2017-01-18 14:50

神戸のシャイロック 反ユダヤ主義雑感続編

 神戸のシャイロックについてのエントリーでは沢山の方からコメントを頂きました。

 特にご主人がユダヤ系アメリカ人であるカカシさんのコメントはユダヤ人が受けている誤解を丁寧に解いて下さった有難いモノでした。

 実際カカシさんがコメントに書いて下さったとおり、ユダヤ人は法も契約も守り真剣に商売をしてきたのです。 
 それでなくても迫害を受けている身で、違法行為や契約違反などやっていては、商売を続けることなどできなかったでしょう。

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 またパレスチナ問題について言えば、条約違反、協定違反を繰り返してきたのは実はアラブ側です。

 コイツラ、やっていることは今の韓国と同じで、イスラエルと条約や協定を締結して停戦しても、速攻で違反して攻勢を開始するのです。 そもそも最初からイスラエルとの協約や条約など守る気はないのです。

 イスラム教徒からすれば異教徒を相手の約束など守らなくても良いと言う感覚があるようです。 だから日本の商社なども、イスラム諸国相手での商売では随分煮え湯を飲まされてきました。
 
 しかしイスラエル軍は強く、いつも返り討ちに遭って、敢無く惨敗。 結果、アラブ側が停戦協定違反の攻撃を繰り返す度に、イスラエル占領地が増えてきたのです。

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 但しサイクス・ピコ条約やバルフォア宣言など、イスラエル建国に至る外交史も、またその後の際限のない協約締結と違反の繰り返しも大変複雑なので、殆どの外国人にはわけがわかりません。

 だから「ホロコーストの悲劇を宣伝するイスラエルが、パレスチナ人を徹底的に迫害する」と言うイメージが定着してしまうのです。

 そして「弱者の味方大好き」のリベラリストが、「パレスチナ人カワイソウ!!」論に飛びついて、イスラエルのイメージが凄く悪くなってしまうのです。

 本当にイスラエル政府が宣伝しなくてはならないのは、過去のホロコーストなんかではなく、建国後にアラブ諸国と締結した協定と、その違反が繰り返されたことではありませんか?

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 それにしてもユダヤ人はヨーロッパで迫害されてきたのでしょうか?

 一つは勿論宗教的な理由です。 近代以前、ヨーロッパでは宗教と言うのは、大変な力を持っていました。 そしてキリスト教は一神教ですから、他宗教に対して極めて攻撃的です。

 だからイスラム教徒相手に十字軍は繰り返しているし、同じキリスト教徒同士でも宗派争いで凄惨な迫害や戦争をやり続けました。
 
 これでユダヤ教徒にだけ寛大だったら、むしろその方が不思議です。

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 しかしもう一つの理由は、ユダヤ人の経済力でしょう。
 「神戸のシャイロック」のエントリーで名無しの権兵衛さんが、コメントで第一次大戦後のドイツのインフレ時の問題を書いて下さいました。

 ハイパーインフレ到来を見越したユダヤ人達は、貯金をアンティークコイン等に変えて資産を守り、後にドイツ人が二束三文で手放す嵌めになった株や不動産を買い取って、莫大な利益を上げたのです。
 
 これは違法でも不道徳でもありません。 「自分の資産を守りましょう」なんて今の日本の銀行や証券会社でも、盛大に宣伝しています。

 しかしこうした資産防衛の対応ができず、貧窮に追い込まれた人々からすれば、自分達が苦しむ中ぬくぬくと暮らす人間はそれだけで許せないのです。

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 古代ローマが滅亡した後、ヨーロッパの貨幣経済は崩壊しました。 そしてローマの知的文化もまた崩壊しました。
 またドイツなど古代ローマ外の地域では、そもそも貨幣経済が成立したのは近世以降です。

 しかしこうした中、ユダヤ人はユダヤ教により民族集団を維持した事から、貨幣経済での商取引や理財法も民族文化として維持し続けたのです。

 そしてキリスト教が長く貸金業を禁止した事から、金融業はユダヤ人の独占になる時代が続きました。

 このように民族の中で家業として受け継がれた商取引や理財の文化を持つ人々に、他のヨーロッパ人は経済で対抗できませんでした。

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 ヨーロッパで一番苛酷なユダヤ人迫害が残ったのは、ロシア・東欧です。 
 ポーランドなど、ナチの支配を避けてポーランドから避難していたユダヤ人が第二次大戦終戦後に戻ると、彼等を虐殺したのです。

 因みにトランプ次期大統領の娘婿の父親は、この時にポーランドを逃れてアメリカに移民した人です。

 なぜ東欧のユダヤ人迫害がかくも苛酷なのか?

 それはつまり東欧の経済が原始的だったからでしょう。 東欧と言うのはそもそも後進地域で、西欧の中世はローマ帝国崩壊から1492年のコンスタンチノープル陥落までですが、東欧の中世はこの1492年から始まるのです。

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 ワタシはゴーゴリーが好きなので、彼の小説を透して東欧のユダヤ人迫害を知りました。

 東欧の一般民衆の反ユダヤ主義って、そもそも主義など言えるような論理性は全くなく、何とも単純な殆ど天真爛漫とでも言うべきものです。
 
 ウクライナって広大なステップに、集落が散在する中、殆どの人間は自給自足に毛の生えたような単純素朴と言うか、原始的な経済生活をしているのです。

 そんな中でユダヤ人は、商店や居酒屋などを経営して、付けで商品を売ったり、チョッとした金貸しもするのです。

 すると相手は金利計算もできるかどうか? そもそも複利計算なんて想像もつかない連中ですから、赤子の手をねじるような簡単さで暴利を貪る事ができるのです。

 違法な事や不道徳な事をしているわけではないのです。 でもドンドン富がユダヤ人に集中していくことになります。

 一方、富を奪われた方からすると訳が分からない・・・・。
 少しの借金がアッと言う間に膨らんで、先祖代々受け継いできた農地を奪われてしまった・・・・。

 で、こういうことが幾らか続くと、何かのきっかけで村中ブチ切れてユダヤ人の商店を襲い、店主を惨殺して商品を略奪するのです。

 まるで子供が癇癪を起したような短絡的で天真爛漫な暴力なのです。

 これが共産主義化されるまで続いたのです。

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 でもこれ日本のサラ金に対する対応と同じでしょう?
 今のサラ金はお金を貸す時に、返済の為の計算書を渡すんじゃないですか?

 だからどんな風に借金が膨らむかはわかるはずなのに、それでも借りて返済不能になる人が沢山いるのです。
 
 しかし世論は完全に債務者に同情し、サラ金を攻撃しました。
 サラ金からの借金は、一人前の大人が自己責任で契約したのだと言う事は、殆ど問題にされませんでした。

 東欧ではこのサラ金を「キリストを処刑した」ユダヤ人がやっていたのですから、そりゃ憎悪の対照になりますよ。

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 一方近代以前に完全にユダヤ人迫害が消滅した地域があります。

 ヴェネツィア共和国です。

 「ベニスの商人」のアントニオは酷い反ユダヤ主義者で、年老いたシャイロックをいつも「犬」と罵り、足蹴にし、唾を吐きかけていました。

 しかし実はこれは完全なシェークスピアの創作で、同時代のヴェネツィア共和国ではこうしたユダヤ人迫害はなかったのです。

 それどころかレコンキスタでスペインから追われたユダヤ人難民を大量に受け入れました。

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 レコンキスタ以前のスペインウマイヤ朝では、当時のキリスト教社会よりも遥かに寛大なユダヤ人政策を取っていたので、多数のユダヤ人が居住していました。

 ところがこれを制服したキリスト教側は、ユダヤ人に死か改宗かを迫ったのです。 その為多くのユダヤ人がスペインを逃れたのですが、ヨーロッパでこれを受け入れてくれたのがヴェネツィアなのです。

 但しヴェネツィアは人工島に造られた街で、市街地には全く余裕はありません。 だから自費で埋立をして自分達の居住地を作ると言うのが条件でした。

 そこでユダヤ人達は自分達でお金を出し合って、自分達が住む為の土地を埋め立て島を作り、元々のヴェネツィアの島々と橋で結びました。
 
 凄い財力!!
 
