2017-09-02 14:40

北朝鮮はなぜ崩壊しないか?

 小泉訪朝の直後ぐらいからワタシは北朝鮮に関する本を結構読みました。

 その中で一番印象に残っていたのは、李英和氏の著書の中の一節です。
 
 李英和氏は在日朝鮮人なのですが、1991年8か月間、北朝鮮に留学しました。 そしてその時に厳しく監視されながらも、北朝鮮の一般庶民や、反体制知識人との接触した経験を、その著書の中で書いています。

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 ここで李氏は、北朝鮮の一般国民が一番憎んでいるのは、金正日ではなく、彼等の職場の直接の上司達や、彼等を直接監視監督する人間達だと言うのです。

 北朝鮮は一般国民を監視監督する人間が、職場にも地域にも実の沢山いるのです。 こような監視役が北朝鮮では体制側の最下級に当たるのでしょう。

 「アイツラを一家皆殺しにしてやりたい。」

 彼等は憎悪を剥き出しにして、こう言ったのだそうです。

 ワタシはこれで、北朝鮮が崩壊しない理由が納得できました。

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 ソ連崩壊後、ソ連からの経済支援を喪った北朝鮮は、破滅的な飢餓状態になり、200万とも250万とも言われる餓死者を出したと言います。

 しかし北朝鮮はそのかなり前から、物不足や飢餓が始まっており、国民生活は貧窮を極めていました。

 それでソ連崩壊の前後から「北朝鮮は間もなく崩壊する」と言われ続けたのですが、しかし今に至るまで崩壊しないのです。

 そして北朝鮮が崩壊しない理由も、色々と言われたのですが、しかしワタシが一番納得できたのが、この李英和氏の著書の一節なのです。

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 一般国民が最も憎んでいるのは、金正日ではなく、彼等の直接上司や彼等を直接監視にあたる人間達。
 もし金正日体制が崩壊したら、彼等は忽ちこれら人々に襲い掛かり、一家皆殺しにする。

 なるほどこれなら絶対に、北朝鮮が内部から崩壊する事はないでしょう。

 だってこうした憎悪は顔を合わせていれば否応なしに伝わります。

 勿論、一般国民がこんな憎悪を口に出す事は絶対にできないでしょうが、しかし毎日のように顔を合わせてれば、相手が自分をどう思っているか?は誰でも何となくわかるものです。

 だから自分達が部下や近所の人達がどれほど憎悪されているかは、憎悪をされている側も十分承知しているのです。

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 幾ら北朝鮮が格差社会で、支配側とは言え、直接一般国民を監視監督するのはその中の最下級層です。 当然、それほど裕福なわけもなく生活は苦しいでしょう。
 だから本心から北朝鮮の体制を支持しているかどうかわかりません。
 
 しかしそれでももし金正日体制が崩壊したら、自分達は日頃自分達が監視監督している連中、つまり近所の住民や、職場の部下に襲われて一家皆殺しにされるかも知れない・・・・と思えば、何が何でも金正日体制を守り続けるしかありません。

 この切実さは金正恩始め高級幹部以上でしょう。 だってこれらの最高級幹部ならいよいよとなれば、亡命するなり、自身の助命と引き換えに、権力放棄も可能です。

 しかし工場で労働者を監視監督しているような連中には、そんなことは絶対不可能です。
 彼等にとっては、どんな条件でも関係なく、体制の崩壊が自分と家族の命の終わりなのです。

 そして最下層と雖も支配層側は情報・武装共に圧倒的に優位にあり、しかも数だって非常に多いのです。

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 これはつまりピラミッドの一番下はともかく、2段目から上は極めて堅牢だと言う事です。

