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2017-11-15 14:39

アメリカ抜きTPP合意成立について

 先日TPPがアメリカ抜きで大筋合意しました。 

 TPP11、6か国承認なら発効…大筋合意

 ワタシは良かったと思います。

 実はワタシは元々は反TPP派だったのですが、この麻生さんの動画を見て推進派に転向しました。



 TPPは当初アメリカが中心になって、関税ゼロの過激な自由貿易圏確立を目指しました。

 しかし麻生さんは全ての貿易品目に関税ゼロなんて事を実施できる国は、ブルネイとシンガポールぐらいで、他にそんなことをできる国はないと言うのです。

 例えばアメリカは牛肉に関しては、オーストラリアとの間で「今後18年話し合わない」(これは2011年の動画ですから、今後12年ですが)と決めているのです。

 つまりアメリカは牛肉に関して今後10年以上もオーストラリアの競争で勝てる見込みがないので、関税に関して話し合いは拒否しているのです。

069

 実はアメリカは乳製品ではニュージーランドにも勝てないので、こっちも関税ゼロは絶対困るのです。

 しかし加盟国はどこも同様な問題を抱えているので、関税ゼロなんて絶対無理!!

 だからTPPが成立したところで、過激な自由貿易圏なんてモノになるはずはない。

 と言うのが麻生さんの見立てでした。

064

 なるほどね。

 そう言えば反TPP派の言い分は、農業など日本の競争力の弱い所だけを問題にして「ここが負ける」「あそこが負ける」と言う話しばかりで、他国の事情を一切考慮していないのです。

 ところが麻生さんに言わせると、同様の弱みはどの国にもあるのです。
 
 それがないのはそもそも石油しか産業のないブルネイと、中継貿易の都市国家シンガポールぐらいなのです。

081

 なるほどこれではどの国も総論賛成、各論反対。 イザ交渉が始まれば国内の産業界の猛烈な反対に遭います。

 そうなると政治家の立場なくなってしまいす。 
 
 民主主義国家の政治家と言うのは、それぞれ皆労働組合や産業界の支持のお蔭で当選し、政治家になれた人々です。

 だから支持者の不利益になる事は絶対にできないのです。

 だからこの政治家達を説得してTPPを成立させるのは大変だし、例え成立したとしても至って形式的な形での自由貿易にしかならないでしょう。

 だったら入っても大した害はないのです。

099

 しかしこういうモノは入っておかないと後が面倒。

 これも麻生さんの言い分です。
 
 なにしろ締結時に加盟国みんなで散々揉めて、漸く利害の一致をえた結果成立したモノですから、複雑なガラス細工のような代物になります。

 ここに新入りが来るとなると、もう一度ガラス細工の組み直しですから、皆ブーブー言って、「オマエ、どうしても入りたいなら、今ある決まりを全部守れ!!」と言う事になるのは必定です。

 だから最初から入っておいた方が良い。

 と言う事でしょう。

100

 そしてこのTPPの交渉を延々と続けた結果は、麻生さんの予想道理、過激な自由貿易圏にならなかったばかりか、言いだしべいのアメリカが抜けちゃいました。

 笑えるのはアメリカの反TPP派も日本の反TPP派と全く同じ事を言っている事です。

 オマケにその総大将がアメリカ・ファーストのトランプ大統領!!

 で、アメリカが抜けてしまったので、日本の反TPP派が心配したようなアメリカによる日本の経済支配はあり得なくなりました。

 その代りTPP推進派が期待した中国包囲網としてのTPPの価値もなくなりました。

102

 こうなるとTPPは毒にも薬にもならない、あってもなくても良い代物になってしまいました。
 
 だったらやらない方が良いのでは? 
 それともやった方が良いのか?

 で、ワタシは取りあえずやった方が良いと思うのです。

112

 だって今現在もまだ反TPPで燃えている人達は、グローバリズムと言うイデオロギーを目の敵にしているのですが、しかし世界的には日本はグローバリズムの国どころか保護主義の国とみられているのです。

 実際アメリカなんかまだその心算の人が沢山いるのです。
 
 これは勿論90年代の日米貿易摩擦のイメージが今も残っているのが一因ですが、何よりも日本は今も対米貿易収支で黒字を続けているのです。

 実は日本は工業製品の関税は世界一低く、農業製品の関税だって言うほど高くもないし、大量の農産物を輸入しています。
 
 しかし自国が赤字である以上は、アメリカが納得するわけもないのです。

 だったらTPPをやる事で「我が国は自由貿易推進に頑張っております」と宣伝するべきです。

 TPPは事実上人畜無害、毒にも薬にもならない協定になってしまったのですから、やっても日本の害にはならないのです。

116
 
 それに今後日本がアジア太平洋地域でのプレゼンスを増せば、対中国包囲網になっていくでしょう。 
 
 そうなるとアメリカが入ってくる可能性もあります。

 しかしその時は何しろ家主は日本なのですから、極めて有利な交渉ができます。

 日本が永遠に今の状態でアメリカの後塵を拝したくないなら、日本が今後アジア太平洋地域の盟主となる為の布石を打っておくべきです。

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 何より経済ってグローバリズムとか保護主義とかそういうイデオロギーで論じるモノじゃないのです。
 
 反TPP派はグローバリズムを目の敵にして、ひたすらイデオロギー的反対論を続けるのですが、しかし経済はイデオロギーではなく現実で論じるべきなのです。

 グローバリズムが有利か保護主義が有利かは、日本の産業の競争力次第、産業を支援する政策の良否次第なのです。

127

 昭和30年代に日本の工業は極めて弱体だったので、手厚い関税で守られていました。
 そもそも外貨がないので石油や石炭の輸入さへもままなりませんでした。

 だからこれを自由化するときには、大変な抵抗がありました。

 しかし自由化したからこそ日本の工業は世界に打って出て成功したのです。
 但し石炭産業は競争力を喪って壊滅しました。
 
 因みに日本はこれでイギリスの造船と鉄鋼産業を潰しました。

144

 競争力さえあればグローバリズムは有利、競争力を持つ目途が立たなければ保護主義で行くしかありません。

 これはイデオロギーの問題ではなく、日本の産業競争力をいかに守り続けるかと言う問題なのです。

 これは財政や金融政策でも同様でしょう。
 そして外交や国防も同様です。

 こうした問題はイデオロギーではなくリアリズムで対応するしかないのです。

146

 ワタシは54年生まれなので学生運動の余波を受けて育ちました。
 
 それでこの世代の問題を否応なしに見て来ました。

 この世代の最大の問題は何でしょうか?

 それは物事を安易にイデオロギーで捕えて、安易な善悪論に持っていき現実を見ない事です。

 右も左もこの傾向が非常に強いのです。

 その意味から言えば今回のアメリカ抜きTPP合意成立などは、この種の議論を排除した現実政策の成功として大いに喜んでいます。

152

 最後にこれまでのエントリーで、常にコメントでイデオロギー右派とはいかなるモノかを示して下さったちび・むぎ・みみ・はなさんに感謝します。
  1. TPP
  2. TB(0)
  3. CM(36)

コメント

一つのビデオで意見を変えるのを滑稽とは言わないのか

米国が抜けた後のTPPを強力に推進したのは日本であるから,
入っておいた方が良いというのは主客転倒の誤魔化しに過ぎない.
日本が止めれば TPP は本来の小規模なものに戻り, 無害になる.
また, 日本が保護主義だというが, 反TPPの人達の主張の一つが
日本は世界的にも十分に海外に向かって開かれているというもの
であったのはご存知なのか.

他人をイデオロギー的に見るのは自由であるが,
自分で作ったイデオロギー的眼鏡で自分を縛るのは
滑稽でしかない.

内閣参与の藤井京大教授や三橋貴明の経済ブログでの
議論もイデオロギー的右派と言うのだろうか.
ブログの中でしっかりと論駁できるのか興味がある.
  1. 2017-11-15 16:54
  2. URL
  3. ちび・むぎ・みみ・はな #-
  4. 編集

自由貿易は人々を幸せにしたか?

