたいですね。
とにかく範囲が広いのと、大学は文系でしたので、数式だらけの参考書を初めてみたときは頭がくらくらしました(笑)。

直流送電ですか、よくわかりませんが、交流みたいに力率だのインピーダンスだの面倒なことを考えずに済むのはありがたいです、個人的に。

  1. 2019-03-29 18:05
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  3. prijon #-
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>そうなると直流で送電する場合は、発電された電気を直流化しなければならないですよね?
これはどうなんでしょうか?

交流電気をバッテリーへの充電などのために直流にするのはダイオードを応用した整流器を回路に接続して交流の流れを一方向のみにし、かつコンデンサを並列に接続して、流れを平滑化するわけですが、直流送電のような場合も基本的に同じ・・・なんですかね?

すんません、kazkさんへのコメでも申し上げましたが、直流送電についてはあまり知らないんです。
ここはKazkさんにお出ましを願いたいところです。

ちなみに私のレベルは電気主任技術者三種の試験科目「電気理論」で
三相交流にいきついてベクトル図を引きつつ頭をしぼっている・・という段階です。とにかく、式の展開や計算に苦労してます・・。
  1. 2019-03-29 18:24
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  3. prijon #-
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Re: 無駄話 与太話です

> 無駄話です
> 私が教職につかなかったのは、自分に合わないと思ったからです(中学・高校の教員免許はあります)同期は教員になったのも居ますが、私立だと採用は殆どコネでした
> 女子校からの教員募集もありましたがww物理の同期に「兄貴が女子校行ってイロイロ大変。お前なんか行かないほうが良い」と言われる始末ww
> 生活指導やクラブ活動等をやるほど気力が無かったですし
>
> 統計の話がありましたが「反社会学講座」文庫本です。Kindleでも読めますが
> 詭弁の話もそうですが直感も大事です。それはいろいろな経験等から導き出されると思ってます。部下や協力会社のレポートで「アレ?」と思うのは経験からなんでしょう。理論だけではありません。
> MBAをとっても、その数字のバックグラウンドを理解できなければ意味がありません。
>
> 公立小学校の先生だと論文も就職してから書くことも少ないでしょうね。
> 内容も教育理論や生活指導論が中心になりそうですし
> こんな教師がコンピュータやプログラミング教育出来るとは思えないんだけど
> 好きな奴は中学でも相対性理論の解説書やNewtonみたいな本は読んでたけど
>
> 複素平面の話がありましたが、幾何学を代数学で解いたりするのはあります。
> 位相幾何学(トポロジー)は3D CAD等にも使われてますし
> サグラダ・ファミリアの曲線を数学的に解析しようとしてる人も居ます(笑)

 数学のような物は、実生活や経験では絶対に学べないので、きちんと学校で学ぶしかないんですよね。
 でもちゃんと意味を理解すれば、ホントに価値のある学問です。

 ワタシはソルジェニツィンが好きなのですが、実は彼は物理数学の修士なのです。 だから彼の作品の世界には、数学を通してみた宇宙が描かれているのです。

 あれ凄く好きなんですよね。
  1. 2019-03-29 18:38
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> >そうなると直流で送電する場合は、発電された電気を直流化しなければならないですよね?
> これはどうなんでしょうか?
>
> 交流電気をバッテリーへの充電などのために直流にするのはダイオードを応用した整流器を回路に接続して交流の流れを一方向のみにし、かつコンデンサを並列に接続して、流れを平滑化するわけですが、直流送電のような場合も基本的に同じ・・・なんですかね?

 そうだろうとは思いますが、でも自動車バッテリーの充電のような小規模な物なら簡単でも、大規模発電所で発電する電力をすべて直流化するとなると、これはこれで大変な技術と設備が必要だと思うんですけどね。

> すんません、kazkさんへのコメでも申し上げましたが、直流送電についてはあまり知らないんです。
> ここはKazkさんにお出ましを願いたいところです。
>
> ちなみに私のレベルは電気主任技術者三種の試験科目「電気理論」で
> 三相交流にいきついてベクトル図を引きつつ頭をしぼっている・・という段階です。とにかく、式の展開や計算に苦労してます・・。

 なるほど。
 さっき検索したけれど、電気主任技術者の試験って、随分大変なんですね。

 二種って大学の電気関係学部卒を前提じゃないですか?
 
 これじゃkazkさんでも苦労するわけです。
  1. 2019-03-29 18:45
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  3. よもぎねこ #-
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Re: Re: タイトルなし

> この教師のツィートを見ていて思ったのですが、そもそもこの人、全く社会に出ていなんですよね。
> だから自分が教えている事の社会的な意味を理解できないのです。

大抵の教師は子供のころから学校にしか通っていないのです。
そしておそらく学校以外の社会を知るのは定年退職後なのです。

だから僕ら大人は、そういう「学校にしか通っていない」閉じた世界の事しか
知らない人々の言葉だと思って考えてあげる必要があるのです。

一方、子供には学校にいる間は(自分で食い扶持を稼げるまでの間は)
「教師の言う事=正しい」で過ごしてほしい。

そうでないと秩序が保てないのです。

これは矛盾しているようですが、現実の社会は割とこれでうまくいっている。
  1. 2019-03-29 22:23
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  3. 出雲の乙 #-
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追記:Re: Re: タイトルなし

僕は「教師」という単語が嫌いでして。
「教師」ではなく「教員」ですね。

教員:教育業務従事職員→「教」育業務従事職「員」

まず「教師」という言い方をなんとなく書いてしまう習慣を
大人が改めることから社会は良くなるんじゃねーかと(´・ω・`)
  1. 2019-03-29 23:11
  2. URL
  3. 出雲の乙 #-
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Re: Re: Re: タイトルなし

> > この教師のツィートを見ていて思ったのですが、そもそもこの人、全く社会に出ていなんですよね。
> > だから自分が教えている事の社会的な意味を理解できないのです。
>
> 大抵の教師は子供のころから学校にしか通っていないのです。
> そしておそらく学校以外の社会を知るのは定年退職後なのです。
>
> だから僕ら大人は、そういう「学校にしか通っていない」閉じた世界の事しか
> 知らない人々の言葉だと思って考えてあげる必要があるのです。

 その上教師は一族揃って教員と言うのが結構多いですからね。

 ホントに閉じた世界になってしまうんですよね。
>
> 一方、子供には学校にいる間は(自分で食い扶持を稼げるまでの間は)
> 「教師の言う事=正しい」で過ごしてほしい。
>
> そうでないと秩序が保てないのです。
>
> これは矛盾しているようですが、現実の社会は割とこれでうまくいっている。

 社会秩序も、その秩序を正当化する倫理規範も、自由と平等など、元来絶対的に両立不能な概念を、組み合わせて、そのバランスで成り立っているのです。

 だから矛盾はあって当然なのです。
  1. 2019-03-29 23:22
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 追記:Re: Re: タイトルなし

