2016-12-27 20:25

東京裁判と言う芝居 

 先日、橋下徹が東京裁判は「裁判じゃない、政治なんだ!」と言っていました。

 しかしワタシは政治ではなくショー或いは、「芝居」だと思います。

 連合国は何でそんなショーをしたのか?

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 連合国は第二次大戦で完璧な勝利を収めましたが、しかしソ連を除く戦勝国には何の利益もありませんでした。

 それどころかそれどころか植民地を全て喪って丸裸になってしまったのです。
 
 イギリスは日の没する事のない大帝国から、敗戦国日本やドイツより小さな中規模国家に転落しました。

 一度の戦争でこれだけの領土を喪った国は、世界史上例がないのですが、それが戦勝国なのですから憐れの極みです。

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 第二次世界大戦までは、戦争で敗者を裁く事はありませんでした。 
 しかし代わりに戦勝国は敗戦国から、領土や権益、賠償金などを戦果として得る事ができました。

 国民もそれを期待していたのです。
 
 日本国民がポーツマツ条約に憤り、日比谷公会堂を焼き打ちしたのは、苦難の末の勝利であったにも拘らず余りにも戦果が少ないと思ったからです。

 しかし第二次大戦では、連合国側は戦果を得る事ができなかったのです。
 日露戦争と違い、対戦相手を無条件降伏させた言う圧勝であるにも拘らずです。

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 なぜならこの戦争の間に、アメリカが必死に支援したソ連が、化け物になってしまったからです。

 もしアメリカの支援がなければソ連は国家の存続さへ危うい程だったのに、戦争が終わってみれば、ヒトラーとの密約で決めていた取り分は全て自国領にしたばかりではなく、ドイツの東半分に至るまでの東欧全てを「共産圏」として支配下に置きました。

 そしてそれと共にミサイルなどドイツの軍事技術が、ソ連の物になりました。

 満州の権益は、日米の深刻な対立原因だったはずですが、これもルーズベルトによって、魔法のようにソ連の物になり、更に中国共産党に与えられたのです。

 こうして共産圏と言う「化け物」が生まれ、その化け物は更なる覇権を求めていたのです。

 こうなるともうアメリカと西ヨーロッパ戦勝国側には、敗戦国から権益や賠償金を得て国民の期待に応えるなんて事はできません。

 今後は枢軸国に代わって、共産圏と言う敵から身を守る事を考えなくてはならないのです。

 その為には日本やドイツの西半分を、自分達の防衛の盾として確保するしかないのです。

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 それにしても膨大な犠牲を払って勝利を収めたのに、一片の領土、一ドルの賠償金も得られないばかりか、自分が育てた化け物の脅威に晒される、こんなに無残でお間抜けな結果を、どのように国民に説明したら良いのでしょうか?

 もし貴方がイギリスの首相やアメリカの大統領だったらどうしますか?

 この結果に国民が憤れば、小村寿太郎みたいに家を焼かれるぐらいじゃ済まないでしょう。

 これを逃れる唯一の方法は「枢軸国が侵略してきたから戦うしかなかった。 枢軸国は極悪だったから、正義の為に戦うしかなった。」と言う事にするしかないのではありませんか?

 だからこの正義を示すショー、演劇が必要だったのです。

 そこで「裁判」、つまり法治国家では正義を決める形式の芝居を打つ事にしたのです。
 そして悪党を縛り首にして、せめて国民の復讐心ぐらいは満足させることにしたのです。

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 因みにこの愚劣で無残な結末を見越して戦争に反対していた人も沢山いました。

 例えばアメリカのフーバー元大統領や共和党の大物議員ハミルトン・フィッシュなどです。

 彼等は戦前からルーズベルトの、日本やドイツを挑発政策の危険性を指摘し、またドイツが崩壊させたらソ連の膨張を止められなくなる事を予見していました。

 彼等はまたドイツの最大の敵がソ連であり、ヒトラーを放置すれば早晩ドイツとソ連が戦争になると予見していました。

 「我々はドイツとソ連の戦争の戦況をラジオで聞いていれば良いのだ。」

 そして双方が戦いで衰弱し尽くした後に介入してすれば良いと考えていたのです。

 しかしルーズベルトとその支持者達は、これ等の意見を無視して対独戦を煽り、結果は上記の愚劣でお間抜けな結末になったのです。

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 だからこそ益々「正義」を演出する事が必要なのです。

 そしてこの演劇は成功しました。
 とにかくこれで一般国民には「我々は正義を成した」との満足感を与える事ができたのです。

 お蔭でイギリス史上最もの領土を喪ったチャーチルも「失地宰相」と呼ばれずに済んでいます。

 ジョン王は母親から相続したフンランスの一部を喪った事で失地王と呼ばれ、イギリス史上でも有数の無能な暴君とされしまいました。

 チャーチルが喪った領土は、これとは比べものにもならない程広大なのにです。

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 こんな事でコロリと騙されるって英米仏蘭人って馬鹿なのでしょうか?