NAFTAにより、アメリカから安価なトウモロコシがメキシコに流れ込み、メキシコの農民は失業して、アメリカに不法入国して低賃金労働者として働かざるをえなくなりました。
日本では、衣類の多くは中国製です。繊維産業に従事していた人々は今どうしているのでしょうか。スーパーで売られる正月飾りは殆どが中国製であることを知り驚きました。金型産業も中国に押されていると聞きます。自由貿易により、多くの日本国民が失業し、非正規雇用が激増しました。失業率は低下しましたが、実質賃金は下がり続けています。日本の未来に暗い影をなげかける少子化は、低賃金と不安定な身分のゆえに結婚出来ない若者が激増したことによる結果であります。政府は失政を批判されることを恐れてこの事実を隠し、保育園の不足と若者の意識の変化が少子化の原因であるかのごとく国民を洗脳しています。

アメリカで、数年前にOccupy wall street 運動が起き、99%対1%という貧富の格差がクローズアップされました。この運動は鎮圧(自由の国アメリカで!!)されましたが、その機運はくすぶり続けてトランプ大統領を生み出したと考えられます。

現在の行き過ぎた自由貿易により、その恩恵を最大限に受けた中国が台頭し、世界は激動の時代に突入しました。無条件に自由貿易を礼賛することはできません。自由貿易というイデオロギーをベースとするTPPが成立しようとしているわけですが、農産品の輸出で儲けることができる人は、たぶん、1%であり、99%の農民は競争力を失うかもしれません。
はたして、自由貿易によりもたらされる激烈な競争にさらされた人々は幸せになることができるでしょうか?
  1. 2017-11-15 17:42
  2. URL
  3. stopchina #-
  4. 編集

私は”オバマ政権下で進めていたTPP”には反対でした。
問題点は三橋貴明氏の指摘してた通りなので省きますが、オバマが大統領になるために金銭的に支援してたロビー団体が問題だったわけです。
何せアメリカの会社が中国やメキシコで生産したものを関税ゼロで日本に入れろという訳ですから。

トランプ政権になってパッタリ言わなくなったのは、トランプ自身が大金持ちでロビー団体の言いなりになる必要がなく、
もう一つはオバマを支援してたロビー団体そのものが反米的だったからです。例えば、中国工場で家電作ってもメキシコ工場で車を生産してもアメリカの労働者に雇用は生まれないし賃金デフレは解消しない訳で。
そしてトランプは「アメリカで生産して雇用生み出せこの反米企業共!」って言って大衆の支持を得て大統領になったと。

無茶言ってたはずのアメリカがイチ抜けた~となれば交渉は楽になります。
単なる多国間の経済協定の一つ程度に落ち着くことになります。
  1. 2017-11-15 18:10
  2. URL
  3. Spring-moto #-
  4. 編集

Re: 一つのビデオで意見を変えるのを滑稽とは言わないのか

> 米国が抜けた後のTPPを強力に推進したのは日本であるから,
> 入っておいた方が良いというのは主客転倒の誤魔化しに過ぎない.
> 日本が止めれば TPP は本来の小規模なものに戻り, 無害になる.
> また, 日本が保護主義だというが, 反TPPの人達の主張の一つが
> 日本は世界的にも十分に海外に向かって開かれているというもの
> であったのはご存知なのか.
>
> 他人をイデオロギー的に見るのは自由であるが,
> 自分で作ったイデオロギー的眼鏡で自分を縛るのは
> 滑稽でしかない.
>
> 内閣参与の藤井京大教授や三橋貴明の経済ブログでの
> 議論もイデオロギー的右派と言うのだろうか.
> ブログの中でしっかりと論駁できるのか興味がある.
 
 なんでビデオで意見を変えたらいけないのでしょうか?
 
 現実のTPP交渉の成り行きは麻生さんの言う通りになったではありませんか?

 三橋貴明と藤井先生の意見だけを聞いて他の意見を聞かない方がオカシイでしょう?

 因みにワタシはこの麻生さんの説を聞いて、藤井先生はエライけれど所詮学者だと思いました。

 麻生さんは色々問題はあっても政治家として、この手の経済協定の成り行きを良く見透しているのです。 どの道人畜無害の物になるなら入っておいた方が良い。

 極めて現実的な意見です。
  1. 2017-11-15 18:23
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 自由貿易は人々を幸せにしたか?

> NAFTAにより、アメリカから安価なトウモロコシがメキシコに流れ込み、メキシコの農民は失業して、アメリカに不法入国して低賃金労働者として働かざるをえなくなりました。
> 日本では、衣類の多くは中国製です。繊維産業に従事していた人々は今どうしているのでしょうか。スーパーで売られる正月飾りは殆どが中国製であることを知り驚きました。金型産業も中国に押されていると聞きます。自由貿易により、多くの日本国民が失業し、非正規雇用が激増しました。失業率は低下しましたが、実質賃金は下がり続けています。日本の未来に暗い影をなげかける少子化は、低賃金と不安定な身分のゆえに結婚出来ない若者が激増したことによる結果であります。政府は失政を批判されることを恐れてこの事実を隠し、保育園の不足と若者の意識の変化が少子化の原因であるかのごとく国民を洗脳しています。

 自由貿易が無ければ、日本の自動車産業も、造船も鉄鋼もハイテク産業も全部なかったのですが?
 
 工業製品の輸出では自由貿易の恩恵を存分に受けておいて、少し分が悪いとそれを悪魔のように言うって虫が良すぎませんか?

 そもそも日本の繊維産業が斜陽化したのは、70年代からです。 この頃日本ではすでに繊維工業で女工さんには、軽度知的障害者まで使っていたのです。
 
 自由貿易がそんなにイヤなら、北朝鮮並みに鎖国するしかありません。

 因みに非正規雇用が問題化したのは小泉政権時代ですが、実はこの頃日本の総労働人口は3割増えています。 但し正規雇用者の人口は減っていません。

 しかも非正規の圧倒的多数は主婦のパートや定年退職者の嘱託です。 つまり非正規雇用で働く人は増えたけれど、それは正規雇用では困る人達が働くようになっただけです。

 そし労働年齢人口はこの20年来コンスタントに減っていますが、安倍政権になってからは総労働人口は増えているのです。 つまり働ける年齢の人の中で働く人の割合が増えているのです。

 これは求人の絶対数が増えていると言う事です。

 少しは自分で統計を調べて話しをしたらどうですか? 
>
> アメリカで、数年前にOccupy wall street 運動が起き、99%対1%という貧富の格差がクローズアップされました。この運動は鎮圧(自由の国アメリカで!!)されましたが、その機運はくすぶり続けてトランプ大統領を生み出したと考えられます。
>
> 現在の行き過ぎた自由貿易により、その恩恵を最大限に受けた中国が台頭し、世界は激動の時代に突入しました。無条件に自由貿易を礼賛することはできません。自由貿易というイデオロギーをベースとするTPPが成立しようとしているわけですが、農産品の輸出で儲けることができる人は、たぶん、1%であり、99%の農民は競争力を失うかもしれません。
> はたして、自由貿易によりもたらされる激烈な競争にさらされた人々は幸せになることができるでしょうか?

 無条件に自由貿易が良いって誰が言ったんですか?
  1. 2017-11-15 18:37
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 私は”オバマ政権下で進めていたTPP”には反対でした。
> 問題点は三橋貴明氏の指摘してた通りなので省きますが、オバマが大統領になるために金銭的に支援してたロビー団体が問題だったわけです。
> 何せアメリカの会社が中国やメキシコで生産したものを関税ゼロで日本に入れろという訳ですから。
>
> トランプ政権になってパッタリ言わなくなったのは、トランプ自身が大金持ちでロビー団体の言いなりになる必要がなく、
> もう一つはオバマを支援してたロビー団体そのものが反米的だったからです。例えば、中国工場で家電作ってもメキシコ工場で車を生産してもアメリカの労働者に雇用は生まれないし賃金デフレは解消しない訳で。
> そしてトランプは「アメリカで生産して雇用生み出せこの反米企業共!」って言って大衆の支持を得て大統領になったと。
>
> 無茶言ってたはずのアメリカがイチ抜けた~となれば交渉は楽になります。
> 単なる多国間の経済協定の一つ程度に落ち着くことになります。

 麻生さんの読みだとそもそも最初から単なる多国間の経済協定にしかなりようがなかったのですけどね。
  1. 2017-11-15 18:38
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: Re: 自由貿易は人々を幸せにしたか?

>非正規の圧倒的多数は主婦のパートや定年退職者の嘱託です。

若者の非正規雇用も非常に多いですよ。最近も、求人が増えているとされていますが、求人の多くは非正規雇用です。その結果は、実質賃金の長期低落という形で現れています。その傾向に歯止めはかかっていません。

私は自由貿易に全面的に反対しているわけではありません。現在の自由貿易は、行き過ぎだと申しているだけです。何事も行き過ぎは弊害をもたらします。
行き過ぎの最たるものがEU、NAFTA、TPPです。EUの混乱を目の当たりにして、いまだに自由貿易(あるいはグローバリズム)を礼賛する人の気がしれません。

>それに今後日本がアジア太平洋地域でのプレゼンスを増せば、対中国包囲網になっていくでしょう。 

TPPは域内で自由貿易ですが、域外に対して保護貿易的であるということですね。まさに、第二次世界大戦の遠因になったとされるブロック経済圏の復活ではありませんか。
中国の勢いを止めることは非常に重要ですが、それぞれの国が個別に対応するしかないと考えます。特に、アメリカと日本は中国への投資を減少させ、企業の国内回帰を促進するための税制改革などを検討すべきでしょう。
  1. 2017-11-15 20:17
  2. URL
  3. stopchina #-
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Re: Re: Re: 自由貿易は人々を幸せにしたか?