> 僕は「教師」という単語が嫌いでして。
> 「教師」ではなく「教員」ですね。
>
> 教員:教育業務従事職員→「教」育業務従事職「員」
>
> まず「教師」という言い方をなんとなく書いてしまう習慣を
> 大人が改めることから社会は良くなるんじゃねーかと(´・ω・`)

 本来であれば教師は聖職者としての矜持を持ってほしいのですが、しかし日教組など見ればわかるように、彼等自身がそれを放擲していますからね。
  1. 2019-03-29 23:24
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  3. よもぎねこ #-
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re:Re: 追記:Re: Re: タイトルなし

> 本来であれば教師は聖職者としての矜持を持ってほしいのですが、しかし日教組など見ればわかるように、彼等自身がそれを放擲していますからね。

いえ、僕はそれが幻想ではないかと思っているのです。

「教える側」と「教えられる側」を固定するからおかしくなるんじゃねーかと。

何時でもどこでも、死ぬるまで負うた子に教えらるのです。
学びをとめた時、僕らの心は死ぬるのです。
  1. 2019-03-29 23:40
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  3. 出雲の乙 #-
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まず直流送電について

テスラとエジソンの喧嘩はテスラが正しかったのですがテスラは晩年マッドサイエンティスト視されて不幸だったようですね

直流には交流のようなインピーダンスがありませんから長距離の場合は有利だろうとは昔から言われてきました。ただ交流のほうが扱いやすく何よりも電圧の変更が自由に効くという利点は圧倒的でしたから交流が優位でした。

ただソ連邦のような広大な国土がある地域では少し勝手が違いました。夏場はソ連邦中央部位ある大規模水力発電所から送電し凍結する冬場は逆に沿海部や炭田地帯から火力発電で送電せねんばいけません。どちらにしろ長距離送電が必要になるのです。

連中はどうやら直流発電機を使い高電圧を直接得て(といっても数千ボルト程度)送電したようです。シベリア鉄道はその輸送力強化のためかなり早期に電化されています。

直流送電が見直され始めたのは大電力でも使用できる半導体素子が実用化されたてからです。やってることはよもさんが言ったのと同じことなんですがそれをもっと大規模でやります。数万ボルトの交流をコンバーターでいいきなり直流に変換することが現実に可能になっています。そして今度はそれを逆に交流化することもできます。これがインバーターですがよく設備にあるインバーター盤というのは交流を一度直流化して更に再交流化するものです。再交流化のときに実は周波数を変換することができ誘導機を使って出力を変化させるという芸当ができるに経ってます。これで鉄道などはとんでもないくらいの節電ができるようになりました同じ程度の電車を走らせるためにかかる電力量は半世紀前の半分以下と言われています。

これは1970年台などは夢の技術と言われたものでした。何しろサイリスタチョッパがようやくできた頃ですからね。

これを応用すれば直流送電はそう難しくありません、確か北海道と本州の連携はこれでやってるはずです。

次に電験3種試験について

早期から過去問を研究すべきだと思います。よく皆が勉強するテキストは問題が単元ごとに切られていますし基礎を固める場合にはそれが必要だとは思います。ただ試験はあくまでも6割を超えれば良いわけですから問題は全体の中で見なければいけません。

こんなの出来ないという問題は必ずあります。でも必ず6割はキープできるように作ってあります。それをこぼすことなく取っていくことです。だから完全主義は身の破滅です。8割で十分というのを基本にすべきです。

理論なんかでずいぶん難しい解説も見ますが、よくよく見るとなんのことはない3平方の定理で片がつくものが多いですよね。簡単にすることを心がけることです。

3種は選択式ですから最後は2択か3択に絞れます。これは次元などでどういう単位化を考えれば絞れることもあります。難問だってこれで選択肢は絞れます。そこまでやって次にけばよろしい。

嫌な話ですが3年は持ち越し可能なんですから易しいものから取って行くこと。残るのはおそらく理論と機械です。機械はどういうものか実地で見ないとわからないことが多いですからものを具体化できることは結構重要ですよ。

理論は簡単な問題が出ることも多いですからそれを落とさぬこと、小生は合格した年にオシログラフをネグってしまい出来ないという危機に陥りました。ところがなんと一番最後の問題で振幅変調の問題が出て大昔にアマ無線お勉強をしたときのことを思い出し九死に一生を得ました。

こんなところでしょうか。とにかく過去問をよく見ること、いつも試験の場合を考えて解答すること。これは資格試験全般に言えることですがその基本を外さぬことです。

こんなところでしょうかね。

  1. 2019-03-30 00:29
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: re:Re: 追記:Re: Re: タイトルなし

> > 本来であれば教師は聖職者としての矜持を持ってほしいのですが、しかし日教組など見ればわかるように、彼等自身がそれを放擲していますからね。
>
> いえ、僕はそれが幻想ではないかと思っているのです。

 勿論幻想ですが、子供を相手にするような仕事は、幻想を演じる事も必要だと思うのです。
>
> 「教える側」と「教えられる側」を固定するからおかしくなるんじゃねーかと。
>
> 何時でもどこでも、死ぬるまで負うた子に教えらるのです。
> 学びをとめた時、僕らの心は死ぬるのです。

 そうですね。
 実はこの記事で取り上げた教師を見た時、直感的に感じたのは、この人学ぶ事が凄く嫌いだし、自分で学んで楽しいと思った事がないのでは?と言う事です。

 自分で学んで楽しければ、社会に出て役に立つかどうかなんて、全然気にならないからです。

 
  1. 2019-03-30 10:14
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> まず直流送電について
>
> テスラとエジソンの喧嘩はテスラが正しかったのですがテスラは晩年マッドサイエンティスト視されて不幸だったようですね
>
> 直流には交流のようなインピーダンスがありませんから長距離の場合は有利だろうとは昔から言われてきました。ただ交流のほうが扱いやすく何よりも電圧の変更が自由に効くという利点は圧倒的でしたから交流が優位でした。
>
> ただソ連邦のような広大な国土がある地域では少し勝手が違いました。夏場はソ連邦中央部位ある大規模水力発電所から送電し凍結する冬場は逆に沿海部や炭田地帯から火力発電で送電せねんばいけません。どちらにしろ長距離送電が必要になるのです。
>
> 連中はどうやら直流発電機を使い高電圧を直接得て(といっても数千ボルト程度)送電したようです。シベリア鉄道はその輸送力強化のためかなり早期に電化されています。
>
> 直流送電が見直され始めたのは大電力でも使用できる半導体素子が実用化されたてからです。やってることはよもさんが言ったのと同じことなんですがそれをもっと大規模でやります。数万ボルトの交流をコンバーターでいいきなり直流に変換することが現実に可能になっています。そして今度はそれを逆に交流化することもできます。これがインバーターですがよく設備にあるインバーター盤というのは交流を一度直流化して更に再交流化するものです。再交流化のときに実は周波数を変換することができ誘導機を使って出力を変化させるという芸当ができるに経ってます。これで鉄道などはとんでもないくらいの節電ができるようになりました同じ程度の電車を走らせるためにかかる電力量は半世紀前の半分以下と言われています。
>
> これは1970年台などは夢の技術と言われたものでした。何しろサイリスタチョッパがようやくできた頃ですからね。
>
> これを応用すれば直流送電はそう難しくありません、確か北海道と本州の連携はこれでやってるはずです。

