この日も素晴らしい快晴でした。
そして大変暖かかでした。
北海道神宮は紅葉が凄いばかりでした。
そして外国人観光客が多いです。
境内をウロウロしている人間の傍を通ると中国語を話しています。
その上、団体でゾロゾロ来ます。
皆せっせと自撮りをしています。
北海道神宮は明治にできた神宮なので、文化財としては価値はないのですが、北海道には日本建築が皆無なので、北海道観光に来る外国人は皆北海道神宮に来るのです。
境内の林の中ではエゾリス様が、冬支度に励んでいました。
木陰は暗いので、あまりいい写真が撮れません。
北海道神宮の境内には、エゾリス様やシマリス様が出るので、立派なカメラを抱えた写真マニアも沢山来ます。
この時もやはり凄いカメラを持った人が、エゾリス君の写真を撮っていました。
ワタシはエゾリス様やシマリス様は、北海道神宮のお使いだと思っているので、いつも「様」をつけて呼ぶ事にしています。
こうしてエゾリス様を見ているとお伽噺の世界に迷い込んだような気がします。
しかし神宮に来たのだから参拝をしなければなりません。
家を出たのが遅かったので、もう本殿は殆ど円山の山影になっていました。
参拝を終えて神門から出ると、欅が金色に輝いていました。
まるで黄金の雨のようです。
日の光が薔薇色を帯びて、紅葉の色が一層鮮やかになります。
柏の大木も見事に黄葉していました。
境内全体が豪華絢爛な色彩で満たされています。
そして落葉した木の枝には寄生木が見えました。
寄生木を見ると冬が近づいたのを感じます。
夏の間、寄生木は生い茂った葉に隠れて見えないからです。
この日は夕方になっても結構暖かかったけれど、来週からはまた気温が下がります。
この見事な紅葉だって、来週末には散ってしまうでしょう。
神様有難う御座いました。
こんなにも美しい紅葉を見て、その上エゾリス様にまであえたのですから。
でも今度来たときはシマリス様にも合わせて下さい。