> >非正規の圧倒的多数は主婦のパートや定年退職者の嘱託です。
>
> 若者の非正規雇用も非常に多いですよ。最近も、求人が増えているとされていますが、求人の多くは非正規雇用です。その結果は、実質賃金の長期低落という形で現れています。その傾向に歯止めはかかっていません。

 で、若い人の非正規雇用って一体何人なんですか?

 そもそも非正規雇用とは短期での雇用で、人が始終入れ替わるのだら、求人の大多数の占めるのは当然なのです。 
 それを統計的資料も出さず「非常に多い」なんて言う時点で、お話になりません。

 逆に聞くけど非正規雇用しかないなら、何で新卒者の就職内定率が非常に良いのですか? あれは全部正規雇用ですよ。

 因みに求人が増えて労働者が増える段階では、平均賃金は上がりません。 当然ですが新しく雇用された労働者は皆、新入社員ですから賃金は安いのです。 そういう人が増えている状況では平均賃金は下がるのです。

 逆に不況で非正規社員をドンドン解雇しているような状態だと、平均賃金は上がります。 賃金の安い新卒者や非正規はいなくなり、年齢の高い正社員の占める割合が高くなるからです。
>
> 私は自由貿易に全面的に反対しているわけではありません。現在の自由貿易は、行き過ぎだと申しているだけです。何事も行き過ぎは弊害をもたらします。
> 行き過ぎの最たるものがEU、NAFTA、TPPです。EUの混乱を目の当たりにして、いまだに自由貿易(あるいはグローバリズム)を礼賛する人の気がしれません。

 ワタシはグローバリズムとは反グローバリズムなどのと言うイデオロギーで経済を考えてはイケナイと言ってるのです。
 本文を理解できないなら、何でコメントするですか?

> >それに今後日本がアジア太平洋地域でのプレゼンスを増せば、対中国包囲網になっていくでしょう。 
>
> TPPは域内で自由貿易ですが、域外に対して保護貿易的であるということですね。まさに、第二次世界大戦の遠因になったとされるブロック経済圏の復活ではありませんか。
> 中国の勢いを止めることは非常に重要ですが、それぞれの国が個別に対応するしかないと考えます。特に、アメリカと日本は中国への投資を減少させ、企業の国内回帰を促進するための税制改革などを検討すべきでしょう。

 中国への投資なんかもう大分前から止っていますが?

 中国が外貨持ち出しを制限するようにったので、中国に投資しても儲けを持ち出せなくなったのです。
 知らないの?
  1. 2017-11-15 21:16
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: Re: Re: Re: 自由貿易は人々を幸せにしたか?

>ワタシはグローバリズムとは反グローバリズムなどのと言うイデオロギーで経済を考えてはイケナイと言ってるのです。
 本文を理解できないなら、何でコメントするですか?

イデオロギーは重要です。グローバリズムというイデオロギーがNAFTAやTPPの基礎ではありませんか?
だから、あなたの本文を理解できないのではなく、理解した上で反論しているのです。

あなたはどうやら、すぐ頭に血が上る方のようですね。そういう方とは議論できませんので、これで終わりにします。
もう来ません。さようなら。
  1. 2017-11-15 21:42
  2. URL
  3. stopchina #-
  4. 編集

Re: Re: Re: Re: Re: 自由貿易は人々を幸せにしたか?

> >ワタシはグローバリズムとは反グローバリズムなどのと言うイデオロギーで経済を考えてはイケナイと言ってるのです。
>  本文を理解できないなら、何でコメントするですか?
>
> イデオロギーは重要です。グローバリズムというイデオロギーがNAFTAやTPPの基礎ではありませんか?
> だから、あなたの本文を理解できないのではなく、理解した上で反論しているのです。
>
> あなたはどうやら、すぐ頭に血が上る方のようですね。そういう方とは議論できませんので、これで終わりにします。
> もう来ません。さようなら。

 だから今回のTPPはアメリカが抜けて骨抜きになったことを前提で賛成しているんですけどね。

 それを理解できないで反グローバリズムを喚くって、貴方にとってイデオロギーってホントに重要なんですね。

 しかしこういう狂信は経済の理解には有害無益です。
  1. 2017-11-15 21:46
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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自分は当初から賛成でしたし今も賛成です

基本的にモンロー主義の民主党のオバマ政権に太平洋アジアの平和維持に関与させる



として必要と解釈していましたが、
意外な展開でしたがやはり日本主導でこういうものを作って太平洋諸国と関係を持っておくのは損にはならないしいつか意外な役に立つ場合もあると思います。
また対中国戦略の一環というならなおさらです。
あちこち海外を見る機会を今までもつことができましたが、日本が属するのは太平洋アジアというべき地域とその精神文化の中だと思います。
それは大陸アジアと本質的に異質なものです。

  1. 2017-11-15 23:51
  2. URL
  3. ガンダム #iL.3UmOo
  4. 編集

総論として何一つ異論は有りませんが・・

よもぎねこさんの情報収集力には何時も驚かされますが、今回のエントリは文章も素晴らしい。このままどこかの新聞にコラムとして採用したい位です。情報料と執筆料は何時ものスイス銀行の口座で宜しかったでしょうか?

さて、総論として異論は有りませんが、トランプ政権で最もTPPに反対していたのはウィルバー・ロス長官です。ロス長官はゴールドマン・サックスの出身でゴールドマンはトランプ大統領自身も繋がりが深く、ロスチャイルドの意向を強く反映すると言われています。

そして、トランプ政権の最大の応援者である米軍も反対していました。これはFRBからロックフェラーを追い出した事とも深い関係が有ります。TPPを推進していたのは米リベラルであり、米民主党政権であり、その後ろ盾であったロックフェラーです。よって米国がTPPから離脱する事はこのロックフェラー勢力に損害を与える事ともなり、中国経済への追加融資を断つ事にも繋がります。

加えて対中国包囲網は安倍首相の提案したセキュリティ・ダイアモンド構想を推進する事でカヴァー出来ますし、日本が経済力を増し、環太平洋で発言力を増す事は米軍としては願っても無い事ですし、米国は中南米に強固な経済圏も構築していますので脅威にもなりません。

そして英国経済を立て直す為にも米国はTPPから身を引く必要も有りました。(カナダ、オージー、ニュージーの経済圏の安定にも繋がり、中国経済圏の影響力を削ぐことも可能)とまあ、実は米国の離脱は日米以外の参加国にとっても推進する理由が多数あるのです。正にwin and win and winですね。

結局米国の保守勢力(主に米軍の知の集積)は数々の失敗を反省して、日本を再評価してWW2以前の世界体制こそが世界の安定に繋がり、ひいては米国の利益に繋がる事を80年以上の歳月をかけて学んだという事だと思います。多くの国家の授業料は高くつきましたが、今更悔やんでも仕方ありませんし、反省すべき点は反省し未来志向に向かってくれた事を歓迎したいと思います。
  1. 2017-11-16 02:03
  2. URL
  3. エピ #-
  4. 編集

ロシアの風景

四枚目の白樺と杉?の風景写真、ロシア映画の様でいいですね。
映画「戦争と平和」では草原、森とか雪、大きな木の情景が素晴らしくてストーリは陳腐でしたけど。
タスコフスキーの「惑星ソラリス」の冬の冷たい空気、池、小川の流れ、揺れ動く水藻、冬の古城でのたき火、でっかい母親が煙草吸いながら遠くを眺めている回想シーンと流れるプレリュードが素晴らしい。
北海道ではそんな情景は楽しめる?浸る?事が出来るのですか?
私は、戦争と平和より惑星ソラリスの方が表現が素晴らしいと思います。
  1. 2017-11-16 10:24
  2. URL
  3. トラウマ #RWLNmTs6
  4. 編集

今のイデオロギーって

貴方が好き!と告白したら、友達で居ましょうねと答えた。そしたら、お前は、愛を知らない、馬鹿だ、俺をバカにするのか、差別するのかと罵倒する。
それが今風のイデオロギー持ちと思えてならない。

・九条もそうだ、今どき要らないんじゃない!と言えば、九条を知らないのか、70年前の悲惨さがまた来ても良いのかと責める。
・カネを出せ謝れ、意味も無く嫌がらせを執拗にするから、止めてくれお前の態度は変だ言えば、ネトウヨだ嫌韓だと決めつけて貶める。

宗教者なら押しつけがましいだけで未だ良いが、イデオロギストって他人の心情の支配、矯正専制主義者だよね。
あー、韓国は宗教者とイデオリギストと強制専制主義者が混じって合体してる混沌だね、古代の族長とか酋長に先祖帰りかも。

