毎日同じ場所をウロウロしてるから、同じような写真になるのです。
というのも今はリンゴの花の季節で、ワタシの好きな場所が一番美しい時期だからです。
そこは発寒川が二股に分かれる辺りの川岸の公園で、川岸のリンゴの木が数本並んでいるのです。
そのリンゴの花が今満開なのです。
リンゴの花はリンゴの香りがします。
そのリンゴの木陰のベンチで、お昼を食べるのが最高なのです。
家からパンとサラミソーセージとそれにワインを持って行って食べるのです。
パンは山の上のパン屋さんの安売りのパンです。
サラミは近所の激安店で売っている、サラミの切れ端ばかり集めて安売りしている物です。
ワインは一番安い紙パック入りのワインを、空き瓶に詰めていきます。
それにこの日は奮発してサラダを持っていきました。
適当にちぎったレタスとトマト半分、汁の漏れない容器に詰めてポン酢を掛けた物がサラダと言えればですけれど・・・・・。
そしてデザートはリンゴの香りです。
しかしこの貧困食もこの特等席で食べると、最高に美味しいのです。
瓶の中のワインを半分程飲んだところで、幸福感がこみ上げてきます。
神様有難う!!
いつもワタシの為にこの席を整備してくれる札幌市にも感謝しています。
ワインを飲み終わると、しばらく酔い覚ましに辺りを歩きます。
自転車でも飲酒運転は避けるべきですから。
食事が終わってもリンゴの香りは気前よく空気を満たします。
この日は結構暖かくて、フリースを着ていれば全然寒くありませんでした。
ワタシの特等席の空調もようやく機能し始めたのです。
こうして食事を終えた後は、少し運動をしなければなりません。
お昼が遅かったのと、酔い覚ましに時間をかけすぎたので、自転車に乗った頃には日が傾いていました。
遊歩道ではアズキナシの花が満開です。
慎ましいけれど、美しい花です。
太陽の光は金色になって、あたりを照らします。
さてこれから琴似まで買い物にいかねばなりません。
夕食のデザートにする果物がないのです。
琴似の市場では果物が安いのです。
今度また特等席に来るときには、琴似の市場で買った果物を持っていきます。