 でもワタシは結構賢いと思います。
 なぜなら彼等もこれがインチキ臭い事ぐらいはわかっていたのでしょう?

 だからサンフランシスコ講和条約委締結後、日本が収監中の戦犯の釈放を要求したらアッサリ応じたし、戦犯の名誉回復をしても抗議もしませんでした。

 そして1954年に日本が国連つまり連合国加盟を果たした時に、NYの国連本部で元A級戦犯重光葵が加盟受諾演説をしても、誰も抗議をしなかったばかりか、拍手喝采したのです。

 この時重光葵の演説を聞いていた連中は、皆重光と同世代でそして重光同様、それぞれの自国で政治外交に関わってきた連中ですから、重光葵が戦前戦中何をしていたのか? そして何で戦犯にされたかは重々知っていたのです。

 ええ、これで芝居は終わったのです。
 
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 前記のようにこの芝居は元々、戦勝国が戦果を得られなかった代わりに、裁判と言う形の芝居をすることで、何とか戦勝国としての体裁を繕う為の物でした。

 そしてそんな形で体裁を繕う必要があったのは、手っ取り早くこの戦争のケリをつけて、対ソ防衛の為に日本を自分達の陣営に加える為です。 

 で、サンフランシスコ講和条約の締結でこの目的が達成できたのです。
 サンフランシスコ講和条約で日本は自由主義陣営側に入り、ソ連を外しました。
 
 だからこれ以上芝居を続ける必要はなくなりました。 それで重光葵も戦犯役を解かれました。

 そしてそうした芝居上演の理由を定かに知らない連合国の一般国民も、これに抗議はしていません。

 彼等もまたこれで過去の戦争についての心の整理を済ませて、これから日独と組んで目の前の敵に立ち向かう覚悟を決めたのです。

 だからワタシは彼等を「賢い人達」だと思うのです。
 これが朝鮮人のレベルなら目の前の敵よりも、過去の怨念に延々と拘りますから。

077

 しかし芝居は終わってもその影響は残ります。
 それどころか優れた演劇は、真実以上の説得力を持つのです。

 吉良上野介は「忠臣蔵」で、リチャード三世はシェークスピアの「リチャード三世」で稀代の悪人とされました。
 
 歴史の事実より演劇に酔う人は、今も吉良上野介やリチャード三世を極悪人と信じています。

 だから日本にも、また連合国側にもA級戦犯を極悪人と信じているお馬鹿さんがいるのは仕方がありません。

 そして中国と韓国はこのお馬鹿さん達の支援を宛てにして、今も終わった芝居の正義の味方を演じようとしているのです。

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 安倍さんは明日真珠湾で慰霊をするそうです。
 
 ワタシはこれはそのどうしようもないお馬鹿さん達に「芝居は終ったから、もう君達の出番はないよ。」と教えてあげる為だと思います。

 この年の瀬にワザワザ真珠湾に行くのもご苦労な事ではあります。

 しかしこの芝居はもう60年前に終わったはずなのに、今もそれがわからない人がいるのだから仕方ありません。

  1. 戦後民主主義
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コメント

 我が国と戦っていない中国共産党と韓国が正義の味方を演じているだけでも滑稽なのに、日米という主役が明日この芝居の終幕を迎えてもまだ演じ続けようとしているのはお気の毒としか言いようがありません。

 「遼寧」が25日に宮古海峡を航行して武力を誇示して見せたのは、米国と共に悪の大日本帝国と戦った(と思いたい)中国共産党の涙ぐましい迷演技ということでしょうか?しつっこいですね。

 本当に戦った米海軍は、特攻した飯田中佐を祀ってくれているそうで、そこに初めて我が国の首相が献花したことはとても意義のある事だと思います。その他にも、米軍の国立太平洋記念墓地や明治元年移民渡航之碑、旧日本海軍墓碑、ハワイ移民慰霊碑、えひめ丸の碑に献花されたそうです。

