2017-05-07 13:24

中国は近代国家になれない ハリス司令官解任要求

 中国が北朝鮮へ圧力強化と引き換えに、アメリカにハリス太平洋司令官の解任を要求しているそうです。


 中国、米太平洋軍司令官の更迭要求 北朝鮮圧力の見返り


 しかしこれ何とも奇妙話しです。
 確かにハリス司令官は有能で、南シナ海での航行の自由作戦など中国に取っては厄介な作戦を実施しています。


 でも米軍の司令官は大統領の命令により活動するのですから、ハリス司令官を解任しても、航行の自由作戦が終わるわけではないのです。


 航行の自由作戦を止めて欲しければ、大統領に「止めてくれ」と言わなければ意味がありません。

 これは軍オタでもなんでもない普通の人間でもわかる話です。


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 それでも中国政府がこんな事を要求するところを見ると、中国側はこうした近代国家の軍隊の常識を全く理解してないのではないでしょうか?


 我々一般人から見ても、現在の中国人民解放軍の姿は奇妙です。

 勝手にビジネスをしているとか、武器を横流ししているとか、果ては北朝鮮と接する東北区の軍管区は北朝鮮と関係を持っているとか・・・・・。


 武器の横流しのような違法行為が公然と行われるのも凄いのですが、そもそも軍隊がビジネスをする事が合法と言うのがもっと凄いです。


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 勿論どんな国の軍隊にも不正はあります。


 しかし軍隊と言うのは強力な武器を持ちその国では最強の武装集団であるが故に、他のどんな集団より厳しい規律で縛られて、国家の統制に従うと言うのが原則です。


 しかし中国の人民解放軍に関してはこうした原則が全く感じられません。


 大凡近代国家の軍隊の姿ではないのです。


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 習近平はどうやら、米軍も人民解放軍と同様であると考えているのではないでしょうか? 


 だから日系人のハリス司令官さへ排除すれば、米軍の太平洋戦略が完全に変わると信じているのではないでしょうか?


 中国の政府の対外政策には、こうした自国の特異な制度を他国にも当てはめているとしか思えない対応が結構ありますから。


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 それにしても中国の軍隊が未だに近代化から程遠いのは驚嘆に値します。


 なぜなら近代以降、軍人と言うのは世界中どの国でも近代化をリードしてきたからです。


 日本は戦後教育で軍人=蒙昧のイメージを持たされてきました。

 しかし実際に世界史を学ぶと、トルコのケマル・アタチュルク、エジプトのナセル等、国家の独立や近代化をリードした軍人は多数いるのです。


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 なぜか?


 それは途上国で真っ先に近代教育を受けて、国家と国防に着いて学ぶ事になるのが軍人だからです。


 どんな国家でも支配者は自分の支配権を確保するために軍隊を必要とします。 そして敵の軍隊が近代化すれば、自国の軍隊もまた近代化が必要な事は理解します。

 

 トルコやエジプトとスルタンも同様でした。

 

 そこで西欧から教官を招いて士官学校を造り、優秀な若者達に近代的な軍事教育を受けさせるのです。


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 ところが本当に優秀な若者達は、近代的な軍隊を作る為に必要なのは近代国家であると洞察するのです。


 優秀な若者達は近代的な軍人として教育を受けると、まず愛国心とそして軍人として国家を守らなければならないと言う使命感に目覚めるのです。


 そして自国の現実を見ると、それが近代的な軍隊を持てる状況でない事もまた完璧に理解するのです。

 

 そこで彼等は近代国家を作る為に活動し始め、結局古い体制を壊すのです。


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 軍人は武力を持っていますから、一旦決意すれば行動は早いです。


 これが途上国で軍事政権が生まれ、そしてその軍事政権が近代化を目指す原動力になる理由です。


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 軍隊の近代化が国家の近代化の原動力になる。


 これは実はドイツがナポレオン率いるフランス軍と戦った時から始まりました。

 

 後にドイツ参謀本部を作る事になるシャルン・ホルスト等優秀な軍人達は、ナポレオン軍の強さは実はナポレオンの指揮官としての能力に依るのではなく、市民を徴兵して作った国民国家の軍隊である事による事を洞察したのです。


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 だからこうした国と対抗できる軍隊を持つには、ドイツもまた市民革命を成し遂げたフランス同様の国民国家を作らねばならない。