TPPは旨い所に落ち着いたんでしょうか? 
民の船は濁流に揉まれ翻弄されても、舵を旨くとり、風にも恵まれ、岩にも衝突せず運に恵まれ、恐怖で船を逃げる人も、一方に集まって傾く事も無く、反乱して舵を強奪する人も出ず、今は何とかなぎに出て秋空って感じなのかな。
  1. 2017-11-16 10:45
  2. URL
  3. トラウマ #RWLNmTs6
  4. 編集

このTPPが吉と出るか凶とでるか、私自身は勉強不足で
なんともわかりかねるのですが、とりあえずの感想としては、日本が米国と関係なく外交、貿易政策を展開した・・というのが軽く驚きました。

今まで、日本の外交・経済に米国が関わらないことなんてなかったというか、想像すらできなかったもので。

うまくいくことを祈る・・としか言いようがないです。
  1. 2017-11-16 12:29
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

Re: 自分は当初から賛成でしたし今も賛成です

> 基本的にモンロー主義の民主党のオバマ政権に太平洋アジアの平和維持に関与させる
>
> 餌
>
> として必要と解釈していましたが、
> 意外な展開でしたがやはり日本主導でこういうものを作って太平洋諸国と関係を持っておくのは損にはならないしいつか意外な役に立つ場合もあると思います。
> また対中国戦略の一環というならなおさらです。
> あちこち海外を見る機会を今までもつことができましたが、日本が属するのは太平洋アジアというべき地域とその精神文化の中だと思います。
> それは大陸アジアと本質的に異質なものです。

 ワタシもこれはアメリカが入って対中包囲網に参加してくれるならそれで良し。

 しかしアメリカが参加しなくても、日本が主導してアジア太平洋経済圏を作る布石になればそれも良し。

 そして日本がアメリカに頼らず自力でアジア・太平洋地域をリードする意思を持った事は非常に良かったと思っています。
  1. 2017-11-16 13:16
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 総論として何一つ異論は有りませんが・・

> よもぎねこさんの情報収集力には何時も驚かされますが、今回のエントリは文章も素晴らしい。このままどこかの新聞にコラムとして採用したい位です。情報料と執筆料は何時ものスイス銀行の口座で宜しかったでしょうか?
>
> さて、総論として異論は有りませんが、トランプ政権で最もTPPに反対していたのはウィルバー・ロス長官です。ロス長官はゴールドマン・サックスの出身でゴールドマンはトランプ大統領自身も繋がりが深く、ロスチャイルドの意向を強く反映すると言われています。
>
> そして、トランプ政権の最大の応援者である米軍も反対していました。これはFRBからロックフェラーを追い出した事とも深い関係が有ります。TPPを推進していたのは米リベラルであり、米民主党政権であり、その後ろ盾であったロックフェラーです。よって米国がTPPから離脱する事はこのロックフェラー勢力に損害を与える事ともなり、中国経済への追加融資を断つ事にも繋がります。
>
> 加えて対中国包囲網は安倍首相の提案したセキュリティ・ダイアモンド構想を推進する事でカヴァー出来ますし、日本が経済力を増し、環太平洋で発言力を増す事は米軍としては願っても無い事ですし、米国は中南米に強固な経済圏も構築していますので脅威にもなりません。
>
> そして英国経済を立て直す為にも米国はTPPから身を引く必要も有りました。(カナダ、オージー、ニュージーの経済圏の安定にも繋がり、中国経済圏の影響力を削ぐことも可能)とまあ、実は米国の離脱は日米以外の参加国にとっても推進する理由が多数あるのです。正にwin and win and winですね。
>
> 結局米国の保守勢力(主に米軍の知の集積)は数々の失敗を反省して、日本を再評価してWW2以前の世界体制こそが世界の安定に繋がり、ひいては米国の利益に繋がる事を80年以上の歳月をかけて学んだという事だと思います。多くの国家の授業料は高くつきましたが、今更悔やんでも仕方ありませんし、反省すべき点は反省し未来志向に向かってくれた事を歓迎したいと思います。

 そうですね。

 ルーズベルトは人種差別主義者で、しかもソ連に強いシンパシーを持っていたので日本は潰すと言う方針だったのでしょう。

 しかし中国の台頭で、日本を潰したままでは民主主義を守りきれないと考え直したのでしょう。

 むしろ問題は日本の多数がまだその自覚を持っていない事でしょう。 でもこれから日本を守るには、アメリカだけを頼っているわけにはイカナイのです。
  1. 2017-11-16 13:20
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  3. よもぎねこ #-
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Re: ロシアの風景

> 四枚目の白樺と杉?の風景写真、ロシア映画の様でいいですね。
> 映画「戦争と平和」では草原、森とか雪、大きな木の情景が素晴らしくてストーリは陳腐でしたけど。

 「戦争と平和」は元来非常に精神性の高い話しなので、映画で全部を描くには無理があるのです。 原作を読めば陳腐とは言えません。

> タスコフスキーの「惑星ソラリス」の冬の冷たい空気、池、小川の流れ、揺れ動く水藻、冬の古城でのたき火、でっかい母親が煙草吸いながら遠くを眺めている回想シーンと流れるプレリュードが素晴らしい。

 「惑星ソラリス」は良い映画でしたね。 あの映画で未来都市として使われているのは東京の首都高なんですよね。 時々ビルの看板に日本語が出ていて笑えるけれど。

> 北海道ではそんな情景は楽しめる?浸る?事が出来るのですか?
> 私は、戦争と平和より惑星ソラリスの方が表現が素晴らしいと思います。

 そうですね。 ワタシはロシアには行った事がないのですが、札幌近辺の景色は本州よりむしろ西ヨーロッパ、ドイツやオーストリアに近いです。

 オーストリアのチロル州をバスで移動している時「何でこのバスは外人ばっかり乗ってるんだろう?」と思ったことがありました。

  1. 2017-11-16 13:26
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 今のイデオロギーって

> 貴方が好き!と告白したら、友達で居ましょうねと答えた。そしたら、お前は、愛を知らない、馬鹿だ、俺をバカにするのか、差別するのかと罵倒する。
> それが今風のイデオロギー持ちと思えてならない。
>
> ・九条もそうだ、今どき要らないんじゃない!と言えば、九条を知らないのか、70年前の悲惨さがまた来ても良いのかと責める。
> ・カネを出せ謝れ、意味も無く嫌がらせを執拗にするから、止めてくれお前の態度は変だ言えば、ネトウヨだ嫌韓だと決めつけて貶める。
>
> 宗教者なら押しつけがましいだけで未だ良いが、イデオロギストって他人の心情の支配、矯正専制主義者だよね。
> あー、韓国は宗教者とイデオリギストと強制専制主義者が混じって合体してる混沌だね、古代の族長とか酋長に先祖帰りかも。

 イデオロギーは宗教より始末が悪いでしょうね。
 宗教は元来神や仏と言う超自然的で人間に理解不能なモノを信じる事なので、人間が神や仏を知る限界がある事を前提にしています。

 しかし共産主義など典型ですが、神も仏も否定して、人間が宇宙の全てを知っていると言う前提なので、妥協の余地がゼロなのです。

> TPPは旨い所に落ち着いたんでしょうか? 
> 民の船は濁流に揉まれ翻弄されても、舵を旨くとり、風にも恵まれ、岩にも衝突せず運に恵まれ、恐怖で船を逃げる人も、一方に集まって傾く事も無く、反乱して舵を強奪する人も出ず、今は何とかなぎに出て秋空って感じなのかな。

 ワタシは取りあえず合意ができて良かったと思います。

 しかしこの手の経済協定が日本にとって、また他の加盟国にとって良くなるか悪くなるかは、今後の日本や他の加盟国に努力次第だと思います。

 経済協定は元来そういうモノだと思います。 協定で全てが決まるわけではなく、その後の加盟国の努力が非常に重要なのです。
  1. 2017-11-16 13:35
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> このTPPが吉と出るか凶とでるか、私自身は勉強不足で
> なんともわかりかねるのですが、とりあえずの感想としては、日本が米国と関係なく外交、貿易政策を展開した・・というのが軽く驚きました。
>
> 今まで、日本の外交・経済に米国が関わらないことなんてなかったというか、想像すらできなかったもので。

 マジにこれは凄いです。 今までならアメリカが抜けた所で雲散霧消していたでしょうから。
 ところが日本が主導して作り続けた!!
>
> うまくいくことを祈る・・としか言いようがないです。

