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2019-03-17 15:18

ニュルンベルグ裁判史観の呪い 西洋の自死

 ワタシはネトウヨなので、WGIPとか自虐史観とかを一応は知っています。

 チャンネル桜なんかによると、日本が大東亜戦争に敗戦した後、日本を統治したGHQは日本国民に対して大東亜戦争について「日本は悪、連合国は正義」と言うプロパガンダを行いました。

 戦前・戦時戦争推進のプロパガンダを続けていた言論人、団体、或いは朝日新聞やNHKなどの大手メディアは、敗戦直後からこの連合国側のWGIPのプロパガンダに協力する事で、戦犯として訴追を免れ、生き延びるようになりました。

 それで戦後の日本人は、東京裁判を正義の裁きする東京裁判史観に呪縛されるようになったというのです。

 ところがワタシが夕べ読み終えた「西洋の自死」によると、この東京裁判史観による自虐は、日本人だけの問題ではないようです。
 
 但し「西洋の自死」はヨーロッパの移民問題を扱った本なので、ヨーロッパ人の話が主題ですから、正確には東京裁判史観ではなくニュルンベルグ裁判史観と言うべきでしょう。

 つまり「ナチスドイツは絶対に悪、とにかく悪、ナチスドイツに関して他の歴史上の事象と、比較してもならないし、学問として客観的に検証する事も許さない」と言う史観です。

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 そして「西洋の自死」で著者ダグラス・マレーが描くとところを見ると、西欧エリートの多数がこの史観を信奉して、それが自国を否定する自虐史観につながり、その自虐史観が「自死」としか言えないような移民受け入れ政策を招く精神的原動力になっているのです。

 しかもこれは敗戦国ドイツだけではなく、連合国側も同様なのです。

 どういう事かと言うと、スェーデンやオランダなど、戦時中何とか中立を守った国、ドイツに占領された国などのエリート達が「自分達の国は、戦時中ユダヤ人を守らなかった悪い国だ。」として、その贖罪の為に無制限に「難民を受け入れよう!!」と言う話になっていくのです。
 
 またニュルンベルグ裁判や東京裁判で「侵略」を悪と断罪しました。
 しかしこれは当然ですが、日本やドイツの侵略が悪いなら、当然連合国側が過去に行った植民地の獲得と、その支配だって悪いと言う事になりますよね?

 で、近年連合国側だった国々の中でも自国の過去の植民地支配を断罪し「我が国は悪い国」と叫ぶエリート達が増えているのです。
 
 そしてこの自虐史観もまた「我々は植民地支配と言う罪を犯したのだから、その贖罪の為に植民地からの移民を受け入れるべきだ」と言う話になっていき、そして実際旧植民地から大量の移民が入り続けているのです。

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 なるほどね。
 過去の罪を反省し、その贖罪をしようと言うのは立派な心掛けです。
 しかしなんかおかしくないですか?

 まず現実問題としてオランダやスェーデンのような弱小国が強大なドイツと戦ってユダヤ人を守る何てことはできるはずもなかったのです。 そんなことをしたら自分達も一緒に虐殺されてしまいます。
 現実にできるはずもない事をやらなかった事で、自分達の父祖を責めるって、本当に良心的な人間のやる事ですか?
 
 さらに言うとこれらの国々の人権思想や個人主義によれば、先祖の罪を子孫が相続したり、国家の罪を個人が償う必要はないはずです。

 ところが彼等は大真面目にこれをやるのです。

 例えば2015年、ヨーロッパにシリア難民の大群が押し寄せた時、デンマークの政治家アニカ・ホール・ニールセンは、第二次大戦中、ドイツの占領されていたデンマークで、レジスタンス活動家が8000人のユダヤ人を国外に逃がしたという故事に倣って、スウェーデン行きを希望する難民を自分のヨットでスウェーデンまで送りました。

 自分達は第二次大戦中に、ユダヤ難民を十分に助けなかった、だからその贖罪として、何が何でも「難民」を受け入れなければならない。

 これは現在、ヨーロッパの難民受け入れ派の理論を構築する根本定理なのです。

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 しかしこれオカシクないですか?

 確かに第二次大戦中連合国の多くが、実はユダヤ人難民に非常に冷淡でした。
 そもそも反ユダヤ主義はナチの専売特許でもなければ、ヒトラーの発明でもなく、中世中期からのヨーロッパの伝統なのです。
 だからそれは反省するべきでしょう?

 しかしユダヤ人への贖罪の意思があるなら、まずは自国に在住するユダヤ人に配慮するべきでしょう?
 それなのにユダヤ人の安全を脅かすような人達を大量に受け入れていいんですか?
 
 戦後のイスラエルの建国、そしてその後何度も繰り返された中東戦争で、イスラム教徒の圧倒的多数が強烈な反ユダヤ主義であるのは、ヨーロッパの知識人なら皆知っているはずです。

 そういう人達が大量に入り込んでは、国内のユダヤ人は安心して暮らせなくなるではありませんか?

 実際、イスラム諸国から移民が増えてから、ヨーロッパ諸国ではユダヤ人墓地の破壊やユダヤ博物館への襲撃など、反ユダヤ主義による犯罪が激増しました。

 それでシナゴーク(ユダヤ教の寺院)には武装警察官の警備が欠かせなくなりました。 しかし武装警察官が警備をしていても、多くのユダヤ人達はシナゴークへ行くのをためらうようになりました。
 
 そりゃそうでしょうね。
 だってシナゴークに出入りするところを見られたら、ユダヤ人だとわかってしまいます。
 帰りに襲われたらどうしようもないでしょう?
 それどころか家までつけてこられたら、家族全員が危険にさらされます。

 しかしそういう現実があるにもかかわらず、「ユダヤ人難民を救済しなかった罪の贖罪の為の反ユダヤ主義イスラム難民の受け入れ」は全然止まる気配はないのです。

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 その一方で移民受け入れ派の人達は、移民の大量受け入れに疑問を呈する個人や団体を「ナチ!!」と呼び、彼等を「反ユダヤ主義である」と強弁しています。
 