 これを認識した彼等は、軍のみでなくドイツ全般の近代化を目指す活動を始めました。


 その為、近代化に反対して既得権益を守ろうとするドイツの封建諸侯は彼等を「ジャコバン」と呼んで憎んだのです。


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 けれども同じ事は、後にトルコやエジプトなど多くの国々で起きて、そして実際にこうした軍人達が、旧体制を破壊して国家の近代化を成し遂げた国々も出て来たのです。


 そして現在も軍事政権は結構あります。 軍事政権はリベラリストには非常にイメージは悪いのですが、しかし自由でリベラルではないのは確かですが、一方多くは世俗の現実政策により国家の近代化を目指しているのです。


 これは近代的な軍隊は近代的な国家を基盤とするため、近代的軍人として教育されたエリート達が政権を取った時に目指すのは、近代的な国民国家だからでしょう。


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 しかし不可解なのは中国です。 中国では近代的な軍人として教育を受けたはずの軍人達もなぜか全くこの方向には向かいません。


 それどころかドンドン軍閥化して、近代国家の軍隊としては理解不能な状況になっていくようです。


 尤も中国の政権もまた近代国家とは程遠い方向へ驀進しているのですから、近代国家と近代的な軍隊のセットなど作りようがないのでしょうね。


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 思うにこの国には絶対に近代国家、つまり民主主義を作れない何かがあるのではないでしょうか?


 ともあれ中国政府はそのような自分達を基準に他国を見ているのです。


  1. 特亜
  2. TB(0)
  3. CM(18)

コメント

後ろの庭

今朝の産経新聞によると、中国公船が8日連続で尖閣諸島周辺に現れているそうです。
みんなの目が半島に向いているときに、中国漁民が尖閣に上陸してきたら、如何しましよう? 即刻排除できるかな。心配になってきました。考えておかなければならないのでは・・・。
  1. 2017-05-07 15:52
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  3. かわた #qFCkdryo
  4. 編集

ルトワックとトッドの提案

先日よもぎねこさんが紹介されていた『戦争にチャンスを与えよ』の著者エドワード・ルトワックの著書に『中国4.0』『自滅する中国』が有ります。その両著によれば中国は段階的に発展して来て、その経済力や国力を背景にその外交方針を変えてきたと有ります。
よもぎねこさんが以前”孫文考”で指摘されていたように彼らには民主主義は理解できていません。それどころか、ヨーロッパのように列強が並び立つ歴史が無かったため、お互いの国に対して尊敬の念を擁いたり配慮に心を配る等という芸当は出来ません。中華式の朝具外交の経験しかないのです。
よって今回のような、耳を疑う不思議な発言が飛び出してきたりもします。また、トランプ大統領の皮肉も何処まで通じているのか疑わしい限りです。
つまり、いくら経済力が巨大になろうとも中華の歴史しか待たない彼らには、ギリシャやローマの時代より延々と外交戦略を練り上げてきた欧米諸国のようなソフィスケィティドな外交は理解できないし、外交の常識すらも疑わしいわけです。
私は以前チャイナの事を、全てを食い尽くしてしまうまで膨張を続ける伝説の怪物”トン”に例えましたが、ルトワックは中国と云う国は遅れてエレベーターに乗り込んできた太った男だと例えています。しかもその男は毎年7%づつ成長している。エレベーターに乗り合わせている周りの人間にとってはこの上なく迷惑な存在です。しかも、この男には常識が無いのか?無遠慮な行動が目立ち、黙って見ている訳にはいかなくなってきています。
そして、やたらに巨大な存在ですので周りの国々で協力して封じ込めてしまうしかありません。
さて、このはた迷惑な太った中華をどうするか?ルトワックの言うように封じ込めをする為には半島側とロシア側が開いたままです。しかも、中国は先が読める国ですので、一路一帯構想を掲げて西にその触手を伸ばし始めています。

分けます。
  1. 2017-05-07 16:14
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  3. エピキュリアン #-
  4. 編集

