2017-05-14 19:27

民族自決と民主主義と言う劇薬 中東・アフリカ

 アメリカがクルド民兵に武器を供与するそうです。

 【社説】クルド民兵への武器提供、成功の条件

 ISは掃討したい。
 しかし米軍を地上戦に送って戦死者を出すのはイヤ。

 そういうアメリカにとって米軍に変わって地上軍としてISと戦う勢力なら、援助しようと言うのはわかります。

 しかしこれにはトルコが大反対しています。

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 それは当然でしょう。
 トルコではクルド人による分離独立運動が続いてきました。
 
 米軍から武器供与を受け、更に戦闘訓練を受けてISと戦ったクルド人達が、今後この運動に加わるのは必定でしょう。

 そうなると内戦にもなりかねません。

 それではトルコがクルド人の居住地域の分離独立を認めてやれば、みんな幸せになれるのでしょうか?

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 しかしそれはあり得ないでしょう。

 クルド人の言語は現在わかっているだけで32あります。 全てインド・ヨーロッパ語族に属しているのですが、しかし男性名詞・女性名詞の区別のある言語もあれば、名詞に性の区別のない言語もあります。

 これでは英語とフランス語程も違います。

 実際トルコ領内のクルド人でも山一つ越えると、全く言葉が通じなかったりするのです。

 これで本当に一つの民族と言えるのでしょうか?

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 そういう民族が自治なり独立なりを認められた場合、上手くまとまるより、言語集団や部族毎にわかれて抗争が始まる可能性の方が遥かに高いでしょう。

 さらに厄介な事に、このクルド人の居住地域に住んでいるのは、クルド人だけではありません。

 トルコ領内には、クルド人以外にも多数の少数民族が居て、それらの民族は、他の民族の居住域と混ざり合って生きて来たのです。

 クルド人が民族国家として独立した場合、こうした少数民族はどうなるのでしょうか?

 トルコ共和国の国民であった場合は、クルドなど近隣の多数派民族との軋轢からは、トルコ政府が守ってくれました。

 しかしクルドの民族国家になれば、それはもう期待できません。

486

 しかし民族自決と民主主義と人権は、現在の国際社会の絶対正義ですから、一旦武器を得たクルド人がトルコからの独立を謳って行動し始めたら、これを阻止する大義名分はありません。

 だからこそトルコ政府は必死にこれに反対しているのです。

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 ワタシは20世紀の最大の失敗は、民族自決と民主主義と言う劇薬を世界中に呑ませた事だと思うのです。

 なるほど民族自決って全ての民族にとって理想です。
 
 どの民族も自分の国を作って自分達の意思で運営できたらそれが理想です。

 しかし一つの国に幾つもの民族が居たらどうすれば良いのでしょうか?

 しかもこのクルドのように民族の構成自体が非常に複雑で、しかもそこの多数の少数民族が入り込んいるような地域では、どうすれば民族自決になるのでしょうか?

 国家を作るには余りに少数の民族はどうなるのでしょうか?

 それぞれの民族が自分の国家を求めて自己主張を続ければ、果てしない内戦になり、その中で極少民族はジェノサイトされると言う事態だってあり得るのです。

 実際ユーゴ内戦では、この手のジェノサイトが結構起きたでしょう?

004

 しかしこの問題一杯の民族自決を後押ししているのが民主主義です。
 
 第二次大戦後独立した国々は、何処も皆普通選挙制を基本にする立派な民主制を造りました。

 しかし複雑な民族構成、そして部族社会と言った問題を抱えた国で、制度だけ普通選挙を導入すると、多数派民族、多数派部族絶対有利、少数派部族、少数民族絶対不利になるのです。

 だって民主主義って全ての人が対等な立場で話し合い、話し合いが着かない場合は多数決で決める制度です。

 これで上手く行くのは国民全体が一定の連帯感を持ち、少数派になってもさしたる問題がない場合だけです。

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 しかし過去数百年、或いは千年以上、自分達の民族、部族だけで団結し、その価値観による社会を作って生きてきた人達が、簡単に多民族、他部族と同じ国家の国民としての連帯感を持てるのでしょうか?