 おお、それではもう既に実現している技術なのですね。
 全然知りませんでした。 
>
> 次に電験3種試験について
>
> 早期から過去問を研究すべきだと思います。よく皆が勉強するテキストは問題が単元ごとに切られていますし基礎を固める場合にはそれが必要だとは思います。ただ試験はあくまでも6割を超えれば良いわけですから問題は全体の中で見なければいけません。
>
> こんなの出来ないという問題は必ずあります。でも必ず6割はキープできるように作ってあります。それをこぼすことなく取っていくことです。だから完全主義は身の破滅です。8割で十分というのを基本にすべきです。
>
> 理論なんかでずいぶん難しい解説も見ますが、よくよく見るとなんのことはない3平方の定理で片がつくものが多いですよね。簡単にすることを心がけることです。
>
> 3種は選択式ですから最後は2択か3択に絞れます。これは次元などでどういう単位化を考えれば絞れることもあります。難問だってこれで選択肢は絞れます。そこまでやって次にけばよろしい。
>
> 嫌な話ですが3年は持ち越し可能なんですから易しいものから取って行くこと。残るのはおそらく理論と機械です。機械はどういうものか実地で見ないとわからないことが多いですからものを具体化できることは結構重要ですよ。
>
> 理論は簡単な問題が出ることも多いですからそれを落とさぬこと、小生は合格した年にオシログラフをネグってしまい出来ないという危機に陥りました。ところがなんと一番最後の問題で振幅変調の問題が出て大昔にアマ無線お勉強をしたときのことを思い出し九死に一生を得ました。
>
> こんなところでしょうか。とにかく過去問をよく見ること、いつも試験の場合を考えて解答すること。これは資格試験全般に言えることですがその基本を外さぬことです。
>
> こんなところでしょうかね。

 なるほどね。
 
 実は少しこの電気技術士の試験を検索してみると、結構就職にも役立つ人気試験ですね。
 
 それにしても二種は電気系の大学卒レベルと言うから大変でしょう?
 英検で言えば1級レベルでは?

 3種で工業高校卒を前提にしているというから、高校で先生の指導を受けながら取ってしまうと、そうでもないでしょうが、社会 が取るとなるとキツイでしょうね。

 因みに化学系では危険物取扱者試験と言うのがあります。 この一番低いレベルのヤツを一人抱えていないとガソリンスタンドど燃料店は営業できないのです。

 それでワタシの父が仕事でガソリンスタンドの経営をしていた時、社委員一同に受験させ、自分も合格して社員の模範になろうと考えたようですが、速攻で挫折しました。

 理系科目は好きな人でしたが、50過ぎてからの勉強はキツイようでした。

 因みにワタシの大学の同期生が一人留年して、留年中は親の仕送りを遠慮してガソリンスタンドでバイトしていたのですが、この試験は受験勉強無しで一発合格しました。 彼の働いていたスタンドでは、彼を除く全員が不合格だったので、彼が唯一の資格保持者になって、其れで随分居心地がよくなったようです。

 電気技術士などと違って超簡単な試験なのですが、でも学校の威力は凄いです。
  1. 2019-03-30 10:30
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

こんにちわ。だいぶ温かくなったので、山のお店にも野菜がいっぱいじゃないですか?私は〈悪い癖なんですが)野菜が安いとつい買いすぎてしまって、昨日も春キャベツ80円で買ってしまいました、どうやって食べようかしら?

>
 それにワタシは友達付き合いが苦手で、集団行動が凄く嫌いで、嫌いな事はトコトンやりたくないタイプでした。

うわぁ~~~~!
私もそうでした!グループ学習とか行進の練習とかもう泣くほど嫌だったので、小学校の卒業はマジで「釈放~」って感じでした!

しかし私、小学校の教員になってしまったのです!

理由は同じく教員だった父が「女のセンセイほど福利厚生に恵まれた職業はない」という理由で教育大に入らせてしまったからです。
で、まあ目の前の試験だけはクリアしていくものですから、大した自覚もないまま採用されてしまったのでした・・・。

でも苦労すらずで育った新任教員にも「親が借金で逃げて。。。」みたいな子供が来るわけで「へ?借金てなに?」みたいな私には、何をどうして良いやらわかるわけもないんです。

「センセイって他の仕事をしてた人とか、人生一敗地に塗れるたひとがやるべきよね」と思ってやめてしまいました。

でもこの経験は無駄にはならなかったと思います。
後に自分の子供が学齢に達した時、やたら学校に期待することはありませんでしたから。
夫は「朝行くときは、『先生の言うことはよく聞きなさいよ』ぐらいは言うべきじゃないか?」とは言ってましたけどね。

  1. 2019-03-30 12:49
  2. URL
  3. 鳴子百合 #-
  4. 編集

教員養成

以前,ほんの少しだけ教育系の方々とお付き合いしたことがあり,いろいろと驚愕する経験をしました.

まず,教育系でも義務教育とそれ以外で世界が全く違うらしい.これは多分重要です.よくない方に変わりつつある気はしますが.

それで,特に小学校の教員は事実上中学レベルの理科・数学の理解が怪しく,授業で生徒に嘘を教えてもそのことをわからない.私も子供で何度も経験させられました.なので,ある教育系の会合で,せめて教員養成系の大学の入試をいわゆる理系入試にできないのかと訴えたことがあります.当時,教育関係の政策にも関わっていた方は力なく首を振り,わかりますが,それは絶対無理です,と.なぜですかと聞くと,まず、小学校の先生には,自分は勉強は全くできないけれど,とにかく先生になりたいんだ,という強い意志を持ってその道を選んだ人がたくさんいる.第2に,義務教育系の教員層は政治力が桁違いに強く,現職の先生を否定するような政策は一切実現できないんだ,と.それ以来,知れば知るほど絶望的な気分になったので,私はその世界とは距離を置きましたが.
  1. 2019-03-30 17:22
  2. URL
  3. 一休 #-
  4. 編集

地学やら資格試験

管理人様へ
「地学」というサブジェクトで投稿させていただいたときに、「管理者だけに表示を許可」のところをチェックしたかもしれません。ぜひ公開お願いします。

小生の主旨はこのブログを見ておられる方々に、
>地学があったり非常勤講師の世界史講義があったりと、いい加減な高校を卒業しました<
「地学」が開講されている高校が「いい加減」というコメントが許せない、ということです。

話かわりますが、国の資格関係の試験はどのような分野でも「大学卒」が最高の基準になります。
なぜなら教育機関は「大学」までですから。
もちろんトピック的な、先端的な話題は出題されますが、それに解答出来なくても合格点(60点以上)は取れます。
 *小生、一応ながら無線技術士(一級)の資格者です。「資格もない奴が云々」じゃないように*

  1. 2019-03-30 17:58
  2. URL
  3. yyy3 #p7DQzgG2
  4. 編集

Re: タイトルなし

> こんにちわ。だいぶ温かくなったので、山のお店にも野菜がいっぱいじゃないですか?私は〈悪い癖なんですが)野菜が安いとつい買いすぎてしまって、昨日も春キャベツ80円で買ってしまいました、どうやって食べようかしら?

 ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、ワタシも安いと必要以上に買い込んで後で困るタイプなのです。
 一人暮らしなのに、生野菜みたいなものを余したらホントにどうしようもないのに・・・・・。

 でも山の上の販売所が開店するのは、例年5月下旬からです。
 畑の雪が消えるのが、早くて4月上旬、それから種まきですからね。 どんなに早く育つ野菜でも、5月までは無理なのです。
> >
>  それにワタシは友達付き合いが苦手で、集団行動が凄く嫌いで、嫌いな事はトコトンやりたくないタイプでした。
>
> うわぁ~~~~!
> 私もそうでした!グループ学習とか行進の練習とかもう泣くほど嫌だったので、小学校の卒業はマジで「釈放~」って感じでした!
>
> しかし私、小学校の教員になってしまったのです!
>
> 理由は同じく教員だった父が「女のセンセイほど福利厚生に恵まれた職業はない」という理由で教育大に入らせてしまったからです。
> で、まあ目の前の試験だけはクリアしていくものですから、大した自覚もないまま採用されてしまったのでした・・・。
>
> でも苦労すらずで育った新任教員にも「親が借金で逃げて。。。」みたいな子供が来るわけで「へ?借金てなに?」みたいな私には、何をどうして良いやらわかるわけもないんです。
>
> 「センセイって他の仕事をしてた人とか、人生一敗地に塗れるたひとがやるべきよね」と思ってやめてしまいました。
>
> でもこの経験は無駄にはならなかったと思います。
> 後に自分の子供が学齢に達した時、やたら学校に期待することはありませんでしたから。
> 夫は「朝行くときは、『先生の言うことはよく聞きなさいよ』ぐらいは言うべきじゃないか?」とは言ってましたけどね。
 
 それは大変でしたね。
 ワタシも学習塾の講師をしていて苦労しました。

 学習塾にくる子なので、本物の非婚家庭の子はいなかったけど、しかしそんなにお金に困っているはずもないのに、平気で授業料を踏み倒す親もいて、色々ありました。

 大変良い人生経験にはなりますが、しかし子供を教えるって大変な仕事ですね。
  1. 2019-03-30 18:53
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 教員養成

> 以前,ほんの少しだけ教育系の方々とお付き合いしたことがあり,いろいろと驚愕する経験をしました.
>
> まず,教育系でも義務教育とそれ以外で世界が全く違うらしい.これは多分重要です.よくない方に変わりつつある気はしますが.
>
> それで,特に小学校の教員は事実上中学レベルの理科・数学の理解が怪しく,授業で生徒に嘘を教えてもそのことをわからない.私も子供で何度も経験させられました.なので,ある教育系の会合で,せめて教員養成系の大学の入試をいわゆる理系入試にできないのかと訴えたことがあります.当時,教育関係の政策にも関わっていた方は力なく首を振り,わかりますが,それは絶対無理です,と.なぜですかと聞くと,まず、小学校の先生には,自分は勉強は全くできないけれど,とにかく先生になりたいんだ,という強い意志を持ってその道を選んだ人がたくさんいる.第2に,義務教育系の教員層は政治力が桁違いに強く,現職の先生を否定するような政策は一切実現できないんだ,と.それ以来,知れば知るほど絶望的な気分になったので,私はその世界とは距離を置きましたが.

 うわ~~!!
 それは不味いですね。
 
 高校の場合は数学なら修士以上の人が増えてきたのに、小中学校がそれではギャップが酷すぎますね。

 でもそれでオカシナ教え方をする教師が多い理由がわかりました。
 
 それにしても日教組の組織率は随分下がったのに、まだ随分教員の政治力は強いんですね。

 ホントに困った事ですね。
  1. 2019-03-30 18:57
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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>yy3さん
気に触ったのならごめんなさいm(_ _;)m
地学の教員は一名でしたね。受験まっしぐらの高校なら地学などやらないでしょう。私のところは旧制中学からの伝統があり「勉強は自分でするものだ」とのバンカラ?の校風でしたので非常勤の歴史講師は教科書を使わず中国史だけ教えてました。標準の教育とは外れてたでしょう。
「いい加減」との表現は「生徒の好きなようにやらせる」と解釈して頂きたいと思います
  1. 2019-03-30 18:59
  2. URL
  3. are #-
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Re: 地学やら資格試験

> 管理人様へ
> 「地学」というサブジェクトで投稿させていただいたときに、「管理者だけに表示を許可」のところをチェックしたかもしれません。ぜひ公開お願いします。

 わかりました。
 お返事を書きたかったのですが、管理者だけ表示になっていたので、お返事を遠慮したのです。
>
> 小生の主旨はこのブログを見ておられる方々に、
> >地学があったり非常勤講師の世界史講義があったりと、いい加減な高校を卒業しました<
> 「地学」が開講されている高校が「いい加減」というコメントが許せない、ということです。

 あれはおそらくコメントの一部が欠落したのを気づかずに投稿されたのだと思いますよ。
 おそらく「地学の授業を非常勤講師に任せていた、いい加減な学校」と言う意図だったのだと思います。
>
> 話かわりますが、国の資格関係の試験はどのような分野でも「大学卒」が最高の基準になります。
> なぜなら教育機関は「大学」までですから。
> もちろんトピック的な、先端的な話題は出題されますが、それに解答出来なくても合格点(60点以上)は取れます。
>  *小生、一応ながら無線技術士(一級)の資格者です。「資格もない奴が云々」じゃないように*

 それは凄い!!

