虎ノ門ニュースで拉致実行犯が帰化していたという話を、問題にしてたそうです。
ワタシも虎ノ門ニュースは好きでよく見るし、この話しを聞いた時は驚きました。
またネットにはこれを問題にするコメントが多数出ていました。
現在の日本の帰化要件が緩すぎて、蓮舫や白真勲のように、明らかに日本を利用する事だけを考えている外国人が帰化できるのは、非常な問題だと思います。
しかし少し考えてみると、この拉致実行犯については、拉致実行犯であるからこそ帰化を認めて日本名を名乗る事を認めたのではないかと思いました。
この男は自分で警察に拉致の全容を話しました。
この男の自白で、初めて北朝鮮が日本人を拉致しているという事実が明らかになったのです。
だから拉致の問題が国会でも取り上げられるようになりました。
しかし北朝鮮がこの男を許すでしょうか?
拉致の全容を日本の警察に自白した工作員を、北朝鮮が許すわけはないでしょう?
この拉致事件での被害者久米裕さんは、まだ北朝鮮に身柄を拘束されているので、被害届は出せません。
だから日本の警察はこの男を逮捕できないし、司法も彼を起訴する事はできません。
しかしそれでこの実行犯が、このまま自由に生きていけると思いますか?
それは不可能です。
彼が久米さん拉致について自白したことが、北朝鮮側にわかったら、どんな報復を受けるかわかりません。
だから彼としては、自白する条件として、自分が今後、他の北朝鮮工作員から身を隠して生きていける保障を求めたのではありませんか?
その為には日本人になり、日本名を名乗れるように要求したのではありませんか?
日本人になれば、朝鮮籍のままでいるより遥かに目立ちにくいです。
また日本のパスポートがあれば、アメリカ等に逃げる事もできます。
彼が久米裕さんを拉致したことは許せません。
しかし拉致について自白してくれる人間いなければ、拉致事件の捜査も、北朝鮮の対日工作の解明も進みません。
だから自白した工作員は、日本政府が責任をもって、北朝鮮の報復から守らなくてはならないのです。
その為にはこうした処置も必要でしょう?
もう一つ、気になったニュースで、安倍総理が広島を訪問した際、一泊20万のスィートルーム泊った云々、いうのがあありました。
安倍総理が実際にスィートルームに泊まったかどうかわからないのだそうです。
しかしスィートルームに泊まると何が問題なのでしょうか?
スィートルームの最大の効用は、有名人や要人が泊っても警備がしやすく、他の宿泊客の迷惑にならない事です。
これは自分が旅行中に、首相が同じホテルの隣の部屋に泊まった事を、想像すればすぐにわかるでしょう?
首相には大勢のSPが付きます。
今の日本で安倍総理に万一の事があったらどうなるのでしょうか?
某国にすれば、安倍総理を物理的に消せるなら、マスコミを動員して石破上げをする必要などなかったではありませんか?
だから総理にはSPは多数つけるしかないのです。
それにマスコミの希望に反して、安倍総理は大人気だから、総理を見よう、総理と握手したいという人達も押しかけます。
自分の隣の部屋に総理が泊れば、廊下はSPが何人も張り付き、エレベータを降りると身分証明書の提示を求められたり、ボディチェックをされることになります。
その上廊下にはマスゴミが大勢うろついているのです。
そしてエレベーターの周りには、総理を一目見たい人達が、人垣を作る事になります。
これでは堪らないでしょう?
ホテルだって、他の客に何と言ったら良いかわかりません。
だから安倍総理のような政府要人や、人気タレントなどは、ホテルや他の客に迷惑を掛けない為にも、また警備に余分な苦労をさせないためにも、スィートルームに泊まるべきなのです。
まして災害で被災した県なら、県警は被災者の対応で手一杯なのです。 そういう地域を訪問する場合は、警備にかける負担を最小限にする事が絶対必要でしょう?
安倍総理が広島でスィートルームに泊まったとして何が問題なのですか?
因みにスィートルームについては、嘗て曽我ひとみさんがインドネシアで夫のジェンキンズさんやお嬢さん達と再会するときにも使われました。
あの時も「なんでそんな贅沢を」と言う見当違いの非難をした人達がいて呆れました。
あの再会に中国や北朝鮮が妨害工作を仕掛けてくることは、十分考えられました。
それをどうやって防ぐか?
これが日本政府と、再会場所を用意してくれたインドネシア政府の最重要課題だったのは明らかではありませんか?
だから警備がしやすくて、北朝鮮工作員から電話等を完全にシャットアウトできるようにスィートルームを用意したのです。
ところが当時このことを報道したテレビは、曽我さんがスウィートルームに泊まったのは、こうした警備上の必要によるのだという事を一言も言いませんでした。
マジに今思い出しても腹が立ちます。
それにしても要人警備や対北朝鮮への防諜活動で、自分達の日常感覚だけで、怒ったり、妬んだりするのは慎むべきでありませんか?