 反ユダヤ主義はニュルンベルグ史観では絶対悪なので、このレッテルを貼られると欧米では社会的生命を喪います。
 だから彼等は自分達の気に入らない人間や団体に対して、何としても反ユダヤ主義者のレッテルを貼ろうとするのです。

 それで彼等はトランプ大統領も反ユダヤ主義者だというのです。
 自分の愛娘をユダヤ人に嫁がせて、ユダヤ教の改宗する事を認めているような人を反ユダヤ主義者と言うのはいくら何でも無理筋だと思います。
 しかしそれでも彼等がそれを諦めないのは、悪人としてのナチスのブランド価値が強烈だからでしょう。



 ところがこれまた実に奇妙なのは、それ程反ユダヤ主義を悪魔化しながら、イスラム移民の反ユダヤ主義は完全に野放しなのです。

 だからイスラム教のウラマー(教導師)が、モスクでユダヤ人攻撃を呼び掛ける、それに煽動された若者達がドイツユダヤ博物館の前で、「ハイル・ヒトラー」と喚くなんて事が日常的になっているのです。

 それどころかイスラム移民なら反ユダヤ主義をむき出しにしても、国会議員になれるのです。
  
 例えばアメリカでは前回の連邦議会議員選挙民主党から立候補して当選した議員オマル議員は、反ユダヤ主義、その上反米をむき出しの言動が問題になっているそうです。

 しかし彼女がこうした言動を始めたのは、議員になってからではなく、その前からずうっとやっていた事でしょう?
 でもアメリカ民主党はそれは全く問題にせず、彼女を民主党の候補者にしたのです。

 同じアメリカ民主党の支持者達が、トランプ大統領を反ユダヤ主義者として攻撃しているのですから、もうダブルスタンダードなんてモノじゃないのです。

 因みに北欧にはハマスの団員である国会議員など普通にいるのですから、アメリカはまだマシな方です。

 それにこの手のイスラム移民とそれ以外の人々に対するダブルスタンダードは、反ユダヤ主義だけには限りませんしね。
 
 今現在、西欧のポリティカルコレクトネスで絶対悪になっている女性やLGBTへの差別も、イスラム移民の場合は一切問題にしてはイケナイ事になっているようです。

 つまり白人男性なら「女性は数学が苦手」と言っても解雇されるのですが、イスラム移民の場合は「不貞を働いた女は石打にして殺すべき」と言っても無問題と言う凄さなのです。

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 ヨーロッパ全体とアメリカでこれですから、ニュルンベルグ裁判の被告ドイツのやる事となるともっと強烈です。

 ドイツは敗戦後、ニュルンベルグ裁判を全面的に受け入れました。
 西ドイツはナチスを絶対悪として、学問の自由、表現の自由など、民主主義国家の基本理念を曲げてまでナチスの研究やナチスに関わる肯定的な評価を禁止する法律を作り、違反した国民を投獄してきました。

 東ドイツはもっと徹底していて終戦の日に、ソ連代表に「Wir danken euch!」(我々は君達に感謝する)と叫んでいたのです。
 何を感謝するかと言うと、自分達ドイツ人はナチに支配された被害者だったのを、ソ連が解放してくれた事を感謝するというのです。
 なんかもうブラックジョークなんですが、しかしドイツ人ですからジョークではなく、これを大真面目にやっていたのです。
 
 勿論メルケルだって毎年「Wir danken euch!」と叫んで育ったのです。

 なんかもう凄くインチキ臭いのですが、とにかくドイツは「ナチは悪い!」「ナチを産んだドイツの罪は重い」と言う事にしていたのです。
 
 そう言う負い目があるかでしょう。
 2015年にメルケルがシリア難民の大量受け入れを決断した時、ドイツ人の殆どが「これでドイツは人道主義において最高の国家になった。」と喜んだのです。

 しかし前記のようにユダヤ人虐殺の贖罪に、反ユダヤ主義で燃え上がるイスラム移民を大量に受け入れられたら、ドイツ国内のユダヤ人は堪ったものじゃないです。
 けれどもドイツ人はそんな事は全然かまいませんでした。

 そればかりかドイツに押し寄せる「難民」が増えすぎて、ドイツ人から不満の声が上がり、実際ドイツの国家予算を圧迫するようになると、今度はその「難民」の一部をポーランドなど東欧諸国に押し付けようとしました。

 当然だけれど東欧諸国は、そんな事は拒否しました。
 するとドイツはEUを通して猛烈な圧力をかけたのです。

 オイオイ、ドイツの人道主義はどこへ行ったんだい?
 ナチスドイツの罪に対する贖罪はやめたのかい?

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 ナチスドイツの罪はユダヤ人へのホロコーストだけではありません。 
 ナチスドイツはスラブ殲滅作戦の実行しており、東欧ではスラブ人の虐殺も行っています。

 例えばポーランドは第二次大戦で人口の2割を喪いました。
 第二次大戦までポーランドの総人口の10%はユダヤ人が占めていました。 そのユダヤ人が全部虐殺されたり、国外に脱出せざるを得なくなったのです。
 
 尤もこのユダヤ人虐殺には実はポーランド人も関わっていて、何とドイツ敗戦後にもポーランド人によるユダヤ人虐殺が起きています。



 因みにトランプ大統領の長女イヴァンカさんの夫クシュナーさん一家がポーランドを脱出したのは、この戦後のポーランド人によるユダヤ人虐殺を逃れる為でした。

 勿論ポーランドの悲劇の責任はナチスだけにあるわけもなく、ヒトラーと密約を結んでポーランドに進攻したソ連の罪だって大きいのです。

 とはいえワルシャワを包囲して、砲弾と爆撃であの美しい中世都市を完全に瓦礫の山にしてしまい、殆どのワルシャワ市民をその瓦礫の下敷きにした罪までが、免れられるわけもないのです。
 
 ドイツが人道大国を目指し、ナチスドイツの罪の贖罪を望むなら、ポーランドなど第二次大戦の被害国である東欧諸国の意思は尊重するべきでしょう?

