2017-05-03 10:28

戦争の効用 ルトワック

 エドワード・ルトワックの「戦争にチャンスを与えよ」を読みました。
 この本はルトワックの有名な論文「戦争にチャンスを与えよ」を中心に戦略論から見た日本への提言など、色々と興味深い話しが掲載されています。

 本の題名にもなった「戦争にチャンスを与えよ」ですが、これ日本語的には奇妙な言い回しですが、英語の題名「Give war a chance」をそのまま訳したものです。

 で、中身から言えば「戦争の効用を認めよ」と言う事でしょう。

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 戦争と言うのは大変忌まわしい物、恐ろしい物、だから戦争は何としても止めなければならない。

 現在の国際社会の建て前や、或いは先進国一般世論は戦争をこのように認識しています。

 だから戦争が起きると直ぐに国連や英米仏などが介入して、とにかく戦争を止めます。

 また幾多のNGOが戦争難民の支援に出てきます。

 しかしルトワックに言わせると、このような形で外部の人間が戦争を無理矢理止めさせせて、更にNGOが難民を助けるような事をすると、それは結局戦争を長引かせて、結果的には被害を拡大すると言うのです。

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 もし外部の国々や機関が余計な介入をしなければ、当時車同志は戦争をするけれど、しかしやるだけやって勝負が着けば、それで戦争は終わる。

 勝った方が満足するのは勿論だけれど、負けた方も負けを受け入れるしかないので、負けた事を認めた戦後復興へと進み始める。

 ところが外部の力で、無理矢理戦争を止められると、双方憎しみを抱いたまま、睨み合いを続ける形になり、戦争状態の凍結になってしまい戦後復興へは進めくなる。

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 またこうして力ずくで休戦を強いられている間に、双方が消耗した兵力や武器を補給し、戦闘態勢を更に強化して、次の衝突を激化させるような事にさへなる。

 ここでNGOが難民キャンプを用意すると、その難民キャンプが戦闘員の補給処の役割を持ってしまい、夜な夜な難民キャンプからゲリラが出撃していく事まで起きてしまう。

 更にパレスチナの難民キャンプのように、難民キャンプの生活れるがそれ以前の生活水準を上回るような設営になっていると、難民はもうそこから出て行かない。

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 そこで難民達は二世代、三世代と無為徒食の難民生活を続けて、永遠に帰れぬ故郷を夢見続ける事になる。

 こうした難民キャンプにイスラム過激派が入り込むのは当然の帰結だ。 そこで無為徒食している若者達が過激派にリクルートされてゲリラ戦を始める。

 これでは戦争が終わるわけはない。
 
 もしこんな難民キャンプを造らなければ、難民はさっさと生活できる地域へ移動して新しい生活を始める。
 そうすればもう二度と戦争には関わらなくなるだろうに。

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 戦争には戦争の役割がある。
 それは戦う者同士を疲弊させて、戦う意欲を喪わせる事だ。

 戦争をやり尽くし疲弊し尽くせば、人々を戦争へと駆り立てた憎悪も欲望も消滅する。
 
 これこそが戦争の役割であり効用なのだ。

 しかし現在の国連や他国の介入と言う方法での戦争の停止は、取りあえず戦争を止める事はできるが、その原因である憎悪や欲望は取り除けないので、結果としてこうした停戦が戦争を慢性化させて事態を拗らせる事にしかならない。

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 大体こんな話です。

 ルトワックがこの事例として挙げているのは、旧ユーゴ紛争やパレスチナ紛争です。

 ワタシはこれらの紛争の詳細は知らないので、この論文を読んでもルトワックの説が正しいかどうかは判定できません。

 しかし細かい事実の検証はできなくても、他の歴史的な戦争の事例から思い当たる話しもないではありません。

 少なくとも戦争をやり尽くす事で憎悪が、解消されると言うのはその通りだと思います。

198

 けれどもこの論文について一番驚いた、或いは感動したと言うべきなのは、ルトワックがこのように戦争と言う物を、真正面から捕えて、肯定的に評価している事です。

 ワタシは戦後世代で、ベトナム反戦運動が盛り上がった頃に思春期を迎えて、反戦歌や反戦運動の渦巻く時代に青春を過ごしました。

 だから戦争は勿論、戦争をすると言う事で軍隊は悪、さらに軍隊を持つから国家も悪と言う価値観で育ちました。

 しかし現実に戦争と言うのはあるのです。

 人類は石器時代から戦争をしてきたのです。
 
 そして歴史を学べば明らかですが、我々の世代が絶対神聖な制度と崇める民主主義など、当に全て国民が戦争をするための制度なのです。

212

 勿論戦争は古代から悲惨で、その惨禍を嘆き戦争に反対する意見も古代からありました。

 しかしそれでも人類は戦争を止める事は出来ませんでした。

 だったら忌まわしくても、恐ろしくても、どんなに悲惨でも、戦争と言う物は現実に人類と共に常にある物、人類にとって一定の役割を持つ物と考えた上で、それをコントロールする方法を考えるべきではありませんか?
 
 少なくとも本当の意味で戦争の惨禍を減らしたいなら、「嫌だ」「怖い」、「だからとにかく力ずくで止める。」事だけに固執し続けるだけなく、その結果を考えてみるべきではありませんか?