 そんなことは不可能です。

 まして言語や宗教が違い、その軋轢が絶えない状況で数百年生きてきた民族が、民主主義でそれぞれの票を得たら、多数派民族が徹底的に少数民族を圧迫する体制になってしまいます。

 だから旧ユーゴのように途上国ではなく中進国として、戦後半世紀一つの国家を作ってきた国でも、イザ民主主義を目の前にぶら下げられたら、忽ち凄惨な内戦になったのです。

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 そもそも現在、安定した民主主義を誇る先進国だって、普通選挙制による民主主義を定着させるには、市民革命後何十年もかかったのです。 そしてその間には凄惨な粛清や内戦もありました。

 しかもこれらの国々は、市民革命に至る前に国家の枠組みは完全に作り終えているのです。

 例えばフランスは中世初頭から地道に中央集権化を進めてきました。

 そして言語の統一のような極めて深刻に個人生活関わる面倒な事は、絶対王政確立以前に、リシュリュー枢機卿が強権を発動してやり遂げてくれました。

 国家を作る上で本当に面倒な事は、封建体制で人権だの何だのの面倒がない間に先人が片づけてくれたのです。

 しかしこれを現代やるのは殆ど不可能です。

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 今、欧州ではエルドアン大統領による改憲を問題にしています。
 
 ワタシはあれはつまりケマル・アタチュルクの近代化路線の放棄だと思うのです。

 トルコは他の中東諸国よりも半世紀早く、近代化路線を進み始めました。

 この近代化を進めたケマル・アタチュルクと言う人は、軍人としてフランス式の教育を受けて、フランス式の近代化を図ったのです。

 トルコをフランス式の国民国家にすることにより、欧米の侵略からトルコを守ろうとしたのです。

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 だからフランス式にライテシつまり政治を非宗教化し、またトルコ国民を全てフランス人のような一体感を持っ国民にしようとしました。

 それでクルド人等、少数民族に対しては強権的なトルコ化を進めたのです。

 しかし結局これが全部、破綻したのではありませんか?

 クルド人はトルコ化に断固拒否するし、トルコ人は世俗化するどろころイスラム原理主義が台頭するばかりです。

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 それを抑えて何とかトルコの一体性、国家としてのトルコを守るには、結局過去のオスマントルコ帝国に倣うしかないと言う事になったのではないでしょうか?

 つまり大統領はスルタンのようにイスラムの守護者として権威を保持すると共に、武力と独裁権を持って少数民族と多数派トルコ人をコントロールしていくのです。

 オスマントルコ帝国では、その支配下の民族は、皆それぞれ自分達の言葉や習慣を守って暮らしていました。
 
 しかし民族同士で揉めたら、皇帝がその権力を使って仲裁するのです。

 これは皇帝が全ての被支配者より圧倒的に高い位置を確保しているからできる事です。

 民主主義国家のように民族が個人レベルで全て対等になってしまうと、こうした仲裁は不可能なのです。

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 これは取りあえずトルコを安定化させるには現実的な方法だと思います。