 そもそも東欧諸国はナチスドイツの被害国であるばかりか、それ以前のポーランド三分割など西欧諸国の侵略に対しても被害国であり、その意味ではアジア・アフリカ諸国と同じ立場なのです。
 そして歴史を学べば、第一大戦後のオスマントルコ帝国崩壊まで、イスラム教徒による侵略に晒されていたのです。

 宗教が重要な価値を持っていた時代、異教徒に支配されるのはそれだけで恐ろしい事でした。
 そしてオスマン帝国の支配と言うのは、実際に相当な恐怖支配だったのです。

 だから東欧諸国には子供が言う事を聞かないと「トルコ人が来るよ」と言って脅す習慣があるのです。
 そういう国々がイスラム教徒の受け入れに抵抗するのは当然でしょう?

 こうした国々に対して、西欧諸国のアジア・アフリカへの植民地支配の贖罪や、ナチスドイツの贖罪を手伝ってイスラム移民を受け入れろと言うのは、無茶苦茶ではありませんか?
 
 メルケル始め西欧のエリート達は当然、こうした東欧の歴史は十分知っているはずではありませんか?
 ところが「人道大国」を目指すドイツはそんなことはお構いなしに、東欧諸国にイスラム難民を押し付けようとしているのです。

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 こういう状況を見るとニュルンベルグ史観が、西欧人の倫理感覚を完全に狂わせているのではないかと思えてならないのです。
 
 何でニュルンベルグ裁判が西欧人の倫理感覚を狂わせるか?
 それは戦争と言う歴史の問題を、安直な善悪論にしてしまい、本来科学的になされるべき歴史の検証を封殺してしまったからでしょう?
 
 そしてナチスドイツを単純に悪魔化したことで、現実社会への認識が、中世の異端審問官と同じレベルになってしまったのです。
 
 悪魔が実在する事になれば、その悪魔と戦う異端審問官は自動的に神の側になるのです。
 だから異端審問官には人間の常識による合理性など全く要求されなくなるのです。

 ニュルンベルグ裁判はナチスドイツとヒトラーを悪魔にする事で、歴史認識を宗教にしてしまい、理性と近代合理主義で歴史を理解する事を、そしてさらには歴史だけではなく、現実の社会問題の理解にさへ理性と近代合理主義を持ち込む事を放棄させてしまったのです。

 理性への信頼とそれに基づく近代合理主義こそが、西欧文明の最も優れた点であり、我々日本人が明治維新で西欧に学ぼうした事の根幹だったのに!!

 勿論、現在の西欧社会が「自死」と言われる程、大量のイスラム移民の受け入れを続ける理由はニュルンベルグ史観の影響だけではないでしょう。
 実際これまで書いてきた通り、真面目にニュルンベルグ史観に基づいて考えても、現在の西欧の大量のイスラム移民受け入れには、全く合理性がないのですから。

 にも拘らず、ニュルンベルグ裁判史観は被告ドイツのみならず、エリートを自称する西欧人全てを巻き込んで「ヨーロッパにはホロコーストと人種差別の文化しかない」とまで言わしめているのです。
 そしてヨーロッパ人全ての存在価値を否定させる精神的原動力になっているのです。

 一体西欧人はどうしちゃったんでしょうか?

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 ワタシは「西欧の自死」を読んでこのエントリーを書いています。
 この本は前記のように、現代ヨーロッパ諸国の移民の大量受け入れの問題を書いた本です。 
 そしてこの本に書かれている事は、実は殆どがもうすでにネットでも紹介されていて、ワタシもすでに知っている事でした。
 
 しかし通して読むとやはり不可解です。

 なぜなら現在の西欧諸国の移民政策は、労働力不足への対応や、難民の救済といった、経済的、人道的な理由だけでは説明不能なレベルだからです。

 幾ら西欧に移民したい人間が多いからと言って、幾ら難民が多いからと言って、現在の西欧諸国が無限の雇用や無限の福祉予算を持っているわけではないのです。
 だから短期間に余りに大量の移民を受け入れたら、国家が破綻するのです。

 そうなれば難民の救済どころか、自分達が難民になってしまいます。
 
 けれども現在の西欧の移民政策は、国家として当然慮るべきこうした問題を、何としても存在しない事にして、とにかく移民を受けいる事に邁進しているのです。

 だから著者のダグラス・マレーはこれを「西欧の自死」と言っているのです。
 実際、ワタシもこの本を読んでいる間中、強烈な自殺願望に憑りつかれた人の話を聞いているような不気味さを感じました。

 一体彼等は何でこんな自殺願望に憑りつかれたのでしょうか?


 西欧の自死

 この動画は著者ダグラス・マレーによる「西欧の自殺」についての解説です。 
 日本語訳とそれに付随した解説は、以前短足おじさんが上手くまとめてエントリーしてくださいました。

 ヨーロッパの移民問題を考える

 しかしワタシもこの本については、他にもいろいろ書きたい事がありますから、これから何度かエントリーしていきたいと思います。
 
  1. 移民
  2. TB(0)
  3. CM(23)

コメント

第二次世界大戦以降の戦争犯罪史観

これの最初の仕掛けはナチスによってドイツを追われた
フランクフルト研究所によってはじめられた漸化的社会主義革命
であるといわれている. ドイツを追われた同研究所は米国の
コロンビア大学に大戦中はおかれて活動していた. その活動は
第二次世界大戦の終了とともにヨーロッパと日本における
社会工作に向けられ, 日本ではWGIPとなったが, 日本でも欧州でも
その眼目は伝統の破壊であった. その基本的な手法は国民に
「全ての伝統的価値を疑わせる」ことであり, それによって
国としての一体観を消失させる方向にもって行く.
この話は随分と前から田中英道氏が主張されてきた.

最初は日本が被害者だと考えていたが, 歴史的経緯を考えれば
フランクフルト研究所の漸化的社会主義革命運動は欧州, 中でも
ドイツとフランスが中心目標であった訳で, メルケル首相や
マクロン大統領はその結果だと思う.

これらは思想活動であり, インテリが一番大きな影響を受け易い.
コロンビア大学やハーバード大学の様なリベラル系の大学は
その大きな影響下にあるのだと思う. これらの大学に留学した
竹中平蔵がグローバリストになって帰ってきたのは偶然ではなかろう.