【安倍首相、和解の象徴の飯田記念碑でも献花へ】
・・・米海軍は、飯田中佐の勇気と献身をたたえ、敵であるにもかかわらず基地内に埋葬した。真珠湾攻撃30年に当たる46年には、基地内に記念碑を建立。現在も米海兵隊により維持・管理され、56年以降は毎年法要が行われている。・・・
http://www.sankei.com/politics/news/161227/plt1612270009-n1.html

  1. 2016-12-27 23:22
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  3. 都民です。 #-
  4. 編集

 真珠湾での安倍総理とオバマ大統領の演説が終わり、本当に戦後の幕が下りたような気がします。

 ところで渋谷の放送局が、中国・韓国・北朝鮮のことは生中継をたくさんするのに、今回は放送したくないみたいで総理の演説の途中から始まり怒り心頭です。それに引き換え、受信料もとらないのに日経は頑張っていて、良く纏まられたハワイでの慰霊や関係者のインタビューの動画や記事がありましたのでご覧ください。

【真 珠 湾 訪 問 ラ イ ブ 】
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/pearlharbor-live/
  1. 2016-12-28 09:59
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  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  我が国と戦っていない中国共産党と韓国が正義の味方を演じているだけでも滑稽なのに、日米という主役が明日この芝居の終幕を迎えてもまだ演じ続けようとしているのはお気の毒としか言いようがありません。
>
>  「遼寧」が25日に宮古海峡を航行して武力を誇示して見せたのは、米国と共に悪の大日本帝国と戦った(と思いたい)中国共産党の涙ぐましい迷演技ということでしょうか?しつっこいですね。
>
>  本当に戦った米海軍は、特攻した飯田中佐を祀ってくれているそうで、そこに初めて我が国の首相が献花したことはとても意義のある事だと思います。その他にも、米軍の国立太平洋記念墓地や明治元年移民渡航之碑、旧日本海軍墓碑、ハワイ移民慰霊碑、えひめ丸の碑に献花されたそうです。
>
> 【安倍首相、和解の象徴の飯田記念碑でも献花へ】
> ・・・米海軍は、飯田中佐の勇気と献身をたたえ、敵であるにもかかわらず基地内に埋葬した。真珠湾攻撃30年に当たる46年には、基地内に記念碑を建立。現在も米海兵隊により維持・管理され、56年以降は毎年法要が行われている。・・・
> http://www.sankei.com/politics/news/161227/plt1612270009-n1.html

 中国のやっていることは、「忠臣蔵」の芝居が終わった後に、討ち入りに加わったわけでもない、それどころか討ち入りが終わった後で生まれた元赤穂藩士でもない人間が「我も赤穂浪士アル」と喚くような滑稽さです。

 安倍さんの真珠湾訪問は欧米にも随分報道されているのですね。
 彼等も戦勝国ですからこれに無関心ではいられないのでしょう。
 
 この訪問は成功だと思います。

 またオバマ大統領に礼を尽くした事も良かったと思います。 レイムダックに成ったらかといってあからさまに無視するような失礼な態度は日本人の本意ではありませんから。
  1. 2016-12-28 11:58
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

>  真珠湾での安倍総理とオバマ大統領の演説が終わり、本当に戦後の幕が下りたような気がします。
>
>  ところで渋谷の放送局が、中国・韓国・北朝鮮のことは生中継をたくさんするのに、今回は放送したくないみたいで総理の演説の途中から始まり怒り心頭です。それに引き換え、受信料もとらないのに日経は頑張っていて、良く纏まられたハワイでの慰霊や関係者のインタビューの動画や記事がありましたのでご覧ください。
>
> 【真 珠 湾 訪 問 ラ イ ブ 】
> https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/pearlharbor-live/

 日本のマスゴミはまだ必死に東京裁判史観にしがみついているのですね。 彼等は東京裁判史観と共に消滅するしかないでしょう。
  1. 2016-12-28 12:00
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  3. よもぎねこ #-
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中韓が未だに戦犯だ、軍国主義だ、ファシズムだとわめくのは、呼応する勢力が、未だに日本国内に根強くあるからではないでしょうか?
要人が靖国神社に参拝する度に、ほとんど全てのメディアが、まるで不祥事でも起こしたかのような報道。
衰退中とはいえ、未だこうしたメディアが全国規模で影響を持っているわけで、公共放送までその一味となっている始末。
こういった勢力の影響力が皆無に近くなり、利用できなくなるとわかれば、中韓の策動も弱まるような気がしますが、甘いですかね?

