なるほどこういうヤジは無用の誤解を招きますし、ヤジ自体が下品な行為ですから、しない方が良いでしょう。
しかしヤジを飛ばすならこう言うべきでした。
それで何人助けて貰ったんだ!?
なるほど米軍の事故や米軍兵士による犯罪はなくなりません。
そしてその度にマスゴミは大々的に報道し、反基地団体と野党は、大騒ぎで「基地の負担」を喚き続けました。
しかし真面目に考えれば、米軍兵士の人口当たりの犯罪発生率は、沖縄県民の半分以下です。 沖縄県民に犯罪発生率は全国平均と殆ど同じなので、日本国民の半分以下とも言えるのです。
そして死亡事故と言うのは、この数十年起きていません。
勿論事故の他に騒音等の環境問題もあります。
しかしどう考えても米軍による環境破壊や事故や犯罪が、それ程深刻な物とは思えません。
と言うか、この程度(在沖米軍2万5千人)の人間が居て、活動をすれば、この程度の事故や犯罪、環境破壊は必ず起きるもので、それがイヤなら無人の荒野か森林にしておくしかないのです。
但しそれでは雇用も消費も生まれず、自分達も生きていけません。
精々サトウキビでも作って細々と生きていくしかありません。 それがイヤだったらから基地の廻りに人が集まり都市になったのでしょう?
一方、これまで多くの沖縄県民が、米軍により命を助けられています。
先日も米海兵隊員が沖縄県北谷町で、横転した車から載っていた地元の人を救出しました。
交通量の多い危険な道路での救出作業でした。
またその少し前には同じく米海兵隊員が、4人のダイバーを救助しています。
これも自分自身が溺死の危険を覚悟しながらの、救出作業でした。
このような危険の中でも迅速で的確な救出作業は、善意だけではできません。
これは米軍海兵隊員達が、戦場での救急救命訓練など、厳しい訓練を受けているからできる事でもあるのです。
このような米軍兵士の救助活動によって、命を救われた沖縄県民は毎年相当な数になるでしょう。
それでは米軍の事故や米軍の兵士の犯罪で本当に「何人死んだ」のでしょうか?
赤旗の報道ではこの27年に起きた米軍兵士の性犯罪は27件です。 しかも強姦など悪質な物はその内極わずかで、殆どは覗きや痴漢程度です。
散々喧伝される性犯罪でこのレベルです。
どう考えても助けられた人の数が、殺された人を遥かに上回っています。
なるほど沖縄は第二次大戦後、日本本土から切り離されて米軍の統治下にはいりました。
これは確かに屈辱的な話です。
またベトナム戦争中は米軍兵士も荒れており、今より遥かに犯罪は多かったです。
だから沖縄県民に米軍への嫌悪が生まれたとマスコミは言います。
しかしこの米軍統治時代に、沖縄県の公衆衛生状況が劇的改善し、感染症のデパートと言われ、平均寿命が50代だった沖縄県が、本土復帰した頃には、日本一の長寿県になっていました。
これはアメリカ政府が莫大な費用を使って、医師や看護師を養成し、結核検診等の医療活動を行い、感染症防止策に務めたからです。
だから沖縄が日本に復帰した時、沖縄の医師、看護師の水準は日本でも最高だったのです。
また戦前本土の所得水準の4割と言われた沖縄県は、復帰前には6割程度になっていました。 この間に日本本土は高度経済成長で所得が倍増しています。 それを考えると、沖縄の所得は米軍統治時代に3倍増しているのです。
こうした事実を考えると、ひたすら米軍統治を非難して、沖縄の不幸を訴える人々には違和感しか感じません。
むしろ日本復帰以前の方こそ、米軍により救われた命は、失われた命を遥かに上回るのです。
日本政府は好い加減にこのような事実を沖縄県民と、その他日本国民に訴え、基地負担論の息の根を止めるべきではありませんか?
野党やマスコミや反基地派が米軍を嫌いなのはわかります。 しかし少なくとも沖縄県民の命が大事と言うなら、その命を米軍兵士に助けられた事は感謝するべきです。
大事な人の命を助けられても感謝もせず、報道もせず、それを無かった事にするのは、人間のすることでありません。
イヤ彼等のこうした態度を見ていると、実は彼等は本心では沖縄県民の命などどうでも良いのだと思っているのではないでしょうか?
どうでも良いからこそ、些細な事故や個人の犯罪で米軍を論い、基地の負担を喚くのではありませんか?
そして基地の負担をネタに、更なる強請タカリを狙っているではありませんか?
このような事を書くと、必ず反基地派や野党やマスゴミは「沖縄差別!!」「沖縄ヘイト!!」と言います。
しかしこれは差別でも、ヘイトでもありません。
軽蔑です。
人に助けられて感謝する事もできず、代わりに強請タカリをするような人間は軽蔑されて当然なのです。
イヤどのような倫理道徳や宗教の教理から言っても、このような人間は軽蔑するべきなのです。
しかしこれに対する日本政府の対応も褒めた物ではありません。
なぜなら日本政府は結局、この基地負担論に迎合して、何かあればそれを肯定して、この破落戸共に金を与えているからです。
イヤ、そんなことしてはダメでしょう?
こんな事で野党やマスコミが騒いだときこそ、
それで何人助けて貰ったんだ!?
とヤジを飛ばしてやり返すべきなのです。
そして日本人の命を助けてくれた米兵と米軍には、政府として公式に感謝を表明するべきなのです。
今度、野党とマスゴミが基地負担とか騒いだら、政府はこれまで日本で人命救助をしてくれた米兵の皆様全員を、首相官邸に招待して、感謝状を送るべきです。
だってまず第一に人に助けられたら感謝するのは人として当然ではありませんか?
そして人命救助と言う尊い行為行った米軍兵士の名誉を称えると共に、人に助けられても感謝する事もできず強請タカリを繰り返す人々を恥じ入らせるべきなのです。
こうしてまず感謝すべきことを感謝した上で、米軍基地が沖縄にある事の意味を、沖縄県民と日本国民が考え直す契機にするべきです。
そもそも沖縄を米軍基地なしで守れるのでしょうか?
幾ら日米安保があっても、沖縄を巡って戦う相手は明らかに中国です。 中国を相手の戦争を考えればアメリカだって、怯みます。
それを怯ませずに確実に日米安保による参戦を確保させるのは、在沖米軍の存在ではありませんか?
考えるまでもない事ですが、沖縄が攻撃されたら、在沖米軍は自動的に戦争に巻き込まれるので、そのままアメリカ軍が自動的に参戦する事になるからです。
もし米軍基地がなければそうはいきません。
中国公船が尖閣諸島の周辺を遊弋し、遂には軍艦までできました。
そのような状況で、こういう現実を無視していつまで「基地は負担」と言い続けるのでしょうか?
米軍基地があるお蔭で、沖縄は中国の侵略を免れている。
米軍基地があるお蔭で、雇用や消費が生まれ沖縄の経済を潤している。
米軍基地があるお蔭で、日常的に米軍兵士の支援を受ける事ができている。
このような基地のメリットを堂々を主張するべきではありませんか?
いつまでも、いつまでも、いつまでも・・・・・被害者を気取って集り続けたい。
不幸な被害者を気取る奴にきつい事を言うと、面倒だから金を与えて誤魔化す。
こんな事をしていたら、どうなるか?
もういい加減に考え直すべきではありませんか?