漸化的社会主義革命にたいする逆が「伝統の尊重」であるから,
伝統への懐疑と破壊があちらこちらで仕掛けられている.
日本の沖縄「民族」、アイヌ「民族」はこの流れの中で考えるべきだろう.
また, 宮内庁はノーパンシャブシャブでみそをつけ、弱みを握られた官僚が
しきっており極めて工作を受けやすく危機的な状況にある.
  1. 2019-03-17 19:29
  2. URL
  3. ちび・むぎ・みみ・はな #-
  4. 編集

西欧の自死

ダグラス・マレー先生のこの著書の邦訳版が出たのですね。以前にこの本の題名The Strange Death of Europeのstrangeを「奇妙」と訳すか「不思議」と訳すかである人と揉めたことがあり、邦訳はどうなるか楽しみにしてたのですが、あっさりストレンジはすっとばして「自死」と訳したわけですね。いや、さすがプロの翻訳者は鋭いところを狙ってます。

ヨーロッパ、とくにフランスやイギリスではユダヤ系は怖くて道も歩けない状態だそうす。フランスに親戚が居る知り合いは、こうなったらイスラエルに引っ越すしかないのだろうかとか真剣に考えてるらしいです。

ヨーロッパは今やナチスドイツ前夜の雰囲気がありますからね。
  1. 2019-03-18 05:35
  2. URL
  3. 苺畑カカシ #-
  4. 編集

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190317/k10011851281000.html
NZ銃乱射事件で差別的発言の豪議員 生卵投げつけられる
2019年3月17日 7時15分
「事件の本当の原因はイスラム教の狂信者を受け入れたニュージーランドの移民政策にある。彼らこそが信仰の名のもとに人を殺している犯人だ」

これが差別的発言となっていますね
911を思えば当たり前の発言だけど
  1. 2019-03-18 06:21
  2. URL
  3. are #-
  4. 編集

興味深いです。

興味深く読ませていただきました。
移民問題が神の思し召しと
スペイン統一前のサラゴサで 
ポルトガル、スペイン、教皇が集まり結んだトリデシージャス条約により
植民地帝国主義に神の許可が出て、以来
競って植民地の拡大、略奪が始まります。
旧、新訳聖書の偽善や真贋等
欧米人はイスラム教徒を含めて 
真贋の議論は避けられています。
神の領域を犯す事は出来ないようで
自ら不可侵の聖域を作っています。
ユダヤ人の問題は 
触れると反ユダヤ主義者のレッテル張りが行われ 
其処にも聖域が存在します。
敢えて言いますと 通常アシュケナージと呼ばれる
東欧人との混血化が進んだユダヤ系の人たちの中に
多く存在するユダヤ人貴族たちは
ポーランド、ウクライナ、過ってのプロイセン帝国の
多くの役人、貴族たちも 
ハザール王国のユダヤ人達の末裔でした。
ロシアに滅ぼされたハザール王国の末裔たちは
冷戦を演出し 現在も米ロ対立をメデイアを通して演出し
アメリカに亡命したハザール系ユダヤ人隊は
ブレジンスキーを始め 政府高官に多数いて
アメリカはハザール系ユダヤ人に乗っ取られていると言っても 
過言ではありません。
ナチスと協力し ポーランド人虐殺やユダヤ人虐殺に手を貸した、
UPA(ウクライナ蜂起軍)は 
現在でも何のお咎めも無く 
現在もウクライナの極右勢力として
ポロシエンコを操っています。
設立者のステパン・バンデラの名前が
ウクライナの目抜き通りの名前に改正されるくらい
影響力も持っています。
結果 ウクライナ正教は
ロシア正教の傘下を離れて独立した正教会と成りました。
クリミア併合問題でも 対岸のオデッサでUPAが行った
ロシア系住民の虐殺は報道されません。
東部ドネツク州の戦闘もUPAが主導しています。
数多くの問題の基底には 宗教の問題が有り
近年 研究が進む バチカンが異端として弾圧した
グノーシスの思想の解明が待たれます。

欧米の知識人があまり触れない聖域として 
宗教の闇が広がっています。
現在セファルデイと呼ばれるラテン系ユダヤ人の中にも
多くの ハザール王国系ユダヤ人が混在し
金融資本を牛耳るユダヤ系の存在は
何時も反ユダヤ主義の影に隠されてしまいます。
聖域を見直す作業が 大事な事と感じています。
  1. 2019-03-18 09:17
  2. URL
  3. モンク #-
  4. 編集

追伸 纏りないです

ドイツの難民受入は、非常にヒステリックな行動に感じますね。
一神教の世界の神と悪魔の世界の様です。多神教のギリシャ神話や日本神話では個性のある神が多数居ますけど、絶対神のGodと多神教の神の違いでしょうか。
キリスト教会には懺悔室が有り最後の審判との概念があります。敬虔な教徒ほどそんな考えなのかも。
キリスト教宣教師が日本で「信じないと地獄に落ちるぞ!」と言うと
日本人は「ご先祖様は地獄に居るのか?それならご先祖様の所に行く!」と答えて布教が進まなかったとも
イスラム教は日本人には受け入れられ無いでしょうが、イスラム教徒は入国して来ます。
テロ対策の強化や入管の厳密化が必要です。
日本は宗教に関して鈍感で寛容(日本人の宗教観がそうなので)なので脅威を感じ難いです
自由、平等、博愛は美しい言葉ですが、それに付け込む悪魔も居ます

日本にも「権力は絶対悪、権力に対抗する俺は善!」みたいな勘違いしてる人も居ますけど
お隣の某国では「日帝統治時代を歪曲する表現は罪(自分達の気にいらない物はダメ)」
とか親日派辞書があり、慰安婦は神聖化されて疑問を呈する人は糾弾されます。
反日、慰安婦が神格化されてます。

人道主義者には映画「シンドラーのリスト」や千原畝の話がもてはやされるんでしょうか?
日本が叩かれたのは「黄色人種のくせに生意気だ!」との感情が欧米の根幹にあったんでしょう。でも黄色人種に謝罪と賠償はありませんwwオランダ王室は日本のせいでアジアの植民地が無くなった!と言ってるとか

