国有地売却「ただ同然」 土地浄化に約1億3千万円負担
それでそのゴミの撤去費用が土地の売却価格とトントンになるほどかかったそうです。
そこで大変不思議なのです。
朝日新聞はゴミが埋まっていた土地の売却価格は大問題にするのに、学校を建てる事は問題にしないのはなぜですか?
ゴミが埋まっていた土地なら、当然土壌も汚染されているはずです。
そういう汚染された土壌の上に建てられてた学校で、子供達が毎日勉強をして給食やお弁当を食べるのは無問題なのですか?
だってゴミは撤去したのだし、それに地下水を飲んだりするわけじゃないよ。
それに学校のグランドは綺麗な土を入れるから、汚染土壌が風に舞うような事もないよ。
ええ、それはそうでしょう。
でも貴方達は、豊洲市場については大騒ぎしているじゃないですか?
豊洲市場だって汚染土壌は完全に撤去したのです。
それに地下水は只捨てるだけなのに、完全に浄化するのです。
そして市場の敷地は2mの盛り土の上に、完全に舗装されるので、地下の土壌が表面に出る事はあり得ません。
でも、豊洲市場は食べ物を扱うんだよ。
だから学校だって子供が毎日、昼食を食べるのです。
それに卸売市場に食品が留まるのって、どのぐらいの時間ですか?
鮮魚など入荷したその日のうちに売らないと、売り物にならないでしょう?
冷凍食品は冷凍庫で保管しなければならないし、加工食品は包装されているから、市場内では空気に触れる事さへ殆どありません。
これでどうやって汚染するのでしょうか?
ところがマスコミは豊洲市場は「危険!! 危険!!」と煽り続けて、森友学園は土地売却価格だけを問題にしています。
イヤ、森友学園の土地だって豊洲並みの環境対策をしたら、大変な費用が掛かって売るどころじゃないでしょう?
森友学園の土地は地下水の汚染対策したのですか?
全然聞きませんよね?
だって使うわけでもない地下水の汚染対策をする施設なんかありませんから。
我家の地下だって掘れば地下水がでるはずですが、勿論使う予定のない地下水の水質検査をしようなんて考えた事もないのです。
自宅や飲食店やスーパーを建てるのに土地を買う人でも、地下水を使う予定もないのに、地下水の水質検査をする人はいないし、そんなことをする不動産屋もいないでしょう。
だから豊洲市場だって地下水の水質検査をすること自体ナンセンスなのです。
ところがマスゴミは豊洲は地下水が飲料水として使えないから「危険!! 危険!!」と煽り続けています。
しかし森友学園については全く問題にしません。
不思議ですね。
因みに地下水が飲料水として使えないから危険と言うなら、温泉地はどうするのでしょうか?
草津市や登別市の地下水には、大量の硫黄が含まれています。 硫黄って猛烈な有害物質ですよ。 更に硫黄の出る温泉水には殆どの場合ヒ素やカドニウムなど他の有害物質も含まれています。
勿論飲料水としては絶対使えません。
またラドン温泉と言うのもあります。
ラドンって放射性物質です。
つまり放射線を出しているのです。
温泉地では使用済みのお湯を川に捨てて、硫黄温泉の街を流れる川には硫黄が析出して、黄色く濁っていたりします。
そして町全体に硫黄の臭いが立ち込めています。
しかし温泉に行く人達はこの臭いを嗅いで、「ああ、温泉に来たんだ。 これで元気になる。」などと信じているのです。
でもあの硫黄の臭い元になる硫化水素は猛毒で、ベンゼンなどより遥かに危険です。 工場などでこれを出したら大問題になります。
でもこういう温泉地でも大勢の人が何百年も前から暮らしていました。
温泉のお湯を飲料水に使わなければ無問題ですから。
一体マスゴミは何の為に豊洲危険を扇動しているのでしょうか?
彼等は何がしたいのでしょうか?
放射能と違い、豊洲の地下水汚染は物理ではなく化学の問題で、現在の化学技術で分析方法や危険の予測法が完全に確立した問題なのです。
基本は高校の化学で理解できる話なのです。
しかし高学歴者揃いのはずのマスコミと自称リベラリスト達が、際限もなく豊洲汚染の危険を扇動し続けています。
ワタシは先日、民主制と衆愚制の違いをエントリーしました。
で、衆愚制を産むデマゴーキーとは、ひたすら民衆の不安と恐怖を扇動するのだそうです。 そしてそのことにより政治権力を得ようとするのです。
ならば本来であれば普通の専門家の話で完全にけりの就く問題を、高学歴者がその権威を盾に危険・不安と煽り続ける豊洲問題とは、当にデマゴーキーの典型ではありませんか?
先日のエントリーで頂いたコメントでは、「肝心の塩野氏の見解は、「衆愚政とは、有権者(アテネの場合はアテネ市民権所有者)の一人一人が以前より愚かになったゆえに生じた現象ではなく、かえって有権者の一人一人が以前よりは高く声を上げ始めた結果ではなかったか。」ということだそうですね。 」と言う事でした。
確かにこの豊洲問題を見ればその通りです。
この騒動で豊洲移転は頓挫し、莫大な費用が無駄になっているばかりか、東京オリンピックの為の工事にも差支えがでそうです。
そもそもこの豊洲問題で騒いでいる人達は、これが純粋に技術的に解決できる問題であるにも拘らず、意図的に技術の問題を無視、或いは曲解・歪曲して、根拠のない危険と不安を煽り続けているのです。
おそらく彼等の目的は清潔で安全な卸売市場を作る事なんかではないのです。 何か別の意図なのです。
だからどんなに技術的に合理的な説明を繰り返しても何の意味もないのです。
このような人間が大量に出て来れば、どんな問題もマトモな解決ができるわけはないのです。
なるほど民主主義と言うのはこのようにして破綻するのだと思いました。