 しかし民主主義と民族自決を金科玉条とする欧米諸国や国連とは大変な軋轢を生むでしょう。

 だから今後トルコは大変厄介な状況に追い込まれると思います。

 しかし今のまま民主主義を維持しても、クルドの独立運動などが過激化して収拾不能になっていくでしょう。

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 けれども同様の問題は別にトルコだけに限りません。

 むしろ他の中東諸国やアフリカ諸国の法が深刻なのです。

 なぜならこれらの国々は、トルコより半世紀遅れて、しかも自身の手でと言うより第二次大戦の結果棚ボタ式に民主主義と民族自決で建国してしまったからです。

 だからトルコより遥かに生々しい形で民族問題と宗教問題を抱えているのです。

 しかも近代化は遥かに遅れているのですから。

 国家の中身は中世のまま、制度だけを近代民主主義にしちゃったのですから。

115 
 ワタシはそもそもの間違いは、こうした国々が実現不能な民族自決と民主主義を理念として抱え込んだ事だと思うのです。

 そもそもこれらの国々の実情を考えれば実現不能な、しかし大変美しく否定しがたい理念を抱え込んだ以上、今後延々と問題が続くとしか思えないのです。

 こうした国々が取りあえず平和で安定した国家になる為には、封建君主制にでもなるしかないと思うのです。

 だって中身が中世なら中世相応の政治形態しか維持不能なのです。
 それを形だけ民主主義にすれば、混乱するだけです。

124
 
 欧米諸国も日本もそういう時代を経て現在の近代民主主義国家を作ったのです。

 それを中東やアフリカ諸国には、いきなり近代民主主義国家に成れと言うのは無理な話ですから。

 けれども戦後のアジア・アフリカ諸国はその無理難題に自ら挑んだのです。
 だから今の惨状です。

 今後いつまで彼等はこの無理難題に苦悩し続けなければならないのでしょうか?
  1. イスラム
  2. TB(0)
  3. CM(14)

コメント

政治体制に優劣無しですねぇ。

 民主主義は国民国家以外ではまだまともに機能できないですね。
 知性、理性、倫理性が全部ある程度以上にならないと機能しない感じがします。
 いわゆる「身内」と「それ以外」が重視される社会では民主主義は身内の最大権益の種にしかなりませんしね。
  1. 2017-05-14 22:13
  2. URL
  3. 藤堂 守 #MMIYU.WA
  4. 編集

民族自決というが

アフリカや中東では民族自決で独立国家が
できたわけではないだろう。そもそも
民族国家などそれらの地域で探しても
殆どない。欧米の勝手な理屈で独立させた
というのが本当のところではないだろうか。
特に米国、「民族自決」なる言葉は
F.D.ルーズベルト大統領がベルサイユ体制下の
欧州を維持してドイツに宣戦布告をするために
言い出した言葉だと聞く。
  1. 2017-05-14 22:52
  2. URL
  3. ちび・むぎ・みみ・はな #-
  4. 編集

全身全霊をもって共感

これは近いところで言えば韓国にも当てはまるでしょう。
可能であれば民主主義からも中華主義からも離れて
200年位封建制をやれば今の先進国が共有する世界観に追いつけるかも。
民主主義と言うのは一見美しい理想像のようだけど
実はごく限られた条件の中でしか成立しない、特種ケース。
この辺は意外とSFやアニメ、ファンタジー作家や
ファンはよくわかってるんだよね。
世間的にはオタク扱いだけど。
  1. 2017-05-15 00:40
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  3. tabineko-metal #-
  4. 編集

 エルドアンさんが、アタテュルクが進めた強引な西洋化の揺り戻しのようにイスラム回帰を進めているのは、よもぎねこさんがお書きになっているようにトルコを安定させるには現実的な方法だと思います。

 前に紹介されていた小島 剛一さんの本を読むと、気の毒なクルド人と独裁者のエルドアンさんというリベラルが好きそうな単純なものではなく、クルド人が酷いテロを行いそれを強権的な方法で弾圧しているという怖い社会のようです。本から受けた印象なので実際は分かりませんが、イスラム諸国の争いには我が国は関わってはいけないのではないかと思います。

 それに、クルド人の言語が外国語の集まりのように違っていて、小島さんのような言語学の天才じゃないとクルド人でも意思の疎通が難しいと書いてあった気がします。そんな状態のクルドを一つの民族として独立させようなんて、欧米は本気で考えているのでしょうか?なんだかIS掃討の為に言っているような感じをうけるのは、きっと心が汚れているのかも知れませんね。