とっ散らかりましたm(_ _;)m
  1. 2019-03-18 09:24
  2. URL
  3. are #-
  4. 編集

Re: 第二次世界大戦以降の戦争犯罪史観

> これの最初の仕掛けはナチスによってドイツを追われた
> フランクフルト研究所によってはじめられた漸化的社会主義革命
> であるといわれている. ドイツを追われた同研究所は米国の
> コロンビア大学に大戦中はおかれて活動していた. その活動は
> 第二次世界大戦の終了とともにヨーロッパと日本における
> 社会工作に向けられ, 日本ではWGIPとなったが, 日本でも欧州でも
> その眼目は伝統の破壊であった. その基本的な手法は国民に
> 「全ての伝統的価値を疑わせる」ことであり, それによって
> 国としての一体観を消失させる方向にもって行く.
> この話は随分と前から田中英道氏が主張されてきた.
>
> 最初は日本が被害者だと考えていたが, 歴史的経緯を考えれば
> フランクフルト研究所の漸化的社会主義革命運動は欧州, 中でも
> ドイツとフランスが中心目標であった訳で, メルケル首相や
> マクロン大統領はその結果だと思う.
>
> これらは思想活動であり, インテリが一番大きな影響を受け易い.
> コロンビア大学やハーバード大学の様なリベラル系の大学は
> その大きな影響下にあるのだと思う. これらの大学に留学した
> 竹中平蔵がグローバリストになって帰ってきたのは偶然ではなかろう.
>
> 漸化的社会主義革命にたいする逆が「伝統の尊重」であるから,
> 伝統への懐疑と破壊があちらこちらで仕掛けられている.
> 日本の沖縄「民族」、アイヌ「民族」はこの流れの中で考えるべきだろう.
> また, 宮内庁はノーパンシャブシャブでみそをつけ、弱みを握られた官僚が
> しきっており極めて工作を受けやすく危機的な状況にある.

 そうですね。
 ヨーロッパだけでなく、アメリカでもそして日本でもひたすら移民受け入れを要求する人間達には、明らかに国家破壊運動をしている連中が混ざっています。

 そしてヨーロッパの場合は、そういう人間が政府閣僚やEU委員会にも入っています。

 これは非常に恐ろしい話ですが。

 因みに現国連事務総長アントニオ・グテーレスは元ポルトガル首相でEU委員会理事会議長だったのですが、彼はこんな事を言っているのです。

 政治家は有権者(の声)を無視するべきです。
ヨーロッパ諸国は自国の国境を管理する権利がない、そして世界で最も貧しい人々の洪水を受けいれなければいけません。
移民の管理が国家主権の問題だという考えは非常に制限されます。
一方、実際に国際的な人間の動きを支配しているのは、密航業者と犯罪組織です。
移民は回避不能で、止まることはないということを認識しなければいけません。
  1. 2019-03-18 11:24
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

国、国境、移民について

国とか国境、民族偏見を無くそう、移民は認めようという心の優しい人の話がありますが。
移民と言うのは貧しい国から豊かな国に行くのが移民ですよね、豊かという事は包容力が在る、福祉が揃っている余裕が在るから良いじゃないかと考えますけど。

例えば、私の家庭は親が不仲で稼ぎが悪いし、貧しいので家が小さい、こんな家庭に育つのは自分の責任では無いです~助けてください。
隣の家は家も大きい庭も広い、親も収入もあり教養が在り喧嘩もしない子供も大らかで学校も通っている。

こんな不公平は人間として許される事では無い、私は隣の家の子供になる、良いだろ? あんたの家で生活して面倒見てくれ!不幸なんだから!

移民問題を許容する人は、家庭でも移民を許すだろうか? でも可哀そうだろって?
メキシコ国境の壁を絶対に許さない人は、
アンタは近所の貧困家庭の子供を全員自分の子供にして面倒みますかって?
ま、立派な豊かな家ほど、門扉とか塀とかも立派にきちんとしてるんですよね。
勿論、コントロール下での移動は在るべきだと思いますけど。
  1. 2019-03-18 11:28
  2. URL
  3. トラウマ #RWLNmTs6
  4. 編集

Re: 西欧の自死

> ダグラス・マレー先生のこの著書の邦訳版が出たのですね。以前にこの本の題名The Strange Death of Europeのstrangeを「奇妙」と訳すか「不思議」と訳すかである人と揉めたことがあり、邦訳はどうなるか楽しみにしてたのですが、あっさりストレンジはすっとばして「自死」と訳したわけですね。いや、さすがプロの翻訳者は鋭いところを狙ってます。

 この本が日本で翻訳出版されたのは昨年末でした。
 
 「自死」と言うのは名訳でしょうね。
 実際、読んでいて「自殺」と言うより、「自死」と言った方が的確と思えるような、非常に強い死への願望が感じられるからです。

 但し何で「自死」しなければならないのか? 
 欧州が何でそんな自殺願望を持つようになったのかは、全く不可解でStrangeとしか言いようがないのですが。
>
> ヨーロッパ、とくにフランスやイギリスではユダヤ系は怖くて道も歩けない状態だそうす。フランスに親戚が居る知り合いは、こうなったらイスラエルに引っ越すしかないのだろうかとか真剣に考えてるらしいです。
>
> ヨーロッパは今やナチスドイツ前夜の雰囲気がありますからね。

 本当に怖い事になっているんですね。

 ワタシはイスラム化と言うのは、ナチスドイツと言うより中世への回帰だと思うのですが。
 但し中世ではユダヤ人の迫害がある事を前提に、ゲットーの設置などユダヤ人の安全策も行いました。 しかし今のままでは、其れも期待できないので、ホントにユダヤ人はイスラエルにでも逃げるしかないでしょうね。
  1. 2019-03-18 11:33
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190317/k10011851281000.html
> NZ銃乱射事件で差別的発言の豪議員 生卵投げつけられる
> 2019年3月17日 7時15分
> 「事件の本当の原因はイスラム教の狂信者を受け入れたニュージーランドの移民政策にある。彼らこそが信仰の名のもとに人を殺している犯人だ」
>
> これが差別的発言となっていますね
> 911を思えば当たり前の発言だけど