222

 ワタシはこれで思い出したのはマキャベリです。 彼は「君主論」などの自著で、当時のキリスト教道徳に反する、現在の日本の一般道徳から言っても受け入れられないような事を沢山書いてます。

 そのマキャベリは「近代政治学の祖」と言う事になっています。

 不道徳な話を沢山書いた人が何で「近代政治学の祖)かと言えば、それは現実の政治は道徳だけではできないからです。 彼はその現実を率直に書いたのです。

 それは一見不道徳の薦めみたいにも思われるのですが、しかしそれをしなければ政治の現実を考える事はできないのです。

 だからルトワックの論文も同様で、ルトワックの論文が全部正しいかどうかは別として、戦争と言う物が現実にこの世にある以上、これを正面から見て行こうと言う態度は絶対に必要でしょう。

 これを見ない限り、戦争をする人類と言う現実の中で、生き延びる事も、また本当の意味で戦争の惨禍を防ぐ事もできないでしょう。

230

 因みにワタシは日本の大学は、絶対に軍事学を教えるべきだと思います。 
 
 少なくとも人文科学を学び高級官僚など国家のエリートを志す人達は絶対に学ぶべきだと思います。
 また学者として歴史や政治を専攻する人にも必須だと思います。

 だって現実に戦争はこの世にあるのです。
 そしてそれは実際に起きたら大変な厄災なのです。

 だったらそれがどういうモノか、また軍事とはどのようなメカニズムで動くかを学ばない限り、それに対する対応法を考える事はできないではありませんか?

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 今の日本のパヨク学者達の姿勢、つまり「戦争は悪い事だ、だから戦争に関する学問は絶対拒否する」と言う姿勢は、「病気は忌まわしい事だから、病気について学ぶ事は絶対に拒否する」のと同じです。

 こんなのは完全に知性の放棄ではありませんか?

 怖いから、悪い事だから、絶対に学ぶ事を拒否すると言うのは、学問を仕事にする人の取るべき姿勢ではないでしょう?
  1. 古本
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  3. CM(27)

コメント

明瞭な国家対国家の戦争ならルトワックの理論も成立するでしょうが、現代人を悩ませる転移する癌細胞の様に拡散するテロの脅威には適用できないと思います。(国家モドキの状態のISは潰せるでしょうが)
この状況に対処する為には世界各国からの情報収集が大事になってきます。
だから、テロ防止関連諸条約(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/terro/kyoryoku_04.html)の発効とその為のテロ等準備罪の成立は急務と思われます。
  1. 2017-05-03 14:48
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  3. taigen #-
  4. 編集

昨日日本から取り寄せたものが配達され読み始めたところです。
英語タイトル「Give war a chance」は、ジョンレノンの「Give peace a chance」をもじったのでしょう。「平和を我等に」という邦題がつけられました。当時の欧米そしてわが国のヴィエトナム反戦運動でよく歌われたものです。

この邦題をそのままもじれば、ルトワックの本は「戦争を我等に」となりますが、それは本意ではなく、戦争を現実的に考えよう、ということでしょうか。つまりイロニーとして、平和を夢想するのではなく戦争があるという現実を踏まえた上で平和を思考しようということでしょうか?まずは読んでみます。

だいたい「平和」という概念に対する認識がわが国語にしてすでにお花畑です。シナ語では「和平」とひっくり返して使用しますが、この言葉は、「敵をあまねく平らげた結果世の中が落ち着いた状態」を示すものです。つまり「和平」は戦争を前提としているのです。これすなわち武力に勝るものが劣るものを抑え込んでいる状態のことですから、それゆえシナは軍拡に邁進するのです。つまりそれは彼らなりの「平和」を志向しているのです。シナの圧倒的武力に抑え込まれた平和なぞ悪夢以外の何物でもありません。「平和外交」という名の投降宥和外交政策がいかにふざけたものか、シナの軍事力拡大に拠りやっとわが国人にも認識出来るようになって喜ばしい(?)ことではありますね。
  1. 2017-05-03 17:42
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  3. 丸山光三 #RV4ga44k
  4. 編集

戦争を否定するだけでは

安易な反戦論で、戦争を否定するだけで、戦争を研究することをしない。
これでは戦争はなくならないですネ。
現実論者から見た、空想的理想主義への批判だと感じます。

>戦争をやり尽くす事で憎悪が、解消される
戦争に負けたのだからやむを得ない、戦争によって解決される問題もある、
戦争の終わり方によっては、次の大きな戦争につながる、
よくわかります。

近代の戦争(総力戦)を振り返ると、いろいろ戦争の効果❓があります。
残念ながら冷徹な事実ですネ。
・男不足になり、銃後の女性が社会進出を果たすことになった、
・黒人が戦争で活躍し、能力が白人と変わらないことを示した、
・植民地が力を持ち、独立につながった、
・莫大な戦費のための資産税で、貴族が没落し、社会の階級が瓦解した、
・兵士の世界では、出身階級は全く力を持たなかった(効用ではないが)、
  1. 2017-05-03 19:55
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  3. 道草人 #-
  4. 編集

不勉強ゆえ教えて頂く事ばかりですが

おっしゃる通りだと思います。
病気のメカニズムを知ろうともせず、只ひたすら忌み嫌うばかりで何ら解決策も示さず、それでいて「自分たちは健康主義者だ」と鼻高々に自慢し医学自体を否定するようなことさえしかねない者がいたとしたら、それは呪術や迷信を飛び越えて滑稽な漫画の世界の話でしかないでしょう。
常套的に用いられる仲介も、事によれば、第三者の自分たちが絶対正しいという価値観の押し付けは、自然に解決する事さえも、こじらせているようにも思えます。
興味深い書籍のご紹介ありがとうございます。
  1. 2017-05-03 20:52
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  3. SNS初心者 #-
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Re: タイトルなし

> 明瞭な国家対国家の戦争ならルトワックの理論も成立するでしょうが、現代人を悩ませる転移する癌細胞の様に拡散するテロの脅威には適用できないと思います。(国家モドキの状態のISは潰せるでしょうが)
> この状況に対処する為には世界各国からの情報収集が大事になってきます。
> だから、テロ防止関連諸条約(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/terro/kyoryoku_04.html)の発効とその為のテロ等準備罪の成立は急務と思われます。