 今の状況だと、最悪の事態は、そのまま殆ど何の効果もない、毒にも薬にもならない形式的な協定で終わってしまう。

 上手く行くと言うのは、後からアメリカが入って中国包囲網として機能する。

 そして更に上手く行くと言うのは、アメリカは入らないけど、日本主導でアジア太平洋経済圏を作り、中国包囲網として機能する場合です。
  1. 2017-11-16 13:40
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  3. よもぎねこ #-
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10年勤務労働者の権利爆上げ、環境汚染、"作り捨て"の豪華なゴーストタウン。中国経済の軋みは報道管制の隙間から漏れ出していましたが、今般のサイバーエージェント法が"とどめの一発"になるでしょうね。
落ち目の日本から技術や人材を奪い、日本が反騰に入ったところで本性を顕し、国内抱え込みに切り替える。機を見るしたたかさは流石ですが、二度目はない手口。

気になるのは、"冷遇"する日本を見限り大陸に渡った人たち。
乗せられて日本を捨てたのは自業自得ではあるけれど、それまでの待遇の酷さを知るだけに、ドライに見捨てる気持ちにもなれず……

「華為の初任給40万!日本も見習え!」とか煽ってたけれど、トップが軍人となれば、意図も財源も最初から後ろ暗いものしか見えなかったです。
安かろうでシェアを獲った中国製IT機器が、いざ有事になれば日本に対して牙をむく……不可能ではないだけに恐ろしい。
  1. 2017-11-16 16:16
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  3. 中国については…… #tQ725RIE
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アメリカ抜きのTPPに合意しないなんて馬鹿以外の何物でもありません。

ヒラリーばあさんも花札大統領も両方ともTPP廃棄を主張してたんで大儲けと持ったものです。
そもそもTPPがまともな貿易協定ではないことが問題だったのです。最初から狙いは農業以外の分野で保険や医薬品、知財が問題だとみな言ってたのです。農業なんかなんとでもなるとみんな踏んでいましたから、農業以外の分野で日本に圧力かけるなんてアメリカしか無いんですから鬼がいなくなったんです。こんなに美味しいことはありませんよ。何が問題なんでしょうか。

TPPは当初3000兆ドルの経済圏なんて言ってました。ざっくり言ってアメリカ2000兆日本500兆ドルです。つまりその他は500兆しかない。アメリカがいれば日本は1/6ですがいなければ1/2でしょう。圧倒的じゃあないですか。これアメリカの悪い冗談かと思いました。こういう所でアメリカの企業がNAFTAでやってたようなことを日本ができるんです。自由貿易の旨味をとことん味わえばいいんです。

小生は完全なナショナリストですから、日本の利益第一、長い目で見て日本の利益になることならば相手国の利益も考えれば良いと思ってます。ただ中にはなぜか知らないが自国の利益を考えないで日本の利益を図ってくれるという奇特な国があります。そういう国にはきちんと得をさせてやる。それさえ守ればいいのだと思ってます。

後はやりすぎて相手に痛い目を合わせすぎないこと、それだけ守ればいいんです。それが長い目で見た利益なんですから。後はうまく督させて仲間を作っておくんですよ。後から入ろうとしてもアメリカは以前の条件よりも良くなるはずがありません。特亜の連中もこちらの条件を飲ますことができます。どちらにしろ良い目は見ないんです。

こんな美味しいものはないですよ。
みんな何か自由貿易では損したと思ってるような話がありますから、他国に強要するななんてこと言ってる人がいますがやり過ぎが問題なだけ、その元凶はアメリカです。それがいないんだもん。モデラートにやればいいんです。

しかし安倍晋三という人はなんという強運なのでしょうか。正直驚きです。

政治問題を一切抜きにするならば、日本が経済連携協定を一番結ぶべき国はロシアだと思ってます。これに関しては両者がWINWINなんですが政治問題の絡みがあるんで難しいですかね。
猛獣使いの安倍晋三氏のお手並みをもう少し見ていたい気分ではあります。


  1. 2017-11-16 21:52
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: タイトルなし

> 10年勤務労働者の権利爆上げ、環境汚染、"作り捨て"の豪華なゴーストタウン。中国経済の軋みは報道管制の隙間から漏れ出していましたが、今般のサイバーエージェント法が"とどめの一発"になるでしょうね。
> 落ち目の日本から技術や人材を奪い、日本が反騰に入ったところで本性を顕し、国内抱え込みに切り替える。機を見るしたたかさは流石ですが、二度目はない手口。
>
> 気になるのは、"冷遇"する日本を見限り大陸に渡った人たち。
> 乗せられて日本を捨てたのは自業自得ではあるけれど、それまでの待遇の酷さを知るだけに、ドライに見捨てる気持ちにもなれず……
>
> 「華為の初任給40万!日本も見習え!」とか煽ってたけれど、トップが軍人となれば、意図も財源も最初から後ろ暗いものしか見えなかったです。
> 安かろうでシェアを獲った中国製IT機器が、いざ有事になれば日本に対して牙をむく……不可能ではないだけに恐ろしい。

 リーマンショック以降の円高やそれ以前から続いた長期デフレなどで、本来なら日本で働く事の出来た人々が、多数中国等に行かざるを得なくなったと言う現実があります。

 それをうまく利用したのが中国でしょう。

 しかし今は結構ボロが出て来たので、習近平が強権で押し切ろうとしているのです。 

 でもワタシは中国は後20年だと思います。 高齢化の進行が速くて、経済成長が追い付いていません。 老後資金ができる前に老いてしまうのです。

 だから日本は何とか後20年中国を抑え込んで行けば良いのです。
  1. 2017-11-16 22:39
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> アメリカ抜きのTPPに合意しないなんて馬鹿以外の何物でもありません。
>
> ヒラリーばあさんも花札大統領も両方ともTPP廃棄を主張してたんで大儲けと持ったものです。
> そもそもTPPがまともな貿易協定ではないことが問題だったのです。最初から狙いは農業以外の分野で保険や医薬品、知財が問題だとみな言ってたのです。農業なんかなんとでもなるとみんな踏んでいましたから、農業以外の分野で日本に圧力かけるなんてアメリカしか無いんですから鬼がいなくなったんです。こんなに美味しいことはありませんよ。何が問題なんでしょうか。
>
> TPPは当初3000兆ドルの経済圏なんて言ってました。ざっくり言ってアメリカ2000兆日本500兆ドルです。つまりその他は500兆しかない。アメリカがいれば日本は1/6ですがいなければ1/2でしょう。圧倒的じゃあないですか。これアメリカの悪い冗談かと思いました。こういう所でアメリカの企業がNAFTAでやってたようなことを日本ができるんです。自由貿易の旨味をとことん味わえばいいんです。
>
> 小生は完全なナショナリストですから、日本の利益第一、長い目で見て日本の利益になることならば相手国の利益も考えれば良いと思ってます。ただ中にはなぜか知らないが自国の利益を考えないで日本の利益を図ってくれるという奇特な国があります。そういう国にはきちんと得をさせてやる。それさえ守ればいいのだと思ってます。
>
> 後はやりすぎて相手に痛い目を合わせすぎないこと、それだけ守ればいいんです。それが長い目で見た利益なんですから。後はうまく督させて仲間を作っておくんですよ。後から入ろうとしてもアメリカは以前の条件よりも良くなるはずがありません。特亜の連中もこちらの条件を飲ますことができます。どちらにしろ良い目は見ないんです。
>
> こんな美味しいものはないですよ。
> みんな何か自由貿易では損したと思ってるような話がありますから、他国に強要するななんてこと言ってる人がいますがやり過ぎが問題なだけ、その元凶はアメリカです。それがいないんだもん。モデラートにやればいいんです。
>
> しかし安倍晋三という人はなんという強運なのでしょうか。正直驚きです。

 当にマキャベリの言う通り幸運の女神を征服した人です。
>
> 政治問題を一切抜きにするならば、日本が経済連携協定を一番結ぶべき国はロシアだと思ってます。これに関しては両者がWINWINなんですが政治問題の絡みがあるんで難しいですかね。
> 猛獣使いの安倍晋三氏のお手並みをもう少し見ていたい気分ではあります。

 マジに今後は中国風仕込めの為にもロシアを応援するべきだと思います。 北朝鮮が崩壊したら後はロシアに統治させるのが理想です。

 ロシアが統治したらロシアが日本海側に軍港を作るかも知れませんが、どうせロシアはウラジオストークを持っています。 だからロシアは日本海に出てくるのです。

 中国が日本海に来るより良いでしょう?