>ワタシは20世紀の最大の失敗は、民族自決と民主主義と言う劇薬を世界中に呑ませた事だと思うのです。

 上記の考えは、単純に良いものだと思っていました。でも欧米諸国や我が国以外にとっては、『劇薬』になってしまうというのは本当にそうなのだと、よもぎねこさんの記事を読み分って来ました。そうすると、これからもこの『劇薬』を吐き出すのか無理して呑み込みのたうち回るのかという事になり、テロや内戦がずっと続いてしまいます。いつになったら落ち着くのでしょうね。

 とにかく、自衛隊や海保や警察を充実させて、必要な法整備をして備えないと怖い感じがします。

  1. 2017-05-15 07:47
  2. URL
  3. 都民です。 #-
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Re: 政治体制に優劣無しですねぇ。

>  民主主義は国民国家以外ではまだまともに機能できないですね。
>  知性、理性、倫理性が全部ある程度以上にならないと機能しない感じがします。
>  いわゆる「身内」と「それ以外」が重視される社会では民主主義は身内の最大権益の種にしかなりませんしね。

 民主主義国家で党派が理念や政策で分かれるのは当然ですが、これは普通に変える事も妥協する事も可能なのです。
 民進党に愛想を尽かした人達が自民党支持に回っても何の問題もないのです。

 しかし党派が民族や宗教によるとなると、多数決原理がそのまま少数苛めになります。 だからもう話し合い不能になるのです。

 厄介ですよ。
  1. 2017-05-15 11:11
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 民族自決というが

> アフリカや中東では民族自決で独立国家が
> できたわけではないだろう。そもそも
> 民族国家などそれらの地域で探しても
> 殆どない。欧米の勝手な理屈で独立させた
> というのが本当のところではないだろうか。
> 特に米国、「民族自決」なる言葉は
> F.D.ルーズベルト大統領がベルサイユ体制下の
> 欧州を維持してドイツに宣戦布告をするために
> 言い出した言葉だと聞く。

 本来はヨーロッパ内だけの話でした。
 しかもバルカン諸国など民族自決にすれば厄介が起きるのは必定だったわけです。

 しかしそれでもこの理念は全ての民族にとっては、魅力的なので、一回公式に認められると、その後は劇薬になるのです。
  1. 2017-05-15 11:13
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 全身全霊をもって共感

> これは近いところで言えば韓国にも当てはまるでしょう。
> 可能であれば民主主義からも中華主義からも離れて
> 200年位封建制をやれば今の先進国が共有する世界観に追いつけるかも。
> 民主主義と言うのは一見美しい理想像のようだけど
> 実はごく限られた条件の中でしか成立しない、特種ケース。
> この辺は意外とSFやアニメ、ファンタジー作家や
> ファンはよくわかってるんだよね。
> 世間的にはオタク扱いだけど。

 韓国って本来の意味での封建制は成立しなかった国なのですよね。

 封建制って武力を持った領主が群雄割拠して、その領主同志が主従関係を作る制度なのですが、李氏朝鮮って日本では室町時代に成立したのだけれど、飛鳥天平時代、大和朝廷が班田収受法を入れた頃と同様の制度を作ったのです。