江戸時代の再評価が、ここ20年くらい進んでいるように思いますが、戦前の再評価もそろそろあってもいいかもしれない。
失敗もあれば、現在よりまっとうだった部分もあると、戦前暗黒時代観にもうしばられなくてもいいでしょう。
戦争中は、どこの国も程度の差はあれ、統制が強化されるのは当然ですしね。
  1. 2016-12-28 13:37
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  3. 二郎 #-
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【真珠湾慰霊】敵性国家CHINAは内政干渉をやめろ。国内メディアは幇助をしていることに気づけ。
https://samurai20.jp/2016/12/yakamashii/
もしも戦争が始まっているのであれば、
「いま戦争に参加しているプレーヤーは、メディア」

※小坪議員の言われるように既に戦争は始まっているとしたら、中共の意見に賛同するようなメディアは完全に外患誘致罪の対象ですね。
  1. 2016-12-28 15:58
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  3. taigen #-
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Re: タイトルなし

> 中韓が未だに戦犯だ、軍国主義だ、ファシズムだとわめくのは、呼応する勢力が、未だに日本国内に根強くあるからではないでしょうか?
> 要人が靖国神社に参拝する度に、ほとんど全てのメディアが、まるで不祥事でも起こしたかのような報道。
> 衰退中とはいえ、未だこうしたメディアが全国規模で影響を持っているわけで、公共放送までその一味となっている始末。
> こういった勢力の影響力が皆無に近くなり、利用できなくなるとわかれば、中韓の策動も弱まるような気がしますが、甘いですかね?

 全くその通りです。
 日本国内に何としても東京裁判史観を守りたい人達がいて、それに中韓が便乗しているのです。

 そもそも50年代にケリのついた第二次大戦の清算を、80年代以降蒸し返したのは朝日新聞始め日本の自称リベラルメディアですからね。

> 江戸時代の再評価が、ここ20年くらい進んでいるように思いますが、戦前の再評価もそろそろあってもいいかもしれない。
> 失敗もあれば、現在よりまっとうだった部分もあると、戦前暗黒時代観にもうしばられなくてもいいでしょう。
> 戦争中は、どこの国も程度の差はあれ、統制が強化されるのは当然ですしね。

 そうです。 今歴史学者の殆どが全て戦後生まれです。

 だから善悪正否からは距離を置いて、冷静な研究をするべきです。
  1. 2016-12-28 20:25
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 【真珠湾慰霊】敵性国家CHINAは内政干渉をやめろ。国内メディアは幇助をしていることに気づけ。
> https://samurai20.jp/2016/12/yakamashii/
> もしも戦争が始まっているのであれば、
> 「いま戦争に参加しているプレーヤーは、メディア」
>
> ※小坪議員の言われるように既に戦争は始まっているとしたら、中共の意見に賛同するようなメディアは完全に外患誘致罪の対象ですね。

 元々靖国参拝問題も、慰安婦強制連行捏造も全部朝日新聞など国内メディアが作った騒動です。

 戦前と同様、日本のメディアって外患誘致を続けているのです。
  1. 2016-12-28 20:27
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  3. よもぎねこ #-
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ほじくり返されると困るのは戦勝国のほう

>こんな事でコロリと騙されるって英米仏蘭人って馬鹿なのでしょうか?でもワタシは結構賢いと思います。なぜなら彼等もこれがインチキ臭い事ぐらいはわかっていたのでしょう?

そもそもフランスとオランダは、中華民国と同じで、連合国の側にいたから「戦勝国」を名乗っているだけで、実際の戦闘では負けっぱなしでしたよね。他のヨーロッパの戦勝国もそうです。アメリカ・イギリス・ソ連以外の国は「自称戦勝国」「なんちゃって戦勝国」です。

さらに言えば、ヨーロッパの「自称戦勝国」「なんちゃって戦勝国」は、「国土をドイツに占領されても亡命政府がドイツと戦った」「国民はレジスタンス活動をしてドイツと戦った」という事にしていますが、実際は、ナチスドイツに賛同してホロコーストに協力した国民のほうが多かったのです。

オランダ・ベルギー侵攻 - 世界史の窓
http://www.y-history.net/appendix/wh1505-024.html
>オランダには1931年にヒトラーに共鳴した国家社会主義運動は始まり、ナチス政党が約9万の勢力を有していた。ドイツ軍とオランダのナチ党は、全オランダの反ナチ派約30万を連行し、ドイツ各地で強制労働に従事させ、さらに約10万のユダヤ人を強制収容所に送った。