 それでもワザワザ難民を受け入れたぐらいなので、ヴェネツィアでは迫害は全くなく、ユダヤ人のコミュニティーは栄えました。

 最盛期にはヴェネツィアのユダヤ教寺院のラビが、当時のヨーロッパのユダヤ教ラビの最高権威者だったぐらいです。

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 しかし迫害はなかったけれど、ユダヤ人達は他国でしたようにヴェネツィアの経済を牛耳るような事はできませんでした。

 この頃ヴェネツィアでは、国家と商人達がガッチリ団結し、国益を追求するヴェネツィア株式会社とでも言うべき体制を確立していました。

 個々の商人達も先祖代々数百年間オリエントで金払いの悪さで有名なイスラム商人や、それより強欲なアルメニア商人達を相手にやり合ってきた強か者ばかりです。

 当時、ヨーロッパの金融業はフィレンツェとヴェネツィアが仕切っていました。
 
 これではユダヤ人と雖もヴェネツィア商人との太刀打ちは容易ではありません。

 だからヴェネツィア市民達が「ユダヤ人が悪巧みをして富を収奪している」と憤る事はありませんでした。

 またヴェネツィアは事実上宗教の自由を認めていました。
 と言うか商売の都合で、トルコやアルメニアなど貿易相手先やアドリア海岸の属領の人間が沢山いて、彼等がそれぞれ自分達の宗教を信仰するのは無問題だったのです。

 だから別にユダヤ教だけ迫害する意味もないのです。 

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 ところがこのユダヤ人のコミュニティーは、成立後100年余りで急速に消滅していきました。
 今はユダヤ人が埋め立てた島に「ジュデッカ」と言う名が残るだけです。

 何で消滅したのか?
 
 迫害が無いから消滅したとしか言えません。

 迫害がないので、普通にヴェネツィア人と一緒に働き、通婚する事もさして問題になりませんでした。

 一方、ヴェネツィア市民になると、商売をする上で非常に有利でした。

 ヴェネツィア共和国は自国の商人の育成には、非常に手厚い援助をするのです。

 ヴェネツィア商人が他国で不当な扱いを受ければ、直ぐにヴェネツィア政府が乗り出してきます。
 また小資本しか持たない商人達の為に、国営の貿易船を運航して廉価で商品の運搬をするなど様々な国家支援があります。

 こんな国に住んでいれば、余程信心深い人間は別として、さっさと改宗してヴェネツィア市民権を取ろうと思うのは当然でしょう?

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 勿論いくらヴェネツィア共和国が寛大と言っても、この時代は簡単には外国人が市民権を得るのは簡単ではありません。
 
 でも例えば1509年、ヴェネツィアは全ヨーロッパを敵に回す大戦争に追い込まれました。 この時ヴェネツィア共和国は戦費調達の為に一定額の国債を買い入れた外国人や、、また兵役に応じた外国人に市民権を与えています。

 1492年にスペインを追われて漸くヴェネツィアに安住したのに、ここでヴェネツィア共和国が崩壊すれば、ユダヤ人達が行くところはないのです。
 彼等がこぞって国債を買い込み、兵役に応じた事は想像に難くありません。

 このようにしてユダヤ人のコミュニティーは消滅したのです。

 逆に言えば、ユダヤ人への差別が続く国と言うのは、16世紀のヴェネツィアのレベルにまだ到達していないと言う事かも知れません。

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 実際、宗教の自由が保障された近代以降の反ユダヤ主義と言うのは、ユダヤ人の理財能力への恐怖から生まれているのです。

 最近ではユダヤ人が国際資本主義とグローバリズムの推進者として憎まれるようになっています。

 イヤ、でもグローバリズムと自由貿易で一番儲けているのは、アメリカと日本なんですけど・・・・・。 
 
 日本は世界一の債権国、つまり世界中に金を貸して、その金利でリッチに暮らしているんですけど・・・・・。

 それなのにユダヤの陰謀なんて振り回すのは少し筋違いだと思うよ。

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 因みに小泉政権の郵政民営化騒動の頃、イスラエルでは「日本の陰謀」と言うのが出ていました。

①ユダヤ人の金融資本家を騙して、ゆうちょ銀行の株を大量に買わせる。

②ユダヤ人が経営権を握った途端に、日本人が一斉に貯金を引き出す。

③ゆうちょ銀行は破綻して、株券は紙切れ同然になる。

④捨て値になった株を日本政府が買戻し、再国有化する。

 そ、そうだ!!
 この手でユダヤ人の資本家から大金を巻き上げる事ができたのだ!!

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 つまりユダヤの陰謀論とはこの程度の話なのです。 
 日本が経済的に大成功をすれば、何とユダヤ人からさへ日本人の経済力への恐怖が湧き、陰謀論が生まれるのです。

 でもその根源は「富める者への嫉妬」と言う人間の本性から来る問題なのです。

 イヤ、貧窮に苦しむ人々の絶望その物です。

 だから幾らユダヤ人が「我々は違法行為も契約違反もしていない。 地道に商売をしただけだ。」と正論を唱えてもこれを抑えるのは不可能です。

 更に現在の欧米では、こうした経済問題とは別の反ユダヤ主義が復活しています。 
 
 イスラム教徒達による宗教的な反ユダヤ主義です。

 イスラム教徒とユダヤ人の確執は、ムハンマドがエルサレムを征服した頃から始まっています。 だからムハンマドの言葉として反ユダヤ主義がコーランに明記されているのです。

 全世界でイスラム教が狂信化している現在、これは非常に恐ろしい話です。

 欧米が安易なイスラム移民の受け入れを続けていると、大悲劇を再来になりかねません。

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 さて最後に、夕べ神戸シャイロック氏の霊魂が夢枕に立って、前回のエントリーについて抗議されたので、そのシャイロック氏の抗議の弁を紹介しておきます。

 因みにシャイロック氏は長く神戸で神戸市民を相手に時計屋をなさっていたので、完全な神戸弁です。 
 神戸の関西弁は大阪や京都と一味違って軽いのが特徴です。

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 アンタなあ、ボクの事、シャイロックとか書かはったけど、ボクはアンタのお祖父さんに何も悪い事してないよ。

 アンタのお祖父さんは人がええから、皆に好かれてるし、ボクもあの人は好きけやど、商売に甘すぎるわ。
 
 時計盗られのは不運やったけど、あんな簡単にあきらめて賠償なんかしたらあかんわ。

 もしも時計屋の中に悪いのがおって、「高い時計やから賠償金をン千万」とか吹っかけたらどないすんの?
 そうなったらアンタのお祖父さん、首吊るんかい?

 盗られた時計はアンタのお祖父さんの店に修理に出したモンばかっりやから、皆どっかこっか壊れとるんや。 盗った奴かてそのまま売りさばく事はできへんよ。

 盗った奴が売る為に修理に出したら、盗られた時計は結局アンタのお祖父さんの店に来るがな。
 そやからそれ待っとったらええねん。
 そんな簡単に諦めたらあかんわ。
 
 最後まで盗られた時計を取り戻す努力をせなあかんよ。
 そんでホンマに努力したら返ってきたやろ。

 アンタのお祖父さんは人がええから、人には好かれたし、ボクかてあの人は好きやよ。 
 そやけど商売に甘いからあんなよう働いたのに、一生貧乏やったやろ?

 日本人は何も考えんと、お人好し丸出しで直ぐに謝罪やら倍賞やらするから、いつも性質の悪い奴に付け込まれて酷い目の遭うてるんやろ?

 そんな甘い事ばっかりしてるから、シナや朝鮮に付け込まれて苦労してるんやろ?