 でも一級建築士始め、専門の大学を卒業しても、最高の資格を取るのは、なかなか容易じゃないみたいですね。
 因みに電気技術士も全部3割台の合格率ですから、一回でクリアできる人は3分の1ぐらいと言う事でしょうね。
  1. 2019-03-30 19:03
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 地学

> C
>
> 何ゆえに「地学」の講義があるのが。「いい加減な高校」なのでしょうか。
>
> 小生、小学生の時に天文学に興味をもち、中学生時代には気象図を(気象情報)ラジオ放送から聴き描くこともしました。
> 中高生にかけて、化石や鉱物採集にも行ったりしていました。
> 大学受験では「地学選択」で受験しました。自学でした。
> 天文学専攻に学んだ小生にとって、
> 『地学があったり非常勤講師の世界史講義があったりと、いい加減な高校を卒業しました』と、
> 仰ることに不快感・憤りをおぼえます。
> 「地学」という分野の講義がある高校が私には羨ましいです。
>
> *補足*
> 「地学」って科目、分野が多岐にわたっていて全部を(一人で)教えられる教員がいないのが実態です。
> 天文・気象・地球物理・海洋物理・岩石鉱物・古生物・地層地歴、、、、

 areさんも返信されていますが、決して地学の価値を無視する意図ではなかったと思います。

 因みにワタシの学校では地学がありました。

 随分とユニークな先生で、授業は楽しかったです。
 でも思い出してみれば、非常に広い分野にわたる学科だから教える方は大変でしょう。

 この地学の先生が主催した札幌近郊の地質・地形見学に参加して、望来海岸で瑪瑙を拾った事を思い出しました。
 懐かしいです。

 それから申し訳ありませんが、元のコメントには管理人だけに表示の制限がかかっているので、こちらでは公開できません。 
 だからこの返信で代用させてください。

 
  1. 2019-03-30 19:14
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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areさんに文句をたれるようなのですが、、、、

>受験まっしぐらの高校なら地学などやらないでしょう。私のところは旧制中学からの伝統があり「勉強は自分でするものだ」<

私の出身高校は「旧制一中」です。
確かに「受験まっしぐら」めいたところもありましたが、それでも「必須」とされる科目は非常勤講師を招いてでも講義を行っていました。
「学ぶべきもの(必須科目)は全て学ぶ」←英語の先生の言葉。

「高校なら地学などやらない」・・・
悲しいです。

  1. 2019-03-30 21:06
  2. URL
  3. yyy3 #p7DQzgG2
  4. 編集

>yyy3さん
私の地学の先生は面白かったですが「受験に取らないよなww」「又競輪でスッチャッタタヨ」など言う先生でした。「お前今度行くか?」などとも(笑)
校風は教師は生徒にきっかけを与え「自分で考えろ」でしたからね
懇切丁寧に教える小中学校や塾とは違いました
私は天体望遠鏡を持ってる友達が羨ましく何度も夜遊びに行きました
ハムも取ろうと思いましたが機材の価格と場所で(~_~;)頭もか
  1. 2019-03-30 21:49
  2. URL
  3. are #-
  4. 編集

よもさん、電気主任技術者な。

技術士というのは別の資格であってこれは日本の技術会の最高の資格になります。
感覚的に言ったら博士号に近いものがあります。まあ確認してください。

閑話休題


地学ってそんなに嫌われてるんですかねえ。

小生は理科の4科目のうち一番好きでした。国立大学の共通一次試験は今の甘いセンター試験と異なり理科2科目必須でしたから自分にあってると思って取ったんです。まあ大成功でしたね。だって試験に出るところは決まってるし問題は易しいしなんの問題もない。天文学も地質学も自分は大好きでしたから本当に勉強の苦労はありませんでしたね。物理化学よりもこれを必修にすべきだと本当に思ってます。

あと今世界史も嫌われてるんですねえ。

これは完全に試験の弊害でしょうね。とにかく分量が違うし難易度も高すぎます。共通一次もセンター試験もこの科目間の比重の違いを全く無視して実施されました。昔は倫社と政経が別科目の時代があったと言えば驚かれるかれるかもしれませんが、そういう馬鹿をやってたんです。

この結果世界史の軽視が始まったのでしょう。よもさん仰しゃられるように世界史は本当に無駄な暗記が多いのですがこれこそがインテリの基礎教養です。だから今は本屋に世界史の基礎本が沢山出回ってます。

こういう重い科目は必須科目にしなければいけないんです。高校の教育が歪みます。

入試センターの連中は教育全体を全く考えていなかった連中です。子の歪みは本当に大きいと思います。

医学部で生物学をやったことがない学生がいる、経済学部で数Ⅰしかやってない、世界史をやってない学生がいる、これで学問が成り立つんでしょうか本当に馬鹿を量産するシステムを作ったものだと感心します。

入試改革なんてやらないほうが良かったと本当に思ってます。
  1. 2019-03-31 01:17
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

Re: タイトルなし

> よもさん、電気主任技術者な。
>
> 技術士というのは別の資格であってこれは日本の技術会の最高の資格になります。
> 感覚的に言ったら博士号に近いものがあります。まあ確認してください。

 すみません。

 しかしこれ調べたらヤッパリ凄く大変な資格ですね。

 電気主任技術者2級って、大学で電気関係の学科を専攻したこと前提の試験でしょう?
 これだと法学部卒が、司法試験を受けるとか、建築学科卒が1級建築士を受ける感覚でしょう?

 これは大変ですね。
 大学で専門課程をちゃんと学んでも、簡単に取れる資格じゃないですね。
 その分取る価値もあるのでしょうが。
 どうか頑張ってください。
>
> 閑話休題
>
>
> 地学ってそんなに嫌われてるんですかねえ。
>
> 小生は理科の4科目のうち一番好きでした。国立大学の共通一次試験は今の甘いセンター試験と異なり理科2科目必須でしたから自分にあってると思って取ったんです。まあ大成功でしたね。だって試験に出るところは決まってるし問題は易しいしなんの問題もない。天文学も地質学も自分は大好きでしたから本当に勉強の苦労はありませんでしたね。物理化学よりもこれを必修にすべきだと本当に思ってます。
>
> あと今世界史も嫌われてるんですねえ。
>
> これは完全に試験の弊害でしょうね。とにかく分量が違うし難易度も高すぎます。共通一次もセンター試験もこの科目間の比重の違いを全く無視して実施されました。昔は倫社と政経が別科目の時代があったと言えば驚かれるかれるかもしれませんが、そういう馬鹿をやってたんです。
>
> この結果世界史の軽視が始まったのでしょう。よもさん仰しゃられるように世界史は本当に無駄な暗記が多いのですがこれこそがインテリの基礎教養です。だから今は本屋に世界史の基礎本が沢山出回ってます。
>
> こういう重い科目は必須科目にしなければいけないんです。高校の教育が歪みます。
>
> 入試センターの連中は教育全体を全く考えていなかった連中です。子の歪みは本当に大きいと思います。
>
> 医学部で生物学をやったことがない学生がいる、経済学部で数Ⅰしかやってない、世界史をやってない学生がいる、これで学問が成り立つんでしょうか本当に馬鹿を量産するシステムを作ったものだと感心します。
>
> 入試改革なんてやらないほうが良かったと本当に思ってます。

 ワタシは共通一次試験が始まる2~3年前に大学に入っているのですが、共通一次試験が始まった時、我が母校が共通一次の合格点でブービー賞でした。
 最下位は宮崎県に開校したばかりの、芸術大学でした。

 宮崎県の芸術大学と、道東の工科大学を等価に比較可能にしたのが、共通一次試験でした。
 そしてそれに私立大学まで加えたのがセンター試験なのです。

 お陰で私立大学は、センター試験での合格点数を上げる為に、受験生が敬遠する科目を入試から排除していったのです。

 それで経済学部で数1しかやらないとか、世界史をやらないとかいう学生が出る事になったのでしょう?