 テロ防止法案は早く可決して欲しいです。

 但しテロって戦争に比べたら大した問題じゃないです。 所詮治安の悪化と言うレベルですから。

 しかし問題は欧州が今後もイスラム教徒を受け入れ続けると、今後はテロから宗教戦争に移行するでしょう。
  1. 2017-05-03 21:19
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 昨日日本から取り寄せたものが配達され読み始めたところです。
> 英語タイトル「Give war a chance」は、ジョンレノンの「Give peace a chance」をもじったのでしょう。「平和を我等に」という邦題がつけられました。当時の欧米そしてわが国のヴィエトナム反戦運動でよく歌われたものです。
>
> この邦題をそのままもじれば、ルトワックの本は「戦争を我等に」となりますが、それは本意ではなく、戦争を現実的に考えよう、ということでしょうか。つまりイロニーとして、平和を夢想するのではなく戦争があるという現実を踏まえた上で平和を思考しようということでしょうか?まずは読んでみます。
>
> だいたい「平和」という概念に対する認識がわが国語にしてすでにお花畑です。シナ語では「和平」とひっくり返して使用しますが、この言葉は、「敵をあまねく平らげた結果世の中が落ち着いた状態」を示すものです。つまり「和平」は戦争を前提としているのです。これすなわち武力に勝るものが劣るものを抑え込んでいる状態のことですから、それゆえシナは軍拡に邁進するのです。つまりそれは彼らなりの「平和」を志向しているのです。シナの圧倒的武力に抑え込まれた平和なぞ悪夢以外の何物でもありません。「平和外交」という名の投降宥和外交政策がいかにふざけたものか、シナの軍事力拡大に拠りやっとわが国人にも認識出来るようになって喜ばしい(?)ことではありますね。

 なるほど中国にとっての和平とはそういうモノなのですね。

 考えてみれば中国は常に近隣の騎馬民族に圧迫されていたのに、中華思想に凝り固まっていたので、こういう発想になったのでしょうね。

 そして今もそのノリで国際社会を生きているのでしょうね。 

 中国はホントに古代のままですね。
  1. 2017-05-03 21:21
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 戦争を否定するだけでは

> 安易な反戦論で、戦争を否定するだけで、戦争を研究することをしない。
> これでは戦争はなくならないですネ。
> 現実論者から見た、空想的理想主義への批判だと感じます。

 戦争を否定するだけで戦争の現実を見ないって、理想主義と言うよりダチョウ主義なんですよね。
>
> >戦争をやり尽くす事で憎悪が、解消される
> 戦争に負けたのだからやむを得ない、戦争によって解決される問題もある、
> 戦争の終わり方によっては、次の大きな戦争につながる、
> よくわかります。
>
> 近代の戦争(総力戦)を振り返ると、いろいろ戦争の効果❓があります。
> 残念ながら冷徹な事実ですネ。
> ・男不足になり、銃後の女性が社会進出を果たすことになった、
> ・黒人が戦争で活躍し、能力が白人と変わらないことを示した、
> ・植民地が力を持ち、独立につながった、
> ・莫大な戦費のための資産税で、貴族が没落し、社会の階級が瓦解した、
> ・兵士の世界では、出身階級は全く力を持たなかった(効用ではないが)、

 因みに民主主義も戦争のお蔭でできた制度なのです。
 
 資産や才能には格差がありますが、命は全ての人に一つしかありません。
 そしてその命を国家に捧げるのが戦争です。

 これで国民の平等が保障されるのです。
  1. 2017-05-03 21:27
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 不勉強ゆえ教えて頂く事ばかりですが

> おっしゃる通りだと思います。
> 病気のメカニズムを知ろうともせず、只ひたすら忌み嫌うばかりで何ら解決策も示さず、それでいて「自分たちは健康主義者だ」と鼻高々に自慢し医学自体を否定するようなことさえしかねない者がいたとしたら、それは呪術や迷信を飛び越えて滑稽な漫画の世界の話でしかないでしょう。
> 常套的に用いられる仲介も、事によれば、第三者の自分たちが絶対正しいという価値観の押し付けは、自然に解決する事さえも、こじらせているようにも思えます。
> 興味深い書籍のご紹介ありがとうございます。

 恐縮です。
 これ結構売れているようです。

 他にもいろいろ面白い事が書いてあります。
  1. 2017-05-03 21:29
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

地政学、戦略分析の専門家さんですね

今日のところは多くを語りますまい。続きが楽しみです。
  1. 2017-05-03 23:02
  2. URL
  3. エピキュリアン #-
  4. 編集

癌の治療法や予防法を見つけるために行われたことは、人工的に癌を作りだすことでした。癌が発生する仕組みを解明するためです。
癌は嫌だからと、癌を知る努力を放棄したら、癌の治療や予防は永久にわかりません。

私は、戦争を研究し、軍事を学ぶ必要性は何かと尋ねられたら、「戦争は絶対に嫌だから」「何としても戦争を回避したいから」と答えますね。
平和を維持し、戦争を回避するには、戦争そのものを徹底的に研究することであり、過去の戦争の例には戦争回避のための重要なカギが数多く隠されているのです。
戦争を研究し、軍事を学ぶだけなら、誰も死にはしないのですから、大いに学べばいいのです。
軍事学は、それこそ人間の文化や心理にまで網羅する極めて範囲の広い分野なのですから、学んでおいて益になることはあっても、損をすることはないのです。
  1. 2017-05-03 23:35
  2. URL
  3. 名無しの権兵衛 #pwQaV27s
  4. 編集

米国が出てきて素朴な戦争の時代は過ぎた

戦争の効用については中野剛志の『富国と強兵』
にかなり詳しく論じられている。
日本の保守思想として優れた著作である。
そこでも触れられていたかと思うのだが、
フランス革命によって戦争にイデオロギーが
持ち込まれて以来、戦争のプラスの面は
著しく後退している。
とくに、フランス革命の申し子のような米国が
戦争を相手をつぶす手段に変えてしまった。