 少し考えた方がええよ。

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 ハイ、全くその通りです。 
 すみませんでした。

  1. 個人的体験から
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コメント

ユダヤ人が金融の世界で力を持ったことは色々言われていますが、一番大きかったのはキリスト教会が利息禁止の郷里を強行していたことにあると思います。

当時のイタリアの商人たちは送金手段としての手形、就中、為替手形を発明します。これがなければ安全な海外送金は出来ませんし現物決済の不利を克服できます。しかしこのためには海外との送金網が必要ということになります。ここで出てくるのがユダヤ人のネットワークということが第一点です。

しかしこの方法は海外送金などでなくても使えることがわかると利息禁止の先達のために使われるようにはなります。でもこれはキリスト教会が海外送金以外の手形決済を禁止するなどという阿呆をやるわけです。そこでこの教義に縛られないユダヤ人が金融の世界に出てくる余地があったわけです。ユダヤ人の場合他教徒から利息を取ることは何も問題ありませんでしたから手形を振り出し信用を創造することが出来たわけです。信用創造がなければ基本的に新しい事業を起こすのは極端に困難になります。こういう阿呆をキリスト教会が強行したことが大問題だったわけです。

手形には為替手形と約束手形の二種類がありますが、より簡単に信用創造が出来るのは当然約束手形ですが、欧州では今でも手形というと為替手形のことらしい。愚かなことではあります。

中世キリスト教会は偶像崇拝を禁止し、利息を禁止していました。何やら今のイスラム教徒と似たようなものですが結局社会の変革でいつの間にか変質しただけです。イスラム教社会がが中世の世界だというのはこういう類似からも言えることでこのあたりの近代化をしたキリスト教社会とは根本的に相容れないものだと言うしか無いのです。キリスト教社会は人口が半減するほどの悲惨な宗教戦争を通じ苦しみぬいた挙句にようやく近代化したんです。

他教徒の間でまともな契約関係を結べない人々がどうして近代国家を運営できましょうか。
イスラム教世界でもこれからおそらく大変な対立が出てくるはずです。おそらくはスンニ派とシーア派の対立、その裏返しであるアラブ人とペルシャ人の対立が軸でしょうがどうしようもなくなるはずです。

こういうときにユダヤ人たちはどうするんでしょうか。下手なことをやりかねないんじゃないかと思って心配しています。

  1. 2017-01-18 21:42
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

Re: タイトルなし

> ユダヤ人が金融の世界で力を持ったことは色々言われていますが、一番大きかったのはキリスト教会が利息禁止の郷里を強行していたことにあると思います。
>
> 当時のイタリアの商人たちは送金手段としての手形、就中、為替手形を発明します。これがなければ安全な海外送金は出来ませんし現物決済の不利を克服できます。しかしこのためには海外との送金網が必要ということになります。ここで出てくるのがユダヤ人のネットワークということが第一点です。
>
> しかしこの方法は海外送金などでなくても使えることがわかると利息禁止の先達のために使われるようにはなります。でもこれはキリスト教会が海外送金以外の手形決済を禁止するなどという阿呆をやるわけです。そこでこの教義に縛られないユダヤ人が金融の世界に出てくる余地があったわけです。ユダヤ人の場合他教徒から利息を取ることは何も問題ありませんでしたから手形を振り出し信用を創造することが出来たわけです。信用創造がなければ基本的に新しい事業を起こすのは極端に困難になります。こういう阿呆をキリスト教会が強行したことが大問題だったわけです。
>
> 手形には為替手形と約束手形の二種類がありますが、より簡単に信用創造が出来るのは当然約束手形ですが、欧州では今でも手形というと為替手形のことらしい。愚かなことではあります。
>
> 中世キリスト教会は偶像崇拝を禁止し、利息を禁止していました。何やら今のイスラム教徒と似たようなものですが結局社会の変革でいつの間にか変質しただけです。イスラム教社会がが中世の世界だというのはこういう類似からも言えることでこのあたりの近代化をしたキリスト教社会とは根本的に相容れないものだと言うしか無いのです。キリスト教社会は人口が半減するほどの悲惨な宗教戦争を通じ苦しみぬいた挙句にようやく近代化したんです。
>
> 他教徒の間でまともな契約関係を結べない人々がどうして近代国家を運営できましょうか。
> イスラム教世界でもこれからおそらく大変な対立が出てくるはずです。おそらくはスンニ派とシーア派の対立、その裏返しであるアラブ人とペルシャ人の対立が軸でしょうがどうしようもなくなるはずです。
>
> こういうときにユダヤ人たちはどうするんでしょうか。下手なことをやりかねないんじゃないかと思って心配しています。

 そうなんです。 今のイスラム社会は中世なのです。

 ところがそれが人口増加で欧州にまで押し寄せているのです。 
 欧州人は自分達が勝手に作ったリベラリズムの夢の中にいるけど、イスラム教徒はそんな夢糞喰らえなのです。

 だから今後、欧州のユダヤ人は非常に危険な立場に追い込まれるでしょう。

 そして欧州を巻き込んだ宗教戦争にだってなりかねません。

 とても怖いです。
  1. 2017-01-18 22:01
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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ユダヤ人と華僑と印僑

東欧のユダヤ人の話を読んで思い出したのが、フィジーです。のんびりとした南洋の島国というイメージですが、じつはイギリスから独立して以降、何度もクーデターが起きており、コモンウェルス(英連邦加盟国)の資格を停止されたり、コモンウェルスから脱退したりということを何度もしています。

フィジー - Wikipedia 歴史
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%BC#.E6.AD.B4.E5.8F.B2

なぜ、そんなにクーデターが起きるかというと、フィジー系住民とインド系住民の対立があるからです。フィジーの人口の約半分はインド系なのです。インド系住民は、イギリスの植民地時代に連れて来られたインド人の子孫です。
フィジーの経済はインド系住民が握っています。そして、政治までインド系住民に握られそうになると、フィジー系住民がクーデターを起こして、全てをひっくり返してチャラにするわけです。

フィジー人とインド人の対立: 海外旅行でちょっと得する話
http://travel-hack.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-9ec7.html

きっと、フィジー系住民は、昔と変わらない自給自足のような生活を送っていて貧しく、インド系住民ばかりが豊かになっていくのでしょう。昔、読んだフィジーのガイドブックには「フィジー人は村を作り、インド人は町を作る」と書いてありました。

思ったんですが、これって東南アジアで華僑が嫌われている理由と同じですよね。東欧でユダヤ人が嫌われた理由もこれと同じでしょう。
自分たち現地人・先住民族は貧しい自給自足の生活を送っているのに、ユダヤ人や華僑や印僑は、彼ら独自のネットワークと商慣習で金儲けをしている。これは腹が立ちますね。

それから、上記のブログには「フィジー人はインド料理を食べるけどインド人はフィジー料理を食べない」と書いてあります。そういえば、ユダヤ教・イスラム教・ヒンズー教には食べ物に関する戒律がありましたね。民族摩擦って案外と、そういうところからエスカレートするのかもしれません。
  1. 2017-01-18 22:12
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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パレスチナ人と在日コリアンは似ている

>またパレスチナ問題について言えば、条約違反、協定違反を繰り返してきたのは実はアラブ側です。

1つ前のエントリへのコメントで、イスラエル国籍のパレスチナ人が作るアラブ系政党やアラブ系国会議員について、ちょっと書きましたが、わかりやすく解説しているサイトを見つけました。
韓国ウォッチャーの日本人がこれを読んだら、誰もが「パレスチナ人って、まるで在日コリアンみたいじゃないか」と思うんじゃないでしょうか。彼らの国籍はイスラエルですから、正確には「韓国・朝鮮系日本国籍者」とよく似ています。

アラブ系市民|イスラエルニュース|シオンとの架け橋
http://www.zion-jpn.or.jp/scripts/keyw.cgi?key1=%83A%83%89%83u%8Cn%8Es%96%AF
>心情的にはパレスチナを支持するが、将来パレスチナ国家が出来た場合に、パレスチナ市民になることには反対している。イスラエル国家に反対の意見も多く、イスラエルのかかえる矛盾の一つ。

イスラエル系アラブ人のパラドックス : ダニエル・パイプス
http://ja.danielpipes.org/article/10907
>イスラエル国内で差別に苦しむものの、彼らは、主権アラブ国(例えば、エジプトやシリア)に暮らしているアラブ大衆よりも、より多くの権利や遥かな安定を享受している。

アラブ系イスラエル人、奉仕に反対する:Global Voices
https://jp.globalvoices.org/2007/11/15/114/
>イスラエル政府は、アラブ系イスラエル人コミュニティーに対する国家奉仕を義務付ける法案を通過させようとしている。やはり抗議が起こり、この法律についての彼らのコメントや主張を読むとぞくっとするようなものもある。「これは我々の若者のイスラエル化に繋がるものだ」と、アラブ系イスラエル人議員は主張している。
>ちょっと待って。あなたたちはもうイスラエル人じゃなかったの?それとも、国家奨学金や、政府の年金、健康保険、水道や電気サービスを受けるときだけイスラエル人になるとか?

