昨日も快晴だったので、山の上の農家の野菜の直販所に行ってきました。
それにしても本当に美しい青空でした。
空が澄んでいるだけでなく、空気も澄んでいたのでしょう。
光もまた特別な透明感を持っていました。
しかし数日前に来た時に比べると、秋は格段に深まっていました。
タモの木の葉は見るたびに黄色くなります。
久しぶりにクジャクチョウを見かけました。
もう9月も下旬だというのに、まるで羽化したばかりのような美しい羽をしていました。
姫リンゴは赤くなりました。
食べられるわけではないけれど、赤い可憐な実がなると嬉しいです。
山葡萄も実っていました。
葡萄酒になるのですが、他人の敷地だし、凄く高い所になっているので取るわけにはいきません。
農家の直販所の野菜は相変わらず少ないままでした。
そりゃ今頃、天候が持ち直したからと言って、夏野菜が育つわけでもないのです。
それでも小松菜とシシトウとバナナピーマンを買いました。
この前買ったズッキーニがまだ残ってたので、この日はこれでスパゲッティーにしました。
因みにズッキーニはありませんでした。
この前買ったのが最後の一本だったのです。
例年なら10月半ばまで立派なズッキーニが買えたのに・・・・・。
来年はちゃんと野菜ができますように・・・・・。
帰りにはもう日が暮れてきました。
ついこの間までは、まだまだ真昼だった時間なのに。
低くなった太陽の光が、姫リンゴの木を通して射し込みます。
このリンゴはパチンコ玉程の大きさで、赤いのと黄色いのがあります。
地面には栃の実も沢山落ちていました。
完全に秋なのです。
これからまたドンドン日が短くなります。
そして黄葉も進みます。
黄葉が夕日に輝く秋の夕暮れは、本当に美しいです。
でもやっぱり哀しい気がします。
美しい事は同じでも春とは違うのです。