続きです

そして、触れておかなければならない事があります。それは中国の民主化です。天安門事件を起こした後、中国はかなり厳しい経済制裁を受けました。助け舟を出したのは日本の政治家と官僚とそのバックにいた、キッシンジャー派の米国の政治家です。彼らの奨めにより共産党幹部の子弟たちを大量に留学生として送りだし、近代国家や民主主義について学ばせようとしました。中共政府にとっても悪くない話です。経済制裁は緩くなるし、近代化はどの道しなければならない。民衆の手による近代化は自らの死を意味しますが、共産党政府の主導による近代化なら自らが生き残る道も有る。
よって、大量の留学生たちが欧米に送り出され、民主主義やら法治主義やら、先進技術から医学、経済、ありとあらゆる事を学び始めました。ところが欧米で学び民主主義に触れた留学生たちは帰国を拒否しはじめ、旧態依然の考え方しか持たない留学生のみが帰国しました。また、順調に拡大していると思われていた中国の経済は内部から様々な問題が湧きあがってきました。そして民衆の暴発を押さえるだけでも毎年毎年かなりの予算を食います。計算がずれてきてしまい共産党幹部はその子弟たちの帰国を取りやめ、米国などに帰化するよう方針を転換し始めました。最悪の事態に備える為です。いよいよ、自分たちの立場が危うくなった時に備え、亡命先を確保しようとしているのです。そして、せっせとパナマやらケイマン諸島やらにお金を送り、亡命後の資金にしようとしています。中国の国内で回るはずのお金が海外にどんどん流れていますので、中央政府がどのような経済政策をしても穴の開いたバケツのようなモノです。インフレは止まらず、外貨は底を着き、もはや軍拡とAIIBをはじめとする詐欺のような方法しか経済を維持できません。
経済も軍事も永遠には膨張を続ける事は出来ません。そう遠くない将来ぱちんと弾けて日本も巻き添えを食う可能性が高いと考えられます。
私はよもぎねこさんが以前取り挙げられていたエマニュエル・トッド氏を同じように胡散臭い学者と見ていますが、優秀な学者で有る事は間違いないようです。何といってもソ連の崩壊を予知した唯一の統計学者ですからね。そのトッドの提案に日本の核武装論が有ります。極東地区の不安定さは戦力バランスの欠如によるものだとトッド氏は指摘しているのです。
この案では朝鮮半島にも核戦力がもたらされる必要が有るので、私は反対でした。だって、それこそ基地外に刃物ですからね。ですが1~2年で北の核兵器が排除され、南がデフォルトに陥りIMFの管理下に入ってしまえば、日本は米国の提案を受け入れドイツのようにヌーク・シェアリングに参加しても良いのではと、考えるようになりました。もしくはチャイナの暴発に巻き込まれるのを避けるためには核武装しかないでは?そう考えるようになっています。
  1. 2017-05-07 16:15
  2. URL
  3. エピキュリアン #-
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よく発展途上国などで軍が国家を近代化するというのは当然のことです。
最近の国家は小さな国でも基本的には国民国家です。そういう国において全国的に組織を持ち国家を主導できる存在など軍しかありません。かかる国では軍人は国家のエリートですし一番国家の将来を憂える人々の集団になるわけです。

だから軍人が国家の近代化を強化する方向になるわけです。

しかるに支那はどうでしょうか。
まず支那という国家はまず国民主権が基本たる国民国家じゃあありません。共産党の指導のもとにある国家と言いますが何の事はない、共産党が保有する国家なのです。そして人民解放軍はその歴史を見れば分かる通り中華人民共和国よりも古い軍隊です。人民解放軍は党の軍隊であり党の政策を実行するためにあるのです。

国家は党の指導を受けて軍隊を運営するという立場です。軍人たちの忠誠は国家には向かわず党に向かうということになります。だから彼らが国家の近代化に向かうはずもないのです。

ロシアは基本的にはロマノフ王朝の家産国家でしたが共産党はロマノフ王朝を滅ぼし軍を含む国家を乗っ取ったという形です。そしてロマノフ王朝に付いた連中を鎮圧した後も、もともとの国家の軍隊として残りました。だから党は軍に対して強い政治指導をしなくてはいけませんでした。さもなければ軍に刃向かわれるからです。

社会主義国は政府の、つまりは党の意思を国民に強制することが基本ですから、公安や秘密警察を持ち、国家の政策を対外的に実行するために軍を持つわけです。そこには国家の近代化というインセンティブがありません。だからエリート軍人は国家や国民のことなど二の次になるわけです。それでも国家の軍隊という性格があるロシア軍はゴルバチョフに対するクーデターに反発してエリツィンにに同調しましたが、天安門事件では党の軍隊たる人民解放軍は学生を戦車で潰したわけです。

そういう連中が党からお前ら自由に金儲けやってよろしいと言われたらどうするか、国民のことなんかどうでもいいんだからアコギな金儲けに走るに決まってます。だから人民解放軍が養毛剤を作って詐欺的な銭儲けをやる何ってことをするわけです。

そして支那共産党は一枚岩の組織じゃあありません。出身地別でかつての軍閥のようになってる。これが異民族の独立はともかく中央集権のまま地方軍閥化しなかったロシア軍との差です。