シナも別な意味で戦争を変えてしまった国だ。

米国と戦争するのは絶対に避けなければならないし、
シナと戦争するなら絶対に負けてはいけない。
  1. 2017-05-03 23:46
  2. URL
  3. ちび・むぎ・みみ・はな #-
  4. 編集

>もし外部の国々や機関が余計な介入をしなければ、当時車同志は戦争をするけれど、しかしやるだけやって勝負が着けば、それで戦争は終わる。
>勝った方が満足するのは勿論だけれど、負けた方も負けを受け入れるしかないので、負けた事を認めた戦後復興へと進み始める。
>ところが外部の力で、無理矢理戦争を止められると、双方憎しみを抱いたまま、睨み合いを続ける形になり、戦争状態の凍結になってしまい戦後復興へは進めくなる。

まさにこれが当てはまるのが朝鮮戦争ではないでしょうか。当時の国際情勢がそれを許さなかったのはわかりますが、朝鮮人同士の内輪揉めに世界中が巻き込まれたのが朝鮮戦争でした。
しかも、短足おじさん様のブログへのコメントで書きましたが、アメリカでは朝鮮戦争は「忘れられた戦争」「知られざる戦争」と呼ばれていて、学問的な検証がほとんどされていないのです。

短足おじさんの一言 韓国北朝鮮に対するアメリカの見方
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1386.html

なぜだろうと考えてみたんですが、一番の理由は単純に「決着がついていないから」でしょう。決着がついていれば、勝利した側は戦勝記念日を毎年祝うだろうし、戦後は国家予算を軍事費より民生にまわすようになるでしょう。研究者が純粋に歴史として検証することもできます。
しかし、朝鮮戦争は決着がついていないので、そのどれもできていないのです。韓国のめざましい復興は、隣に日本があったおかげでできた例外中の例外ですし。

そもそも朝鮮人同士の内輪揉めに外国が介入していなければ、あんなに犠牲者が出ることもなかったでしょう。アメリカ人だけでも3万人以上が戦死しています。
朝鮮戦争の前後に韓国がおこなったアカ狩り=自国民大虐殺が、最近まで隠蔽できていたというのも異常ですね。おそらく犠牲者数は世界史上のトップ10に入ります。
朝鮮戦争とは、南北朝鮮人も外国からの援軍も、全ての当事者が、ありとあらゆる卑怯で残虐な行為をおこなった、おぞましい戦争であったろうと想像しますが、検証がされていないんですね。

挙句の果てに、自分たちの内輪揉めに世界中を巻き込んだ朝鮮人たちは「大国のせいで分断されてしまった」などと被害者ヅラをしているわけです。
  1. 2017-05-04 00:59
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

Re: 地政学、戦略分析の専門家さんですね

> 今日のところは多くを語りますまい。続きが楽しみです。

 この本は大変短くて、しかもこの「戦争にチャンスを与えよ」と言う論文は、元が9ページ程度の物をそのまま訳したので、文字通りこれっきりなのですけどね。
 
 但し他にも対北朝鮮政策や、尖閣防衛の為のアドバイスが書かれていて面白かったです。
  1. 2017-05-04 09:07
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 癌の治療法や予防法を見つけるために行われたことは、人工的に癌を作りだすことでした。癌が発生する仕組みを解明するためです。
> 癌は嫌だからと、癌を知る努力を放棄したら、癌の治療や予防は永久にわかりません。
>
> 私は、戦争を研究し、軍事を学ぶ必要性は何かと尋ねられたら、「戦争は絶対に嫌だから」「何としても戦争を回避したいから」と答えますね。
> 平和を維持し、戦争を回避するには、戦争そのものを徹底的に研究することであり、過去の戦争の例には戦争回避のための重要なカギが数多く隠されているのです。
> 戦争を研究し、軍事を学ぶだけなら、誰も死にはしないのですから、大いに学べばいいのです。
> 軍事学は、それこそ人間の文化や心理にまで網羅する極めて範囲の広い分野なのですから、学んでおいて益になることはあっても、損をすることはないのです。

 そうなのです。
 日本の所謂平和主義者、9条教徒の「平和教育」って結局ダチョウ主義なのです。 つまりイヤだから見ない、考えない、そして過去の戦争の惨禍だけを言っている。

 それでは今後の戦争に対応できるわけもないのし、まして戦争を避ける方法など考えられないのです。
  1. 2017-05-04 09:09
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 米国が出てきて素朴な戦争の時代は過ぎた

> 戦争の効用については中野剛志の『富国と強兵』
> にかなり詳しく論じられている。
> 日本の保守思想として優れた著作である。
> そこでも触れられていたかと思うのだが、
> フランス革命によって戦争にイデオロギーが
> 持ち込まれて以来、戦争のプラスの面は
> 著しく後退している。
> とくに、フランス革命の申し子のような米国が
> 戦争を相手をつぶす手段に変えてしまった。
>
> シナも別な意味で戦争を変えてしまった国だ。
>
> 米国と戦争するのは絶対に避けなければならないし、
> シナと戦争するなら絶対に負けてはいけない。