 
  1. 2017-11-16 22:57
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  3. よもぎねこ #-
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クエスチョンマークは付いていませんでしたがww

>むしろ問題は日本の多数がまだその自覚を持っていない事でしょう。 でもこれから日本を守るには、アメリカだけを頼っているわけにはイカナイのです。

マジこれが一番の問題であり、この事を阻害しているのがマスメディアです。如何しましょう?私はこの事について答えに辿り着いていないのですが、どなたかヒントだけでもお気づきの方がいらっしゃれば教えて頂きたいと真面目に思います。

kazk さんへ

ロシアと日本が協力関係を結ぶためには中華王朝を分裂させる必要があると思います。大方の方がお考えであろう米国がその関係を阻害してきたのは昨年までです。日米関係は新たな地平へと旅立ちました。今年の2月に安倍、麻生VSトランプ、ペンス会談が実現した事により、日米は新たな境地へと入ったのです。すなわちお互いがお互いを補い合うパートナーとしての関係です。日本は長い間米国の愛人のような存在でしたが、今や地球の東半分を米国と協力しながら民主主義を守る砦となったのです。

中国共産党という現在の米国の主敵さえいなくなれば日本がロシアと友好的な関係を結ぼうが経済協力を行なおうが米国の脅威にはなりえません。そして環太平洋で日本の影響力が増す事を米軍を始めに米国の保守層は望んでいるのです。

だって、お金のかかり過ぎる軍事費を抑制しながら経済活動の恩恵は日米共に受けられる事になる訳ですから、両国が望むところです。・・・・但し米国の油断ならない所は・・そうなった場合に日本の最大のライバルにも成りえる国家こそが米国であり、米国はそれこそフェアに経済上に於いて殴り合ってくるでしょう。そしてEU市場においても同じような事が起こると予想します。
  1. 2017-11-17 01:27
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  3. エピ #-
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エピさんへ

この問題はロシアにしてみれば即座にも協力関係を締結したいのが本音だと思います.ウクライナ問題などアメリカとの懸案があってもプーチン大統領が安倍首相と会談を欠かさないのはその気分の現れでしょう。何を言っても支那の人口問題はここ30年位の間に中ロ国境に日本並の国ができたひとしいのですから彼らの危機感は半端ないはずです。

ロシア人は何だかんだ言っても西欧流の価値観を十分理解出来る連中ですので中華思想の支那人とは相容れません。しかし日本の側とすれば大陸で事を起こそうとすれば支那人共が騒ぐので何ともという所、あとは歴史上の柵でしょう。支那共産党が今後どうなるかですが今が短期王朝で終わるかどうかの瀬戸際だと思ってます。基本今の王朝は漢民族ですから本来は周辺民族を併合しては長期王朝にはならないのです。それを人口の力で無理やり征服をかけてるのが今のやり方です。これは送り出す側に十分な経済力がある限りで有効なんでしょうが、それがどこまで続くか…やはり支那の経済力の切れ目が連中の王朝の寿命でしょうか。

この結果はおそらく支那国家の内部分裂でしょう。騒乱で人口の減少を招くと言うのが歴史の教えるところです。そうなると半島問題は自然解決でしょう。ただそれまで北が持つとも思えませんが…
こうなればやっと世界は軍備の重荷から解放されます。イデオロギーの対立による戦争という問題から離れればかなり変わるはずです。

ただ世の中には言葉の通じない基地外は居るわけでイスラムの問題が次でしょう。当たり前に住み分けられればいいのですが連中が先進国の繁栄をそのまま見過ごすわけがありません。難民問題という形はどんどん続くでしょう。どこかで破断界が来ます。

その次はおそらくはアフリカでしょうがまあそれはまだ先の話でしょうか。20世紀初頭のような先進国同士の殴り合いが世界の問題となるのは当分先でしょう。世界は精神的な古代人が溢れてるのだという事実に気が付かねば解決は遠のくばかりでしょう。

閑話休題

よもさん
次のエントリにコメント欄が出てないんだがどうなってますか。


  1. 2017-11-17 17:51
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  3. kazk #cPv2SIBE
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kazkさんレス有難う御座います その1

正に仰る通りだと思います。私の私的な意見を述べさせて貰えますなら、米国保守の知の集積たる米軍とそのOBがルーズ-ベルト体制に対してNo!を突き付け始めているのだと感じています。

ウラジオで実現した安倍・プーチン会談は恐らくですが米国が下準備したものだと思われます。何故ならその会談直前にテイラーソン長官とホーカー上院銀がロシアに接触を持っているからです。ご存知だとは思いますがテイラーソン長官はモービル時代にサハリン・ワンの交渉でプーチン大統領にタフ・ネゴシエーターだったと言わしめた人物です。

時期的にロシアンゲートがうるさかった頃なので米国が表に出るのではなく安倍首相のコネクションに米国も相乗りした交渉となったのだと考えられます。そしてその場で何が話し合われたのか?・・私は中国分裂後の世界についても話が及んだと推察しています。

そもそも、中国は1995年の天安門事件を機にゆっくりとでも民主化すべきだったのです。元々村法精神も無ければ、法に対する理解度も低い中国漢民族ですが、欧米の投資家たちはあの時点で中国経済に有る程度の見限りをつけたと勧化ています。その後欧米は中国に対して投資を続けましたが、恐らくは儲かる間は投資を続けようという単なる経済的な思惑でしか無く、漢民族に足しての変化を期待したものでは無かったと思います。

そして同時期に侵攻した6ヶ国協議にしても大きな脅威でなければ見過ごしても良いと判断したのだと思います。ですが中国経済が怪しくなり北朝鮮問題が先鋭化してきた。米軍はオバマ政権下に於いて様々な形で予算の削減にあい、出来うることなら近々の戦闘行為は避けたいと考えた。残された道は中国経済に大きなダメージを与え、安倍首相の中国包囲網を強化して、中国が外へと暴発する事を抑え込み、内乱へと進むように道筋を作っているように見受けられます。その為には北に位置するロシアの協力が欲しい。
  1. 2017-11-18 00:55
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  3. エピ #-
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kazkさんレス有難う御座います その2

ロシアの協力が有れば中国を四面楚歌から八方塞がりに追い込む事が出来る。ウラジオではこれに近い事が話し合われたのではないかと考えています。証拠にも成りませんがプーチーン大統領は安倍首相に太刀を送りました。太刀?普通に考えれば介錯を望んだと考えられます。プーチン大統領は不退転の気持ちを安倍首相に示したのではないでしょうか?

今は大統領選前で動きが取れない。国内には中共のスパイも暗躍している。だが私の心は日米と共にある。私が言葉を違えたなら自ら命を絶つ!介錯は安倍首相にお願いしたい。こう考えれば先日北からロシアに対してメッセージが有った事をリークした説明も付きます。

ロシア経済は長年の制裁措置で追い詰められてもいます。制裁措置の解除と日米の経済協力を何より望んでいるでしょう。その証拠にロシア側から日本に対して盛んにアプローチが有ります。北方領土の共同開発や北海道までの橋の建設などです(当然狙いはパイプライン)

個人個人意見は有ると思いますが、日本はサンフランシスコ平和条約締結の際に北方領土の放棄をしていると法的には考えられます。にも拘らず日本は米国の顔色を覗いながら北方領土の所有権が決定していない立場を取り続けました。これは尖閣諸島においても竹島においても、米国が暗に望んだことを(近隣諸国との関係悪化)日本は忠実に守ってきたのです。

そして、日米の関係が変化しつつある現在ロシアは一歩踏み込んでこの問題を反し合おう?と譲歩している事となります。何故なら中国経済の先行きが見えてきたからです。

中国は少なく見積もって40兆ドル(IMF調べ)のドル建て債務を抱えています。返済の見込みは立っていません。この債務は10年償還で平均すると5%程度の利子が付くと言われています。短銃計算するなら毎年5兆ドルの返済が必要になりますが、その為には中国経済が少なくとも6~7%程度は成長する必要が有ります。ですが2008年以降この成長は無く、既に68兆ドル程度の不良債権が発生し、無理にドルを借り続けて見せかけの経済成長も鈍化し、揚句にはAIIB国家詐欺にまで手を出しましたが失敗しました。

これを見た米国はFRBから最も中国に融資してきたロックフェラーを追い出し、追加の融資の道を断ち、FRBの経営を米国の主に戻しました。そしてヒラリーでは無くトランプ大統領を選び、その政権の1/3に米軍OBを送り込み、残りは資産家と金融の専門家で固めたのです。
  1. 2017-11-18 01:00
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  3. エピ #-
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kazkさんレス有難う御座います その3

米国の狙いは明らかでは有りませんか?金融で中国共産党を追い込み、安倍首相の中国包囲網で人民解放軍を抑え込み、内乱を誘発させる。中国経済が混乱に陥れば世界経済もまた混乱に陥りますが、世界の問題の半数は解決できる(南北朝鮮も勝手に枯れるでしょう)