 全くその通りですよね。
 
 テロを繰り返す宗教と言う意味では、イスラム教ってオウム真理教と同じですからね。

 因みにあの卵をぶつけた少年は、明らかに最初からあの議員を狙って卵を持ち込んでいたのですよね?
 そうでなければ卵なんか持っているはずもないですから。
  1. 2019-03-18 11:35
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 興味深いです。

> 興味深く読ませていただきました。
> 移民問題が神の思し召しと
> スペイン統一前のサラゴサで 
> ポルトガル、スペイン、教皇が集まり結んだトリデシージャス条約により
> 植民地帝国主義に神の許可が出て、以来
> 競って植民地の拡大、略奪が始まります。
> 旧、新訳聖書の偽善や真贋等
> 欧米人はイスラム教徒を含めて 
> 真贋の議論は避けられています。
> 神の領域を犯す事は出来ないようで
> 自ら不可侵の聖域を作っています。
> ユダヤ人の問題は 
> 触れると反ユダヤ主義者のレッテル張りが行われ 
> 其処にも聖域が存在します。
> 敢えて言いますと 通常アシュケナージと呼ばれる
> 東欧人との混血化が進んだユダヤ系の人たちの中に
> 多く存在するユダヤ人貴族たちは
> ポーランド、ウクライナ、過ってのプロイセン帝国の
> 多くの役人、貴族たちも 
> ハザール王国のユダヤ人達の末裔でした。
> ロシアに滅ぼされたハザール王国の末裔たちは
> 冷戦を演出し 現在も米ロ対立をメデイアを通して演出し
> アメリカに亡命したハザール系ユダヤ人隊は
> ブレジンスキーを始め 政府高官に多数いて
> アメリカはハザール系ユダヤ人に乗っ取られていると言っても 
> 過言ではありません。
> ナチスと協力し ポーランド人虐殺やユダヤ人虐殺に手を貸した、
> UPA(ウクライナ蜂起軍)は 
> 現在でも何のお咎めも無く 
> 現在もウクライナの極右勢力として
> ポロシエンコを操っています。
> 設立者のステパン・バンデラの名前が
> ウクライナの目抜き通りの名前に改正されるくらい
> 影響力も持っています。
> 結果 ウクライナ正教は
> ロシア正教の傘下を離れて独立した正教会と成りました。
> クリミア併合問題でも 対岸のオデッサでUPAが行った
> ロシア系住民の虐殺は報道されません。
> 東部ドネツク州の戦闘もUPAが主導しています。
> 数多くの問題の基底には 宗教の問題が有り
> 近年 研究が進む バチカンが異端として弾圧した
> グノーシスの思想の解明が待たれます。
>
> 欧米の知識人があまり触れない聖域として 
> 宗教の闇が広がっています。
> 現在セファルデイと呼ばれるラテン系ユダヤ人の中にも
> 多くの ハザール王国系ユダヤ人が混在し
> 金融資本を牛耳るユダヤ系の存在は
> 何時も反ユダヤ主義の影に隠されてしまいます。
> 聖域を見直す作業が 大事な事と感じています。

>ポルトガル、スペイン、教皇が集まり結んだトリデシージャス条約により

 教皇と言うのはローマ教皇の事でしょう?
 でも教皇は一人しかいないので、「集まり」と言うのがよくわかりません。


  1. 2019-03-18 11:38
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 追伸 纏りないです

> ドイツの難民受入は、非常にヒステリックな行動に感じますね。
> 一神教の世界の神と悪魔の世界の様です。多神教のギリシャ神話や日本神話では個性のある神が多数居ますけど、絶対神のGodと多神教の神の違いでしょうか。
> キリスト教会には懺悔室が有り最後の審判との概念があります。敬虔な教徒ほどそんな考えなのかも。
> キリスト教宣教師が日本で「信じないと地獄に落ちるぞ!」と言うと
> 日本人は「ご先祖様は地獄に居るのか?それならご先祖様の所に行く!」と答えて布教が進まなかったとも
> イスラム教は日本人には受け入れられ無いでしょうが、イスラム教徒は入国して来ます。
> テロ対策の強化や入管の厳密化が必要です。
> 日本は宗教に関して鈍感で寛容(日本人の宗教観がそうなので)なので脅威を感じ難いです
> 自由、平等、博愛は美しい言葉ですが、それに付け込む悪魔も居ます
>
> 日本にも「権力は絶対悪、権力に対抗する俺は善!」みたいな勘違いしてる人も居ますけど
> お隣の某国では「日帝統治時代を歪曲する表現は罪(自分達の気にいらない物はダメ)」
> とか親日派辞書があり、慰安婦は神聖化されて疑問を呈する人は糾弾されます。
> 反日、慰安婦が神格化されてます。
>
> 人道主義者には映画「シンドラーのリスト」や千原畝の話がもてはやされるんでしょうか?
> 日本が叩かれたのは「黄色人種のくせに生意気だ!」との感情が欧米の根幹にあったんでしょう。でも黄色人種に謝罪と賠償はありませんwwオランダ王室は日本のせいでアジアの植民地が無くなった!と言ってるとか
>
> とっ散らかりましたm(_ _;)m

 ヨーロッパの近代化と言うのは、神の支配からの脱却。
 神に従うのでなく、人間の理性を信じる事を進めてきたのです。

 その意味ではヨーロッパの知識人にとって神は敵なのです。

 だからヨーロッパの知識人がキリスト教を目の敵にするのは理解できます。
 そして敵の敵は味方と言う、極めて単純な理屈から、長年キリスト教の敵であったイスラム教を優遇するのでしょう。

 しかし人間に服従を強いる事においてはイスラム教の方が遥かに反理性的なのです。
 そもそもイスラムとは「服従」を意味する言葉なのです。

 知識人であればそういうイスラム教の現実だって見るべきでしょう?

 それを全く無批判に入れてしまった結果を彼等は考えているのでしょうか?
  1. 2019-03-18 11:44
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  3. よもぎねこ #-
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追 カトリックの庇護者のポルトガル、
そしてスペインとローマ教皇の三者が
サラゴサに集まり と言う意味です。
  1. 2019-03-18 14:08
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  3. モンク #-
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こういったムーブメントというのは、誰かに仕組まれたものなんでしょうかね?
戦後日本に対するGHQのように、ロシアあたりの手が入っているとか..
ロシアも民族問題の深刻さを、肌身でわかっているでしょうから、偽善を煽って、体制の弱体化を企図するとかあるのかな?