 中野剛志さんは優秀な方だと思いますが、戦争にイデオロギーが持ち込まれたのは宗教戦争などフランス革命以前からあります。
 
 そしてシナの戦争は古代そのままの感覚でしょう。
 だって古代そのまま、それどころか春秋戦国時代の方が今より洗練されているとしか思えない国ですから。
  1. 2017-05-04 09:12
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >もし外部の国々や機関が余計な介入をしなければ、当時車同志は戦争をするけれど、しかしやるだけやって勝負が着けば、それで戦争は終わる。
> >勝った方が満足するのは勿論だけれど、負けた方も負けを受け入れるしかないので、負けた事を認めた戦後復興へと進み始める。
> >ところが外部の力で、無理矢理戦争を止められると、双方憎しみを抱いたまま、睨み合いを続ける形になり、戦争状態の凍結になってしまい戦後復興へは進めくなる。
>
> まさにこれが当てはまるのが朝鮮戦争ではないでしょうか。当時の国際情勢がそれを許さなかったのはわかりますが、朝鮮人同士の内輪揉めに世界中が巻き込まれたのが朝鮮戦争でした。
> しかも、短足おじさん様のブログへのコメントで書きましたが、アメリカでは朝鮮戦争は「忘れられた戦争」「知られざる戦争」と呼ばれていて、学問的な検証がほとんどされていないのです。
>
> 短足おじさんの一言 韓国北朝鮮に対するアメリカの見方
> http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1386.html
>
> なぜだろうと考えてみたんですが、一番の理由は単純に「決着がついていないから」でしょう。決着がついていれば、勝利した側は戦勝記念日を毎年祝うだろうし、戦後は国家予算を軍事費より民生にまわすようになるでしょう。研究者が純粋に歴史として検証することもできます。
> しかし、朝鮮戦争は決着がついていないので、そのどれもできていないのです。韓国のめざましい復興は、隣に日本があったおかげでできた例外中の例外ですし。
>
> そもそも朝鮮人同士の内輪揉めに外国が介入していなければ、あんなに犠牲者が出ることもなかったでしょう。アメリカ人だけでも3万人以上が戦死しています。
> 朝鮮戦争の前後に韓国がおこなったアカ狩り=自国民大虐殺が、最近まで隠蔽できていたというのも異常ですね。おそらく犠牲者数は世界史上のトップ10に入ります。
> 朝鮮戦争とは、南北朝鮮人も外国からの援軍も、全ての当事者が、ありとあらゆる卑怯で残虐な行為をおこなった、おぞましい戦争であったろうと想像しますが、検証がされていないんですね。
>
> 挙句の果てに、自分たちの内輪揉めに世界中を巻き込んだ朝鮮人たちは「大国のせいで分断されてしまった」などと被害者ヅラをしているわけです。

 ルトワックによれば冷戦時代の代理戦争つまり大国の介入は、核兵器を持った米ソが戦争を避ける為と言う意味があったと言います。

 自分達で決着せずに、但し介入を招いたのは朝鮮側なのですけどね。
  1. 2017-05-04 09:14
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

和平、Peace

いつも楽しみに拝読しております。読者の方々のレベルも高く驚嘆させられること頻りです。
たまたま今日読んだ、宮崎正弘さんのブログ(メルマガ)記事に同じ話が出てましたんで、コピペさしてもらいます。
http://melma.com/backnumber_45206_6524720/
【以下コピペ】
日本の平和ぼけは治癒の見込みがない。「戦争」と「平和」は対立概念ではなく、戦争の結末が「和平」であり、peaceの動詞はPACIFY(「制圧、平定」の意味)であることを理解しない(ちなみに中国語には「平和」の語彙はない。「和平」である)。
 すなわち「平和」とは戦争と戦争の間にある休憩時でしかなく、次の戦争への準備期間である(クラウゼウィッツの「戦争論」)。日本は、この危機をバネに防衛力を強化する絶好のチャンスでもあるのだが。。。。
  1. 2017-05-05 12:48
  2. URL
  3. ナニワの激オコおばちゃん #QcUMzNkg
  4. 編集

まあ、パヨクってほどの人でなくても、戦後生まれの日本人は学校で、マスコミでことあるごとに「軍事、軍隊はとにかく悪」って教育と洗脳を受けていますからね。
最近になって日本を取り巻く国際情勢の変化で多少変わってきてはいますが、70年来の染み付いた発想、思想はそう簡単に変わらない、変われないでしょう。

個人的には確信犯的な左翼、パヨクより、こういう素朴に「軍隊や軍事というものはいけないことなんだ、悪いことなんだ」って純粋に信じて信じきってる一般日本人の方が厄介かな?と思ったりします。

「自衛隊」ねぇ・・・、世界のどこに自国の軍隊を「征服隊」「侵略隊」と称する国があるんでしょうか。日本国憲法9条を普通に読めば憲法違反で、だから現実に合うように憲法改正しましょう・・というとなぜか「右翼」扱いされちゃうんですからね。
日本人って「欧米では・・」が大好きなくせに、なぜかこんな現実は目に入らない、入れようとしないんですよね。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/10/post-3068.php
スイス国民が徴兵制を望んだ理由

そんなに軍隊に忌避感があるくせに高校野球とか先輩、後輩みたいな軍隊チックな行動様式、上下関係、人間関係を好んだりするのもよくわかりません。
「自衛隊」だけじゃありません。

 ・ソープランドは「売買春」ではない(女性主催のブログで触れるのもなんですが)

 ・パチンコは「賭博」ではない

こんな建前、日本人なら小学生だって信じないと思いますが公の場では信じてるフリをするのがお約束で、実態に合わせて法や規制を・・というとこれまた変人扱いです。

こんなことに疑問や違和感を感じる私は日本人離れしているのか?と悩んでしまいます。
  1. 2017-05-05 13:50
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

Re: 和平、Peace

> いつも楽しみに拝読しております。読者の方々のレベルも高く驚嘆させられること頻りです。
> たまたま今日読んだ、宮崎正弘さんのブログ(メルマガ)記事に同じ話が出てましたんで、コピペさしてもらいます。
> http://melma.com/backnumber_45206_6524720/
> 【以下コピペ】
> 日本の平和ぼけは治癒の見込みがない。「戦争」と「平和」は対立概念ではなく、戦争の結末が「和平」であり、peaceの動詞はPACIFY(「制圧、平定」の意味)であることを理解しない(ちなみに中国語には「平和」の語彙はない。「和平」である)。
>  すなわち「平和」とは戦争と戦争の間にある休憩時でしかなく、次の戦争への準備期間である(クラウゼウィッツの「戦争論」)。日本は、この危機をバネに防衛力を強化する絶好のチャンスでもあるのだが。。。。