そして日米英が協力すれば$¥£のハードカレンシーの3/4の力が使えます€も逆らったりしないでしょう。しかも中国は居産主義国家で有り、その土地は全て共産党に帰属します。債務の肩代わりとして差し押さえも可能です。後はファンドを立ち上げてその土地を切り売りするなり貸し出すなりして利益を上げれば良いのです。勿論前代未聞(金額にして40兆ドルとも75兆ドルとも)ですし、そんなに纏ったお金も世界には存在しません。ですが日米英+英王室が保障を与えれば不可能な事では有りません。金融商品とは突き詰めれば信用商品ですから信用さえあればいくら高額でも(天文学的であっても)成り立つのです。そして世界の金融はこの案に変るような対案も出せません。よって受け入れるしか無いのです。

そしてまたロシアも形式上とは言え獣主義経済です。自らの値を釣り上げようとはするでしょうが反対する理由は何一つとして有りません。これらの規定事項に添って、来年の夏以降にFRBは利上げを行い中国経済に致命的なダメージを与えて、債務不履行から通貨危機(元の)へと導くでしょう。後は西からインド、北からロシアが圧力をかけて、太平洋を日米英豪加仏の艦船で封鎖してしまえばチェック・メイトです。人民解放軍の一部がとち狂っても封鎖は突破できませんし、米英仏印露の核兵器に照準を定められてもいますので核兵器の使用も考えられません。そもそも多数国の衛星に監視もされていますので不穏な動きが有れば複数の国家から攻撃を受ける事ともなります。

長々と書きましたが、日米露にとって中国共産党が倒れた後のアジア経済は洋々たる大海が広がっているのです。
  1. 2017-11-18 01:01
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  3. エピ #-
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kazkさんレス有難う御座います その1(訂正文)

余りに誤字・脱字が酷かったので修正しました

正に仰る通りだと思います。私の私的な意見を述べさせて貰えますなら、米国保守の知の集積たる米軍とそのOBがルーズ-ベルト体制に対してNo!を突き付け始めているのだと感じています。

ウラジオで実現した安倍・プーチン会談は恐らくですが米国が下準備したものだと思われます。何故ならその会談直前にテイラーソン長官とホーカー上院銀がロシアに接触を持っているからです。ご存知だとは思いますがテイラーソン長官はモービル時代にサハリン・ワンの交渉でプーチン大統領にタフ・ネゴシエーターだったと言わしめた人物です。

時期的にロシアンゲートがうるさかった頃なので米国が表に出るのではなく安倍首相のコネクションに米国も相乗りした交渉となったのだと考えられます。そしてその場で何が話し合われたのか?・・私は中国分裂後の世界についても話が及んだと推察しています。

そもそも、中国は1995年の天安門事件を機にゆっくりとでも民主化すべきだったのです。元々尊法精神も無ければ、法に対する理解度も低い中国漢民族ですが、欧米の投資家たちはあの時点で中国経済に有る程度の見限りをつけたと考えています。その後欧米は中国に対して投資を続けましたが、恐らくは儲かる間は投資を続けようという単なる経済的な思惑でしか無く、漢民族に対しての変化を期待したものでは無かったと思います。

そして同時期に進行した6ヶ国協議にしても大きな脅威でなければ見過ごしても良いと判断したのだと思います。ですが中国経済が怪しくなり北朝鮮問題が先鋭化してきた。米軍はオバマ政権下に於いて様々な形で予算の削減にあい、出来うることなら近々の戦闘行為は避けたいと考えた。残された道は中国経済に大きなダメージを与え、安倍首相の中国包囲網を強化して、中国が外へと暴発する事を抑え込み、内乱へと進むように道筋を作っているように見受けられます。その為には北に位置するロシアの協力が欲しい。
  1. 2017-11-18 01:15
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  3. エピ #-
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kazkさんレス有難う御座います その2(訂正文)

ロシアの協力が有れば中国を四面楚歌から八方塞がりに追い込む事が出来る。ウラジオではこれに近い事が話し合われたのではないかと考えています。証拠にも成りませんがプーチーン大統領は安倍首相に太刀を送りました。太刀?普通に考えれば介錯を望んだと考えられます。プーチン大統領は不退転の決意を安倍首相に示したのではないでしょうか?

今は大統領選前で動きが取れない。国内には中共のスパイも暗躍している。だが私の心は日米と共にある。私が言葉を違えたなら自ら命を絶つ!介錯は安倍首相にお願いしたい。こう考えれば先日北からロシアに対してメッセージが有った事をリークした事も説明付きます。

ロシア経済は長年の制裁措置で追い詰められてもいます。制裁措置の解除と日米の経済協力を何より望んでいるでしょう。その証拠にロシア側から日本に対して盛んにアプローチが有ります。北方領土の共同開発や北海道までの橋の建設などです(当然狙いはパイプライン)

個人個人意見はお持ちだと思いますが、日本はサンフランシスコ平和条約締結の際に北方領土の放棄をしていると法的には考えられます。にも拘らず日本は米国の顔色を覗いながら北方領土の所有権が決定していない立場を取り続けました。これは尖閣諸島においても竹島においても、米国が暗に望んだことを(近隣諸国との関係悪化)日本は忠実に守ってきたのです。

そして、日米の関係が変化しつつある現在ロシアは一歩踏み込んでこの問題を話し合おう?と譲歩している事となります。何故なら中国経済の先行きが見えてきたからです。

中国は少なく見積もって40兆ドル(IMF調べ)のドル建て債務を抱えています。返済の見込みは立っていません。この債務は10年償還で平均すると5%程度の利子が付くと言われています。短銃計算するなら毎年5兆ドルの返済が必要になりますが、その為には中国経済が少なくとも6~7%程度は成長する必要が有ります。ですが2008年以降この成長は無く、既に6.8兆ドル程度の不良債権が発生していて、無理にドルを借り続けて見せかけの経済成長も鈍化し、揚句にはAIIB国家詐欺にまで手を出しましたが失敗しました。

これを見た米国はFRBから最も中国に融資してきたロックフェラーを追い出し、追加の融資の道を断ち、FRBの経営を米国の主に戻しました。そしてヒラリーでは無くトランプ大統領を選び、その政権の1/3に米軍OBを送り込み、残りは資産家と金融の専門家で固めたのです。
  1. 2017-11-18 01:17
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  3. エピ #-
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kazkさんレス有難う御座います その3(訂正文)

米国の狙いは明らかでは有りませんか?金融で中国共産党を追い込み、安倍首相の中国包囲網で人民解放軍を抑え込み、内乱を誘発させる。中国経済が混乱に陥れば世界経済もまた混乱に陥りますが、世界の問題の半数は解決できる(南北朝鮮も勝手に枯れるでしょう)

そして日米英が協力すれば$¥£のハードカレンシーの3/4の力が使えます€も逆らったりしないでしょう。しかも中国は共産主義国家で有り、その土地は全て共産党に帰属します。債務の肩代わりとして差し押さえも可能です。後はファンドを立ち上げてその土地を切り売りするなり貸し出すなりして利益を上げれば良いのです。勿論前代未聞(金額にして40兆ドルとも75兆ドルとも)ですし、そんなに纏ったお金も世界には存在しません。ですが日米英+英王室が保障を与えれば不可能な事では有りません。金融商品とは突き詰めれば信用商品ですから信用さえあればいくら高額でも(天文学的であっても)成り立つのです。そして世界の金融はこの案に変るような対案も出せません。よって受け入れるしか無いのです。

そしてまたロシアも形式上とは言え自由主義経済です。自らの値を釣り上げようとはするでしょうが反対する理由は何一つとして有りません。これらの規定事項に添って、来年の夏以降にFRBは利上げを行い中国経済に致命的なダメージを与えて、債務不履行から通貨危機(元の)へと導くでしょう。後は西からインド、北からロシアが圧力をかけて、太平洋を日米英豪加仏の艦船で封鎖してしまえばチェック・メイトです。人民解放軍の一部がとち狂っても封鎖は突破できませんし、米英仏印露の核兵器に照準を定められてもいますので核兵器の使用も考えられません。そもそも多数国の衛星に監視もされていますので不穏な動きが有れば複数の国家から攻撃を受ける事ともなります。

長々と書きましたが、日米露にとって中国共産党が倒れた後のアジア経済は洋々たる大海が広がっているのです。
  1. 2017-11-18 01:18
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  3. エピ #-
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米国抜きのTPPについて、こんなブログ記事がありました。

米国抜きのTPP発効は日本外交の政治的勝利 - たろちゃんの日記
http://www.tarochang.com/entry/2017/11/16/203530

このブログ記事の中で取り上げているウォール・ストリート・ジャーナルの記事が興味深いです。ツイッターでも反響があったようです。

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版さんのツイート:
https://twitter.com/WSJJapan/status/930807624567685120
"中国か米国か? アジアの答え「いずれもノー」 過去1週間に起きたアジアに関する大きな展開は、安倍首相が率いる日本が主導。#中国 #トランプ "

