しかしこれローマ法皇始め、アメリカ内外の多数の人々が大変な非難を受けていました。
でもワタシはこれ何で非難されるか未だにわかりません。
トランプ大統領の公約「メキシコに建設費を負担させる」と言うのは、ワタシも非現実的だとは思います。 だってアメリカが一方的に建設を決めた事ですから、メキシコに費用負担を求めるのは無理があります。
しかし不法移民の流入を阻止するのは、主権国家として当然の権利です。
メキシコからの不法移民は1100万人。
しかも米墨国境を越えてアメリカに不法入国するのは、メキシコ人ばかりではありません。
他の南米諸国は勿論、韓国人の売春婦や、中東や北アフリカからの不法移民までが、米墨国境を越えてアメリカに入っているのです。
こんな状態で、ドンドン不法入国が続いて、もしエボラ出血熱やラッサ熱など悪性の伝染病でもでたらどうするのでしょうか?
今は世界のどこかで、悪性の伝染病が発生すると、世界中の主要国は空港にサーモグラフィーを設置したりして、微熱があるなど感染者と思われる人間が来た時は、直ちに隔離し感染拡大を防ぎます。
でも幾ら空港で感染拡大防止対策をしても、簡単に米墨国境を越えられるのではどうしようもないではありませんか?
それでなくてもメキシコは治安の悪い国で、身の毛のよだつような大量殺人事件も再々起こっています。
こうした犯罪組織の構成員だって、簡単に国境を越えているのです。
こんな状況であれば、国境は完全に管理して、不法移民は絶対阻止するのは文明国として当然ではありませんか?
ところがローマ法皇始め、多くの人々がこれをまるで大変な悪行として非難しているのです。
そしてトランプが完全に移民に反対しているかのように煽っているのです。
イヤ、トランプが移民反対なんてあり得ないから!!
だってあの人の奥さんの3人のうち、2人は移民だし。
トランプって今まで3回結婚しているんだけれど、最初がチェコから移民、2番目がアメリカ人で、3番目の現夫人メラニアさんはスロベニアからの移民です。
この人、金髪で長身の東欧系美人が好きなんですね。 だから3人とも金髪長身で、子供達も皆金髪長身なんですね。
だからトランプが考えているのは、「移民はOK。でも訃報民は絶対にダメ。」。
つまり法治国家としては最低限の出入国管理をちゃんとやろうと言うだけでしょう?
ところがこれをローマ法皇始め多数の人々が、非人道的な悪行として非難しているのです。
特に驚くのがアメリカ国内のリベラリスト達の反応です。 何と今のアメリカのリベラリスト達の間では、不法移民を批判するとか、流入を阻止するとか言うのが、人権侵害と見做されているようです。
不法移民でも真面目に働いているのだから、国へ帰れば生活できないのだから、強制送還はカワイソウ。
同じ人間なのに書類一枚ないために、差別されるのはカワイソウ。
感情論ならそうですよ。
でもね、違法行為を「人権」と言ってしまったら、もう法治国家じゃないから!!
アメリカって建国以来、確固とした法治主義を守ってきたから、資本主義で成功したのでしょう?
それなのに際限もなくこうした感情論を振り回し、それを「人権」して法を無視していく。
そして国境管理を放棄する。
これでは国家が溶解するではありませんか?
だからこんなリベラリストにブチ切れた人々がトランプを選んだのでしょうね。
それにしてもこの種のリベラリストの反国家的対応は、全ての先進国の病気でしょう。
そしてローマ法皇のトランプ非難から解るのは、途上国側に立つ人間は、何とかして先進国へ自国民を送り込み、先進国の富を食い潰そうと言う意思です。
こんな事をさせて良いのでしょうか?
だからワタシはトランプを応援したくなるのです。
オマケ
>メキシコ国境に壁(フェンス)を建設する法案については、ジョージ・W・ブッシュ政権時代の2006年にSecure Fence Act of 2006が連邦上院・下院で承認されたことで法的な根拠を持っています。
この法案の趣旨は国境管理と移民システム改革を改善する努力に関して重要なステップとなり、物理的な障壁と21世紀の技術を展開することで、国境管理員の活動を支援して国境をより安全なものとすることでした。
そして、同法案は連邦上院・下院で上院80対19、下院283対138の圧倒的な多数に支持されました。このとき、当時上院議員であったバラク・オバマもヒラリー・クリントンも同法案に賛成票を投じたことは知られていません。

このブログのブログ主渡瀬裕也氏は、トランプ当選を昨年から予想していた方です。
何とリベラリストが大変な非難をしている「壁」の建設は、実はオバマもヒラリー・クリントンも賛成していたのです。
建設費用をメキシコに負担させると言う話以外には、何一つ不合理な所は無いのですから当然ですよね?
それをあたかもトランプのレイシズムと悪の象徴のように非難している人達ってなんでしょうね?