 これホントに失敗ですよ。
 
 そもそも共通一次試験が始まったのは、それまで国立大学の試験の入試の日が、前期、後期と別れており、それで受験生からすれば二回チャンスがあったのです。

 それが後期の大学入学組のコンプレックス、所謂二期校コンプレックスの原因になるという事から、共通一次試験を始めたわけですが、しかし結果は全ての国立大学を学部も場所も関係なく一直線で順位づけする事になりました。

 ところがそれに私立大学まで加えて順位をつける事になったのが、センター試験です。

 これはホントに不味いと思いますよ。
  1. 2019-03-31 12:22
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

ああ、よもさん気にする必要はないですよ。

大きな声では言えませんが共通一次試験の出来は全く関係ないことを裏で言明していた大学があります。
東京芸大です。あれは特殊な学校で特に絵画部門では殆ど大学の先生に師事するというような世界でして実技の能力が大事という試験でしたからその先生方から受験生に共通一次の点数は全く関係ないからと口伝えで伝わってたはずです。

昔御茶ノ水の郵便局で何人かの芸大受験生と話をしたことがありますが、「お前共通一次何点あった?」
「おお400超えたよ俺って天才?」「俺なんか320だったよ。」という会話を聞きました。小生は「ええそんなんで受かる大学あるんですか?」と聞いてしまいました。それで芸大の真実を知ったんです。

あちらからも「何点でどちら受けられるんです?」と聞かれましたので860点、一応東大受けます、と答えました。住んでる世界が違うんだなあ、俺達なんか人生やり直したって無理だわ、と言われました。

どちらが幸せな人生なのかということを本当にそのときには考えましたね。
40年以上前の話です。
  1. 2019-03-31 21:38
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

直流発電機:技術史観点から

今の電気主任技術者試験って、直流電動機が出題されないのでしょうか?
現在はインバータモータが主流で直流電動機は古い電車や骨董品レベルのエレベータしか使っていませんけど……
(インバータモータの中味は、かご形誘導電動機か同期電動機)

§直流発電機
kazkさまが触れられていますが、エジソンは直流発電機で発電していました。
これは玩具に入っている直流電動機(マブチモーター)と同じ構造です。電機子(回転する部分に入っているコイル)の線を、短冊状の電極に繋ぎ、回転軸に貼り付けたものです。
ここに固めた炭素の塊を押しつけて発生した電力を取り出します。これだけで直流が得られます。
半導体も真空管も不要です。

交流から直流に変換する方法ですが、大昔は交流電動機で直流発電機を回すという荒技が使われていました。(回転変流機)
その後、水銀整流器という巨大な真空管での変換が主流になります。線路脇に巨大な鉄の箱が置かれていました。
半導体への置き換えは70年代から。シリコンの純度が上がり、高電圧に耐えられる素子が造れるようになったのです。

§直流送電
交流送電技術は円熟していますので余程の差がない限り、直流送電は忌避されます。
海底ケーブルや超遠距離など特殊なケースでしか用いられていません。
インバータの損失が結構大きいので、交流送電よりも損失が小さくなるケースは多くないのです。
素子やスイッチも特注品となるため維持費も高くなります。
  1. 2019-03-31 22:20
  2. URL
  3. Dobon #EBUSheBA
  4. 編集

教育?雑感

何かぐだぐだと文句をたれている感で恐縮なのですが。
自身の体験・経験と異なる論調でコメントがされているのを読むと、異を唱える形でコメントさせて欲しいです。

国家資格試験(公務員含んで)は出題するのは既知・定説の中からです。先にコメントしましたが「先端的」なものは解答出来なくても合否に影響ない点数配分で出題されます。
「博士」「修士」は既知・定説の上に何かしら「未知」の部分を考察・実証することで得られるものです。
『「技術士」が「博士号」と同じ』なんて言わないでください。

また「地学」絡みですが、講義をするに「非常勤講師で」じゃなくて「非常勤講師を頼んででも」←相当に意識が異なると思います。
理科だけじゃなく、社会系の「倫理・社会」「政治・経済」「世界史」「日本史」「地理(B)」もすべて授業がありました。
私は33年生まれで、「詰め込み教育」の真っ只中だったかもしれませんが、今「教育」に感謝しています。

  1. 2019-04-01 00:59
  2. URL
  3. yyy3しゅt #p7DQzgG2
  4. 編集

Re: タイトルなし

> ああ、よもさん気にする必要はないですよ。

 気にしているように見えますか?
 気にしていない心算なんですけど。

 どう考えてもワタシのブログにアクセスしてくれる方の中で、ワタシの大学が一番低レベルだと思っているのですけど。
>
> 大きな声では言えませんが共通一次試験の出来は全く関係ないことを裏で言明していた大学があります。
> 東京芸大です。あれは特殊な学校で特に絵画部門では殆ど大学の先生に師事するというような世界でして実技の能力が大事という試験でしたからその先生方から受験生に共通一次の点数は全く関係ないからと口伝えで伝わってたはずです。
>
> 昔御茶ノ水の郵便局で何人かの芸大受験生と話をしたことがありますが、「お前共通一次何点あった?」
> 「おお400超えたよ俺って天才?」「俺なんか320だったよ。」という会話を聞きました。小生は「ええそんなんで受かる大学あるんですか?」と聞いてしまいました。それで芸大の真実を知ったんです。
>
> あちらからも「何点でどちら受けられるんです?」と聞かれましたので860点、一応東大受けます、と答えました。住んでる世界が違うんだなあ、俺達なんか人生やり直したって無理だわ、と言われました。
>
> どちらが幸せな人生なのかということを本当にそのときには考えましたね。
> 40年以上前の話です。

 ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、芸大、音大は別物ですからね。

 でも芸大や音大まで偏差値で入るようになったらホントに終わりです。
  1. 2019-04-01 14:41
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

kazkさん

ご丁寧に恐れ入ります。

> 理論なんかでずいぶん難しい解説も見ますが

そうですね、過去問でどうしてもわからない問題の場合、解答、解説を読んでも「なぜ、こんな答えに?」というのもありますね。
なぜこうなる?を思考するだけでも結構時間を消費します。
おっしゃる通り

>だから完全主義は身の破滅です。8割で十分というのを基本にすべきです。

でないと、とても試験には間に合わないとは思います。

よもごねこさん

電気主任技術者って知名度や難易度を考えると意外ですが、学歴、実務経験、保有資格、もちろん性別などの受験資格というものがありません。また、電気工事士などとも違い実技試験もなく筆記試験だけですから、参考書とノートさえあれば勉強できます。