 平和を守るなら戦争の準備をせよ

 これ当に事実なのですよね。
 常に戦争に対応できる準備をしているから平和が護れるのです。

 でもこれ特に異様な話ではないです。 常に警察官がパトロールしているから犯罪を防止できる、常に健康に気を付けているから病気を防げると言うのと同じなのです。

 ところが日本は戦争に対する防衛を拒否するのですから、ホントは凄く怖い状況です。
  1. 2017-05-05 14:25
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> まあ、パヨクってほどの人でなくても、戦後生まれの日本人は学校で、マスコミでことあるごとに「軍事、軍隊はとにかく悪」って教育と洗脳を受けていますからね。
> 最近になって日本を取り巻く国際情勢の変化で多少変わってきてはいますが、70年来の染み付いた発想、思想はそう簡単に変わらない、変われないでしょう。
>
> 個人的には確信犯的な左翼、パヨクより、こういう素朴に「軍隊や軍事というものはいけないことなんだ、悪いことなんだ」って純粋に信じて信じきってる一般日本人の方が厄介かな?と思ったりします。
>
> 「自衛隊」ねぇ・・・、世界のどこに自国の軍隊を「征服隊」「侵略隊」と称する国があるんでしょうか。日本国憲法9条を普通に読めば憲法違反で、だから現実に合うように憲法改正しましょう・・というとなぜか「右翼」扱いされちゃうんですからね。
> 日本人って「欧米では・・」が大好きなくせに、なぜかこんな現実は目に入らない、入れようとしないんですよね。
>
> http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/10/post-3068.php
> スイス国民が徴兵制を望んだ理由
>
> そんなに軍隊に忌避感があるくせに高校野球とか先輩、後輩みたいな軍隊チックな行動様式、上下関係、人間関係を好んだりするのもよくわかりません。
> 「自衛隊」だけじゃありません。
>
>  ・ソープランドは「売買春」ではない(女性主催のブログで触れるのもなんですが)
>
>  ・パチンコは「賭博」ではない
>
> こんな建前、日本人なら小学生だって信じないと思いますが公の場では信じてるフリをするのがお約束で、実態に合わせて法や規制を・・というとこれまた変人扱いです。
>
> こんなことに疑問や違和感を感じる私は日本人離れしているのか?と悩んでしまいます。

 スイスが400年の平和を守り続けられたのは、あの国が険し山国で守るに易く、攻めるに難い天嶮であったことと、あの国の国民が古来傭兵を生業をしていたからです。

 険しい山地で農業生産性など至って乏しいし、他にこれと言った技能もない、それで若者はヨーロッパ各地に傭兵となって出て行って稼ぐ。

 こんな国を侵略するほど物好きな国もないのです。

 しかし傭兵で稼ぐのだから根っから戦争好きなのかもしれません。 だからこそ平和でいられたのです。

 こういう現実をちゃんと学ぶのが歴史を学ぶ事であり平和教育だと思うのですけどね。
  1. 2017-05-05 14:35
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  3. よもぎねこ #-
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ルトワック氏の言う所はおそらく正しいのでしょう、人命の損失は戦争の悲惨とは別個であると割り切り勘定に入れねば。

即ちこれは従来型、つまり伝統的な戦争の形からすれば間違いなく真理です。戦争は政治の延長なのですから政治目的の達成のために行われるのが常態であり双方の指導者がまともであればやる所までやれば自然に収まるからです。

かつて戦争はいくら総力戦などと言われても制限的なものでした。敵国をなかんずく敵国民を殲滅するなどというのはスローガンとしてはあっても出来ることではないし、戦後を考えれば隣人に恨みを持たれるというのは将来の平和に間違いなくマイナスですから政治目的の達成を見ればそれでやめたからです。

だから戦争が最も理想的に行われたのは18世紀だったと思います。国民国家などという厄介なものが出来る前ならば指導者が馬鹿でなければ戦争が国家の破局を招くということは例外であったはずです。これは宗教戦争の悲惨を乗り越えて出来上がったものであり理性の勝利といえるものでした。国民国家は民主政の成立により国民の意志がっ国家の意志となります。これによって戦争は一気に悲惨なものとなったわけです。ダウぬ次世界大戦までがこれに当たるわけです。特にアメリカが枢軸国に対して無条件降伏を求めるという阿呆をやったおかげで戦争は無制限化したのです。

しかし、核兵器の存在は国家の指導者を冷静にしました。ベトナムでもアフガンでも大国はやろうと思えば殲滅できたにもかかわらすそれをしませんでした。代理戦争が代理である内に手をうち広げませんでした。これは大国だからできたことです。こういう理性的な戦争はまだいいわけです。

しかし今の戦争はどうでしょうか、旧ユーゴの内戦は各国家が初めて国民国家を持つことができ、他の国家を国民として憎むことが出来るようになりました。だから彼等はナポレオン戦争の頃のように再現内敵国の殲滅を目指すことになります。民族浄化などと言って占領下の他民族の殲滅にかかる。これが今の戦争の正体でしょう。

ムスリム共の戦争はどうか、これは欧州の17世紀以前の状態です。双方に多数の死者が出て人口が半分くらいに減るようになればお互いが馬鹿さ加減に気がつくはずです。それまで終わらないでしょう。アフリカの民族紛争も同様。」弓矢と槍だけなら死なないで住んだ部族がとことんやるようになっただけのこと、そのうち決着はつくでしょうしそこまでやりきったほうが問題はないのでしょうが、戦争はまあそんなものと割り切るのが知恵というものなのでしょうか。更にこれがテロなどの非正規戦になればどうか、おそらくは気が済むまでやめないでしょう。そして大抵は気が済みません。IRAなどは非常に理性的な団体で小生は感激したほどです。


だから今の戦争もやはり政治目的を達成させるまでやり方法が諦めるまでやれば落ち着くんだろうと思いはします。フォークランド紛争あたりはこれでしたよね。アルゼンチンが諦めたのですから。でもこれは例外でしょう。


