そして昨日はワタシの体調も崩れて一日寝込んでしました。
ワタシはそもそも病持ちなので、時々体調を崩して寝込みます。
でも桜が咲いている間は、何としても寝込みたくなかったのです。
しかしこれはワタシの都合だけではどうにもなりません。
それで昨日は一日寝込みました。
昨日は一日雨と曇りだったので、外出してもどうせ楽しくはなかったのです。
家で寝込んでいると、お腹がしくしくと痛んできました。
理由はわかりません。
ヒョッとして癌?
ワタシの両親は二人とも癌で死んだので、ワタシも死ぬ時はきっと癌だと思います。
願わくは花の下にて春死なん この如月の望月のころ
今は死ねばまさに花の下で死ねるのです。
そんなことを考えながら、ふと傍らを見るとよもちゃんが、静かに寝息を立てています。
よもちゃんはワタシが寝込んでいるときは、いつも傍にくっついて寝ます。
ワタシのことを心配してくれるのかもしれないし、心細いのかもしれません。
ワタシが死んだらよもちゃんはどうなるのでしょうか?
一昨年、骨折で入院したときは、妹が面倒を見てくれたのですが、よもちゃんは散々我儘を言って妹を困らせました。
それに妹はマンション住まいだから、よもちゃんの面倒を見るのは大変なのです。
だったら兄の頼むしかないかもしれません。
ともかく連休明けまでお腹の痛いのが収まらなければ、病院へ行くしかありません。
そんなことを考えながらそれでも夕べは気持ちよく眠ったのです。
そして今日の昼にはすっかり元気になりました。
天候もかなり回復しました。
それで農試公園へ行ってみるとソメイヨシノが満開でした。
しかしエゾヤマザクラは大方散ってしまいました。
太陽は雲から出たり入ったりでした。
日暮れ近くになって太陽が雲の間から金色に輝くと、その光を受けて梅や桜が一層艶やかでした。
夕日に輝く花を見ながら自転車で駆け回っていると、どうやら当分死ぬことはなさそうだと思いました。
どのみち神様が決める事です。
夕日は葉桜を透かして輝きながら、山の向こうに沈んでいきました。
今日もまた美しい一日だったのです。