数学ダメ子の私は苦難の連続ですが、理数系が得意なよもぎねこさんには相性の良い資格ではないでしょうか?
今年の9月最初の日曜日に試験がありますよ。話のタネに受験されてみてはいかがですか?(笑)



  1. 2019-04-01 15:06
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

Re: 直流発電機:技術史観点から

> 今の電気主任技術者試験って、直流電動機が出題されないのでしょうか?
> 現在はインバータモータが主流で直流電動機は古い電車や骨董品レベルのエレベータしか使っていませんけど……
> (インバータモータの中味は、かご形誘導電動機か同期電動機)
>
> §直流発電機
> kazkさまが触れられていますが、エジソンは直流発電機で発電していました。
> これは玩具に入っている直流電動機(マブチモーター)と同じ構造です。電機子(回転する部分に入っているコイル)の線を、短冊状の電極に繋ぎ、回転軸に貼り付けたものです。
> ここに固めた炭素の塊を押しつけて発生した電力を取り出します。これだけで直流が得られます。
> 半導体も真空管も不要です。
>
> 交流から直流に変換する方法ですが、大昔は交流電動機で直流発電機を回すという荒技が使われていました。(回転変流機)
> その後、水銀整流器という巨大な真空管での変換が主流になります。線路脇に巨大な鉄の箱が置かれていました。
> 半導体への置き換えは70年代から。シリコンの純度が上がり、高電圧に耐えられる素子が造れるようになったのです。
>
> §直流送電
> 交流送電技術は円熟していますので余程の差がない限り、直流送電は忌避されます。
> 海底ケーブルや超遠距離など特殊なケースでしか用いられていません。
> インバータの損失が結構大きいので、交流送電よりも損失が小さくなるケースは多くないのです。
> 素子やスイッチも特注品となるため維持費も高くなります。

 ありがとうございます。

 なるほど交流電気の直流化の原理は、昔ワタシが理科の時間に教わったのと同じなのですね。

 しかし大電力の直流化には当然、色々大変なのでしょうね。

 直流電力なら周波数の違いとか、磁場の変化とかいう問題はないから、色々便利なのでしょうが、本格的に直流送電を行うとなると、結構大変でしょうね。


 
  1. 2019-04-01 15:32
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 教育?雑感

> 何かぐだぐだと文句をたれている感で恐縮なのですが。
> 自身の体験・経験と異なる論調でコメントがされているのを読むと、異を唱える形でコメントさせて欲しいです。
>
> 国家資格試験(公務員含んで)は出題するのは既知・定説の中からです。先にコメントしましたが「先端的」なものは解答出来なくても合否に影響ない点数配分で出題されます。
> 「博士」「修士」は既知・定説の上に何かしら「未知」の部分を考察・実証することで得られるものです。
> 『「技術士」が「博士号」と同じ』なんて言わないでください。

 国家の資格試験ですから、学問的な問題には定説を取るしかないでしょう?
 最高レベルの資格であっても、技術として確立した事に対応できる人材と言う事が、資格取得の前提でしょうから。
>
> また「地学」絡みですが、講義をするに「非常勤講師で」じゃなくて「非常勤講師を頼んででも」←相当に意識が異なると思います。
> 理科だけじゃなく、社会系の「倫理・社会」「政治・経済」「世界史」「日本史」「地理(B)」もすべて授業がありました。
> 私は33年生まれで、「詰め込み教育」の真っ只中だったかもしれませんが、今「教育」に感謝しています。

 ワタシも詰め込み教育組だし、しかも勉強はダメな方だったのですが、それでも今にして思えば「詰め込み教育」でよかったと思います。
  1. 2019-04-01 15:44
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

誰が技術士と博士が同じだと言いました?

博士号に近いものがあると言っただけです。
おそらく実際の尊敬のされ具合は博士なんか比べ物にならないくらいだと思いますよ。
圧倒的に数が少ないし論文書いてなれるようなものじゃあない。
本当に一流の権威なんです。

みなさんと同じ小生も1958年生まれです。
小生ははっきりいて詰め込み教育に不満でしたね。

もっと効率よく詰め込んでもらいたかった、と心から思います。知識の詰め込みはある臨界点を超えると勝手にものが理解できるようになります。当たり前の頭脳の持ち主ならば誰でもそうなんですがこれを効率よくやることはほんとうの意味での高度な詰め込み教育が必要になるんです。

勢い自学自習になってしまうのですがこれには本当に無駄が多いのです。

先日紹介した数学の天才少女は高度な詰め込み教育の清華だと思います。当時の詰め込み教育には詰め込みの理論がなかったんです。何をどうやって詰め込めば効率的に詰め込めるかそういう研究がなかったんです。

だから不経済なものにならざる負えなかったしガキどもが忌避するようになってしまったのだと思ってます。

無理をやるにも理論は必要なんです。
  1. 2019-04-01 20:54
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  3. kazk #cPv2SIBE
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資格云々

kazkさんと意識の違いが相当にあるのかなと思いました。
私自身の「意識」だけ述べさせてください。

>誰が技術士と博士が同じだと言いました?
博士号に近いものがあると言っただけです。
おそらく実際の尊敬のされ具合は博士なんか比べ物にならないくらいだと思いますよ。
圧倒的に数が少ないし論文書いてなれるようなものじゃあ
ない。本当に一流の権威なんです。<

小生の資格を正確に書くと「第一級陸上無線技術士」です。
免許証は「日本国政府」発行で写真にはエンボス加工されていて、郵政大臣(当時)の判が押されていますが、いろんな場面で、身分証として提示しても「何これ?」の反応です。
*ま、確かに「日本国籍を有する」という証明にしかならにといえば、そうなんですが、、、*
で、資格は「試験で60点以上」合格なんです。

でも、学位(私は理学修士までしか取得できませんでしが)はいろんな文献を調べ、指導教官を含めてその分野の研究者の意見等を聴いて、「これはこうじゃないか?」「これはこうしたらいい?」「いままではこう。でもつぎのかだいはこれ?」と、「脳みそ振り絞って」で取得できるものと思っています。

小生の意見の最後に、資格を否定するものでは全くないことを、その資格を取得されるにあたってしっかり勉強・実技されてきたことに尊敬の念(大げさ?ごめんなさい)はもっています。

**「資格試験」のほうが楽やぁ~、「解答」あるしなぁ、、、。学位なんて解答あれへんし、自分で問題作って、自分で「答えらしきモノ」をさがさなアカン**

  1. 2019-04-01 22:06
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  3. yyy3 #p7DQzgG2
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電気=物理法則

> しかし大電力の直流化には当然、色々大変なのでしょうね。

大電力の直流化ですが、問題になるのは電圧だけです。
磁界とか周波数とかは交流送電の百年以上の技術蓄積があります。
電流についても何とでもなります。量が多いだけなら電線を太くすれば済む話なので。

ど~にもならんのが『高電圧』です。
物理用語の"ポテンシャル"が高いモノは扱い難いのです。
  1. 2019-04-02 23:56
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  3. Dobon #EBUSheBA
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Re: 電気=物理法則

> > しかし大電力の直流化には当然、色々大変なのでしょうね。
>
> 大電力の直流化ですが、問題になるのは電圧だけです。
> 磁界とか周波数とかは交流送電の百年以上の技術蓄積があります。
> 電流についても何とでもなります。量が多いだけなら電線を太くすれば済む話なので。

 要するに電流を「流す」分には、直流でも交流でも関係なく、電線で流せるわけでしょう?
 だから直流化しても、送電線その物は変える必要はないのですよね?