それとドイツの深刻さ。
4-5年前に作られた「帰ってきたヒトラー」というドイツ映画でも、偽善や自虐にうんざりの市民が山ほど出てましたが、手遅れなのか、それとも揺り返しで1930年代に戻るか。
ドイツは、いくらきれいごとを言っても、(非武装商船などへの)無制限潜水艦戦、ガス兵器、無差別都市空襲といった戦闘行為を始めたのは、皆ドイツ。
もっと言えば、広島長崎への原爆開発に大きく関わったのもドイツ系。
次回の大戦もドイツがトリガーを引く可能性なきにしもあらずか。
  1. 2019-03-18 18:28
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  3. 二郎 #-
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Re: 追

> 追 カトリックの庇護者のポルトガル、
> そしてスペインとローマ教皇の三者が
> サラゴサに集まり と言う意味です。

 わかりました。
  1. 2019-03-18 19:04
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> こういったムーブメントというのは、誰かに仕組まれたものなんでしょうかね?
> 戦後日本に対するGHQのように、ロシアあたりの手が入っているとか..
> ロシアも民族問題の深刻さを、肌身でわかっているでしょうから、偽善を煽って、体制の弱体化を企図するとかあるのかな?

 この移民大量受け入れを煽動している連中の中に、社会主義者や共産主義者が沢山います。
 だから彼等による国家破壊活動だと思います。

 しかしそれだけで国家全体がこのように崩壊へと突き進むのと考えるのも無理があるようにも思うのです。

> それとドイツの深刻さ。
> 4-5年前に作られた「帰ってきたヒトラー」というドイツ映画でも、偽善や自虐にうんざりの市民が山ほど出てましたが、手遅れなのか、それとも揺り返しで1930年代に戻るか。
> ドイツは、いくらきれいごとを言っても、(非武装商船などへの)無制限潜水艦戦、ガス兵器、無差別都市空襲といった戦闘行為を始めたのは、皆ドイツ。
> もっと言えば、広島長崎への原爆開発に大きく関わったのもドイツ系。

 原爆について言えば、当時原子物理学の最先端を進んでいたのが、ドイツだったというだけです。
 
 原爆の理論的基礎を発見したのは、オットー・ハーンとリーゼ・マイトナーでしたが、しかしドイツは結局原爆は作っていません。
 
> 次回の大戦もドイツがトリガーを引く可能性なきにしもあらずか。

 今となってはドイツにはその力はないのでは?
  1. 2019-03-18 19:10
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  3. よもぎねこ #-
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> 次回の大戦もドイツがトリガーを引く可能性なきにしもあらずか。
>今となってはドイツにはその力はないのでは?

私もそうは思いはしますよ。
でも、第一次大戦敗戦後のドイツが、大混乱からあっという間に立ち直り、欧州の甘いスタンスを突いて、西欧制覇できる軍備を短期間に整えたわけです。
偽善に従わぬ国に鉄槌を下す!などという大義名分を振りかざし、人権を守るために人命を大量に奪うなどというおかしなことを始めないとも限らない気もします。
そこまでの力はないと考えるのが常識的でしょうし、国内混乱の収束にアジテーターが再来しても、簡単には権力は握れないでしょう。
でも、行き過ぎたナチス嫌悪や教条的な偽善を好むようになってしまった国民性を考えると、ぶれると怖い気が捨てきれません。
善玉悪玉論で脳内解決してしまうような民度でもないとは思いますけど、歴史は繰り返すとも言いますよね。
  1. 2019-03-19 11:28
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  3. 二郎 #-
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無駄話

>ニ郎さん
ドイツでは無くて中国だとは思いますが中国のバックにドイツが付くとややこやしいかも
中国は冶金技術が未だ今一歩みたいですが、独は持ってますから。ジェットエンジン等で
中国は米国に貿易戦争仕掛けられてますが中国に入れ込み過ぎた独がどう動くのか不明です
WWⅡでも中国を支援してましたし
中国vsイスラム教国もあり得るんですけどその時は独は中国に付くと思います
独の暗号通信機エニグマは英国のチューリング等によって暗号解読されました
英国は解読されないと言って関係国にエニグマを配り解読しまくり!とのエグい事を
米国のスパコンの一部は暗号解読に使われてるでしょうし量子コンピュータはそれに最適でしょう
独が5G展開にファーウェイが必要だ!と泣きを入れてるらしいです
戦争は古代から情報戦です。米国はファーウェイ導入なら軍事情報提供は制限するとも
中国vsイスラム教国で潰し合って欲しいけどOPECに手を出したらNATOが動くだろうな
  1. 2019-03-19 13:19
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  3. are #-
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Re: タイトルなし

> > 次回の大戦もドイツがトリガーを引く可能性なきにしもあらずか。
> >今となってはドイツにはその力はないのでは?
>
> 私もそうは思いはしますよ。
> でも、第一次大戦敗戦後のドイツが、大混乱からあっという間に立ち直り、欧州の甘いスタンスを突いて、西欧制覇できる軍備を短期間に整えたわけです。
> 偽善に従わぬ国に鉄槌を下す!などという大義名分を振りかざし、人権を守るために人命を大量に奪うなどというおかしなことを始めないとも限らない気もします。
> そこまでの力はないと考えるのが常識的でしょうし、国内混乱の収束にアジテーターが再来しても、簡単には権力は握れないでしょう。
> でも、行き過ぎたナチス嫌悪や教条的な偽善を好むようになってしまった国民性を考えると、ぶれると怖い気が捨てきれません。
> 善玉悪玉論で脳内解決してしまうような民度でもないとは思いますけど、歴史は繰り返すとも言いますよね。
 
 第二次大戦までは世界の主役はヨーロッパでした。

 しかし現在は違います。

 良くも悪くもヨーロッパの没落が現代の国際社会の問題なのです。

 それで言うとドイツの存在は、ヨーロッパの没落をはめるか、遅らせるかでしょうね。

 ワタシとしてはドイツ人の教条主義が、今はヨーロッパの崩壊を早める方向に進んでいると思っています。
  1. 2019-03-20 10:48
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 無駄話