フランスは、ずっと「ド・ゴール将軍が率いる亡命政権がドイツと戦った」という事にしてきましたが、当時、国際的に承認されていた正統なフランス政府はヴィシー政権で、ヴィシー政権はナチスドイツのホロコーストに協力していました。最近ではフランスの左翼がこれを追及しています。

ヴィシー政府 - 世界史の窓
http://www.y-history.net/appendix/wh1505-030.html
>国際的には正統なフランス政府としてアメリカ、ソ連など多数の国に承認されたが、ド=ゴールなどドイツに抵抗して亡命した勢力を受け入れたイギリスはヴィシー政府を承認しなかった。
>特にナチス=ドイツに倣って過酷なユダヤ人政策をとったことは後に大きな問題となった。1942年7月、ヴィシー政府はパリに住む1万3千人のユダヤ人を逮捕し、強制収容所に送ったのを始め、フランス各地で「ユダヤ人狩り」を繰り広げた。

また、イタリアは第二次世界大戦中にムッソリーニが失脚したことで、枢軸国側から連合国側へ寝返り、日本にも宣戦布告しています。

終戦1ヵ月前に日本に宣戦布告し"戦勝国"になったイタリア - SBCr Online
http://online.sbcr.jp/2015/07/004083.html

勝ち馬に乗ろうとして1945年になってから日本に宣戦布告してきた国は、ソ連やイタリア以外にも、こんなにたくさんあります。

日本の交戦国一覧
http://www.h3.dion.ne.jp/~duke/politics/kousenkoku1.html

これらの事をほじくり返されると困るのは、むしろ「自称戦勝国」「なんちゃって戦勝国」のほうでしょう。
「第二次世界大戦は『正義の連合国 VS 邪悪な枢軸国』の戦いだった」「国土をドイツに占領されても亡命政府がドイツと戦った」「国民はレジスタンス活動をしてドイツと戦った」という神話や物語は、ほとんどが嘘なわけですから。

ヨーロッパの多くの国が、ナチスドイツとホロコーストについて検証・再評価することを法律で禁止しているのは、そういう事情もあるんだと思います。

ホロコースト否認を規制する法律|ホロコースト否認 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E5%90%A6%E8%AA%8D#.E3.83.9B.E3.83.AD.E3.82.B3.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.83.88.E5.90.A6.E8.AA.8D.E3.82.92.E8.A6.8F.E5.88.B6.E3.81.99.E3.82.8B.E6.B3.95.E5.BE.8B

思うんですが、戦後は自由主義陣営に入った西ヨーロッパ諸国でも、1970年代くらいまでは日本やアメリカ以上に左翼運動が盛んだったのは、ヨーロッパの右派・保守派は、みんな脛に傷を持っていて、左翼を批判できなかったからじゃないでしょうか。実際、1980年代までの西ヨーロッパで、共産党が一番強かった国は、戦前はファシスト政権だったイタリアです。

そして、その後も右派・保守派があまり強く反論できないのをよいことに、左派・リベラル派が力を伸ばしてゆき、今の「リベラルな」ヨーロッパが出来上がったんじゃないかと思います。そう考えると、第二次世界大戦でいちばん得をしたのは、自由主義陣営の戦勝国でも、左翼・リベラル派なんですよね。
  1. 2016-12-28 21:07
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: ほじくり返されると困るのは戦勝国のほう