> ど~にもならんのが『高電圧』です。
> 物理用語の"ポテンシャル"が高いモノは扱い難いのです。

 そうでしょうね。
 大規模発電所の発電機で発電した超高電圧の電気を、直流化するって、凄い大変そうじゃないですか?

 これは化学工場などでも同じですが、同じ化学反応をさせる場合でも、規模が大きくなると、全く想像もつかなかったような問題が起きるのです。
 だから大規模化は、それだけで大変技術なのです。

 それを考えると直流送電への道のりも遠いでしょうね。

 
  1. 2019-04-03 12:30
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  3. よもぎねこ #-
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Re^2: 電気=物理法則

>だから直流化しても、送電線その物は変える必要はないのですよね?

直流送電の多くは地下あるいは海底ケーブルですので、直流専用品と交換です。
架線の場合でも、碍子や電線が"直流仕様"になります。(電線の形状や絶縁体が異なります。)
※交流用の電線を使った所では定期的に極性をひっくり返す等の運用を行っているそうです。

そもそも電線の本数が異なります。
交流送電の場合、三相交流という電線を3本使う方式が主流です。直流の場合は電線2本なので新設の場合、建設費が大幅に安くなります。
途上国で既設の交流送電線を使って直流送電した例もありますけど、たしか3本の導線のうち2本しか使ってなかった筈です。それでも損失が減ったことで供給が増えたらしいです。


>超高電圧の電気を、直流化するって、凄い大変そうじゃないですか?

え~と、交流を直流にするのは簡単です。逆に直流を交流にするのは非常に面倒です。

発電所では、発電機の三相交流出力を変圧器に入れて昇圧、交流の高圧にしたものを整流器に掛けます。制御する必要がないので割と楽です。
※整流器の耐圧は5000~6000ボルト程度なので50万ボルトだと100個直列にしないと壊れますけど。

めんどくさいのは変電所側で、直流を沢山のスイッチ素子を使って三相交流にします。
大量のスイッチ素子をタイミングを合わせてon-offしなきゃならないのです。素子にはバラつきがあり劣化があるので微調整も必要。
最近は、ここで降圧まで行うため、更にややこしくなってます。


電圧について:
多くの場合、直流送電を行う場合は交流の1.2~1.5倍の電圧で送電します。
送電ロスは電流の二乗に比例しますので少しでも電圧を高く設定して電流を減らすのです。
電圧1.5倍なら電流は0.67倍、損失は0.45倍になります。つまり電圧を上げた分の(1.5倍の)電力を余計に送れる訳です。
ただ、直流の高電圧だと、いろいろと変な現象が起きるので……

どのくらいリスクを取るか?は、運営主体の方針で決まります。欧州勢は低めが多く途上国は高めが多いようです。(米国は、かなり慎重で電圧抑え目)
中国が極端な例で、交流基幹網が50万ボルトなのに直流送電路80万ボルトで建設し、2016年からは110万ボルトに上げる工事を始めてます。
日本の直流送電はネタというか実証実験レベルのが多いです。(直流500V超電導ケーブルで~とか)

際限なく長くなりそうなので、ここらで。
  1. 2019-04-04 02:30
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  3. Dobon #EBUSheBA
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Re: Re^2: 電気=物理法則

> >だから直流化しても、送電線その物は変える必要はないのですよね?
>
> 直流送電の多くは地下あるいは海底ケーブルですので、直流専用品と交換です。
> 架線の場合でも、碍子や電線が"直流仕様"になります。(電線の形状や絶縁体が異なります。)
> ※交流用の電線を使った所では定期的に極性をひっくり返す等の運用を行っているそうです。
>
> そもそも電線の本数が異なります。
> 交流送電の場合、三相交流という電線を3本使う方式が主流です。直流の場合は電線2本なので新設の場合、建設費が大幅に安くなります。
> 途上国で既設の交流送電線を使って直流送電した例もありますけど、たしか3本の導線のうち2本しか使ってなかった筈です。それでも損失が減ったことで供給が増えたらしいです。
>
>
> >超高電圧の電気を、直流化するって、凄い大変そうじゃないですか?
>
> え~と、交流を直流にするのは簡単です。逆に直流を交流にするのは非常に面倒です。
>
> 発電所では、発電機の三相交流出力を変圧器に入れて昇圧、交流の高圧にしたものを整流器に掛けます。制御する必要がないので割と楽です。
> ※整流器の耐圧は5000~6000ボルト程度なので50万ボルトだと100個直列にしないと壊れますけど。
>
> めんどくさいのは変電所側で、直流を沢山のスイッチ素子を使って三相交流にします。
> 大量のスイッチ素子をタイミングを合わせてon-offしなきゃならないのです。素子にはバラつきがあり劣化があるので微調整も必要。
> 最近は、ここで降圧まで行うため、更にややこしくなってます。
>
>
> 電圧について:
> 多くの場合、直流送電を行う場合は交流の1.2~1.5倍の電圧で送電します。
> 送電ロスは電流の二乗に比例しますので少しでも電圧を高く設定して電流を減らすのです。
> 電圧1.5倍なら電流は0.67倍、損失は0.45倍になります。つまり電圧を上げた分の(1.5倍の)電力を余計に送れる訳です。
> ただ、直流の高電圧だと、いろいろと変な現象が起きるので……
>
> どのくらいリスクを取るか?は、運営主体の方針で決まります。欧州勢は低めが多く途上国は高めが多いようです。(米国は、かなり慎重で電圧抑え目)
> 中国が極端な例で、交流基幹網が50万ボルトなのに直流送電路80万ボルトで建設し、2016年からは110万ボルトに上げる工事を始めてます。
> 日本の直流送電はネタというか実証実験レベルのが多いです。(直流500V超電導ケーブルで~とか)
>
> 際限なく長くなりそうなので、ここらで。

 ありがとうございました。
 
 色々興味が湧いて面白そうなの他にも聞きたい事がどんどん湧いてくるのですが、このまま聞いていると際限もなくDobonさんにお手数を掛けそうなので、これで質問はやめます。

 しかし中国では高圧電流の直流送電も実用化されているわけですね。 しかしその場合は家庭で使うならテレビ等の家電が直流対応でないから、また交流に戻すなどの手間がいるでしょう?

 それにして面白いですね。

 本当にありがとうございました。
 
  1. 2019-04-04 11:34
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  3. よもぎねこ #-
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