社会主義国は党と軍と秘密警察の3つの組織が死闘を繰り広げるようになるというのが定理のようです。これをp社会主義国の三権分立だと言った人がいますが、こういう国体ですから軍人が国家まともに近代化するというのはありえないのです。

まず社会主義国は国民国家じゃあないということ、社会主義国の軍隊は社会主義という国体護持のために存在し国民のための存在じゃないのだということが理解のキモでしょう。

  1. 2017-05-07 19:55
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: 後ろの庭

> 今朝の産経新聞によると、中国公船が8日連続で尖閣諸島周辺に現れているそうです。
> みんなの目が半島に向いているときに、中国漁民が尖閣に上陸してきたら、如何しましよう? 即刻排除できるかな。心配になってきました。考えておかなければならないのでは・・・。

 ルトワックは尖閣に武装人員を駐在させておくべきと言います。

 ワタシも早く自衛隊員か海上保安官を常駐させるべきだと思います。

 勿論、自衛隊員上陸などと言う事をすれば、中国が狂乱するでしょう。
 その狂乱が面倒で今まで常駐を避けて来たのですが、しかし今後もし中国側が上陸などと言う事態になればもっと面倒です。

 だから日本側が人員常駐を考えるべきでしょう。
  1. 2017-05-07 21:09
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  3. よもぎねこ #-
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Re: ルトワックとトッドの提案

> 先日よもぎねこさんが紹介されていた『戦争にチャンスを与えよ』の著者エドワード・ルトワックの著書に『中国4.0』『自滅する中国』が有ります。その両著によれば中国は段階的に発展して来て、その経済力や国力を背景にその外交方針を変えてきたと有ります。
> よもぎねこさんが以前”孫文考”で指摘されていたように彼らには民主主義は理解できていません。それどころか、ヨーロッパのように列強が並び立つ歴史が無かったため、お互いの国に対して尊敬の念を擁いたり配慮に心を配る等という芸当は出来ません。中華式の朝具外交の経験しかないのです。
> よって今回のような、耳を疑う不思議な発言が飛び出してきたりもします。また、トランプ大統領の皮肉も何処まで通じているのか疑わしい限りです。
> つまり、いくら経済力が巨大になろうとも中華の歴史しか待たない彼らには、ギリシャやローマの時代より延々と外交戦略を練り上げてきた欧米諸国のようなソフィスケィティドな外交は理解できないし、外交の常識すらも疑わしいわけです。
> 私は以前チャイナの事を、全てを食い尽くしてしまうまで膨張を続ける伝説の怪物”トン”に例えましたが、ルトワックは中国と云う国は遅れてエレベーターに乗り込んできた太った男だと例えています。しかもその男は毎年7%づつ成長している。エレベーターに乗り合わせている周りの人間にとってはこの上なく迷惑な存在です。しかも、この男には常識が無いのか?無遠慮な行動が目立ち、黙って見ている訳にはいかなくなってきています。
> そして、やたらに巨大な存在ですので周りの国々で協力して封じ込めてしまうしかありません。
> さて、このはた迷惑な太った中華をどうするか?ルトワックの言うように封じ込めをする為には半島側とロシア側が開いたままです。しかも、中国は先が読める国ですので、一路一帯構想を掲げて西にその触手を伸ばし始めています。
>
> 分けます。

 中国は膨大な人口とその人口の限りない欲望とで、膨張を止められないのでしょう。

 だから中国の膨張を抑えるには、近隣諸国が団結して封じ込め政策を取るしかありません。
  1. 2017-05-07 21:11
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 続きです

> そして、触れておかなければならない事があります。それは中国の民主化です。天安門事件を起こした後、中国はかなり厳しい経済制裁を受けました。助け舟を出したのは日本の政治家と官僚とそのバックにいた、キッシンジャー派の米国の政治家です。彼らの奨めにより共産党幹部の子弟たちを大量に留学生として送りだし、近代国家や民主主義について学ばせようとしました。中共政府にとっても悪くない話です。経済制裁は緩くなるし、近代化はどの道しなければならない。民衆の手による近代化は自らの死を意味しますが、共産党政府の主導による近代化なら自らが生き残る道も有る。
> よって、大量の留学生たちが欧米に送り出され、民主主義やら法治主義やら、先進技術から医学、経済、ありとあらゆる事を学び始めました。ところが欧米で学び民主主義に触れた留学生たちは帰国を拒否しはじめ、旧態依然の考え方しか持たない留学生のみが帰国しました。また、順調に拡大していると思われていた中国の経済は内部から様々な問題が湧きあがってきました。そして民衆の暴発を押さえるだけでも毎年毎年かなりの予算を食います。計算がずれてきてしまい共産党幹部はその子弟たちの帰国を取りやめ、米国などに帰化するよう方針を転換し始めました。最悪の事態に備える為です。いよいよ、自分たちの立場が危うくなった時に備え、亡命先を確保しようとしているのです。そして、せっせとパナマやらケイマン諸島やらにお金を送り、亡命後の資金にしようとしています。中国の国内で回るはずのお金が海外にどんどん流れていますので、中央政府がどのような経済政策をしても穴の開いたバケツのようなモノです。インフレは止まらず、外貨は底を着き、もはや軍拡とAIIBをはじめとする詐欺のような方法しか経済を維持できません。
> 経済も軍事も永遠には膨張を続ける事は出来ません。そう遠くない将来ぱちんと弾けて日本も巻き添えを食う可能性が高いと考えられます。