 日本は班田収受の法が崩壊してから、次第に封建時代に変わっていくのだけれど、朝鮮はなぜか制度は崩壊しても武士の時代にはならずそのまま近代まで来てしまったのです。

 これは凄く不思議です。
  1. 2017-05-15 11:22
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  エルドアンさんが、アタテュルクが進めた強引な西洋化の揺り戻しのようにイスラム回帰を進めているのは、よもぎねこさんがお書きになっているようにトルコを安定させるには現実的な方法だと思います。
>
>  前に紹介されていた小島 剛一さんの本を読むと、気の毒なクルド人と独裁者のエルドアンさんというリベラルが好きそうな単純なものではなく、クルド人が酷いテロを行いそれを強権的な方法で弾圧しているという怖い社会のようです。本から受けた印象なので実際は分かりませんが、イスラム諸国の争いには我が国は関わってはいけないのではないかと思います。
>
>  それに、クルド人の言語が外国語の集まりのように違っていて、小島さんのような言語学の天才じゃないとクルド人でも意思の疎通が難しいと書いてあった気がします。そんな状態のクルドを一つの民族として独立させようなんて、欧米は本気で考えているのでしょうか?なんだかIS掃討の為に言っているような感じをうけるのは、きっと心が汚れているのかも知れませんね。

 クルド独立にはロシアが熱心でした。 クルドが黒海岸に国を造れば、ロシアがそこに入り込む気だったのです。
 しかしそれでトルコなどクルドを抱えている国は尚更反対なのです。

 アメリカは取りあえずISを潰したいだけでしょうが、しかし下手をするとトルコが潰れるかも知れません。 そうなると中東の混乱はどうしようもなくなります。
>
> >ワタシは20世紀の最大の失敗は、民族自決と民主主義と言う劇薬を世界中に呑ませた事だと思うのです。
>
>  上記の考えは、単純に良いものだと思っていました。でも欧米諸国や我が国以外にとっては、『劇薬』になってしまうというのは本当にそうなのだと、よもぎねこさんの記事を読み分って来ました。そうすると、これからもこの『劇薬』を吐き出すのか無理して呑み込みのたうち回るのかという事になり、テロや内戦がずっと続いてしまいます。いつになったら落ち着くのでしょうね。

 何しろ民主主義も民族自決も、それぞれ「自分達の権利が認められる」と取れる話しなので、一旦これを呑むと絶対に吐き出したくないのです。
 
 だから今後延々と揉めるしかないでしょう。

>  とにかく、自衛隊や海保や警察を充実させて、必要な法整備をして備えないと怖い感じがします。

 ホントにこれから世界で本格的な秩序崩壊が始まる可能性があります。
 だから日本は自衛の体制を整えて行くしかないのです。
  1. 2017-05-15 11:29
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

腐儒者

>日本は班田収受の法が崩壊してから、次第に封建時代に変わっていくのだけれど、朝鮮はなぜか制度は崩壊しても武士の時代にはならずそのまま近代まで来てしまったのです。

 これは凄く不思議です。

※これは簡単明瞭です。朝鮮の王は日本が取り入れなかった科挙制度を取り入れ、文官が偉く武官(汗水垂らす人間)は低級と考え、腐儒者を大量に生み出したからでしょう。
http://www.geocities.co.jp/Bookend/3106/DIARIES/D0105C/D0105311.html
  1. 2017-05-15 12:03
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

Re: 腐儒者

> >日本は班田収受の法が崩壊してから、次第に封建時代に変わっていくのだけれど、朝鮮はなぜか制度は崩壊しても武士の時代にはならずそのまま近代まで来てしまったのです。
>
>  これは凄く不思議です。
>
> ※これは簡単明瞭です。朝鮮の王は日本が取り入れなかった科挙制度を取り入れ、文官が偉く武官(汗水垂らす人間)は低級と考え、腐儒者を大量に生み出したからでしょう。
> http://www.geocities.co.jp/Bookend/3106/DIARIES/D0105C/D0105311.html

 そうですね。

 李氏朝鮮は制度が崩壊しても、制度の建て前は守り続けた氏、中国は崩壊するとまた同じモノを作り直したのです。

 これは日本と根源的に違いました。
  1. 2017-05-15 19:33
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

町村という人

この町村という男の、論理の稚拙さは今に始まったことではない。
ずっと昔、札幌市で生活保護受給者の孤独死が、三か月で40人に上ったことを、貧困のためにこんなに多くの人が孤独のうちに死んでいる、大問題だ、と述べていた。