通常そこにはそこには累々とした死体が横たわるということになるんでしょう。これが内乱あたりになれば酷いことになります。ポルポトの虐殺やユーゴの民族浄化を見れば分かるでしょう。朝鮮戦争を上げた方がいましたが死者の数は400から500万というのでしょう。1945年の人口は半島全体で2600万くらいです。5人に1人が死んでる勘定です大国がきちんと箍を嵌めておかないからこうなったわけですがやる所までやったもっと面白いことになったでしょう。

小生はここまで含めてもルトワック氏の言うことは正しいのだろうと思うのです。皆元気すぎるのです。とことん痛い目にあって反省するまでやらした方がいいんだとも思います。核のような危険な玩具がなければ自国民が半分くらい死ねば気がつくでしょうから。

今元気な連中はかつての大国が通過したような段階を経ていません。だからとことん痛い目に遭わなければいけないんでしょう。ただいま元気な連中も人死が多ければその内気が付きます。ルトワック氏は戦争での人の死は大したことではないと言外に言ってます。残念ながら小生もそう思います。

だから危険な玩具さえ持たせずテロを封じ込めることが出来るならばいくらでもおやりください、というのが正解でしょう。

世界どこも同じレベルで発展してるのではないのですから殺し合いにも効能があるということです。そして500年もすれば馬鹿らしさに気がつくでしょう。
だからルトワック氏の言ってることは正しいのです。
  1. 2017-05-05 17:59
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  3. kazk #cPv2SIBE
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また不正投稿になりました。復活お願いします。
  1. 2017-05-05 18:01
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  3. kazk #cPv2SIBE
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ルトワック氏が書いていたのは近現代の戦争についてなので、彼の言いたい事とは違うかもしれませんが、戦争の一番の効用は「文明を進化させる」ことでしょう。

サヨク学者たちで作る「日本学術会議」なる会は「軍事研究は行わない」という宣言を出していましたが、日本のロケット技術や人工衛星の技術はもちろん、全ての科学技術で、軍事と全く関係のない技術なんて無いでしょう。

日本学術会議 総会で軍事研究反対の声明を報告 研究者から浮世離れした意見も続出 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/170414/plt1704140039-n1.html

そもそもインターネットだってGPSだって軍事技術の民生転用です。さらに人類の歴史を見れば、土器から青銅器、青銅器から鉄器へと文明が進化したのだって「戦に勝つため」というのが大きいわけです。国際法が出来たのだって国家間の戦争があったからです。
  1. 2017-05-05 18:12
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

小難しい事はさておいて

要は、防衛省からの研究委託はやるな、引き受けるな!という、中韓への忖度でしょ!
日本は殴られても殺されても手を出すな、と言いたいのでしょ。

山口瞳:文庫「木槿の花」収載「私の根本思想」)
「私は、日本という国は亡びてしまってもいいと思っている。**しにされてもいいと思っている。かつて、歴史上に、人を傷つけたり殺したりすることが厭で、そのために亡びてしまった国家があったといったことで充分ではないか。・・・・・・どの国が攻めてくるのか私は知らないが、もし、こういう国を攻め滅ぼそうとする国が存在するならば、そういう世界は生きるに価しないと考える。私の根本思想の芯の芯なるものはそういうことだ。」

老年の*を迎える覚悟の小説家であろうけど、まー!幾ら老年でもここまで無責任な考え方が出来るであろうか、人に影響を与える文章を書く人なんでしょ!
自分一人で勝手にのたれ**!と言いたい。

  1. 2017-05-06 10:44
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  3. トラウマ #RWLNmTs6
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Re: タイトルなし