考えてみれば、イスラエルは政教分離の世俗主義国家で、「ユダヤ人」自体が多人種・多民族なわけですから、中東にあることを除けば、ただの移民国家なんですよね。アラブ系・イスラム系住民(パレスチナ人)だけが国民統合を拒んで、自爆テロを起こしたりしているだけで。
そして、上記のような記事を読むと「イスラエルのアラブ系・イスラム系住民(パレスチナ人)は、本当にパレスチナ人の国家を作りたいと思っているのか?」「イスラエルがやる事に、何でも反対したいだけじゃないのか?」という気がしてくるわけです。

そのアラブ人の政党ですが、極左政党と統一会派を作って、おととしの総選挙で第3党になったそうです。

イスラエル総選挙でアラブ系統一会派が歴史的躍進 | ニューズウィーク日本版
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/03/post-3584.php

知っておくと便利な予備知識 イスラエルの主な政党|イスラエルニュース|シオンとの架け橋
http://www.zion-jpn.or.jp/israel_news02-2.html

極左政党なら世俗主義のはずですが、どういうつもりでアラブ系政党と統一会派を作ったんでしょうね。国家を破壊できれば何でもいいんでしょうか?
  1. 2017-01-18 22:14
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

Re: ユダヤ人と華僑と印僑

> 東欧のユダヤ人の話を読んで思い出したのが、フィジーです。のんびりとした南洋の島国というイメージですが、じつはイギリスから独立して以降、何度もクーデターが起きており、コモンウェルス(英連邦加盟国)の資格を停止されたり、コモンウェルスから脱退したりということを何度もしています。
>
> フィジー - Wikipedia 歴史
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%BC#.E6.AD.B4.E5.8F.B2
>
> なぜ、そんなにクーデターが起きるかというと、フィジー系住民とインド系住民の対立があるからです。フィジーの人口の約半分はインド系なのです。インド系住民は、イギリスの植民地時代に連れて来られたインド人の子孫です。
> フィジーの経済はインド系住民が握っています。そして、政治までインド系住民に握られそうになると、フィジー系住民がクーデターを起こして、全てをひっくり返してチャラにするわけです。
>
> フィジー人とインド人の対立: 海外旅行でちょっと得する話
> http://travel-hack.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-9ec7.html
>
> きっと、フィジー系住民は、昔と変わらない自給自足のような生活を送っていて貧しく、インド系住民ばかりが豊かになっていくのでしょう。昔、読んだフィジーのガイドブックには「フィジー人は村を作り、インド人は町を作る」と書いてありました。
>
> 思ったんですが、これって東南アジアで華僑が嫌われている理由と同じですよね。東欧でユダヤ人が嫌われた理由もこれと同じでしょう。
> 自分たち現地人・先住民族は貧しい自給自足の生活を送っているのに、ユダヤ人や華僑や印僑は、彼ら独自のネットワークと商慣習で金儲けをしている。これは腹が立ちますね。

 これつまり東欧のユダヤ人と同じです。

 経済的に遅れた地域に、経済先進地から移民が入ると、簡単に経済支配できてしまうのです。

 これはチリやペルーやフィリピンの日系人も同じです。 日系移民も入植後10年余りで大成功しているのです。
 それが第二次大戦を機会に、強制収容所に入れられる遠因になっています。
>
> それから、上記のブログには「フィジー人はインド料理を食べるけどインド人はフィジー料理を食べない」と書いてあります。そういえば、ユダヤ教・イスラム教・ヒンズー教には食べ物に関する戒律がありましたね。民族摩擦って案外と、そういうところからエスカレートするのかもしれません。

 こうした食事に関する戒律って、教壇側からすれば信者を囲い込むのに最高のツールです。
 
 飲食を共にするって、人間関係を作るのに非常に重要なのに、それができないのですから、周りを摩擦を起こし、信者だけで固まるしかなくなります。 すると棄教ができなくなります。

 ワタシがカルト教団を設立したら、絶対食事の戒律を作ります。
  1. 2017-01-19 12:44
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: パレスチナ人と在日コリアンは似ている

> >またパレスチナ問題について言えば、条約違反、協定違反を繰り返してきたのは実はアラブ側です。
>
> 1つ前のエントリへのコメントで、イスラエル国籍のパレスチナ人が作るアラブ系政党やアラブ系国会議員について、ちょっと書きましたが、わかりやすく解説しているサイトを見つけました。
> 韓国ウォッチャーの日本人がこれを読んだら、誰もが「パレスチナ人って、まるで在日コリアンみたいじゃないか」と思うんじゃないでしょうか。彼らの国籍はイスラエルですから、正確には「韓国・朝鮮系日本国籍者」とよく似ています。
>
> アラブ系市民|イスラエルニュース|シオンとの架け橋
> http://www.zion-jpn.or.jp/scripts/keyw.cgi?key1=%83A%83%89%83u%8Cn%8Es%96%AF
> >心情的にはパレスチナを支持するが、将来パレスチナ国家が出来た場合に、パレスチナ市民になることには反対している。イスラエル国家に反対の意見も多く、イスラエルのかかえる矛盾の一つ。
>
> イスラエル系アラブ人のパラドックス : ダニエル・パイプス
> http://ja.danielpipes.org/article/10907
> >イスラエル国内で差別に苦しむものの、彼らは、主権アラブ国(例えば、エジプトやシリア)に暮らしているアラブ大衆よりも、より多くの権利や遥かな安定を享受している。
>
> アラブ系イスラエル人、奉仕に反対する:Global Voices
> https://jp.globalvoices.org/2007/11/15/114/
> >イスラエル政府は、アラブ系イスラエル人コミュニティーに対する国家奉仕を義務付ける法案を通過させようとしている。やはり抗議が起こり、この法律についての彼らのコメントや主張を読むとぞくっとするようなものもある。「これは我々の若者のイスラエル化に繋がるものだ」と、アラブ系イスラエル人議員は主張している。
> >ちょっと待って。あなたたちはもうイスラエル人じゃなかったの?それとも、国家奨学金や、政府の年金、健康保険、水道や電気サービスを受けるときだけイスラエル人になるとか?
>
> 考えてみれば、イスラエルは政教分離の世俗主義国家で、「ユダヤ人」自体が多人種・多民族なわけですから、中東にあることを除けば、ただの移民国家なんですよね。アラブ系・イスラム系住民(パレスチナ人)だけが国民統合を拒んで、自爆テロを起こしたりしているだけで。
> そして、上記のような記事を読むと「イスラエルのアラブ系・イスラム系住民(パレスチナ人)は、本当にパレスチナ人の国家を作りたいと思っているのか?」「イスラエルがやる事に、何でも反対したいだけじゃないのか?」という気がしてくるわけです。
>
> そのアラブ人の政党ですが、極左政党と統一会派を作って、おととしの総選挙で第3党になったそうです。
>
> イスラエル総選挙でアラブ系統一会派が歴史的躍進 | ニューズウィーク日本版
> http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/03/post-3584.php
>
> 知っておくと便利な予備知識 イスラエルの主な政党|イスラエルニュース|シオンとの架け橋
> http://www.zion-jpn.or.jp/israel_news02-2.html
>
> 極左政党なら世俗主義のはずですが、どういうつもりでアラブ系政党と統一会派を作ったんでしょうね。国家を破壊できれば何でもいいんでしょうか?