孤独死とは、単に誰にも看取られずに亡くなっただけの話で、金持ちであろうと孤独死はあるのだ、貧困とは何の関係もないと、コメントで馬鹿にされていた。
これはよもぎねこさんのブログで知ったこと。
孤独死=貧困?? 2012/08/28 21:17
(私の知識は、よもぎねこさんとご隠居さんの受け売りが多い)

今回紹介された町村氏のブログを読んでも、論理の稚拙さは進歩していない。
法学者とはいえ、サイバー法とか末端の法領域なので、理論的な裏付けはあまり要求されないのかもしれない。
こういう人が、国立大の教師であることに、情けない感じがします。

  1. 2017-05-16 00:07
  2. URL
  3. 道草人 #-
  4. 編集

「民主主義」こそ人類が幾多の犠牲を経てたどり着いた最終的な理想の政治形態、だと思い込んでいた私がそれを相対的にとらえたのは中国首脳の言葉でした。
「我が国には民主主義は合わない」みたいなことを言ってのけたときは驚愕したものです。

今となってはなるほどと思わされます。

完全無私で公明正大な独裁者に支配される国民、熾烈な闘争を繰り広げながらも誰もが「権利」を有するという幻想に生きる民主主義国家の国民、

遠く宇宙空間を隔てていれば共存できるかもしれませんね。。

  1. 2017-05-16 09:38
  2. URL
  3. 鳴子百合 #-
  4. 編集

Re: 町村という人

> この町村という男の、論理の稚拙さは今に始まったことではない。
> ずっと昔、札幌市で生活保護受給者の孤独死が、三か月で40人に上ったことを、貧困のためにこんなに多くの人が孤独のうちに死んでいる、大問題だ、と述べていた。
>
> 孤独死とは、単に誰にも看取られずに亡くなっただけの話で、金持ちであろうと孤独死はあるのだ、貧困とは何の関係もないと、コメントで馬鹿にされていた。
> これはよもぎねこさんのブログで知ったこと。
> 孤独死=貧困?? 2012/08/28 21:17
> (私の知識は、よもぎねこさんとご隠居さんの受け売りが多い)

 恐縮です。
>
> 今回紹介された町村氏のブログを読んでも、論理の稚拙さは進歩していない。
> 法学者とはいえ、サイバー法とか末端の法領域なので、理論的な裏付けはあまり要求されないのかもしれない。
> こういう人が、国立大の教師であることに、情けない感じがします。

 そうなのですよね。
 法学者だと言うのに法も論理もない話ばかり書いているのです。
  1. 2017-05-16 10:50
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 「民主主義」こそ人類が幾多の犠牲を経てたどり着いた最終的な理想の政治形態、だと思い込んでいた私がそれを相対的にとらえたのは中国首脳の言葉でした。
> 「我が国には民主主義は合わない」みたいなことを言ってのけたときは驚愕したものです。
>
> 今となってはなるほどと思わされます。
>
> 完全無私で公明正大な独裁者に支配される国民、熾烈な闘争を繰り広げながらも誰もが「権利」を有するという幻想に生きる民主主義国家の国民、
>
> 遠く宇宙空間を隔てていれば共存できるかもしれませんね。。

 ワタシは民主主義はチャンと運営できれば一番素晴らしい制度だけれど、それができないなら軍事独裁でも構わないと思います。
 
 出来ない物はしょうがないですものね?

 しかし共産主義よりは絶対王政や封建体制の方がマシだと思います。

 絶対王政や封建体制では、宗教的権威と政治権力は別なのです。

 だからそれが宗教的権威が家庭や個人道徳を守り、政治の暴走にストップを掛けるのですが、共産主義はその宗教を否定して無現の権力を得られる独裁なのです。
 
 これは最悪です。
 
 しかし無限の権力を得られるからこそ、破綻が明確になった今も、共産主義に憧れる人々がいるのでしょう。
  1. 2017-05-16 11:02
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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