 中国はこのまま自身のコントロール不能になって膨張を続けるのでは?
 
 中国には都市戸籍と農民戸籍など、近代国家ではあり得ない差別的な構造があり、こうした都市の住民は貧民と雖もこうした構造の恩恵を得ています。

 それを考えると民主化は不可能だと思います。
 だからもうこのまま破滅するまで突っ走るしかないのでしょう。

> 私はよもぎねこさんが以前取り挙げられていたエマニュエル・トッド氏を同じように胡散臭い学者と見ていますが、優秀な学者で有る事は間違いないようです。何といってもソ連の崩壊を予知した唯一の統計学者ですからね。そのトッドの提案に日本の核武装論が有ります。極東地区の不安定さは戦力バランスの欠如によるものだとトッド氏は指摘しているのです。
> この案では朝鮮半島にも核戦力がもたらされる必要が有るので、私は反対でした。だって、それこそ基地外に刃物ですからね。ですが1~2年で北の核兵器が排除され、南がデフォルトに陥りIMFの管理下に入ってしまえば、日本は米国の提案を受け入れドイツのようにヌーク・シェアリングに参加しても良いのではと、考えるようになりました。もしくはチャイナの暴発に巻き込まれるのを避けるためには核武装しかないでは?そう考えるようになっています。

 ワタシも日本は核武装するべきだと思います。
 安倍総理は巡航ミサイルの配備を考えているのだそうですが、その後は核兵器では?
  1. 2017-05-07 21:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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法治主義とは正反対の属人主義

昔、仕事でよく中国へ行っていたことがあるんですが、中国の会社を見学したり、中国人のお偉いさんと話したりしたことは、今でも覚えています。
中国の会社でよくあるのが、とても厳しい就業規則を作って従業員に守らせていて、日本人の見学者には「どうです?我が社の社員は、こんなに規律正しいんですよ。」と言うくせに、そう言っている上司が、全くその規則を守っていないことですね。

私が「いいんですか?みんな見てますけど。」と言うと、決まって返ってくるのは「大丈夫ですよ。ここで私に意見できる者なんていませんから。」という返事です。
日本人の感覚では「ルールというのは身分の上下に関係なく守るもの」「下の者にルールを守らせたければ、まずは上の者が率先してルールを守るべし」と思うわけですが、中国人の感覚では「ルールを守らなくてよい俺は、それだけ偉いんだ。エッヘン。」なんですよね。

中国人とビジネスしたことがある人なら経験があると思いますが、担当者が代われば、やり方も基準も全て変わります。明文化された規則や基準なんて、有って無いようなものです。
おそらく会社でも政府でも軍隊でも、中国人が作る集団というのは、全てそんな感じなんだろうと思います。発想が法治主義とは真逆で、属人的なんですよね。
  1. 2017-05-07 21:29
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: タイトルなし