経済ニュースさんのツイート:
https://twitter.com/twinews1/status/930585187418812419
"【経】中国か米国か? アジアの答え「いずれもノー」 (WSJ) https://t.co/9vlnZmhv9A
TPP復活と対中包囲網としての民主主義4カ国が示す代替シナリオ By Andrew Browne Andrew Browne The Wall Street Jou…"

われは海の子さんのツイート:
https://twitter.com/japanism20/status/930847341740924928
"WSJアンドリュー・ブラウン氏の見識には敬服するが、こうした分析を論評できた日本のメディアがない事が悲しくなる。 何とかの一つ覚えでモリカケやっている場合ではない。 中国か米国か? アジアの答え「いずれもノー」 https://t.co/ZT97ju8ggX "

ちなみに、そのウォール・ストリート・ジャーナルも、1月には、こんな社説を書いていました。しかし、その後の流れを見て、論調を変えたようですね。

【社説】トランプ氏TPP離脱 中国の勝利と日本の敗北 - WSJ
http://jp.wsj.com/articles/SB11177354273695693774104582578213037424118
  1. 2017-11-18 07:40
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: クエスチョンマークは付いていませんでしたがww

> >むしろ問題は日本の多数がまだその自覚を持っていない事でしょう。 でもこれから日本を守るには、アメリカだけを頼っているわけにはイカナイのです。
>
> マジこれが一番の問題であり、この事を阻害しているのがマスメディアです。如何しましょう?私はこの事について答えに辿り着いていないのですが、どなたかヒントだけでもお気づきの方がいらっしゃれば教えて頂きたいと真面目に思います。
>
> kazk さんへ
>
> ロシアと日本が協力関係を結ぶためには中華王朝を分裂させる必要があると思います。大方の方がお考えであろう米国がその関係を阻害してきたのは昨年までです。日米関係は新たな地平へと旅立ちました。今年の2月に安倍、麻生VSトランプ、ペンス会談が実現した事により、日米は新たな境地へと入ったのです。すなわちお互いがお互いを補い合うパートナーとしての関係です。日本は長い間米国の愛人のような存在でしたが、今や地球の東半分を米国と協力しながら民主主義を守る砦となったのです。
>
> 中国共産党という現在の米国の主敵さえいなくなれば日本がロシアと友好的な関係を結ぼうが経済協力を行なおうが米国の脅威にはなりえません。そして環太平洋で日本の影響力が増す事を米軍を始めに米国の保守層は望んでいるのです。
>
> だって、お金のかかり過ぎる軍事費を抑制しながら経済活動の恩恵は日米共に受けられる事になる訳ですから、両国が望むところです。・・・・但し米国の油断ならない所は・・そうなった場合に日本の最大のライバルにも成りえる国家こそが米国であり、米国はそれこそフェアに経済上に於いて殴り合ってくるでしょう。そしてEU市場においても同じような事が起こると予想します。

 日本国民が徹底的に平和ボケ状態から覚めないのは、マスゴミが意図的に平和ボケを煽っている為と言うのは事実です。

 このマスコミの主流派は70年代に日本を席巻したベトナム反戦運動の頃に、妄想平和主義に今も浸っていますから。

 しかしあのような愚かしい妄想平和主義が日本を席巻して理由の一つは、日本と言う国が古代から対外侵略と言う物に無関心でいられた歴史によるのでしょう。

 旧市街が全て城壁で囲まれて、街の行事で籠城戦が出る大陸諸国と違い、日本人は外交防衛は知識と理性でしか理解できないのです。

 ところがその理性と知性を拒否したのが70年代の妄想平和主義です。

 だからこれはとても厄介です。
  1. 2017-11-18 12:31
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> エピさんへ
>
> この問題はロシアにしてみれば即座にも協力関係を締結したいのが本音だと思います.ウクライナ問題などアメリカとの懸案があってもプーチン大統領が安倍首相と会談を欠かさないのはその気分の現れでしょう。何を言っても支那の人口問題はここ30年位の間に中ロ国境に日本並の国ができたひとしいのですから彼らの危機感は半端ないはずです。
>
> ロシア人は何だかんだ言っても西欧流の価値観を十分理解出来る連中ですので中華思想の支那人とは相容れません。しかし日本の側とすれば大陸で事を起こそうとすれば支那人共が騒ぐので何ともという所、あとは歴史上の柵でしょう。支那共産党が今後どうなるかですが今が短期王朝で終わるかどうかの瀬戸際だと思ってます。基本今の王朝は漢民族ですから本来は周辺民族を併合しては長期王朝にはならないのです。それを人口の力で無理やり征服をかけてるのが今のやり方です。これは送り出す側に十分な経済力がある限りで有効なんでしょうが、それがどこまで続くか…やはり支那の経済力の切れ目が連中の王朝の寿命でしょうか。
>
> この結果はおそらく支那国家の内部分裂でしょう。騒乱で人口の減少を招くと言うのが歴史の教えるところです。そうなると半島問題は自然解決でしょう。ただそれまで北が持つとも思えませんが…
> こうなればやっと世界は軍備の重荷から解放されます。イデオロギーの対立による戦争という問題から離れればかなり変わるはずです。
>
> ただ世の中には言葉の通じない基地外は居るわけでイスラムの問題が次でしょう。当たり前に住み分けられればいいのですが連中が先進国の繁栄をそのまま見過ごすわけがありません。難民問題という形はどんどん続くでしょう。どこかで破断界が来ます。
>
> その次はおそらくはアフリカでしょうがまあそれはまだ先の話でしょうか。20世紀初頭のような先進国同士の殴り合いが世界の問題となるのは当分先でしょう。世界は精神的な古代人が溢れてるのだという事実に気が付かねば解決は遠のくばかりでしょう。
>
> 閑話休題
>
> よもさん
> 次のエントリにコメント欄が出てないんだがどうなってますか。

 すみません。 間違ってコメント受付拒否に印をつけちゃったのです。 訂正しておきました。

 因みにこれからイスラム・アフリカなど、近代以前の社会の逆襲はホントに深刻な問題になってくるでしょう。 その近代以前社会の人口を激増させたのが先進国の医療援助と言うのが皮肉ですが。

 それに中国だって結局近代以前ですからね。 今後先進諸国は皆こうした前近代の侵略により厳しい時代を迎えるでしょう。
  1. 2017-11-18 12:35
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 米国抜きのTPPについて、こんなブログ記事がありました。
>
> 米国抜きのTPP発効は日本外交の政治的勝利 - たろちゃんの日記
> http://www.tarochang.com/entry/2017/11/16/203530
>
> このブログ記事の中で取り上げているウォール・ストリート・ジャーナルの記事が興味深いです。ツイッターでも反響があったようです。
>
> ウォール・ストリート・ジャーナル日本版さんのツイート:
> https://twitter.com/WSJJapan/status/930807624567685120
> "中国か米国か? アジアの答え「いずれもノー」 過去1週間に起きたアジアに関する大きな展開は、安倍首相が率いる日本が主導。#中国 #トランプ "
>
> 経済ニュースさんのツイート:
> https://twitter.com/twinews1/status/930585187418812419
> "【経】中国か米国か? アジアの答え「いずれもノー」 (WSJ) https://t.co/9vlnZmhv9A
> TPP復活と対中包囲網としての民主主義4カ国が示す代替シナリオ By Andrew Browne Andrew Browne The Wall Street Jou…"
>
> われは海の子さんのツイート:
> https://twitter.com/japanism20/status/930847341740924928
> "WSJアンドリュー・ブラウン氏の見識には敬服するが、こうした分析を論評できた日本のメディアがない事が悲しくなる。 何とかの一つ覚えでモリカケやっている場合ではない。 中国か米国か? アジアの答え「いずれもノー」 https://t.co/ZT97ju8ggX "
>
> ちなみに、そのウォール・ストリート・ジャーナルも、1月には、こんな社説を書いていました。しかし、その後の流れを見て、論調を変えたようですね。
>
> 【社説】トランプ氏TPP離脱 中国の勝利と日本の敗北 - WSJ
> http://jp.wsj.com/articles/SB11177354273695693774104582578213037424118

 今ベトナムがアメリカにTPP加入を呼び掛けているのですよね。
 
 トランプは選挙公約上簡単にTPPに入れないでしょうが、しかしその先も見越しての運動でしょう。
 
 TPPはベトナムのような共産主義国家に対しては、国内制度の相当な改革を必要としますから、ベトナムとしてはそれでも敢えてTPPを選ぶと言う切実な状況があるのでしょう。

 そういう状況を見てもこれはやはり対中防衛上意味のある話でしょう。

 今後日本が枠組みを用意しベトナムがアメリカの背中を押すと言うやり方で頑張っていく事になるのでしょう。
  1. 2017-11-18 12:52
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  3. よもぎねこ #-
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