> >ニ郎さん
> ドイツでは無くて中国だとは思いますが中国のバックにドイツが付くとややこやしいかも
> 中国は冶金技術が未だ今一歩みたいですが、独は持ってますから。ジェットエンジン等で
> 中国は米国に貿易戦争仕掛けられてますが中国に入れ込み過ぎた独がどう動くのか不明です
> WWⅡでも中国を支援してましたし
> 中国vsイスラム教国もあり得るんですけどその時は独は中国に付くと思います
> 独の暗号通信機エニグマは英国のチューリング等によって暗号解読されました
> 英国は解読されないと言って関係国にエニグマを配り解読しまくり!とのエグい事を
> 米国のスパコンの一部は暗号解読に使われてるでしょうし量子コンピュータはそれに最適でしょう
> 独が5G展開にファーウェイが必要だ!と泣きを入れてるらしいです
> 戦争は古代から情報戦です。米国はファーウェイ導入なら軍事情報提供は制限するとも
> 中国vsイスラム教国で潰し合って欲しいけどOPECに手を出したらNATOが動くだろうな

 中国とイスラムで潰し合うのは理想ですね。

 但しイスラム諸国はそもそも国としての体をなしていないので、中国と衝突はあり得ないでしょう。
 実際、イスラム教徒は中国のウィグル人の人権侵害には、全く無関心です。
 
 イスラム教徒は実は他のイスラム教徒の人権なんかどうでも良いのだし、移民として入り込めない国には、興味もないのでしょう。

 ドイツは中国とは地理的に遠く、幾ら中国が安全保障上の脅威にはならないので、中国の拡張主義は全然気にならない、だからビジネスだけで考えて中国についているのです。

 しかしビジネス以外で中国の組む理由もないので、中国とドイツの関係は今以上には深くはならないのでは?
  1. 2019-03-20 10:56
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  3. よもぎねこ #-
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西洋の自死は文明の自死

こんにちは。 紹介いただき有難う御座います。
この西洋の自死は、多分後世「文明の自死」として理解されると見ています。
その文明とは、音楽や芸術、それから科学技術など全部ですね。
私もそんな目で見つめていきたいと思っています。
  1. 2019-03-21 07:09
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 西洋の自死は文明の自死

> こんにちは。 紹介いただき有難う御座います。
> この西洋の自死は、多分後世「文明の自死」として理解されると見ています。
> その文明とは、音楽や芸術、それから科学技術など全部ですね。
> 私もそんな目で見つめていきたいと思っています。

 ええ、そういう事になるでしょうね。

 そして西欧が安易に移民を受けれてしまった最大の理由は、西欧文明=文明と理解していたからでしょう。

 しかし文明を受け入れない人間は多数いたわけです。
  1. 2019-03-21 11:56
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  3. よもぎねこ #-
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ただ今「西洋の自死」読書中

私も今「西洋の自死」を3分の1まで読み進んだところです。
そこまでの感想です。

ここまで読んで思ったのですが、文化や伝統そして国と国境に何の価値も見出さないこれらが無くなっても何も痛みを感じない思考の人たちが確実にいること、そしてそれらよりも移民難民を救うという行為に異議を申し立てることが出来ない空気が西洋に蔓延していることに驚いています。

ただ移民問題に限っては日本人にはよもぎねこさんの言うような贖罪の気持ちからではなくて、日本の場合は単に人材不足からの移民政策を日本政府は取ろうとしています。安倍さんも今回の移民法で移民問題は起こらないと考えている節もあるらしいし。
それ故に致命的な結果をもたらす前に日本が引き返すのは西洋よりは簡単ではないかと考えたりしています。
楽観的過ぎますかね。どうなんでしょうね。

このあと残りを読み進めてみます。
  1. 2019-03-21 12:15
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  3. ふくちゃん #-
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Re: ただ今「西洋の自死」読書中

> 私も今「西洋の自死」を3分の1まで読み進んだところです。
> そこまでの感想です。
>
> ここまで読んで思ったのですが、文化や伝統そして国と国境に何の価値も見出さないこれらが無くなっても何も痛みを感じない思考の人たちが確実にいること、そしてそれらよりも移民難民を救うという行為に異議を申し立てることが出来ない空気が西洋に蔓延していることに驚いています。

 ワタシもこれは驚いています。
 閣僚が自国文化を公然と否定するような発言は、さすがに日本のパヨク政党でもしていません。

 そしてこれを見て思ったのですが、結局これは優越感の裏返しではないでしょうか?

 「スウェーデンには文化はない」と言う発言は、実はスウェーデンにはスェーデン独自の文化がないという意味でしょう?
 何で独自の文化がないのか?
 
 それはスウェーデン人のエリート達が、スウェーデンのライフスタイルや社会制度やその基本理念を、スウェーデン独自の文化の産物ではなく、人類普遍の文化、全て人類が従うべき理想であると考えているからでしょう?

 自国の文化を人類普遍としてしまえば、そりゃそれを独自の文化とは言えなくなります。

> ただ移民問題に限っては日本人にはよもぎねこさんの言うような贖罪の気持ちからではなくて、日本の場合は単に人材不足からの移民政策を日本政府は取ろうとしています。安倍さんも今回の移民法で移民問題は起こらないと考えている節もあるらしいし。
> それ故に致命的な結果をもたらす前に日本が引き返すのは西洋よりは簡単ではないかと考えたりしています。
> 楽観的過ぎますかね。どうなんでしょうね。

 労働者として入国した人間が、なぜ移民として居座るようになるのか?
 これはワタシは大変興味のある問題です。

 今は労働者として入国を認めながら、家族の帯同や移民を認めないのは、非人道的などと言う議論があるのですが、しかし歴史的に見ればそうとも言えないからです。

 これについては長くなりますので、別途エントリーしたいと思います。
>
> このあと残りを読み進めてみます。

 ワタシももう一度読み返したいのですが、図書館から返却の催促が来てしまいました(涙)
  1. 2019-03-22 12:23
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  3. よもぎねこ #-
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