 こういうの見ると国民国家を作るのは難しいですね。

 理念の上で幾ら「全て国民は平等」としても、現実にはそういう理念だけでは国家を纏める事ができないのです。
 イスラエルも宗教を抜けば、アメリカ同様の純然たる移民国家です。

 しかしそれなら何もあんな面倒な場所に建国する意味はないのです。

 人間だから理屈だけはどうにもならない面があり、でもその面があるからこそ国家が理屈抜きで団結できるのですよね。
  1. 2017-01-19 12:54
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  3. よもぎねこ #-
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以前「ナチスがユダヤ人から没収した絵画の返還問題の裁判」といった記事を読んだとき、「そうか。ユダヤ人は金持ちだから、高価な絵画を持っていたのだな」と単純に考えていたのですが、ドイツにインフレの時、ユダヤ人がどのように立ち回ったかを知って合点がいったのです。
前述したように、一般人が手に入らないバイオリンが二束三文で買えたドイツでは、当然絵画も同様だったのです。株と同じで安い時に買い、高くなったら売るということは商法としては間違っておらず、責められることではありません。しかし、インフレの中泣く泣く大事な絵画を手放した側にしてみれば、ユダヤ人は人の不幸を利用して儲けていやがるという意識を持つのは、人間の感情として自然なのかもしれません。頭ではユダヤ人を憎むは筋違いだと理解していても、どうしても心情的に許せないというものが出てくるのでしょう。
このことを知人に話したら、「ユダヤ人て、空気が読めていないんじゃない?」といわれました。そうなのかもしれません。

私は、「5千万人のヒトラーがいた!」という本で知ったのですが、第二次世界大戦時の東欧におけるユダヤ人虐殺は凄まじく、その残虐な殺し方を見たナチスの将校が怒り狂ったとか、ユダヤ人がナチスに泣きながら助けを求めたことまであったというのです。嫌われているのを通り越して憎まれていたわけですが、カネが絡むと親兄弟ですら敵対する人間の性(さが)からすれば、カネが絡んだ異民族への憎悪は想像以上に激しくなるのかもしれません。
ユダヤ人が、人間が人間である限り逃れられない性質を見ないで、「自分達は合法的に商売をし、地道に稼いでいるだけなのに」と被害者意識ばかり募らせているばかりでは、反ユダヤ主義は永久になくならないでしょう。
  1. 2017-01-19 13:19
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  3. 名無しの権兵衛 #1ZD23bvg
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Re: タイトルなし

> 以前「ナチスがユダヤ人から没収した絵画の返還問題の裁判」といった記事を読んだとき、「そうか。ユダヤ人は金持ちだから、高価な絵画を持っていたのだな」と単純に考えていたのですが、ドイツにインフレの時、ユダヤ人がどのように立ち回ったかを知って合点がいったのです。
> 前述したように、一般人が手に入らないバイオリンが二束三文で買えたドイツでは、当然絵画も同様だったのです。株と同じで安い時に買い、高くなったら売るということは商法としては間違っておらず、責められることではありません。しかし、インフレの中泣く泣く大事な絵画を手放した側にしてみれば、ユダヤ人は人の不幸を利用して儲けていやがるという意識を持つのは、人間の感情として自然なのかもしれません。頭ではユダヤ人を憎むは筋違いだと理解していても、どうしても心情的に許せないというものが出てくるのでしょう。
> このことを知人に話したら、「ユダヤ人て、空気が読めていないんじゃない?」といわれました。そうなのかもしれません。

 そう言えばシュテファン・ツバイクの短編に「見えざる蒐集」と言うがありました。

 一生をかけてレンブラントなどの銅版画を蒐集した老人が、晩年になって盲目になり、そしてハイパーインフレに襲われる。  年金も貯金も吹き飛び、同居している妹と妻が相談して、老人の銅版画を一枚また一枚と売る。 売った後は老人にわからないように反古紙を入れておく。
 しかし画商は代金の支払いを引き延ばし、その間にもドンドンインフレが進行して、代金が支払われた時には貨幣価値が遥かに下がっている。
 そこでまた生活費の為にもう一枚売るけれど、同様に支払を引き延ばされる。
 これを繰り返して遂に老人の銅版画は全部なくなる。 
 盲目の老人はしかし自分のコレクションが全部亡くなった事は知らず、反古紙の束を指さしながら、作品の解説をする。

 こんな話です。

 文字通り画商からすれば赤子の手をねじるように、二束三文で素晴らしいコレクションを手に入れられたわけです。
 でもこれをやれば恨まれて当然でしょうね。

 文字通り空気読めてないのです。 
 ユダヤ人は第一次大戦では他のドイツ人同様徴兵されて、多くの戦死者を出したのですから、本来ならこれが良きドイツ人として評価される機会でした。
 
 でも空気読めなかったのが悲劇を招きました。 
>
> 私は、「5千万人のヒトラーがいた!」という本で知ったのですが、第二次世界大戦時の東欧におけるユダヤ人虐殺は凄まじく、その残虐な殺し方を見たナチスの将校が怒り狂ったとか、ユダヤ人がナチスに泣きながら助けを求めたことまであったというのです。嫌われているのを通り越して憎まれていたわけですが、カネが絡むと親兄弟ですら敵対する人間の性(さが)からすれば、カネが絡んだ異民族への憎悪は想像以上に激しくなるのかもしれません。
> ユダヤ人が、人間が人間である限り逃れられない性質を見ないで、「自分達は合法的に商売をし、地道に稼いでいるだけなのに」と被害者意識ばかり募らせているばかりでは、反ユダヤ主義は永久になくならないでしょう。

 それが一番の問題です。
 
 違法でも不道徳でもない商売をしたことは事実ですが、相手がそれで苦しむ以上は、それだけを言い続けても意味がないのです。
 でもユダヤ人ってこういう空気を読むのは非常に苦手ですね。

 被害者意識が強すぎるからでしょうね。
 
  1. 2017-01-19 14:42
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  3. よもぎねこ #-
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ヨーロッパは意外と閉鎖社会

その昔、90年代パリでアパルトマンの賃貸契約を結びました。
平たく言えば、部屋を借りた訳です。日本の不動産屋さんとは違って、すべての手続きを代行してはくれません。部屋のオーナーを紹介してくれるだけで、後は個別に交渉して手続きして下さいね、でお仕舞です。オーナーを紹介して貰ったら、まず、交渉です。不動産屋さんには部屋の価格が書かれてますが、あくまで目安に過ぎません。部屋を借りる人によって信用度が違うわけですから、当然の如く外国人には上乗せがされます。1月5万だとしたら、日本人なら+1万円。その他のアジア人なら+3万円。アラブ系やアフリカ系の方はお断りします。と平然と言われます。個人で交渉してると、思いっきり吹っかけられるので、弁護士に依頼します。せめて5万5千円にしたいんだけど、と弁護士に頼むわけです。次は弁護士がオーナーと交渉します。色々な条件が決まるわけです。家賃は5万5千円で良いけど、所得の証明、財産証明、滞在許可書の提出。借りた部屋の現状復帰、先払い半年分とか様々な条件をクリアして、やっと契約です。※最近は保険会社が代行するようになってきているらしいですが。個人でこの交渉をすると、平然と1ヶ月位係ります。貢物も必要ですし、条件が突然追加されたり、変更になったりもします。似たような体験はミラノでも有りました。この時は交渉にあたってくれたのは弁護士では無く、不動産専門の保険屋さんでした。ロンドンではホテル住まいでしたので、このような体験は有りませんでしたが、同僚のドイツ人はかなり苦労してました。※EU統合の前です。

また、ブルゴーニュの入り口。マスタードとカシスで有名な街では。就職先のオーナーに不動産屋を指定されました。理由を尋ねると。不動産屋が人種によって、またコミューンによって分かれているから、指定した不動産屋以外では相手にもされないよ。との事でした。とても親切なオーナーで紹介状を書いてくれたので、フランス人と同じ待遇で面倒な交渉も無く速やかに賃貸契約を結ぶ事が出来ました。ほぼ同じような事がブリュセッルでも有りました。

また、十字軍で有名な教会が有る街では、外国人が借りれる部屋は皆無でした。ここでも就職先のオーナーは紹介状を書いてくれましたが、アポイントメントを取って貸主に会いに行くと、外国人には貸せませんとハッキリ言われます。致し方なく就職先の屋根裏部屋で半年ほど過ごした事が有ります。また、この町ではカフェ等の地元の人が集まるような場所で飲んでると、30分もしない内にポリスがやって来て、滞在許可書の提出を求められました。5回位?は有りました。その内に面倒になったのかポリスからだよ、と言われて電話口に出るだけにはなりましたが、信じられない事に90年代のハナシです。