> よく発展途上国などで軍が国家を近代化するというのは当然のことです。
> 最近の国家は小さな国でも基本的には国民国家です。そういう国において全国的に組織を持ち国家を主導できる存在など軍しかありません。かかる国では軍人は国家のエリートですし一番国家の将来を憂える人々の集団になるわけです。
>
> だから軍人が国家の近代化を強化する方向になるわけです。
>
> しかるに支那はどうでしょうか。
> まず支那という国家はまず国民主権が基本たる国民国家じゃあありません。共産党の指導のもとにある国家と言いますが何の事はない、共産党が保有する国家なのです。そして人民解放軍はその歴史を見れば分かる通り中華人民共和国よりも古い軍隊です。人民解放軍は党の軍隊であり党の政策を実行するためにあるのです。
>
> 国家は党の指導を受けて軍隊を運営するという立場です。軍人たちの忠誠は国家には向かわず党に向かうということになります。だから彼らが国家の近代化に向かうはずもないのです。
>
> ロシアは基本的にはロマノフ王朝の家産国家でしたが共産党はロマノフ王朝を滅ぼし軍を含む国家を乗っ取ったという形です。そしてロマノフ王朝に付いた連中を鎮圧した後も、もともとの国家の軍隊として残りました。だから党は軍に対して強い政治指導をしなくてはいけませんでした。さもなければ軍に刃向かわれるからです。
>
> 社会主義国は政府の、つまりは党の意思を国民に強制することが基本ですから、公安や秘密警察を持ち、国家の政策を対外的に実行するために軍を持つわけです。そこには国家の近代化というインセンティブがありません。だからエリート軍人は国家や国民のことなど二の次になるわけです。それでも国家の軍隊という性格があるロシア軍はゴルバチョフに対するクーデターに反発してエリツィンにに同調しましたが、天安門事件では党の軍隊たる人民解放軍は学生を戦車で潰したわけです。
>
> そういう連中が党からお前ら自由に金儲けやってよろしいと言われたらどうするか、国民のことなんかどうでもいいんだからアコギな金儲けに走るに決まってます。だから人民解放軍が養毛剤を作って詐欺的な銭儲けをやる何ってことをするわけです。
>
> そして支那共産党は一枚岩の組織じゃあありません。出身地別でかつての軍閥のようになってる。これが異民族の独立はともかく中央集権のまま地方軍閥化しなかったロシア軍との差です。
>
> 社会主義国は党と軍と秘密警察の3つの組織が死闘を繰り広げるようになるというのが定理のようです。これをp社会主義国の三権分立だと言った人がいますが、こういう国体ですから軍人が国家まともに近代化するというのはありえないのです。
>
> まず社会主義国は国民国家じゃあないということ、社会主義国の軍隊は社会主義という国体護持のために存在し国民のための存在じゃないのだということが理解のキモでしょう。

 そうですね。
 
 元々中国は孫文が民主主義を理解できなかったぐらいで、近代化とは相性が悪かったのでしょう。

 だから社会主義と言う形で古代国家を再現したのだと思います。 このような状況では軍隊も国家を守る軍隊になどなれないのでしょう。

 ソ連や東欧と、中国や朝鮮は元々のレベルも違い過ぎるし、その目指す所も根源的に違ったのだと思います。
  1. 2017-05-07 21:45
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 法治主義とは正反対の属人主義

> 昔、仕事でよく中国へ行っていたことがあるんですが、中国の会社を見学したり、中国人のお偉いさんと話したりしたことは、今でも覚えています。
> 中国の会社でよくあるのが、とても厳しい就業規則を作って従業員に守らせていて、日本人の見学者には「どうです?我が社の社員は、こんなに規律正しいんですよ。」と言うくせに、そう言っている上司が、全くその規則を守っていないことですね。
>
> 私が「いいんですか?みんな見てますけど。」と言うと、決まって返ってくるのは「大丈夫ですよ。ここで私に意見できる者なんていませんから。」という返事です。
> 日本人の感覚では「ルールというのは身分の上下に関係なく守るもの」「下の者にルールを守らせたければ、まずは上の者が率先してルールを守るべし」と思うわけですが、中国人の感覚では「ルールを守らなくてよい俺は、それだけ偉いんだ。エッヘン。」なんですよね。

 なるほどね。 これこそ当に人治主義なのでしょうね。

 そして法の支配ではなく、法による支配そのモノなのでしょうね。

 こうした支配権を手に入れた人間は、絶対にこれを手放せなくなるのでしょう。
>
> 中国人とビジネスしたことがある人なら経験があると思いますが、担当者が代われば、やり方も基準も全て変わります。明文化された規則や基準なんて、有って無いようなものです。
> おそらく会社でも政府でも軍隊でも、中国人が作る集団というのは、全てそんな感じなんだろうと思います。発想が法治主義とは真逆で、属人的なんですよね。
  1. 2017-05-07 21:48
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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朝から不愉快なNews

livedoorNewsの主要ニュースに「自衛官母 安全なら会社員派遣を」の見出しが躍る。
何この異臭は!と確信を持ちながらクリックすると、案の定
:「朝日新聞デジタル」――「自衛隊の街」の北海道千歳市で、しかも自衛官の母なのに安全保障関連法に反対の声をあげたのはなぜですか。・・・