> ルトワック氏の言う所はおそらく正しいのでしょう、人命の損失は戦争の悲惨とは別個であると割り切り勘定に入れねば。
>
> 即ちこれは従来型、つまり伝統的な戦争の形からすれば間違いなく真理です。戦争は政治の延長なのですから政治目的の達成のために行われるのが常態であり双方の指導者がまともであればやる所までやれば自然に収まるからです。
>
> かつて戦争はいくら総力戦などと言われても制限的なものでした。敵国をなかんずく敵国民を殲滅するなどというのはスローガンとしてはあっても出来ることではないし、戦後を考えれば隣人に恨みを持たれるというのは将来の平和に間違いなくマイナスですから政治目的の達成を見ればそれでやめたからです。
>
> だから戦争が最も理想的に行われたのは18世紀だったと思います。国民国家などという厄介なものが出来る前ならば指導者が馬鹿でなければ戦争が国家の破局を招くということは例外であったはずです。これは宗教戦争の悲惨を乗り越えて出来上がったものであり理性の勝利といえるものでした。国民国家は民主政の成立により国民の意志がっ国家の意志となります。これによって戦争は一気に悲惨なものとなったわけです。ダウぬ次世界大戦までがこれに当たるわけです。特にアメリカが枢軸国に対して無条件降伏を求めるという阿呆をやったおかげで戦争は無制限化したのです。
>
> しかし、核兵器の存在は国家の指導者を冷静にしました。ベトナムでもアフガンでも大国はやろうと思えば殲滅できたにもかかわらすそれをしませんでした。代理戦争が代理である内に手をうち広げませんでした。これは大国だからできたことです。こういう理性的な戦争はまだいいわけです。
>
> しかし今の戦争はどうでしょうか、旧ユーゴの内戦は各国家が初めて国民国家を持つことができ、他の国家を国民として憎むことが出来るようになりました。だから彼等はナポレオン戦争の頃のように再現内敵国の殲滅を目指すことになります。民族浄化などと言って占領下の他民族の殲滅にかかる。これが今の戦争の正体でしょう。
>
> ムスリム共の戦争はどうか、これは欧州の17世紀以前の状態です。双方に多数の死者が出て人口が半分くらいに減るようになればお互いが馬鹿さ加減に気がつくはずです。それまで終わらないでしょう。アフリカの民族紛争も同様。」弓矢と槍だけなら死なないで住んだ部族がとことんやるようになっただけのこと、そのうち決着はつくでしょうしそこまでやりきったほうが問題はないのでしょうが、戦争はまあそんなものと割り切るのが知恵というものなのでしょうか。更にこれがテロなどの非正規戦になればどうか、おそらくは気が済むまでやめないでしょう。そして大抵は気が済みません。IRAなどは非常に理性的な団体で小生は感激したほどです。
>
>
> だから今の戦争もやはり政治目的を達成させるまでやり方法が諦めるまでやれば落ち着くんだろうと思いはします。フォークランド紛争あたりはこれでしたよね。アルゼンチンが諦めたのですから。でもこれは例外でしょう。
>
>
> 通常そこにはそこには累々とした死体が横たわるということになるんでしょう。これが内乱あたりになれば酷いことになります。ポルポトの虐殺やユーゴの民族浄化を見れば分かるでしょう。朝鮮戦争を上げた方がいましたが死者の数は400から500万というのでしょう。1945年の人口は半島全体で2600万くらいです。5人に1人が死んでる勘定です大国がきちんと箍を嵌めておかないからこうなったわけですがやる所までやったもっと面白いことになったでしょう。
>
> 小生はここまで含めてもルトワック氏の言うことは正しいのだろうと思うのです。皆元気すぎるのです。とことん痛い目にあって反省するまでやらした方がいいんだとも思います。核のような危険な玩具がなければ自国民が半分くらい死ねば気がつくでしょうから。
>
> 今元気な連中はかつての大国が通過したような段階を経ていません。だからとことん痛い目に遭わなければいけないんでしょう。ただいま元気な連中も人死が多ければその内気が付きます。ルトワック氏は戦争での人の死は大したことではないと言外に言ってます。残念ながら小生もそう思います。
>
> だから危険な玩具さえ持たせずテロを封じ込めることが出来るならばいくらでもおやりください、というのが正解でしょう。
>
> 世界どこも同じレベルで発展してるのではないのですから殺し合いにも効能があるということです。そして500年もすれば馬鹿らしさに気がつくでしょう。
> だからルトワック氏の言ってることは正しいのです。

 つまり戦争の在り方は交戦国の性質がそのまま反映してくると言う事でしょうね。
 
 例えば18世紀、絶対王政の頃の戦争なんか、ホントに見事に血を流す外交で、外交の一環として戦争をやりながら、一方で戦争当事者同士は親族で、相手国を訪問したら宮廷人として優雅に交際し、勝敗に関わらず感情的な遺恨など一切残さないのです。

 一方イデオロギーが絡むと実に凄惨な物で、この100年前同じ西洋人が自国民同志で酸鼻を極めるとして言えないような宗教戦争をやっています。

 但しこのルトワックの論文は、冷戦以降の戦争だけを問題にしているのです。

 ルトワック自身は冷戦時代の限定戦争は一応評価しているのです。 つまりあのような形で無理矢理戦争を抑制した事で、米ソ対決と言う大悲劇は回避できたのですから。

 彼がこの論文で問題にしているのは、冷戦終結後起きた戦争です。
 
 大国同士の衝突による核戦争のような悲劇を避けると言う意味もなく、取りあえず戦争を止めると言う事が、結局紛争の長期化を招いていると言うのです。

 これは全くその通りだと思います。
 
  1. 2017-05-06 11:38
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> ルトワック氏が書いていたのは近現代の戦争についてなので、彼の言いたい事とは違うかもしれませんが、戦争の一番の効用は「文明を進化させる」ことでしょう。
>
> サヨク学者たちで作る「日本学術会議」なる会は「軍事研究は行わない」という宣言を出していましたが、日本のロケット技術や人工衛星の技術はもちろん、全ての科学技術で、軍事と全く関係のない技術なんて無いでしょう。
>
> 日本学術会議 総会で軍事研究反対の声明を報告 研究者から浮世離れした意見も続出 - 産経ニュース
> http://www.sankei.com/politics/news/170414/plt1704140039-n1.html
>
> そもそもインターネットだってGPSだって軍事技術の民生転用です。さらに人類の歴史を見れば、土器から青銅器、青銅器から鉄器へと文明が進化したのだって「戦に勝つため」というのが大きいわけです。国際法が出来たのだって国家間の戦争があったからです。

 そうなんですよね。
 結局人間は戦争に関わる事になると必死に頑張るのか、戦争は人類を進歩させるのです。

 
  1. 2017-05-06 11:40
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 小難しい事はさておいて

> 要は、防衛省からの研究委託はやるな、引き受けるな!という、中韓への忖度でしょ!
> 日本は殴られても殺されても手を出すな、と言いたいのでしょ。
>
> 山口瞳:文庫「木槿の花」収載「私の根本思想」)
> 「私は、日本という国は亡びてしまってもいいと思っている。**しにされてもいいと思っている。かつて、歴史上に、人を傷つけたり殺したりすることが厭で、そのために亡びてしまった国家があったといったことで充分ではないか。・・・・・・どの国が攻めてくるのか私は知らないが、もし、こういう国を攻め滅ぼそうとする国が存在するならば、そういう世界は生きるに価しないと考える。私の根本思想の芯の芯なるものはそういうことだ。」
>
> 老年の*を迎える覚悟の小説家であろうけど、まー!幾ら老年でもここまで無責任な考え方が出来るであろうか、人に影響を与える文章を書く人なんでしょ!
> 自分一人で勝手にのたれ**!と言いたい。

 老年で自分が死ぬまでは快適に暮らせると思っているからこんな無責任な事が言えるのです。
 
 若者や今から子供を産もうとしている人達にこんな無責任な事が言えますか?
  1. 2017-05-06 11:53
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  3. よもぎねこ #-
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