海が見えるリゾートの街では、アラブ系の同僚とカフェでビールを飲んだ翌日オーナーに呼び出されて、違うコミュニティの人間とはつき合うなと厳命されましたし、その後1月位の間はフランス人の同僚は私を避けていました。これもやはり90年代のハナシです。

20年程前の体験ですので、現在は変わってきてるやも知れませんが、日本で報道されているより、ヨーロッパの社会は保守的で閉鎖的です。長い対立の歴史や教会の力が強すぎた時代も有るのでその名残の様な物かも知れません。
  1. 2017-01-19 19:06
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  3. エピキュリアン #-
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Re: ヨーロッパは意外と閉鎖社会

> その昔、90年代パリでアパルトマンの賃貸契約を結びました。
> 平たく言えば、部屋を借りた訳です。日本の不動産屋さんとは違って、すべての手続きを代行してはくれません。部屋のオーナーを紹介してくれるだけで、後は個別に交渉して手続きして下さいね、でお仕舞です。オーナーを紹介して貰ったら、まず、交渉です。不動産屋さんには部屋の価格が書かれてますが、あくまで目安に過ぎません。部屋を借りる人によって信用度が違うわけですから、当然の如く外国人には上乗せがされます。1月5万だとしたら、日本人なら+1万円。その他のアジア人なら+3万円。アラブ系やアフリカ系の方はお断りします。と平然と言われます。個人で交渉してると、思いっきり吹っかけられるので、弁護士に依頼します。せめて5万5千円にしたいんだけど、と弁護士に頼むわけです。次は弁護士がオーナーと交渉します。色々な条件が決まるわけです。家賃は5万5千円で良いけど、所得の証明、財産証明、滞在許可書の提出。借りた部屋の現状復帰、先払い半年分とか様々な条件をクリアして、やっと契約です。※最近は保険会社が代行するようになってきているらしいですが。個人でこの交渉をすると、平然と1ヶ月位係ります。貢物も必要ですし、条件が突然追加されたり、変更になったりもします。似たような体験はミラノでも有りました。この時は交渉にあたってくれたのは弁護士では無く、不動産専門の保険屋さんでした。ロンドンではホテル住まいでしたので、このような体験は有りませんでしたが、同僚のドイツ人はかなり苦労してました。※EU統合の前です。
>
> また、ブルゴーニュの入り口。マスタードとカシスで有名な街では。就職先のオーナーに不動産屋を指定されました。理由を尋ねると。不動産屋が人種によって、またコミューンによって分かれているから、指定した不動産屋以外では相手にもされないよ。との事でした。とても親切なオーナーで紹介状を書いてくれたので、フランス人と同じ待遇で面倒な交渉も無く速やかに賃貸契約を結ぶ事が出来ました。ほぼ同じような事がブリュセッルでも有りました。
>
> また、十字軍で有名な教会が有る街では、外国人が借りれる部屋は皆無でした。ここでも就職先のオーナーは紹介状を書いてくれましたが、アポイントメントを取って貸主に会いに行くと、外国人には貸せませんとハッキリ言われます。致し方なく就職先の屋根裏部屋で半年ほど過ごした事が有ります。また、この町ではカフェ等の地元の人が集まるような場所で飲んでると、30分もしない内にポリスがやって来て、滞在許可書の提出を求められました。5回位?は有りました。その内に面倒になったのかポリスからだよ、と言われて電話口に出るだけにはなりましたが、信じられない事に90年代のハナシです。
>
> 海が見えるリゾートの街では、アラブ系の同僚とカフェでビールを飲んだ翌日オーナーに呼び出されて、違うコミュニティの人間とはつき合うなと厳命されましたし、その後1月位の間はフランス人の同僚は私を避けていました。これもやはり90年代のハナシです。
>
> 20年程前の体験ですので、現在は変わってきてるやも知れませんが、日本で報道されているより、ヨーロッパの社会は保守的で閉鎖的です。長い対立の歴史や教会の力が強すぎた時代も有るのでその名残の様な物かも知れません。

 おお、これが90年代の話ですか・・・・・。
 それは大変ですね。

 確かにここまで閉鎖的な世界なら、ユダヤ人差別だって残るわけです。

 しかしこうしてみると欧州のリベラリストの理想と、現実の社会にギャップが酷すぎますね。 こうして完全な階層社会を作り、上の方の人間は移民なんかと付き合う機会もないから、気楽に移民や難民を呼べるのかもしれませんが。
  1. 2017-01-19 19:56
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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 ユダヤ系のハンチントンやキッシンジャー等々の本を読んでいると、もの凄く優秀で先を見通す力があると感じます。これは普通の人間からすると理解を超えていて、薄気味悪いと感情的に思ってしまうかもしれないと思います。そして、その優秀な頭で契約を盾にとって儲け過ぎてしまうと恨みを買うのも当然ですね。その辺の塩梅を上手くできたらと思いますが、こういうのは癖みたいなものでしょうから治らないような気がします。

 しかし聖書で、キリストを裏切ったのはユダヤ人だとされているのも、無意識のレベルで反ユダヤがキリスト教徒に浸透しているのも非常に難しい問題です。

 それ以上にイスラエル建国が契機ではなくて、歴史的にイスラム教徒に反ユダヤ主義があるというのは、キリスト教以上に問題が根深くてどうしようもない気がします。

 ですからイスラム教徒の移民難民問はまだまだ流入が続いていて止まる気配がないというのは、本当に地獄の黙示録のようで怖いです。メルケルさんの罪は、時間がたてばたつほど明らかになって行くのでしょうね。

イスラームと反ユダヤ主義 - Wikipedia
  1. 2017-01-20 08:41
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  3. 都民です。 #-
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やや、詳細とお詫びと訂正

何時もながら、おご丁寧な返信有難う御座います。

さて、パリやミラノ等ヨーロッパの都市には、長期滞在型のホテルが沢山有ります。そう云ったホテルでは基本パスポートを提示すれば滞在できますので面倒な手続きは必要有りません。私がロンドンでホテル住まいだったのもこれです。大体就職先で紹介してくれます。同僚のドイツ人が苦労してたのは、彼の伴侶がトルコ系で婚姻関係に無かったからです。EUの統合前でしたし。それから個人契約では無く法人契約であれば、足元を見るような事も有りませんし、最近は保険金を支払えば以外に安易に契約出来るようです。

また、パリやローマ等の都市ではエリアによって部屋を借りる難易度は変わってきます。私が苦労したのは16区で部屋探しをしたからで、どこでも良ければこれ程の苦労は有りません。ただし、当然治安は悪くなるし、もし、盗難等の被害にあった場合には警察の対応も変ってきますので、苦労しても借りたいと思うわけです。また、移民の方々が纏まって地域を形成するのもこれが理由です。

それから、ヨーロッパの方々は基本個人主義です。パリでは部屋の契約までは非常に苦労しましたが、そのオーナーは年金暮らしの未亡人で、その後。食事の招待やホーム・パーティ等にも招いてくれましたしボランティア活動等にも誘ってくれました。市場に出回らない希少なワインを御相伴に預った事も有りました。

また、リゾート地の雇用主はやや偏屈な方でしたが、その直前に働いていた私の雇用主は積極的に外国人を雇用してましたし、私が住んでた部屋は日本で云う法人契約までしてくれました。私がムスリムの方々と交流を持ったのもこの地でした。また、この方の主催で日本食と日本酒のパーティを開いた事も有りましたしトルコやアラビア半島の料理のパーティを主催されてもいました。貴重な思い出です。

それから、訂正です。十字軍の街ではポリスに求められたのは提出では無く提示です。後には、私を警戒してたカフェの方々とも交流を持ちました。懐にまで入る事が出来れば信用してくれますし、積極的に自宅に招いてもくれました。また、葡萄畑でのパーティや街のお祭りにも参加させてくれました。それから、私が彼らを警戒させてしまったのは、観光客が入って行かないようなカフェやレストランまで一人で平然と入って行ってしまったのも有るとは思います。