写真見ると、子供を危険な自衛隊に入隊させなくても良い様なインテリジェンスな母親と新築の様で窓の外に樹木、立派でカネのかかった住まいの居間の佇まい。
どっかで捕虜に成った三馬鹿トリオも立派な家と居間と家族の佇まいにアップルのパソコンでブログとか。そんな余裕と生活偏差値が在るなら警官とか自衛隊とか子供を入隊させなければいいだろ。
何で、この人達は金持ちそうなのだろうと何時も思う。
この様なソシオパスも元気に声をあげられる日本政府現政権を応援する。
  1. 2017-05-08 09:23
  2. URL
  3. トラウマ #RWLNmTs6
  4. 編集

Re: 朝から不愉快なNews

> livedoorNewsの主要ニュースに「自衛官母 安全なら会社員派遣を」の見出しが躍る。
> 何この異臭は!と確信を持ちながらクリックすると、案の定
> :「朝日新聞デジタル」――「自衛隊の街」の北海道千歳市で、しかも自衛官の母なのに安全保障関連法に反対の声をあげたのはなぜですか。・・・
>
> 写真見ると、子供を危険な自衛隊に入隊させなくても良い様なインテリジェンスな母親と新築の様で窓の外に樹木、立派でカネのかかった住まいの居間の佇まい。
> どっかで捕虜に成った三馬鹿トリオも立派な家と居間と家族の佇まいにアップルのパソコンでブログとか。そんな余裕と生活偏差値が在るなら警官とか自衛隊とか子供を入隊させなければいいだろ。
> 何で、この人達は金持ちそうなのだろうと何時も思う。
> この様なソシオパスも元気に声をあげられる日本政府現政権を応援する。

 息子はこんな母親がイヤで自衛隊に入ったのかも?
 自衛隊に入れば兵舎暮らしですから、家を出ても母親が押し掛けてくる事はありません。

 
  1. 2017-05-08 12:10
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

儒教国

いつも楽しく拝読しております。
たまたま兵頭二十八さんの近著『日本の武器で滅びる中華人民共和国』を読んだところでした。支那人は儒教発想なので、人間関係は上下しかないというのと、無宗教でお金が全てに優先という人たち、というのがとても説得的でした。で、核武装しなくても中国共産党は簡単に滅ぼせる、ということでした。ただ、どうなるにしても金だけが全てという人たちがどっと世界中で増殖していくのかと思うとうんざりしますね。
  1. 2017-05-08 14:16
  2. URL
  3. ナニワの激オコおばちゃん #QcUMzNkg
  4. 編集

Re: 儒教国

> いつも楽しく拝読しております。
> たまたま兵頭二十八さんの近著『日本の武器で滅びる中華人民共和国』を読んだところでした。支那人は儒教発想なので、人間関係は上下しかないというのと、無宗教でお金が全てに優先という人たち、というのがとても説得的でした。で、核武装しなくても中国共産党は簡単に滅ぼせる、ということでした。ただ、どうなるにしても金だけが全てという人たちがどっと世界中で増殖していくのかと思うとうんざりしますね。

 ワタシも中国はインチキ兵器は色々揃えるけれど、使わないうちに自滅するのでは?と思います。

 だから後20年何んとか戦争が出来ないように封じ込めるべきでしょう。
  1. 2017-05-08 20:01
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

支那に国民国家が出来るためには

昔、台湾の李登輝 元総統が著書で「中国はいくつかの国に分かれたほうがよい」と書いて、中国政府がファビョったことがありました。でも実際、支那が近代化するためには、少数民族が独立するだけでなく、漢族もいくつかの国に分かれるしかないと思います。

同じ華人(漢族)国家の中国とシンガポールを比較して、なぜシンガポールは近代化できたのかを考えると「都市国家で小さな利権しかなかったから」だと思うんですよね。
シンガポールのような国で汚職して、ちょっとくらい蓄財しても、バレた時に受ける罰が厳しければ、普通の人は「割に合わない」と考えて汚職をしなくなるでしょう。
中国の場合、これまで何人も汚職役人を見せしめ的に死刑にしてきたのに、いっこうに汚職がなくなりません。それほど利権が大きいのと、ほとんどの場合は逃げ切れるからでしょう。

そもそも同じ「漢族」といっても、北と南では言語も文化も違っていました。今でも南の人たちは、北京語と現地語(上海語・福建語・広東語など)のバイリンガルです。
中国の「七大軍区」「五大戦区」について検索したら、こんなブログ記事を見つけました。私もこの人の意見に賛成です。