 これでは簡単にピラミッドが崩壊する事はないのです。

 下からの体制転換と言っても、本当に一番下だけでは蜂起もできません。

 群衆が蜂起するには、一番下だけではなくその少し上ぐらいも協力者しないと不可能なのです。
 
 しかしこれでは、北朝鮮の場合はそういう協力者が出る事は全く期待できないのですから。

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 憎しみの連鎖からは何も生まれない。

 これはいつもシバキ隊など自称反差別団体が掲げるスローガンですが、イヤイヤそんなことはありません。

 だってこの憎悪の連鎖により、君達の憧れの「地上の楽園」が生まれ、末永く維持されているのですから。

 そしてこうした憎悪による体制の維持が可能なのは、朝鮮民族の特質でしょう。

 例えば日本民族では職場の最下層がその一つ上、例えばパートのオバサン達がそのチーフを「一家皆殺しにしてやる」と憎悪する事など想像もできませんから。

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 しかし朝鮮人は、違います。

 朝鮮人は、日本が敗戦すると忽ち日本人に襲い掛かり、略奪・強姦・暴行を恣にした人々です。

 日韓併合中、朝鮮半島では現在の北朝鮮のような飢餓は起こしていません。 李氏朝鮮の支配中、数年ごとに起きた飢餓も、日本統治以降はなくなったのです。

 当時、多くの朝鮮人が喜んで日本人に雇われて働き、また日本人が開墾した農地で小作人になりました。 朝鮮人の地主の小作人でいるより、日本人地主の小作人でいた方が条件が良かったし、朝鮮人に雇われるより、日本人の所で働く方が、賃金が高かったからです。

 そして更に多くの朝鮮人が、職を求めて日本本土へ移住しました。(今だって不法入国している)

 でも日本が敗戦となれば、彼等は突然日本人への憎悪を爆発させて、日本人を襲ったのです。

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 更に言えば、現在の在日コリアンの大多数は戦後に不法入国した人達です。

 この中には戦後の不法入国者の中には、李承晩による共産主義者虐殺を逃れてきた人が多数います。

 彼等を韓国に強制送還すれば、李承晩に殺されるので、日本は彼等が日本の留まる事を認めました。

 そして彼等は日本政府の保護で、本国ではあり得ない程豊で自由な生活を享楽してきました。

 しかし在日コリアン達はこれを感謝した事はありません。 むしろ彼等が朝鮮総連の中核となって、拉致やミサイル技術・部品の流出など、北朝鮮による日本への敵対行為に協力しています。

 因みに李英和氏の父上も戦後不法入国されたようですが、彼も日本には「差別された」「参政権が無い」などと言う恨みと憎悪しかお持ちではありません。

 こういう人々ですから、自分達を監視監督し搾取する連中は、チャンスがあれば本当に一家皆殺しにするでしょう。

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 こうした憎悪のコンクリートとでもいう物が、北朝鮮の体制を堅く堅く堅めて守っているのです。

 こういう彼等の民族性を考えれば、李氏朝鮮が500年余も続き、その間、一切進歩する事なく、奈良時代末期か平安時代初期のような状態を維持し続けたのも理解できます。

 だから北朝鮮だって外的要因がなければ、今後数百年続いたでしょう。

 しかし北朝鮮は核開発を始めてアメリカに喧嘩を売ってしまいました。
 そして6者協議ではアメリカを騙しています。

 だから無事では済まないでしょう。

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 いずれにせよこうした北朝鮮のこうした行動も体制も、その根源はこの民族の特性から来ることです。 だから日本にもアメリカにもこれを変える事はできません。

 日本とすればこれを奇禍として、核武装へ舵を切れば良いのです。

 なぜなら例えアメリカが北朝鮮を始末してくれても、中国とロシアはどうにもなりません。 

 それを思えば、好い加減に妄想平和主義を捨てて、現実的な国防策を取るしかないのです。 
  1. 特亜
  2. TB(0)
  3. CM(6)

コメント

いつもながら、管理人さんの慧眼、敬服いたします。

古代朝鮮はともかく、李朝は明らかに貴見の通り、いがみあい助長が体制維持につながったように見えますね。
半島の偽史ではなく、実態の史実の書き物を読むと、李朝の後半は、ごくつまらぬことの違いでの派閥争いに終始してますね。
儒教経典の解釈などから派閥が生まれ、それぞれの派閥がさらに2つに分裂、またさらにと続く。
半島が二分され、南がさらに分裂傾向の現在と似ているかもしれません。
歴史を直視せよと偉そうに他国に求める国が、全く自らは歴史から学ぼうとしない滑稽の極み。
救いようがありませんが、揉め事は身内のみにして欲しいものです。
  1. 2017-09-02 15:00
  2. URL
  3. 二郎 #-
  4. 編集