ヨーロッパの方々は基本的には警戒心が強いとは思います。ですが、仲良くなってしまえば、それこそ家族同様にもてなしてくれますし様々な便宜を図ってくれたりもします。割とコネクションが強い社会だと思います。それから、私は以前【ヨーロッパはイスラムに侵略される】と、コメントしましたが、意外にしぶといかもしれません。それこそ長い歴史も持ってますし、人的或いは文化及び思想的な遺産も沢山有るワケですから、リベラルの思惑通りには中々行かないのでは無いかと思います。
  1. 2017-01-20 12:29
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  3. エピキュリアン #-
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Re: タイトルなし

>  ユダヤ系のハンチントンやキッシンジャー等々の本を読んでいると、もの凄く優秀で先を見通す力があると感じます。これは普通の人間からすると理解を超えていて、薄気味悪いと感情的に思ってしまうかもしれないと思います。そして、その優秀な頭で契約を盾にとって儲け過ぎてしまうと恨みを買うのも当然ですね。その辺の塩梅を上手くできたらと思いますが、こういうのは癖みたいなものでしょうから治らないような気がします。
>
>  しかし聖書で、キリストを裏切ったのはユダヤ人だとされているのも、無意識のレベルで反ユダヤがキリスト教徒に浸透しているのも非常に難しい問題です。
>
>  それ以上にイスラエル建国が契機ではなくて、歴史的にイスラム教徒に反ユダヤ主義があるというのは、キリスト教以上に問題が根深くてどうしようもない気がします。

 そうです。 凄く根が深いのです。
 タダ、理屈から言えば、中世以来の反ユダヤ主義って、一定の知識のある人間から見れば、至ってナンセンスな理由なのです。

 でも長い間迫害されると、性格が歪んでしまうのか、元々人に嫌われる事をやってしまうタイプなのか、聡明なユダヤ人がどうしてもこのナンセンスな反ユダヤ主義を克服できないのですよね。
 
>  ですからイスラム教徒の移民難民問はまだまだ流入が続いていて止まる気配がないというのは、本当に地獄の黙示録のようで怖いです。メルケルさんの罪は、時間がたてばたつほど明らかになって行くのでしょうね。
>
> イスラームと反ユダヤ主義 - Wikipedia

 イスラムの反ユダヤ主義はもう一度中世の反ユダヤ主義の復活ですから、ホントに怖いです。
 
 だからユダヤ人も何とか打開策を考えないと大変だと思うのですけどね。
  1. 2017-01-20 13:55
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: やや、詳細とお詫びと訂正

> 何時もながら、おご丁寧な返信有難う御座います。
>
> さて、パリやミラノ等ヨーロッパの都市には、長期滞在型のホテルが沢山有ります。そう云ったホテルでは基本パスポートを提示すれば滞在できますので面倒な手続きは必要有りません。私がロンドンでホテル住まいだったのもこれです。大体就職先で紹介してくれます。同僚のドイツ人が苦労してたのは、彼の伴侶がトルコ系で婚姻関係に無かったからです。EUの統合前でしたし。それから個人契約では無く法人契約であれば、足元を見るような事も有りませんし、最近は保険金を支払えば以外に安易に契約出来るようです。

 なるほどね、

 「北ホテル」とか「ゴリオ爺さん」とかを読んでいると、日本人の感覚ではホテルか下宿か判然としないようなホテルが出てきますが、実際にそういうホテル暮らしをされたわけですね。

 それにマスコミが欧州の閉鎖性を報道しないのもわかりました。 新聞やテレビの記者は皆法人契約で借りた家に暮らしますから、エピキュリアンさんがなさったような苦労がある事はそもそも知らないのでしょう。

> また、パリやローマ等の都市ではエリアによって部屋を借りる難易度は変わってきます。私が苦労したのは16区で部屋探しをしたからで、どこでも良ければこれ程の苦労は有りません。ただし、当然治安は悪くなるし、もし、盗難等の被害にあった場合には警察の対応も変ってきますので、苦労しても借りたいと思うわけです。また、移民の方々が纏まって地域を形成するのもこれが理由です。

 おお、それも欧州の都市の構造として興味深いですね。

> それから、ヨーロッパの方々は基本個人主義です。パリでは部屋の契約までは非常に苦労しましたが、そのオーナーは年金暮らしの未亡人で、その後。食事の招待やホーム・パーティ等にも招いてくれましたしボランティア活動等にも誘ってくれました。市場に出回らない希少なワインを御相伴に預った事も有りました。

 年金暮らしの未亡人などと言う立場であれば、借家人を選ぶのも当然でしょうね。 下手な店子を入れてしまうと経済的にも精神的に大変なダメージを受けます。
>
> また、リゾート地の雇用主はやや偏屈な方でしたが、その直前に働いていた私の雇用主は積極的に外国人を雇用してましたし、私が住んでた部屋は日本で云う法人契約までしてくれました。私がムスリムの方々と交流を持ったのもこの地でした。また、この方の主催で日本食と日本酒のパーティを開いた事も有りましたしトルコやアラビア半島の料理のパーティを主催されてもいました。貴重な思い出です。
>
> それから、訂正です。十字軍の街ではポリスに求められたのは提出では無く提示です。後には、私を警戒してたカフェの方々とも交流を持ちました。懐にまで入る事が出来れば信用してくれますし、積極的に自宅に招いてもくれました。また、葡萄畑でのパーティや街のお祭りにも参加させてくれました。それから、私が彼らを警戒させてしまったのは、観光客が入って行かないようなカフェやレストランまで一人で平然と入って行ってしまったのも有るとは思います。

 思うにこうしたバリアーが何重にも設置されている事が、移民の受け入れをできる条件でしょうね。
 自分達のコミュニティーをガッチリ守る体制ができているなら、異邦人の襲来も怖くありません。

 免疫システムが健全な人なら、感染症患者と付き合っても、ゴミ箱を漁っても何ともないのです。 でも免疫の弱い人がこれをやれば命取りです。

 しかし随分貴重な体験をいろいろされたのですね。 ワタシは結構海外生活の話を読むのが好きだったのですが、著者の多くが日本企業の海外駐在員やその妻だったので、エピキュリアンさんのような体験談は初めて知りました。

 日本企業と言う保護膜の中から欧州を見るのと、それを出て生身で見るのとは随分違うのですね。
 
> ヨーロッパの方々は基本的には警戒心が強いとは思います。ですが、仲良くなってしまえば、それこそ家族同様にもてなしてくれますし様々な便宜を図ってくれたりもします。割とコネクションが強い社会だと思います。それから、私は以前【ヨーロッパはイスラムに侵略される】と、コメントしましたが、意外にしぶといかもしれません。それこそ長い歴史も持ってますし、人的或いは文化及び思想的な遺産も沢山有るワケですから、リベラルの思惑通りには中々行かないのでは無いかと思います。

 確かに随分しぶとそうですね。
 
 イスラムにもそして自国内のリベラルにも、簡単にやられそうもないですね。
  1. 2017-01-20 14:44
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  3. よもぎねこ #-
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2017-01-20 19:17
  2. #
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反ユダヤ主義の問題は本当に根深いと思います。迫害されたから、カネしか頼るものがないとカネに固執する性格になったのか、カネに固執するから迫害を生んだのか、と鶏が先か、卵が先かということになります。

私が前述したバイオリニストの鈴木鎮一氏の奥さんはドイツ人なのですが、第一次世界大戦後のドイツ経済は壊滅状態となり、貧しいなどという生易しい状況ではなく、奥さんは空腹に泣く毎日だったそうです。そして、ハイパーインフレの真っただ中のドイツの惨状を伝える資料は数多く残されていますが、そうした中でもユダヤ人は着実に利益を上げていたのです。外国人もインフレに乗じていましたが、ドイツ国籍のユダヤ人は法律上は同胞のはずです。貧窮に苦しむ一般のドイツ人が、そうした中ユダヤ人にどのような感情を抱いたのでしょうか?
私は、ユダヤ人がナチスに虐殺されたのは自業自得などというつもりは毛頭ありません。あれは絶対に正当化できない蛮行です。「我々は何も悪い事はしていないのに、迫害を受けてきた」というユダヤ人の主張も事実です。ユダヤ人は何も悪い事はしていません。「でもね」ということです。東欧やロシアで、ナチスの将校が激怒するほど残忍な方法でユダヤ人が虐殺されることが起きたのか?嫌われているどころか憎まれていたわけです。
憎まれる構造的理由や因果関係を見ず、単に迫害されてきたことだけやナチスやヒトラーを一方的に叩くだけでは、将来同様の事態が発生する可能性を依然として保持させることになると思います。そして、何もユダヤ人だけが対象になるとは限らず、他の民族や国民にも同様の事態が起きるという可能性だってあるのです。
鈴木氏は、「他人の不幸を顧みず、利益を追及する人々や民族は、将来に大きな禍根を残すことになるのかもしれません」と晩年に書いていますが、ハイパーインフレに苦しむドイツに身を置き、実際に起きていることを目で見て、体験したことを振り返った同氏は、あの時点で既に大虐殺の萌芽が芽生えつつあったと考えたのでしょう。
ユダヤ人の身に起きたことは、他の民族や国民にも起こりうる、このことを知る必要があります。
  1. 2017-01-21 13:11
  2. URL
  3. 名無しの権兵衛 #30ElDetI
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Re: タイトルなし