シナの“内戦”による崩壊は近いのか・・・:じんじんのブログ
http://primouomo0618.ti-da.net/e5712035.html
>軍閥の体質はそのまま人民解放軍に残っているから、あのときもそうだったように大軍区同士が領土争いを始める。すなわち内戦である。
>最終的には中華人民共和国が崩壊して、中華民国連邦になると私は推測している。
>その際に、どの大軍区が一番強力な発言権をもってイニシアチブを握るか。これをめぐっての争いもあるだろう。
>共産党がなくなってしまえば、困ったことに国内をコントロールする力はどこにも存在しないのだ。
  1. 2017-05-08 22:26
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

中国はアメリカの軍の人事にさえ口出しするのだから、当然日本のいろんな部門の人事にもたぶん口出ししているのだろうなというのが想像されます。

それでふと思ったのは、麻生元総理の時代民主党が参院の過半数を取ったときの日銀人事のこと。

武藤さんで決まりだったはずなのに、総裁空白期間を作ってまで民主党特に小沢があれほど白川を総裁にさせたかったのは一体どうのような目的だったのか?

あの白川のおかげで日本経済は70円台という史上まれなる円高で、塗炭の苦しみを経験しました。

あの無理筋な人事に、もしかしたら中国の意思が働いていたのかも、とこのニュースを聞いていろいろ妄想が働きます。

  1. 2017-05-09 03:17
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  3. くろねこ #-
  4. 編集

Re: 支那に国民国家が出来るためには

> 昔、台湾の李登輝 元総統が著書で「中国はいくつかの国に分かれたほうがよい」と書いて、中国政府がファビョったことがありました。でも実際、支那が近代化するためには、少数民族が独立するだけでなく、漢族もいくつかの国に分かれるしかないと思います。

 ワタシもそう思います。

> 同じ華人(漢族)国家の中国とシンガポールを比較して、なぜシンガポールは近代化できたのかを考えると「都市国家で小さな利権しかなかったから」だと思うんですよね。
> シンガポールのような国で汚職して、ちょっとくらい蓄財しても、バレた時に受ける罰が厳しければ、普通の人は「割に合わない」と考えて汚職をしなくなるでしょう。
> 中国の場合、これまで何人も汚職役人を見せしめ的に死刑にしてきたのに、いっこうに汚職がなくなりません。それほど利権が大きいのと、ほとんどの場合は逃げ切れるからでしょう。

 シンガポールが本当の意味で近代国家と言えるかは別として、中国が今のままでは近代化は無理でしょう。

> そもそも同じ「漢族」といっても、北と南では言語も文化も違っていました。今でも南の人たちは、北京語と現地語(上海語・福建語・広東語など)のバイリンガルです。
> 中国の「七大軍区」「五大戦区」について検索したら、こんなブログ記事を見つけました。私もこの人の意見に賛成です。
>
> シナの“内戦”による崩壊は近いのか・・・:じんじんのブログ
> http://primouomo0618.ti-da.net/e5712035.html
> >軍閥の体質はそのまま人民解放軍に残っているから、あのときもそうだったように大軍区同士が領土争いを始める。すなわち内戦である。
> >最終的には中華人民共和国が崩壊して、中華民国連邦になると私は推測している。
> >その際に、どの大軍区が一番強力な発言権をもってイニシアチブを握るか。これをめぐっての争いもあるだろう。
> >共産党がなくなってしまえば、困ったことに国内をコントロールする力はどこにも存在しないのだ。

 ソ連崩壊後もソ連内の内戦が心配されました。
 大量の核兵器と原発を抱えて国の内戦と言うのは、他国にとっても非常に怖いのですが、しかし中国はホントに内戦になるかもしれませんね。
  1. 2017-05-09 09:15
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 中国はアメリカの軍の人事にさえ口出しするのだから、当然日本のいろんな部門の人事にもたぶん口出ししているのだろうなというのが想像されます。
>
> それでふと思ったのは、麻生元総理の時代民主党が参院の過半数を取ったときの日銀人事のこと。
>
> 武藤さんで決まりだったはずなのに、総裁空白期間を作ってまで民主党特に小沢があれほど白川を総裁にさせたかったのは一体どうのような目的だったのか?
>
> あの白川のおかげで日本経済は70円台という史上まれなる円高で、塗炭の苦しみを経験しました。
>
> あの無理筋な人事に、もしかしたら中国の意思が働いていたのかも、とこのニュースを聞いていろいろ妄想が働きます。

 そうですね。
 こういう口出しは今でやっているのかもしれません。

 それでなくても日本に官庁には中国の手が随分入っているみたいですし。
  1. 2017-05-09 09:17
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  3. よもぎねこ #-
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