恨の民族を統治するのに最適な体制

ご隠居さまのブログ「こりあうぉっちんぐ」を読んでいて、本当に、目から鱗が落ちる思いだったことが何度かあります。

【韓国は密告社会である】
民主化以前は、国民同士を相互に監視させ、密告させていた。通報専用の電話番号もあった。

【韓国の行政機関にとって国民は監視の対象】
韓国の行政機関にとって、国民とは、いつ裏切って北に寝返るか、分からない存在だった。
韓国では、庶民がお上を信用していないだけじゃなくて、お上も庶民を信用していなかった。

北朝鮮は「共産主義」、韓国は「反共主義」を掲げていたけど、お互いに鏡で映したかのように、そっくりな社会だったわけですね。

今回の北朝鮮のミサイル発射でも、ニュースでは、北朝鮮の人民が指導者を熱烈にマンセーしている様子を映していましたが、あれを「体制への恐怖心からやっている」という解説には、前から違和感を持っていたんですよね。

体制に批判的な事を言うと、すぐに「秘密警察」がやって来て、連行されてしまうのか?しかし、そんな話は、北朝鮮に批判的なメディアの報道でも聞いたことがありません。
そもそも朝鮮人のように、すぐに他人を出し抜いて、自分だけが得をしようとする民族性で、組織への高い忠誠心が必要な「秘密警察」のようなものが、それほど活動できるとも思えません。

むしろ、李英和氏が書いているように、職場や隣近所同士で、相互に監視させているのでしょう。他人を出し抜いたり、裏切ったりするのが得意な朝鮮人に、密告はピッタリな制度でしょうね。

脱北者の証言によく出てくる「強制収容所」や「公開処刑」の話も、ほとんどは嘘じゃないかと思っています。住民同士で監視させていれば「強制収容所」や「公開処刑」の必要はないし、なにより、金がかかりますから。

それから、韓国でウリスト教が盛んなように、あの民族は、カルト思想に染まりやすいというのも大きいでしょうね。北朝鮮の人民にとっての首領様とは、韓国人にとってのカルト宗教の教祖様のようなものでしょう。
  1. 2017-09-02 20:13
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

北朝鮮ばかりではない

国民が苦しいのはトップの責任なのに、
南朝鮮が騒ぐのは、北方領土問題が進展しないのは、
らちょ問題が進展しないのは外務省が悪い、
国内消費が上向かないのは消費税のせいで
消費税増を主張した財務省が悪い。
だから、時々上から降りてきて「万全の体制を作る」
と言えば国民は熱狂する。

そうだ、省庁が悪いのだ、その悪い省庁とトップは
激しく戦っているのだから、我々はトップを支持する。

よく似たことは日本にもある。

国民が苦しいのはトップが悪いから、とは中々
思えないものらしい。実際問題として、省庁はトップに
逆らえない人事構造になっているのに。
  1. 2017-09-02 22:35
  2. URL
  3. ちび・むぎ・みみ・はな #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> いつもながら、管理人さんの慧眼、敬服いたします。

 恐縮です。
>
> 古代朝鮮はともかく、李朝は明らかに貴見の通り、いがみあい助長が体制維持につながったように見えますね。
> 半島の偽史ではなく、実態の史実の書き物を読むと、李朝の後半は、ごくつまらぬことの違いでの派閥争いに終始してますね。
> 儒教経典の解釈などから派閥が生まれ、それぞれの派閥がさらに2つに分裂、またさらにと続く。
> 半島が二分され、南がさらに分裂傾向の現在と似ているかもしれません。
> 歴史を直視せよと偉そうに他国に求める国が、全く自らは歴史から学ぼうとしない滑稽の極み。
> 救いようがありませんが、揉め事は身内のみにして欲しいものです。