> >こんな事でコロリと騙されるって英米仏蘭人って馬鹿なのでしょうか?でもワタシは結構賢いと思います。なぜなら彼等もこれがインチキ臭い事ぐらいはわかっていたのでしょう?
>
> そもそもフランスとオランダは、中華民国と同じで、連合国の側にいたから「戦勝国」を名乗っているだけで、実際の戦闘では負けっぱなしでしたよね。他のヨーロッパの戦勝国もそうです。アメリカ・イギリス・ソ連以外の国は「自称戦勝国」「なんちゃって戦勝国」です。
>
> さらに言えば、ヨーロッパの「自称戦勝国」「なんちゃって戦勝国」は、「国土をドイツに占領されても亡命政府がドイツと戦った」「国民はレジスタンス活動をしてドイツと戦った」という事にしていますが、実際は、ナチスドイツに賛同してホロコーストに協力した国民のほうが多かったのです。
>
> オランダ・ベルギー侵攻 - 世界史の窓
> http://www.y-history.net/appendix/wh1505-024.html
> >オランダには1931年にヒトラーに共鳴した国家社会主義運動は始まり、ナチス政党が約9万の勢力を有していた。ドイツ軍とオランダのナチ党は、全オランダの反ナチ派約30万を連行し、ドイツ各地で強制労働に従事させ、さらに約10万のユダヤ人を強制収容所に送った。
>
> フランスは、ずっと「ド・ゴール将軍が率いる亡命政権がドイツと戦った」という事にしてきましたが、当時、国際的に承認されていた正統なフランス政府はヴィシー政権で、ヴィシー政権はナチスドイツのホロコーストに協力していました。最近ではフランスの左翼がこれを追及しています。
>
> ヴィシー政府 - 世界史の窓
> http://www.y-history.net/appendix/wh1505-030.html
> >国際的には正統なフランス政府としてアメリカ、ソ連など多数の国に承認されたが、ド=ゴールなどドイツに抵抗して亡命した勢力を受け入れたイギリスはヴィシー政府を承認しなかった。
> >特にナチス=ドイツに倣って過酷なユダヤ人政策をとったことは後に大きな問題となった。1942年7月、ヴィシー政府はパリに住む1万3千人のユダヤ人を逮捕し、強制収容所に送ったのを始め、フランス各地で「ユダヤ人狩り」を繰り広げた。
>
> また、イタリアは第二次世界大戦中にムッソリーニが失脚したことで、枢軸国側から連合国側へ寝返り、日本にも宣戦布告しています。
>
> 終戦1ヵ月前に日本に宣戦布告し"戦勝国"になったイタリア - SBCr Online
> http://online.sbcr.jp/2015/07/004083.html
>
> 勝ち馬に乗ろうとして1945年になってから日本に宣戦布告してきた国は、ソ連やイタリア以外にも、こんなにたくさんあります。
>
> 日本の交戦国一覧
> http://www.h3.dion.ne.jp/~duke/politics/kousenkoku1.html
>
> これらの事をほじくり返されると困るのは、むしろ「自称戦勝国」「なんちゃって戦勝国」のほうでしょう。
> 「第二次世界大戦は『正義の連合国 VS 邪悪な枢軸国』の戦いだった」「国土をドイツに占領されても亡命政府がドイツと戦った」「国民はレジスタンス活動をしてドイツと戦った」という神話や物語は、ほとんどが嘘なわけですから。
>
> ヨーロッパの多くの国が、ナチスドイツとホロコーストについて検証・再評価することを法律で禁止しているのは、そういう事情もあるんだと思います。
>
> ホロコースト否認を規制する法律|ホロコースト否認 - Wikipedia
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E5%90%A6%E8%AA%8D#.E3.83.9B.E3.83.AD.E3.82.B3.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.83.88.E5.90.A6.E8.AA.8D.E3.82.92.E8.A6.8F.E5.88.B6.E3.81.99.E3.82.8B.E6.B3.95.E5.BE.8B
>
> 思うんですが、戦後は自由主義陣営に入った西ヨーロッパ諸国でも、1970年代くらいまでは日本やアメリカ以上に左翼運動が盛んだったのは、ヨーロッパの右派・保守派は、みんな脛に傷を持っていて、左翼を批判できなかったからじゃないでしょうか。実際、1980年代までの西ヨーロッパで、共産党が一番強かった国は、戦前はファシスト政権だったイタリアです。
>
> そして、その後も右派・保守派があまり強く反論できないのをよいことに、左派・リベラル派が力を伸ばしてゆき、今の「リベラルな」ヨーロッパが出来上がったんじゃないかと思います。そう考えると、第二次世界大戦でいちばん得をしたのは、自由主義陣営の戦勝国でも、左翼・リベラル派なんですよね。

 そうですね、自称戦勝国は凄く沢山あって、例えば南米諸国なども第二次大戦に便乗して、日系人の資産を没収し、更に戦後は賠償金を取っています。

 この手の国々にすればサンフランシスコ講和条約は、唯で賠償金をゲットできる美味しい話だから、これ以上文句を言う話ではなかったのでしょう。

 しかしその自称戦勝国に仲間にも入れなかったのが、韓国と中華人民共和国です。

 その二国が今も東京裁判を振り回すのだから滑稽でグロテスクな話です。

 
  1. 2016-12-29 13:15
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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