> 反ユダヤ主義の問題は本当に根深いと思います。迫害されたから、カネしか頼るものがないとカネに固執する性格になったのか、カネに固執するから迫害を生んだのか、と鶏が先か、卵が先かということになります。

 全くその通りです。

 タダ迫害の原因がニワトリでも卵でも、迫害を止めさせる為には、ユダヤ人自身が変わるしかないのです。
>
> 私が前述したバイオリニストの鈴木鎮一氏の奥さんはドイツ人なのですが、第一次世界大戦後のドイツ経済は壊滅状態となり、貧しいなどという生易しい状況ではなく、奥さんは空腹に泣く毎日だったそうです。そして、ハイパーインフレの真っただ中のドイツの惨状を伝える資料は数多く残されていますが、そうした中でもユダヤ人は着実に利益を上げていたのです。外国人もインフレに乗じていましたが、ドイツ国籍のユダヤ人は法律上は同胞のはずです。貧窮に苦しむ一般のドイツ人が、そうした中ユダヤ人にどのような感情を抱いたのでしょうか?
> 私は、ユダヤ人がナチスに虐殺されたのは自業自得などというつもりは毛頭ありません。あれは絶対に正当化できない蛮行です。「我々は何も悪い事はしていないのに、迫害を受けてきた」というユダヤ人の主張も事実です。ユダヤ人は何も悪い事はしていません。「でもね」ということです。東欧やロシアで、ナチスの将校が激怒するほど残忍な方法でユダヤ人が虐殺されることが起きたのか?嫌われているどころか憎まれていたわけです。
> 憎まれる構造的理由や因果関係を見ず、単に迫害されてきたことだけやナチスやヒトラーを一方的に叩くだけでは、将来同様の事態が発生する可能性を依然として保持させることになると思います。そして、何もユダヤ人だけが対象になるとは限らず、他の民族や国民にも同様の事態が起きるという可能性だってあるのです。
> 鈴木氏は、「他人の不幸を顧みず、利益を追及する人々や民族は、将来に大きな禍根を残すことになるのかもしれません」と晩年に書いていますが、ハイパーインフレに苦しむドイツに身を置き、実際に起きていることを目で見て、体験したことを振り返った同氏は、あの時点で既に大虐殺の萌芽が芽生えつつあったと考えたのでしょう。
> ユダヤ人の身に起きたことは、他の民族や国民にも起こりうる、このことを知る必要があります。

 第一次大戦ではユダヤ人のドイツ人、オーストリア人として徴兵されて出征し5万5千人の戦死者を出しています。
 
 でもその後のインフレ時の対応が、その死を無駄にしたのです。

 貧窮に絶望する人には「合法的な商売だった」と言う正論は通じませんからね。

 それに反ユダヤ主義自体が、別のナチの専売特許でないのだから、ナチの告発だけでは反ユダヤ主義を亡くせるわけでもないのです。
 
 しかしユダヤ人はどうもそれを理解していないのでは?と思ってしまいます。
  1. 2017-01-21 13:32
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  3. よもぎねこ #-
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ユダヤ金融について

ユダヤ人が金融関係の仕事に主に携わる理由として、ユダヤ人はいつ何時土地を追われるか解らないという状況にあったので、宝石業とか現金取引の金貸しとかに従事することが多かったと聞いてます。それとヨーロッパでは地主が税金の取立てにユダヤ人を使ったそうです。自分らが取り立てると地元民に嫌われるし、取立ては難しいので、わざと他人が嫌がる仕事をユダヤ人にやらせたということがあったみたいですね。

ユダヤ人としては、ユダヤ教迫害の社会において、自分らがその社会の一員であるという意識があまりない。金だけが頼りという気持ちが強まる。

なにしろその国の一員として同化していても、何かあると必ず「ユダヤ人を殺せ!」ってことになることは充分承知してますから、回りの人を助けるとかいうことより自分らの民族を守ろうという気持ちになってしまうわけですよ。

卵が先か鶏が先かという問題はありますが、ユダヤ人としてはいくら社会に貢献していても結局は迫害されるんだ、という過去の苦い歴史がありますからね。これは難しいところ。

だから回りのことを考えなくていいとか、金銭だけの強欲になっていいという理由にはなりませんけど、何かあると他のひとなら個人的に「あの人はがめつい」で済むことが、それがユダヤ人だったら「あの人はユダヤ人だから、、、」というふうに判断されてしまうこともあるんじゃないでしょうかね?
  1. 2017-01-23 05:52
  2. URL
  3. 苺畑カカシ #-
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Re: ユダヤ金融について

> ユダヤ人が金融関係の仕事に主に携わる理由として、ユダヤ人はいつ何時土地を追われるか解らないという状況にあったので、宝石業とか現金取引の金貸しとかに従事することが多かったと聞いてます。それとヨーロッパでは地主が税金の取立てにユダヤ人を使ったそうです。自分らが取り立てると地元民に嫌われるし、取立ては難しいので、わざと他人が嫌がる仕事をユダヤ人にやらせたということがあったみたいですね。

 歴史的に言うと、ユダヤ人は長く土地の所有を禁じられていました。 一方カトリック教会は貸金業を禁じたのですが、ユダヤ人はカソリック信者でないので、この対照になりませんでした。

 それでユダヤ人が貸金業をやり続けると言う事になったのです。 
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> ユダヤ人としては、ユダヤ教迫害の社会において、自分らがその社会の一員であるという意識があまりない。金だけが頼りという気持ちが強まる。
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> なにしろその国の一員として同化していても、何かあると必ず「ユダヤ人を殺せ!」ってことになることは充分承知してますから、回りの人を助けるとかいうことより自分らの民族を守ろうという気持ちになってしまうわけですよ。
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> 卵が先か鶏が先かという問題はありますが、ユダヤ人としてはいくら社会に貢献していても結局は迫害されるんだ、という過去の苦い歴史がありますからね。これは難しいところ。

> だから回りのことを考えなくていいとか、金銭だけの強欲になっていいという理由にはなりませんけど、何かあると他のひとなら個人的に「あの人はがめつい」で済むことが、それがユダヤ人だったら「あの人はユダヤ人だから、、、」というふうに判断されてしまうこともあるんじゃないでしょうかね?

 ニワトリが先か卵が先かと言うと、ローマ帝国滅亡後、キリスト教化した社会では、ユダヤ人迫害が先です。
 しかし中世初頭から始まった迫害は、今更どうにもならないのです。 それに社会に「変われ!!」と言っても変わるものじゃないです。

 これは黒人差別と同じです。
 黒人が奴隷にされた歴史を持ち出して、差別反対を叫んでも、それだけで差別がなくなるわけはないのです。

 だから結局差別される側の努力が必要なのでは?

 でも今は随分変わったのでは?
 トランプ大統領の長女はユダヤ人と結婚してユダヤ教に改宗しているし、ベン・シャピーロのように敬虔なユダヤ教徒でリベラルから「極右」と言われる人も出ています。

 ユダヤ人の極右なんて、数年前には想像もできませんでした。 でも極右と言われる人達が、ユダヤ人の理論家を歓迎するようになったのですから、物凄い変化です。
  1. 2017-01-23 11:57
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  3. よもぎねこ #-
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