 でも朝鮮人は揉め事に必ず他人を巻き込むんですよね。
 
 だから当事者同志で揉め事が収まらない場合は、他人が仲介して揉め事を収めると言う普通の国では取られている手法が取れないのです。

 で、結局周りからネグレクトされるのです。

 朝鮮戦争なども典型ですよね。
  1. 2017-09-03 11:20
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 恨の民族を統治するのに最適な体制

> ご隠居さまのブログ「こりあうぉっちんぐ」を読んでいて、本当に、目から鱗が落ちる思いだったことが何度かあります。
>
> 【韓国は密告社会である】
> 民主化以前は、国民同士を相互に監視させ、密告させていた。通報専用の電話番号もあった。
>
> 【韓国の行政機関にとって国民は監視の対象】
> 韓国の行政機関にとって、国民とは、いつ裏切って北に寝返るか、分からない存在だった。
> 韓国では、庶民がお上を信用していないだけじゃなくて、お上も庶民を信用していなかった。
>
> 北朝鮮は「共産主義」、韓国は「反共主義」を掲げていたけど、お互いに鏡で映したかのように、そっくりな社会だったわけですね。
>
> 今回の北朝鮮のミサイル発射でも、ニュースでは、北朝鮮の人民が指導者を熱烈にマンセーしている様子を映していましたが、あれを「体制への恐怖心からやっている」という解説には、前から違和感を持っていたんですよね。
>
> 体制に批判的な事を言うと、すぐに「秘密警察」がやって来て、連行されてしまうのか?しかし、そんな話は、北朝鮮に批判的なメディアの報道でも聞いたことがありません。
> そもそも朝鮮人のように、すぐに他人を出し抜いて、自分だけが得をしようとする民族性で、組織への高い忠誠心が必要な「秘密警察」のようなものが、それほど活動できるとも思えません。
>
> むしろ、李英和氏が書いているように、職場や隣近所同士で、相互に監視させているのでしょう。他人を出し抜いたり、裏切ったりするのが得意な朝鮮人に、密告はピッタリな制度でしょうね。
>
> 脱北者の証言によく出てくる「強制収容所」や「公開処刑」の話も、ほとんどは嘘じゃないかと思っています。住民同士で監視させていれば「強制収容所」や「公開処刑」の必要はないし、なにより、金がかかりますから。
>
> それから、韓国でウリスト教が盛んなように、あの民族は、カルト思想に染まりやすいというのも大きいでしょうね。北朝鮮の人民にとっての首領様とは、韓国人にとってのカルト宗教の教祖様のようなものでしょう。

 脱北者の話は嘘が一杯でしょうね。 普通に辻褄の合わない話しが多すぎます。

 そして密告や裏切りで、北朝鮮の体制が維持されているのは、その通りでしょうね。

 北朝鮮の体制は金日成の狡知もあるけど、朝鮮人の民族性により完成維持されているのでしょう。
  1. 2017-09-03 11:24
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 北朝鮮ばかりではない

> 国民が苦しいのはトップの責任なのに、
> 南朝鮮が騒ぐのは、北方領土問題が進展しないのは、
> らちょ問題が進展しないのは外務省が悪い、
> 国内消費が上向かないのは消費税のせいで
> 消費税増を主張した財務省が悪い。
> だから、時々上から降りてきて「万全の体制を作る」
> と言えば国民は熱狂する。
>
> そうだ、省庁が悪いのだ、その悪い省庁とトップは
> 激しく戦っているのだから、我々はトップを支持する。
>
> よく似たことは日本にもある。
>
> 国民が苦しいのはトップが悪いから、とは中々
> 思えないものらしい。実際問題として、省庁はトップに
> 逆らえない人事構造になっているのに。

 国民生活の責任がトップにあると言う発想は、民主主義国家ではオカシイでしょう?

 そもそもトップを選んだのは国民なのです。
  1. 2017-09-03 11:35
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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